JPH01222844A - 数値制御工作機械における位置決め誤差補正装置 - Google Patents
数値制御工作機械における位置決め誤差補正装置Info
- Publication number
- JPH01222844A JPH01222844A JP4340388A JP4340388A JPH01222844A JP H01222844 A JPH01222844 A JP H01222844A JP 4340388 A JP4340388 A JP 4340388A JP 4340388 A JP4340388 A JP 4340388A JP H01222844 A JPH01222844 A JP H01222844A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- positioning error
- positioning
- converter
- correction
- correction value
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000012937 correction Methods 0.000 claims abstract description 53
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 7
- 230000007274 generation of a signal involved in cell-cell signaling Effects 0.000 claims 2
- 230000006870 function Effects 0.000 abstract description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 3
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 description 9
- 230000008859 change Effects 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 5
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 4
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 2
- 235000008375 Decussocarpus nagi Nutrition 0.000 description 1
- 244000309456 Decussocarpus nagi Species 0.000 description 1
- 230000004913 activation Effects 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
- 230000004043 responsiveness Effects 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Automatic Control Of Machine Tools (AREA)
- Machine Tool Positioning Apparatuses (AREA)
- Control Of Position Or Direction (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、位置決め制御を行ないかつ速度指令値の伝送
系にD/^コンバータを含む数値制御工作機械において
、特に高ビット数のD/Aコンバータに起因する位置決
め誤差を自動補正するようにした数値制御工作機械にお
ける位置決め誤差補正装置に関する。
系にD/^コンバータを含む数値制御工作機械において
、特に高ビット数のD/Aコンバータに起因する位置決
め誤差を自動補正するようにした数値制御工作機械にお
ける位置決め誤差補正装置に関する。
(従来の技術)
数値制御(以下、単にNCとする)軸の位置決め誤差の
発生要因は大別すると、 (a) NC軸の摺動面状態による制御ループゲインの
制約によるもの (b)制御系の構成要素が持つ誤差要因によるもの があるが、一般のNC旋盤、マシニングセンターでは上
記(a)の要因が支配的である。上記要因(a)に起因
する位置決め誤差は制御ループゲインを上げることによ
り改善されるが、工作機械の移動時や停止時に微振動が
発生するという問題が生じる −ために制約を受けてい
る。
発生要因は大別すると、 (a) NC軸の摺動面状態による制御ループゲインの
制約によるもの (b)制御系の構成要素が持つ誤差要因によるもの があるが、一般のNC旋盤、マシニングセンターでは上
記(a)の要因が支配的である。上記要因(a)に起因
する位置決め誤差は制御ループゲインを上げることによ
り改善されるが、工作機械の移動時や停止時に微振動が
発生するという問題が生じる −ために制約を受けてい
る。
ところで、本発明における従来技術としては、特に一般
のNC旋盤、マシニングセンターの軸の様な長ストロー
クですべり摺動面、ころがり摺動面ではなく、短ストロ
ークで静圧摺動面で構成された軸を対象の条件とする。
のNC旋盤、マシニングセンターの軸の様な長ストロー
クですべり摺動面、ころがり摺動面ではなく、短ストロ
ークで静圧摺動面で構成された軸を対象の条件とする。
この場合の位置決め誤差は上記要因(b)が支配的とな
る。従来のNC軸は完全ディジタル制御系を採用してい
るため、速度指令値の伝送系にD/^コンバータを具備
することはない。従って、上記要因(b)も非常に小さ
いものとする。ところが、完全なディジタル制御系より
もアナログ制御系の方が周波数応答が良く、特に複雑な
指令形状を高速に追従させる用途においては有利である
ため、現在においてもDハコンバータを有するアナログ
制御系が広く利用されている。そこで本発明では前述の
条件を満たし、複雑な指令形状を入力しても追従性が良
く、速度指令値の伝送系にO/^コンバータを持ったア
ナログ制御を使用したNC軸を従来技術の対象として考
える。
る。従来のNC軸は完全ディジタル制御系を採用してい
るため、速度指令値の伝送系にD/^コンバータを具備
することはない。従って、上記要因(b)も非常に小さ
いものとする。ところが、完全なディジタル制御系より
もアナログ制御系の方が周波数応答が良く、特に複雑な
指令形状を高速に追従させる用途においては有利である
ため、現在においてもDハコンバータを有するアナログ
制御系が広く利用されている。そこで本発明では前述の
条件を満たし、複雑な指令形状を入力しても追従性が良
く、速度指令値の伝送系にO/^コンバータを持ったア
ナログ制御を使用したNC軸を従来技術の対象として考
える。
速度指令値の伝送系にDハコンバータを持ったNC@I
Iにおいてはく上記条件より上記要因(b)に基づく位
置決め誤差が問題となる。上記要因(b)では、アナロ
グ制御であるためにD/Aコンバータのドリフト特性が
位置決め誤差に及びぼす影響が大きい。特に高ビットの
D/Aコンバータになれば、ビット数に応じて上記位置
決め誤差も大きくなる。しかし、複雑な指令形状を高速
に追従させ、ディジタル制御の普通軸程度の位置決め精
度を出すんめには、高ビット数のDハコンバータが必要
となるのである。
Iにおいてはく上記条件より上記要因(b)に基づく位
置決め誤差が問題となる。上記要因(b)では、アナロ
グ制御であるためにD/Aコンバータのドリフト特性が
位置決め誤差に及びぼす影響が大きい。特に高ビットの
D/Aコンバータになれば、ビット数に応じて上記位置
決め誤差も大きくなる。しかし、複雑な指令形状を高速
に追従させ、ディジタル制御の普通軸程度の位置決め精
度を出すんめには、高ビット数のDハコンバータが必要
となるのである。
ここで、アナログ制御を使用した従来技術による制御系
のブロック構成例を、第5図に示して説明する。この従
来装置は、直線運動メカニズムlと、この直線運動メカ
ニズム1の移動位置を検出する位置検出器2と、位置指
令値PCを発生する関数発生器3と、位置検出器2が検
出した位置検出値DPを関数発生器3が発生した位置指
令値から減算する減算器4と、この減算器4の出力であ
る位置偏差値PEをアナログ信号に変換するOハコンバ
ータ5と、このD/^コンバータのアナログ信号出力A
PEを増幅するサーボ増幅器6とを有し、増幅された信
号SAによってサーボモータ7を駆動して直線運動メカ
ニズム1を移動させる様に構成されている。
のブロック構成例を、第5図に示して説明する。この従
来装置は、直線運動メカニズムlと、この直線運動メカ
ニズム1の移動位置を検出する位置検出器2と、位置指
令値PCを発生する関数発生器3と、位置検出器2が検
出した位置検出値DPを関数発生器3が発生した位置指
令値から減算する減算器4と、この減算器4の出力であ
る位置偏差値PEをアナログ信号に変換するOハコンバ
ータ5と、このD/^コンバータのアナログ信号出力A
PEを増幅するサーボ増幅器6とを有し、増幅された信
号SAによってサーボモータ7を駆動して直線運動メカ
ニズム1を移動させる様に構成されている。
この様な位置決め制御系において、送り速度V[′″1
八、へ]と、位置偏差値PE[■n+]と、位置ループ
ゲインにp[5ec−’] との関係は、一般的に以下
の様になることが知られている。
八、へ]と、位置偏差値PE[■n+]と、位置ループ
ゲインにp[5ec−’] との関係は、一般的に以下
の様になることが知られている。
PE= v /にp ・・・・・・ (1
)この時の位置(lii差値PE[mll1を表わすた
めに必要なり/Aコンバータ5のビット数を1[bit
l、位置決め分解能をx[l1lI11] とすると
、PE= x (2°−1) ・・・−・・
(2)となり、上記(1) 、 (2)式より−= K
p(2’−1) ・・・・・・(3)となる。
)この時の位置(lii差値PE[mll1を表わすた
めに必要なり/Aコンバータ5のビット数を1[bit
l、位置決め分解能をx[l1lI11] とすると
、PE= x (2°−1) ・・・−・・
(2)となり、上記(1) 、 (2)式より−= K
p(2’−1) ・・・・・・(3)となる。
ここで位置ループゲインにpが定数であるとすると、位
置決め分解能Xを高くして(X−小)、送り速度■を速
((v−大)とするには、(3)式よりD/A コンバ
ータ5のビット数nを大きくすることに相当している。
置決め分解能Xを高くして(X−小)、送り速度■を速
((v−大)とするには、(3)式よりD/A コンバ
ータ5のビット数nを大きくすることに相当している。
従って、高ビット数のD/Aコンバータを採用すること
は、高分解能で高速送りの可能な位置決め制御に不可欠
な事項であることが分る。
は、高分解能で高速送りの可能な位置決め制御に不可欠
な事項であることが分る。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、実用上の分解能以上の分解能を持つ高ビ
ット数のD/Aコンバータの採用は、以下の理由により
意味のないものとされていた。例えばユニポーラ(単極
性)型のn[bitlのD/Aコンバータを使用しく正
負の極性を含めると(n+1)ビットに相当する)、こ
の出力電圧幅VPSR[V] 、ドリフト係数Δd [
”R/l ] 、温度変化ΔT[t] とおくと、温度
変化によるドリフト電圧VJT[V]は、VjT=Δd
XVFsRXΔT・・・・・・(4)であり、位置決め
分解能の1単位に対応する出力電圧v、、[V]は、 V、l= VrsR/(2’−1)
・−・−(5)となるから位置決め誤差ER[avl
は、X ・・・・・・(6) となる。ここで、市販型ユニポーラ16ビツトの0/^
コンバータを使用すると仮定し、Δd−15[””/
t)ppo+]= 1.5xlO−’[””/ tl
、 AT−30[tl とし、上記温度変化でも位置決
め分解能1単位以下となる様な実用上の0/^コンバー
タの分解能に相当するビット数をn’[bitl とす
ると、R −=Δd・ΔT−(2”−1) −・−(6)’と
なり、この(6)°式をER/x= 1とおき、n=n
’とおきかえると 1 (=ER/x)≧Δd−ΔT−(2”−1)−・
−(7)となる。従ってn′について解くと、 トtt r)、Δd−1,5x 1G−’[”c/ t
l 、 AT−30[tlの条件下では、ユニポーラ1
6ビツトD/Aコンバータの実用上の分解能は11ビッ
ト程度であることが分った。速度指令電圧は両極性であ
るので、D/Aコンバータの外部に極性ビットを持つ場
合には上記ユニポーラ16ビツトD/Aコンバータは1
7ビツトに、実用上の分解能は12ビット程度となる。
ット数のD/Aコンバータの採用は、以下の理由により
意味のないものとされていた。例えばユニポーラ(単極
性)型のn[bitlのD/Aコンバータを使用しく正
負の極性を含めると(n+1)ビットに相当する)、こ
の出力電圧幅VPSR[V] 、ドリフト係数Δd [
”R/l ] 、温度変化ΔT[t] とおくと、温度
変化によるドリフト電圧VJT[V]は、VjT=Δd
XVFsRXΔT・・・・・・(4)であり、位置決め
分解能の1単位に対応する出力電圧v、、[V]は、 V、l= VrsR/(2’−1)
・−・−(5)となるから位置決め誤差ER[avl
は、X ・・・・・・(6) となる。ここで、市販型ユニポーラ16ビツトの0/^
コンバータを使用すると仮定し、Δd−15[””/
t)ppo+]= 1.5xlO−’[””/ tl
、 AT−30[tl とし、上記温度変化でも位置決
め分解能1単位以下となる様な実用上の0/^コンバー
タの分解能に相当するビット数をn’[bitl とす
ると、R −=Δd・ΔT−(2”−1) −・−(6)’と
なり、この(6)°式をER/x= 1とおき、n=n
’とおきかえると 1 (=ER/x)≧Δd−ΔT−(2”−1)−・
−(7)となる。従ってn′について解くと、 トtt r)、Δd−1,5x 1G−’[”c/ t
l 、 AT−30[tlの条件下では、ユニポーラ1
6ビツトD/Aコンバータの実用上の分解能は11ビッ
ト程度であることが分った。速度指令電圧は両極性であ
るので、D/Aコンバータの外部に極性ビットを持つ場
合には上記ユニポーラ16ビツトD/Aコンバータは1
7ビツトに、実用上の分解能は12ビット程度となる。
尚、ここでは、D/^コンバータ以外のアナログ増幅器
のドリフト特性は、D/^コンバータの持つドリフト特
性の1710〜1/100程度のものが容易に入手出来
るため、問題にならないとした。このアナログ増幅器は
、上記ユニポーラ型り/Aコンバータの出力電圧の極性
反転のためや位置ループゲインの設定のために使用され
るものである。
のドリフト特性は、D/^コンバータの持つドリフト特
性の1710〜1/100程度のものが容易に入手出来
るため、問題にならないとした。このアナログ増幅器は
、上記ユニポーラ型り/Aコンバータの出力電圧の極性
反転のためや位置ループゲインの設定のために使用され
るものである。
以上要するに、NC軸の構成が短ストロークで、可動部
等価質量が一般のNC旋盤、マシニングセンター軸より
軽く(数百+m−〜数+m < 20mm。
等価質量が一般のNC旋盤、マシニングセンター軸より
軽く(数百+m−〜数+m < 20mm。
数100にg〜数t→2にg)、摺動面でのスリップス
ティックの発生が少ないように(静圧ガイド)製作され
たNC軸で、かつ複雑な指令形状に応答するために速度
指令値をD/^変換して速度ループ以降をアナログ制御
している特殊NC軸において、高分解能、高速送りを実
現するためには高ビット数のD/Aコンバータが必要と
なる。しかし、D/Aコンバータ自身のドリフト特性に
より高ビットD/Aコンバータを用いると、位置決め誤
差が発生してしまう。例えば、前記市販型ユニポーラ1
6ビツトのD/Aコンバータを前記条件で使用したなら
ば、(6)式ニΔd −1,5X 10−’[Fs”/
’e1..dT−30[’Cl。
ティックの発生が少ないように(静圧ガイド)製作され
たNC軸で、かつ複雑な指令形状に応答するために速度
指令値をD/^変換して速度ループ以降をアナログ制御
している特殊NC軸において、高分解能、高速送りを実
現するためには高ビット数のD/Aコンバータが必要と
なる。しかし、D/Aコンバータ自身のドリフト特性に
より高ビットD/Aコンバータを用いると、位置決め誤
差が発生してしまう。例えば、前記市販型ユニポーラ1
6ビツトのD/Aコンバータを前記条件で使用したなら
ば、(6)式ニΔd −1,5X 10−’[Fs”/
’e1..dT−30[’Cl。
n−16[bitl、x−0,IX 10’″’ [a
+mlを代入すると、EH11,9X 10−3[n+
+olとなる。従って、位置決め分解能の29倍も誤差
が発生することになる。
+mlを代入すると、EH11,9X 10−3[n+
+olとなる。従って、位置決め分解能の29倍も誤差
が発生することになる。
本発明は上述のような事情よりなされたものであり、本
発明の目的は、上記特殊NC軸を有するNC工作機械に
高ビット数のD/Aコンバータを1111した際に高ビ
ット数のD/^コンバータのドリフト特性の影響による
位置決め誤差を補正する装置を設けて、高ビット数の0
/^コンバータを使ったまま高い位置決め分解能を保ち
、高速送りを可能とする位置決め誤差補正装置を提供す
ることにある。
発明の目的は、上記特殊NC軸を有するNC工作機械に
高ビット数のD/Aコンバータを1111した際に高ビ
ット数のD/^コンバータのドリフト特性の影響による
位置決め誤差を補正する装置を設けて、高ビット数の0
/^コンバータを使ったまま高い位置決め分解能を保ち
、高速送りを可能とする位置決め誤差補正装置を提供す
ることにある。
(課題を解決するための手段)
本発明は、位置決め制御を行ないかつ速度指令値の伝送
系にD/Aコンバータを含むNC工作機械における位置
決め誤差補正装置に関するもので、本発明の上記目的は
、位置決め誤差補正のタイミングを発生する補正値演算
起動信号発生手段と、この補正値演算起動信号発生手段
の起動信号により位置決め誤差を演算する演算手段と、
この演算手段で演算された補正値を記憶する補正値記憶
手段と、この記憶手段に記憶された補正値を位置指令値
に加算する加算手段とを設けることによって達成される
0本発明によれば上記タイミング毎に位置決め誤差を自
動補正し、高ビットD/Aコンバータを使用した場合で
も位置決め誤差を小さくすることが出来る。
系にD/Aコンバータを含むNC工作機械における位置
決め誤差補正装置に関するもので、本発明の上記目的は
、位置決め誤差補正のタイミングを発生する補正値演算
起動信号発生手段と、この補正値演算起動信号発生手段
の起動信号により位置決め誤差を演算する演算手段と、
この演算手段で演算された補正値を記憶する補正値記憶
手段と、この記憶手段に記憶された補正値を位置指令値
に加算する加算手段とを設けることによって達成される
0本発明によれば上記タイミング毎に位置決め誤差を自
動補正し、高ビットD/Aコンバータを使用した場合で
も位置決め誤差を小さくすることが出来る。
(作用)
本発明では、位置決め誤差補正の可能なタイミングで補
正値演算起動信号を発生し、所定の補正演算を行なった
補正値を関数発生器からの位置指令値に加算している。
正値演算起動信号を発生し、所定の補正演算を行なった
補正値を関数発生器からの位置指令値に加算している。
その結果、高ビットD/Aコンバータを速度指令値伝送
系に用いてもドリフト特性による位置決め誤差が除去さ
れるため、位置決め誤差を小さくすることができる。
系に用いてもドリフト特性による位置決め誤差が除去さ
れるため、位置決め誤差を小さくすることができる。
(実施例)
第1図のブロック図は本発明の一実施例を第5図に対応
させて示しており、関数発生器3からの位置指令値pc
は補正値演算器9に入力されると共に、加算器11に入
力される。また、位置検出器2からの位置検出値DPは
補正値演算器9に人力されると共に、減算器4に人力さ
れ、位置決め誤差補正の可能なタイミングに補正値演算
起動信号発生器8から発生される起動信号STは補正値
演算器9に人力され、補正値演算器9で求められたこの
演算値COMP (N+1)は補正値記憶器lOに入力
され、その記憶値COMPが加算器11に人力されるよ
うになっている。
させて示しており、関数発生器3からの位置指令値pc
は補正値演算器9に入力されると共に、加算器11に入
力される。また、位置検出器2からの位置検出値DPは
補正値演算器9に人力されると共に、減算器4に人力さ
れ、位置決め誤差補正の可能なタイミングに補正値演算
起動信号発生器8から発生される起動信号STは補正値
演算器9に人力され、補正値演算器9で求められたこの
演算値COMP (N+1)は補正値記憶器lOに入力
され、その記憶値COMPが加算器11に人力されるよ
うになっている。
このような構成において、その動作を第2図のフローチ
ャートを参照して説明する。
ャートを参照して説明する。
補正値演算起動信号発生器8は複合した種々の機能を有
し、先ずプログラム指令より自動補正を行なう軸が移動
中であるか否かを調べ(ステップSt) 、移動中でな
ければステップs2に進んで穆勤、停止からの時間を計
測して予め指定された時間が経過するのを待ち、位置決
め完了と判定して補正値演算器9に起動信号STを与え
る。上記ステップS2での位置決め完了の判断は、ステ
ップSlにおける軸移動指令終了後の軸の移動速度又は
位置が、各設定された値以下となってからの経過時間が
設定値以上となった場合としても実現可能である。次に
、補正値演算器9は入力された起動信号STに基づいて
位置検出値DP[mmlを平均処理して現在位置の平均
値をDP[mmlとして求め(ステップS3)、関数発
生器3からの位置指令値pcとの位置決め誤差イを次の
式(9)より求める(ステップS4) 。
し、先ずプログラム指令より自動補正を行なう軸が移動
中であるか否かを調べ(ステップSt) 、移動中でな
ければステップs2に進んで穆勤、停止からの時間を計
測して予め指定された時間が経過するのを待ち、位置決
め完了と判定して補正値演算器9に起動信号STを与え
る。上記ステップS2での位置決め完了の判断は、ステ
ップSlにおける軸移動指令終了後の軸の移動速度又は
位置が、各設定された値以下となってからの経過時間が
設定値以上となった場合としても実現可能である。次に
、補正値演算器9は入力された起動信号STに基づいて
位置検出値DP[mmlを平均処理して現在位置の平均
値をDP[mmlとして求め(ステップS3)、関数発
生器3からの位置指令値pcとの位置決め誤差イを次の
式(9)より求める(ステップS4) 。
ER= PC−DP ・・・・・
・・・・(9)ここで、以前までの補正値をGOMP
(N) [11111として、新しく求める補正値をC
OMP (Ni1) [1ffll とすると、 COMP(N+1)= COMP(N) + ER・
・・・・・・・・(lO)となる(ステップS5)。但
し、Nは補正回数N=Q、1,2.・・・とし、GOM
P(0)−0とする。補正値演算器9で上述の如く演算
された補正値GOMP (Ni 1)は、補正値記憶器
lOに記憶(記憶値COMP−GOMP (N+1))
され(ステップS6)、自動補正を続けるかを判断し、
続けるならば以上の操作ステップ5t−56を繰り返す
(ステップS7)。続けなければ自動補正を終了する。
・・・・(9)ここで、以前までの補正値をGOMP
(N) [11111として、新しく求める補正値をC
OMP (Ni1) [1ffll とすると、 COMP(N+1)= COMP(N) + ER・
・・・・・・・・(lO)となる(ステップS5)。但
し、Nは補正回数N=Q、1,2.・・・とし、GOM
P(0)−0とする。補正値演算器9で上述の如く演算
された補正値GOMP (Ni 1)は、補正値記憶器
lOに記憶(記憶値COMP−GOMP (N+1))
され(ステップS6)、自動補正を続けるかを判断し、
続けるならば以上の操作ステップ5t−56を繰り返す
(ステップS7)。続けなければ自動補正を終了する。
補正値記憶器lOは次回の補正値演算まで今回補正値C
OMPを保持し、保持された記憶値(:OMPは加算器
+1で位置指令値pcと加算される。
OMPを保持し、保持された記憶値(:OMPは加算器
+1で位置指令値pcと加算される。
前述のような完全ディジタル制御を採用しているNC軸
においては、本発明で問題としているD/Aコンバータ
による位置決め誤差は発生しない。
においては、本発明で問題としているD/Aコンバータ
による位置決め誤差は発生しない。
従って、これらのNC!ithが追従出来ない様な指令
形状の軌跡を追従させようとする場合には、アナログ制
御を使用した加工軸を付加させる必要がある。次に、V
TRやディジタルオーディオチーブ(以下、DATと略
す)のリード面加工に応用した具体例を示す。すなわち
、第3図(A) 、 (B)は本発明を適用できる装置
の平面及び側面を示しており、主軸モータ12の回転中
心線の延長方向をZ軸、垂直方向をX軸とする。主軸モ
ータ12及び中台17は摺動面を介してNG旋盤のベッ
トに保持され、Z軸モータ18及びX軸モータ19は直
接NC旋盤のベットに固定されているが、図中では簡略
化のため省略されている。このNG旋盤においては、Z
軸方向の移動はベットに対して主軸モータ12が移動す
ることにより行なわれ、X軸方向の移動は中台17がベ
ットに対して移動することにより行なわれる。Z軸の移
動はZ@モータ18及びZ!ithボールネジ20で行
なわれ、X軸の移動はX軸モータ19及びX軸ボールネ
ジ22により行なわれる。VTR,DATのリード面加
工において、チャック21で装着されたワーク13の外
径、内径、端面等の加工は、各々の加工に見合ったバイ
ト15を刃物台14に数個固定して行なう。リード面の
加工は、主軸モータ12の回転角度に対して付加1軸ユ
ニツト16の変位と、Z軸モータ18の送りとを同期制
御することにより行なう。ここで、付加1軸ユニツト1
6は応答性を重視しているため、通常のNC軸では速度
指令伝送にD/Aコンバータを使用していないため発生
しない位置決め誤差が発生し問題となる。このリード面
加工においては、リード面の位置に対しても±2μ1以
内の寸法精度が要求される。従って、仮に位置決め分解
能が0.L uaの場合、前記(6)°式より2.9μ
lの位置決め誤差が発生することになり、要求精度を溝
せないことになるが、本発明においては、上記条件で理
論的には±0.1μI以内の位置決め誤差量に改善する
ことが出来る。
形状の軌跡を追従させようとする場合には、アナログ制
御を使用した加工軸を付加させる必要がある。次に、V
TRやディジタルオーディオチーブ(以下、DATと略
す)のリード面加工に応用した具体例を示す。すなわち
、第3図(A) 、 (B)は本発明を適用できる装置
の平面及び側面を示しており、主軸モータ12の回転中
心線の延長方向をZ軸、垂直方向をX軸とする。主軸モ
ータ12及び中台17は摺動面を介してNG旋盤のベッ
トに保持され、Z軸モータ18及びX軸モータ19は直
接NC旋盤のベットに固定されているが、図中では簡略
化のため省略されている。このNG旋盤においては、Z
軸方向の移動はベットに対して主軸モータ12が移動す
ることにより行なわれ、X軸方向の移動は中台17がベ
ットに対して移動することにより行なわれる。Z軸の移
動はZ@モータ18及びZ!ithボールネジ20で行
なわれ、X軸の移動はX軸モータ19及びX軸ボールネ
ジ22により行なわれる。VTR,DATのリード面加
工において、チャック21で装着されたワーク13の外
径、内径、端面等の加工は、各々の加工に見合ったバイ
ト15を刃物台14に数個固定して行なう。リード面の
加工は、主軸モータ12の回転角度に対して付加1軸ユ
ニツト16の変位と、Z軸モータ18の送りとを同期制
御することにより行なう。ここで、付加1軸ユニツト1
6は応答性を重視しているため、通常のNC軸では速度
指令伝送にD/Aコンバータを使用していないため発生
しない位置決め誤差が発生し問題となる。このリード面
加工においては、リード面の位置に対しても±2μ1以
内の寸法精度が要求される。従って、仮に位置決め分解
能が0.L uaの場合、前記(6)°式より2.9μ
lの位置決め誤差が発生することになり、要求精度を溝
せないことになるが、本発明においては、上記条件で理
論的には±0.1μI以内の位置決め誤差量に改善する
ことが出来る。
発明の効果;
本発明によれば、高ビット数のD/Aコンバータを使い
、高い位置決め分解能と高速送りを両立し、従来の課題
であった位置決め誤差を、位置決め分解能の±l単位以
内とすることが出来る。すなわち、(6)°式の左辺を
、ER’ [1/位置決め分解能]とおき、右辺のΔd
・(2’−1)をkとするとER’ = k・ΔT
・・・・・・・・・(11)となり、位置決め
誤差ER’は温度変化ΔTに比例する。説明の簡略化の
ためにに−1とすると、第4図(八)〜(C)の様なグ
ラフとなる。但し、軸は停止中とする。第4図(A)は
温度変化を表わし、同図(B)は(11)式のに−1と
した場合の位置決め誤差量(X位置決め分解能)を示す
グラフであり、同図(C)は本発明による位置決め誤差
量を表わしたグラフである。第4図において、時間し。
、高い位置決め分解能と高速送りを両立し、従来の課題
であった位置決め誤差を、位置決め分解能の±l単位以
内とすることが出来る。すなわち、(6)°式の左辺を
、ER’ [1/位置決め分解能]とおき、右辺のΔd
・(2’−1)をkとするとER’ = k・ΔT
・・・・・・・・・(11)となり、位置決め
誤差ER’は温度変化ΔTに比例する。説明の簡略化の
ためにに−1とすると、第4図(八)〜(C)の様なグ
ラフとなる。但し、軸は停止中とする。第4図(A)は
温度変化を表わし、同図(B)は(11)式のに−1と
した場合の位置決め誤差量(X位置決め分解能)を示す
グラフであり、同図(C)は本発明による位置決め誤差
量を表わしたグラフである。第4図において、時間し。
でD/Aコンバータのオフセット調整を行ない、それ故
この時間1oにおいては従来も本発明も位置決め誤差量
は零である。そして、時間t0より6分間経過後の時間
t、で1℃の温度上昇があった場合には、補正なしの場
合の位置決め誤差量が1[1/位置決め分解能]となる
。位置決め補正をした場合には、位置決め誤差量が位置
検出器の分解能を越えた場合に初めて補正の効果が現わ
れる。この後、時間t2.t5.t4と補正なしの場合
には位置決め誤差量が温度変化に従って大きくなるが、
補正有りの場合には必ず分解能の±1単位以内に入るこ
とが分る。但し、現実の位置決めは、位置ループがディ
ジタル制御のため指令値に対して最低でも分解能の±1
単位の変動が有るが、ここでは理想的な位置決めが可能
であると考えている。
この時間1oにおいては従来も本発明も位置決め誤差量
は零である。そして、時間t0より6分間経過後の時間
t、で1℃の温度上昇があった場合には、補正なしの場
合の位置決め誤差量が1[1/位置決め分解能]となる
。位置決め補正をした場合には、位置決め誤差量が位置
検出器の分解能を越えた場合に初めて補正の効果が現わ
れる。この後、時間t2.t5.t4と補正なしの場合
には位置決め誤差量が温度変化に従って大きくなるが、
補正有りの場合には必ず分解能の±1単位以内に入るこ
とが分る。但し、現実の位置決めは、位置ループがディ
ジタル制御のため指令値に対して最低でも分解能の±1
単位の変動が有るが、ここでは理想的な位置決めが可能
であると考えている。
第1図は本発明の一実施例を示すブロック構成図、第2
図はその動作例を示すフローチャート、第3図(A)は
本発明を適用できる工作機械の一例を示す平面図、同図
(B)はその側面図、第4図(A)〜(C)は本発明の
詳細な説明するための図、第5図は従来の制御系を示す
ブロック構成図である。 l・・・直線運動メカニズム、2・・・位置検出器、3
・・・関数発生器、4・・・減算器、5・・・D/^コ
ンバータ、6・・・サーボ増幅器、7・・・サーボモー
タ、8・・・補正値演算起動信号発生器、9・・・補正
値演算器、jO・・・補正値記憶器、11・・・加算器
。 出願人代理人 安 形 雄 三 第2回 羊3 凪
図はその動作例を示すフローチャート、第3図(A)は
本発明を適用できる工作機械の一例を示す平面図、同図
(B)はその側面図、第4図(A)〜(C)は本発明の
詳細な説明するための図、第5図は従来の制御系を示す
ブロック構成図である。 l・・・直線運動メカニズム、2・・・位置検出器、3
・・・関数発生器、4・・・減算器、5・・・D/^コ
ンバータ、6・・・サーボ増幅器、7・・・サーボモー
タ、8・・・補正値演算起動信号発生器、9・・・補正
値演算器、jO・・・補正値記憶器、11・・・加算器
。 出願人代理人 安 形 雄 三 第2回 羊3 凪
Claims (1)
- 1、位置決め制御を行ないかつ速度指令値の伝送系にD
/Aコンバータを含む数値制御工作機械において、位置
決め誤差補正のタイミングを発生する補正値演算起動信
号発生手段と、この補正値演算起動信号発生手段の起動
信号により位置決め誤差を演算する演算手段と、この演
算手段で演算された補正値を記憶する補正値記憶手段と
、この記憶手段に記憶された補正値を位置指令値に加算
する加算手段とを設け、前記タイミング毎に位置決め誤
差を自動補正するようにしたことを特徴とする数値制御
工作機械における位置決め誤差補正装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63043403A JP2575780B2 (ja) | 1988-02-26 | 1988-02-26 | 数値制御工作機械における位置決め誤差補正装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63043403A JP2575780B2 (ja) | 1988-02-26 | 1988-02-26 | 数値制御工作機械における位置決め誤差補正装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01222844A true JPH01222844A (ja) | 1989-09-06 |
JP2575780B2 JP2575780B2 (ja) | 1997-01-29 |
Family
ID=12662800
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63043403A Expired - Fee Related JP2575780B2 (ja) | 1988-02-26 | 1988-02-26 | 数値制御工作機械における位置決め誤差補正装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2575780B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019185654A (ja) * | 2018-04-17 | 2019-10-24 | オムロン株式会社 | 制御システム、制御方法およびプログラム |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6041107A (ja) * | 1983-08-16 | 1985-03-04 | Yamazaki Mazak Corp | サ−ボ位置決め方法 |
-
1988
- 1988-02-26 JP JP63043403A patent/JP2575780B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6041107A (ja) * | 1983-08-16 | 1985-03-04 | Yamazaki Mazak Corp | サ−ボ位置決め方法 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019185654A (ja) * | 2018-04-17 | 2019-10-24 | オムロン株式会社 | 制御システム、制御方法およびプログラム |
WO2019202944A1 (ja) * | 2018-04-17 | 2019-10-24 | オムロン株式会社 | 制御システム、制御方法およびプログラム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2575780B2 (ja) | 1997-01-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5404308A (en) | Numerical control (NC) device to control feed speed of tool based on speed of spindle and amount of change of spindle speed | |
EP1742128B1 (en) | Servo controller | |
JP4137386B2 (ja) | 数値制御工作機械の制御方法及び数値制御工作機械 | |
US5181441A (en) | Method for synchronously interlocking feed axes of a lathe | |
EP0423357B1 (en) | Device for controlling servo motor | |
US20050137739A1 (en) | Method of controlling numerically controlled machine tool and numerically controlled machine tool | |
JP2000250614A (ja) | バックラッシ補正装置および数値制御システム | |
JP4879091B2 (ja) | 数値制御工作機械の制御方法及び数値制御工作機械 | |
US5231335A (en) | Double spindle synchronous driving apparatus | |
JPH03201106A (ja) | 数値制御装置のバックラッシュ補正方式 | |
JPH02290187A (ja) | 同期制御方法及びその装置 | |
WO1988004445A1 (en) | Numerical controller | |
JP3659045B2 (ja) | ロボット制御装置 | |
JPH01222844A (ja) | 数値制御工作機械における位置決め誤差補正装置 | |
EP0072870A1 (en) | Backlash compensation system for dual position-feedback control systems | |
JPS59107882A (ja) | ロボツトの制御装置 | |
JPS6378206A (ja) | フルクロ−ズフイ−ドバツクncシステムにおけるデジタルサ−ボシステムを用いた追従遅れを除去する方法 | |
JP2003084839A (ja) | オーバーシュート抑制機能を備えたモータ制御装置 | |
JPH0475113A (ja) | 制御装置 | |
JP3308656B2 (ja) | サーボモータの制御方法 | |
JPH05318283A (ja) | 工具たわみ補正方式 | |
JPH07134006A (ja) | レーザ変位センサ装置 | |
JPH0719180B2 (ja) | 送り軸の位置制御方式 | |
JP2543125B2 (ja) | 送り軸の位置制御装置 | |
JP2724054B2 (ja) | 位置決め制御装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |