JPH01217995A - 機器ケース - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は電気かみそシのような小型電気機器のケースに
係り、特に曲面を有する本体ケースにその曲面に沿って
化粧板を取着する為の構造に関するものである。

（ロ）従来の技術 例えば実開昭６１−１３７９８７号公報には機器ケース
に複数個の挿入孔を設け、該挿入孔間に位置する遮光用
突起を前記ケースの内壁より一体形成すると共に、前記
ケース内部に収納される回路基板を前記遮光用突起の一
端に当接せしめて設け、前記ケース内壁と前記遮光用突
起と前記回路基板とによって囲まれた空間内に発光体を
該基板に電気接続して取付固定したものにおいて、前記
挿入孔に嵌合する光透過性突起を有し且つ前記遮光用突
起を挿通する貫通孔とを有するランプカバーを設け、該
ランプカバーを前記ケース内壁に固着すると共に、前記
ケースの内壁に前記ランプカバーの大きさに応じて弾性
突起を形成し、前記ランプカバーを該弾性突起にて保持
するものである。この例の場合ケース、ランプカバーと
もに平面的であり、密着させて取付けることは安易であ
るが、このランプカバーを曲面を有するケースの曲面部
に取付ける場合、該ランプカバーの長手方向寸法が長く
なるとその中央部が浮き上がったり、「ずれ」が生じる
問題点かあ、た。この為例え粘着テープ等で両者を固定
しても経年劣化によシ接着外れによる浮きが発生する問
題点があった。

（ハ）発明が解決しようとする課題 本発明が解決しようとする課題は特別な機構を追加する
ことなく本体ケースの曲面に化粧板を浮きやずれを発生
させることなく確実に取着することである。

ｆ＝ｌ　　Ｉｌｌ！題を解決するための手段複数個の光
通過用孔の形成された曲面を有する本体ケースと、前記
光通過用孔に嵌合する光透過性樹脂材の突部を有し、前
記本体ケースの曲面に沿って取着される化粧板とより成
り、前記曲面に接着剤流し込み用の溝を形成して、この
溝内に嵌合用孔を穿設するとともに、前記化粧板には該
嵌合用孔に嵌合する嵌合用突起を形成する。

また曲面を有する一対の半割ケースを重合して形成され
る本体ケースと、該本体ケースの曲面に沿うて取着され
る化粧板とよシ成り、前記半割ケースの両側に部分的な
薄肉部を形成して該薄肉部の縁部を嵌合用凸部となし、
前記装飾板の両側には前記嵌合用凸部に嵌合可能で、且
つ前記両半割ケースの重合面間に挾持される嵌合爪部を
形成する。

（ホ）作　用 本体ケースの嵌合用凸部に化粧板両側の嵌合爪部を嵌合
すると共に、化粧板の突部及び嵌合用突起を夫々本体ケ
ースの光通過用孔及び嵌合用孔に嵌合せしめて化粧板を
本体ケースに取着する。

（へ）実施例 以下本発明の機器ケースを図面の電気かみそりの一実施
例に基いて詳細に説明する。

第６図は充電可能電池を駆動源とする往復式電気かみそ
りの正面図、第７図はその側面図を示し、１１）は曲面
を有し前後に分割可能な半割ケースＡ（ＩＡ）、Ｂ（Ｉ
Ｂ）を重合固定して成る合成樹脂製の本体ケース、（２
）は該本体ケース＋１）の上部に着脱自在に載置係合さ
れるアルミダイキャスト族の外刃枠、（３）は該外刃枠
の上部開口にアーチ形状に折曲げられて離脱可能に取付
けられる二、ケル電＃表の多数のヒゲ導入孔を有する外
刃である。前記本体ケース（１）の前面には斜め方向に
楕円形の凹所（４）が形成され、この凹所（４）の底部
に斜め方向に摺動可能な始動スイッチ摘み（５）が不必
要な摘み（５）の動きを制限するロック部材（６）と共
に取付けられると共に、前面下部には複数個の表示窓σ
υ〜（７６）が一体形成された帯状の化粧板（８）が装
着されている。

また前記本体ケース（１）の背面側には上下に摺動可能
なきわぞ９刃操作摘み（９）が取付けられると共Ｋ。

この上方に該操作摘み（９）の上動により垂直収納状態
から水平起立状態へ回動するきわぞり刃ααが取付けら
れている。

次に第１図〜第５図に基いて前記化粧板（８）の取付構
造を説明する。

前記本体ケースｆｉｌの一方の半割ケースＡ（ＬＡ）に
は第３図及び第４図に示すように前記凹所（４）の底部
に前記スイッチ摘み（５）の摺動孔（１１１が形成され
ると共に下部に前記化粧板（８）に対応する帯状の凹所
α２が形成されている。また前記両凹所（４）（１２１
間のケースＡ（ＩＡ）表面には充電表示用窓α３が設け
られている。

前記帯状凹所（１２！には、複数個の光通過孔（１４１
）〜（１４６）が穿設されると共に、該光通過孔（１４
１）〜（１４６）を包囲するようＫして長円形状の接着
剤流し込み用の溝α９が形成されている。そして前記溝
（１５１の長手方向両側には嵌合用孔（１６１）（１６
２）が形成されている。更に第１図に示されるように前
記ケースＡ（ＩＡ）の内面側にはケースＢ（ＩＢ）との
重合時に相手方の保合部に保合する保合部（ｌＤ或いは
係合凹部α秒を有する重合壁σ９■が前記ケースＡ（Ｉ
Ａ）の両側内面より間隔を存して一体に形成されており
、また該ケースＡ（ＩＡ）の底部には図示しないプラグ
ビンを配設するだめの給電凹所（２１）が形成されてい
る。更に前記ケースＡ　（ＩＡ　）の帯状凹所ａ２の両
側部はケースＡ（ＩＡ）の厚み寸法よりも薄い薄肉部（
２２１）（２２２）に形成され、該薄肉部（２２１）（
２２２）の縁部を嵌合用凸部（２２１Ａ）（２２２Ｂ）
と成している。尚（２３１）〜（２３５）は前記ケース
Ａ（ＩＡ）の内面で且つ前記光通過孔（１４１）〜（１
４６）の夫々の間に立設され、成孔（１４１）〜（１４
６）を通過する光を制限する遮蔽突壁である。

一方の前記化粧板（８）は黒色のＡＢＳ樹脂桐に前記表
示窓συ〜（７０の部分のみ光透過性のアクリル樹脂材
の突部（２４１）〜（２４６）を内面側に突出するよう
二色成形されたものであり、これら突部（２４１）〜（
２４６）の両性側に前記ケースＡ（ＩＡ）の嵌合用孔（
１６１）（１６２）に嵌合可能な嵌合用突起（２５１）
（２５２）を形成するとともに、両側端部に前記帯状凹
所α２の嵌合用凸部（２２１Ａ）（２２２Ｂ）Ｋ嵌合可
能な嵌合爪部＠１）（８２を形成したものである。尚前
記嵌合用孔（１６１）（１６２）の径は前記嵌合用突起
（２５１）（２５２）の径よりも若干大きく、両者間の
隙間を介して接着剤を充填することか可能である。また
前記化粧板（８）はそれ自身若干の弾性を有しており、
前記嵌合爪部（８１）＠３はこの弾性に抗して前記嵌合
用凸部（２２１Ａ）（２２２Ｂ）に嵌合することができ
る。

（２６）は前記光透過性突部（２４１）　〜（２４６）
Ｋ対向する発光ダイオード（２７１）〜（２７６）を−
列に並べて半田付けすると共に前記ケースＡ（ＩＢ”）
の内面に形成されたリプ（２８１）（２８２）によ、て
保持されるプリント基板であシ、第５図に示すように前
記遮蔽突壁（２３１）〜（２３５）はこのプリント基板
艶とケースＡ（ＩＡ）内面との間隔を保持するとともに
隣りの発光ダイオードの光が目的とする光透過性突部に
入らぬよう各ダイオード（２７１）〜（２７６）と光透
過性突部（２４１）〜（２４６）とを一対一で対応の させ、前記各表示窓ｆｆ１）　−（７窒池残存容量に応
じたｒ点滅を確実にしている。

以上の構成を有する電気かみそりにおいて、ｉｉｊ記光
透光透過性突部４１　）〜（２４６）及び嵌合用突起（
２５１）（２５２）を夫々本体ケース（１）の光通過用
孔（１４１）〜（１４６）及び嵌合用孔（１６１）（１
６２）に挿入されるｒうに本体ケース（１）の帯状凹所
（１２１１Ｃ前記化粧板（８）を取着し、該化粧板（８
）両端の嵌合爪部５ａ（８ｅ＞を帯状凹所０２両側の嵌
合用凸部（２２１Ａ）（２２２Ｂ）に嵌合して仮止めす
る。次に本体ケースＨの内面側より前記嵌合用孔（１６
１）（１６２）と嵌合用突起（２５１）（２５２）との
隙間を利用して接着剤を注入するとこの接着剤は該嵌合
用突起（２５１）（２５２）に沿って本体ケース（１）
表面側に流出するが、帯状凹所０２に形成された長円形
状溝ａ５１によ、てこのｇｏ５１内への流出に制限され
、帯状凹所０りのその他の部分に不必要に流出して化粧
板（８）と帯状凹所ａ２１との接合部から漏れることが
防止されている。このようにしてケースＡ（ＩＡ）の表
面に貼着された化粧板（８）はこのケースＡ　（Ｉ　Ａ
　）にケースＢ（ＩＢ）を重合したときに該化粧板（８
）の両側端部が両ケース（ＩＡ）　（ＩＴ３　＞の重合
面間に挾まれることにより、更にｆＩＭ実に固着される
ことになる。

（ト）　　発明のシカ果 本発明は以上の説明の如く、複数個の光通過孔の形成さ
れた曲面を有する本体ケースと、前記光通１１４孔に嵌
合する光透過性樹脂材の突部を有し、前記本体ケースの
曲面に接着剤流し込み用の溝を形成して、この溝内に嵌
合用孔を穿設するとともに、市１記化粧板には該嵌合用
孔に嵌合する嵌合用突起を形成°ｒることにより、特に
本体ケースの曲面に対する化粧板の中央付近の浮き上が
りを防止するとともに接着剤流し込み用の溝によって嵌
合用孔と嵌合用突起との隙間から流出する接着剤の拡が
りを防止し、きれいに化粧板を本体ケースに貼着するこ
とができる効果がある。

筐た１曲面を有する一対の半割ケースを重合して形成さ
れる本体ケースと、該本体ケースの曲面に沿って取着さ
れる化粧板とより成り、前記半割ケースの開側に部分的
な薄肉部を形成して該薄肉部の縁部を嵌合用凸部となし
、前記装飾板の両側には前記ｔｈ（台用凸部に嵌合可能
で、且つ前記両半割ケースの重合面間に挾持さｎる嵌合
爪部を形成することにより、特に本体ケースの曲面に対
する化粧板の両側の浮き上がりを防止するとともに、嵌
合爪部は本体ケースを両手割ケースに分割しない限り嵌
合用凸部との嵌合を解除することｔよなく、化粧板がむ
やみに、ド体ケースから外れる惧れをなくす効果がある
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明機器ケースの一実施例である電気かみそ
りの一方の半割ケースの要部分解斜視図、第２図は同じ
く半割ケースの正面図、第３図は半割ケースの側面図、
第４図は化粧板取着時の半割ケースの要部外観斜視図、
第５図は第４図のＶ−■縦断面矢視図、第６図は！ｆｉ
かみそり自身の正面図、第７図は同じく電気かみそりの
側面図である。 （１４１）〜（１４６）・・・光通過用孔、（１）・・
・本体ケース、（２４１）〜（２４６）・・・光透過性
突部、（８）・・・化粧板、ｔ１５１・・・長円形状溝
（接着剤流し込み用）、（１６１）（１６２）・・・嵌
合用孔、（２５１）（２５２）・・・嵌合用突起、（Ｉ
Ａ）（ＩＢ）・・・半割ケース、（２２１）（２２２）
・・・薄肉部、（２２１Ａ）（２２２Ｂ）・・・嵌合用
凸部、けυ（８ｚ・・・嵌合爪部。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）複数個の光通過用孔の形成された曲面を有する本
   体ケースと、前記光通過用孔に嵌合する光透過性樹脂材
   の突部を有し、前記本体ケースの曲面に沿って取着され
   る化粧板とより成り、前記曲面に接着剤流し込み用の溝
   を形成してこの溝内に嵌合用孔を穿設するとともに、前
   記化粧板には該嵌合用孔に嵌合する嵌合用突起を形成す
   ることを特徴とする機器ケース。
2. （２）曲面を有する一対の半割ケースを重合して形成さ
   れる本体ケースと、該本体ケースの曲面に沿って取着さ
   れる化粧板とより成り、前記半割ケースの両側に部分的
   な薄肉部を形成して該薄肉部の縁部を嵌合用凸部となし
   、前記装飾板の両側には前記嵌合用凸部に嵌合可能で、
   且つ前記両半割ケースの重合面間に挾持される嵌合爪部
   を形成することを特徴とする機器ケース。