JPH01220442A - 光電子転写露光方法およびその装置 - Google Patents

光電子転写露光方法およびその装置

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JPH01220442A
JPH01220442A JP4650888A JP4650888A JPH01220442A JP H01220442 A JPH01220442 A JP H01220442A JP 4650888 A JP4650888 A JP 4650888A JP 4650888 A JP4650888 A JP 4650888A JP H01220442 A JPH01220442 A JP H01220442A
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JP4650888A
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Akio Yamada
章夫 山田
Hiroshi Yasuda
洋 安田
Juichi Sakamoto
坂本 樹一
Jinko Kudo
工藤 仁子
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔目 次〕 概要 産業上の利用分野 従来の技術         (第7.8図)発明が解
決しようとする課題 課題を解決するための手段 作用 実施例 本発明の一実施例     (第1〜6図)発明の効果 〔概 要〕 光電子転写露光方法およびその装置に関し、マスク・ウ
ェハ間の位置合せが可能で基板からの散乱電子の影響の
少ないレジスト露光を行うことのできる光電子転写露光
装置の転写露光方法およびその装置を提供することを目
的とし、光電子転写露光方法は光電マスクと所定の位置
合わせマークが形成された試料とを所定距離を隔てて平
行に配置し、光電マスクに光源から光を照射して光電子
を放出させるとともに、光電マスクと試料との間に所定
の電圧を印加して電場および磁場を形成し、光電子を電
場および磁場により加速・偏向して試料上に露光により
所定のマスクパターンを転写する光電子転写露光方法に
おいて、露光に先だって前記電圧として第1の電圧を印
加する第1の電圧印加工程と、第1の電圧印加工程によ
り加速された電子ビームに基づいて試料上に形成された
位置合せマーク部からの反射電子信号を走査し、該位置
合せマークを検出するマーク検出工程と、前記位置合せ
マークの検出結果に基づいてビーム位置を調整する調整
工程と、調整工程終了後、前記電圧として第1の電圧よ
りは低い第2の電圧を印加する第2の電圧印加工程と、
第2の電圧印加工程により形成された電場および磁場に
より光電子を加速・偏向して試料上に露光により所定の
マスクパターンを転写する転写露光工程と、を含み構成
する。
また、光電子転写露光装置は光電マスクと所定の位置合
わせマークが形成された試料と所定距離を隔てて平行に
配置し、光電マスクに光源から光を照射して光電子を放
出させるとともに、光電マスク試料との間に所定の電圧
を印加して電場および磁場を形成し、光電子を電場およ
び磁場により加速・偏向して試料上に露光により所定の
マスクパターンを転写する光電子転写露光装置において
、試料上に形成された位置合わせマークを検出するマー
ク検出時を判別する判別手段と、マーク検出時と露光時
とで前記電圧を変える電圧制御手段と、を設けた構成と
する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、光電子転写露光方法およびその装置に係り、
詳しくは、電子ビームを用いて試料(ウェハ)上に光電
マスクのパターンを転写する光電子転写露光方法および
その装置に関する。
一般に、ICの製造工程における露光技術はSi (シ
リコン)ウェハ上にレジストMW(感光性波V!、)を
塗布し、集積回路を構成する1層分のパターンを描画(
露光)、現像することにより、Siウェハ上にレジスト
パターンを形成するものである。描画あるいは露光の方
法には光、電子ビーム(電子線)、X線、イオンがある
。そして、露光技術の本質は要求される寸法、精度を確
保しつつウェハ上に形成し、いかに制御するかにあり、
LStの歩留りを向上させるためにはパターン欠陥の少
ないことが重要となる。
近年、集、積回路の高密度化に伴り、長年、微細パター
ン形成技術の主流をなしてきたホトリングラフィ (光
食刻)に代わり、電子ビームやX線を用いる新しい、リ
ソグラフィ技術が進歩しつつあリ、その中の1つに光電
子転写技術がある。これは、試料ウェハに対し平行に配
置した光電マスクに照射し、励起、放出された光電子を
マスター試料間に印加した電場・磁場でかつ加速・偏向
し、所望のパターンを試料に転写する技術である。
〔従来の技術〕
従来のこの種の光電子転写装置としては、例えば第7図
に示すようなものがある。第7図は光電子転写装置の概
略構成図であり、この図において、lは転写室を構成す
る真空槽である。真空槽1内は真空ポンプ2により所定
の真空度に維持されており、真空槽1内の下方には支持
部材3を介してステージ機構4が設けられている。ステ
ージ機構4上には転写パターンの露光対象である試料(
ウェハ)5がil!置されており、ステージ機構4はウ
ェハ5を保持しその露光位置を変更可能である。
ウェハ5の露光面5aには感光性のレジストが塗布され
ており、レジストは露光すると化学反応を起こして現像
液に溶けなくなるもの(例えば、ネガ形レジスト)ある
いは、露光すると化学反応を起こして現像液に溶けやす
くなるもの(例えば、ポジ形レジスト)が用いられる。
一方、真空槽l内の上方にはウェハ5と平行に対向する
光電マスク6が設けられており、光電マスク6は保持a
横7に保持される。光電マスク6には電源回路8から所
定の高電圧が印加されるとともに、真空槽1の外方に配
置された一対のコイル9a、9bにより光電マスク6〜
ウエハ5方向に磁場が付与される。光電マスク6とウェ
ハ5の間にはウェハ5と略平行に中間極板10が設けら
れており、中間極板lOは光電マスク6とウェハ5の中
間部分の電場を一様にする機能を有するとともに、反射
電子信号検出器を兼ねている。なお、中間極板10にも
電源回路8ら所定電圧が印加される。
真空槽1の土壁部には窓11が設けられており、窓11
の上方にはシャッタ機構12を介して光源13が配置さ
れている。光源13としては、例えば紫外線を所定の強
度で放射するものが用いられ、シャッタ機構12はこの
紫外線を露光可能な十分な時間だけ光電マスク6に照射
するための露光時間の制御を行う。光電マスク6は第8
図に詳細を示すように、光(紫外線)を通過する基板6
aと、基板6aの下方に形成された光吸収材(金属)か
らなるパターン6bと、光を受けて光電子を放出する光
電膜6cとから構成される。光電マスク6の上記パター
ン6bは、例えばLSIの回路要求を基にレイアウト設
計を行い、アートワーク作業を通してパターンジェネレ
ータ用あるいは電子ビーム描画用M/Tを製作し、この
データ(M/T)を基にマスクパターンとして形成する
。また、光電膜6Cの材料としては、例えば光に反応し
て一定強度の光電子を放出するCs1(よう化セシウム
)、CsTe  (テルルイ化セシウム) 、Cs 3
 S b (セシウムアンチモン)等が用いられる。こ
れらの材料は空気中の水分に触れると溶ける性質がある
ため、真空中で露光処理が行われる。
このような光電子転写装置にあって、光源13の発する
光をシャッタ機構12をONして光電マスク6に照射す
ると、パターン6bに対応して光電子が光電膜6Cから
放出される。すなわち、パターン6bの部分は光が遮断
されて光電膜6Cに到達しないから光電子が放出されず
、パターン6bの無い部分において光−光電子の変換が
光電膜6Cにより行われて、ここから外部に光電子が放
出される。この光電子は保持機構7〜ウ工ハ5間に印加
された電場および磁場により加速・偏向されてウェハ5
の露光面5aで収束し、該露光面5aに塗布された感光
性電子線レジストを感光し、ウェハ5上に所望のパター
ンが転写される。
ところで、光電子像転写や電子線描画など電子ビームを
用いたレジスト露光では、入射電子はレジスト中で散乱
され、また基板から後方散乱をうけ、DO3E (露光
量)はレジスト中、入射地点以外の部分にも分布するい
わゆる近接効果が生じる。すなわち、電子ビームは、レ
ジスト上の1点に入射した後、電子がレジスト内を通過
するに従い、散乱されて分布が広がる(前方散乱)。次
に、一部の電子はレジスト内やシリンコ基板内で90゜
以上の散乱を受け、反射されて入射方向に戻る(後方散
乱)。結果として、入射電子は照射点以外の周辺も感光
させてしまう。換言すると、パターン上のある点の露光
量を考えるとき、その点に直接入射する電子だけでなく
、周辺の露光領域から回り込んでくる電子も加える必要
がある。電子の拡がり範囲は、入射点を中心として前方
散乱は0.1μm以下であるが後方散乱は1〜2μm以
上に達する。したがって、近接効果では後者の寄与が大
きい。このような近接効果による散乱電子の影響はパタ
ーン精度の低下や歪の原因となり、特に1μm以下の微
細パターン形成には重大な障害を与えるので、適切な補
正が必要となる。
この散乱電子の影響(近接効果)に対する対策として、
基本的には、次の2imりの方針が考えられる。
1)散乱電子の影響も含め、結果的にレジスト各部に所
定量のDO3Eが与えられるように、予め照射量をパタ
ーン形状に応じて補正しておく。
2)電子ビームの入射条件を、散乱電子の影響が出来る
かぎり少なくなるように選ぶ。
また、光電子像転写装置で、上記方針(1)に従って近
接効果補正法がすでにいくつか提案されている(特開昭
62−22262号、特開昭62−19048号各公報
参照)。しかし、これらの方法は、マスク作成時の負担
が大きい、スルーブツト(1時間当りに何枚のウェハに
転写ができることを示す)の低下を招く恐れがある等の
理由により必ずしも適切なものとはいえない。
したがって、光電子像転写装置では、上記方式(2)に
従い、電子ビームの入射条件を適正比することにより近
接効果の影響を少なくすることが望ましく、その場合方
法は2通りある。1つはビームエネルギーの高加速電圧
化(E≧50KeV)、もう1つは低加速電圧化(E≦
10KeV)、である。前者のように電子ビーム加速電
圧を高くとると、前方散乱による電子ビーム広がりが狭
くなると同時に、後方散乱電子が広範囲に広がってその
密度が低下し、近接効果が低減されるが、反面、放電、
レジスト感度低下、基板に対するダメージ等の問題があ
る。したがって、高電圧化ではなく、低加速電圧化によ
り、近接効果の影響を小さくすることが望ましい。低加
速の電子ビームを用いると電子は基板まで達せず、いわ
ゆる後方散乱の影響をなくすことができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、以上のような理由で採用された低加速の
光電子転写露光装置にあっては、次のような問題点があ
った。
すなわち、電子ビーム加速電圧が低いため、従来例で指
摘した近接効果の影響を適切に解消できるものの、電子
ビームが基板まで達しないことから、基板にミゾ等のマ
ーク構造を作り、基板からの2次電子や反射電子が、こ
の構造で変調されるのを測定し、マーク・基板の位置合
せをする通常のマーク検出法を行うことが困難になる。
そこで本発明は、マスク・ウェハ間の位置合せが可能で
基板からの散乱電子の影響の少ないレジスト露光を行う
ことのできる光電子転写露光装置の転写露光方法および
その装置を提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明による光電子転写露光方法は上記目的達成のため
、光電マスクと所定の位置合わせマークが形成された試
料とを所定距離を隔てて平行に配置し、光電マスクに光
源から光を照射して光電子を放出させるとともに、光電
マスクと試料との間に所定の電圧を印加して電場および
磁場を形成し、光電子を電場および磁場により加速・偏
向して試料上に露光により所定のマスクパターンを転写
する光電子転写露光方法において、露光に先だって前記
電圧として第1の電圧を印加する第1の電圧印加工程と
、第1の電圧印加工程により加速された電子ビームに基
づいて試料上に形成された位置合せマークを走査し、該
位置合せマーク部からの反射電子信号を検出するマーク
検出工程と、前記位置合せマークの検出結果に基づいて
ビーム位置を調整する調整工程と、調整工程終了後、前
記電圧として第1の電圧よりは低い第2の電圧を印加す
る第2の電圧印加工程と、第2の電圧印加工程により形
成された電場および磁場により光電子を加速・偏向して
試料上に露光により所定のマスクパターンを転写する転
写露光工程と、を含んでいる。
また、本発明による光電子転写露光装置は上記目的達成
のため、光電マスクと所定の位置合わせマークが形成さ
れた試料と所定距離を隔てて平行に配置し、光電マスク
に光源から光を照射して光電子を放出させるとともに、
光電マスク試料との間に所定の電圧を印加して電場およ
び磁場を形成し、光電子を電場および磁場により加速・
偏向して試料上に露光により所定のマスクパターンを転
写する光電子転写露光装置において、試料上に形成され
た位置合わせマークを検出するマーク検出時を判別する
判別手段と、マーク検出時と露光時とで前記電圧を変え
る電圧制御手段と、を設けている。
〔作 用〕
本発明では、基板上に形成された位置合せマークを検出
するマーク検出時が判別され、マーク検出時と露光時と
では光電マスクおよび試料間の印加電圧が変えられる。
したがって、マスク・ウェハ間の位置合せが可能となり
、かつ基板からの散乱電子の影♂は適切に除去される。
〔実施例〕
以下、本発明を図面に基づいて説明する。
第1〜6図は本発明に係る光電子転写露光方法およびそ
の装置の一実施例を示す図であり、本実施例の説明にあ
たり第3図に示した従来例と同一構成部分には同一符号
を付してその説明を省略する。
まず、構成を説明する。第1図において、光電マスク6
とステージ機構4との間には電源回路(電圧印加手段)
21から所定の電圧が印加されており、この電源回路2
1は制御回路22からの出力に基づいて前記印加電圧を
位置合せマーク検出時(このときの印加電圧をV□、と
する)と露光時(このときの印加電圧をVとする)とに
より切り換え、位置合せマーク検出時と露光時とで電子
ビーム加速電圧が異なるように設定する。具体的には、
位置合せマーク部検出時の出力をV MIIKとしたと
きにレジスト露光時の加速電圧の出力値VをV□、の1
/4.1/9.4/9・・・・・・などの値、すなわち
−船釣に (−) ” V)Hx  (但し、n>m>1なる整数
)なる値に、高速で変えられる機能を持つ。また、中間
極板10は従来例と同様に光電マスク6とウェハ5の中
間部分の電場を一様にする機能を有するとともに、反射
電子信号検出器を兼ねており、シリコン段差、酸化膜段
差等によりウェハ5上に形成された位置合せマークを電
子ビームで走査したときの反射電子や2次電子を検出し
て検出信号を制御回路22に出力する。制御回路22は
判別手段および電圧制御手段としての機能を有し、位置
合せマークを走査したときのマーク断面と検出信号の位
置関係に基づいて上記検出信号が判定闇値を横切る点を
マークエツジとみなし、2つのマークエツジの中点をマ
ーク位置とする(マーク凸部は塗布レジストが薄いので
反射電子数が多くなる)。
このようなマーク走査を何回か繰返し、その平均を最終
的なマーク位置座標とする。制御回路22は上述のマー
ク検出を行っているときは電源回路21から光電マスク
6に電圧V Mlllが印加されるようにし、また、実
際の露光時には電圧Vが印加されるように電源回路21
に所定の制御信号を出力する。
次に、作用を説明するが、最初に本発明の基本原理を述
べる。
従来例で指摘した低加速電圧(■≦10KeV)電子像
転写装置の問題点は、次の手段により解決することがで
きる。すなわち、マーク検出時と露光時とでは加速電圧
をかえるようにする。例えば、マーク検出時E =36
KeVとすれば、比較的厚くレジストに覆われた基板マ
ークも検出可能であるし、露光時にE = 9 KeV
とすれば、近接効果の少ない露光が可能である。しかし
、この加速電圧の値は任意に選ぶわけにはいかない。そ
の理由を第2図を用いて説明する。第2図においζ、マ
スク・ウェハ間の距離d、電子線を収束させるためにマ
スク・ウェハ方向に印加した磁場強度Bとしたとき、マ
スクからほぼ初速qQで任意の方向に放出された電子が
加速され、ウェハ上で再び収束されるためには、加速電
圧Vが次式〇の関係を満たさなければならない。
但し、e:素電荷 m:電子質量 ここで、nは電子がマスク・ウェハ間で何回ラセン運動
(マスク・ウェハ方向軸を中心とした回転運動)を行う
かの回数である。例えば、n=1の条件のもとで、マー
ク検出を行い、n=2の条件で露光を行えば、d、B等
を変えることなく、位置合せと露光を収束条件を保った
まま行える。
なお、位置合せ時と、露光時でB、dの値を変えるよう
にした場合、Eのとれる値は必ずしもdiscre t
eなものではなくなるが、要するに、マーク検出時と、
露光時でEを切り換えるものであればよい。
以上の構成において、まず、第3図に示すように電源回
路21から光電マスク6およびウェハ5間に電圧■。、
が印加されると(第1の電圧印加工程)、光電マスク6
から打ち出された光電子e−は光電マスク6およびウェ
ハ5間に印加された電圧V MRKにより加速されて位
置合せマーク近傍をX軸、Y輪画方向に走査する。そし
て、中間極板(検出器)10および信号検出回路23に
より反射電子信号(第4図参照)が検出され、制御回路
22で位置合せマークが検出される(マーク検出工程)
次いで、マーク検出工程により検出された位置合せマー
クに基づいてパターン描画のビーム位置が調整される(
調整工程)。調整工程が終了すると、第5図に示すよう
に制御回路22から電源回路21に制御信号が出力され
、電源回路21では印加電圧を■l4RKからVに切り
換え”ζ光電マスク6およびウェハ5に電圧Vを印加す
る(第2の電圧印加工程)。そして、この電圧Vにより
光電子e−が加速されてウェハ5の露光面5aで収束し
、該露光面5aに塗布されたレジストを感光してウェハ
5に所望のパターンが転写される(転写露光工程)。
第6図はこのときの反射電子信号を示す。以上の方法に
より、マスク・ウェハ間の位置合せ可能な、低加速電圧
の電子像転写装置を構成することができ、基板からの散
乱電子の影響の少ないレジスト露光を可能にすることが
できる。
〔効 果〕
本発明によれば、位置合せマークを検出するマーク検出
時を判別し、マーク検出時と露光時とでは光電マスクお
よび試料間の印加電圧を変えているので、マスク・ウェ
ハ間の位置合せを可能としつつ、基板からの散乱電子の
影響を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1〜6図は本発明に係る光電子転写露光方法およびそ
の装置の一実施例を示す図であり、第1図はその概略図
、 第2図はその基本原理を説明するための図、第3図はそ
の印加電圧V MILKを説明するための図、 第4図はその電圧VMIIKを印加したときの反射電子
信号を示す図、 第5図はその印加電圧Vを説明するための図、第6図は
その電圧■を印加したときの反射電子信号を示す図、 第7.8図は従来の光電子転写装置を示す図であり、 第7図はその概略図、 第8図はその光電マスクの断面図、 である。 5・・・・・・試料(ウェハ)、 6・・・・・・光電マスク、 10・・・・・・中間極板、 21・・・・・・電源回路(電圧印加手段)、22・・
・・・・制御回路(判別手段、電圧制御手段)、23・
・・・・・信号検出回路。 特許出願人 富士通株式会社、・パ− −ニー 22:IJ#″′l″  −*施、」。ヨ。図第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 I−へr^−一一一 一プど方匿伯へh力taVmm乞卯加しUきのル4tセ
酪ント慴2チ2オζ1≦コ第6図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)光電マスクと所定の位置合わせマークが形成され
    た試料とを所定距離を隔てて平行に配置し、 光電マスクに光源から光を照射して光電子を放出させる
    とともに、 光電マスクと試料との間に所定の電圧を印加して電場お
    よび磁場を形成し、 光電子を電場および磁場により加速・偏向して試料上に
    露光により所定のマスクパターンを転写する光電子転写
    露光方法において、 露光に先だって前記電圧として第1の電圧を印加する第
    1の電圧印加工程と、 第1の電圧印加工程により加速された電子ビームに基づ
    いて試料上に形成された位置合せマークを走査し、該位
    置合せマーク部からの反射電子信号を検出するマーク検
    出工程と、 前記位置合せマークの検出結果に基づいてビーム位置を
    調整する調整工程と、 調整工程終了後、前記電圧として第1の電圧よりは低い
    第2の電圧を印加する第2の電圧印加工程と、 第2の電圧印加工程により形成された電場および磁場に
    より光電子を加速・偏向して試料上に露光により所定の
    マスクパターンを転写する転写露光工程と、 を含むことを特徴とする光電子転写露光方法。
  2. (2)光電マスクと所定の位置合わせマークが形成され
    た試料と所定距離を隔てて平行に配置し、光電マスクに
    光源から光を照射して光電子を放出させるとともに、 光電マスク試料との間に所定の電圧を印加して電場およ
    び磁場を形成し、 光電子を電場および磁場により加速・偏向して試料上に
    露光により所定のマスクパターンを転写する光電子転写
    露光装置において、 試料上に形成された位置合わせマークを検出するマーク
    検出時を判別する判別手段と、 マーク検出時と露光時とで前記電圧を変える電圧制御手
    段と、 を設けたことを特徴とする光電子転写露光装置。
JP4650888A 1988-02-29 1988-02-29 光電子転写露光方法およびその装置 Pending JPH01220442A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010013507A (ko) * 1998-04-14 2001-02-26 게스레이 마크 저 에너지 전자빔으로 레지스트레이션 마크를 검출하는방법 및 장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010013507A (ko) * 1998-04-14 2001-02-26 게스레이 마크 저 에너지 전자빔으로 레지스트레이션 마크를 검출하는방법 및 장치

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