JPH01234099A - 発電プラントの自動制御装置 - Google Patents

発電プラントの自動制御装置

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JPH01234099A
JPH01234099A JP63060686A JP6068688A JPH01234099A JP H01234099 A JPH01234099 A JP H01234099A JP 63060686 A JP63060686 A JP 63060686A JP 6068688 A JP6068688 A JP 6068688A JP H01234099 A JPH01234099 A JP H01234099A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は発電プラントの自動制御方法およびその方法を
実施する装置に係り、特にプラントの最大定格出力まで
自動周波数制御を適用可能とする発電プラントの制御方
法および装置に関する。
〔従来の技術〕
発電プラントにおける自動周波数制御 (Automatic Frequency Cont
rol、以下AFC制御という)の目的は、新版「火力
発電」 (益山正人著、東京電機大学出版局)のP16
2、(1)自動周波数制御装置の項に記載されているよ
うに1時々刻々変動する負荷(消*電力)と発電量の差
に起因する系統周波数変動を中央給電指令所(以下中給
と記す)において検出し、系統周波数変動をなくすのに
必要な発電量の増減量を算出し、これを各発電所ごとに
配分した自動周波数調整負荷指令信号として各発電所に
伝送し、各発電所側の制御装置により発電量を基準負荷
に対して増減して、周波数変動を所定の限度内に維持す
るにある。
しかし、第5図に示したように、従来、AFC制御を行
う場合、基準負荷の上限値をプラントの最大定格出力値
から10%引き下げた値とし、下限値を最大定格出力値
の50%の値としていた。
これはこの出力の範囲がプラントとしての制御性が安定
した発電量域であること、基準負荷に対する増減量を指
示する信号である自動周波数調整負荷指令信号(以下A
FC信号という)によりプラントの最大定格出力値を越
える発電量とならないこと、の二つの要因に基いている
第6図に従来のAFC制御を行う運転(以下AFC運転
という)時における発電量特性を、プラント最大定格出
力値が10100Oの場合を例にとって示す。この発電
量特性は次の関係式で表わされる。
[MW]  =  [DPC]  + [AFCコ −
11,)ただし、 (500−α)MW≦[MW])IW≦(900+  
a )Mw< 10100O・・・ (2) 5001411≦[D P C16900Mw    
    ・=  (3)(XHW≦[A F C1≦α
Hw        −(4)ここで、 [M W]・・・発電量MW [DPCコ・・・基準負荷M11 [A F C]・・・AFC信号による負荷変動量1.
Iwα・・・AFC信号幅Hw(0≦α≦50)である
AFC運転とは、第6図を参照して説明すると、基準負
荷A。、B、またはC1でプラント運転中に、中給から
伝送されるAFC信号により、迅速にプラント発電量を
調整し、発電MA、B、またはCで運転するプラント運
転方法である。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術においては、電力消費量と発電量とのアン
バランスに起因する系統周波数変動対策として、中給か
ら各発電所へ、負荷増のA F C信号や、基準負荷信
号(DPC信号)上げ指令が出されるときに、各発電所
の潜在能力、すなわち。
最大定格出力値まで、出力を増加することが可能という
点について配慮されておらず、系統周波数変動対策とし
て各発電所の能力が100%まで活用されていなかった
本発明の課題は、A、 F C運転範囲をプラントの最
大定格出力値まで拡大するにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記の課題は、基準負荷を指示する信号と、該基準負荷
に対する増減量を指示するAFC信号とに従って発電量
を制御するAFC運転を行う発電プラントの自動制御方
法において、前記基準負荷を指示する信号に基いて自動
周波数調整負荷指令信号(’A F C信号)の上限値
を自動修正する手順を備えた発電プラントの自動制御方
法により達成される。
また、基準負荷を指示する信号の値に基いて、AFC信
号の上限値、下限値を自動修正する手順を備えた発電プ
ラントの自動制御方法によっても達成される。
さらに、本発明は、上記課題を達成する。基べ8負荷を
指示する信号に基いてAFC信号の上限値を自動修正す
る回路を備えた発電プラントの自動制御装置、ならびに
、基準負荷を指示する信号に基いて、AFC信号の上限
値および下限値を自動修正する回路を備えた発電プラン
トの自動制御装置を提供する。
〔作用〕 基準負荷を指示する信号(以下DPC信号という)の値
に基いてAFC信号の上限値が自動修正されるから、D
PC信号およびAFC信号に従っ−で制御される発電量
の値を、プラントの最大定格出力値以下に制御すること
が可能となる。
また、DPC信号の値に基いて、AFC信号の上限値お
よび下限値が自動修正することにより、プラント発電量
の値を、プラント最大定格出方値以下に、かつ、プラン
トの最小定格出力値以上に制御することが可能となる。
〔実施例〕
以下、本発明を火力発電プラントに適用した実流側を第
1図〜第3図および第7図〜第10図を参照して説明す
る。第3図は火力発電所3の概要を示し、火力発電所3
は、中給2からのDPC信号およびAFC信号を受信し
て表示するとともに運転員に報知する中操操作盤301
と、中操操作盤に接続される各操作端を制御するプラン
ト自動制御装置1とを備え、ボイラ303、ボイラ30
3からタービン加減弁317を介して蒸気の供給を受け
る高圧タービン304、高圧タービン304と同軸に設
けられ、高圧タービンを出たのち、再熱器316で再熱
された蒸気で駆動される中圧タービン305、高圧ター
ビン304および中圧タービン305と同軸に設けられ
た発電機306を主要な要素として構成されている。
プラント自動制御装置1は、中給2からの発電量要求指
令(DPC信号およびAFC信号)に基いてタービン加
減弁317の開度を調整し、同時にタービン入口蒸気を
定格の蒸気圧力、温度に保つべく給水流調弁10により
給水量を、燃料流調弁11により燃料量8を、押込通風
機(FDP)入口ダンパ12により空気敗9を制御する
次に燃焼ガスの流れについて説明する。ボイラ303で
燃焼生成された高温の燃焼ガスは、まず火炉壁水管(W
W)313、過熱器(SH)318、再熱器(RH)3
16、節炭器(ECO)312を通り、次いで一部は再
循環ガスとしてガス再循環ファン(GRF)310とガ
ス再循環ファン人口ダンパ(GRF入ロプロダンパ09
により、ガス再循環量を調整されつつ火炉内へ注入され
てWW313,5H318,RH316,EC0312
での伝熱量調整に使用され、残りの燃焼ガスは煙突を経
て大気中へ排出される。
また水蒸気系について説明すると、中圧タービン305
を出た排気は、復水器307において冷却されて復水と
なり、この復水が給水ポンプ(BFP)308によって
加圧され、給水流調弁10で給水量が調整された後、E
C0312にて加熱(給水加熱)され、WW313にて
加熱蒸発されて飽和蒸気となる。この飽和蒸気をSH3
18にてさらに過熱すると同時に、給水の一部をスプレ
弁315を通して過熱器減温器314に注入することに
より、タービン入口蒸気温度の調整を行う。
温度が調整された蒸気は、タービン加減弁317を経て
高圧タービン304へ送られる。高圧タービン304で
仕事を終えた蒸気は、RH316にて、GRF入ロプロ
ダンパ309り調整されたガス再循環量に見合ったガス
対流熱を吸収し、定格温度まで再熱されたあと、中圧タ
ービン305へ送られる。中圧タービン305で仕事を
終えた蒸気は、復水器307へ送られ、復水されてボイ
ラ給水となる。
次に本発明によるAFC運転範囲の設定を第7図を参照
して説明する。本発明では、プラントの能力を最大限に
活用するため、プラントの最大定格出力値においてもA
FC運転を行うが、プラントの発電量は最大定格出力値
を越えることはできない。そこで1本発明により拡大さ
れたAFC運転範囲においては、AFC信号による発電
址増減の許容値(以下AFC許容値という)の上限値を
、第7図の破線で示されているように、プラント最大定
格出力値を基準負荷とするとき、roMwJとする。な
お、プラント最大定格出力値を基準負荷とするときのA
FC許容値の下限値については、プラント発電量を基準
負荷であるプラント最大定格値から引き下げる方向に働
くので、制限する必要はない。
第7図において、実線S、およびS2は横軸の基準負荷
に対応して設定されるAFC許容値(上限値)を示し、
発電量増価のAFC許容値は基準負荷が900MWの点
における100MWから、破線S3に沿って下降して、
最大定格出力である10100Oを基準負荷とする点で
rO+wJとなるように、DPC信号の値に基いて自動
修正される。
発電量減側のAFC許容値(負符号側)は、先に述べた
ように制御する必要がないので、最大定格出力を基準負
荷とする点でも実線S2を延長した点となるように自動
修正される。900MWを基準負荷として運転中の発電
量増価のAFC許容値(上限値)は100MWであり、 900+w+100Mw=1000Mw  ・= (1
)であるから、最大限のAFC信号が出されても、発電
量がプラント最大定格出力値を越えることはない。
本発明を適用した場合のAFC運転時の発電量特性を、
第8図に示す。実線り。、 E、、 F、、 G。
はそれぞれ基準負荷を示し、波形MD、E、F。
GはAFC信号により変動する発電量を示している。基
準負荷G0が最大定格出力であるときの波形線Gは、下
側の線だけになっており、発電量増価のAFC信号が削
除されている。本図から明らかなように、基準負荷がプ
ラント最大定格出力値であっても、AFC運転が可能と
なっている。
第9図は、第7図に示す特性に加えて、プラントの全操
作端が自動制御され、負荷上げ指令があれば、この信号
に追従して発電量を自動にて上昇できる最小定格負荷(
以下最低運転負荷という)でもAFC運転を可能とする
AFC許容値の自動修正特性を示す。本図に示すAFC
許容値は、基準負荷がプラントの前記最低運転負荷のと
き、発電量減側のAFC許容値の下限値をrQMwJに
自動修正する実線S4の特性を備えている。なお、プラ
ントの最低運転負荷近傍における発電量増価のAFC許
容値の上限値については、プラントの発電量を最低運転
負荷から引きあげる方向に働くので、制限する必要はな
い。第9図に示されるAFC許容値特性を適用した場合
の発電量特性を第10図に示す。基準負荷が最低運転負
荷のとき、発電量減側のAFC信号値は削除されていて
、発電量範囲は、最低運転出力(最小定格出力)から最
大定格出力まで、−杯に広げられ、この全範囲でAFC
運転可能となっている。
次に本発明の第1の実施例であるプラント自動制御装置
を、第1図を参照して説明する。
プラント自動制御装置1は、DPC信号入力回路100
に接続された加算器106と、加算器106に接続され
るとともにタービン加減弁317に接続されたタービン
マスク回路107と、前記加算器106に接続されると
ともに関数発生器109.112,115に接続された
ボイラマスタ回路108と、前記関数発生器109に接
続された比較演算器110と、比較演算器110に接続
されるとともに、給水流調弁10に接続された比例積分
器111と、前記関数発生器112に接続された比較演
算器113と、比較演算器113に接続されるとともに
燃料流調弁11に接続された比例積分器114と、前記
関数発生器115に接続された比較演算器116と、比
較演算器116に接続されるとともに、FDP入ロプロ
ダンパ12続された比例積分器117と、前記入力回路
100にそれぞれ接続された関数発生器101および1
02と、AFC信号入力回路200、関数発生器101
および102に入力側を接続された低値選択器103と
、前記関数発生器101に接続された信号反転器104
と、信号反転器104と低値選択器103に入力側を接
続され加算器106に出力側を接続された高値選択器1
05とを備えている。
また、タービンマスク回路107には発電機出力側で検
出される発電機出力信号6、ボイラマスタ回路108に
はタービン加減弁317と高圧タービン304人口の間
で検出される主蒸気圧力信号13、比較演算器110に
は給水流調弁10の出口側で検出される給水量信号7、
比較演算器113には燃料流調弁11の出口側で検出さ
れる燃料量信号8、比較演算器116にはFDF311
の出口側で検出される空気量信号9、がそれぞれ入力さ
れる。
中給2からDPC信号4およびAFC信号5が発電所に
むけて発信されると、これらの信号は、発電所のプラン
ト自動制御装置1のDPC信号入力回路100およびA
FC信号入力回路200にそれぞれ入力され、DPC信
号4をベース信号として、関数発生器101にてAFC
上限許容値信号(第7図の81)が生成されて低値選択
器103および信号反転器104に入力される。同時に
DPC信号4をベース信号として、関数発生器1o2に
て、DPC信号4がプラント最大定格値になってもAF
C運転が可能なようにAFC信号の上限を自動修正する
信号(第7図のS、)が生成されて低値選択器103に
入力される。
次に低値選択器103は、AFC信号入力回路200か
らAFC信号5を入力されるとともに関数発生器101
,102からの入力を受け、これらの3個の信号を比較
演算して、一番低い値を高値選択器105に出力する。
この関数発生器101.102.および低値選択器10
3からなる回路が、基準負荷を示すDPC信号の関数で
ある許容値信号を出力する回路と、DPC信号に基いて
AFC信号の上限値を自動修正する回路とをなしている
関数発生器101で生成されたAFC上限許容値信号を
入力された信号反転器104は、該信号の極性を変えて
、AFC下限許容値信号(第7図のS、)を生成し、高
値選択器105へ出力する。
低値選択器103の出力信号と信号反転器104から出
力されるAFC下限許容値信号とを入力された高値選択
器105は、両者を比較演算して高い方の信号を加算器
106へ出力する。
上述の演算処理により、中給2から入力されたAFC信
号5の値は、加算器106へ入力されるときは、第7図
の実線S1.S2および破線S3に囲まれた範囲の値に
制限されている。
加算器106は、DPC信号入力回路100に接続され
ていて、高値選択器105から入力される上下の値を制
限されたAFC信号とともにプラントの発電量指令つま
り基準負荷信号であるDPC信号4を入力され、両者を
加算して発電量要求値信号として、タービンマスタ回路
107およびボイラマスタ回路108に出力する。すな
わち。
関数発生器101,102および低値選択器103が基
準負荷に対する増減量を指示する信号(AFC信号)を
制限するとともに、その上限値を自動修正する回路であ
り、加算器106が、基準負荷を指示する信号と前記回
路で制限された信号とから発電量要求値信号を生成する
回路である。
発電量要求値信号と発電機出力信号6とを入力されたタ
ービンマスク回路107は、これらの信号に基いてター
ビン加減弁317を制御し、タービンへ供給される蒸気
量を調整することにより、発電量を制御する。ボイラマ
スタ回路108は、発電量要求値信号と主蒸気圧力信号
13とを入力され、主蒸気圧力信号の変動分を補正した
ボイラ入力信号(BID信号)を生成して、関数発生器
109.112および115に出力する。関数発生器1
09は、入力されたBID信号をベース信号として給水
量設定値信号を生成して比較演算器110に出力し、比
較演算器110は、入力される給水量設定値信号と給水
量信号7とを比較して両者の差を演算し、偏差信号を生
成して比例積分器111に出力する。比例積分器111
はこの偏差信号に基いて給水流調弁10の操作信号を生
成・出力する。関数発生器112は、BID信号をベー
ス信号として燃料量設定値信号を生成して比較演算器1
13に出力し、比較演算器113は、入力される燃料量
設定値信号と燃料量信号8とを比較して両者の差を演算
し、偏差信号を生成して比例積分器114に出力する。
比例積分器114はこの偏差信号に基いて燃料流調弁1
1の操作信号を生成・出力する。同様に、関数発生器1
15はBID信号をベース信号として空気量設定値信号
を生成して比較演算器116に出力し、比較演算器11
6は入力される空気量設定値信号と空気量信号9とを比
較して両者の差を演算し、偏差信号を生成して比例積分
器117に出力する。比例積分器117はこの偏差信号
に基いてFDF入ロプロダンパ12作信号を生成・出力
する。
上述の手順により、AFC信号4およびDPC信号5が
変動しても発電量要求値信号は、プラント最大室−格値
を上まわることがなく、プラント発電量は、発電量要求
値信号に基いて制御されるタービン加減弁、給水流調弁
、燃料流調弁、およびFDF入ロプロダンパ作により、
発電量要求値に追従するので、基準負荷をプラント最大
定格負荷まで広げたAF(、運転が可能となった。
第2図は、プラント最低運転負荷近傍を基亭負荷として
AFC運転を行う場合である第2の実施例を示す。本実
施例については、前記第1の実施例と同一の部分は同一
の符号を付し、説明は省略する。
第2の実施例においては、DPC信号入力回路100に
新たに関数発生器118が接続され、関数発生器118
は高値選択器105に接続されている。関数発生器11
8はDPC信号4をベース信号として、DPC信号4が
プラントの最低運転負荷値になってもAFC運転が可能
なようにAFC信号の下限値を自動修正する信号(第9
図の84)を生成し、高値選択器105に出力する。他
の部分は第1の実施例と同様であるから、低値選択器1
03から出力されるAFC信号は、第9図の実線S1お
よびS、より低い値に制限され、高値選択器105から
出力されるAFC信号は第9図の実線S、およびS、よ
り低い値で、かつ、実線S4およびS2より高い値に制
限される。つまり、第2の実施例においては、基準負荷
を最低運転負荷に近い値として運転中に、発電量を減ら
す方向つまり負のAFC信号が入力されても、DPC信
号にこの負のAFC信号を加算して得られる発電量要求
値信号が、最低運転負荷より低くなるような場合は、D
PC信号に負のAFC信号を加算して得られる発電量要
求値信号が、最低運転負荷を下まわらないように、AF
C信号の値が制限されるから、AFC運転を行うことの
できる基準負荷が、最大定格出力から最低運転負荷まで
広げられた。
第2の実施例においては、関数発生器101と102、
ならびに関数発生器118と信号反転器104がそれぞ
れ別々に設けられているが、関数発生器101と102
の機能を1個の関数発生器により行わせ、関数・発生器
118,101および信号反転器104の機能を他の1
個の関数発生器により行わせることも可能である。
第4図に本発明を適用したプラント自動制御の機能フロ
ーを示す。まず演算ブロック401でプラントがAFC
運転中かどうかが判定される。もしAFC運転中であれ
ば演算ブロック402へ進む。
演算ブロック402では、中給から発電所へ送られて来
た発電量指令であるDPC信号すなわち基準負荷が制限
内かどうかを判定する。もし制限内であれば演算ブロッ
ク403へ進み、制限外であれば演算ブロック404へ
進む。
演算ブロック403では、AFC許容値を±αMWとし
て、基準負荷±αM11の発電量制御を行う(第9図に
おける実線S1.S2の範囲)。
演算ブロック404では、基準負荷にAFC許容値を加
算した発電量要求信号がプラントの最大定格負荷を越え
ない発電量制御を行う(第9図における実線S1.S、
の範囲)。
〔発明の効果〕
本発明によれば、発電プラントの自動制御において、基
準負荷を指示する信号の値に基いて、AFC信号の上限
値が自動修正されるので、AFC信号に基く、プラント
発電量の値をプラント最大定格出力値以下に制限するこ
とが可能となり、AFC運転を行う場合の基準負荷の範
囲を最大定格出力値にまで広げて、電力消費急増による
系統周波数変動対策のために1発電所の潜在発電能力を
最大限に活用する効果がある。
また、基準負荷(DPC信号)に対する増減量を指示す
る信号(AFC信号)の上限値および下限値が自動修正
されるので、DPC信号が最小定格負荷から最大定格負
荷に亘る負荷を指示する範囲で、AFC制御を行ってプ
ラントの発電量を最小定格負荷以上、かつ最大定格負荷
以下に制御することが可能となり、AFC運転における
基錦負荷の範囲を広げて、系統周波数変動対策を容易に
する効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を示す系統図であり、第
2図は本発明の第2の実施例を示す系統図であり、第3
図は火力発電所の概要構成を示す系統図であり、第4図
は本発明を適用した自動制御を示す機能フロー図であり
、第5図は従来技術におけるAFC運転の範囲の例を示
すグラフであり、第6図は第5図に示したAFC運転範
囲に従って運転されたプラントの発電量を示すグラフで
あり、第7図および第8図は本発明の第1の実施例によ
るAFC運転範囲と発電量の変化例を示すグラフであり
、第9図および第10図は本発明の第2の実施例に基<
AFC運転範囲と発電量の変化例を示すグラフである。 101〜103・・・自動周波数調整指令信号(AFC
信号)の上限値を自動修正する回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、基準負荷を指示する信号と、該基準負荷に対する増
    減量を指示する自動周波数調整負荷指令信号とに従って
    発電量を制御する発電プラントの自動制御方法において
    、前記基準負荷を指示する信号に基いて、自動周波数調
    整負荷指令信号の上限値を自動修正する手順を備えてい
    ることを特徴とする発電プラントの自動制御方法。 2、基準負荷を指示する信号の値に基いて、自動周波数
    調整負荷指令信号の上限値、下限値を自動修正すること
    を特徴とする請求項1に記載の発電プラントの自動制御
    方法。 3、基準負荷を指示する信号の値に基いて自動周波数調
    整負荷指令信号の上限値を自動修正する回路を備えて、
    請求項1に記載の方法を実施する発電プラントの自動制
    御方法。 4、基準負荷を指示する信号の値に基いて自動周波数調
    整負荷指令信号の上限値および下限値を自動修正する回
    路を備えて、請求項2に記載の方法を実施する発電プラ
    ントの自動制御装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008075529A (ja) * 2006-09-21 2008-04-03 Tokyo Electric Power Co Inc:The 系統周波数安定化装置及び方法

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