JPH0123097Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0123097Y2
JPH0123097Y2 JP1982136055U JP13605582U JPH0123097Y2 JP H0123097 Y2 JPH0123097 Y2 JP H0123097Y2 JP 1982136055 U JP1982136055 U JP 1982136055U JP 13605582 U JP13605582 U JP 13605582U JP H0123097 Y2 JPH0123097 Y2 JP H0123097Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drain pot
medium
solenoid valve
temperature
predetermined value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1982136055U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5940775U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP13605582U priority Critical patent/JPS5940775U/ja
Publication of JPS5940775U publication Critical patent/JPS5940775U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0123097Y2 publication Critical patent/JPH0123097Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)
  • Commercial Cooking Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はヒートポンプにおける不凝縮性ガス
の除去装置に関するものである。
一般にヒートポンプサイクルは、第1図に示す
様に、媒体が蒸発器1内で温水により加熱されて
蒸発し、圧縮機2で圧縮された後、凝縮器3内で
冷水により冷却され、膨張弁4を経て再び蒸発器
1に送り込まれるといつた循環サイクルで構成さ
れている。
上記媒体にはフロン等が使用されるものである
が、これは、純粋な状態を保持してやらないと性
能が低下する。
例えば、フロン11は、常圧における沸点が
23.8℃であるから、23℃以下の温度で運転をする
と、系全体が真空となり、フランジ面等から外部
空気が侵入し、フロンの純粋性が損われ、性能が
低下する。
そこで、従来では、凝縮器3の下部から真空ポ
ンプを用いてガス(空気とフロンの混合気体)を
抽出し、冷凍機を用いて抽出ガスを深冷し、フロ
ンを液化分離させて回収し、空気を不凝縮性ガス
として大気に放出させている。
ところが、従来の上記方法は、真空ポンプ及び
冷凍機を連続運転する必要があり、電気消費が大
であると共に、凝縮器3から抽出されるガスには
大量のフロンが含まれていて好ましい方法ではな
い。
この考案は従来の上記問題点に鑑み、これを改
良除去したもので、以下、この考案の構成を述べ
る。
この考案は、媒体の沸点以下の温度で運転され
るシエルアンドプレート式ヒートポンプにおい
て、凝縮器3の媒体出口をドレンポツト5の中間
部に接続し、ドレンポツト5内の上部に冷却水を
冷却源とする冷却コイル7を装備すると共に、下
部を媒体液の貯溜部とし、ドレンポツト5の頂部
を空気抜管8を介して真空ポンプ9に接続すると
共に、下部を膨張弁を介して蒸発器に接続し、真
空ポンプ9の手前に電磁弁10を設け、ドレンポ
ツト5内の上部の冷却コイル7の近傍と媒体液面
付近とに温度センサー11,12を設け、両温度
センサー11,12の電圧差が所定値となつたと
き、前記電磁弁10を開き、所定値以下となつた
とき閉じるように制御する制御器15を設けたヒ
ートポンプにおける不凝縮性ガスの除去装置であ
る。
以下、この考案の実施例を第2図によつて説明
する。
第2図において、3は凝縮器、5はドレンポツ
トである。
凝縮器3はシエルアンドプレート式のものを使
用するもので、このシエルアンドプレート式の凝
縮器は、その蒸気流れがスムーズなため、プレー
ト上で空気が滞溜しない構造である。
ドレンポツト5は、その中間部を、前記凝縮器
3の媒体蒸気が通過する下部集液管6に接続して
設けるもので、ドレンポツト5の下部は膨張弁4
を介して蒸発器1に接続されるものである。
ドレンポツト5内の上部には冷却コイル7が設
けられ、ドレンポツト5内に流入したガスを冷却
させるもので、このガスは、ダルトンの分圧の法
則により空気温度が低くなり、フロンが液化して
下部に溜り、比重の重い空気がドレンポツト5の
上部に溜ることになる。
そこで、ドレンポツト5の頂部には空気抜管8
を介して真空ポンプ9が接続され、この真空ポン
プ9の手前に電磁弁10が設置される。
上記電磁弁10は、冷却コイル7の近傍と媒体
液面付近又は液中とに設けた温度センサー11,
12から取り出される電圧差が所定値になると開
閉制御されるものである。
即ち、各温度センサー11,12の出力は電気
信号変換器13,14によつて電圧に変換され、
その出力電圧が制御部15で比較され、両者の電
圧差が設定された所定値となると電磁弁10が開
放され、ドレンポツト5の上部に溜つた空気が真
空ポンプ9によつて除去される。それによつて、
ドレンポツト5内にはフロンガスが充満し温度が
上昇して前記電圧差が小さくなり、電磁弁10が
閉ざされることとなる。
即ち、ドレンポツト5の上部に流入した空気と
フロンの混合ガスは、冷却コイル7による冷却に
よつて、フロンの液化温度以下に冷却されるとフ
ロンのみが液化してドレンポツト5の下部に溜
り、空気の温度はさらに冷却されてゆくことにな
る。従つて、冷却コイル7の近傍に設けた温度セ
ンサー11とフロン液の液面近くに設けた温度セ
ンサー12との間には電圧差が大きくなつてゆ
き、所定値となると、電磁弁10を開放してドレ
ンポツト5内上部に溜つた空気を抜くことができ
るのである。
上記実施例は媒体としてフロンを例にとつた
が、他の媒体でもよいことは勿論であり、制御部
15の設定値は適宜変更し得るものである。
以上説明した様にこの考案は媒体の沸点以下の
温度で運転されるシエルアンドプレート式ヒート
ポンプにおいて、凝縮器3の媒体出口をドレンポ
ツト5の中間部に接続し、ドレンポツト5内の上
部に冷却水を冷却源とする冷却コイル7を装備す
ると共に、下部を媒体液の貯溜部とし、ドレンポ
ツト5の頂部を空気抜管8を介して真空ポンプ9
に接続すると共に、下部を膨張弁を介して蒸発器
に接続し、真空ポンプ9の手前に電磁弁10を設
け、ドレンポツト5内の上部の冷却コイル7の近
傍と媒体液面付近とに温度センサー11,12を
設け、両温度センサー11,12の電圧差が所定
値となつたとき、前記電磁弁10を開き、所定値
以下となつたとき閉じるように制御する制御器1
5を設けたから、従来のように、常に冷凍機等で
空気を冷やす必要がなく、省エネルギーに役立つ
ものであり、しかも、温度差感知なので任意の時
に自動的に空気抜きができ、感度も良好とできる
もので、この種ヒートポンプにおける不凝縮性ガ
スの除去装置として優秀な性質を発揮し得るもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図はヒートポンプサイクルの概略図、第2
図は本考案装置の要部を示す概略図である。 1……蒸発器、2……圧縮機、3……凝縮器、
4……膨張弁、5……ドレンポツト、7……冷却
コイル、8……空気抜管、9……真空ポンプ、1
0……電磁弁、11,12……温度センサー、1
5……制御部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 媒体の沸点以下の温度で運転されるシエルアン
    ドプレート式ヒートポンプにおいて、凝縮器の媒
    体出口をドレンポツトの中間部に接続し、ドレン
    ポツト内の上部に冷却水を冷却源とする冷却コイ
    ルを装備すると共に、下部を媒体液の貯溜部と
    し。ドレンポツトの頂部を空気抜管を介して真空
    ポンプに接続すると共に、下部を膨張弁を介して
    蒸発器に接続し、真空ポンプの手前に電磁弁を設
    け、ドレンポツト内の上部の冷却コイルの近傍と
    媒体液面付近とに温度センサーを設け、両温度セ
    ンサーの電圧差が所定値となつたとき、前記電磁
    弁を開き、所定値以下となつたとき閉じるように
    制御する制御器を設けたヒートポンプにおける不
    凝縮性ガスの除去装置。
JP13605582U 1982-09-07 1982-09-07 ヒ−トポンプにおける不凝縮性ガスの除去装置 Granted JPS5940775U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13605582U JPS5940775U (ja) 1982-09-07 1982-09-07 ヒ−トポンプにおける不凝縮性ガスの除去装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13605582U JPS5940775U (ja) 1982-09-07 1982-09-07 ヒ−トポンプにおける不凝縮性ガスの除去装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5940775U JPS5940775U (ja) 1984-03-15
JPH0123097Y2 true JPH0123097Y2 (ja) 1989-07-14

Family

ID=30306028

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13605582U Granted JPS5940775U (ja) 1982-09-07 1982-09-07 ヒ−トポンプにおける不凝縮性ガスの除去装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5940775U (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2697253B2 (ja) * 1990-06-01 1998-01-14 富士電機株式会社 冷媒の脱気プロセス
JP6607558B2 (ja) * 2015-08-31 2019-11-20 三菱重工サーマルシステムズ株式会社 冷凍機およびその制御方法
JP6682301B2 (ja) * 2016-03-08 2020-04-15 三菱重工サーマルシステムズ株式会社 蒸気圧縮式冷凍機及びその制御方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5028046A (ja) * 1973-07-17 1975-03-22
JPS5247083A (en) * 1975-10-14 1977-04-14 Asahi Chem Ind Co Ltd Process for preparing polymer beads with no blisters
JPS5538196B2 (ja) * 1973-05-14 1980-10-02
JPS56162380A (en) * 1980-05-20 1981-12-14 Fuji Heavy Ind Ltd Refrigerating plant
JPS57136077A (en) * 1981-02-18 1982-08-21 Hitachi Ltd Automatic air bleeder for absorption type cold/hot water feeder

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS599193Y2 (ja) * 1978-09-06 1984-03-22 株式会社タクマ 減圧式蒸気発生器

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5538196B2 (ja) * 1973-05-14 1980-10-02
JPS5028046A (ja) * 1973-07-17 1975-03-22
JPS5247083A (en) * 1975-10-14 1977-04-14 Asahi Chem Ind Co Ltd Process for preparing polymer beads with no blisters
JPS56162380A (en) * 1980-05-20 1981-12-14 Fuji Heavy Ind Ltd Refrigerating plant
JPS57136077A (en) * 1981-02-18 1982-08-21 Hitachi Ltd Automatic air bleeder for absorption type cold/hot water feeder

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5940775U (ja) 1984-03-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4414818A (en) Environmental control system
US4450690A (en) Thermally powered, gravitationally assisted heat transfer systems
CN109405422A (zh) 一种真空环境热泵烘干系统及其工作方法
JPH0123097Y2 (ja)
EP0374966B1 (en) Refrigerant processing and charging system
JP4115242B2 (ja) 冷凍システム
CN109260913A (zh) 一种带热回收型冷冻式干燥机
CN212326132U (zh) 食物冷蒸一体机
JPH04506248A (ja) 油分離器を設けた圧縮冷凍装置
CN209910047U (zh) 一种温湿度调节装置
CN111493652A (zh) 食物冷蒸一体机及方法
CN109944114A (zh) 一种档案砖修复方法
JPS5829423Y2 (ja) タ−ボ冷凍機の抽気装置
JP2590694Y2 (ja) 冷凍機冷媒液の油分離装置
US2506350A (en) Process and apparatus for variable low temperature refrigeration
JPH0531488Y2 (ja)
JPS5844305B2 (ja) 吸収式冷凍機の集熱発生器
JPH03158667A (ja) フロン回収装置
SU1469252A1 (ru) Установка дл осушки сжатого воздуха
JPS5878069A (ja) 冷凍方法および冷凍装置
JPS6018735Y2 (ja) 熱回収冷暖房装置
CN116147235A (zh) 一种带临界相变节能器的风冷冷水机组及其控制方法
JPS5839339Y2 (ja) 冷凍機の排熱回収暖房装置
KR100210193B1 (ko) 냉장실 에어커튼 장치 및 그 제어방법
JPS5835768U (ja) 製氷機