JPH01234176A

JPH01234176A - 電動工具

Info

Publication number: JPH01234176A
Application number: JP2059989A
Authority: JP
Inventors: Fusao Fushiya; 伏屋　房男; Michio Okumura; 道男奥村
Original assignee: Makita Electric Works Ltd
Current assignee: Makita Corp
Priority date: 1989-01-30
Filing date: 1989-01-30
Publication date: 1989-09-19

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）この発明はピストル型状のスクリュードライバ。

電動ドリル、ドライバドリル等の：電動工具に関する。

（従来の技術）一般に、ピストル型状の上記電動工具ではグリップを片
手で握持した状態で使用することが多く、グリップの内
側上部のトリガを押圧操作するのでグリップを回転工具
の回転軸線から離隔した位置で握持して作業を行ってい
た（発明が解決しようとする問題点）したがって、工具本体に対する握持状態が不安定で作業
性が劣化する問題点があった。

本発明の目的は工具本体に対する作業中の握持状態を安
定化して作業性を良化しろる電動工具を提供することで
ある。

（問題点を解決するための手段）本発明はピストル型状の工具本体のハウジングにはトリ
ガ操作用の指に隣接する指を挿入して前記ハウジングの
グリップを回転工具の回転軸線に接近した位置で握持す
るために前記トリガの上方に隣接された凹陥部を形成し
た電動工具を要旨とするものである。

（作用）本発明の電動工具はハウジングのグリップにトリガ操作
用の指に隣接する指を挿入するための凹陥部を形成して
グリップを回転工具の回転軸線に接近した位置で握持し
て作業しつるように構成したものである。

（実施例）次に、本発明の一実施例を図面にしたがって説明する。

電動工具の工具本体りのハウジング１は左右１対の殻体
が縦割り状の２分割可能に組付けられて側面はぼ逆り型
状でピストル型状に形成され、その後端下部に形成され
たグリップ１ａ内には電池５を収納するｋめの電池室２
が形成されるとともに、電池室２の上方にはモータ６を
収納するためのモータ室３が連設され、さらに、モータ
室３の前方には工具本体りの先端に可転支持されたヂト
ック７にモータ６の回転を伝達するギヤ系８を収納する
ためのギヤ室４がｆ！設されている。

チャック７に挿着される回転工具Ｋを挿入して取出し可
能に収納するために前方および下方開放の溝状に形成さ
れた収納部９はハウジング１の下端で電池室２の下方に
対し前後方向に沿って凹設され、その両側下端縁の中央
部付近には収納された回転工具Ｋを係止するための左右
１対の突起９ａがそれぞれ若干凸段されている。

水準器収納室１１は透明合成樹脂材のチューブ１０ａ内
に挿入されて保護された水準器１０を、チャック７に挿
着した回転工具の回転軸線ａと平行に横置した状態で収
納するためにモータ室３の上方に連設され、その上端に
は水準器１０を透視するための窓部１１ａが開口されて
いる。

チャック７を回動操作するチャック回動用工具１２を取
外し可能に弾性掴持するために断面がほぼ横Ｃ型状に形
成された工具ホルダ１３はギヤ室４の後端上方に凹設さ
れた凹部１７内に係着されている。

トリガ１４はこのトリガ１４を押圧操作および解放操作
してモータ６を起動、停止するためにハウジング１のグ
リップ１ａの上端付近前側に対し後方への傾動動作およ
び前方への弾性復帰動作可能に下端支持され、上方へ突
出された操作片１４ａを備えている。

電池室２内の上端でトリガ１４の上方に設置された変速
スイッチ１６は電池５の両端子とモータ６の両端子とに
接続された操作回路をトリガ１４の押圧操作および解放
操作で閉路および回路するために電池５の両端子と、モ
ータ６の両端子とにそれぞれ接続された２つの常開接点
と、操作回路を開路してモータ６を停止させるときにモ
ータ６の両端子を短絡して逆起電力を発生させるために
モータ６の両端子に接続された常閉接点とを備えるとと
もに、変速スイッチ１６内にはトリガ１４の操作片１４
ａに対し前後方向への連動可能に連繋された可動片１６
ａがスライド可能に装入され、さらに、変速スイッチ１
６の各接点はトランジスタを組込んだ変速制御回路に接
続されている。そして、トリガ１４を後方へ押圧操作し
たときには可動片１６ａがトリガ１４に連動して後退す
る途中で電池５の両端子とモータ６の両端子との間に接
続された前記両常間接点の一方がＯＮとなってモータ６
は変速制御回路に接続されてモータ６が起動し、さらに
、トリガ１４への押圧力を調整して可動片１６ａのｖｔ
ｔ返位置を調節すると、可動片１６ａに係止された図示
しないブラシと、変速＆＋制御回路の抵抗基板との接触
位置が変動して七−タ６に対する抵抗値が変化するため
、モータ６をトリガ１４への押圧力に対応する出力回転
数で回転駆動することができ、また、トリガ１４を傾ｅ
端付近までざらに押圧操作して可動片１６ａを後退端付
近へ変位さＶると、前記常開接点の他方がＯＮとなって
前記変速制御回路が短絡し、モータ６に対する抵抗値が
減殺されてモータ６を最大回転数で回転駆動することが
できる。

そして、トリガ１４を解放操作して原位置へ復帰させる
と、可動片１６ａが前進端へｍ帰し、変速スイッチ１６
の前記両常間接点がそれぞれＯＦＦとなって、モータ６
に対する電池５雷源の供給が停止されるとともに、前記
常開接点がＯＮとなってモータ６の両端子器が短絡し、
モータ６をアーマチュアショートで制動してモータ６の
慣性回転を制止することができる。

ハウジング１のグリップ１ａの上端前側に対しトリガ操
作用の指に隣接する指が挿入されるように凹設された下
方開放の凹陥部１５は例えば第２図に示すように作業者
の薬指Ｕ２および小指Ｕ３がトリガ１４に対し押圧操作
可能に当接した状態で中指Ｕ１を挿入してグリップ１ａ
を回転工具の回転軸線ａに接近した位置で親指Ｕ４とと
もに握持するためにトリガ１４の上方にｖＪ設され、そ
の後端面１５ａの下端と、解放状態のトリガ１４の前端
面１４ｂの上端とは若干の間隙を隔ててほぼ連続状に近
設されている。

続いて、上記した構成をもつ実施例の作用と効果を説明
する。

さて、本例ではハウジング１にはトリが操作用の薬指Ｕ
２に隣接する中指Ｕ１を挿入してハウジング１のグリッ
プ１ａを回転工具の回転軸線ａに接近した位置で握持す
るためにトリガ１４の上方に隣設された凹陥部１５を形
成しであるため、工具本体りを安定かつ強固に握持して
作業性および操縦性を良化しうるとともに、工具本体り
を被加工面に対し回転軸線ａと平行な方向へ的確に押圧
して押圧力を被加工面に対し効果的に付加し、ねじ締め
作業や穿孔作業を正確化しうる効果がある。

とくに、本例のように電池５をグリップ１ａに内装した
電池内蔵型電動工具の場合にはグリップ部が縦方向へ延
長されるので、トリガを操作しながらグリップを安定に
操作することが困難となるが、凹陥部１５に指を挿入す
るとトリガ１４の上方でもグリップ１ａを握持しつるの
で操作性を著しく良化することができる。

（発明の効果）すなわち、本発明はピストル型状の工具本体のハウジン
グにはトリガ操作用の指に隣接する指を挿入して前記ハ
ウジングのグリップを回転工具の回転軸線に接近した位
置で握持するために前記トリガの上方に隣接された凹陥
部を形成したことによって、工具本体を安定かつ強固に
握持して操作性を良化しうるとともに、押圧力を工具本
体に対し効果的に付加しうる効果を有する。

４、図面のｆｆ！１ｔｌｌな説明図面は本発明の一実施例を示すもので、第１図は電動工
具の一部破断側面図、第２図は使用状態を示す斜視図で
ある。

１・・・ハウジング１ａ・・・グリップ１４・・・トリガ１５・・・凹陥部Ｄ・・・工具本体

Claims

【特許請求の範囲】

電動工具本体のハウジングに形成したグリップ部位の下
部付近に収納部を凹設し、該収納部に対して前記電動工
具に使用される工具を取出し可能に収納保持せしめてな
るを特徴とする電動工具。