JPH01176873A - 自動開閉弁 - Google Patents

自動開閉弁

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JPH01176873A
JPH01176873A JP33301087A JP33301087A JPH01176873A JP H01176873 A JPH01176873 A JP H01176873A JP 33301087 A JP33301087 A JP 33301087A JP 33301087 A JP33301087 A JP 33301087A JP H01176873 A JPH01176873 A JP H01176873A
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piezoelectric
piezoelectric element
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Osamu Tsutsui
修 筒井
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、流体の流れを制御する自動開閉弁に関する。
(ロ)従来の技術 従来、かかる自動開閉弁としては各種形態ものが知られ
ており、例えば、ソレノイドを用いた電磁開閉弁や、モ
ータ駆動の電動弁等がある。
そして、かかる自動開閉弁は、センサや各種スイッチを
用いて、自動的に作動させることができる。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 しかし、かかる従来の自動開閉弁は、駆動源がソレノイ
ドやモータであるため、高精度の位置決めを行うことが
できず、流量制御を精密に行うことができなかった。
本発明は、上記問題点を解決することができる自動開閉
弁を提供することを目的とする。
(ニ)問題点を解決するための手段 本発明は、ケーシングの一側に二つの一側流路を設ける
とともに、他側に一つの他側流路を設け、一側流路を他
側流路と連通し、同連通部に弁体を開閉自在に取付け、
同弁体をともに圧電アクチュエータによって駆動可!、
!:L、、かつ、両圧電アクチエエータに、プランジャ
を、非クランプ時に待機位置に復帰させる復帰スプリン
グを取付けたことを特徴とする自動開閉弁に係るもので
ある。
(ホ)作用及び効果 以上述べてきた構成により、本発明は、以下の作用及び
効果を奏する。
■圧電アクチュエータによって弁体を駆動可能に構成し
たので、電圧の印加回数に応じて、μ−オーダ或いはサ
ブμ―のオーダによって弁体を進退することができ、精
密な流量調整を行うことができる。
■圧電アクチュエータによって弁体を駆動可能に構成し
たので、アクチュエータと弁体との間に減速機構を介在
させなくてもよく、自動開閉弁の全体構造を著しくコン
パクトにすることができる。
■圧電アクチュエータは、非クランプ状態のプランジ中
を待機位置に復帰させる復帰スプリングを具備している
ので、例えば、停電時において、非クランプ状態にある
プランジャを、容易に弁完全閉塞位置まで復帰スプリン
グの復元力により移動して、弁を完全に閉塞して、流体
の流出や漏出を確実に防止することができる。
(へ)実施例 以下、添付図に示す実施例に基づいて、本発明を詳説す
る。なお、本実施例は、本発明に係る自動開閉弁を湯水
混合栓として用いた場合を示している。
第1図において、10は円筒状の箱体をなすケーシング
であり、同ケーシング10は、その一側倒壁に、二つの
両端開口の筒体11.12を突設しており、その内部に
一側流路13.14を形成している。
そして、一側流路13.14は湯水混合栓の給水流路及
び給湯流路として機能するものであり、その外側開口端
13a、 14aは、それぞれ給水配管15と給湯配管
16と連通している。
一方、一側流路13.14の内側開口端13b、 14
bは、それぞれ、ケーシング10の両端に形成した隔室
17゜18と連通している。
また、ケーシング10の他側側壁には、両端開口の1字
状筒体19が突設されており、同丁字状筒体19内には
、T字状の他側流路20が形成されている。
そして、かかる他側流路20は、湯水混合栓の混合水流
路として機能するものであり、その外側開口端20aは
、混合水配管21と連通しており、一方、その内側二股
状開口端20b、 20cは隔室17.18と連通して
いる。
さらに、1字状筒体19の内側二股状開口部には、それ
ぞれ弁座22.23が設けられており、同弁座22゜2
3には、ケーシング10内を軸線方向に進退して弁座2
2,23と接離し、内側二股状開口端20b、20cを
開閉するダイアフラム弁からなる弁体24,25が配設
されている。
さらに、ケーシング10の両端には、それぞれ圧電アク
チュエータAが取付られている。
そして、各圧電アクチエエータAは、本実施例では、第
2図に示すように、前後壁a、bを具備する筒状のアク
チュエータケーシングC内に、同心円的にかつ軸線に沿
って進退自在にプランジャdを取付け、同プランジャd
の先端を弁体24.25の後部と当接自在となし、さら
に、プランジャdの外周面上に、同心円的に、三つの圧
電素子e。
f、  gからなる圧電素子組立体Bを配設することに
よって構成している。
そして、この圧電素子e、f、gは、電源をオフした際
に縮むように構成されている。
即ち、圧電素子e、fは、通電していない状態では縮ん
でプランジャdを非クランプ状態にするとともに、通電
状態では伸びてプランジャdをクランプする。一方、圧
電素子gは、通電していない状態ではプランジャd上を
軸線方向に伸びた状態にあり、通電状態では、プランジ
中性土を縮み、その軸線方向の全長を短くすることにな
る。
そして、プランジャdは、かかる三つの圧電素子e、f
、gを適当に制御することにより、軸線方向に移動する
ことができる。
圧電素子e、  fは、第2図及び第3図に示すように
、多数の圧電素子片をプランジャdの軸芯廻りに同心円
的に積層して形成したリング状の素子であり、リングが
プランジャdと接する内側と同様に外側に電極が取付え
られており、電圧が印加されると、このリングが伸びる
ように構成されている。
また、圧電素子gは、第2図及び第4図に示すように、
多数の圧電素子片をプランジャdの軸芯と直角に積層し
て形成した円筒状の素子で、円筒の両端に電極が設けら
れており、この両端に電圧が印加することにより、縮む
ように構成されている。
なお、圧電素子片は、例えば、圧電セラミックスを用い
ることができ、かかる圧電セラミックスとしては、A 
B Osペロブスカイト形の結晶構造をもつ強誘電材料
であってPZT (Pb (Zr。
Ti)O,系、やPLZT (Pb (Zr、Ti)0
、)、PT (PbTiO,)系、あるいはPZTを基
にした3成分系のものを用いることができる。
また、圧電素子e、fは、第5図に示すように、多数の
薄肉リング状の圧電素子片をプランジャdの軸芯周りに
軸線方向に積層して形成することもできる。この場合、
電圧の印加力向を、90度変えることになる。
一方、圧電素子gも、第5図に示すように、多数の長尺
薄肉筒状の圧電素子片をプランジャdの周りに同心円的
に積層して形成することもできる。
なお、この場合も、電圧の印加方向を、90度変えるこ
とになる。
さらに、hは圧電素子gの後端と後壁すとの間に介設し
た皿バネ等の弾性体であり、圧電素子e。
f、  gを常時前壁aに向けて弾性的に押圧して圧電
素子組立体Bの一体化を図るものである。
また、第1図において、i、jは圧電アクチュエータA
の水密性を高めるために設けたUパツキンである。
また、kはアクチュエータケーシングaの後壁Cの背部
に設けたスプリング収納室であり、同収納室に内には、
復帰スプリング受板1.mが配設されている。
そして、一側スプリング受板lは、プランジャdと一体
的に連結されており、他側スプリング受板mは、補助壁
nに螺着した螺杵0と一体的に連結されている。
かかる構成によって、プランジャdが非クランプ状態の
ときは、プランジャdを、復帰スプリングSの復元力に
よって、待機位置に相当する最大前進位置まで伸出する
ことができる。
また、復帰スプリングSの復元力は、螺杵nを回転して
両スプリング受板1.m間の間隔を調節することによっ
て容易に行うことができる。
なお、上記構成において、圧電素子e、  f、  g
は、円形断面のみでなく、例えば、矩形断面等とするこ
ともでき、また、第6図や第7図に示す如く分割片から
構成することもできる。
以下、かかる圧電素子組立体Bによるプランジャdの移
動について説明する。
第8図に示すように、圧電素子fをそのままにしてプラ
ンジャdをクランプさせるとともに、圧電素子eの電圧
を解除して縮め、プランジャeのクランプを解除する。
次に、第9図に示すように、圧電素子gに電圧を印加し
て縮めると、圧電素子fが矢印方向に移動し、これに伴
って圧電素子fがクランプするプランジャdも同一方向
に移動する。
その後、第1O図に示すように、圧電素子fの電圧全解
除してプランジャdのクランプを解除するとともに圧電
素子gに加えていた電圧を解除すると、圧電素子gは矢
印方向に伸び、圧電素子fも同一方向に伸びる。
その後、上記動作を繰り返すことにより、プランジャd
を、μmオーダ或いはサブμmオーダのストロークで尺
とり生状に移動することができ、弁体24 、25の開
閉量、即ち、混合水の混合割合を微調整することができ
る。
また、圧電アクチエエータAは、非クランプ状態のプラ
ンジャdを待機゛位置に復帰させる復帰スプリングSを
具備しているので、例えば、停電時において、第11図
に示すごとく、非クランプ状態にあるプランジャdを、
容易に待機位置まで復帰させることができる。
なお、第1図において、40は他側流路20内に設けた
温度センサであり、混合水の温度を検出し、検出値を制
御部にフィードバックして、制御部に検出値に基づいて
自動開閉弁の圧電アクチュエータAを作動させ、適温制
御をさせるものである。
なお、プランジャdは、圧電素子e、f、Hによって多
数回クランプされるものであるため、線膨張係数が小さ
く、硬度、強度、耐クリープ性及び耐摩耗性が太き(、
さらに、加工精度が高いものが望ましく、例えば、セラ
ミック素材としたものが考えられる。
ついで、上記構成を有する自動開閉弁の作動を、湯水混
合栓として用いた場合について、第1図を参照して具体
的に説明する。
即ち、温度センサ40からの検出値を制御部にフィード
バックして、制御部に検出値に基づいて自動開閉弁の両
圧電アクチュエータAをそれぞれ別個に作動させると、
弁体24 、25が設定開度で開閉して、一側流路13
.14から他側流路20に流れる給水量と給湯量を一定
の混合割合で混合することができる。
そして、かかる作用において、弁体24 、25は圧電
アクチュエータAによって作動するようにしているので
、流量制御をより確実に行うことができ、適温制御をよ
り確実に行うことができる。
また、停電時等のおいては、プランジャdが非クランプ
状態となっても、復帰スプリングSによって容易に弁閉
塞位置にプランジャdを移動して、弁を完全に閉塞して
流出事故等を防止することができる。
なお、本実施例では、自動開閉弁を湯水混合栓として用
いたが、自動開閉弁は他の用途にも使用可能なものであ
り、例えば、他側流路から一側流路に向けて流体を分岐
させる場合にも用いることができる。
第12図に本発明の他の実施例を示す。
本図において、圧電素子e*  f+ gは圧電素子g
の中央部で保持体りによりアクチュエータケーシングC
に相対位置を保つべく保持されている。
tは、圧電素子e、rをgと弾性的に連結するブリッジ
部であり、Uは、圧電素子e、fによりプランジャdを
拘束するのに適した摩擦力、耐摩耗性を有するライニン
グ材である。
以上述べてきた如(、本実施例に係る発明は、以下の作
用及び効果を奏する。
■圧電アクチエエータAによって弁体24.25を駆動
可能に構成したので、電圧の印加回数に応じて、μmオ
ーダ或いはサフ゛μ蒙のオーダによって弁体24.25
を進退することができ、精密な流量調整を行うことがで
きる。
■圧電アクチュエータAによって弁体24.25を駆動
可能に構成したので、アクチュエータAと弁体24.2
5との間に減速機構を介在させなくてもよく、自動開閉
弁の全体構造を著しくコンパクトにすることができる。
■圧電アクチュエータAは、非クランプ状態のプランジ
ャdを待機位置に復帰させる復帰スプリングSを具備し
ているので、例えば、停電時において、非クランプ状態
にあるプランジャdを、容易に弁完全閉塞位置まで復帰
スプリングSの復元力により移動して、弁を完全に閉塞
して、流体の流出や漏出を確実に防止することができる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る自動開閉弁の内部構造を示す断面
側面図、第2図は要部拡大説明図、第3図と第4図は第
2図1−1線及び■−■線による横断面図、第5図〜第
7図は他の実施例の圧電素子9横断面図、第8図〜第1
1図は圧電アクチエエータの作動状態説明図、第12図
は本発明に係る自動開閉弁の他の実施例の内部構造を示
す断面側面図である。 図中、 A:圧電アクチュエータ B:圧電素子組立体 S:復帰スプリング 10:ケーシング     13ニー側流路14ニー側
流路      20:他側流路24:弁体     
   25:弁体特許出願人   東陶機器株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、ケーシング(10)の一側に二つの一側流路(13
    )(14)を設けるとともに、他側に一つの他側流路(
    20)を設け、一側流路(13)(14)を他側流路(
    20)と連通し、同連通部に弁体(24)(25)を開
    閉自在に取付け、同弁体(24)(25)をそれぞれ圧
    電アクチュエータ(A)によって駆動可能とし、かつ同
    圧電アクチュエータ(A)に、プランジャ(d)を、非
    クランプ時に待機位置に復帰させる復帰スプリング(S
    )を取付けたことを特徴とする自動開閉弁。
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