JPH01220983A - 画像入力システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は画像入力システムに関する。

（従来の技術） 従来から、各種の分野で、所定のエリアにおいて移動す
る物体を検出して撮像することが行われている。

たとえば重要な部屋などの箇所において、人の出入を監
視する場合、対象とするエリアの上部（天井など）また
は横部（側壁など）にカメラを設置し、こ°のカメラか
らの撮像情報をモニタに出力して表示させ、この表示を
監視者が目視して監視することが行われている。

しかしながら、上述した従来の監視方法では、所定のエ
リアにおける移動する物体の大きさによりその物体の詳
細な情報を得ることが困難であるという課題があった。

（発明が解決しようとする課題） 上述したように、従来の監視方法では、移動する物体の
詳細な情報を得ることが困難であるという課題があった
。

本発明は上述した課題を解決するためのもので、移動す
る物体の詳細な情報を得ることのできる画像入力システ
ムを提供することを目的とする。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段） 本発明は、所定のエリアにおいて移動する物体を検出し
てこの物体を撮像し、得られた撮像情報に基づいて物体
の撮像制御情報を求め、算出された撮像制御情報に基づ
いて物体に対しての拡大または縮小および焦点合致の動
作および物体の移動に追従させる追従動作を制御するよ
うにしたものである。

（作　用） 本発明では、移動する物体を撮像して得られた撮像情報
から撮像制御情報を求め、物体に対しての拡大または縮
小および焦点合致の動作および物体の移動に追従させる
追従動作を制御して撮像するので、対象とする物体を確
実に撮像することができ、物体の詳細情報を得ることが
できる。

（実施例） 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第１図は本発明の一実施例の画像入力システムの構成を
説明するためのブロック図である。

同図において、１は撮像カメラ、２は撮像情報記憶部、
３は撮像制御部、４は撮像駆動部、５は移動駆動部、６
はモニタ、７は撮像情報記録再生部である。

撮像カメラ１は、たとえば重要な部屋の入口などの監視
すべき所定のエリアにおいて、人などの撮像対象となる
移動する物体を上方、斜め上方あるいは横の方向などの
撮像可能な位置に設置されている。

撮像カメラ１は、レンズ系を駆動しフォーカシングおよ
びズーミングを行うレンズ系駆動部１ａと、カメラ本体
を物体の移動に追従するように回転させる本体回転駆動
部１ｂとを備えている。レンズ系駆動部１ａは、たとえ
ばアクティブ方式オートフォーカス機能を有し、被写体
（移動する物体）までの距離を求めピント調整を行う。

またレンズ系駆動部１ａは、ズーム機能を有し、被写体
（移動する物体）の拡大、縮小が可能となっている。撮
像カメラ１としては、たとえばＣＣＤ　（固体撮像素子
）が用いられ、レンズ系を介して得られた撮像情報を所
定のしきい値で２値化することにより、背景の部分を“
０°、移動物体を表す部分を“１″で表すようになって
いる。

撮像情報記憶部２は、撮像カメラ１から出力される２値
化された撮像情報を暫定的に記憶する。

撮像制御部３は、たとえばプロセッサにより構成され、
撮像情報記憶部２に記憶された撮像情報の初期の撮像情
報である背景を“Ｏａの撮像情報とし、撮像エリアに移
動する物体が存在すると移動体の部分が“１１の情報で
表されるようになっている。そして撮像カメラ１のフレ
ーム面に、移動体（被写体）がほぼ−杯に配置されるよ
うにレンズ系駆動部１ａのズーム機能の制御情報を求め
るとともに、移動体のピントが合うようにフォーカス機
能の制御情報を求める。また撮像制御部３は、移動体、
の撮像カメラ１のフレーム面における座標情報からほぼ
撮像カメラ１のフレーム面の中央に移動体が位置される
ように撮像カメラ１を移動させるための制御情報を求め
るとともに、撮像情報記憶部２に記憶された連続するシ
ーンの撮像情報から移動体の移動方向および移動速度を
求め、その移動方向および移動速度の制御情報を求める
。

撮像駆動部４は、撮像制御部３により算出されたフォー
カス機能、ズーム機能の各制御情報によりレンズ系駆動
部１ａのレンズ系の駆動を制御する。

移動駆動部５は、撮像制御部３により算出された移動体
の移動方向および移動速度の各制御情報により本体回転
駆動部１ｂの駆動を制御する。

モニタ６は、撮像制御部３から出力される撮像情報を表
示する。また、撮像情報記録再生部７は、たとえばＶＴ
Ｒやディスク記録再生装置などで構成され、撮像制御部
３から出力される撮像情報の記録再生を行う。

次に、このように構成された画像入力システムにおける
画像処理および動作について説明する。

撮像カメラ１は所定の場所に設置されているので、撮像
カメラ１の視野内に移動体が存在しない場合が初期画面
とされる。たとえば第２図に示すように、背景に通路が
在る場合、この通路を撮像情報から排除する必要がある
。そこで、第３図に示すように、背景と移動体とが撮像
された撮像情報と第２図に示した背景を撮像した撮像情
報との差を求めることにより、第４図に示すように、移
動体だけの撮像情報が得られる。なお、撮像情報におい
て、移動体を示す部分が“１°で表される。

まず、第２図に示したように撮像カメラ１により撮像さ
れる所定のエリアに、第３図に示したように、移動体が
進入すると、上述したように撮像情報記憶部２に記憶さ
れた背景撮像情報と撮像カメラ１から出力される移動体
が撮像された撮像情報との差が撮像制御部３により求め
られ、これにより移動体の存在が検出される。そして、
撮像制御部３により撮像カメラ１におけるフォーカス機
能の制御情報が求められ、この制御情報が撮像駆動部４
に出力され、撮像駆動部４により撮像カメラ１のレンズ
系駆動部１ａが駆動されて被写体である移動体のピント
を合せる。

また、撮像制御部３において、撮像カメラ１から出力さ
れる連続する複数の撮像情報から移動体の移動方向およ
び移動速度を求め、これらの移動方向および移動速度の
制御情報が移動駆動部５に出力され、これにより撮像カ
メラ１の本体回転駆動部１ｂが駆動され、撮像カメラ１
が移動体に追従して回転される。

そして、撮像制御部３において、撮像カメラ１のフレー
ム面に、移動体がほぼ一杯に配置されるように撮像カメ
ラ１のレンズ系駆動部１ａのズーム機能の制御情報を求
め、第５図に示したように、移動体が撮像カメラ１のフ
レーム面にほぼ一杯に配置されるようにレンズ系駆動部
１ａが駆動される。

この後、得られた移動体の撮像情報が撮像制御部３から
モニタ６および撮像情報記録再生部７に出力される。

そしてモニタ６において、移動体の表示が行われるとと
もに、撮像情報記録再生部７により撮像情報の記録が行
われる。

したがって、撮像カメラ１により撮像される移動体はモ
ニタ６の画面にほぼ一杯に拡大されて表示されるので、
監視者が移動体の詳細情報を良好に得ることが可能とな
る。また、撮像情報は、撮像情報記録再生部７により記
録され、所定のときに再生してモニタ６に表示すること
が可能である。

なお、上述した実施例は、重要な部屋における人（移動
体）の出入を監視する場合の他、たとえば、所定の道路
における自動車の通行の監視や自動車の速度を監視する
場合にも適用することが可能である。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明の画像入力システムは、移動
する物体を撮像して得られた撮像情報から撮像制御情報
を求め、物体に対しての拡大または縮小および焦点合致
の動作および物体の移動に追従させる追従動作を制御し
て撮像するので、対象とする物体を確実に撮像すること
ができ、物体の詳細情報を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の画像入力システムの構成を
説明するためのブロック図、第２図、第３図、第４図お
よび第５図はそれぞれ第１図の画像入力システムにおけ
る動作を説明するための図である。 １・・・撮像カメラ、１ａ・・・レンズ系駆動部、１ｂ
・・・本体回転駆動部、２・・・撮像情報記憶部、３・
・・撮像制御部、４・・・撮像駆動部、５・・・移動駆
動部、６・・・モニタ、７・・・撮像情報記録再生部。 出願人　　　　　　株式会社　東芝 代理人　弁理士　　須　山　佐　− 第１図 第２図　　　　　第３図 第４図　　　　　第５図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）所定のエリアにおいて移動する物体を検出する検
   出手段と、この検出手段により検出された前記移動する
   物体を撮像する撮像手段と、この撮像手段から出力され
   る撮像情報を順次記憶する撮像情報記憶手段と、この撮
   像情報記憶手段に記憶された撮像情報に基づいて前記物
   体の撮像制御情報を求める撮像制御情報算出手段と、こ
   の撮像制御情報算出手段により算出された撮像制御情報
   に基づいて前記撮像手段における前記物体に対しての拡
   大または縮小および焦点合致の動作を制御するとともに
   前記物体の移動に追従するように前記撮像手段の追従動
   作を制御する撮像制御手段とを具備した画像入力システ
   ム。