JPH01218200A - 楽器用電気音響変換器 - Google Patents

楽器用電気音響変換器

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JPH01218200A
JPH01218200A JP63044720A JP4472088A JPH01218200A JP H01218200 A JPH01218200 A JP H01218200A JP 63044720 A JP63044720 A JP 63044720A JP 4472088 A JP4472088 A JP 4472088A JP H01218200 A JPH01218200 A JP H01218200A
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speaker
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partition plate
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Akihiko Takeuchi
明彦 竹内
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は楽器用電気音響変換器、詳しくは楽器用のス
ピーカに間し、発音部とこの発音部を駆動制御する電気
回路と仕切板とをユニット化して管に取り付けることに
より、スピーカの管への着脱を容易にするとともに、ス
ピーカを任意の管長の管に取り付けることを容易とし、
Qが高い自然な音を所望音高で放射することが容易にで
きるものである。
[従来の技術] 一般に、楽器用電気音響変換器としてのホーン型スピー
カは振動板からの音波をホーンを通して空間に放射する
形式のスピーカである。
従来のこの種のホーン型スピーカの応用例としては例え
ば第4図に示すような自動車用の警笛があった。
この警笛は、電機駆動の膜(振動板に相当する)1がホ
ーン3に結合されて構成されている。その駆動機構は、
電磁石5、電機子7及び断続器9から構成されている。
静止位置では、断続器9の端子は、ばね11に付勢され
て電機子7の接点13に接触させられている。ボタン1
5を押すと回路17が閉じて、電流が電磁石5に流れ、
電磁石5が電機子7を引き付ける。電機子7が電磁石5
の極19に引き付けられると、断続器9の端子が離れ回
路17が開いて、電機子7に対する電磁石50力が働か
なくなる。この状態では、膜1の弾性回復力によって電
機子7は元に戻り、端子は再び接触する。この過程が繰
返される。
この現象のサイクルが、膜1、電機子7、及びホーン3
の組合せの共振周波数により繰り返される。電機子7に
働く駆動力は、複雑な波形である。
そのため膜1により生じる音は、倍音に冨んでいる。こ
の状態のもとては、ホーン3の共振特性が音質を決定す
る重要な役をする。小さな喉21と緩やかなフレア23
とを持つ長いホーン3か、最も心地よい音を発生する。
これはその音響出力の倍音構造が楽器のものに似ている
ためである。
しかしながら、このような従来の自動車用警笛にあって
は、その周波数特性において全体としてその出力音圧分
布のグラフが平坦であり、Qが低く自然楽器のそれとは
異なり、電気楽器的な音となっていた。
そこで、本願出願人は昭和62年12月25日付の特許
願において、Qの高い自然楽器に良く対応したスピーカ
を既に提案している。
このスピーカは、その発音部に取着した共鳴管において
、その発音部側に、透孔を形成した仕切板を介設した構
成である。
従って、このスピーカにあっては、発音部において発生
した音波は共鳴管の内部を伝播して放射されるが、仕切
板が管体内部の音波における共鳴気柱の節を形成してい
るため、共振周波数を決定する際の気柱の長さが明確と
なるものである。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような先順に係るスピーカにあって
は、仕切板はスピーカとは別々に管体に取着され、また
、アンプ等もさらに別体で形成していたため、それらの
管体への取付が面倒であり、例えば温度変動等に対応し
て仕切板の管体での位置を調整したい場合にも容易にな
すことができなかったという問題点が生じていた。
そこで、本発明は、Qの高い自然楽器によく対応し、か
つ、管体の長さに対応して調整が容易な楽器用電気音響
変換器を提供することを、その目的としている。
[課題を解決するための手段] 本発明は、少なくとも所定長さの直管部を有する管体と
、その管体の管長方向に沿って移動可能で、この直管部
の適宜の位置に内嵌め固定される音響ユニットとを備え
た楽器用電気音響変換器であって、該音響ユニットは、
電気信号に基づき振動板を振動させて音波を発生させる
発音部と、この発音部を駆動する上記電気信号を外部か
らの信号に基づいて発生させ供給する電気回路と、上記
管体の管長方向に対して直交して設けられ、透孔を介し
て発音部を直管部に連通する仕切板と、をケースに内蔵
するとともに、上記音響ユニットの発音部で発生した音
波を管体の直管部内に伝播させることにより共鳴させ、
管体の放音用の開口から共鳴音を放射する楽器用電気音
響変換器を提供するものである。
[作用コ 本発明によれば、発音部においては振動板が振動して所
定の音波を発生させる。この発生した音波は管体の内部
を伝播して外部に放射される。この時、発音部側の所定
位置には透孔を有した仕切板が設けられているため、こ
の仕切板が管体内部での音波における共鳴気柱の節を構
成しており、管体すなわち放音用の開口から発音部に返
ってくる音波をさらに反射して管体内へ再供給する。す
なわち、仕切板の存在によって共振周波数を決定する際
の気柱の長さが明確になり、全体としてQの大きな(高
い)スピーカとなっているのである。
この際に得られる音は、スペクトル・エネルギー分布が
周期性の極めて高い包路線パターンを有するもので、ホ
ルマント等が大変明確であり、聴感上から言って、大変
音高の知覚が容易なものである。この結果、小音量でも
遠くから弁別可能な通りの良い音となっている。
また、本発明によれば、音響ユニットはケース内に、仕
切板、電気回路、発音部を一体的に配した構成のため、
管体に対してユニットを取り付は易い。また、管長に対
応して仕切板の位置調整が簡単に行えるようになってい
るものであり、任意の位置に設定し得て設定した位置の
調節も可能である。この結果、音高設定の際の自由度が
大変高くなっている。
[実施例] 以下、本発明に係る楽器用電気音響変換器の実施例を図
面を参照して説明する。
棗よ叉施1 第1図は本発明の第1実施例に係る楽器用電気音響変換
器としてのスピーカ装置を示すその縦断面図である。第
2図は第1実施例の要部を示すその拡大断面図である。
第3図は第1実施例の電気系制御回路を示すそのブロッ
ク図である。
第1図において、31は円筒からなる共鳴管であって、
この共鳴管31内部の孔33の軸線方向の一端には音響
ユニット(スピーカユニット)35が位置決め固定され
ている。
この共鳴管31は所定の直径を有するとともに、所定の
長さを有して形成されている。
従って、この共鳴管31の長手方向の他端には放音用の
開口37が配設されていることになる。
スピーカユニット35は、振動板を有する周知のスピー
カ39(発音部)に、例えばアンプ等を組み合わせたも
のである。
詳しくは、スピーカユニット35は、共鳴管31の内径
よりわずかに小径でこれに嵌合(内嵌め)される円筒ケ
ース41を有している。この円筒ケース41内にはその
軸線方向の一端側に裏蓋43を介して増幅回路や制御回
路等の電気回路およびその他を有するボックス45が取
り付けられているとともに、その他端側には仕切板47
が固定されている。
発音部であるスピーカ39はこの仕切板47に空間49
を介して近接して対向配置され、上記電気回路にハーネ
ス51を介して結線されているものである。
そして、この円筒ケース41の裏蓋43とスピーカ39
との間の空間には吸音材53、例えばロックウール、グ
ラスウール等が充填されている。
仕切板47は所定の厚さを有する例えば軟鉄で形成され
、共鳴管31の内孔33にあってその軸線方向に対して
直交するように(管路に対して垂直に)固定されている
また、この仕切板47の中央部には内孔33と上記空間
49とを連通ずる透孔55が形成されている。
この透孔55は断面が円形で所定の直径を有して形成さ
れている。例えば、内孔33との関係でその透孔55の
直径は規定されるものである。
従って、このスピーカ装置にあっては、スピーカ39の
振動板が振動することにより生じた音波は、仕切板47
の透孔55を通って共鳴管31の内部の孔33に侵入し
、内孔33に音波の定在波を形成する。
すなわち、仕切板47と放音用間口37との間で音波は
繰り返し反射され、この共鳴管31の内部で所定の共鳴
周波数の気柱振動が明確に形成されて、Qの高い音を放
音用の開口37から放射することができる。
ここで、仕切板47は内孔33内の音波の反射面を構成
している。そして、共鳴管31はその軸線方向について
断面の開口面積が同一の直管であるため、基本振動に対
して奇数倍の倍振動について明確な共振を構成している
第2図にその一例を示すように、この円筒ケース41は
共鳴管10所定位置に位置決めして固定されている。
すなわち、共鳴管31の内面から突出してテーバ面57
を有する位置決め片59を固着し、このテーバ面57に
係合する傾斜面61を形成した環状部材63を裏蓋43
及び円筒ケース41の一端側に固着したものである。
環状部材63はその軸線方向にスリット(図示していな
い)を有し、上記位置決め片S9にボルト65、ナツト
67を介して固定されるものである。そして、位置決め
片59の孔に遊嵌したこのボルト65の締め付は量によ
り環状部材63は拡径、縮径して係合面においてスライ
ドし、円筒ケース41、すなわち音響ユニット35全体
としての内孔33内での軸線方向の位置調整が可能とな
っている。
第3図は上記ボックス45に配された電気回路を示して
いる。
この図に示すように、該音響ユニット35の電気回路は
、定電圧源に接続された電圧安定化回路71を有し、こ
の電圧安定化回路71からはボリュームコントロール回
路73、バンドパスフィルタ75、アンプ77に一定電
圧がそれぞれ供給されている。ボリュームコントロール
回路73には音響信号例えば音量制御信号、波形信号等
が外部信号(MIDI信号)として入力されており、こ
れらの外部信号に基づいて所定の音についての所定ボリ
ュームの信号をバンドパスフィルタ75を介してアンプ
77、さらにはスピーカ39に出力している。
以上の構成に係る電気音響変換器としてのスピーカ装置
にあっては、音響ユニット35は上記ボルト65のねじ
込み量を調整することにより軸線方向の位置決めがなさ
れる。
そして、この位置決めは微調整が例えば温度等に対応し
て可能なものである。
また、上記実施例以外にも、音響ユニット35の円筒ケ
ース41を共鳴管31の所定位置に、例えば接着等の他
の固定手段を配して位置決めしてもよいことは当然であ
る。
なお、スピーカユニット35から気柱の共鳴周波数に対
応する音高の音を発生させると一層効果的である。
また、このように構成したスピーカ装置を所定の音高に
対応させて複数個用意し、各音高ごとにそれぞれの共鳴
管31の共鳴周波数およびスピーカユニット35から放
射する音の高さを異ならせることにより各スピーカ装置
の放射音の高さを所定のものとし、例えばバイブオルガ
ンの音源を構成しても良い。
スペクトル・エネルギー分布の包路線パターンは周期性
の大変高いものであり、聴覚的立場から言うと、ホルマ
ントが明確で、基本音の弁別が容易な音となっている。
この際に、各ピークの部分音を臨界帯域@(2音を分離
して聞き分は可能な周波数差)よりも離しておけば、主
観的なラウドネスは大きくなり、弁別が一層容易になる
また、包路線の周期性は、音高知覚にとって支配的な周
波数領域、すなわち500〜2,000Hzで強く発現
させるのが好ましい。
[効果] 以上説明してきたように、本発明によれば、自然な音が
得られ、楽器の音源用として好適な電気音響変換器(ス
ピーカ)を得ることができる。特に、野外演奏等の場合
に通りの良い、弁別性の高い発音を容易に得ることがで
きる。
また、各音響ユニットについてそれぞれパワーアンプを
内蔵させることにより、電気的音源(信号源)への負担
を軽減することができる。
そしてこれらの場合において、本発明によれば、音響ユ
ニットを如何なる管長の管体にも容易に取着することが
でき、さらに、−旦取着した後も温度変化等に対応して
簡単にその位置を調整することができて所望の音高に設
定し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例に係る楽器用電気音響変換
器としてのスピーカ装置を示すその縦断面図、 第2図は第1実施例の要部を示すその拡大断面図、 第3図は第1実施例の電気系制御回路を示すそのブロッ
ク図、 第4図は従来の自動車用警笛を示すその断面図である。 31・・・・・・・・共鳴管(管体)、33・・・・・
・・・内孔、 35・・・・・・・・スピーカユニット(音響ユニット
)、 37・・・・・・・・放音用開口、 39・・・・・・・・スピーカ(発音部)、41・・・
・・・・・円筒ケース、 47・・・・・・・・仕切板、 55・・・・・・・・透孔、 77・・・・・・・・アンプ(電気回路)。 特許出願人      ヤマハ株式会社代理人    
 弁理士  桑井 清−第2図 篇1実党例の9郁1示す拡丈吋面因 ■←

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも所定長さの直管部を有する管体と、 その管体の管長方向に沿って移動可能で、この直管部の
    適宜の位置に内嵌め固定される音響ユニットとを備えた
    楽器用電気音響変換器であって、該音響ユニットは、電
    気信号に基づき振動板を振動させて音波を発生させる発
    音部と、この発音部を駆動する上記電気信号を外部から
    の信号に基づいて発生させ供給する電気回路と、上記管
    体の管長方向に対して直交して設けられ、透孔を介して
    発音部を直管部に連通する仕切板と、をケースに内蔵す
    るとともに、 上記音響ユニットの発音部で発生した音波を管体の直管
    部内に伝播させることにより共鳴させ、管体の放音用の
    開口から共鳴音を放射することを特徴とする楽器用電気
    音響変換器。
JP63044720A 1987-12-25 1988-02-25 楽器用電気音響変換器 Expired - Lifetime JPH0728459B2 (ja)

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JP63044720A JPH0728459B2 (ja) 1988-02-25 1988-02-25 楽器用電気音響変換器
DE3843050A DE3843050C2 (de) 1987-12-25 1988-12-21 Elektrischer Akustikwandler
US07/288,028 US5111509A (en) 1987-12-25 1988-12-21 Electric acoustic converter

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5132301A (ja) * 1974-09-11 1976-03-18 Kyoei Steel Ltd
JPS56102599U (ja) * 1979-12-28 1981-08-11
JPS614956U (ja) * 1984-06-15 1986-01-13 株式会社日立製作所 縮小投影露光装置

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