JPH01226698A - 物品移動装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】

この発明は、主に同一もしくは類似の寸法・重量を有す
る物品を無動力で下方に移動させるための物品移動装置
に関する。

【従来の技術】

従来より、物品移動のために種々の機器・装置等が利用
されており、エレベータ−、フォークリフト、クレーン
、コンベアなどがその代表的なものであるが、大部分は
動力を有するものであって本発明にて示されるように、
蓄圧機器を利用した無動力式の物品移動装置は現在のと
ころ見当たらない。

【発明が解決しようとする課題】

これら従来より使用されている物品移動装置は、前述の
ごとく大部分が動力を必要とするので動力発生椋とその
伝達機構を有しており、ある程度のランニングコストが
必要である。 また、無動力の物品移動装置としては、コロを利用した
コンベア方式の機器も使用されているが、機能上ある程
度のスペースを必要とするのでこれを使用するのに不向
きな場合がある。 本発明は、以上の課題を解決するために発明されたもの
で、蓄圧機器を利用して無動力にて物品を下方に移動さ
せることを目的として開発されたものである。

【課題を解決するための手段】

（イ）上部基板（１）に端部が軸着されたアーム（２）
（２）と下部基板（３）に端部が軸着されたアーム（４
）（４）とを交差させて軸支し、アーム（２）（４）の
他端にローラー（５）（６）を軸着して上・下部基板に
接触させ、下部基板に一端が軸着された油圧シリンダー
（８）のシリンダーロッド（９）先端部とアーム（４）
（４）間に軸着されたアームステー（１１）とを軸支す
る。 （ロ）油圧シリンダー（８）に油を供給する手動ポンプ
（２２）と、油圧保持のための逆止弁（２３）と、手動
ポンプと並列回路に設けたストップバルブ（２７）と、
分岐管路にて接続されるアキュムレータ（２８）とを前
記油圧シリンダーの供給回路に設ける。 本発明は以上の構成よりなることを特徴とする物品移動
装置である。

【作　用】

本発明は、アームにて支持されている基板を油圧シリン
ダーにて移動させ、アキュムレータに蓄えられている油
の圧力で油圧シリンダーを駆動する装置である。 本装置を使用するには、まず、手動ポンプ（２２）にて
オイルタンク（２０）より油を汲み上げ、逆止弁（２３
）を通過させてアキュムレータ（２８）に油をチャージ
する。一方、油はシリンダー（８）に供給されて上部基
板（１）を上昇させる。 物品を上部基板に乗せると、その重量により上部基板は
下降して下部基１ｊ　（３）近傍に達して静止する。同
時にシリンダー内の油はアキュムレータに蓄えられて元
の圧力に還元される。 物品を上部基板より取り去ると、油圧によりシリンダー
ロッド（９）が伸びて再び上部基板を上昇させ、元の位
置に達して静止する。 後は上記の動作を繰り返すことにより、物品を下方に移
動させることができる。 使用時はアキュムレータに蓄えられる油の圧力を適宜加
減して、移動させる物品の重量に適するよう調整して使
用する。 なお、ストップバルブ（２７）は設定された油圧を下げ
る時に使用するもので、シリンダー内の油をオイルタン
クに逃がして圧力調整を行うものである。

【実施例】

以下、本発明の実施例を図面について説明する。 （イ）段部を有する矩形の上部基板（１）内側面に端部
が軸着されたアーム（２）（２）と段部を有する矩形の
下部基板（３）内側面に端部が軸着されたアーム（４）
（４）とを交差させて軸支し、アーム（２）（４）の他
端にラジアルベアリングよりなるローラー（５）　（６
）を軸着して上・下部基板に接触させ、下部基板に一端
がステー（７）にて軸着された油圧シリンダー（８）の
シリンダーロッド（９）の先端部に設けたクレビス（１
ｏ）とアーム（４）（４）間に軸着されたアームステー
（１１）とを軸支する。 （ロ）油圧シリンダー（８）に油を供給する手動ポンプ
（２２）と、油圧保持のための逆止弁（２３）と、電磁
弁（２４）と、逆止弁付き流１に５１整弁（２５）（２
６）と、手動ポンプと並列回路に設けたストップバルブ
（２７）と、電磁弁と逆止弁の間より分岐管路にて接続
されるプラグ型のアキュムレータ（２８）とを前記油圧
シリンダーの供給回路に設ける。 以上が本発明の一実施例である。 なお、本実施例では、アキュムレータにプラグ型のアキ
ュムレータを使用している。 これは、容器の中に伸縮自在なブラダ（ゴム袋）を設け
て、このプラグにガスを封入し、その圧縮性を利用して
流体の圧力を貯蔵させるものである。 また、回路に逆止弁付き流１１調整弁（２５）（２６）
を設けているので上・下降時の速度が調整でき、電磁弁
（２４）が設けられているので物品の１１除去時には、
電磁弁の開閉によってシリンダーを作動させることがで
きる。

【発明の効果】

本発明は、アキュムレータに蓄えられている油の圧力と
、基板上に載置される物品の重量とのバランスにより、
載置される物品の下降移動を行うことができ、可逆性を
有するので、無動力にて繰り返し物品の下降移動を行う
ことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す機構説明図第２図は本発
明実施例の部分斜視図 第３図および第４図は要部断面図 第５図および第６図はアキュムレータ説明図（１）・・
・上部基板　　（２）（４）・・・アーム（３）・・・
下部基板　　（５）（６）・・・ローラー（７）・・・
ステー　　　　（８）・・・油圧シリンダー（９）・・
・シリンダーロッド　　（Ｉ　Ｏ）・・・クレビス（１
１）・・・アームステー　（１２）・・・軸（１３）・
・・止め輪　　　　（１４）・・・軸（２０）・・・オ
イルタンク　（２１）・・・ストレーナ−（２２）・・
・手動ポンプ　　（２３）・・・逆止弁（２４）・・・
電磁弁 （２５）（２６）・・・逆止弁付き流量調整弁（２７）
・・・ストップバルブ（２８）・・・アキュムレータ（
２９）・・・圧力計 （ａ）・・・アキュムレータ容？Ａ　　（ｂ）・・・ブ
ラダ（ゴム袋）（ｃ）・・・圧油

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （イ）上部基板（１）に端部が軸着されたアーム（２）
   （２）と下部基板（３）に端部が軸着されたアーム（４
   ）（４）とを交差させて軸支し、アーム（２）（４）の
   他端にローラー（５）（６）を軸着して上・下部基板に
   接触させ、下部基板に一端が軸着された油圧シリンダー
   （８）のシリンダーロッド（９）先端部とアーム（４）
   （４）間に軸着されたアームステー（１１）とを軸支す
   る。 （ロ）油圧シリンダー（８）に油を供給する手動ポンプ
   （２２）と、油圧保持のための逆止弁（２３）と、手動
   ポンプと並列回路に設けたストップバルブ（２７）と、
   分岐管路にて接続されるアキュムレータ（２８）とを前
   記油圧シリンダーの供給回路に設ける。 以上の構成よりなることを特徴とする物品移動装置。