JPH01231054A - レプリカ製造方法 - Google Patents

レプリカ製造方法

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Publication number
JPH01231054A
JPH01231054A JP5787588A JP5787588A JPH01231054A JP H01231054 A JPH01231054 A JP H01231054A JP 5787588 A JP5787588 A JP 5787588A JP 5787588 A JP5787588 A JP 5787588A JP H01231054 A JPH01231054 A JP H01231054A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stamper
resin layer
substrate
curing
resin
Prior art date
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Pending
Application number
JP5787588A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Iguchi
敏之 井口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP5787588A priority Critical patent/JPH01231054A/ja
Publication of JPH01231054A publication Critical patent/JPH01231054A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
  • Diffracting Gratings Or Hologram Optical Elements (AREA)
  • Holo Graphy (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 この発明は、例えば、ホロディスクやグレーティングカ
ップラ等、電子線を照射することにより画像を再生する
ためのレプリカを得るレプリカ製造方法に関する。
従来技術 従来、特公昭60−20742号公報に記載されている
ように、基板の上に塗布された感光材料をローラにより
原画に圧接し、移動機構を備えた抵抗加熱装置で原画を
一方向に移動させることにより感光材料を原画に密着さ
せ、続いて、抵抗加熱装置から原画と感光材料とを外し
て露光工程で感光材料を露光し、続いて、冷却工程を経
て感光材料を原画から剥離し、この剥離物をもってレプ
リカとする発明が存する。
また、特開昭58−144878号公報に記載されてい
るように、ガラス基板にフォトレジスタを塗布し、アル
ゴンレーザー光をビームスブリットで分割し、分割した
一方の光を被写体に当てて反射した光をフォトレジスタ
の上に導き、他方の光をフォトレジスタの上に導いて干
渉させて露光し、これを現像して原版を作成し、さらに
、この原版に銀を蒸着し、この銀の蒸着層上にニッケル
メッキを施し、このニッケルメッキ層を剥離してスタン
パを形成し、このスタンパに樹脂層を加圧しながら充填
し、充填された樹脂層を露光して硬化させ、この硬化し
た樹脂をスタンパから剥離したものをレプリカとする発
明が存する。
さらに、上述したようなスタンパを金型に装着し、イン
ジェクション成形によりレプリカを形成するインジェク
ション法が存する。
しかし、特公昭60−20742号公報に記載されたも
のは、工程数が多くなり、量産性に欠け、コストが高く
なる。また、特開昭58−144878号公報に記載さ
れた発明及びインジェクション法によるものは、スタン
パから硬化した樹脂を剥離することが困難である。ホロ
ディスクのように高い回折効率を得るものはスタンパの
溝(画像記録としての凹凸による溝)の深さが深いため
特に剥離し難い。インジェクション法では深い溝の底ま
で樹脂を充填することすら困難である。
目的 本発明はこのような点に鑑みなされたもので、深溝格子
のレプリカを得ることができ、また、生産性を高め得る
レプリカ製造方法を得ることを目的とするものである。
構成 第一の発明は、電子線を照射することにより画像を再生
するスタンパの凹凸状のパターン面と露光により硬化す
る樹脂層が形成される基板の表面との一方の面を弧状面
とし他方の面を平面とし、この−平面に対して前記弧状
面を相対的に転動させる過程で、前記基板と前記スタン
パとによる前記樹脂層のプレスと、前記樹脂層を露光し
て硬化する硬化作業と、前記樹脂層からの前記スタンパ
の離反動作とを連続的に行うようにしたことを特徴とす
る。
第二の発明は、電子線を照射することにより画像を再生
するスタンパの凹凸状のパターン面と露光により硬化す
る樹脂層が形成される基板の表面との一方の面を弧状面
とし他方の面を平面とし、この平面に対して前記弧状面
を相対的に転動させる過程で、前記樹脂層を露光により
所定の粘度に硬化させる予備硬化と、前記基板と前記ス
タンパとによる前記樹脂層のプレスと、前記スタンパに
充填された前記樹脂層を露光して硬化する硬化作業と、
前記樹脂層からの前記スタンパの離反動作と、前記基板
に剥離された前記樹脂層を加熱するアニール作業と、前
記樹脂層を露光して硬化する最終硬化作業とを連続的に
行うようにしたことを特徴とする。
以下、この発明の第一の実施例を第1図及び第2図に基
づいて説明する。まず、アクリル板等により形成された
基板1を透明な透明シリンダ2により支え、この基板l
の上面にドラム状のスタンパ3を接触させる。このスタ
ンパ3の外周面には電子線を照射することにより画像を
再生する凹凸状のパターン面3aが形成されているが、
この実施例において、は、円筒状のスタンパ3を用いて
いることにより、このパターン面3aは弧状面であり、
他方の基板】の表面は平面である。次いで、露光するこ
とにより硬化する樹脂層4(光重合部材)を基板1の表
面に塗布し、基板1を挾持する送りローラ5と押圧ロー
ラ6とにより基板1を右方へ移動させ、この時にスタン
パ3と透明シリンダ2とを基板1の移動方向に回転させ
る。これにより、樹脂層4はスタンパ3と基板1とにプ
レスされるためスタンパ3の溝の底まで充填される。
次に、U■ランプ7からの光線をミラー8により反射さ
せシリンドリカルレンズ9で集光してスタンパ3に充填
された樹脂層4に照射する。したがって、樹脂層4は露
光されて硬化される。なおも、基板】を右方へ移動させ
るとともにスタンパ3を回転させることにより、第2図
に示すように、硬化された部分の樹脂層4からスタンパ
3が離反する。基板l上でプレス整形された樹脂層4は
周囲が切断されてレプリカとして完成される。
以上のように、スタンパ3のパターン面3aが弧状面で
あり、この弧状面が基板1の平面に対して相対的に転動
して樹脂層4をプレスするため、スタンパ3に充填され
た樹脂層4は硬化した時にスタンパ3から剥離し易い。
これにより、スタンパ3の溝が深くても硬化させた樹脂
を容易に剥離させることができる。また、スタンパ3を
回転させ基板1を移動させながら樹脂層4の充填と、硬
化と、剥離とを連続して行いうるため、極めて生産性を
高めることができる。
次いで、この発明の第二の実施例を第3図ないし第5図
に基づいて説明する。前記実施例と同一部分は同一符号
を用い説明も省略する。この実施例は基板1をローラ1
0により支え、この基板1の上面にドラム状のスタンパ
3を接触させる。次いで、基板1の上にバッファ層を塗
布してその上に樹脂M4を塗布し、U■レーザー発振器
11からのレーザー光をコリメータレンズ12とシリン
ドリカルレンズ13とを通し、さらにビームスプリッタ
(ハーフミラ−)14により分割し、一方ではスタンパ
3の真下の位置Pとその右側の位置Qとにレーザー光を
当て、他方ではミラー15で反射させたレーザー光をス
タンパ3の左側の位置Oに当てる。位置Oではレーザー
光により樹脂層4が露光されて予備硬化される。この予
備硬化では樹脂層4の粘度が一定に定められる。続いて
、基板1を挾持する送りローラ5と押圧ローラ6とによ
り基板lを右方へ移動させ、この時にスタンパ3と透明
シリンダ2とを基板lの移動方向に回転させる。これに
より、基板1上の樹脂層4はスタンパ3にプレスされる
ためスタンパ3の溝の底まで充填される。位置Pに達し
てスタンパ3に充填された樹脂層4は露光されて硬化さ
れる。なおも、基板1を右方へ移動させるとともにスタ
ンパ3を回転させることにより、硬化された部分の樹脂
N4からスタンパ3が離反する。このように基板l上に
プレス整形された樹脂層4は位置Qに達した時に、加熱
部16により加熱されてアニールされるとともにレーザ
ー光に露光されて完全に硬化される。
以上のように、樹脂層4はスタンパ3への充填の前に予
備硬化されて粘度が一定に維持されるため、スタンパ3
にプレスされた時にスタンパ3の溝の奥まで詰まり易い
。また、スタンパ3に充填した樹脂を複数回に分けて硬
化させることにより、第5図に示すように、基板1上の
樹脂層4からスタンパ3が離反する時に樹脂層4の整形
時の突部がスタンパ3のパターン面3aの突部に干渉す
ることがあるが、この時点では樹脂層4を完全に硬化さ
せずに弾性を残しておくことにより樹脂層4の整形部を
正規の形状に復元させて変形を防止することができる。
そして、スタンパ3が完全に離反してから樹脂層4のア
ニールと最終硬化とを行う。このような゛製造方法によ
って、回折格子のピッチが0.75μm、回折格子の深
さが1.5μmで、最大回折格子の深さが回折格子のピ
ッチの2倍に達し、最大回折効率が88%のレプリカを
得ることができた。
さらに、この発明の第三の実施例を第6図に基づいて説
明する。この実施例における露光手段は第二の実施例の
場合と同様であるため、同一部分については同一符号を
用い説明も省略する。パターン面16aが平面内に形成
されたスタンパ16を用い、基板1及びこの基板1の下
面に形成された樹脂層4との一部を弧状面になるように
屈曲し、透明シリンダ2を反時計方向へ回転させ、スタ
ンパ16を右方へ移動させて基板1を樹脂層4とともに
右方へ送る過程で、透明シリンダ2で支えられた基板1
とスタンパ16との間で樹脂層4をプレスする。そして
、スタンパ16を一定長さ右方に送った後に基板1の下
方に退避させて左方に戻し、再びスタンパ16を基板l
に接触させることにより、樹脂層4がプレスされる。し
たがって、樹脂層4は位置Pを通過する時点では弧状面
に維持されるため、スタンパ16の充填効率が良く、ま
たスタンパ16からの剥離作用も極めて良い。
効果 この発明は上述したように、スタンパと基板とにより樹
脂層をプレスする時に、スタンパのパターン面と基板の
表面との一方の面を弧状面とし、他方の面を平面とし、
弧状面を平面に対して相対的に転動させることにより、
スタンパへの樹脂層の充填作用とスタンパからの硬化樹
脂の剥離作用とを促進することができ、これにより、深
溝の回折格子のスタンパからもレプリカを容易に複製す
ることができ、さらに、樹脂層をスタンパへの充填前に
予備硬化することにより、樹脂層を一定の粘度に設定し
てスタンパへの樹脂層の充填作用をより効果的に促進す
ることができ、さらに、スタンパに充填した樹脂を複数
回に分けて硬化させることにより、スタンパから剥離さ
せる時には樹脂層を完全に硬化させずに樹脂層自身の弾
性によりスタンパからの剥離時における変形を補正する
ことができ、さらに、剥離後に完全に硬化させることが
でき、さらに、樹脂層をスタンパから剥離させた後に加
熱することにより樹脂層をアニールして整形性を向上さ
せることができ、したがって、極めて高い生産性を得る
ことができる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はこの発明の第一の実施例を示すもの
で、第1図は側面図、第2図は基板上の樹脂層からスタ
ンパの一部が離反する状態を拡大して示す断面図、第3
図ないし第5図はこの発明の第二の実施例を示すもので
、第3図は側面図、第4図はスタンパと基板とによる樹
脂層のプレス状態を拡大して示す一部の断面図、第5図
は基板上の樹脂層からスタンパの一部が離反する状態を
拡大して示す断面図、第6図はこの発明の第三の実施例
を示す側面図である。 ■・・・基板、2・・・ローラ、3・・・スタンパ、3
a・・・パターン面、4・・・樹脂層

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、電子線を照射することにより画像を再生するスタン
    パの凹凸状のパターン面と露光により硬化する樹脂層が
    形成される基板の表面との一方の面を弧状面とし他方の
    面を平面とし、この平面に対して前記弧状面を相対的に
    転動させる過程で、前記基板と前記スタンパとによる前
    記樹脂層のプレスと、前記樹脂層を露光して硬化する硬
    化作業と、前記樹脂層からの前記スタンパの離反動作と
    を連続的に行うようにしたことを特徴とするレプリカ製
    造方法。 2、電子線を照射することにより画像を再生するスタン
    パの凹凸状のパターン面と露光により硬化する樹脂層が
    形成される基板の表面との一方の面を弧状面とし他方の
    面を平面とし、この平面に対して前記弧状面を相対的に
    転動させる過程で、前記樹脂層を露光により所定の粘度
    に硬化させる予備硬化と、前記基板と前記スタンパとに
    よる前記樹脂層のプレスと、前記スタンパに充填された
    前記樹脂層を露光して硬化する硬化作業と、前記樹脂層
    からの前記スタンパの離反動作と、前記基板に剥離され
    た前記樹脂層を加熱するアニール作業と、前記樹脂層を
    露光して硬化する最終硬化作業とを連続的に行うように
    したことを特徴とするレプリカ製造方法。
JP5787588A 1988-03-11 1988-03-11 レプリカ製造方法 Pending JPH01231054A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010085722A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Toppan Printing Co Ltd 光学素子及びパターン形成方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010085722A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Toppan Printing Co Ltd 光学素子及びパターン形成方法

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