JPH01234321A - 親水性長石の製造法及び該長石の用途 - Google Patents

親水性長石の製造法及び該長石の用途

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JPH01234321A
JPH01234321A JP63059503A JP5950388A JPH01234321A JP H01234321 A JPH01234321 A JP H01234321A JP 63059503 A JP63059503 A JP 63059503A JP 5950388 A JP5950388 A JP 5950388A JP H01234321 A JPH01234321 A JP H01234321A
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JP
Japan
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feldspar
hydrophilic
hydrophobic
soln
aqueous solution
Prior art date
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Pending
Application number
JP63059503A
Other languages
English (en)
Inventor
Masashige Nishikawa
西川 正成
Haruo Fujita
藤田 晴生
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TAIWAN TOKAI KOFUN YUGENKOSHI
Tokai Kogyo Co Ltd
Original Assignee
TAIWAN TOKAI KOFUN YUGENKOSHI
Tokai Kogyo Co Ltd
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01BNON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
    • C01B33/00Silicon; Compounds thereof
    • C01B33/20Silicates
    • C01B33/26Aluminium-containing silicates, i.e. silico-aluminates

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Silicates, Zeolites, And Molecular Sieves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 、(産業上の利用分野) 本発明は親水性長石の製造法及び該長石の用途に関する
(従来の技術) 石英、Fears等の不純物を含有する原鉱石より不純
物を除去し長石を精製する方法として浮遊選鉱法が採用
されている。かかる浮遊選鉱法においては、原鉱石を粉
砕しこれにアミン塩等の捕集剤を加えて長石を疎水性に
し、この疎水性長石を水に分散し気泡を吹込んで長石を
浮上させて分離するいわゆるホウマツ浮選法が採用され
ている。
かかる方法により得られる疎水性長石は他の親水性原料
と混合し泥漿を作ることが困難であるのでかかる用途に
使用することができないという課題がある。更に、Fe
、O−等の不純物が充分に除去されていないため、かか
る不純物の少ないものが要求されている用途例えばガラ
ス原料としては使用できないという課題があった。
(発明が解決すべき課題) 本発明は従来技術が有していた上記課題を解決し、親水
性でかつFezOz等の不純物の含有量が少ない長石を
製造する方法及び該長石の用途の提供を目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は疎水性長石をアルカリ水溶液で処理し表面を親
水性にする親水性長石の製造法及びその用途を提供する
ものである。
本発明において使用される疎水性長石としては、特に限
定されるものではなく表面が疎水性を示すものであれば
広範囲に使用することができる。中でも石英等を含有す
る原鉱石からホウマツ浮遊選鉱法により石英等を除去し
て得られた疎水性長石は本発明の処理を行うことにより
Fears等の不純物が除去されるので特に好適である
。かかる疎水性石は例えば次のようにして製造される。
原鉱石を1 m1mより小さい粒径に粉砕し、これを炭
素数18個程度の高級アミン水溶液に入れ、水溶液のP
Hを2〜5程度に調整する。これにより長石は疎水性に
なり1石英等は親水性になる0次いで水溶液中に空気を
吹込むことにより疎水性長石は気泡と共に浮上し、石英
等はそのまま残存するので浮上した長石な収集すること
により疎水性長石が得られる。
本発明において、疎水性長石を処理するアルカリ水溶液
としてはPHIO未満では親水性長石を得るために長時
間を要するのでPHIO以上のものが好ましい、また、
かかる水溶液を得るための塩基としてはアルカリ金属の
水酸化物及びアルカリ金属の炭酸塩が、本発明の目的を
達成するうえで効果が大きいので好ましい、中でもNa
OH,NazCOsは入手、取扱いが容易である上比較
的安価であるので特に好ましい。
かかるアルカリ水溶液により長石を処理するに当っては
、長石の表面とアルカリ水溶液とが接触できるものであ
れば特に限定されない0例えば、疎水性長石を収容した
容器に常温のアルカリ水溶液を添加しこれを撹拌するこ
とにより親水性長石を得ることができる。この場合、ア
ルカリ水溶液の量は少な過ぎると親水性長石を得るのに
長時間を要し生産性が低下するので好ましくなく、多過
ぎるとアルカリ水溶液が無駄になり生産コストが上昇す
るので好ましくない、好ましいアルカリ水溶液の量は長
石1重量部に対し0.5〜5重量部の範囲である。また
長石とアルカリ水溶液との接触時間1〜30分間程度で
目的を達成することができる。別の方法としては、疎水
性長石を収容した容器にアルカリ水溶液を添加するのみ
でこれを撹拌しなくても親水性長石を得ることができる
なお、使用するアルカリ水溶液は室温度のものでその目
的を達成することができるが常温以上に加熱されたもの
も使用できる。
かかるアルカリ水溶液の処理によりFearsも除去さ
れる0例えば疎水性長石に0.2%程度含まれていたF
exOaは、かかる処理により0.1%程度に減少する
か(して得られた親水性長石はこのようにFearsの
含有量が少ないので、かかる長石の要求されるガラス原
料として特に効果的に使用される。かかる長石を使用す
るガラスは、次のようにして製造される。
所定粒度に調整した珪砂、石灰石、苦灰石、水酸化マグ
ネシウム、炭酸ストロンチウム、炭酸バリウム、鉛丹、
ソーダ灰等の他の原料と長石とを製造すべき組成になる
ように秤量する。
次いでこれをミキサーにより混合しバッチを調整する0
次いでこのバッチを単独でまたはカレット共に溶融炉に
投入し加熱して溶融しガラス化する0次いで溶融したガ
ラスを清澄し成形温度に調整した後フロート法、ロール
アウト法、プレス法等により所望形状に成形する。
かくして製造されたガラスは長石からのFe2O3が少
ないため可視光線透過率に優れているため、板ガラス、
ブラウン管のパネルガラスとして特に効果的である。
(実施例) 石英を含有する原鉱石を1 m/m以下の粒径に粉砕し
、これを容器に入れた0次いで、牛脂アミンアセテート
の水溶液(濃度2.5%)を容器に添加し3分間攪拌し
た0次いで、アミン水溶液を除去した後、弗酸によりP
)13に調整した水溶液を添加し、これに10分間空気
を吹込んで長石を浮上させ1石英と分離した1次いで、
浮上した長石を集取し、その特性を調べた結果疎水性を
示した。また、この長石にはFe2O3が約0.2%含
まれていた。
次いで、この疎水性長石1000kg、水3000kg
及び濃度46%の水酸化ナトリウム3βを容器に入れ、
常温で3分間撹拌し処理した。この長石を含有する水溶
液のPHは11である。
かくして処理した長石について特性を調べた結果、表1
に示す如く親水性を示した。この長石のFears含有
量は0.1%に減少していた。
同様にして別のアルカリ水溶液を使用して処理し、それ
について測定した結果を同表に併記した。
なお、親水性の測定は次ぎのようにして行なった。
2.8 cmφX6cmのガラス製容器に長石を22g
入れ、これに蒸留水15ccを注入して静置し長石層へ
の水の含浸速度を測定した。
なお、アルカリ水溶液による処理を行う前の長石は、2
4時間後においても長石層への水の含浸は検出されなか
った。
(発明の効果) 本発明により製造される長石は親水性であるためその利
用範囲が拡大される1例えば、他の原料と混合して泥漿
にし溶接棒の被覆材として使用できる。
また、アルカリ水溶液の処理によりFernsが除去さ
れるので、かかる長石を使用して製造された硝子は可視
光線透過率に優れる。従って、かかる特性の要求される
板ガラス、ブラウン管のパネルガラス等の原料に適して
いる。
表  1

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)疎水性長石をアルカリ水溶液で処理し表面を親水
    性にする親水性長石の製造法。
  2. (2)前記疎水性長石はアミン塩を捕収剤として使用し
    浮遊選別法により選別されたものである請求項1記載の
    親水性長石の製造法。
  3. (3)請求項1又は2記載の製造法により製造された親
    水性長石を原料の1部として使用しガラスを製造するガ
    ラスの製造法。
JP63059503A 1988-03-15 1988-03-15 親水性長石の製造法及び該長石の用途 Pending JPH01234321A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6000862A (en) * 1995-10-12 1999-12-14 Dainippon Screen Mfg. Co. Ltd. Substrate developing method and apparatus
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