JPH01234472A - 塗料用樹脂組成物 - Google Patents

塗料用樹脂組成物

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JPH01234472A
JPH01234472A JP63060039A JP6003988A JPH01234472A JP H01234472 A JPH01234472 A JP H01234472A JP 63060039 A JP63060039 A JP 63060039A JP 6003988 A JP6003988 A JP 6003988A JP H01234472 A JPH01234472 A JP H01234472A
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bond
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Koji Kinoshita
宏司 木下
Goro Iwamura
悟郎 岩村
Akio Shoji
東海林 章夫
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Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は新規にして有用なる塗料用樹脂組成物に関し、
さらに詳細には、たとえば、自動車ボディの塗装におけ
るトップコート用としての、耐擦傷性にすぐnる上塗り
用クリヤー塗料などに利用しうる塗料用の樹脂組成物に
して、特定の化学構造を有する高分子アゾ開始剤の存在
下、ガラス転移温度領域がそnぞれに異なるα、β−エ
チレン性不飽和単量体(ビニル単量体とも言う。)を重
合せしめ、次いでかくして得らnる特定のジアゾ結合含
有重合体の存在下で、さらにガラス転移温度が異なる領
域のビニル単量体を重合せしめるという斬新な方法によ
って調製さnる特定のブロック共重合体と、特定の硬化
剤とを必須の成分とする塗料用樹脂組成物に関する。
〔従来の技術および発明が解消しようとする問題点〕自
動車ゲディの塗装として、着色顔料および/またはメタ
リック顔料を含むペースコート上に。
ウェット・オン・ウェット方式により、クリヤーコート
を塗装し、同時に焼付けをしたり、あるいは同時に常温
乾燥せしめることにより硬化塗膜を得るという、いわゆ
る2コート1ベークなる方式の塗装法が広く利用されて
いる。
また近時は、自動車塗装における一つの流行として、濃
色系のソリッド・カラー塗装や濃色系のメタリック塗装
が好まれる風潮にあるが、白色系のソリッド・カラー塗
装や淡色系のメタリック塗装に比較して、洗車機による
傷、つまり“洗車傷″が非常に目立つということから、
機械洗車における傷付き防止能、すなわち耐擦傷性のす
ぐれた塗膜ff1lえるような塗料の出現が強く要望さ
れている。
しかるに1本発明者らは上述したような業界の実状に鑑
みて、すぐれた耐擦傷性を有する価値ある塗料を求めて
鋭意検討を重ねた結果、ここに、特定の構造をもった高
分子アゾ開始剤音用いて得られるジアゾ結合含有のビニ
ル重合体の存在下で。
ガラス転移温度領域が異なるビニル単量体を重合せしめ
ることにより、こうした要求を満足するような塗料が得
られることを見い出すに及んで、本発明を完成させるに
到った。
〔問題点を解決するための手段〕
すなわち、本発明は必須の成分として、−数式%式%) で示さnる繰り返えし単位を有する化合物(a−1−1
)の2〜50重量係重量布下に、単独重合体のガラス転
移温度が0℃未膚なるα、β−エチレン性不飽和単量体
(a−1−2)の10〜49重量係と四重独重合体のガ
ラス転移温度が0℃以上60℃未満なるα、β−エチレ
ン性不飽和単量体(a−1−3)の1〜77重i%とを
重合させ、次いでかくして得ら汎るジアゾ結合含有重合
体(a−1)の存在下で、単独重合体のガラス転移温度
が60℃以上なるα、β−エチレン性不飽和単量体(a
−1−4)の10〜49重′!#、%と、前記単量体(
a−1−3)の1〜77重t%とを重合せしめて得られ
るブロック共重合体(A−1)および/ま九は前記化合
物(a−1−1)の2〜50重i%の存在下に、前記単
量体(a−1−4)の10〜49重を憾と、前記単量体
(a−1−3)の1〜77重量%とを重合せしめ、次い
でかくして得られるジアゾ結合含有重合体(a−2)の
存在下で、前記単量体(a−1−2)のlO〜49重f
%と、前記単量体(a−1−3)の1〜77重i%とを
重合せしめて得られるブロック共重合体(A−2)と、
ポリインシアネート化合物(B−1) 、あるいはブロ
ック・インシアネート化合物(B−2)および/まfc
はアばノq脂(B−3)とを含んで成る。とりわけ耐擦
温性にすぐれる塗料用樹脂組成物全提供しようとするも
のである。
ここにおいて、止揚した一般式(1)で示さnるような
繰り返えしを有する化合物(a−1−1)の代表例とし
ては、アゾビスシアノプロ/4’ノール、アゾビスシア
ノ−n−ブタノール、アゾビス77ノーI−ブタノール
またはアゾビスシアノペンタノール、あるいは「VA−
080、VA−082またはVA−086J〔和光純薬
工業昨製品〕の如き、−分子中に1個のジアゾ結合と2
個以上の水酸基とを併せ持つ7h化合物と、インホロン
ジインシアネート、メチルシクロヘ−??ノン−,4−
ジインシアネート、メチルシクロへ千サンー2,6−ジ
インシアネート、4.4′−メチレンビス(シクロヘキ
シルインシアネート)、1.3−ジ(インシアネートメ
チル)シクロへ千サン、1.4−ジ(インシアネートメ
チル)シクロへ千サン、テトラメチレンジインシアネー
ト、ヘキサメチレンジインシアネート、トリノチルヘキ
サメチレンジインシアネート、トリレンジインシアネー
トま念はキシレンジインシアネートの如きジインシアネ
ート化合物との反応生成物などが挙げられ、友とえは、
次の(n)ま九は(I[[)式で示されるような構造単
位を有するものである。
・・・[11) 〔但し1式中のnは2以上の整数であるものとする。〕
・・・CI[l”1 〔但し、式中のn Fi 2以上のgl数であるものと
する。〕かかる化合物(a−1−1)について、前掲の
一般式(1)中の繰り返し単位数(n+の範囲は特に制
限されるものではないが、有機溶剤に対する溶解性など
を考慮した場合には、約200なる範囲内であるのが望
ましい。
そして、当該化合物(a−1−1)の使用量としては、
2〜50重量%なる範囲内が適当である。
2四重係未満である場合には、塗料化時における塗装作
業性が極端に低下し北りするし、一方。
50重f係を超える場合には、塗膜の耐萼色性が逆に低
下するようになるので好ましくない。
次いで、前記したガラス転移温度が0℃未満なるα、β
−エチレン性不飽和単彊・体(a−1−2)としては、
2−エチルへキシルメタクリレート、ラウリルメタクリ
レート、ステアリルメタクリレート、エチルアクリレー
ト、n−ブチルアクリレート、インブチルアクリレート
、2−エチルへ干シルアクリレート、β−ヒドロキシル
エチルアクリレート、β−ヒドロキシグロビルアクリレ
ートまたはジ−n−ブチルフマレートなどが代表的なも
のであり、これらはブロック共重合体(A−1)ま次は
(A−2) を調製するさいに、それぞn用いらn、そ
のうち、まず、このブロック共重合体(A−1) ’に
調製するにさいしては、ソアゾ結合含有重合体(a−1
)を得る工程で必須の単量体成分として用いられるもの
であり、他方、上記ブロック共重合体(A−2)を調製
するにさいしては、ジアゾ結合含有重合体(a−2)の
存在下で重合せしめる工程で用いられるものであり、当
該単量体(a−1−2)の使用量としては、いずれの場
合においても、10〜49iiチなる範囲内が適当であ
る。
また、前記したガラス転移温度が03以上60℃未満な
るα、β−エチレン性不飽和単量体(a(−3)として
は、メチルアクリレート、n−ブチルメタクリレート、
インブチルメタクリレート、グリシジルメタクリレート
、β−メチルグリシジルメタクリレート、ジメチルアミ
ノエチルメタクリレート、β−ヒドロキシエチルメタク
リレート、β−ヒドロキシグロビルメタクリレート、モ
ノ(メタクリロイルオキシエチル)アシッドホスフェー
ト。
酢酸ビニルま次はジ−l−ブチルフマレートナトが代表
的なものでありて、これらはそれぞれブロック共重合体
(A−1)または(A−2)全調製するさいに用いられ
、該ブロック共重合体(A−1)t−調製するにさいし
ては、ジアゾ結合含有重合体(a−1) t−得る工程
と、引き続いて、この重合体(a−1)の存在下に重合
反応を行なう工程との双方で、他方。
該ブロック共重合体(A−2) 全調製するにさいして
も、ジアゾ結合含有重合体(a−2) ’(、得る工程
と。
引き続いて、この重合体(a−2)の存在下に重合反応
を行なう工程との双方で用いられるものであり。
当該単量体(1%−1−3)の使用量としては、いずれ
の場合においても、1〜77重量%なる範囲内が適当で
ある。
さらに、前記したガラス転移温度が60℃以上なるα、
β−エチレン性不飽和単量体(a−1−4)としては、
アクリル酸、メタクリル酸、メチルメタクリレート、エ
チルメタクリレート、t−ブチルメタクリレート、シク
ロヘキシルメタクリレート。
イタコン酸、マレイン酸、フマル酸またはアクリロニト
リルなどが代表的なものであって、こnらはそれぞれ、
ブロック共重合体(A−1)ま7tは(A−2)全調製
するさいに用いられ、そのうち、該ブロック共重合体(
A−2) t−調製するにさいして、ジアゾ結合含有重
合体(a−2) t−nる工程で用いられるものであり
、他方、上記ブロック共重合体(A−1)を調製するに
さいしては、ジアゾ結合含有重合体(a−1)の存在下
に重合反15’を行なう工程で用いられるものであり、
当該単量体(a−1−4)は、いずれの場合においても
、10〜490〜49重量%内が適当である。
ここでま之、前記の「−数式(1)で示される繰り返え
し単位を有する化合物(a−1−1)の存在下」とは、
当該化合物(a−1−1)を予め有機溶剤に溶解せしめ
、次いでここに前掲され念如き単量体(a−1−2)お
よび(a−1−3)の混合物、あるいは。
前掲された如き単量体(a−1−3)および(a−1−
4)の混合物を滴下せしめるという方法や、当該化合物
(a−1−1)の存在する系に、これらの単量体(a−
1−2)および(a−1−3)の混合物、あるいは単量
体(a−1−3)および(a−1−4)の混合物を滴下
せしめる方法や、パッチ中に当該化合物(a−1−1)
と、これら単量体(a−1−2)および(a−1−3)
の混合物、あるいは単量体(a−1−3)および(a−
1−4)の混合物とを重合反応の、いわゆる初期の段階
で仕込んでおいて、かかる反応を行なうという方法など
を相称するものであり、こうした諸々の方法の中から自
由に選択できることは1首うまでもない。
ま几、本発明の塗料用樹脂組成物の一必須成分たる前記
ブロック共重合体(A−1)または(A−2)を調製す
るに当九って行なわれる。いずれの重合反応も、重合温
度としては60〜140℃なる範囲内が、重合時間とし
ては6〜15時間程度が、それぞn適当である。
次に、本発明の塗料用樹脂組成物のもう一つの必須成分
たる前記したポリインシアネート化合物(B−1) 、
ブロック・インシアネート化合物(B−2)またはアミ
ノ樹脂(B−3)として代表的なものを挙げれば、下記
するようなものである。
まず、化合物(B−1)としてはトリレンジインシアネ
ート、ジフェニルメタンジインシアネートもしくはキシ
レンジインシアネートの如き芳香族ジインシアネート:
テトラメチレンジインシアネート、ヘキサメチレンジイ
ンシアネートもしくはトリメチルヘキサンジインシアネ
ートの如き脂肪族ジインシアネート;ま念はインホロン
ジインシアネート、メチルシクロヘキサン−2,4−ジ
インシアネート、メチルシクロヘキサン−2,6−ジイ
ンシアネート、4.4’−メチレンビス(シクロヘキシ
ルインシアネート)もしくは1,3−ジ(インシアネー
トメチル)シクロヘキサンの如き脂環式ジインシアネー
トヲはじめ、これらの各ジインシアネート化合物とエチ
レングリコール、プロピレングリコールもしくはトリメ
チロールグロパンの如き多価アルコール類、またはイン
シアネート基と反応しうる官能基を有する。念とえば5
00〜2,000程度の数平均分子tをもつ念極めて分
子量の低いポリエステル化合物(油変性タイプのものを
も含む。)との付加物などが挙げられる。
次いで、化合物(B−2)としては、前掲され念如き各
種のポリインシアネート化合物(B−1)を、念とえば
、フェノールもしくはクレゾールの如き(アル千ル)フ
ェノール類、芳香族2級アミン類、3級アルコール類、
ラクタム類ま九はオキシム顛などの、活性水素を含有す
る化合物でブロック化せしめ念ものが代表的なものであ
る。
なお、かかる化合物(B−2)には、解離触媒(解離促
進剤)として、公知慣用の有機錫化合物などが使用でき
ることは勿論である。
そして、これらポリインシアネート化合物(B−1)ま
たはブロック・インシアネート化合物(B−2)の。
前記し几ブロック共重合体(A−1)および/または(
A−2)に対する使用量としては、水酸基当量とインシ
アネート基当量との比が1 : 1.2〜1:0゜8な
る範囲内が適当である。
さらに、樹脂(B−3)としては、C4〜C4なる1価
アルコールでエーテル化されたメラミン樹脂。
アセトグアナミン樹脂、ベンゾグアナミン1尉月旨ま九
は尿素樹脂などが代表的なものであるが、耐候性などの
点からは、メラばン樹脂の使用が望ましく、就中、n−
ブチルエーテル化メラミン樹脂の使用が望ましい。
そして、かかる樹脂(B−3)の使用量としては、前記
したブロック共重合体(A−1)および/ま念は(A−
2)の100重量部に対して10〜100重量部、好ま
しくは15〜65重量なる範囲内が適当である。
ま念、当該樹脂(B−3)の硬化にさいして、硬化助剤
(硬化促進剤)として、比とえば、−4ラドルエンスル
ホン酸、ドデシルベンゼンスルホン酸まfcハシノニル
ナフタレンスルホン酸あるいはそれらのアミン・ブロッ
ク化物の如き6種触媒などを用いてもよいことは勿論で
ある。
かくして得られる本発明の塗料用樹脂組成物は、自動車
ボディ塗装におけるドッグコートに主として用いられる
が、電機製品などの金属素素材や。
グラスチックスま念は木材などへの利用もまた可能であ
る。
〔実施例〕
次に、本発明を参考例、実施例および比較例により一層
具体的に説明することにする。以下において、部および
係は特に断りのない限りは、すべて重量基準であるもの
とする。
参考例1〔化合物(a−1−1)の調製例〕攪拌機、温
度計および還流冷却器を備えた反応器に、アゾビスシア
ノインタノールの24.Om、クロロホルムの28.0
部およびジーn−ブチル錫オクテートの0.015部を
仕込んで氷冷した。次いで、ここにヘキサメチレンジイ
ンシアネートの16.8部を発熱に注意しながら徐々に
滴下した。
滴下終了後、25℃に加温して、攪拌下に24時間、反
応を継続させた。
しかるのち、メタノールの10部全添加し、2時間、攪
拌下に保持して反応を完結させた。
反応終了後、系内金減圧にしてクロロホルム全除去し1
反応生成物をデシケータ−内に移し、24時間に〕■っ
て減圧乾燥せしめ、こうして目的化合物を得た。
このものは、グル7+<エージ、ン・クロマトグラフィ
ーのポリスチレン換算で、6.Zooなる数平均分子f
を有するものであり、したがって、−分子中に平均14
.2個のジアゾ結合含有するものであることが知れる。
参考例(同上) 参考例1と同様の反応器に、アゾビスシアノペンタノー
ルの18.6部、メチルエチルケト/の62.7部およ
びジーn−ブチル錫オクテートの0.015部を仕込ん
で氷冷した。次いで、ここにインホロンジインシアネー
トの22.2部を発熱に注意しながら徐々に滴下し念。
滴下終了後、25℃に加温して2時間のあいだ、攪拌下
に反応を続行させた。
かくして、fルバーミエーション・クロマトクラフィー
による。ポリスチレン換算で求められた数平均分子蕾が
7,900で、したがって、−分子中のジアゾ結合数が
平均17.9個なる目的化合物の、40.1%なる不揮
発分の溶液を得念。
参考例3および4(同上) 一分子中に1個のジアゾ結合と2個以上の水酸基とを併
せ有する化合物、およびジインシアネート化合物全第1
表に示されるような組成で用いるように変更し九以外は
、参考例1と同様にして、目的化合物を得念。
参考例5〜9(同上) 一分子中に1個のジアゾ結合と2個以上の水酸基とを併
せ有する化合物、およびシイ/シアネート化合物を第1
表に示されるような組成で用いるように変更した以外は
、参考例2と同様にして目的化合物を得た。
/ / 参考例10〔ブロック共重合体(A−1)の調製例〕参
考例1で得られた化合物(ab−1)の10部、ラウリ
ルメタクリレートの20部、インブチルメタクリレート
の10部、トルエンの70部およびN−メチルピロリド
ンの30部を仕込んだ、攪拌機、温度計および還流冷却
器を備えた反応器を、攪拌しながら80℃に昇温して同
温度に3時間保持せしめた。
次いで、ここにメチルメタクリレートの18部。
スチレンの20部、β−ヒドロ千シメタクIJ L/−
トの20部およびアクリル酸の2部の混合物全2時間か
けて滴下し比。滴下終了後も同温度に24時間、攪拌下
に保持して重合反応を続行させた。
かくして得られた目的共重合体は不揮発分が50.0%
なるものであり、グル/4’−ばニージョン・クロマト
グラフィーによる。ポリスチレン換算の数平均分子量が
18,000なるものであつ次。
参考例11〜20 (ブロック共重合体(A−1)ま九は(A−2)の調製
例〕第2表に示されるような化合物(a−1−1)なら
びに、二群のα、β−エチレン性不飽和単量体全用いる
ように変更した以外は、参考例10と同様にして目的共
重合体(A−1)または(A−2) ’に得九〇参考例
21 〔対照用ランダム共重合体(Aつの調製例〕トル
エンの63部およびN−メチルピロリドンの27部を仕
込んだ、攪拌機、温度計および還流冷却器を備え念反応
器を攪拌しながら110℃に昇温して、ここにメチルメ
タクリレートの18部、スチレンの20部、インブチル
メタクリレートの10部、ラウリルメタクリレートの2
0部、β−ヒドロキシエチルメタクリレートの20部お
よびアクリル、酸の2部とアゾビスインブチロニトリル
の1.0部とよりなる混合物を5時間かけて滴下し、滴
下終了後も同温度に、24時間のあいだ攪拌下に保持し
て重合反応f、続行させた。
カくシテ、グルパーミニ−ジョン・クロマトクラフィー
のポリスチレン換算により求め念数平均分子量が16.
OOOなる目的共重合体の、不揮発分が50.21々る
対照用のランダム共重合体溶液を得念。
参考例22〜24(同上) 重合用溶剤として、トルエン/N−メチルピロリドン=
70730(重量比)なる混合物を用いて、不揮発分が
50係なる対照用ブロック共重合体溶液となすようにし
、かつ、第3表に示されるような開始剤ならびにビニル
単葉体を用いるように変更した以外は、参考例21と同
様にして目的共重合体の溶液を得た。
乙−一つ //゛ 7・″ / / 実施例1 参考例 で得らnたブロック共重合体(A−1−1)の
50部に、「スーパーベッカばン t、−u7−60」
〔大日本インキ化学工業@製のn−ブチルエーテル化メ
ラミン樹脂;不揮発分=601)の17.9部を混合せ
しめ、メチルエチルケトンで、フィードカッグ≠4で2
5秒となるように希釈せしめ、次いでこれをエアースグ
レーにより、通常、自動車に用いられている中塗り塗料
を塗装した電着板に予めメタリック塗料を塗装してセツ
ティングしたのちに塗装せしめ念。
しかるのち、10分間のセツティングを行なりてから、
140℃で25分間焼付けて硬化塗膜を得友。
実施例2〜13および比較例1〜6 第4表に示されるようなブロック共重合体ま之はランダ
ム共重合体と硬化剤とを用い、かつ、同表に示さnるよ
うな硬化条件ないしは強制乾燥条件によって行なうよう
に変更した以外は、実施例1と同様にして、各種の硬化
塗膜を得た。
以上に記述された各実施例および比較例で得られたそれ
ぞれの硬化塗膜について1次に示さnるような要領で性
能の評価を行なっ念。
それらの結果は、まとめて第4表に示す。
塗膜性能の評価は、ポリインシアネート化合物(B−1
)による硬化で得られる塗膜のみに限り、強制乾燥させ
てから72時間後に行なっ友ものであるが、耐擦傷性の
評価は、塗板をクレンザ−を含んだガーゼにより、荷重
1kgで、30往復のラビング全行なっ之のちの光沢保
持率(%)を測定したものである。
/ 〔発明の効果〕 第4表からも明ら刀)なように、本発明の塗料用樹脂組
成物は耐擦傷性にすぐれるものであることが知れる。
代理人 弁理士  高 橋 勝 利 手続補正書 1、事件の表示 昭和63年特許願第60039号 2、発明の名称 塗料用樹脂組成物 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 東京都板橋区坂下三丁目35番58号 (288)大日本インキ化学工業株式会社代表者  用
  村  茂  邦 4、代理人 〒103東京都中央区日本橋三丁目7番20号5、補正
の対象 明細書の「特許請求の範囲」の欄および「発6、補正の
内容 (1)特許請求の範囲の記載を別紙のように訂正する。
(2)第6頁2行目より同頁、下から4行目に力≧けて
の記[−次のように訂正する。
「 すなわち、本発明は必須の成分として、−数式 で示される繰り返えし単位を有する化合物(、−1−1
)J (3)第18頁16行目の記載全欠のように訂正する。
「 このものは、rルパーミエーシ、ン・クロマ ト 
」 (4)  第19頁10行目の記載全欠のように訂正す
る。
「カクシテ、グルパーミェーション・クロマドグ」 (5)第21頁の「第1表」を次のように訂正する。
/ ′ノ / 〜・′ 7/′− // (6)第22頁15行目の記載を次のように訂正する0 r50.0%なるものであり、グルパーミエーシ、ン・
」 (7)第23頁16行目の記載を次のように訂正する。
「カくシテ、グルパーミェーション・クロマト グ」 <8>1it24頁の「第2表−(1)」を次のように
訂正する。
7′ 、/″ // /′ (9)第25頁の「第2表−(2)」を次のように訂正
する。
/ ■ 第27頁の「第3表」を次のように訂正する。
/ αη 第30頁の「第4表−(1) J ?次のように
訂正する。
/ / 訂正後の特許請求の範囲 (特願昭63−60039号) 1、必須の成分として、−数式 で示される繰り返えし単位を有する化合@(a−1−1
)の2〜50重量%の存在下に、単独重合体のガラス転
移温圧が0℃未満なるα、β−エチレン性不飽和単量体
(a−1−2)の10〜49重量%と、単独重合体のが
ラス転移温度がOc以上60℃未満なるα、β−エチレ
ン性不飽和単量体(−a−1−3)の1〜77重量%と
を重合させ、次いでかくして得られるジアゾ結合含有重
合体(&−1)の存在下で、単独重合体のガラス転移温
度が60℃以上なるα、β−エチレン性不飽和単量体(
a−1−4)の10〜49重量%と、前記単量体(a−
1−3)の1〜77重t%とを重合させて得られるブロ
ック共重合体(A−1)および/または前記化合物(a
−1−1)の2〜50重量%の存在下に、前記単量体(
a−1−4)の10〜49重量%と、前記単量体(a−
1−3ンの1〜77重ft%とを重合させ、次いでかく
して得られるジアゾ結合含有重合体(a−2)の存在下
で、前記単量体(a−1−2)の10〜49重量%と、
前記単量体(a−1−3)の1〜77重量%と全重合せ
しめて得られるブロック共重合体(A−2)と、ポリイ
ソシアネート化合*(R−1)、あるいはブロック・イ
ン7てネート化合*(B−2)および/またはアミノ街
脂(B−3)とを言んで成る、塗料用樹脂組成物。
2、前記した一般式 で示される繰り返えし単位を有する化合物(a−1−1
)が、−分子中に1個のジアゾ結合と2個以上の水酸基
とを併せ有する化合物とジイソシアネート化合物との反
応によって得られるものである請求項1に記載の組成物
以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、必須の成分として、 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・〔 I 〕 [但し、式中のR_1はアルキレン基、またはベンゼン
    環もしくはシクロヘキサン環のいずれかを含んだアルキ
    レン基を表わすものとし、R_2はアルキレン基、シア
    ノ基を含んだアルキレン基、アミド結合を含んだアルキ
    レン基、またはアミド結合と水酸基とを併せ有するアル
    キレン基を表わすものとし、nは2以上の整数であるも
    のとする。] で示される操り返えし単位を有する化合物 (a−1−1)の2〜50重量%の存在下に、単独重合
    体のガラス転移温度が0℃未満なるα,β−エチレン性
    不飽和単量体(a−1−2)の10〜49重量%と、単
    独重合体のガラス転移温度が0℃以上60℃未満なるα
    ,β−エチレン性不飽和単量体(1−1−3)の1〜7
    7重量%とを重合させ、次いでかくして得られるジアゾ
    結合含有重合体(a−1)の存在下で、単独重合体のガ
    ラス転移温度が60℃以上なるα,β−エチレン性不飽
    和単量体(a−1−4)の10〜49重量%と、前記単
    量体(a−1−3)の1〜77重量%とを重合させて得
    られるブロック共重合体(A−1)および/または前記
    化合物(a−1−1)の2〜50重量%の存在下に、前
    記単量体(a−1−4)の10〜49重量%と、前記単
    量体(a−1−3)の1〜77重量%とを重合させ、次
    いでかくして得られるジアゾ結合含有重合体(a−2)
    の存在下で、前記単量体(a−1−2)の10〜49重
    量%と、前記単量体(a−1−3)の1〜77重量%と
    を重合せしめて得られるブロック共重合体(A−2)と
    、ポリイソシアネート化合物(B−1)、あるいはブロ
    ック・イソシアネート化合物(B−2)および/または
    アミノ樹脂(B−3)とを含んで成る、塗料用樹脂組成
    物。 2、前記した一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・〔 I 〕 [但し、式中のR_1はアルキレン基、またはベンゼン
    環もしくはシクロヘキサン環のいずれかを含んだアルキ
    レン基を表わすとし、R_2はアルキレン基、アミド結
    合を含んだアルキレン基、またはアミド結合と水酸基と
    を併せ有するアルキレン基を表わすものとし、nは2以
    上の整数であるものとする。] で示される繰り返えし単位を有する化合物(a−1−1
    )が、一分子中に1個のジアゾ結合と2個以上の水酸基
    とを併せ有する化合物とジイソシアネート化合物との反
    応によって得られるものであることを特徴とする、請求
    項1に記載の組成物。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008056806A (ja) * 2006-08-31 2008-03-13 Dainippon Ink & Chem Inc 顔料分散剤、顔料ペースト、及び印刷インキ組成物
JP2014055229A (ja) * 2012-09-12 2014-03-27 Mitsui Chemicals Inc 硬質熱可塑性ポリウレタン樹脂、その製造方法および成形品

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