JPH0122767B2 - - Google Patents

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JPH0122767B2
JPH0122767B2 JP21671283A JP21671283A JPH0122767B2 JP H0122767 B2 JPH0122767 B2 JP H0122767B2 JP 21671283 A JP21671283 A JP 21671283A JP 21671283 A JP21671283 A JP 21671283A JP H0122767 B2 JPH0122767 B2 JP H0122767B2
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signal
voltage
switched capacitor
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Akira Yamaguchi
Hiroshi Mobara
Hidemi Izeki
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Toshiba Corp
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Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Priority to EP87117485A priority patent/EP0308540B1/en
Priority to DE8484113778T priority patent/DE3474597D1/de
Priority to US06/672,478 priority patent/US4599580A/en
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K4/00Generating pulses having essentially a finite slope or stepped portions
    • H03K4/02Generating pulses having essentially a finite slope or stepped portions having stepped portions, e.g. staircase waveform
    • H03K4/023Generating pulses having essentially a finite slope or stepped portions having stepped portions, e.g. staircase waveform by repetitive charge or discharge of a capacitor, analogue generators
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R23/00Arrangements for measuring frequencies; Arrangements for analysing frequency spectra
    • G01R23/005Circuits for comparing several input signals and for indicating the result of this comparison, e.g. equal, different, greater, smaller (comparing phase or frequency of 2 mutually independent oscillations in demodulators)
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10LSPEECH ANALYSIS TECHNIQUES OR SPEECH SYNTHESIS; SPEECH RECOGNITION; SPEECH OR VOICE PROCESSING TECHNIQUES; SPEECH OR AUDIO CODING OR DECODING
    • G10L19/00Speech or audio signals analysis-synthesis techniques for redundancy reduction, e.g. in vocoders; Coding or decoding of speech or audio signals, using source filter models or psychoacoustic analysis
    • G10L19/02Speech or audio signals analysis-synthesis techniques for redundancy reduction, e.g. in vocoders; Coding or decoding of speech or audio signals, using source filter models or psychoacoustic analysis using spectral analysis, e.g. transform vocoders or subband vocoders
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K3/00Circuits for generating electric pulses; Monostable, bistable or multistable circuits
    • H03K3/02Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses
    • H03K3/023Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses by the use of differential amplifiers or comparators, with internal or external positive feedback
    • H03K3/0231Astable circuits

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  • Multimedia (AREA)
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  • Power Engineering (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は、2つの信号の周波数のずれを比較
検出する周波数比較回路に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
最近、デイジタル技術を用いて音声合成を行な
う装置が開発、実用化されている。この装置では
たとえば、インパルスや白色雑音を音源として用
いて、この音源からの信号をいくつかのデイジタ
ル・フイルタ回路を通過させることによつてアナ
ログ音声信号を得るようにしている。そして、上
記各デイジタル・フイルタ回路における条件設定
は、そのときに得るべきアナログ音声信号に対応
して行なわれる。また上記デイジタル音声合成装
置における各デイジタル・フイルタ回路の条件設
定は、実際の音声を分析し認識した結果に基づい
て行なわれる。
第1図は上記音声認識を行なう音声認識回路の
一般的な構成を示す回路図である。第1図におい
て、1はマイクアンプである。このマイクアンプ
1は、図示しないマイクロフオンによつて変換さ
れたアナログ信号を増幅するためのものである。
上記マイクアンプ1の出力はたとえば4個のバン
ドパスフイルタ回路(BPF)2A,2B,2C,
2Dに並列的に供給される。さらに上記バンドパ
スフイルタ回路2A,2B,2C,2Dを通過し
た信号は4個の検出回路(DET)3A,3B,
3C,3Dそれぞれによつて検出され、各検出信
号は4個の各ローパスフイルタ回路(LPF)4
A,4B,4C,4Dに供給される。上記ローパ
スフイルタ回路4A,4B,4C,4Dを通過し
た信号はマルチプレクサ(MPX)5を介してア
ナログ/デイジタル変換回路(A/D)6に選択
的に供給される。そして上記アナログ・デイジタ
ル変換回路6からのデイジタル出力が前記マイク
ロフオンからの入力音声に対する認識結果とな
る。
ところで、最近の音声認識回路では、スイツチ
ドキヤパシタ・フイルタ技術を用いることによつ
て回路の高集積度化および高精度化が図られるよ
うになつてきており、前記マイクアンプ1、バン
ドパスフイルタ回路2およびローパスフイルタ回
路4はすべてスイツチドキヤパシタ回路を用いて
構成されている。このスイツチドキヤパシタ回路
を用いた回路では、各スイツチドキヤパシタ回路
を制御するために、発振回路と、この発振回路の
出力から種々のクロツクパルスを形成するための
クロツク発生回路が必要となり、各スイツチドキ
ヤパシタ回路ひいては音声認識回路の精度はこの
クロツクパルスの精度に依存している。
ところで、上記発振回路における正確な発振周
波数が求められた場合に、その正確な発振周波数
に対する実際の発振周波数の大小関係ずれもしく
は両周波数の比を正確に知ることができれば、実
際の発振周波数を正確なものに一致させることが
できる。しかしながら、従来では上記周波数の大
小関係ずれもしくは周波数比を正確に検出する手
段が存在していないため正確な発振周波数を得る
ことができず、上記スイツチドキヤパシタ回路自
体ひいては音声認識回路の精度を悪化させてい
る。
〔発明の目的〕
この発明は上記のような事情を考慮してなされ
たものであり、その目的は、2つの信号の周波数
のずれを高精度に比較検出することができる周波
数比較回路を提供することにある。
〔発明の概要〕
この発明による周波数比較回路は、基準周波数
と比較すべき周波数に応じてその抵抗値が設定さ
れ、負の等価抵抗を有する負性のスイツチドキヤ
パシタ回路および上記基準周波数に応じてその抵
抗値が設定され、正の等価抵抗を有する正性のス
イツチドキヤパシタ回路が設けられ、上記両スイ
ツチドキヤパシタ回路の各一端に直流バイアスが
供給されたときに両スイツチドキヤパシタ回路の
出力電流の合成値を積分して出力電圧を得る積分
回路が設けられ、上記負性のスイツチドキヤパシ
タ回路の一端には直流バイアスとして一定の直流
電圧が供給され、上記正性のスイツチドキヤパシ
タ回路の一端には直流バイアスとして上記積分回
路の出力電圧に応じた直流電圧が供給されてい
る。
〔発明の実施例〕
以下図面を参照してこの発明の実施例を説明す
る。第2図はこの発明の周波数比較回路の一実施
例に係る構成を示す回路図である。図において1
0はキヤパシタ11と4個のスイツチ12ないし
15とを有し、その周波数を比較すべき一方の信
号たとえば発振回路からの発振信号SSの周波数S
に応じて抵抗値が設定されかつ負の等価抵抗を持
つスイツチドキヤパシタ回路である。上記スイツ
チドキヤパシタ回路10において、キヤパシタ1
1の一端にはスイツチ12および13の各一端が
接続されており、さらにスイツチ12の他端はア
ース点に接続されている。上記キヤパシタ11の
他端にはスイツチ14および15の各一端が接続
されており、さらにスイツチ14の他端はアース
点に接続されている。そして上記4個のスイツチ
12ないし15のうちそれぞれ2個ずつのスイツ
チ12,15および13,14が、信号SSに応じ
て交互にオン状態にされる。20はキヤパシタ2
1と4個のスイツチ22ないし25とを有し、周
波数が一定した基準信号SCのその周波数Cに応じ
て抵抗値が設定されかつ正の等価抵抗を持つスイ
ツチドキヤパシタ回路である。このスイツチドキ
ヤパシタ回路20において、キヤパシタ21の一
端にはスイツチ22および23の各一端が接続さ
れており、さらにスイツチ23の他端はアース点
に接続されている。上記キヤパシタ21の他端に
はスイツチ24および25の各一端が接続されて
おり、さらにスイツチ25の他端はアース点に接
続されている。そして上記4個のスイツチ22な
いし25のうちそれぞれ2個ずつのスイツチ2
2,24および23,25が、信号SCに応じて交
互にオン状態にされる。
また、第2図において正極性の電源電圧VDD
給点とアース点との間には2個の抵抗31,32
が直列接続されており、この両抵抗31,32の
直列接続点a1には上記一方のスイツチドキヤパシ
タ回路10内のスイツチ13の他端が接続さてい
る。さらにVDD供給点と後述する電圧V0の出力点
との間にも2個の抵抗33,34が直列接続され
ており、この両抵抗33,34の直列接続点a2
は上記他方のスイツチドキヤパシタ回路20内の
スイツチ22の他端が接続されている。さらに上
記一方のスイツチドキヤパシタ回路10内のスイ
ツチ15の他端と他方のスイツチドキヤパシタ回
路20内のスイツチ24の他端とが共通接続さ
れ、この接続点bには積分回路35の入力端が接
続されている。この積分回路35は、反転入力端
子、非反転入力端子および出力端子を有する差動
増幅回路36とキヤパシタ37を備えており、キ
ヤパシタ37は差動増幅回路36の反転入力端子
と出力端子との間に接続され、差動増幅回路36
の非反転入力端子はアース点に接続されている。
上記差動増幅回路36は正極性の電源電圧VDD
よびこの電圧VDDと絶対値が等しい負極性の電源
電圧VSSとの間の電圧で動作するようになつてお
り、前記アース点の電位は上記両電圧VDDとVSS
の中間電位たとえば0Vに設定されている。そし
てこの積分回路35では差動増幅回路36の反転
入力端子が上記入力端として用いられ、また出力
端子からは前記2つの周波数SCのずれに比例
した電圧V0が出力されるようになつている。
このような構成において、一方のスイツチドキ
ヤパシタ回路(以下SC回路と略称する)10の
一端すなわちスイツチ13の他端が接続されてい
るa1点には、抵抗31,32の抵抗比と電圧VDD
に応じて値が決定される正極性の一定電圧V1
供給されている。このSC回路10の等価抵抗値
R1は、キヤパシタ11の値をC1とすると次式で
示すように負の値となる。
R1=−1/C1S …(1) したがつて、このSC回路10に流れる電流I1
の向きは第2図中左方向となる。他方のSC回路
20の一端すなわちスイツチ22の他端が接続さ
れているa2点には、抵抗33,34の抵抗比と電
圧VDDおよび積分回路35の出力電圧V0とに応じ
て値が決定される正極性もしくは負極性の電圧
V2が供給されている。そしてまた、このSC回路
20の等価抵抗値R2は、キヤパシタ21の値を
C2とすると次式で示すように正の値となる。
R2=1/C2C …(2) したがつて、いま上記電圧V2が正極性にされ
ている場合に、このSC回路20に流れる電流I2
の向きは第2図中右方向となる。そして積分回路
35は上記電流I1とI2の合成電流を積分して電圧
V0を出力する。ここで仮に、一方のSC回路10
内のキヤパシタ11の値C1が他方のSC回路20
内のキヤパシタ21の値C2と等価に設定されて
おり、抵抗31ないし34の値がすべて等価に設
定されしかも電圧V1とV2とが等しい場合に、発
振信号SSの周波数Sと基準信号SCの周波数Cとが
一致すると、上記電流I1,I2の値は等しくその方
向が第2図中に示すように反対方向となる。すな
わちこの場合、電流I1とI2の合成電流は0とな
り、積分回路35の出力電圧V0はアース電位
(0V)にされる。出力電圧V0がアース電位のと
き、上記a2点の電圧V2は、抵抗33,34の値
が等しいので(VDD−0)/2となり、他方a1
の電圧V1も抵抗31,32の値が等しいので
(VDD−0)/2となり、電圧V1とV2とは等しい
ものとなる。したがつて、周波数SCとが一致
した場合に積分回路35の出力電圧V0はアース
電位のまま固定される。
一方、周波数Sが低下して、SCよりも低く
なると、前記(1)式で与えられるSC回路10の等
価抵抗値R1が以前よりも大きくなる。このSC回
路10に供給されている電圧V1の値は一定であ
るために、上記等価抵抗値R1が大きくなると、
ここに流れる電流I1の値は以前よりも小さくな
る。すると、電流I1とI2の合成電流は正極性(積
分回路35に入れ込む方向)となり、このときに
積分回路35はこの電流を積分してこの電流値に
比例した負極性の電圧V0を出力する。このとき
の電圧V0は前記a2点の電圧V2を下降させるよう
に作用するので、SC回路20に流れる電流I2
値は以前よりも小さくなり、電流I1,I2が平衡し
た時点で積分回路35の出力電圧V0の値が一定
にされる。
他方、周波数SCが一致している状態から、
今度は周波数Sが上昇してSCよりも高くなる
と、SC回路10の等価抵抗値R1は以前よりも小
さくなる。したがつて、このSC回路10に流れ
る電流I1の値は以前よりも大きくなる。すると、
電流I1とI2の合成電流は負極性(積分回路35か
ら流れ出る方向)となり、このときに積分回路3
5はこの電流を積分してこの電流値に比例した正
極性の電圧V0を出力する。このときの電圧V0
前記a2点の電圧V2を上昇させるように作用する
ので、SC回路20に流れる電流I2の値は以前よ
りも大きくなり、電流I1,I2が平衡した時点で積
分回路35の出力電圧V0の値が一定にされる。
第3図はC1=C2とした場合の上記第2図回路
の特性図であり、横軸には発振信号SSの周波数S
を、縦軸には積分回路35の出力電圧V0をそれ
ぞれとつたものである。図示するように、周波数
Sと出力電圧V0とは比例関係になるので、この
出力電圧V0から2つの周波数SCのずれを調べ
ることができる。すなわち、出力電圧V0が0の
とき両周波数のずれはなく、V0が正極性のとき
はこの電圧分だけSCよりも高い方にずれてお
り、またV0が負極性のときにはこの電圧分だけ
SCよりも低い方にずれていることがわかる。
しかも2個のSC回路10,20における等価抵
抗値R1,R2は前記(1),(2)式に示すように、C1
C2の値がそれぞれ一定であれば周波数SCのみ
によつて決定され、キヤパシタC1,C2の値は抵
抗等に比べてはるかに高い精度で設定することが
できるので、各周波数SCは高精度で抵抗R1
R2に変換される。このため、SC回路10,20
では周波数SCのずれを高精度に電流の形に変
換することができる。さらに積分回路35はSC
回路10,20に流れる電流の合成値を積分する
ことによつて出力電圧V0を得るようにしている
ので、差動増幅回路36自体のスルーレートやゲ
インにばらつきが存在していても、高精度で電流
−電圧変換を行なうことができる。
このようにこの実施例によれば、発振回路から
の発振信号SSの周波数Sと基準信号SCの周波数C
とを比較してそのずれを電圧の形で高精度に変換
することができる。このため、このずれに相当す
る電圧を用いて、周波数Sを基準周波数Cに高精
度に一致させることが可能である。
またこの実施例において、2個のSC回路10,
20内のキヤパシタ11,21の値C1,C2の設
定、抵抗31ないし34の値の設定を変えること
によつて、基準信号SCの見かけ上の周波数を実際
の値Cと異ならせることも可能である。たとえ
ば、C1=2C2の関係を満たすようにキヤパシタ1
1,21の値を設定すれば、第3図に対応する特
性直線の傾きは第3図の場合の2倍となり、S
1/2Cとなる点でV0=0となる。この場合、C
2分周した周波数とSとのずれに対応した出力電
圧V0を得ることができる。また、抵抗31と3
2の値を等しく設定した上で抵抗33の値を34
よりも大きく設定すれば、V0=0のときにV1
V2となり、たとえば抵抗33の値を34の値の
3倍に設定すれば、V1=VDD/2、V2=(VDD
V0)/4となり、第3図に対応する特性直線の
傾きは第3図の場合の2倍となり、C1=2C2とし
たときと同じ効果が得られる。
上記実施例回路において、抵抗31ないし34
の値を20kΩ、C1,C2の値を100pF,VDD=+7V,
VSS=−7Vに設定して、Cを2kHz,4kHz,8kHz
にそれぞれ設定して実験を行なつたところ、S
0.1C〜1.8C以下の範囲でV0は線型に変化した。
第4図および第5図はそれぞれ前記実施例回路
で用いられている2個のSC回路10,20それ
ぞれ具体的に示す回路図である。なお、第4図お
よび第5図において、前記第2図と対応する箇所
には同一符号を付して説明する。また前記信号
SS,SCとして実際には、第6図のタイミングチヤ
ートに示すように互いに位相が異なる2相の信号
SS1,SS2もしくはSC1,SC2が用いられる。
負の等価抵抗値を有する一方のSC回路10内
のスイツチ12ないし15は第4図に示すよう
に、NチヤネルMOSFET41ないし44それぞ
れとPチヤネルMOSFET45ないし48それぞ
れと並列接続してなるCMOSスイツチ52ない
し55で構成されている。そして上記Nチヤネル
MOSFET41,44のゲートには第6図中の信
号SS1が、PチヤネルMOSFET45,48のゲー
トにはCMOSインバータ49を介して上記信号
SS1がそれぞれ供給され、上記Nチヤネル
MOSFET42,43のゲートには第6第中の信
号SS2が、PチヤネルMOSFET46,47のゲー
トにはCMOSインバータ50を介して上記信号
SS2がそれぞれ供給されている。
このような構成において、いまCMOSスイツ
チ53の他端に直流電圧V1を供給し、CMOSス
イツチ55の他端にはアース電位を供給した状態
で各CMOSスイツチ52ないし55を信号SS1
SS2に応じてスイツチ制御した場合について説明
する。いま、信号SS2が高いレベルのときには
CMOSスイツチ53,54がオン状態にされる。
このとき、キヤパシタ11の他端(第4図のc
点)には−C1・V1の電荷が蓄積される。次に信
号SS1が高レベルのときにはCMOSスイツチ52,
55がオン状態にされる。このとき、上記c点に
は予め蓄積されている負の電荷を打消すように、
アース点からCMOSスイツチ55を介して正の
電荷+C1・V1が供給される。このような動作が
1秒間当りS回繰り返されるので、c点から
CMOSスイツチ55を介してアース点に流れる
電流の向きを正とした場合にこのSC回路に流れ
る電流の値Iは次式で与えられる。
−I=C1・V1S …(3) このSC回路における等価抵抗Rの値は、供給
電圧V1を上記電流Iで割つたものであるので、
このRは次式で与えられる。
R=V1/−C1・V1S=−1/C1S …(4) この(4)式の右辺は前記(1)式の右辺と同じであ
り、第4図のSC回路が周波数Sに応じた負の等
価抵抗を持つ回路であることがわかる。
正の等価抵抗値を有する他方のSC回路20内
のスイツチ22ないし25は第5図に示すよう
に、NチヤネルMOSFET61ないし64それぞ
れとPチヤネルMOSFET65ないし68それぞ
れとを並列接続してなるCMOSスイツチ72な
いし75で構成されている。そして上記Nチヤネ
ルMOSFET61,63のゲートには第6図中の
信号SC1が、PチヤネルMOSFET65,67のゲ
ートにはCMOSインバータ69を介して上記信
号SC1がそれぞれ供給され、上記Nチヤネル
MOSFET62,64のゲートには第6図中の信
号SC2が、PチヤネルMOSFET66,68のゲー
トにはCMOSインバータ70を介して上記信号
SC2がそれぞれ供給されている。
このように構成において、いまCMOSスイツ
チ72の他端に直速電圧V2を供給し、CMOSス
イツチ74の他端にはアース電位を供給した状態
で各CMOSスイツチ72ないし75を信号SC1
SC2に応じてスイツチ制御した場合について説明
する。いま信号SC1が高レベルのときにはCMOS
スイツチ72,74がオン状態にされる。このと
き、キヤパシタ21にはC2・V2なる電荷が蓄積
される。次に信号SC2が高レベルになると、今度
はCMOSスイツチ73,75がオン状態にされ、
いままでキヤパシタ21に蓄えられていた電荷は
アース点に放出される。このような動作が1秒間
当りC回繰り返されるので、キヤパシタ21の他
端(第5図のd点)からCMOSスイツチ74を
介してアース点に流れる電流の向きを正とした場
合にこのSC回路に流れる電流の値Iは次式で与
えられる。
I=C2・V2C …(5) またこのSC回路における等価抵抗Rの値は、
供給電圧V2を上記電流Iで割つたものであるの
で、このRは次式で与えられる。
R=V2/C2・V2C=1/C2C …(6) この(6)式の右辺は前記(2)式の右辺と同じであ
り、第5図のSC回路が周波数Cに応じた正の等
価抵抗を持つ回路であることがわかる。
第7図はこの発明の応用例の構成を示す回路図
である。この応用例回路は、前記第2図と同様に
構成された周波数比較回路100の出力電圧V0
をインバータ200に供給して、V0に応じて低
レベルもしくは高レベルに設定される論理信号
OUTを得るようにしたものである。
なお、この発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく種々の変形が可能である。たとえば、上
記第2図の実施例では、負の等価抵抗を持つ一方
のSC回路10を信号SSで制御し、正の等価抵抗
を持つ他方のSC回路20を信号SCで制御する場
合について説明したが、これは互いに他方の信号
で制御するようにしてもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したようにこの発明によれば、2つの
信号の周波数のずれを高精度に検出することがで
きる周波数比較回路が提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は音声認識回路の一般的な構成を示す回
路図、第2図はこの発明に係る周波数比較回路の
一実施例の構成を示す回路図、第3図は第2図回
路の特性図、第4図および第5図はそれぞれ上記
第2図回路で用いられているスイツチドキヤパシ
タ回路を具体的に示す回路図、第6図は第4図お
よび第5図の回路で用いられる信号のタイミング
チヤート、第7図はこの発明の応用例の構成を示
す回路図である。 10,20…スイツチドキヤパシタ回路(SC
回路)、11,21…キヤパシタ、12〜15,
22〜25…スイツチ、31〜34…抵抗、35
…積分回路、36…差動増幅回路、52〜55,
72〜75…CMOSスイツチ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 第1の信号の周波数に応じてその抵抗値が設
    定され、負の等価抵抗を有する第1の手段と、第
    2の信号の周波数に応じてその抵抗値が設定さ
    れ、正の等価抵抗を有する第2の手段と、上記第
    1、第2の手段に直流バイアスが供給されたとき
    にこの第1、第2の手段の出力電流の合成値を積
    分して出力電圧を得る第3の手段と、上記第1、
    第2の手段の一方に一定の直流バイアスを供給し
    てこの手段に上記電流を流す第4の手段と、上記
    第1、第2の手段の他方に上記第3の手段の出力
    電圧に応じた直流バイアスを供給してこの手段に
    上記電流を流す第5の手段とを具備したことを特
    徴とする周波数比較回路。 2 前記第1、第2の手段が、キヤパシタと複数
    のスイツチを含むスイツチドキヤパシタ回路でそ
    れぞれ構成されている特許請求の範囲第1項に記
    載の周波数比較回路。 3 前記第3の手段が、差動増幅回路とこの差動
    増幅回路の入出力端子間に接続される積分用キヤ
    パシタとで構成されている特許請求の範囲第1項
    に記載の周波数比較回路。
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