JPH0122588B2 - - Google Patents

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JPH0122588B2
JPH0122588B2 JP12679978A JP12679978A JPH0122588B2 JP H0122588 B2 JPH0122588 B2 JP H0122588B2 JP 12679978 A JP12679978 A JP 12679978A JP 12679978 A JP12679978 A JP 12679978A JP H0122588 B2 JPH0122588 B2 JP H0122588B2
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JP
Japan
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voltage
current
circuit
operational amplifier
resistor
Prior art date
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Application number
JP12679978A
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English (en)
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JPS55143460A (en
Inventor
Ryusuke Udagawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は保護リレー等において、電流検出を変
流器によつて行なうと共に、保護リレーの制御電
源も変流器のエネルギーに依存し、別電源を不用
とする方式の電流検出装置に関するものである。
従来主回路の電流検出に変流器の2次電流を用
いて保護リレーを構成する場合には、第1図aに
示すように、変流器1の2次電流を整流器2によ
つて全波整流し、この直流電流iを抵抗3によつ
てVxに変換し、この電圧Vxを用い、これを保護
リレーに入力して電流検出を行なつていた。この
場合、保護リレーの定格電流を100%とすると、
最低の動作電流60%でも保護リレーが正常に動作
出来るためには、60%の電流が流れている時に電
圧Vxは最低電圧値Vminが必要であつた。
この最低電圧Vminは回路を正常に動作させる
値、最終的にリレーコイルを動作させる値等より
決定される。一般的な保護リレーの1具体例で説
明すると最低電圧Vminは6Vが必要である。すな
わち、一般にこの種の保護リレーは静止化され、
演算増幅器(以下オペアンプと呼ぶ)が使用され
ているが、前述した定格の60%程度の低電流域で
も、正常にオペアンプが正常に動作できるような
保護リレーとしての入力電圧(オペアンプの電源
電圧分を含む)を確保する必要があり、この電圧
Vminとして6Vが必要である。これに対し、保護
リレーの検出特性を満足させるためには、第1図
bに示すように、電流iが1000%まで変流器1の
電流が直線的に上昇する必要がある。この場合、
前述のように、電流iが60%のとき6Vの電圧を
得ようとすると、1000%の電流iの時、電圧Vx
は100Vと直線状に増加する。
しかし、このように変流器の2次電流を電圧に
変換し、この値を1000%まで飽和させないために
は変流器の設計が困難となる。すなわち、鉄心の
断面積を大きくする必要があり、漏洩磁束を考慮
した巻き方が必要となる。さらに外形は大きくな
り使用機器への取り付けが困難となつたり価格の
上昇をともなう等の欠点があつた。
本発明の目的は変流器の2次電流によりステツ
プ状の電圧を発生させることにより、その直線領
域を低下させ変流器の小形化、低価格化を計ると
共に、静止形保護リレーの制御電源を含む入力電
圧特性に好適な出力を得ることができる電流検出
装置を提供することにある。
以下本発明の一実施例を図面を参照して説明す
る。
本発明の電流検出装置における変流器の2次電
流と電圧Vxとは第2図のようなステツプ状の特
性が望ましい。この特性が可能ならば変流器の設
計製作は容易になる。即ち定格電流を100%とし
たとき1000%の電流時における電圧が15.4Vと低
くなつたため変流器の2次巻線数、鉄心の断面積
が小さくてすむ。
第3図に本発明の一実施例の基本的回路を示
す。電流検出用の変流器1で検出された2次電流
iは整流器2によつて全波整流され抵抗3、定電
圧要素、例えばツエナーダイオード4、に流れる
電流i1によつて、抵抗3とツエナダイオード4の
両端間に電圧Vxを発生する。
抵抗3、ツエナーダイオード4に流れる電流に
よつて発生するこの電圧Vxは抵抗値をRとし、
ツエナーダイオード4のツエナー電圧をVZ4とす
れば電圧Vxは次式で与えられる。
Vx=VZ4+Rxi1 これを図示すると、第2図の特性図のように、
ステツプ状になる。この特性図は変流器1の2次
側に電流が微かに流れれば電圧はいきなりVZ4
なり、勾配Rで電流iと共に増加することを表わ
す。
最低の動作電流値が60%であり、この時必要と
される最低電圧が6Vならば第2図に示す特性図
のような直線となる。
直線の勾配Rxiは、抵抗Rの両端に表われる検
出電圧V1を回路的に処理する時の精度から決定
され、例えば電流が100%変化する時1ボルト変
化するようにすれば電流1000%時の値は前に記し
たように15.4ボルトとなる。
このような構成の電流検出装置は、実際に保護
リレー等に用いられる場合は、第4図のように構
成される。すなわち、第3図で示す変流器1のエ
ネルギーは出力電圧Vxとして表われ保護リレー
に入力される。この出力電圧Vxの中味は前述の
ようにツエナーダイオード4で決定される一定電
圧Vz4と、電流の増加に比例する変化分電圧V1
和である。ここで、電源として利用するエネルギ
ーは、Vz4に相当する電圧であり、最低Vz4の電
圧だけあれば回路が動作するように構成する。第
4図はオペアンプ16を用いた回路であり、一定
電圧Vz4はオペアンプ16の電源として用いる。
またオペアンプ16の基準電圧には、一定電圧
Vz4を抵抗R1,R2にて分圧した値を用いる。また
入力電圧には出力電圧Vxを低抗R3,R4にて分圧
した値を用いる。この場合の各電圧の変化は第5
図で示すとおりである。
このように構成すれば、最低の動作電流値(定
格の60%)において、オペアンプ16を正常に動
作させるに必要な電圧6Vが得られる。また、オ
ペアンプ16の出力電圧VOUTは検出電流に見合
つたリニアな特性となり、保護リレーとしての特
性を満足できる。
第6図の回路は、第3図の回路に対し、もう1
個の定電圧要素、例えばツエナーダイオード5を
抵抗3の上部に直列に追加している。ここで、定
電圧要素5を第1の定電圧要素と呼び、また定電
圧要素4を第2の定電圧要素と呼ぶ。ここで、ツ
エナーダイオード5、抵抗3、ツエナーダイオー
ド4、を流れる電流i1によつて発生する電圧を
Vxとする。検出用の電圧は抵抗3の両端の電圧
V1を用いる。そして、オペアンプ6の電源には
電圧Vxを用い、入力電圧にはV1を用いる。この
場合の各部の電圧変化は第7図で示すとおりであ
る。
この回路は、検出電圧V1を回路的に処理する
ためにオペアンプ6を用いており、この電源を得
るために有効である。ここで、オペアンプ6への
供給電圧は、オペアンプ6への入力電圧より幾分
(2〜4V)高い必要がある。これは電源電圧が一
定値であると、オペアンプ6への入力がある値以
上になると、その出力電圧VOUTが電源電圧に達
し飽和してしまうためである。本実施例では、ツ
エナー電圧Vz5のツエナーダイオード5を用い、
オペアンプ6への供給電圧は入力電圧V1にツエ
ナー電圧Vz5を加えた値としているので、上述の
ような現象は生じずオペアンプ6は安定した動作
が可能となる。すなわちオペアンプ6への入力電
圧V1は抵抗3の両端から取り出され、オペアン
プ6への供給電源として、入力電圧V1のプラス
側ではV1+Vz5が与えられ、マイナス側ではV1
−Vz4が与えられるので、オペアンプは安定した
動作を行なえる。もちろんこの実施例でも、最低
の動作電流値において、オペアンプ6を正常に動
作させるに必要な電圧Vxが得られ、またオペア
ンプ16の出力電圧VOUTは検出電流に見合つた
リニアな特性となる。
第8図の回路は、第6図で示した第1の定電圧
要素としてツエナーダイオード5の代りに順方向
に直列接続した複数個のダイオード7を用いた場
合を示す。このようにすると、ツエナーダイオー
ドではワツト的に大きくなり発熱上困難な場合、
安価なダイオード7で代用が可能となる。また第
9図に示す回路例は、第8図で示す第2の定電圧
要素としてのツエナーダイオード4の発熱が問題
となる場合に、トランジスタ8を用いて増幅して
定電圧特性を持たせた場合を示す。
以上のように本発明によれば変流器により主回
路電流に応じた2次側電流を検出し、これを電圧
に変換して出力する回路において、その出力電圧
の特性をステツプ状にしたので、小電流域におい
て、充分な必要電圧値を得られ、しかも大電流域
における電圧を低くすることができ、演算増幅器
を用いた保護リレーの制御電源を含む入力電圧と
して最適の特性が得られる。また変流器の小形
化、低価格化が計れ、変流器の2次側電圧が低下
することにより、これに接続される回路の電圧を
低く押えることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図aは従来の電流検出装置を示す回路図、
同図bは同じく電流電圧特性図、第2図は本発明
により得ようとする電流電圧特性を示す図、第3
図は本発明による電流検出装置の一実施例を示す
基本回路図、第4図は第3図の回路を基に構成し
た応用回路例を示す図、第5図は第4図で示した
各部の電圧変化を示す特性図、第6図は本発明の
他の実施例を示す回路図、第7図は第6図で示し
た各部の電圧変化を示す特性図、第8図及び第9
図は第6図に示す実施例を改良した実施例を示す
回路図である。 1……変流器、2……整流器、3……抵抗、
4,5,7……定電圧要素。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 主回路電流を検出する変流器と、変流器の2
    次電流を全波整流する整流器と、この整流器の直
    流側電路に抵抗および定電圧要素を直列に設けこ
    れら抵抗および定電圧要素からなる直列電路の両
    端電圧および定電圧要素の両端電圧を取り出すよ
    うにした電圧変換回路とを備えた電流検出装置。 2 主回路電流を検出する変流器と、変流器の2
    次電流を全波整流する整流器と、この整流器の直
    流側電路に第1の定電圧要素、抵抗、第2の定電
    圧要素を順次直列接続して成る直列電路を設け、
    これら直列電路の両端電圧を演算増幅器の電源電
    圧として取り出しかつ前記抵抗の両端電圧を演算
    増幅器への変化分電圧として取り出すようにした
    電圧変換回路とを備えた電流検出装置。
JP12679978A 1978-10-17 1978-10-17 Current detector Granted JPS55143460A (en)

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JP12679978A JPS55143460A (en) 1978-10-17 1978-10-17 Current detector

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JPS55143460A JPS55143460A (en) 1980-11-08
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