JPH01216181A - 自動切替弁 - Google Patents

自動切替弁

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JPH01216181A
JPH01216181A JP3799488A JP3799488A JPH01216181A JP H01216181 A JPH01216181 A JP H01216181A JP 3799488 A JP3799488 A JP 3799488A JP 3799488 A JP3799488 A JP 3799488A JP H01216181 A JPH01216181 A JP H01216181A
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JP
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valve
actuator
plunger
valve body
hot water
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JP3799488A
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English (en)
Inventor
Osamu Tsutsui
修 筒井
Kinya Arita
欽也 有田
Atsuo Makita
牧田 厚雄
Ryoichi Tsukada
良一 塚田
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Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、流量調整・流路切替及び止水が可能な自動切
替弁に関する。
(ロ) 従来の技術 従来、かかる自動切替弁としては各種形態のものが知ら
れており、例えば、ソレノイドを用いた電磁切替弁や、
モータ駆動の電動弁等がある。
そして、かかる自動切替弁は、センナや各種スイッチを
用いて自動的に作動させることができる。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点しかしながら、
弁体駆動にソレノイドを用いたものでは、流体の流路を
切替えることはできるものの、切替えた流路内を流れる
流量を調整することはできず、しかも、弁体の切替作動
が急激に行われるため、異音が発生したり、甚しい場合
はウォーターハンマー現象が惹起して管路の接手部分を
損傷させる等の問題がある。
さらには、ソレノイドのプランジャは全長にわたって同
径であるため、弁体を開閉する先端部の受圧面積が大き
くなっており、そのため流体圧によるスラスト力を受け
やすく、プランジャを正確に駆動することができなかっ
た。従って、自動切替弁の駆動を精密かつ正確に制御す
ることができなかった。
また、弁体駆動にモータを用いたものでは、高精度の位
置決めを行なうことができず、流量制御を精密に行なう
ことができないという問題がある。
(ニ) 問題点を解決するための手段 そこで、本発明では、流入側流路と、一対の流出側流路
とを各々連通し、各連通部に弁体を開閉自在に取付け、
同弁体間に微小距離無段階駆動式アクチュエータを介設
して、同アクチュエータにより弁体を駆動可能とし、か
つ同アクチュエータの1ランジヤの両端に、受圧面積を
小さくした縮径先端部を形成したことを特徴とする自動
切替弁を提供するものである。
なお、ここで、微小距離無段階駆動式アクチュエータと
は、積層式圧電アクチュエータ、圧電バイモルフアクチ
ュエータ、ステッピングリニヤモータ、圧電リニヤモー
タ、超音波モータ(回転式)と回転ねじの組み合わせ、
ステッピングモータ(回転式)と回転ねじどの組み合わ
せ等をいう。
(ポ) 作用・効果 以上述べてきた構成により、本発明は、以下の作用及び
効果を奏する。
■微小距離無段階駆動式アクチュエータにより、て弁体
を駆動可能に構成したので、電圧の印加回数に応じて、
imオーダ或いはサブμmのオーダによって弁体を進退
することができ、精密な流量調整を行うことができる。
■微小距離v!、段階駆動式アクチュエータによって弁
体を駆動可能に構成したので、アクチュエータと弁体と
の間に減速機構を介在させなくてもよく、自動開閉弁の
全体構造を著しくコンパクトにすることができる。
■微小距離無段階l!@動式によって弁体の駆動を緩速
にして、異音及びウォーターハンマー等の発生を防止す
ることができる。
■プランジャの両端に受圧面積を小さくした縮径先端部
を形成したので、プランジャにかかるスラスト力を可及
的に小さくすることができ、プランジャを正確に駆動す
ることができる。従って、自動切替弁の駆動を精密かつ
正確に制御することができる。
(へ) 実施例 以下添付図に示す実施例に基づいて、本発明を詳説する
第1図は、湯水混合弁(^)の下流側に、本発明に係る
自動切替弁(B)を設けて、湯水混合弁(A)で温度調
整された湯水の流出方向を自動切替弁(B)で切替える
ようにした湯水混合装置(14)の構成を示している。
まず、湯水混合弁(^)は、水側流路(1)と湯側流路
(2)との合流点に設けられており、湯側流路(2)側
と湯水流路(3) fl!lに湯水弁座(4)(4°)
を設け、水側流路(1)と湯側流路(2)間に設けた仕
切壁(5)に略円筒形状の弁体(6)を摺動自在に貫入
して、同弁体(6)の上下摺動により、湯側及び水側弁
座(4)(4°)の開度を調整して、湯水流路(3)か
ら吐出される混合湯水の温度を調整するように構成して
おり、渇水流路(3)に設けた温度センサ(7)で混合
渇水の温度を検出し、第6図で示す制御装置(C)を介
して弁体(6)と連結した微小距離無段階駆動式アクチ
ュエータ(0)の作動を制御して湯水流路(3)から吐
出される混合湯水の温度を予め設定した温度に保持する
ように構成されている。
なお、第1図中、(8)は、弁体(6)の復座用スプリ
ングであり、停電等により上記アクチュエータ(ロ)の
プランジャ(9)の拘束力が失われたとき、湯側の弁座
(4)を閉じて高温の混合湯水が吐出される危険を防止
するものである。
また、本実施例において、上記アクチュエータ(D)の
1ランジヤ(9)は、その先端に縮径先端部(q)が形
成されており、同先端部(q)の端面面積(受圧面積)
を、プランジャ(9)の断面積より著しく小さいものと
している。
従って、後述するように弁等に用いた場合、受圧面積を
著しく小さくできるので、1ランジャ(9)が受けるス
ラスト力を最小にして、1ランジヤ(9)の駆動へのス
ラスト力の影響を最小にすることができ、プランジャ(
9)の正確な駆動が可能となる。
また、プランジャ(9)の段部を、プランジャ(9)が
一定距離前方向に移動した状態(例えば、全閉位置或い
はそれより僅かに進んだ位置)で後壁等の後面と当接す
るようにしておけば、プランジャ(9)のそれ以上の前
進を規制でき、過度の前進に起因する開閉弁のダイヤフ
ラム等の損傷を確実に防止することができる。
次に、本発明に係る自動切替弁(B、)について説明す
ると、向弁(B)は、湯水混合弁(八)の湯水流路(3
)と連通した流路(10)を二叉状に分岐させて一対の
流入側流路(10a) (10a)とし、同流入側流路
(10a)(IQa)と、一対の流出側流路(20)(
2Q)とを各々連通し、各連通部に弁体(13)(13
)を開閉自在に取付け、同弁体(13)(13)間に微
小距離無段階駆動式アクチュエータ(Do)を介設して
、同アクチュエータ(O゛)により弁体(13)(13
)を駆動可能としてなる。
そして、流出側流路(2G)(20)中に略円筒形状の
仕切壁(15)(15)を突設して、同仕切壁(15)
(15)の先端縁に主弁座(16)を形成すると共に、
流入側流路内面(17) (17)に柔軟素材よりなる
ダイヤフラム(18)(1,8)の外周を水密状態で取
付け、同ダイヤフラム(18H18)の中央部を上記主
弁座(16)(16)に当接させることにより、流入側
流路(10a)(10a)と流出側流路(20)(20
)との連通を31!断するようにしている。
また、ダイヤフラム(18)(18)の流入側流路(1
0a)(10a)に臨む周縁部には、小径のオリフィス
(21)(21)を穿設して、流入側流路(10a)(
10a)と、ダイヤフラム(1a)(IJ3)の主弁座
(16)(16)側とは反対側に形成した圧力室(22
)(22)とを連通させており、更にダイヤフラム(1
8)(18)の中央部にパイロット弁座(23) (2
3)とパイロット通路(24)(24)を設けて、圧力
室(22)(22)と流出側流路(20)(2G)とを
連通さぜ、同弁座(23)(23)に、微小距離無段階
駆動式アクチュエータ(0゛)のプランジャ(30)の
両端に連動連結したパイロット弁体(25)(25)の
先端面を当接させることで、圧力室(22)と流出側流
路(20)(20)との連通を開閉するようにしている
特に、上記オリフィス(21)をパイロット通路(24
)よりも小径としており、パイロット通路(24)がパ
イロット弁体(25)により閉塞されているときには、
圧力室(22)の圧力が高まり、ダイヤフラム(18)
を主弁座(16)方向に押圧して、弁体(13)(13
)を閉じ、パイロット通路(24)が開放されていると
きは、圧力室(22)の圧力が低下して流入側流路(1
0a)(10a)の圧力でダイヤフラム(18)が主弁
座(16)から離れて弁体(13)(13)を開くよう
に構成している。
しかも、パイロット通路(24)を開閉するパイロット
弁体(25)は、その先端に縮径先端部(25b)が形
成しており、同先端部(25tl)の端面面積(受圧面
積)を、プランジャ(30)の断面積より著しく小さい
ものとしている。
従って、受圧面積を著しく小さくできるので、プランジ
ャ(30)が受けるスラスト力を最小にして、プランジ
ャ(30)の駆動へのスラスト力の影響を最小にするこ
とができ、プランジャ(30)の正確な駆動が可能とな
る。
上記のように、パイロット通路(24)(24)の開閉
動作のみを行えば、流入側流路(1(1a)(10a)
の圧力によって弁体(13)(13)の開閉動作が行わ
れることになり、従って自動切替弁(B)の開閉作動を
制御する微小距離無段階駆動式アクチュエータ(0°)
は、パイロット弁体(25)(25)だけを作動させれ
ばよく、弁体を直接駆動するようにしたものに比べ、小
出力の同アクチュエータ(Do)で事足りることになる
なお、図中(E)(E’)は、微小距離無段階駆動式ア
クチュエータ(D)(D’)のゲージング、(26)は
混合湯水が同アクチュエータ(D)(D’)側に浸入す
るのを防止する摺動抵抗の小さいU字状もしくはY字状
パツキン、(27)は湯水混合弁(^)の水側流路(1
)と湯側流路(2)間の漏れを防止するための0リング
で、弁体(6)の自動振動を減衰させるためのフリクシ
ョンダンパーを兼ねている。
湯水混合弁(^)に設けた微小距離無段階駆動式アクチ
ュエータ(ロ)は、同アクチュエータの一形態をなず圧
電アクチュエータであり、第1図及び第2図で示すよう
に、前後’!(a)(b)を具備する筒状のケーシング
([)内に、同心円的にかつ軸線に沿って進退自在にプ
ランジャ(9)を取付け、さらに、1ランジヤ(9)の
外周面上に、同心円的に、4個の圧電素子(e)け)(
o) (h)からなる圧電素子組立体(Q)を配設する
ことによって構成している。
また、図示の実施例において、圧電素子(a)(h)は
、ゲージング(E)の中央部に配設されており、前壁(
a)に基端を固定した保持具(H)の先端に固着されて
いる。
また、(i)(j)はその基端を圧電素子(g)(h)
に固着するとともにその先端を前後壁(a)(b)に向
けて伸延する片持ち梁状の弾性ブリッジである。
そして、同弾性ブリッジ(i)(j)の先端は、その外
周面に圧@素子(Q)(f)を取付けるとともに、その
内周面に、ブレーキシュー(k)(+)を固着している
そして、この圧電素子(e)(f)(g)(h)のうち
圧電素子(e)(f)は、電源をオンした際に、圧電素
子(9)(h)はオフした際に縮むように構成さ熟てい
る。
即ち、圧電素子(e)(f)は、通電状態では縮んで、
その内径を縮径してプランジャ(9)をクランプすると
ともに、通電していない状態では伸びて内径を拡径して
1ランジヤ(9)を解除する。一方、圧電素子((1)
(h)は、通電していない状態では1ランジヤ(9)上
を軸線方向に縮んだ状態にあり、通電状態では、1ラン
ジヤ(9)上を伸び、その軸線方向の全長を長くするこ
とになる。
そして、プランジャ(9)は、かかる4つの圧電素子(
e)(f)(c+)(h)を後述する制御装置(C)に
よって制御することにより、軸線方向に移動することが
できる。
圧電素子(e) (f)(g)(h)は、第1図及び第
2図に示すように多数の圧電素子片をプランジャ(9)
の軸線方向に積層して形成した円筒状の素子で、円筒の
両端に電極が設けられており、この両端に電圧を印加す
ることにより、伸びるように構成されている。
なお、圧電素子片は、例えば、圧電セラミックスを用い
ることができ、かかる圧電セラミックスとしては、AB
O3ペロブスカイト形の結晶構造をもつ強誘電材料であ
ってPZT[Pb(Zr。
Ti)03]系、やPLZT[Pb (Zr、Ti)0
3 ]、PT (PbTi03 )系、あるいはpz]
゛を基にした3成分系のものを用いることができる。
また、圧電素子(e)(f)(c+)(h)は、第3図
に示すように、多数の薄肉リング状の圧電素子片を1ラ
ンジヤ(9)の軸芯廻りにラジアル方向に積層して形成
することもできる。この場合、電圧の印加方向を90度
変えることになる。
なお、上記構成において、圧電素子(e)(f)(o)
(h)は円形断面のみでなく、例えば、矩形断面等−と
することもでき、また、第4図及び第5図に示す如く、
分割片から形成することもできる。
また、プランジャ(9)は、ブレーキシュー(k)(1
)によって多数回クランプされるものであるため、線膨
張係数が小さく、硬度、強度、耐クリープ性及び耐摩耗
性が大きく、さらに、加工精度が高いものが望ましく、
例えば、セラミック素材としたものが考えられる。
また、第6図に、上記アクチュエータ(D)(Do)を
制御するための制御装置(C)の構成を示している。
図示するように、制御装置(C)は、マイクロプロセッ
サ(「)と、入出力インターフェース(S)(t)と、
湯水混合弁(^)と自動切替弁(B)の制御プログラム
を記憶したメモリ(U)とから構成され、入力インター
フェース(S)には、混合湯水の温度設定器(60)、
温度センサ(7)、分岐流路開銀(61)(62)、両
分岐流路閉釦(63)、流量センサ(100)が接続し
、出力インターフェース(1)には、渇水混合弁(八)
と自動切替弁(B)の微小距離無段階駆動式アクチュエ
ータ(D)(D’)とが接続しており、上記プログラム
に従って、混合湯水の温度調整には湯水混合弁(A)の
アクチュエータ(D)を、又混合湯水の流出方向の切替
及び流動調整には自動切替弁(B)のアクチュエータ(
Do)を作動させるようにしている。
ついで、アクチュエータ(0)のプランジャ(9)の移
動について、第7図〜第9図を参照して説明する。
第6図に示す温度センサ(7)の検出値と温度設定器に
よる設定温度との間に差異を生じたとき、又は、分岐流
路開銀tei)(62)のいずれかが押されたとき、制
御装ff (C)がメモリ(U)から読み出した駆動順
序プログラムに従って、駆動パルスを発生し、第7図に
示すように、圧電素子(e)に電圧を印加して同圧電素
子(+3)の内径を縮径することにより、プランジャ(
9)をクランプさせるとともに、圧電素子(f)の電圧
の印加を解除して同圧電素子(f)の内径を拡径するこ
とにより、1ランジヤ(9)のクランプを解除する。
次に、第8図に示ずように、圧電素子(a)(h)に電
圧を印加して仲ばずと、圧電素子(g)(h)が矢印方
向に移動し、これにともなって圧電素子(+3)がクラ
ンプするプランジャ(9)も矢印方向に移動する。
その後、第9図に示ずように、圧電素子(e)の印加電
圧を解除して同圧電素子(e)の内径を拡径することに
より、プランジャ(9)のクランプを解除し、圧電素子
(f)に電圧を印加して同圧電素子(f)の内径を縮径
することにより1ランジヤ(9)をクランプすると共に
、圧電素子(a)(h)の印加電圧を解除すると、圧電
素子(g)(h)は矢印方向に縮み、1ランジヤ(9)
はさらに矢印方向に移動する。
その後、上記動作を繰り返すことにより、プランジャ(
9)を、μmオーダ或いはサブμmオーダのストローク
で尺とり生状に移動することができ、各種装置やI!械
等を精密に動作させることができる。
自動切替弁(B)に設けた微小圧11i1無段階駆動式
アクチュエータ(Do)は、前記の湯水混合弁(八)の
同アクチュエータ(D)とプランジャ部分が異なるだけ
で他は全く同一の構成であり、自動切替弁(B)の1ラ
ンジヤ(30)は、略円筒形状に形成され、内部の両端
にそれぞれパイロット弁体(25)(25)の基端拡径
部(25a)(25a)を収納し、各基端拡径部(25
a)(25a)の間に拡張コイルスプリング(31)を
介装して各パイロット弁体(25)(25)を前記のパ
イロット弁座(23)(23)方向に付勢して、上記ア
クチュエータ(0°)に通電していないとき、各弁座(
23)(23)を両方とも閉鎖させている。
また1ランジヤ(30)の両端部内周面に係止用内側フ
ランジ(32)(32)を設けて、各パイロット弁体(
25)(25)の基端拡径部(25a)(25a)から
外側方向に延出したプランジャ(30)よりも小径とし
たバルブステムを挿通させており、プランジャ(30)
を左右いずれか一方向に作動させたとき、この作動方向
のパイロット弁座(23)は閉じたままで、作動方向と
反対側のパイロット弁M (23)は、上記係止用内側
フランジ(32)と基端拡径部(25a)との当接によ
り、パイロット弁体(25)が同弁座(23)から離隔
して、弁体(13)を開かせることができる。
この弁体(13)の作動は、前述したように圧力室(2
2)の圧力によってダイヤフラム(1B)を作動させて
行われるのであるが、パイロット弁体(25)(25)
を、全開と全開の中間に位置させた場合、ダイヤプラム
(18)に設けたパイロット弁座(23)が同弁体(2
5)に近接(離隔)すると、同弁座(23)の開度が小
(大)となって抵抗が増加(減少)するために、オリフ
ィス(21)から流入する混合湯水により圧力室(22
)の圧力が高(低)くなり、ダイヤフラム(18)への
押圧力が大(小)となり、パイロット弁体(25)と同
弁座(23)とを離隔(近接)させるように作動する。
つまり、弁体(13)の開閉作動、すなわちダイヤフラ
ム(18)に設けたパイロット弁座(23)の開閉作動
の因果関係中に、微小距離無段Iqj駆動式アクチュエ
ータ(0°)と連動したパイロット弁体(25)の位置
と関係した圧力室(22)中の圧力変動を介して流体的
なネガチブフィードバックルーブが形成されることにな
り、ダイヤフラム(18)は、オリフィス(21)から
圧力室(22)に流入する流体の量と、パイロット弁座
(23)から圧力室(22)外に流出する流体の量が等
しくなる位置で釣合い、その位置を保持することになる
上記のパイロット弁体(25)の位置は、微小ml離無
段階駆動式アクチュエータ(D’)で、弁体C13)の
全開と全閉位置の中間の任意の位置に設定することがで
き、同設定位置を目標としたダイヤフラム(18)の位
置すなわち弁体(13)の開度を決定することができる
ことから、上記アクチュエータ(0°)を制御して弁体
(13)に流Jl調整を行わせることが可能である。
従って、管路(10)に流量センサ(10G)を設けて
、同センサ(100)の出力を制御装置(C)に入力し
て、混合湯水の吐出量を自動制御することができる。
また、上記作動に際し、パイロット弁体(25)はダイ
ヤプラム(18)の目標位置を設定するだけであるので
同弁体(25)の作動に要する上記アクチュエータ(口
゛)の出力が極めて小さくてすむ。
また、1ランジヤ(9) (30)の作動量が同アクチ
ュエータ(D)(D’)に印加された駆動パルス数に比
例することから、オープンエンドの制御回路で事足り、
同装置(C)の梢遣を簡単にすることができる。
上記のように自動切替弁(B)の弁体(13)(13)
の一部をなすパイロット弁体(25)(25)を微小距
離無段Ill駆動式アクチュエータ(0°)と直接的に
連動連結したことにより、混合渇水の吐出方向の切替え
ばかりでなく、吐出混合湯水の流量調整をも行うことが
できるようになり、また、弁体(13)の開閉動作を緩
速にしてウォーターハンマー及び異音発生を防止すると
共に、向弁(B)の切替えに要する制御出力を小さくし
て、制御装置(C)を小容量・小形化することができ、
また、停電等によりff1lJ御装置(C)が制御機能
を失った際は、プランジャ(3G)がフリーとなり、両
方の分岐流路(,11)(12)を閉鎖して混合湯水の
吐出を自動的に停止させることができる。
また、第10図に示す(Mo)は、他の実施例としての
湯水混合装置であり、微小距離無段階駆動式アクチュエ
ータ(J)(J)により弁体(4G)(40)を駆動可
能とした湯水混合弁(^°)と、微小距屏無段階駆動式
アクチュエータ(K)により弁体(50)(50)を駆
動可能とした自動切替弁(8°)とからなる。
そして、上記アクチュエータ(J)(に)は、前記微小
距離無段階駆動式アクチュエータ(D)と同一に構成し
ており、(41a)(51a)は各アクチュエータ(J
)(に)の1ランジヤ(41)(51)の先端部に形成
した縮径先端部で、各端面面積(受圧面積)を、各1ラ
ンジヤ(41)(51)の断面積より著しく小さいもの
としている。
従って、受圧面積を著しく小さくできるので、プランジ
ャ(41)(51)が受けるスラスト力を最小にして、
1ランジヤ(41)(51)の駆動へのスラスト力の影
響を最小にすることができ、プランジャ(41)(51
)の正確な駆動が可能となる。
第10図中、(42)(52)は、微小距離無段階駆動
式アクチュエータ(J)(K)のケーシング、(43)
(44)(45)は、各々湯水混合弁(八°)の給水流
路、給湯流路、及び混合水流路、(53)は一端を上記
混合水流路(45)を連通連結し、他端を二叉状に分岐
させて二叉分岐流路(53a)(53a)を形成した自
動切替弁(Bo)の流入ff!I流路、(54)(54
)は上記二叉分岐流路(53a)(53a)と弁体(5
G)(50)を介して連通ずる流出側流路である。
以上述べてきた如く、本実施例に係る発明は、以下の作
用及び効果を奏する。
■微小距離無段階駆動式アクチュエータ(Do)の一形
態である圧電アクチュエータによって弁体(13)(1
3)を駆動可能に構成したので、電圧の印加回数に応じ
て、μmオーダ或いはμmのオーダによって弁体(13
)(13)を進退することができ、精密な流j1調整を
行うことができる。
■圧電アクチュエータによって弁体(13)(13)を
@動可能に構成したので、同アクチュエータと弁体(1
3)(13)との間に減速機構を介在させなくてもよく
、自動開閉弁の全体構造を著しくコンパクトにすること
ができる。
■圧電アクチュエータによって弁体駆動を緩速して異音
及びウォーターハンマー等の発生を防止することができ
る。
■圧電アクチュエータの1ランジヤ(30)は、その両
端に縮径先端部(25b)(25b)を形成しているの
で、プランジャ(30)が受けるスラスト力を最小にす
ることができ、プランジャ(30)の駆動へのスラスト
力の影響を最小にすることができ、自動切替弁(B)の
流量制御を精密かつ正確なものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による自動切替弁を具備した湯水混合
装置の全体構成図。 第2図〜第5図は、圧電素子の側面図。 第6図は、制御装置の構成を示すブロック図。 第7図〜第9図は゛、微小距漏無段階駆動式アクチュエ
ータの作動説明図。 第10図は、他の実施例としての湯水混合装置の全体構
成図。 (H)(M’)  :湯水混合装置 (^)(八°):湯水混合弁 (B)(B’)  :自動切替弁 (D)(D’)  :微小距離無段階駆動式アクチュエ
ータ(10a)  :流入側流路 (13) :弁体 (20) :流出側流路 (25b):m後先端部 (3G) ニブランジャ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)流入側流路(10a)と、一対の流出側流路(20
    )(20)とを各々連通し、各連通部に弁体(13)(
    13)を開閉自在に取付け、同弁体(13)(13)間
    に微小距離無段階駆動式アクチュエータを介設して、同
    アクチュエータにより弁体(13)(13)を駆動可能
    とし、かつ同アクチュエータのプランジャ(30)の両
    端に、受圧面積を小さくした縮径先端部(25b)(2
    5b)を形成したことを特徴とする自動切替弁。
JP3799488A 1988-02-19 1988-02-19 自動切替弁 Pending JPH01216181A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57110876A (en) * 1980-12-27 1982-07-09 Isomura Kiki Kk Fluid turn-over valve and hot water supplyer using same
JPS6285307A (ja) * 1985-10-09 1987-04-18 Marcon Electronics Co Ltd フロ−コントロ−ルシステム

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57110876A (en) * 1980-12-27 1982-07-09 Isomura Kiki Kk Fluid turn-over valve and hot water supplyer using same
JPS6285307A (ja) * 1985-10-09 1987-04-18 Marcon Electronics Co Ltd フロ−コントロ−ルシステム

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