JPH01230893A - 土圧式シールド工法用粘性付与材及び土圧式シールド工法 - Google Patents

土圧式シールド工法用粘性付与材及び土圧式シールド工法

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JPH01230893A
JPH01230893A JP63057936A JP5793688A JPH01230893A JP H01230893 A JPH01230893 A JP H01230893A JP 63057936 A JP63057936 A JP 63057936A JP 5793688 A JP5793688 A JP 5793688A JP H01230893 A JPH01230893 A JP H01230893A
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深谷 秀男
Kazunori Yabe
矢部 和則
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    • E21EARTH DRILLING; MINING
    • E21DSHAFTS; TUNNELS; GALLERIES; LARGE UNDERGROUND CHAMBERS
    • E21D9/00Tunnels or galleries, with or without linings; Methods or apparatus for making thereof; Layout of tunnels or galleries
    • E21D9/06Making by using a driving shield, i.e. advanced by pushing means bearing against the already placed lining
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
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    • E21D9/0642Making by using a driving shield, i.e. advanced by pushing means bearing against the already placed lining the shield having means for additional processing at the front end
    • E21D9/0678Adding additives, e.g. chemical compositions, to the slurry or the cuttings

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野〕 本発明は、トンネルなどを掘るためのシールド工法に係
り、特に砂層や礫層の土質などを掘進するのに好適な土
圧式シールド工法用粘性付与材及び土圧式シールド工法
に関する。
〔従来の技術〕
土圧式シールド工法は、カッタチャンバ内の掘削土砂に
、切羽の土圧と地下水の水圧、水量とに対抗できる圧力
を発生させて切羽を安定させ、地下水の湧出、カンタチ
ャンバ内の閉塞を防止しつつ掘進していくものである。
そして、土質が砂層や礫層の場合には、土砂の摩擦抵抗
が大きくまた透水性も大きいため、掘削土砂の流動性が
不充分になるとともに、地下水の流出を防止することが
困難となるところから、カンタチャンバ内の掘削土砂に
、例えばベントナイトと陶土とからなる粘性を付与する
添加材を注入して強制混練し、掘削土砂が塑性流動性を
有するように土性を改良し、掘削土砂の透水性を滅じて
掘進するようにしている。
(発明が解決しようとする課題〕 しかし、従来の添加材は、例えばヘントナイトと陶土と
を重量比で1:1に混合して水で練り、所定の粘度に調
整したものであり、水圧が2kg/Caを超える高水圧
地盤で湧水が多く、しかも砂礫層地盤の均質細砂層のよ
うなところでは、カンタチャンバ内の掘削土砂に添加材
を注入しても、豊富な地下水のために掘削土砂と添加材
とが分離しやすく、添加材が希釈され、掘削土砂全体の
粘性を上げることができなかった。このため、切羽が安
定する土圧伝達媒体としての掘削土砂の泥土化が充分に
行えず、掘削土砂に浸透水圧、浸透水量に抵抗する力を
与えることができない。このため、切羽が不安定となっ
て地下水の噴発が生じて切羽が安定が図れないばかりで
なく、カッタビットの摩耗が問題となる砂層において摩
耗遅延効果が発揮されず、摩耗が促進する。また、掘削
土砂の粘性を高めて抑水効果を高めようとして添加材の
注入量を多くすると、スクリュウコンベヤによる排土時
に噴発が多発する。そして、添加材の地下水による希釈
等を防ぐために、ベントナイトの陶土に対する割合を大
きくして添加材の粘性を高めると、コストが著しく高く
なる。しかも、添加材を作る装置は大型であるために地
上に設置され、添加材はポンプにより注入管を介して地
下の掘削現場まで圧送するようになっているため、添加
材が注入管内で粘性抵抗のために詰まり、カンタチャン
バ内に注入することが困難となる。さらに、掘削土砂に
含まれる地下水を吸収して噴発発生を防止するため、添
加材に高分子吸水剤等の減水剤を加えて注入すると、注
入管内において脱水現象が発生し、添加材を定常的に圧
送することができなくなる。
本発明は、前記従来技術の欠点を解消するためになされ
たもので、カッタチャンバ内の掘削土砂の粘性を高める
ことができる土圧式シールド工法用粘性付与材及び、粘
性付与材をカッタチャンバ内に確実に注入することがで
きる土圧式シールド工法を提供することを目的とする。
Cfl!Mを解決するための手段及び作用〕上記目的を
達成するために、本発明に係る土圧式シールド工法用粘
性付与材は、カッタチャンバ内の掘削土砂に注入する土
圧式シールド工法用粘性付与材において、ベントナイト
を含む泥漿にカルシウム化合物を添加したことを特徴と
している。
ベントナイトを含む泥漿は、例えばベントナイトと陶土
とを重量比で1:1に混合したものを水で練ることによ
って得ることができる。そして、ベントナイトとしては
、重量比で例えば、Sing        64〜6
8%A2□03        13% FezOt           3%NazO1,5
% その他     14.5〜18.5%の組成を有する
群馬県感度のものを使用することができる。また、陶土
としては、重量比で例えば、Sing        
  68.8%AlzO,J        16.6
%FezO:+          1.7%Ca O
O,7% M g O0,8% その他         11.4% の組成を有するものを使用することができる。なお、ベ
ントナイトと陶土との混合比は、重量比でベントナイト
1に対して陶土2あるいは陶土3にするなど、土質ア状
態により任意に変えることが可能である。
ベントナイトと陶土との混合物(以下、単に混合物と称
することもある)と水との割合は、重量比で水Iに対し
て混合物0.5〜1.2程度であり、望ましくは泥漿の
粘度が2000〜4000cPとなるように、水1に対
して混合物0.6〜0.9とし、既存のポンプで容易に
圧送出来るようにする。混合物の量が0.5以下では、
後述するカルシウム化合物による粘性の向上効果が少な
(、湧水による希釈を生じて掘削土砂に充分な挿木効果
と塑性流動性とを与えられない。また、混合物の量が1
.2を超えると、カルシウム化合物を添加した効果があ
まり得られないばかりでなく、ポンプによる圧送が困難
となる。この泥漿は、ミキサに所定量の水を投入後、撹
拌機でかきまわしながらベントナイトと陶土とを順次投
入しながら混練してゆく。
カルシウム化合物は、水酸化カルシウム(消石灰)や酸
化カルシウム(生石灰)I、塩化カルシウムなどを用い
ることができるが、水酸化カルシウムが適している。水
酸化カルシウムは、水に懸濁してベントナイトと陶土と
水とからなる泥漿に添加される。泥漿に添加した水酸化
カルシウムは、ヘントナイト、陶土中のSiO□及びヘ
ントナイト中のNaz Oと次の如く反応し、ペンナイ
トが凝集して泥漿の粘度を高めるものと思われる。
S i O,+Na2O+Ca (OH)、 →Ca5
iO+ +2NaOH 泥漿に添加する水酸化カルシウムの量は、ベントナイト
と陶土との混合物の水に対する比率、ベントナイトと陶
土との比率により異なり、重量比で泥漿の0.15〜0
.3%である。水酸化カルシウムの添加量が0.15%
未満では、泥漿の粘性を向上させることが困難であり、
粘性付与材を掘削土砂に注入したときに、地下水により
希釈されるおそれがある。また、水酸化カルシウムの添
加量が0.3%を超えると、泥漿と水酸化カルシウムと
の反応が進行し、粘性付与材の粘度が大きくなりすぎて
掘削土砂への注入が困難になるおそれがある。そして、
混合物の水に対する4度が低い場合には、添加する水酸
化カルシウムの比率を高め、混合物の水に対する濃度が
高い場合には、添加する水酸化カルシウムの比率を低く
する。望ましくは、泥漿が60%濃度(重量比で水1に
対して混合物0.6)から120%濃度(量水1に対し
て混合物1.2)の範囲にある場合、水酸化カルシウム
の添加量を重量比で泥漿の0.25〜0.2%にする。
このときの水酸化カルシウムのベントナイトに対する比
率は、重量比で約1.3〜0.75%である。これは、
ベントナイトと陶土との混合物自体が掘削土砂の塑性流
動性を高める効果を有することに基づく。
水酸化カルシウムを水に懸濁させる量は、重量比で水の
1〜5%の範囲がよく、特に粘度がC型粘度計で200
0〜4000cPの混合物に添加する水酸化カルシウム
の懸濁液の濃度は、約3%にするのが望ましい。なお、
水酸化カルシウム順粘性付与材を掘削土砂に注入する直
前に泥漿に添加するとよい。あまり早く水酸化カルシウ
ムを泥漿に添加すると、泥漿の粘度が圧送の途中で高ま
り、掘削土砂に注入することが困難になる。
粘性付与材を掘削土砂に注入するのを容易にするため、
本発明に係る土圧式シールド工法は、カンタチャンバ内
の掘削土砂に粘性付与材を注入しつつ掘進する土圧式シ
ールド工法において、地下掘削現場で前記掘削土砂への
注入直前にベントナイトを含む泥漿にベントナイトを凝
集させる凝集剤を添加して高粘度の粘性付与材を製造し
、この高粘度の粘性付与材を前記掘削土砂に注入しつつ
掘進することを特徴としている。
ヘントナイトを含む泥漿は、例えば前記したベントナイ
トと陶土とを1:lの重量比で混合し、この混合物を水
で混練したものを用いることができる。この泥漿は、多
量に使用するところから、地上において調合し、ベント
ナイトを凝集させる水酸化カルシウムなどの凝集剤の添
加工程にポンプで圧送するのがよい。そして、泥漿に凝
集剤を注入して粘性付与材にする工程は、粘性付与材を
シールド掘削機に供給する直前がよい。地上において泥
漿に凝集剤を添加してシールド掘削機に供給すると、輸
送路が長いために泥漿と凝集剤とが反応し、粘性付与材
の粘度が高まるため、ポンプの容量を大きくしなければ
ならないばかりでなく、輸送管内を閉塞し、カッタチャ
ンバ内の掘削土砂に注入混合することができない場合が
多い。
泥漿への水酸化カルシウムなどの凝集剤の添加は、凝集
剤を水に溶かして行い、両者を充分に攪拌して均一に混
合した後、ポンプでカッタチャンバ内の掘削土砂に注入
する。
なお、凝集剤としては水酸化カルシウムの他、硫酸バン
ド、ポリ塩化アルミニウム、塩化カルシウム、硫酸第二
鉄などの無機系凝集剤、さらにはポリアクリルアミド部
分加水分解物、ポリアクリル酸ソーダなどのアニオン系
存機高分子凝集剤、ポリエチレンイミン、ポリアクリル
アミドカチオン系変形物などのカチオン系高分子凝集剤
、ボリアクリルアミド、ポリエチレンオキサイドなどの
非イオン系高分子凝集剤を使用することができる。
〔実施例〕
本発明に係る土圧式シールド工法用粘性付与材及び土圧
式シールド工法の好ましい実施例を、以下に詳説する。
前記した組成のベントナイトと陶土とを重量比で1:1
に混合した混合物を作り、この混合物に水500gを加
えて良く攪拌して各種の濃度の泥漿を得た後、水に重量
比で約3%懸濁させた水酸化カルシウムを各泥漿に添加
し、約5分間攪拌して高粘度粘性付与材を得、この高粘
度粘性付与材の粘度を水酸化カルシウムを添加する前の
泥漿の粘度と比較した。その結果を、第1表に示す。な
お、粘度の測定は、C型粘度計を使用した。
(以下余白) 第1表から明らかなように、実施例の粘性付与材は、水
酸化カルシウムを添加する前の泥漿に比較して粘度が著
しく向上した。すなわち、高価なベントナイトと陶土と
の使用量が従来と同しであっても、安価な水酸化カルシ
ウムを少量添加するだけで、掘削土砂に注入する添加材
の粘度を大幅に向上でき、掘削土砂の塑性流動性を高め
、地下水による粘性付与材の希釈を抑えることにより、
切羽の安定化が図れて、噴発の発生を減少させることが
できる。
第1図は、本発明に係る土圧式シールド工法を実施する
装置の一例を示す説明図である。
第1図において、地上に設けられたpt+土サイロ10
、ベントナイトサイロ12内の陶土とベントナイトとは
、それぞれ計ff1fszs、1Gを備えた配管18.
20を介して混合機22.24に投入される。混合機2
2.24の下方には、撹拌機付貯泥タンク26が配設し
である。また、混合JR22,24には給水管28が接
続されており、この給水管28にin計32と弁34と
が設けられていて、混合機22.24に供給する水の量
を調節できるようになっている。一方、撹拌機付貯泥タ
ンク26には配管30が接続してあり、この配管30の
先端が圧送ポンプ36の吸入側に接続されている。
圧送ポンプ36の吐出側には、輸送管38が接続しであ
る。輸送管38の先端側は、縦坑40を介して横坑42
内に延在し、電磁弁43が設けられているとともに、地
下の掘削現場に設けた撹拌・注入装置44に接続しであ
る。また、攪拌・注入装置44には、他端が攪拌・貯留
タンク46に接続しである配管48の先端部が配置しで
あるとともに、注入管50が接続しである。攪拌・貯留
タンク46には、流量計52と弁54とが設けである給
水管56が接続してあり、水酸化カルシウム(消石灰)
58の懸濁液を得るための水が供給されるようになって
いる。
一方、注入管50の先端は、シールド掘削機60に接続
してあり、カンタチャンバ内に攪拌・注入装置44で製
造した高粘度粘性付与材を注入できるようになっている
。シールド掘削機60は、土圧式シールド工法に使用さ
れる通常の掘削機であって、掘削土砂を搬出するための
スクリュウコンヘヤ62を備えている。そして、スクリ
ュウコンヘヤ62には、弁を有する注入管50の枝管6
4が接続され、枝管64からも粘性付与材を注入できる
ようになっている。
攪拌・注入装置44は、第2図のように攪拌槽66を存
し、攪拌槽66の上部に多数の供給孔を有する配管4日
の先端部が延在しているとともに、上方には超音波レヘ
ルスイッチ67が設けられている。そして、攪拌槽66
の下部には、攪拌スクリュウ68が配設しである。攪拌
スクリュウ68は、モータ70によりチェーン駆動され
るようになっていて、撹拌槽66に供給された泥漿と水
酸化カルシウムの懸濁液とを混合する。また、モータ7
0は、撹拌槽66の下方に設けた注入ポンプ72を駆動
する。注入ポンプ72は、電磁流量計74を有する注入
管50に接続しである。さらに、注入管50には、弁7
6と戻し配管78とが設けである。
このように構成された攪拌・注入装置44は、移動台車
80に搭載しである。移動台車8oは車輪82が取り付
けられ、駆動モータ84と制jIIl盤86を含む制御
装置を備えている。
攪拌・貯留タンク46は、第3図に示した如(、台車9
0に搭載してあり、内部に撹拌機92が設けられ、下部
に送りポンプ94が配設されている。
なお、台車90は、連結器96が取り付けられていて、
移動台車80に連結されて移動台車80により牽引され
るようになっている。
上記の如く構成した装置による土圧式シールド工法の一
例は、次のとおりである。
給水管28を介して水769kgを混合8!22.24
に注水した後、ベントナイトサイロ12中のベントナイ
ト269kgを計量器16により計量し、混合8!22
.24に投入して撹拌するとともに、陶土サイロ10中
の陶土269kgを計量器14により計量し、混合機2
2.24に投入して撹拌する。そして、混合機22.2
4により陶土とベントナイトとを充分に混合してベント
ナイト、陶土及び水からなる70%濃度の泥漿を作り、
攪拌機26付貯泥タンク26に貯泥しておく。撹拌機付
貯泥タンク26内の泥漿は、配管30を介して圧送ポン
プ36により吸引し、輸送管38を介して地下掘削現場
に設けた攪拌・注入装置44の撹拌槽66に圧送する。
この泥漿の粘度は、およそ2000〜4000cPであ
る。
一方、攪拌・貯留タンク46中に、水100ccに対し
て水酸化カルシウム3gを投入し、撹拌機92で攪拌し
て3%濃度の水酸化力ルンウムの懸濁液を作る。このQ
i液は、送りポンプ94により配管48を介して攪拌・
注入装置44の攪拌槽66に供給する。撹拌・注入装置
44に供給された泥漿と水酸化カルシウム58の懸濁液
とは、撹拌スクリュウ68により充分に攪拌され、均一
な粘性付与材にされる。水酸化カルシウムの懸濁液の供
給量は、粘性付与材の粘度が約15000cPとなる量
である。
攪拌・注入装置44で得た粘性付与材は、掘進している
シールド掘削機60のカッタチャンバ内の掘削土砂に、
注入ポンプ72により注入管5゜を介して注入される。
粘性付与材の注入条件は、注入圧力4〜15 kg/c
+11、流量5〜50 ffi/min、泥漿に対する
水酸化カルシウムの使用量は2゜5〜3.0kg/ボに
した。
このように、実施例の土圧式シールド工法によれば、地
下の掘削現場においてカッタチャンバ内に注入する直前
に、泥漿と水酸化カルシウムとを混合して粘性付与材を
製造して注入するようにしたため、粘度の裔い粘性付与
材をカッタチャンバ内の掘削土砂中に容易に注入するこ
とができる。
この結果、従来のベントナイトと陶土とからなる添加材
の注入に比較して、地下水により希釈されることがなく
、掘削土砂の塑性流動性を高めることができ、切羽の安
定と排土時における噴発防止の改善効果を著しく向上す
ることができた。
なお、注入する粘性付与材の粘度の範囲は、従来の土圧
式シールド工法に使用する装置の場合、ポンプの能力と
の関係から7000〜20000cPに調整するとよい
〔発明の効果〕
以上に説明した如く、本発明に係る粘性付与材によれば
、地下水により希釈されることがなく、掘削土砂の塑性
流動性が高まり、噴発の発生を減少させることができる
。また、本発明に係る土圧式シールド工法によれば、粘
度の高い粘性付与材をカッタチャンバ内の掘削土砂に容
易に注入することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る土圧式シールド工法を実施する装
置の説明図、第2図は第1図に示した装置の攪拌・注入
装置の説明図、第3図は第1図に示した装置の攪拌・貯
留タンクの説明図である。 10−・−・・陶土サイロ、12 ・−・−ベントナイ
トサイロ、22.24 ・・−混合機、26 −一−−
−攪拌機付貯泥タンク、36−・−圧送ポンプ、44 
−曲攪拌・注入装置、46−・・−撹拌・貯留タンク、
58−・・・水酸化カルシウム、6o ・−曲シールド
掘削機、62−・−スクリュウコンベヤ、68 −−−
−−攪を牢スクリュウ、72−−−一−−注入ポンプ、
92−−−−一撹拌機、94−・−送りポンプ・ 代理人 弁理士 村 上 友 − 第2図 スq 第3図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)カッタチャンバ内の掘削土砂に注入する土圧式シ
    ールド工法用粘性付与材において、ベントナイトを含む
    泥漿にカルシウム化合物を添加したことを特徴とする土
    圧式シールド工法用粘性付与材。
  2. (2)カッタチャンバ内の掘削土砂に粘性付与材を注入
    しつつ掘進する土圧式シールド工法において、地下掘削
    現場で前記掘削土砂への注入直前にベントナイトを含む
    泥漿にベントナイトを凝集させる凝集剤を添加して高粘
    性付与材を製造し、この高粘性付与材を前記掘削土砂に
    注入しつつ掘進することを特徴とする土圧式シールド工
    法。
JP63057936A 1988-03-11 1988-03-11 土圧式シールド工法用粘性付与材及び土圧式シールド工法 Expired - Lifetime JPH0696940B2 (ja)

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