JPH01228629A - Ｐｃ鋼棒の線捌き装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、結束が解かれて山積状態にされた多数本の
ＰＣ鋼棒の山を捌いて平だ（整列する装置に関するもの
である。

〔従来の技術およびその課題〕

圧延ｐｃ鋼棒は、使用前には多数本が結束されているの
で、二次加工する時には、結束を解いて山積状態になっ
たＰＣＩ棒の山を捌いて平たく整列させる必要がある。

従来、山積状態のＰＣ１！ｉ４棒を捌いて平たく整列さ
せる装置としては、第４図に示すように、山積状態のＰ
ＣＣ鋼棒上コンベア１１上に載せて移動させながら、コ
ンベア１１上に設置した押え仮１２によってＰＣＣ鋼棒
上押えて、ＰＣＣ鋼棒上山を崩してｐｃｍ棒Ａを整列さ
せるようにしたものがある。

ところが、上記の装置では、ＰＣＣ鋼棒上長さが２０ｍ
以上の長尺になり、しかもＰＣＣ鋼棒上のものに腰がな
い場合には、押え板１２の入日付近でＰＣ綱棒Ａがから
まって整列できないことがあった。

このため、従来、２０ｍ以上の長尺のＰＣＣ鋼棒上場合
には、ＰＣＩ棒Ａの山の両端を人手によって開いて整列
させているが、この作業は極めて重労働である。

そこで、この発明は、長尺でしかも腰のないＰＣ鋼棒の
山をＩＸＩ＋いて平たく整列させることができる装置を
提供しようとするものである。

〔課題を解決するための手段〕

この発明の装置は、山積みされたＰＣ鋼棒の一端側を捌
いて山を崩す山崩し装置と、山崩し装置によって捌いた
ＰＣｔ！４棒の一端側の捌き状態を他端側に伝達してい
＜　ｔｌｌｌｌき伝達装置とからなる。

上記山崩し装置は、中央の頂点から両側に向って下り勾
配に傾斜する三角形状の支持板の下面に、支持板昇降装
置を設置し、上記支持板の上面の傾斜面に、支持板面に
対して直交する方向に多数の係止溝を並列するように形
成したものである。

一方、上記捌き伝達装置は、台車上に、ローラを水平に
設置し、このローラの周面に多数の係止溝をローラの軸
と直交する方向に形成し、上記ローラをローラ昇降装置
によって昇降自在に構成したものである。

〔作用〕 次に、上記山崩し装置と捌き伝達装置を使用してｐ’ｃ
＠棒の山を捌いて整列させる方法について説明する。

山積みされたＰＣ鋼棒の一端側の下方に、上記山崩し装
置を２台、支持板がＰＣ鋼棒の軸線に対して直交するよ
うに平行に所定間隔をあけて設置する。この後、２台の
山崩し装置の支持板を、交互に支持板昇降装置によって
昇降させて、支持板の上面によってＰＣ鋼棒の一端側を
持ち上げたり、降ろしたりする。これによって、山積み
されたＰＣ鋼棒の一端側の各ＰＣ鋼棒が支持板の上面の
傾斜面に形成した係止溝に引っかかって係止されながら
支持板の両側に向かって広げられ、山積みされたＰＣ鋼
棒の一端側が捌かれる。

このようにして山積みされたＰＣ鋼棒の一端側を捌いた
後、捌いたＰＣｆｌ棒の下方に、捌き伝達Ｈをそのロー
ラがＰＣ鋼棒に対して直交するように設置し、次いでロ
ーラをローラ昇降装置によって上昇させてローラの周囲
に形成した係止溝に捌いたＰＣｔ！Ｊ４棒の一端を嵌め
、そのまま台車をＰＣ＠棒の他端側に向けて移動させる
と、一端側の捌き状態が他端側に向かって順次伝達され
、これによって山積み状態のＰＣ鋼棒が平たく整列され
る。

〔実施例〕

以下、この発明の詳細な説明する。

山崩し装置１は、中央の頂点から両側に向かって下り勾
配に傾斜する三角形状の支持板２と、支持板昇降装置３
とからなる。支持板昇降装置３は、例えば、油圧シリン
ダーによって構成され、油圧シリンダーの昇降軸の上端
が支持板２の下面に固定されている。また、上記油圧シ
リンダーの下端は、ビンによって地面に揺動自在に支持
されている。

上記支持板２の上面の傾斜面には、支持板２面に対して
直交する方向に多数の係止溝４が並列するように形成さ
れている。この係止ａ４の大きさは、ＰＣＣ鋼棒が１本
ちょうどひっかかる程度にしてあり、大きすぎると係止
溝４に複数本のＰＣＣ鋼棒が安定状態に載置されるため
捌きがうまくいかない。また、支持板２の上面の両端に
は、係止用突起５が形成されている。

一方、捌き伝達装置６は、台車７上にローラ８を水平に
設置したものであり、ローラ８の両端は油圧シリンダー
等のローラ昇降装置Ｓの上端に回動自在に支持されてい
る。上記ローラ８の周面には、多数の係止溝１０がロー
ラ８の軸と直交する方向に形成されている。

次に、直径２３φ、本数２５本、長さ２３ｍの圧延ＰＣ
鋼棒Ａを山積みした状態から捌いて整列させる具体例に
ついて説明する。

この場合、支持板２としては、幅１０００龍、高さ２０
０１で、上面の係止溝４を支持板２の頂点から下方に向
けて深さとピッチをそれぞれ次第に大きく形成したもの
を使用した。係止溝４の深さは５１ｍ〜１５龍とし、ピ
ンチは１０酊〜３５酊とした。また、支持板２の上面の
傾斜面は中程が凹んだ半径３００龍の弧状を呈し、傾斜
角をほぼ４０″に設定した。

また、支持板２の支持板昇降装置３の昇降ストロークは
５００鶴、山崩し装置１２台の間隔は３０００鶴とした
。

一方、捌き伝達装置６のローラ８の係止溝１０は第３図
に示すようにＶ形溝とし、その数は３４個であり、ピッ
チは２６０に設定した。また、ローラ８の幅は１０００
龍とし、昇降ストロークは５００　ｍｓに設定した。

以上の条件で上記圧延ＰＣ鋼棒Ａの山をうまく捌くこと
ができた。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明の装置によれば、腰のない長尺
のＰＣ鋼棒の山であってもうまく捌いて平らに整列させ
ることができるので、ＰＣＥ棒の線捌き作業を人手によ
らず自動化することができるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の装置の使用状態を示す斜視図、第２
図は支持板の正面図、第３図はローラの部分拡大図、第
４図は従来例の概略図である。 Ａ・・・・・・ＰＣ鋼棒、　　　１・・・・・・山崩し
装置、２・・・・・・支持板、　　　　３・・・・・・
支持板昇降装置、４・・・・・・係止溝、　　　　６・
・・・・・捌き伝達装置、７・・・・・・台車、　　　
　　　８・・・・・・ローラ、Ｓ・・・・・・ローラ昇
降装置、１０・・・・・・係止溝。 特許出願人　住友電気工業株式会社 同　代理人　　鎌　　　１）　　文　　　−第２図 と　　　　　　　　第３図 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）中央の頂点から両側に向って下り勾配に傾斜する
   三角形状の支持板を設け、この支持板の下面に支持板昇
   降装置を設置し、上記支持板の上面の傾斜面に、支持板
   面に対して直交する方向に多数の係止溝を並列するよう
   に形成してなる山崩し装置と、台車上に、ローラを水平
   に設置し、このローラの周面に多数の係止溝をローラの
   軸と直交する方向に形成し、上記ローラをローラ昇降装
   置によって昇降自在に構成してなる捌き伝達装置とから
   なるＰＣ鋼棒の線捌き装置。