JPH0122619Y2 - - Google Patents

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JPH0122619Y2
JPH0122619Y2 JP1984031975U JP3197584U JPH0122619Y2 JP H0122619 Y2 JPH0122619 Y2 JP H0122619Y2 JP 1984031975 U JP1984031975 U JP 1984031975U JP 3197584 U JP3197584 U JP 3197584U JP H0122619 Y2 JPH0122619 Y2 JP H0122619Y2
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sewing machine
memory
memory cassette
cassette
storage recess
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、メモリカセツトの挿着可能なミシ
ンに関するものであつて、一層詳細には、縫目デ
ータを記憶しているオプシヨンとしての外部メモ
リカセツトをミシン本体の脚柱部側方から挿着し
得るようにすると共に、この挿着時においてメモ
リに記憶されている模様の種類を指示する視覚表
示をミシン前面パネルに設けた表示窓を介して視
認し得るよう構成した外部メモリカセツト収納機
構に関するものである。
従来技術 縫目データを記憶するメモリ(ROM)をミシ
ン本体に内蔵し、そのデータに従い針の横方向揺
動運動および送り歯の送り運動を制御して各種の
模様を加工布に縫製加工するコンピユータ内蔵の
電子ミシンが広く普及するに至つている。しかし
この種のミシンに内蔵される前記メモリ
(ROM)の記憶容量には限界があるため、該メ
モリに記憶されるデータは、使用頻度が高く需要
の多い模様、字体その他の形象(以下「模様」と
称する)に一般に限られる。そこで使用頻度の小
さい特殊な模様を縫製するには、これらの模様に
関する縫目データを記憶させた外部メモリカセツ
トを別途オプシヨンとして用意し、この外部メモ
リカセツトを前記電子ミシンに挿着することによ
り前記記憶容量不足のバツクアツプを図ることが
可能である。
考案が解決しようとする課題 しかし、このような外部メモリの着脱交換が可
能なコンピユータミシンでは、前記外部メモリカ
セツトを複雑な操作により挿着しなければなら
ず、またそのメモリカセツトに記憶されている縫
目データ等の情報に関する視覚表示は外部から視
認し得ないので縫目データの取違いをする等、取
扱上の各種不都合があつた。
目 的 本考案は、前述した従来技術に係る外部メモリ
カセツトの挿着可能なミシンに内在している前記
欠点に鑑み、これを解決するべく提案されたもの
であつて、外部メモリカセツトをミシン脚柱部に
形成した収納凹所に側方から挿着するようにして
容易かつ確実な取付けを実現し、加えて当該メモ
リカセツトに記憶されている模様の種類をミシン
前面パネルに設けた表示窓から視認し得るように
して、この種のミシンの良好な操作性の向上を図
ることを目的とする。
課題を解決するための手段 前記課題を克服し、所期の目的を好適に達成す
るため本考案は、縫目データに従つて針の横方向
揺動運動および送り装置の送り運動を制御して予
め定められた模様を形成するミシンにおいて、 少なくとも1つの模様の形成のための縫目デー
タを記憶するメモリを内蔵し、そのメモリに記憶
されている模様の種類に関する視認表示がその表
面の一部に施されているメモリカセツトと、 ミシン脚柱部の側面から略水平方向に延びると
共にミシン前面パネルに近接して当該パネルに平
行に延び、前記メモリカセツトを収納するために
ミシン脚柱部に設けられた収納凹所と、 前記メモリカセツトの一端部を露出させると共
に、その露出した一端部の端面を前記ミシン脚柱
部の側面と略同一面上に位置させるために、ミシ
ン脚柱部の側面において前記収納凹所の開放部か
ら連続して形成された切欠部と、 前記メモリカセツトを前記収納凹所中へ挿着し
た際に、そのメモリカセツトの表面に施した前記
視覚表示と合致するように前記ミシン前面パネル
に穿設された表示窓とから構成したことを特徴と
する。
実施例 次に実施例に係るメモリカセツトの挿着可能な
ミシンの詳細につき、好適な実施例を挙げて添付
図面を参照しながら、以下詳細に説明する。第1
図は本考案に係るミシンの概略的な外観構成を示
すものであつて、第2図は本考案の要部となるメ
モリカセツト収納機構の切欠き拡大図である。
第1図において、参照符号10は本考案が実施
される電子ミシン本体を示し、このミシン10は
メモリ(ROM)に記憶された縫目データに従つ
て針12の横方向における揺動運動と、送り歯1
4の送り運動とを制御して、針板16上に載置し
た加工布(図示せず)に所定の模様を縫製加工す
る機械的構造を有している。このミシン10は、
図示しないが本体内部に各種の模様に関する縫目
データを記憶した専用のメモリ(ROM)を内蔵
しており、ミシン使用者の意図するところに従い
所望の縫目を選び出し得るようになつている。こ
の内蔵メモリに記憶されている模様の種類は、例
えば該ミシンのアーム部18に配設した表示板2
0に、実用模様その他装飾模様等の各種形象とし
て表示されている。しかしながら記憶容量上の制
約から、当該内蔵メモリに記憶される縫目データ
は、使用者が最も日常的に頻繁に使用する模様
(例えば「たんじようびおめでとう」のメツセー
ジ)に限られ、従つて使用頻度の比較的少ない特
殊な形象模様については、それに関する縫目デー
タを専用に記憶させたオプシヨンとしての外部メ
モリカセツトを挿着するようになつていることは
前述した通りである。本考案に係る図示の電子ミ
シン10は、前記メモリカセツトをミシン本体に
挿着する構造を備えているものであつて、その詳
細構造を第2図〜第4図に示す。
図において符号22は、ミシン10の本体に外
部から交換自在に挿着されるメモリカセツトを示
し、このメモリカセツト22は殊に第5図から判
明するように本体部分が偏平な直方体形状を呈
し、一方の端部近傍には2つの切欠凹所からなる
つまみ部24が形成されている。またこのメモリ
カセツト22の本体内部には、第4図に示す如
く、少なくとも1つの模様の形成のための縫目デ
ータを記憶するメモリ(ROM)26が、基板2
8に取付けられた状態で内蔵されている。またそ
のメモリ26に記憶されている模様の種類(例え
ば動物の模様)およびその模様に適する押え足の
種類などに関する視覚表示30(例えば「動物シ
リーズ」)が、前記メモリカセツト22の一方の
表面に印刷、貼付け等適宜の手段により施されて
いる。メモリカセツト22の他端部に形成した空
洞部には、前記基板28の端部にプリントしたピ
ン端子32が臨んでおり、カセツト挿着時に後述
するコネクタ48との電気的接続がなされるよう
になつている。
次に第2図に示すように、ミシン10の脚柱部
34には前記メモリカセツト22を側方から収納
するための収納凹所36が形成されている。すな
わちこの収納凹所36は、脚柱部34においてそ
の側面38から略水平方向内方に向けて延在する
と共に、第2図および第3図に示す如くミシン前
面パネル40の内壁面に近接し、かつこれと平行
に延在している。この収納凹所36は、メモリカ
セツト22を収納するためのものであるから、そ
の内部寸法は該カセツトを密着的かつ円滑に案内
挿入し得るような寸法に設定されているものとす
る。
また前記ミシン前面パネル40には、第2図に
示す如くメモリカセツト22を前記収納凹所32
中に挿着した状態において、該カセツトの表面に
施して前記視覚表示30を外部から視認し得るよ
うに所定寸法の表示窓42が形成されている。こ
の表示窓42には、アクリルやポリカーポネート
等の合成樹脂からなる透明板体を嵌め込んだおく
のが好ましい。
前記収納凹所36は、ミシン脚柱部34の側面
38において開口している訳であるが、該収納凹
所36へのメモリカセツト22の挿着および取出
しの際に、ミシン操作者は前記つまみ部24を把
持する便宜を考慮して、第2図および第5図に示
すように、ミシン脚柱部側面38において収納凹
所36の開口部から上下両方向に連続的に外方に
向けて漸時拡開する切欠部44が形成されてい
る。なおメモリカセツト22を収納凹所36中に
挿着した際に、当該メモリカセツト22のつまみ
部24形成側の端面46は、前記切欠部44にお
いて外部に露出しており、しかもその露出端部の
端面46は前記ミシン脚柱部34の側面38と略
同一面上にその面位置が合致するよう寸法設定し
てあるものとする。
更に第2図および第4図に示す如く、収納凹所
36の最深奥部には、ミシン本体内部に設けた電
気的制御回路に接続するコネクタ48が配設され
ていて、メモリカセツト22を収納凹所中に押込
んでその挿入が完了した際に、前記ピン端子32
が該コネクタ48に雌雄嵌合してメモリカセツト
22を定位置で停止させると共に、ミシン内部の
制御回路に電気的に接続されるようになつてい
る。
なお第1図〜第3図に示すミシン前面パネル4
0に配設されるミシン操作用の各種パーツについ
て述べると、ミシンに内蔵されたメモリまたは前
記メモリカセツト22のメモリ26中から所望の
模様を選択的に呼出すために所望模様に対応する
模様番号を入力するテンキー50および選択され
た模様を表示するデジタル表示素子52がパネル
上方に配設されている。なおテンキー50に隣接
して、任意の模様を2つ組合わせるためのプラス
キー(+)および指定した模様を取消すためのキ
ヤンセルキー(C)が併設されている。また内蔵
されたメモリと外部の前記メモリカセツト22と
を選択するキーボタン54および外部メモリカセ
ツトの使用を選択したとき点灯表示する発光ダイ
オード(LED)が隣接配置され、更に該パネル
の下方には、針12の振幅調節、送り歯14の送
り量調節およびミシンモータの速度調節を夫々行
う各スライダつまみ56,58,60が設けられ
ている。
実施例の作用 次に、このように構成した本実施例に係るメモ
リカセツトの挿着可能なミシンに作用について説
明する。第1図に示すミシン10は、先に述べた
ように使用頻度の大きい模様についてはその縫目
データを内蔵のメモリに記憶しているが、この内
蔵メモリに記憶されていない他の特別な形象模様
を縫製したい場合は、第5図に示すオプシヨンと
してのメモリカセツト22を使用する。すなわち
ミシン操作者は、メモリカセツト22のつまみ部
24を把持し、第5図に示すようにピン端子32
を設けた側の端部を、ミシン脚柱部38に開口し
ている収納凹所36に向けて側方から水平に挿入
する。このときメモリカセツト22の視覚表示3
0は、収納凹所36の表示窓42に指向するよう
にしておく。メモリカセツト22が収納凹所36
中に完全に挿着されると、ピン端子32はコネク
タ48と確実に嵌合して内蔵の制御回路に電気的
接続される。また該メモリカセツト22の視覚表
示30は、表示窓42の開設位置に対応的に到来
しているから、ミシン操作者はこの表示窓42を
介して該メモリカセツト22に記憶されている模
様の種類を外部から簡単に視認することができ
る。
なお収納凹所36の開口部側には、先に述べた
ようにミシン側面38において上下方向に連続的
に拡開する切欠部44が形成してあるため、メモ
リカセツト22を挿着した状態において、該カセ
ツト22のつまみ部24は当該切欠部44中に露
出しており、カセツト交換の際の取出しが極めて
容易である。またメモリカセツト22の露出端部
46は、ミシン脚柱部側面38と略同一面上に位
置するので、外観を損なうことがなく、また誤つ
て該カセツトに触れてピン端部32とコネクタ4
8との接続不良を来たすこともない。
考案の効果 以上詳細に説明したように、本考案に係るミシ
ンによれば、オプシヨンとして用意されるメモリ
カセツトのミシン本体への挿着が極めて容易かつ
確実になされるものである。しかも装着されたメ
モリカセツトに記憶されている模様の種類に関す
る視覚表示は、表示窓ごしに外部から簡単に視認
することができるので、ミシン操作に際し模様の
種類を誤認することがない。またメモリカセツト
の挿着時に、その一端部がミシン側面から突出す
ることはないので、操作者が誤つてカセツトに触
れ、電気的な接続不良を来たす等の操作上の不都
合も未然に回避される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るメモリカセツトの挿着可
能なミシンの全体的な概略構成を示す外観図、第
2図は本考案に係る機構の主要構成部を示す一部
切欠正面図、第3図は第2図に示すミシン脚柱部
を側方から観察した一部切欠側面図、第4図は第
2図の−線断面図、第5図は本考案に係るミ
シンにおいてメモリカセツトを収納凹部に挿着し
つつある状態を概略的に示す説明図である。 10……ミシン、12……針、14……送り
歯、22……メモリカセツト、26……メモリ、
30……視覚表示、34……脚柱部、36……収
納凹所、38……側面、40……ミシン前面パネ
ル、42……表示窓。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 縫目データに従つて針12の横方向揺動運動お
    よび送り装置14の送り運動を制御して予め定め
    られた模様を形成するミシン10において、 少なくとも1つの模様の形成のための縫目デー
    タを記憶するメモリ26を内蔵し、そのメモリ2
    6に記憶されている模様の種類に関する視覚表示
    30がその表面の一部に施されているメモリカセ
    ツト22と、 ミシン脚柱部34の側面38から略水平方向に
    延びると共にミシン前面パネル40に近接して当
    該パネル40に平行に延び、前記メモリカセツト
    22を収納するためにミシン脚柱部34に設けら
    れた収納凹所36と、 前記メモリカセツト22の一端部24を露出さ
    せると共に、その露出した一端部24の端面46
    を前記ミシン脚柱部34の側面38と略同一面上
    に位置させるために、ミシン脚柱部34の側面3
    8において前記収納凹所36の開放部から連続し
    て形成された切欠部44と、 前記メモリカセツト22を前記収納凹所36中
    へ挿着した際に、そのメモリカセツト22の表面
    に施した前記視覚表示30と合致するように前記
    ミシン前面パネル40に穿設された表示窓42と
    を含むミシン。
JP3197584U 1984-03-06 1984-03-06 メモリカセツトの挿着可能なミシン Granted JPS60143570U (ja)

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JPS60143570U JPS60143570U (ja) 1985-09-24
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