JPH0121837Y2 - - Google Patents

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JPH0121837Y2
JPH0121837Y2 JP1414884U JP1414884U JPH0121837Y2 JP H0121837 Y2 JPH0121837 Y2 JP H0121837Y2 JP 1414884 U JP1414884 U JP 1414884U JP 1414884 U JP1414884 U JP 1414884U JP H0121837 Y2 JPH0121837 Y2 JP H0121837Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は文書挿入機のガイドに関し、さらに詳
しくは使用する封筒の寸法が如何なるものであつ
ても、文書を正しく封筒中に挿入することのでき
るガイドに関するものである。
[従来の技術] ダイレクトメールのように、多数の文書を一度
に郵送する場合文書挿入機が一般に用いられてい
る。このような文書挿入機として、第1図に示す
ように、文書挿入のための開口部が封筒の短辺側
にある、いわゆる縦長定形封筒用の装置が知られ
ている。第1図は従来の文書挿入機のガイド部分
を示す斜視説明図で、煩雑をさけるため文書送り
込みローラ対をはじめ、本考案と直接関係しない
部分は一切省略してある。図において、10は文
書挿入部で文書載置板11の一方には固定ガイド
12が固設され、他方には可動ガイド13が後述
する方式により長孔14中を移動可能に配置され
ている。15は縦長定形封筒のJIS規格で定めら
れた短辺側長さを示す指標である。文書載置板1
1の下方には可動杆16があり、その上部には可
動ガイド13に連結された連結棒17が植設され
ている。可動杆16の一方には螺杆18が固設さ
れ、その先端は機壁(図示せず)を貫通して突出
し、そこに調整つまみ19が螺着されている。可
動杆16の他端には、支台20の長溝21中に可
動的に嵌合した可動台22が連結され、可動台2
2上にはロータリソレノイド23が取り付けられ
ている。ソレノイド23の軸24は上方に延び、
その先端には開口爪25が付設されている。開口
爪25に対向してもう1つの開口爪26が配設さ
れ、これは図示してない下方のロータリソレノイ
ドに連結され、該ソレノイドは開口爪26が開い
たとき、その外面が前記した固定ガイド12より
やや外側となるような位置に固設されている。ま
た、この図面には示されていないが、文書載置板
11と両開口爪25,26との中間には、文書を
封筒の開口部中に送り込むための上下一対の挿入
ローラがあり、さらにその下方には封筒フラツプ
部に風を吹きつけて、封筒を膨ませフラツプ部を
開口するための送風器が備えられている。
この従来装置を使用するときは、作業開始に当
つて両開口爪25,26の間隔を、使用する封筒
Eの開口時の寸法に合うようにセツトする準備作
業が必要である。これを行うためには、まず1枚
の封筒を空送りし(このとき両開口爪は閉位置に
なつている)、封筒Eが図示所定位置に達して停
止すると、封筒フラツプ部は下方から吹き付けら
れる風のため開口し、一方封筒が所定位置に達し
たとき発せられる信号によりロータリソレノイド
が作動し、両開口爪は図示の開位置に変位する。
この準備作業に先立つて、調整つまみ19をゆる
めて、可動ガイド13を、使用する封筒Eに応じ
た指標15よりやや内側にずらしておく。このた
め、開口爪25が開位置に変位しても、その外面
は封筒開口部の内側にあるから、調整つまみ19
をゆるめたまま可動ガイド13を外側に向けて注
意深く移動させると、開口爪25が封筒開口部内
縁に係合するのが感触により感知できるから、そ
のとき調整つまみ19をしめ付けることにより、
両開口爪25,26の間隔を封筒開口部の寸法に
合わせてセツトできる。
[考案が解決しようとする課題] 従来装置では、上記のような準備作業の後文書
挿入作業を行うのであるが、次に述べるような難
点があり、その改善が強く望まれていた。まず、
両開口爪の間隔をセツトするのが感触によつて行
われるため個人差が大きく、間隔セツトの不適切
のため文書挿入時に文書がつかえたり、あるいは
開口爪により封筒フラツプ部に損傷を与える等の
事故が発生した。また、文書載置板上の両ガイド
は、封筒開口部中に挿入できる文書の最大巾を示
すだけの単なる目安であるため、巾のせまい文書
を挿入するときに挿入不良が発生し易く、とくに
文書挿入に際してその先端が挿入ローラに対し斜
めに係合すると、文書は斜めのまま送り込まれる
ので、両係合爪間で紙詰りとなり作業を中断しな
ければならないこととなつた。
そこで、この考案の目的とする所は従来装置の
ように感触に頼ることなく、ガイドの一部に設け
たゲージの作用とする凸出部に、使用する封筒を
合わせるだけで、両開口爪の間隔を正しく設定す
ることのできるガイドを提供することである。さ
らに、挿入された文書が斜めのまま送り込まれる
ことを未然に防止できるガイドを提供することで
ある。
[課題を解決するための手段] 本考案は、文書挿入機のガイドを側板と、該側
板に対して移動可能で且つ該側板に最外方位置を
規制された副ガイド板とにより構成し、一方のガ
イド側板を一方の開口爪と共に定位置に固設し、
他方のガイド側板は他方の開口爪と共に移動可能
に配設し、両側板の文書差し入入れ側には封筒の
普通の状態における両側端に当接させる凸出部を
両ガイド側板32,33からそれぞれ外方に向け
て張り出して設け、側板によつて最大巾を規制さ
れる両ガイド板の間隔が開口爪による封筒の開口
状態における開口部有効巾以下となるように、凸
出部内面と副ガイド板内面との間隔を設定したこ
とを特徴とする。
[実施例の説明] 第2図は本考案の1実施例の要部を示す斜視説
明図で、第1図と同じ部材には同一符号を、同じ
作用の部材には符号にaを付して示してある。図
において、11は文書載置板で、その一方には固
定側板32が固設される。固定側板32下方の載
置板11上の部分には、副ガイド板34が矢印方
向に移動可能で且つ側板32に最外方位置を規制
されて設置され、側板32と副ガイド板34とに
よつて本考案ガイドの一方を構成している。文書
載置板11の他方には、可動側板33と、該可動
側板33に対して矢印方向に移動可能で且つ該側
板に最外方位置を規制された副ガイド板34とか
らなるもう一方のガイドが配設され、これは長孔
36に沿つて移動可能とされている。側板32,
33と側方を密着させた状態において、両副ガイ
ド板34のそれぞれの内面は、両開口爪25,2
6が旋動して開いた状態におけるそれぞれの内面
と整一するようになつている。また側板32と3
3の文書差し入れ側には、図示のように外方に向
けて張り出した凸出部35があり、この張り出し
の程度については後に説明する。可動側板33は
可動台22aの立ち上り部と連結されているとと
もに、該可動台22aには開口爪25を作動させ
るソレノイド23aが取り付けられ、これらは調
整つまみ19aによつてガイド棒37に沿つて移
動可能とされている。従つて、調整つまみ19a
により可動台22aを移動させれば、可動側板3
3と副ガイド板34とからなるガイドは、開口爪
25と共に文書載置板11上を一体的に移動する
ことになる。
第3図は、普通の状態にある封筒Eと開口状態
となつた封筒の長さと、本考案におけるガイドと
の関係を示す説明図である。封筒Eが普通の状態
にあるときの両側端間の長さをl1とすると、フラ
ツプ部に風が吹き付けられ開口爪25,26によ
つて封筒が開口状態に保持されたときは、同図に
仮想線で示したように文書挿入に有効に利用され
る封筒の開口部有効巾はl2となる。定形封筒等の
場合、l1の大きさはJISによつて規定されてはい
るが、規格において±2mmの誤差が許容されてい
るので、甚だしいときは製品によりl1の大きさが
4mmも相違する。しかしながら、フラツプ部に風
が吹き付けられ開口爪25,26によつて開口状
態に保持されたときの開口部有効巾l2との差l1
l2は、開口の程度によつて決まるため、同じ開口
爪を用いる限り、もとの封筒の長さl1と無関係に
常に同一である。そこで、本考案では第3図下方
に示すように、側板32,33からそれぞれ外方
に張り出した両凸出部35に封筒の両側端を当接
させて両凸出部35間を封筒の普通の状態の長さ
l1に設定することにより、最外方位置において突
出部35よりLだけ内側に位置する両凸出部35
間の間隔を開口状態における開口部有効巾l2以下
となるように設定した。Lは図から自明のよう
に、L=(l1−l2)×1/2である。すなわち、凸
出部35のゲージ作用によつて封筒の大きさを合
わせることにより、この封筒に挿入される文書の
許容寸法が最外方位置の副ガイド板34によつて
割り出せる訳である。
本考案の文書挿入機のガイドは、以上説明した
ように構成されているから、使用に際しては第3
図に示す如く、文書挿入に用いる封筒Eを両側板
32,33に設けた凸出部35間に当てがい、調
整つまみ19aによつて可動側板33を移動させ
て、両側板間の間隔を封筒Eのl1に合わせて固定
する。かくすることによつて、両側板32,33
と密着させた状態における両副ガイド板34内面
間の間隔、および、可動台22aと一体的に移動
する開口爪25と、固定されている開口爪26と
の、両者が開いた状態における両内面間の間隔
は、自動的にその封筒に対するl2に設定されるこ
ととなる。この調整作業の際、副ガイド板34は
封筒Eの底部に対するストツパーとしての役割を
果す。このようにしてl2が自動的に設定されるの
で、副ガイド板34を両側板32,33と密着さ
せれば、使用する封筒に対して挿入可能な文書の
最大巾が規制されることになり、作業者が誤つて
開口状態を超える巾の文書を挿し入れることはな
い。また、副ガイド板34は両側板32,33上
で移動可能であるから、巾のせまい文書を挿入す
るときは、両副ガイド板の間隔をその文書巾に合
わせることにより、文書が斜めに送り込まれるこ
とが未然に防止でき、紙詰り等の事故を起すこと
は皆無となる。さらに、Lの大きさは如何なるl1
をもつ封筒に対しても同じであるから、定形封筒
に限らず任意の封筒が使用でき、洋式封筒につい
ても使用し得ることは勿論である。
[考案の効果] 以上詳述したように、本考案の文書挿入機のガ
イドによれば、次のような優れた効果が得られ
る。
(1) 使用する封筒の底部を、ガイド側板の凸出部
に合わせて可動ガイド側板の位置を調整するだ
けの操作で、両開口爪間の間隔は自動的に開口
状態の封筒開口部の有効巾l2に設定されるとと
もに、両副ガイド板を側板に密着させたときは
その間隔はl2を示すことになるから、挿入可能
な文書の最大巾が作業者の判然と理解され、限
度を超えた巾の文書を挿入して紙詰りを来たす
ことがない。
(2) 巾のせまい文書を挿入するとき、副ガイド板
を文書巾に合わせて設定できるから、文書が斜
めのまま送り込まれることは皆無となり、従来
装置のように封筒開口部付近で紙詰り等に事故
を起すことがない。
(3) 開口爪間の間隔が常に正しく開口部有効巾と
なる如く、側板の凸出部と副ガイド板との間隔
を設定したので、任意の寸法の封筒が使用でき
るばかりでなく、両開口爪間の間隔はその封筒
に対する正しい開口部有効巾として設定される
から、開口爪によつて封筒フラツプ部に損傷を
与える等の事故は皆無となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の文書挿入機のガイド部分を示す
一部省略斜視説明図、第2図は本考案の1実施例
の要部を示す斜視説明図、第3図は普通の状態と
開口状態の封筒の長さと、本考案ガイドとの関係
を示す説明図である。 10…文書挿入部、25,26…開口爪、32
…固定側板、33…可動側板、34…副ガイド
板、35…凸出部、L…間隔(長さ)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 封筒のフラツプ部に風を吹き付けて開口させ、
    開口爪25,26によつて両側を保持して開口状
    態とさせ、該開口部中に向つて文書を挿入する文
    書挿入機のためのガイドであつて、前記ガイド
    は、側板32,33と、該側板に対し移動可能で
    且つ該側板に最外方位置を規制された副ガイド板
    34,34とからなり、前記ガイドの一方の側板
    32は一方の前記開口爪26と共に定位置に固設
    され、また他方のガイドの側板33は他方の前記
    開口爪25と共に移動可能に配設されており、両
    ガイド側板32,33の文書差し入れ側に封筒の
    普通の状態における両側端に当接させる凸出部3
    5を両ガイド側板32,33からそれぞれ外方に
    張り出して設け、側板によつて最大巾を規制され
    る両副ガイド板の間隔が開口爪による封筒の開口
    状態における開口部有効巾以下となるように、凸
    出部35内面と副ガイド板34内面との間隔を設
    定したことを特徴とする文書挿入機のガイド。
JP1414884U 1984-02-06 1984-02-06 文書挿入機のガイド Granted JPS60127997U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1414884U JPS60127997U (ja) 1984-02-06 1984-02-06 文書挿入機のガイド

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JP1414884U JPS60127997U (ja) 1984-02-06 1984-02-06 文書挿入機のガイド

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Publication Number Publication Date
JPS60127997U JPS60127997U (ja) 1985-08-28
JPH0121837Y2 true JPH0121837Y2 (ja) 1989-06-28

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JP1414884U Granted JPS60127997U (ja) 1984-02-06 1984-02-06 文書挿入機のガイド

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JP (1) JPS60127997U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1994011206A1 (en) * 1992-11-11 1994-05-26 Juki Corporation Unit for processing envelope

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1994011206A1 (en) * 1992-11-11 1994-05-26 Juki Corporation Unit for processing envelope

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JPS60127997U (ja) 1985-08-28

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