JPH0121543B2 - - Google Patents

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JPH0121543B2
JPH0121543B2 JP55121257A JP12125780A JPH0121543B2 JP H0121543 B2 JPH0121543 B2 JP H0121543B2 JP 55121257 A JP55121257 A JP 55121257A JP 12125780 A JP12125780 A JP 12125780A JP H0121543 B2 JPH0121543 B2 JP H0121543B2
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record carrier
optical record
track
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Jeraaru Deiru Jan
Petorusu Josefusu Heemusukeruku Yakobusu
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Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Koninklijke Philips Electronics NV
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Publication date
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Publication of JPH0121543B2 publication Critical patent/JPH0121543B2/ja
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    • G11B7/24Record carriers characterised by shape, structure or physical properties, or by the selection of the material
    • G11B7/2407Tracks or pits; Shape, structure or physical properties thereof
    • G11B7/24085Pits
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
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    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/007Arrangement of the information on the record carrier, e.g. form of tracks, actual track shape, e.g. wobbled, or cross-section, e.g. v-shaped; Sequential information structures, e.g. sectoring or header formats within a track
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    • G11B7/007Arrangement of the information on the record carrier, e.g. form of tracks, actual track shape, e.g. wobbled, or cross-section, e.g. v-shaped; Sequential information structures, e.g. sectoring or header formats within a track
    • G11B7/013Arrangement of the information on the record carrier, e.g. form of tracks, actual track shape, e.g. wobbled, or cross-section, e.g. v-shaped; Sequential information structures, e.g. sectoring or header formats within a track for discrete information, i.e. where each information unit is stored in a distinct discrete location, e.g. digital information formats within a data block or sector
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    • G11B7/08Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
    • G11B7/09Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B7/0901Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following only
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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
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  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は光学的手法で読取れる情報構体内に情
報を蓄わえており、トラツク方向に情報区域と中
間区域とが交互に並んでいて、隣接するトラツク
部同士は夫々第1のタイプの情報区域と第2のタ
イプの情報区域とを具える点で互に相違する光学
式記録担体に関するものである。本発明はまたこ
のような光学式記録担体を読取るための装置に関
するものである。 このような記録担体と装置とは就中オランダ国
公開特許願第7806378号から既知である。この既
知の記録担体にはテレビジヨン番組を蓄わえるこ
とができ、その際情報はトラツク方向に並ぶ情報
区域の頻度とトラツク方向の寸法又はそのいずれ
か一方で符号化する。これらの情報区域は記録面
に穿つたピツトで構成される。情報ピツトのトラ
ツク方向以外の寸法は全情報構体につき同一とす
ることができる。代りに情報をデイジタル形式で
符号化することもできる。この場合は情報区域は
トラツク方向の寸法の点でも同一とする。この時
は情報区域と中間区域の組合わせ如何で論理
「0」と「1」の組合わせを表わす。 光学式記録担体では情報密度をできるだけ高く
する、即ち1枚の記録担体でテレビジヨン番組の
演出時間ができるだけ長くなるように努力してい
る。このためにはトラツク同士は互にできるだけ
近接して配置する。しかし、トラツク同士の間の
距離は自由に短かくすることはできない。既知の
記録担体では隣接トラツクの情報区域はトラツク
方向の寸法の点を除いて他は同一の幾何学的構造
にしてあるが、これらの情報区域は全て読取用の
放射線ビームに対して同じように作用する。読取
ビームが情報構体上に形成する読取スポツトは特
定の強度分布を有し、回折が抑えられた放射線ス
ポツトとなる。この読取スポツトの実効半径
(half−value diameter)、即ち強度がスポツトの
中心での強度度の1/e2である2点間の距離がト
ラツク幅と同程度である。これは読取スポツトが
正しくトラツキングしている場合でも或る量の放
射線が読取るべきトラツクを越えて入射し、隣接
トラツクに入射することすらあるが、この隣接ト
ラツクに入射する放射線量はトラツク間の距離が
短かくなる程大きくなる。この隣接トラツクに入
射する放射線の一部はそこにある情報区域により
変調された後読み取るべきトラツクにより変調さ
れた放射線だけを受け取るようにできている放射
線検出器に入ることがある。この効果、即ち漏話
効果のためトラツク間の最小距離が決まる。 オランダ国公開特許願第7806378号には隣接ト
ラツクの情報ピツト、即ち第1種の情報区域と第
2種の情報区域とに異なる深さを与え、これらの
隣接トラツクを波長の異なる放射線ビームで読み
取ることにより情報密度を高めることが提案され
ている。これらの深さと波長とは第1トラツクの
情報ピツトが第1の波長の放射線ビームに最大の
変調を与え、隣接する第2のトラツクの情報ピツ
トはこの第1の波長の放射線ビームに対しては殆
んど影響しない、即ちこの放射線ビームでは殆ん
ど見えないように選んでおく。後者のピツトは第
2の波長の放射線ビームに対して最大の変調を与
えるが、この第2の波長の放射線ビームは第1の
トラツクの情報ピツトにより影響されることは殆
んどない。こうすればトラツク同士を互に相当に
近接させても漏話が大きくならないで済む。 しかし、この方法は実際上いくつかの問題を生
ずる。第1に波長の異なる2本の放射線ビームを
発生させるために2個の放射線源を必要とし、そ
の結果読取装置が複雑になる。第2に2種類のピ
ツトを満足ゆくように区別して読取るためには夫
夫の関連読取ビームの波長の数倍程度のオーダー
の比較的深いピツトを読取ビームの波長の1/10程
度のオーダーの正確さで以つて形成しなければな
らない。これは技術的に困難な問題である。 本発明の目的は上述した諸々の欠点を有しない
テレビジヨン番組、オーデイオ番組又は例えば計
算機から取り出した、及び計算機に与えるデイジ
タル情報のような情報用の記録担体の情報密度を
高めるにある。この目的を達成するため本発明の
第1の面によれば全ての情報区域を細長くし、第
1のタイプの情報区域を偏光方向がこれらの第1
のタイプの情報区域の長手方向に対して平行で実
効波長が少なくとも情報区域の幅の大きさ程度あ
る第1の読取ビーム成分に対しては最大の変調を
与え、偏光方向が第1のタイプの情報区域の長手
方向に対して垂直で実効波長が第1の読取ビーム
成分の実効波長と等しい第2の読取ビーム成分に
対しては最小の変調しか与えないような幾何学的
構造にし、第2のタイプの情報区域を第1の読取
ビーム成分に対しては最小の変調しか与えず、第
2の読取ビーム成分に対しては最大の変調を与え
るような幾何学的構造にしたことを特徴とする。 全ての情報区域が細長いということは記録担体
全面で情報区域の一方の方向(長手方向)の寸法
が少なくともこの方向に対し垂直な方向の寸法の
1 1/2倍程度大きいことを意味する。情報区域の
長さは使用する放射線の実効波長の少なくとも2
倍とする。本発明で利用する偏光効果は情報区域
の長さが幅の約1 1/2倍あれば起こり始める。本
願人が既に提案したことのある各トラツク1周当
りの情報量が同一である従来の円盤状記録担体で
は情報区域の平均長がトラツク半径に比例し、記
録担体の内側のトラツクでは情報区域の平均長が
可成り短かく情報区域の幅にほぼ等しくなつてい
た。 記録担体の情報構造は位相構造とすることがで
きる。この時情報区域は記録担体面に穿たれたピ
ツト又は記録担体面から突出したヒルで構成す
る。代りに情報構造を振幅構造とすることもでき
る。この時情報区域は例えば反射面内で反射しな
い情報区域とする。また情報構造は反射で読み取
るように設計することもできるし、透過で読み取
るように設計することもできる。 光学式読取ビーム(これは電磁波のビームであ
る)の偏光方向とは電界スペクトル(Eベクト
ル)の方向を意味する。 読取ビームの実効波長は情報構体の位置におけ
る波長である。従つて情報構体を屈折率nを有す
る保護層で被覆した場合は実効波長は真空中での
波長をnで除したものとなる。 考察中の情報構体(これは回折を伴なう構造と
考えられる)を読取る時読取スポツトの中心が情
報区域の中心と一致すると零次のビームと1次の
ビームとの間で破滅的な干渉が生ずるのが普通で
ある。読取つたビームを電気信号に変換する放射
線検出器の出力信号は読取スポツトの中心と情報
区域の中心とが一致した時最小で、読取ビームが
2個の情報区域の間に落ちる時最大である。この
放射線検出器の出力信号を満足ゆくように変調す
るには情報区域の位相深度を特別なものにしなけ
ればならない。情報構体の位相深度(phase
depth)とは読取スポツトの中心が情報区域の中
心と一致する時情報構体により形成される0スペ
クトル次の位相と1つの1スペクトル次の位相と
の間の差のことである。この時1次の近似では各
1スペクトル次のものは同一位相を有する。この
位相深度は情報区域の幾何学的構造、殊に情報ピ
ツトの場合はこれらのピツトの幾何学的深さ及び
ピツトの壁の傾斜角に依存する。 特定の情報構体を読取る時どのような位相深度
が最適であるかは採用する読取法如何による。光
学式情報構体は中心開口読取法で読取ることもで
きるし、所謂差動読取法で読取ることもできる。
前者の中心開口読取法の場合は記録担体から出て
対物レンズの瞳を通過した全ての放射線が単一の
検出器上に集束させられる。後者の差動読取法の
場合は2個の検出器を用い、これらを情報構体の
所謂遠視野(far field)内にトラツク方向に見て
互に前後するように配設する。この場合これらの
2個の検出器により得られる差信号が読取中の情
報を表わす。情報構体の遠視野は情報構体により
形成されるサブビーム、殊に0次のサブビームと
1次のサブビームの重心が分かれる面により表わ
せる。中心開口読取法で読み取るようにできてい
る情報構体の最適位相深度ψC.Aは約180゜であり、
差動読取法で読み取るようにできている情報構体
の最適位相深度は約110°である。 本発明によれば実効波長が情報区域の幅の大き
さ程度である読取ビームで細長い情報区域を読み
取る時読取ビームの偏光方向が主役を演ずる。考
察中の情報構体が情報ピツトを含む場合平行偏光
読取ビーム、即ち電界ベクトルがピツトの長手方
向であるビームで読み取ると垂直偏光ビームで読
み取る時よりも情報ピツトが浅く、即ち位相深度
がより小さいように見える。考察中の情報構造が
情報ピツトを含む場合に最適に読み取れる所望の
位相深度を得るには平行偏光読取ビームで読み取
る場合は垂直偏光読取ビームで読み取る場合より
も情報ピツトを実効的に一層深くする必要があ
る。平行偏光読取ビームで読み取るのに合わせて
ある情報ピツトは垂直偏光読取ビームで読み取る
のには適さないのが普通であつて垂直偏光読取ビ
ームでは殆んど見えないような幾何学的寸法にな
つていることすらある。明らかに情報ヒルについ
ても同じことが云える。2個の隣接トラツクの情
報区域が2個の互に垂直な偏光方向に合わせて寸
法がとられている場合はトラツク間の距離は相当
に小さく、例えば唯一種の情報区域しかない既知
の記録担体の2個の隣接トラツク間の距離の1/2
程度に小さくても漏話が増す危険はない。こうす
れば情報密度は例えば2倍にあがる。 偏光効果は情報区域とその周囲との間の光学的
コントラスト及び情報区域の縁の鋭さにより大幅
に決まる。前者の光学的コントラストは情報層の
材料の消衰係数(消光率)と屈折率とにより決ま
る。透過放射線を読み取る場合は反射放射線を読
み取る場合よりも偏光効果が小さいが、それでも
なお差動読取をするのに十分である。 2つのタイプの情報区域の長手方向をこれらの
情報区域がのつているトラツクの長手方向と一致
させた本発明記録担体の一実施例は更に2つのタ
イプの情報区域を、これらの情報区域の蓄わえら
れている情報に依存しない寸法の少なくとも1つ
が異なる点で互に相違させたことを特徴とする。 2種類の情報区域は最大幅、即ち情報区域の面
での幅を異ならせることにより互に異ならせるこ
とができる。しかし、実際にはピツト又はヒルの
形態をした情報区域の場合には情報区域の幾何学
的深さ又は高さ及び/又は壁の傾斜角を異ならせ
ることにより情報区域を異ならせる。蓋し、その
方が作り易いからである。 前述した本発明記録担体の第1の実施例は更に
第1の読取ビーム成分で観察した時の第1のタイ
プの情報区域の位相深度が第2の読取ビーム成分
で観察した時の第2のタイプの情報区域の位相深
度に等しいことを特徴とする。このような記録担
体を読み取る時は中心開口読取法又は差動読取法
のいずれか1つの読取法だけを用いる。 代りに一方の種類の情報ピツト又はヒルを中心
開口読取法で読み取り、他方の種類の情報区域を
差動読取法で読み取ることもできる。これに適し
た記録担体は第1の読取ビーム成分で観察した時
の第1のタイプの情報区域の第1の位相深度が第
2の読取ビーム成分で観察した時の第2のタイプ
の情報区域の第2の位相深度と異なることを特徴
とする。 前記第1の位相深度が約110゜で、第2の位相深
度が約180゜であるようにすると好適である。 2種類の情報区域の寸法を異ならせることが不
可欠な要件なのではない。情報区域を2種類にす
るのに必要な幾何学的構造の差異は情報区域の方
向を異ならせることにより与えることができ、そ
の方が好適である。2個のタイプの情報区域の寸
法を同じにした本発明記録担体の好適な一実施例
は第1のタイプの情報区域の長手方向を第2のタ
イプの情報区域の長手方向に対して垂直にしたこ
とを特徴とする。この場合も情報構造を振幅構造
とすることができる。 第1の種類の情報区域は第1の方向、例えばこ
れらの情報区域の長手方向に偏光させた読取ビー
ム成分で読み取り、第2の種類の情報区域は第2
の方向、即ち第1の方向に対し垂直な方向に偏光
させた読取ビーム成分で読み取る。このような構
造即ち「魚骨」(fishbone)構造の場合は2種類
の情報区域の長手方向がトラツク方向に対し±
45゜の角度をなすようにし、最大情報密度を得る。
このような寸法の点では均一な情報区域を有する
情報構体ではデイジタル情報を蓄わえ得るだけで
なく、アナログ情報を蓄わえることもできる。後
者の場合情報は情報区域の頻度及び/又は情報区
域間の距離の点で符号化される。 円盤状記録担体の場合互に隣接するトラツク部
は一方が第1のタイプの情報区域を具え、他方が
第2のタイプの情報区域を具えるようにすること
ができる。このような円盤状記録担体で情報構体
に2本の螺旋トラツクを設け、第1の螺旋トラツ
クと第2の螺旋トラツクとに夫々第1のタイプの
情報区域と第2のタイプの情報区域とを形成し、
第1の螺旋トラツクの1周を第2の螺旋トラツク
の順次の2周の間に挿入するように構成すると好
適である。 代わりにトラツクの1周内の順次のトラツク部
が夫々第1のタイプの情報区域を具えるか第2の
タイプの情報区域を具えるかの点で互に異なるよ
うにすることもできる。この情報構造は2種類の
前述した読取法を併用する場合に魅力的である。 本発明に係り2個の情報層を具える記録担体の
第3の実施例では第1情報層には第1のタイプの
情報区域だけを設け、第2の情報層には第2のタ
イプの情報区域だけを設けたことを特徴とする。 就中米国特許第3853426号明細書には既に記録
担体本体内の異なる2個のレベルに各1個の情報
層を形成することにより光学式読み取り自在の記
録担体に蓄わえ得る情報量を大きくすることが提
案されている。この場合一方の情報層を読み取つ
ている際中に他方の情報層からの漏話を避けるた
めに2個の情報層は対物レンズの焦点深度に比し
て大きい距離隔てる必要があるとされている。 しかしこれでは可成り厚い層を介して読取ビー
ムを合焦させねばならず、そのため対物レンズの
収差がきいてくる。また一方の情報層から第2の
情報層へ切替える度毎に対物レンズの焦点合わせ
をやり直さねばならない。しかし、第1の情報層
には第1の種類の情報区域を設け、第2の情報層
には第2の種類の情報区域を設け、第1と第2の
偏光方向が互に垂直な読取ビーム成分を読み取り
に用い、その際第1の種類の情報区域は第1の読
取ビーム成分に最大の変調を与え、第2の読取ビ
ーム成分では殆んど観察されず、第2の種類の情
報区域は第2の読取ビーム成分に最大の変調を与
え、第1の読取ビーム成分では殆んど観察されな
いようにすると、2個の情報層は互に近接して、
即ち対物レンズの焦点深度内に設けることがで
き、それでいて2個の情報層を個別に読み取るこ
とができる。 第1の情報層のトラツク部を第2の情報層のト
ラツク部の上方に設けることができる。その際第
1の情報層のトラツク部が第2の情報層のトラツ
ク部とトラツク部の間にくるようにすると2個の
情報層を一層良好に分離して読み取ることができ
る。 このような2個の情報層を具える記録担体は更
に1つの情報層に2個のタイプの情報区域を併せ
持たせ、2個の情報層の同一タイプの情報区域を
具えるトラツク部同士を互に隣接して配置したこ
とを特徴とする。この記録担体では情報密度が一
種類の情報区域しかない既知の記録担体の情報密
度の4倍も大きくなる。 本発明はメーカー側で情報を完全に与えてしま
う記録担体だけでなく、ユーザー側で情報層を書
き込める記録担体にも適用することができる。こ
のような記録担体は就中オランダ国特許願第
7802859号に記載されているが、光学的手法で検
出できる所謂サーボトラツクを設けている。この
サーボトラツクはトラツクの1周分当りの数が一
定で例えば128個のセクタアドレスを具える。こ
れらのセクタアドレスはサーボトラツクの一部し
かカバーしない。セクタアドレス同士の間の記録
担体部に傷を与え得る材料、例えば薄い金属層を
設けてあり、ユーザーはここの金属層をレーザビ
ームによつて局所的に溶かして所望の情報書き込
みを行なう。セクタアドレスは就中中間区域で互
に隔てられているアドレス情報区域の形態をし
た、関連の書き込み自在の記録担体部のアドレス
情報をのせている。本発明によれば2個の隣接す
るセクタアドレスの情報区域の長手方向を互に垂
直にする。この結果この形式の記録担体の情報密
度も高いものとなる。特定のセクタに対応する記
録担体部ではセクタアドレス部のアドレス情報区
域と同一の方向を有する情報区域にアドレス情報
を書き込む。 本発明は全てのセクタアドレスの情報区域が同
一方向をとり且つ同一寸法である書き込み自在の
記録担体にも適用し得るものである。1つの特定
のセクタアドレスに対応する記録担体の「白地」
部に2個の情報トラツクがユーザーに対して与え
られる。このような記録担体に当該ユーザーに有
用な情報を書き込む形式の記録担体はセクタアド
レスを含む光学的手法で検出できるサーボトラツ
クを設け、特定のセクタアドレスに関連する情報
を2個の情報トラツクに含ませ、そのうちの少な
くとも1つの情報トラツクがサーボトラツクに対
してトラツク方向に対し垂直な方向にずらし、一
方の情報トラツク内の情報区域の長手方向を第2
の情報トラツク内の情報区域の長手方向に対し垂
直にしたことを特徴とする。 本発明の第2の面は光学式記録担体の読取装置
に関するものであつて、読取ビームを出す放射線
源と、読取ビームを情報構体上に読取スポツトと
して合焦させる対分レンズ系と、情報構体で変調
された読取ビームを電気信号に変換する放射線に
感応する検出系とを設けた光学式記録担体の読取
装置において情報構体の位置において、放射線源
で発生させた読取ビームが同時に存在し又は存在
せず、偏光方向が互に垂直で夫々1つのタイプの
情報区域の長手方向に対し平行又は垂直になつて
いる2個の読取ビーム成分を有することを特徴と
するものである。 ここでドイツ国公開特許願第2634243号に偏光
方向が互に垂直な2個の放射線ビームを記録担体
上に入射させる複合書込−読取装置が記載されて
いることに注意されたい。 しかし、これらの放射線ビームは同時に2個の
トラツクを書き込むためと、2個のトラツクを同
時に走査し、或は読取時にトラツキング信号を発
生させるためとに用いられているものである。こ
の場合記録担体には唯一種の情報区域しか存在せ
ず、2個の放射線ビームの偏光方向も情報区域の
長手方向に対し平行であつたり垂直であつたりす
るのではない。 これに対し本発明読取装置では何時もその瞬時
に読取られつつある情報区域のタイプに対応する
唯1個の読取ビーム成分が情報構体の位置に存在
するのであり、このような読取装置では読取ビー
ムの偏光方向を切り替えることが行なわれる。こ
の目的で放射線源と対物レンズ系との間に半波長
板を設け、この半波長板を読取ビームの通路内に
出し入れする。また半導体ダイオードレーザの形
態をした放射線源を90゜回転できるように取り付
けることもできる。また、共通の運動自在の支持
体に偏光方向が互に垂直である放射線ビームを発
生する2個のダイオードレーザを取り付けること
もできる。情報構体で変調を受けた読取ビームを
未だ変調を受けていない読取ビームから分離する
偏光に感応する手段を設ける読取装置では、偏光
に感応するビームスプリツタと対物レンズ系との
間に偏光回転子を設け、この偏光回転子で一種類
の情報区域の偏光方向に対して45゜の角度をなす
放射線源から放射された読取ビームと情報構体で
反射されて戻つてきた読取ビームとの偏光方向を
約+45゜の角度と約−45゜の角度迄回転させる。 情報構体の位置での読取ビームの偏光方向を何
時も一種類の情報区域の長手方向に対し約45゜の
角度をなすようにする手段を施すこともできる。
この場合読取ビームは一種類の情報区域の長手方
向に対して偏光方向が平行な読取ビーム成分と垂
直な読取ビーム成分とに分解されるものと考えら
れる。この時検出系は偏光に感応するものとし、
常時2個存在する読取ビーム成分に含まれる情報
を個別に処理できるようにする。検出系は回転自
在の検光子の後に置かれる1つの検出器、又は偏
光に感応するビームスプリツタと2個の検出器、
又は各々手前に検光子を具える1個の偏光に感応
するビームスプリツタと2個の検出器とすること
ができる。 長手方向が互にほぼ垂直な2種類の情報区域に
書き込みと読み取りとを行なうために複合書込−
読取装置であつて前述した読取装置の特徴を具え
るもので、更に書込ビームを出せる放射線源と、
この書込ビームの強度を第1の(白)レベルと第
2より低いレベルとの間で切り替えられる強度変
調器とを具え、対物レンズにより情報層上に形成
される書込スポツトを細長とし、この書込スポツ
トを互にほぼ90゜異なる2方向に位置決めする手
段を設け、これらの2方向にある時書込スポツト
の長手方向がほぼ90゜異なると共にこれらの長手
方向がサーボトラツクの長手方向に対しほぼ45゜
の角度をなすようにしたことを特徴とする複合書
込−読取装置を設ける。強度変調は放射線源の電
源を制御することにより与えられる。 図面につき本発明を詳細に説明する。 第1図に示すように情報構体はトラツク2,
2′に沿つて配設された多数の情報区域4,4′を
具える。情報区域4,4′はトラツク方向、即ち
接線方向tでは中間区域5により互に隔てられて
いる。半径方向rではトラツク2,2′は狭いラ
ンド(land)3で隔てられている。 情報区域4,4′は記録担体面に彫られたピツ
ト又は記録担体面から突出したヒルを具えるが、
中心開口読み取りの場合、即ち記録担体に大きな
位相深さを持たせる必要がある場合は、情報区域
をピツトとすると好適である。 情報は接線方向における情報区域の構造の変化
という形で記録担体に分散して保存される。記録
担体にカラーテレビジヨンプログラムを蓄わえる
場合は輝度信号の方は情報区域4,4′の空間周
波数の変化という形で記録し、色信号及び音声信
号の方は情報区域の長さの変化という形で記録す
る。なお、この記録担体にデイジタル情報を記録
することも可能であるが、この場合は情報区域
4,4′と中間区域5の組み合わせ方如何で論理
「0」と「1」の組み合わせを表わす。 このような記録担体に含まれている情報は第1
1図に略式図示した読取装置で読み取ることがで
きる。気体レーザ、例えばヘリウム−ネオンレー
ザ10から放射された単色で直線偏光された放射
線ビーム11が鏡13で反射されて対物レンズ1
4に入る。この間の放射線ビーム路上に補助レン
ズ12を設けるが、この補助レンズは対物レンズ
14の瞳一杯に放射線ビームが入射するようにす
るためのものである。このようにすると情報構体
上に回折を抑えた読取スポツトVが形成される。
なお第11図では情報構体はトラツク2,2′に
より略式図示してある。また記録担体は半径方向
で切つた断面が示されている。 情報構体は記録担体のレーザに対向する側に設
けることもできるが、第11図に示すように記録
担体のレーザから遠い側に設け、記録担体の透明
な基板8を介して読み取るようにすると好適であ
る。こうすると情報構体が指紋、塵埃粒子及びひ
つかき傷から保護されるという利点が得られる。 読取ビーム11は情報構体で反射されるが、記
録担体がモータ15により駆動されるプラツタ1
6で回転させられているので、それにつれて読取
ビーム11は読み取られつつあるトラツクの一列
に並ぶ情報区域4,4′と中間区域5の組み合わ
せ方に従つて変調を受けることになる。こうして
変調された読取ビームは再度対物レンズ14を通
り、鏡13で反射される。この変調された読取ビ
ームを変調を受ける前の読取ビームから分離する
ために放射線の通路にビームスプリツタ17を入
れる。このビームスプリツタ17は半透鏡でもよ
いが、偏光に感応するスプリツタプリズムとする
こともできる。但し、後者の場合は対物レンズ1
4とスプリツタプリズムとの間に1/4波長板を挿
入する必要がある。なおこゝで1/4波長というの
は読取ビーム11の波長の1/4のことである。ビ
ームスプリツタ17は変調された読取ビームの一
部を放射線に感応する検出装置19の方へ反射す
る。中心開口読取法の場合はこの検出装置19は
単独の検出器とし、読取系の光軸上に配置する。
この検出器の出力信号Siは読み取られつゝある情
報に対応する。差動読取法(differential read
method)の場合は検出装置に2個の接線方向に
ずらされた検出器を用い、これらを情報構体のフ
アーフイールド(far field)に配置する。各検出
器の出力信号同士の差をとると読み取られつつあ
る情報に従つて変調されている信号が取り出され
る。 情報構体を照らす読取スポツトVの寸法は情報
区域4,4′の寸法と同程度の大きさとする。情
報構体は一種の回折格子と看做すことができ、こ
れで読取ビームは一つの回折を受けない0次のサ
ブビームと複数個の第1スペクトル次サブビーム
と多数の高位のスペクトル次のサブビームとに分
割される。読取に当つてはトラツクの長手方向に
回折されたサブビームが主として大切である。中
でも第1次の回折を受けたサブビームが殊に大切
である。対物レンズの開口数と読取ビームの波長
とを情報構体に適合させ、高次のサブビームが大
部分対物レンズの瞳の外に落ちて検出器に入射し
ないようにする。なお高次のサブビームの振幅は
零次のサブビーム及び1次のサブビームの振幅に
比べて小さい。 第12図は対物レンズの射出瞳面内にある1次
のサブビーム(これはトラツク方向に回折された
ものである)の断面図である。中心を21とする
円20は射出瞳を表わす。この円20はまた0次
のサブビームb(0、0)の断面をも表わす。中
心を夫夫23と25とする円22と24とは夫々
1次のサブビームb(+1、0)及びb(−1、
0)の断面を表わす。矢印26はトラツク方向を
表わす。0次のサブビームの中心21と一次のサ
ブビームの中心23又は25との間の距離はλ/
Pである。但し、ここでP(第1図と比べよ)は
読取スポツトVの位置での情報区域4の空間周期
を表わし、λは読取ビームの波長を表わす。 読取動作を説明するためにこゝで採られた方法
から結論されることは、第12図の斜線を施した
区域では1次のサブビームが0次のサブビームと
一部重なつており、そこで相互間の干渉が生ずる
ことである。このため読取スポツトが情報トラツ
クに対して動くと1次のサブビームの位相が零次
のサブビームに対して変わる。その結果対物レン
ズの射出瞳を横切る全放射線の強度も変わる。 読取スポツトの中心が情報区域4,4′の中心
に一致する時は1次のサブビームと0次のサブビ
ームとの間に位相深度と呼ばれる特別な位相差ψ
が存在する。読取スポツトが隣の区域に移ると1
次のサブビームb(+1、0)の位相が2πだけ増
す。それ故読取スポツトが接線方向に動く時この
1次のサブビームb(+1、0)の位相が0次の
サブビームに対してωtだけ変わると云える。但
し、ここでωは情報区域4の空間周波数と読取ス
ポツトがトラツク上を走る速度とにより決まる時
間周波数(timefregueney)である。夫々1次の
サブビームb(+1、0)及びb(−1、0)の0
次のサブビームb(0、0)に対する位相φ(+
1、0)及びφ(−1、0)は夫々次式で表わさ
れる。 φ(+1、0)=ψ+ωt φ(−1、0)=ψ−ωt 対物レンズを通過した1次のサブビームの一部
と0次のサブビームの一部とは1個の検出器上で
一緒になつて中心開口読取法の場合のように次式
で表わされる時間に依存する信号を出力する。 SCA=B(ψ)・cosψ・cosωt 但し、B(ψ)はψの値が小さくなるのにつれ
て減少する関数である。差動読取法の場合は第1
2図で破線で示した2個の検出器19′及び1
9″を0次のサブビームと1次のサブビームとが
重なり合う区域に配設する。これらの2個の検出
器の出力信号の差をとつた時間に依存する差信号
は次式で表わされる。 SDI=B(ψ)・sinψ・sinωt 第13図は信号SCAの振幅A1=B(ψ)・cosψと
信号SDIの振幅A2=B(ψ)・sinψが位相深度ψの
関数としてどのように変化するかを示したもの
で、これは計算値であるが実験でも確かめられて
いる。ψ=90゜に対してはA1もA2も零となる。A1
はψ=180゜の時最大値に達する。A2は約110゜の時
最大値に達する。それ故振幅構造の深さはπに等
しいと云うことができる。 2個の読取法に対して1次のサブビームと0次
のサブビームとの間に夫々最も破滅的な干渉及び
最も建設的な干渉が生ずる時、即ち最も変調が大
きい検出器信号及び最も変調が少い検出器信号が
得られる時の位相深度の値は下表の通りである。
【表】 こゝでmは整数を表わす。この表は1次より高
次の強いサブビームが対物レンズの瞳に入射しな
い場合に限つて有効である。 読取ビームにより観察される位相深度は情報区
域の幾何学的構造、殊に情報ピツトの場合ならば
幾何学的深さ、情報ヒルの場合ならば幾何学的高
さ及び情報区域の壁の傾斜角に依存する。またこ
の位相深度は中間区域5及びランド3の面のレベ
ルでの情報区域の幅bに対する読取ビームの実効
波長にも依存する。この実効波長の大きさが情報
区域の幅bと同程度又はより大きい時は読取ビー
ムの偏光状態が位相深度に相当影響する。またこ
の実効波長が情報区域の実効幅(beff)の約1.5
倍程度であると読取ビームの偏光方向が既にきい
てくる。なおこゝに述べた幅bや実効幅beffは第
3a図に図示しておいた。 偏光状態がどのように位相深度ψに影響するか
を第14図に示したが、この第14図は連続溝g
の頂上での局所磁界に対する溝gの底での局所電
磁界の相対位相が理論的には溝gの幅(実効波
長λeで表わす)の関数としてどのように変化する
かを表わしたものである。溝g(これも第14図
に示してある)の深さは0.24λeである。また図中
PとP⊥とは夫々平行及び垂直に偏光させられ
た放射線の場合の相対位相の変化を表わし、直
線PSはスカラーだけを用いる回折理論により予想
される相対位相の変化を示すものであり、この
場合は放射線の偏光方向については考えない。第
14図は溝gの幅が実効波長の大きさの程度にな
ると各偏光方向について相対位相が異なつてく
ることを示す。幅bが実効波長よりも小さくなる
と曲線P及びP⊥は互に、またPsからどんどん
はずれてゆく。 第15図は幅が特定の値b=0.64λeの時のλe
表わした深さdの関数としての相対位相の変化
を表わすもので、曲線Q及びQ⊥は夫々各偏光
方向の場合であり、QSはスカラー量に頼る回折
理論から予想される相対位相の変化を示す。第
14図及び第15図に示す相対位相と前に定義
した位相深度ψとの間には直接の関係があり相対
位相が0からπ/2ラジアン迄増すと位相深度
ψはπ/2ラジアンからπラジアン迄増す。但し
これはスカラーン量による回折理論の場合は厳密
に妥当するが、ベクトルを用いる回折理論の場合
は近似的にしか妥当しない。第15図から明らか
なように中心開口読み取り法を最適に行なうのに
必要なπラジアンの位相深度ψ(これは相対位相
=π/2ラジアンに対応する)には垂直偏光放
射線の場合溝の深さdが約0.20λeの時達する。溝
の深さがこのように約0.20λeの時平行偏光放射線
についての位相深度ψは約πラジアンであり、中
心開口モードでこの平行偏光放射線を用いたので
は溝は殆んど視ることができない。中心開口モー
ドに従い平行偏光放射線を用いて溝を最適に読み
取るには溝の深さを約0.4λeとする必要がある。
溝の深さをこのように0.4λeとした場合垂直偏光
放射線に対する位相深度は約1.5πラジアンであ
る。 第14図及び第15図は連続した溝の場合のも
のであることに注意されたい。しかしトラツクに
情報区域を設けた場合でも相対位相は各偏光方
向に対し似たような変化を呈する。 第14図及び第15図に示した効果は情報密度
を高めるために利用する。即ち使用する読取ビー
ムの波長に合わせて情報区域の幅をしかるべく選
択し、λeffがbeffより大きいか又はほぼ等しくな
ければいけないという条件を満足させるのであ
る。 波長λp=633nmのHe−Neレーザビームを用い
て屈折率n=1.5の基板を介して情報を読み取る
場合であればトラツク幅は高々420nmのオーダ
ーでなければならない。但し、λpは自由空間での
波長である。また半導体ダイオードレーザ、例え
ば波長が780nmと860nmの間にくるAlGaAsレー
ザで発生させた放射線ビームを用いて記録担体を
読取ることもできるが、このような放射線ビーム
を用いてn=1.5の基板を介して読取る場合には
トラツク幅は高々520nm乃至570nmの程度でな
ければならない。 また情報区域は全て細長でなければならず、情
報区域の長さは少なくとも幅の1 1/2倍程度なけ
ればならぬことに注意が必要である。蓋し、情報
区域をこのようにしてこそはじめて垂直偏光放射
線と平行偏光放射線との間に位相深度の差異が生
ずるからである。情報区域の長さは少なくとも実
効波長の2倍とすると好適である。 また2個の隣接するトラツク部のうち一方のト
ラツク部の情報区域は垂直偏光放射線で読み取り
他方のトラツク部の情報区域は平行偏光放射線で
読み取るようにすると好適であるが、第14図及
び第15図につき既に示したようにこれは情報区
域の幾何学的深さを最適化することにより実現で
きる。 第14図及び第15図では溝gの壁は垂直に切
り立つているものと仮定しているが、情報区域の
壁は記録担体の製造工程中に用いられる記録及び
複製技術の点から0度とは異なる傾斜角を持たせ
るのが普通である。 「アプライドオプテイクス」(Applied
Optics)誌第17巻第3号第2001〜2006頁所収の論
文「レーザビームレコーデイングオブビデオ−マ
スターデイスク」(Laser beam recording of
video−master disks)に記載されているよう
に、基板上に塗布したホトレジスト層に強度に書
き込むべき情報に応じて変化するレーザビームを
照射し、その後ホトレジスト層を現像してピツト
構造又はヒル構造を形成して所謂マスターに情報
を書き込むのであるが、その際使用する書込ビー
ムに強度分布があるためだけでも最終製品となつ
た記録担体の壁が斜になる。しかし、現像プロセ
スによつて壁の傾斜が損なわれる。即ち現像時間
が長くなると壁の急峻さも増す。この現像された
マスターからマザーデイスクを既知の方法で造
り、このマザーデイスクから次に鋳型をとり、こ
の鋳型を用いて多数の記録担体をプレスするので
あるが、複製品が鋳型から剥離し易くなるように
するために壁の傾斜角はできるだけ大きくするの
が望ましい。なおこの場合情報ピツトの実効深さ
又は情報ヒルの実効高さを所望通りにするには幾
何学的深さ又は高さh情報区域の壁が垂直である
場合よりも大きくとる必要がある。 第2図は第1図の記録担体の一小部分の接線方
向断面図であり、第3a図は半径方向断面図であ
る。情報構体には良く反射する材料、例えば銀、
アルミニウム又はチタンの層6をかぶせてある。
こゝで注意すべきことは反射層6の光学的伝導度
(Optical conductivity)が大きくなるとそれに
つれて偏光効果も強くなることである。反射層6
の上に保護層7を設けるが、この保護層7は情報
構体をひつかき傷のような機械的損傷から守るた
めのものである。また、第2図及び第3a図には
夫夫接線方向の傾斜角θt及び半径方向の傾斜角θr
を示してあるが、両者は同程度の大きさである。
2種類の情報区域4と4′の実効深さ同士に所望
通りの差を与えるには第3a図に示すように幾何
学的深さd1とd2が異なるようにすればよい。この
場所情報区域4は平行偏光放射線で読み取り、情
報区域4′は垂直偏光放射線で読み取るようにな
つている。 上述したように実効深さ同士の間に所望通りの
差異を与えるには第3b図に示すように情報区域
4の半径方向傾斜角θ1を情報区域4′の半径方向
傾斜角θ2よりも小さくするのも一法である。この
第3b図に示す記録担体の一実施例は完全に中心
開口モードで読み取るようにできており、情報区
域はピツト構造を成し、その深さは約220nm、
幅bは約375nm、傾斜角θ1は約25゜、傾斜角θ2
約55゜である。保護層8の屈折率nは1.5であり、
反射層6は銀層である。この記録担体は波長
820nmの放射線で読み取るようになつており、
開口数0.58の対物レンズを使用する。 この第3b図に示す記録担体の一実施例は専ら
差動モードで読み取るようになつており、情報区
域はヒル構造を有し、その高さは約150nm、幅
bは約625nm、平行偏光放射線で読み取るヒル
の傾斜角は約57゜、垂直偏光放射線で読み取る傾
斜角は約25゜である。この記録担体でも反射層6
は銀層であり、保護層8の屈折率nは1.5である。
読み取りにはやはり波長820nmの放射線を用い、
対物レンズの開口数は0.54である。 明らかに情報区域4と4′の幾何学的深さと傾
斜角の両方を異ならせることも可能である。 前述したように第3a図と第3b図に示す情報
区域は全て夫々唯1個の読取モードに適合してい
る。しかし、情報区域4の方は中心開口読取モー
ドに合わせ、情報区域4′の方は差動読取モード
に適合させることもできる。第4図はこの目的に
合わせて設計した記録担体の一部の半径方向断面
図である。情報区域4′は位相深度=110゜とし
なければならず、非常に浅くてV字形構造になつ
ている。 2種類の情報ピツトを有し、夫々が垂直偏光読
取ビームと平行偏光読取ビームとにより読み取る
ようにできている記録担体は完全に差動読取モー
ドで読み取れるようにすることもできる。その場
合情報ピツト4と情報ピツト4′の半径方向断面
はいずれもV字形となる。この時情報区域4と
4′の実効深さの差はひとえにこれらの情報区域
の半径方向傾斜角の違いにより与えられる。 情報区域は上述したように寸法の点で差異を与
えられるだけでなく、方向の点で差異を与えるこ
ともできる。第5図はこのような記録担体の一部
の平面図である。情報区域4と情報区域4′とは
それらの長手方向l4及びl4′においても同一寸法で
ある。情報区域4の長手方向l4は情報区域4′の
長手方向l4′に対して角度αをなす。αは90゜とす
ると好適である。このような情報区域を有する情
報構体にあつてはデイジタル信号を蓄えることが
可能で、その場合情報区域4及び4′と中間区域
5の特定の組み合わせが一つの特定の論理「0」
と「1」の組み合わせを表わす。第5図の情報区
域4及び4′はアナログ情報を蓄わえるのに用い
ることもできる。この場合は情報は情域区域4同
士の間の相互距離及び情報区域4′同士の間の相
互距離の形で蓄わえられる。 情報区域4は偏光方向が長手方向l4に対し垂直
な方向である読取ビームで読み取る。情報区域
4′の場合はこの読取ビームは平行方向に偏光し
ており、この平行偏光読取ビームをもつてしては
情報区域は本質的に見えない。 第5図の記録担体で中心開口モードで読み取れ
るようになつている実施例では情報区域はピツト
構造とし、その深さは約220nm、幅bは約375n
m、傾斜角は約55゜とする。保護層8の屈折率n
は1.5とし、反射層6は銀層とする。こゝに記録
されている情報は波長820nmの放射線を用い、
開口数0.58の対物レンズで読み取るようになつて
いる。 専ら中心開口読取モード又は差動読取モードで
読み取るようになつている記録担体の隣接トラツ
ク部には異なるタイプの情報区域を持たせる。第
6図に示すように、このような記録担体には2本
の螺旋トラツクを設け、一方の螺旋30の2個の
1巻回分のトラツク2同士の間に他方の螺旋3
0′の1巻回分のトラツク2′がくるようにすると
好適である。螺旋30′を読み取る時は例えば光
学式読取ヘツドを記録担体の内側の端から外側の
端の方へ動かす。この螺旋30′の最后の巻回分
が読み取られ終つたら記録担体を駆動するモータ
の回転方向を反転し、読取ヘツドを記録担体上で
外側の端から内側の端迄動かす。従つて螺旋30
は反対方向に走査される。 一種類の情報区域が中心開口読取モードに合わ
せてあり、他方の種類の情報区域が差動読取モー
ドに合わせてある記録担体を読み取る時は、差動
情報信号を求める2個の検出器を中心開口情報信
号を求めるのにも用いることができる。後者の場
合は2個の検出器の出力信号を加算する。この場
合は2個の検出器を一つの電子回路に接続し、こ
の電子回路で第1の時間間隔では2個の検出器の
出力信号を加算的に結合し、第2の時間間隔では
減算的に結合し、これらの加減算の結果の信号を
更に処理して例えばビデオ装置又はオーデイオ装
置で再生するのに適した形にする。2個の検出器
の出力信号を加算する時の系の伝達関数は2個の
検出器の出力信号を減算する時の系の伝達関数と
は若干異なるが、情報がデイジタル形式で蓄わえ
られている時はこうして一方のトラツクから次の
トラツクへ切り替わる際に伝達関数が変わつても
これが読取装置から最終的に出力される出力信号
で目立つことはない。しかし情報がこれと異なる
形、例えば周波数変調の形で蓄わえられている時
は伝達関数が切り替わることが目立つ可能性があ
る。例えば一方の伝達関数はテレビジヨン画像に
他方の伝達関数とは異なるグレーシエイド又は色
飽和度を与え、オーデイオ信号の場合は伝達関数
の切り替りが不所望の周波数で聴こえる可能性が
ある。 1回転当り1個のテレビジヨン画像が書き込ま
れている記録担体にテレビジヨンプログラムが蓄
えられている場合は、上述したグレーシエイド又
は色飽和度の変化の結果回転速度が25回転/秒の
時は周波数12.5Hzのフリツカが生ずる。この12.5
Hzのフリツカはなお人間の目にとまるもので目障
りである。 このフリツカが見えないようにするため1方の
トラツク内の順次のトラツク部の情報区域同士を
異ならせてもよい。第7図はこのような記録担体
の一実施例の一部を示したものである。この第7
図は第1図の場合よりもずつと広い部分を示して
いるものであり、個々の情報区域はも早識別でき
ない。情報トラツクはトラツク部aとトラツク部
bとに分割され、トラツク部aは差動読取モード
で第1の偏光方向の放射線で読み取れる情報区域
を具え、トラツク部bは中心開口読取モードで第
2の偏光方向の放射線で読み取れる情報区域を具
える。この際中心開口読取モードでは垂直偏光放
射線ビームを用い、差動読取モードでは平行偏光
放射線ビームを用いると好適である。 第8図は第7図の記録担体のトラツク部aから
トラツク部bへの変り目近傍の接線方向断面図で
ある。前に類似のものについて詳述してあるから
この第8図は自明であろう。 テレビジヨンプログラムの場合ならばトラツク
部a及びbは各々1テレビジヨンラインの情報を
含む。1枚のテレビジヨン画像に625本のライン
がある場合ならば一方の読取系から他方の読取系
への切替りは7.5KHz程度の周波数で行なわれる。
周波数がこのように高くなるとも早やフリツカ効
果は目につかない。 記録担体の読取に際し、検出器の出力信号同士
を加算する状態から減算する状態へ又はその逆の
切替りを正しい時刻に行なえるようにするため、
記録担体のトラツク部aとbの変り目の位置にパ
イロツト信号を入れることもできる。このような
パイロツト信号はオーデイオプログラムを含む記
録担体にものせることができる。 1テレビジヨン信号が記録され終つた後のフイ
ールド同期パルス又は画像同期パルスをスイツチ
ング信号として使用することもできる。この場合
は特別なパイロツト信号を必要としない。 第9図は2個の情報層31と31′を具える記
録担体の一部の半径方向断面図である。情報層3
1は第1種の情報区域4を含み、情報層31′は
第2種の情報区域4′を具える。第9図に示すよ
うに情報区域4と4′の傾斜角(θ1及びθ4)若し
くは深さ(d1及びd4)又はその両方を異ならせる
ことができる。なお情報区域4及び4′はこゝで
もピツト構造にすることもヒル構造にすることも
できる。また情報区域4と4′の寸法を全て同一
とし、情報区域4と4′の長手方向が互に直交す
るようにすることもできる。 情報層31の情報区域4を情報層31′の情報
区域4′の真上に置いてもよいが、第9図に示す
ように一方の情報層の情報区域を他方の情報層の
情報区域に対し互い違いに位置させると好適であ
る。 このように情報層を2個具える記録担体の場合
にはこれらの情報層の各々に夫々2種類の情報区
域を持たせることもできる。このような記録担体
の一部の半径方向断面図を第10図に示す。この
場合各情報層においてトラツク周期が例えば1/2
に短縮されており、このため全情報量は例えば情
報層を唯一つ有し、情報区域も一種類だけである
場合の既知の記録担体の情報量よりも4倍大き
い。この場合第10図に示すように第1の情報層
の第1種の情報区域を含むトラツク部同士の間に
第2の情報層の同じく第1種の情報区域を含むト
ラツク部がくるようにする必要がある。 前の図面も同じであるが、この第10図では図
面を簡明ならしめるため情報区域の寸法が基体8
の厚さに対して誇張されて描かれていることに注
意されたい。 例えば先行するオランダ国特許願第7802859号
(特願昭54−31660号)で既に光学式記録担体をビ
デオ情報以外の情報を蓄わえるための記憶媒体、
殊にユーザ側で情報を書き込むことができる記憶
媒体として用いることが提案されている。この例
を挙げれば、(オフイス)コンピユータから供給
される情報や病院でのレントゲン写真の情報を蓄
わえるためのものである。このような用途にあつ
ては例えば全記録担体面上に螺旋のサーボトラツ
クを設けた記録担体がユーザーに供給される。 そしてユーザーが情報を記録する際はサーボト
ラツクの書き込み点の半径方向位置を検出し、光
−電子サーボ装置を用いて修正し、ピツチが一定
な螺旋トラツク又はトラツク間距離が一定な同心
円トラツクに非常に正確に情報を書き込む。なお
このサーボトラツクは多数のセクタ、例えば1ト
ラツク周当り148個のセクタに分割する。 第16図はこのような記録担体を示したもので
ある。符号41は同心円サーボトラツクを指し、
符号42はセクタを指す。各セクタは情報を書き
込むべきトラツク部44と、他の制御情報に加え
て関連トラツク部44のアドレスが例えばデイジ
タル形式で符号化されて内部のアドレス情報区域
45に書き込まれているセクタアドレス部43と
から成る。各アドレス情報区域45同士は中間区
域46でトラツク方向に互に分離されている。こ
れらのアドレス情報区域45は記録担体面に穿た
れたピツト又は記録担体面から突出するヒルとす
ると好適である。 本発明によれば第16図の差込み図(インセツ
ト)に見るように2個の隣接するセクタアドレス
にあつてアドレス情報区域45の長手方向とアド
レス情報区域45′の長手方向とを互に垂直乃至
ほぼ垂直にすると共に互に同一寸法とする。これ
らの寸法は読取ビームの波長に対して、アドレス
情報区域の長手方向に対して偏光方向が平行とな
る読取ビーム成分では最大の変調が得られ、同時
に情報区域の長手方向に対して偏光方向が垂直と
なる読取ビーム成分では殆んど観察し得ないよう
になるように選択する。2個の互に垂直な方向に
偏光させられた読取ビーム分を用いる場合は互に
垂直な方向に向いたアドレス情報区域を有する2
個のサーボトラツク部を互に近接して配設し、情
報密度を高めることができる。 なお本例では情報を書き込むべき情報区域を設
ける2個の隣接する白地のトラツク部44も例え
ば情報区域の方向の点で互に異ならせる必要があ
る。第16図の差込み図ではこれらの情報区域4
7と47′とを破線で示してある。 図面を簡明ならしめるため、第16図ではトラ
ツクの幅をセクタ42の長さに対して誇張してあ
る。 本発明はまたユーザーが情報を記録する場合に
も適用できる。ユーザーに提供される記録担体で
はセクタアドレス内のアドレス情報区域が例えば
全て同一方向を向き、同じ寸法になつているのが
慣例である。これに対しユーザーが記録する情報
は例えばサーボトラツクの両側にある2本のトラ
ツクに、第1の情報トラツクの情報区域の長手方
向が第2のトラツクの情報区域の長手方向に対し
垂直になるようにして分布させられる。第17図
はこのようなユーザーが書き込む記録担体の一部
を示したものである。 トラツク41のセクタアドレス43にはアドレ
ス情報区域48がある。各セクタアドレス43に
対して1個の特定の情報ブロツクが関連して存在
する。このような情報ブロツクは2個の情報トラ
ツク部50及び50′に分割される。そして情報
トラツク部50の情報区域47の長手方向は情報
トラツク50′の情報区域47′の長手方向に対し
て垂直にする。 この代りに情報トラツク部50及び50′の一
方を白地のトラツク部に一致させることも可能で
ある。 1個のセクタアドレス43に対し2個の情報ト
ラツク部50及び50′が存在するが、一方の情
報ブロツクだけに情報を記録する必要はなく、両
方とも用いて異なる種類の2つの情報、例えば2
個の異なるプログラムの一部を記録することもで
きる。 このようなユーザーサイドで書き込める記録担
体の一実施例では情報層を金属層とし、情報区域
47及び47′はこの金属層を溶かして作つたピ
ツトとし、このような情報区域47及び47′の
幅を約270nmとする。これらの情報区域47及
び47′に書き込んだり、そこから情報を読み取
つたりするには波長820nmのダイオードレーザ
ビームを用いる。なお対物レンズの開口数は約
0.58とし、基板の屈折率はn=1.5とする。情報
区域の幅が200〜400nmの範囲に納まる限り満足
な結果が得られる。 記録担体を読み取るのに必要な偏光方向が互に
垂直な読取ビーム成分は別の方法でも得られる。
第11図に示すように偏光状態に感応するビーム
スプリツタ17の手前の放射線通路に軸36を中
心として回転できるプレート33を入れる。この
プレート33は2個の部分34と35とを有し、
部分34は複屈折材料で作り、使用する放射線に
対して半波長板になるようにし、他方部分35は
例えばガラスとする。放射線源10は偏光方向が
例えば記録担体上の情報区域の長手方向に対し平
行な直線偏光した放射線を出力する。プレート3
3の部分35が放射線通路に入る時は放射線ビー
ム11の偏光方向は変わらず、第1の種類の情報
区域を読み取るのに好適なビームを出力する。こ
れに対しプレート33の部分34が放射線通路に
入る時は読み取りビーム11の偏光方向が90゜回
転し、第2の種類の情報区域を読み取るのに適し
たビームを出力する。 プレート33はビーム11が最も細く絞られた
位置に置くとよいが、補助レンズ12と放射線源
10の間に入れることもできる。 放射線源としてダイオードレーザを用いて読取
を行なう際所謂フイードバツク効果を採用する場
合でもプレート33を使用することができる。こ
の時はダイオードレーザから放射された放射源ビ
ームが記録担体で反射されてダイオードレーザの
方に戻る時レーザビームの強度とダイオードレー
ザの電気抵抗が増す事実を利用する。このような
レーザビームで記録担体の情報トラツクを走査す
る時は上記強度及び電気抵抗が関連トラツクの情
報区域系列に従つて変化する。この場合記録担体
は例えばダイオードレーザの背后に置かれたホト
ダイオードによりレーザビームの強度変化を検出
することにより読み取ることができる。この場合
入射ビームと反射ビームとを互に分離するための
ビームスプリツタは不要となる。 このようなフイードバツク効果を用いる読取装
置ではビーム通路内に半波長板を入れてもダイオ
ードレーザで受け取られる読取ビームの偏光方向
はダイオードレーザから放射された時の放射線ビ
ームの偏光方向と同一になる。蓋し、このプレー
トを2回ビームが通過するからである。 プレート33やレーザ源を回転させるための信
号は記録担体から読み取られた信号から導き出す
が、この場合は読み取りビームの偏光方向が変わ
る時を合図するマークを記録担体に設ける。 2個の互に垂直な方向に偏光しているビーム成
分を得るための上述した方法は既に偏光に感応す
る素子を含んでいる読取装置では使えない。この
場合は第18図に示すような解決法が使える。こ
の第18図では符号17′は偏光に感応するスプ
リツタプリズムを指すが、このプリズム17′は
情報構体で変調され終つた読取ビームを放射線源
から放射された読取ビームから分離するのに用い
られる。放射線源10は偏光方向が記録担体上の
一種類の情報区域の長手方向に対して45゜の角度
をなす直線偏光された放射線ビームを出力するダ
イオードレーザとする。放射線通路にはプリズム
17′を置き、その後に放射線源10から放射さ
れたビームの偏光方向及び情報構体により反射さ
れた放射線ビームの偏光方向をいずれも45゜反時
計方向又は45゜時計方向に回転できる偏光回転器
(polarization rotator)37を入れる。この偏光
回転器はフアラデー回転子とすることができる。
この回転子を用いると読取ビームの偏光方向を情
報区域の長手方向に対し平行な方向から垂直な方
向に及びその逆に切り替えることが可能であり、
或は第5図に示す記録担体を読み取るのに当り第
1種の情報区域の長手方向に平行な方向から第2
種の情報区域の長手方向に平行な方向へ又はその
逆へ切り替えることができる。また偏光回転器3
7は情報構体により変調された読取ビームが放射
線源から放射されたビームの偏光方向に対し垂直
な偏光方向を有し、偏光に感応するプリズムによ
り前者の読取ビームが放射線通路外に反射されて
検出器19に入るようにすることができる。 これ迄述べてきた読取装置の実施例では記録担
体は何時も唯一つの偏光方向を有する放射線で読
取られる。そして放射線源により発生させられた
放射線の全てが読取に使われる。 読取装置のもう一つの実施例では情報構体の位
置で読取ビームの偏光方向が情報区域の長手方向
に対し45゜の角度をなす。この放射線ビームは2
個の放射線ビーム成分から成り、第1の成分が情
報区域の長手方向に平行な長手方向を有し、第2
の成分が上記長手方向に垂直な長手方向を有する
ものと看做すことができる。このような読取装置
では放射線に感応する検出装置は偏光に感応する
ものとする必要がある。 この目的で第19図に示すように単一の検出器
19の手前に回転自在の検光子38を設ける。こ
の検光子38の光を透過させる方向を符号39で
示す。第19図は読取装置の検出器19近傍の部
分だけを示したものである。この読取装置の残り
の部分は第1図のそれと類似しており、プレート
33を省略してある。第19図では偏光方向が互
に垂直なビーム成分を夫々実線11′及び破線1
1″で示す。実際にはビーム11′と11″とは一
致している。検光子が図示した位置をとる時は放
射線ビーム11′が検出器に送られ、第1種の情
報区域が読取られる。検光子が90゜回転すると、
放射線ビーム11″が検出器に送られ、第2種の
情報区域が読取られる。 第20図に示すように、偏光に感応する検出装
置を偏光に感応するスプリツタプリズム40並び
に2個の検出器19′及び19″で構成することも
できる。スプリツタプリズム40は第1の偏光方
向を有する放射線ビーム11′を透過させ、この
第1の偏光方向に垂直な第2の偏光方向を有する
放射線ビーム11″を検出器19″の方に反射させ
る。検出器19′の出力信号Si′は第1種の情報区
域に蓄わえられる情報を表わし、検出器19″の
出力信号Si″は第2種の情報区域に蓄わえられる
情報を表わす。これらの検出器の出力信号Si′及
びSi″を処理するための電子回路(図示せず)で
は、信号Si′とSi″とを交互に転送するようにす
る。 偏光に感応する検出装置のもう一つの実施例で
は第20図の偏光に感応するプリズム40′を中
性の放射線ビームスプリツタで置き換えると共に
各検出器19′及び19″に検光子をあてがつてい
る。この場合2個の検光子の透過方向は互に垂直
である。 読取ビーム成分の偏光方向は一種の情報区域の
長手方向、即ち第19及び20図に示す読取方向
に対して正確に平行及び垂直なのではなく、読取
ビームの偏光方向がトラツク方向に対して正確に
45゜となるのではないことは理解できる。これに
より一方の読取ビーム成分の信号を他方の読取ビ
ーム成分の信号に対して高めることができる。こ
のようにして一方の種類の情報区域が作る上で困
難である場合その方の公差を大きくとることがで
きる。この偏光方向による差は20%〜30%のオー
ダーに達することもある。 一台で情報の書き込み及び読み取りの両方がで
きる装置も知られている。例えばオランダ国特許
願第7802859号(特開昭54−130.102号)には同一
放射線源で書込ビームも読取ビームも発生させる
複号書込−読取装置が記載されている。このオラ
ンダ国特許願は参考文献としてこゝに含めるもの
とする。この装置では放射線源で発生したビーム
の強度を例えば強度変調器で第1の(白)レベル
と第2の情報を読み取るには十分高いが、情報を
記録するには足りないレベルとの間で切り替え
る。オランダ国公開特許願第7402289号には記録
スポツトを情報層上の書込スポツトの後に短い距
離をおいた所に投影する。この記録スポツトによ
り今記録したばかりの情報が書き込むべき情報と
一致しているか否かをチエツクできる。 第21図は本発明に関係する複合書込−読取装
置を示す。放射線源としては気体レーザ、例えば
HeNeレーザを用いる。レーザビーム61の強度
を強度変調器、例えば音響−光学変調器又は電子
−光学変調器で変え、これを制御回路63で制御
する。このレーザビームを回転自在の鏡64で対
物レンズ65に送り、この対物レンズ65でレー
ザビームを記録担体1のサーボトラツク41で表
わした情報面を合焦させて放射線スポツトVを形
成する。 放射線通路、できれば対物レンズ65の入射瞳
にできるだけ近接して開口スリツト67付きの回
転自在の絞り66を設ければ長手方向を変えられ
る細長い書込スポツトが得られる。絞りを入れな
い場合はレーザビーム61が対物レンズの瞳を完
全に満たし、情報層上に回折を抑えた円形の放射
線スポツトが得られるが、放射線通路に絞りを入
れるとレーザビーム61は完全に一方向、即ち開
口スリツト67の方向に絞られ、この方向に対し
垂直な方向では大部分抑制されてしまう。この場
合対物レンズ65の瞳はも早や最適に充たされる
とは云えず、書込スポツトは開口スリツト67の
長手方向に対し垂直な方向に細長いスポツトとな
る。若し開口スリツト67を第21図に示したよ
うな位置に置いたとすると細長いスポツトの長手
方向はトラツク方向と一致する。実際には開口ス
リツト67は2方向、即ち第21図に示す位置に
対して+45゜の方向と−45゜の方向をとることがで
き、書込スポツトはトラツクの長手方向に対し+
45゜の角度にもなるし、−45゜の角度にもなれる。 読取り時には第21図に矢印68で示すように
絞りを放射線路からはずし、読取スポツトを円形
の放射線スポツトとする。 方向が調整自在である細長い書込スポツトは回
転自在の絞りではなく回転自在の円柱レンズを使
つても得られる。 このような絞り又は円柱レンズは放射線源とし
てダイオードレーザを用いる装置で使用すること
もできる。第22図ではこのようなダイオードレ
ーザに符号70を付した。ダイオードレーザで発
生する放射線ビームの強度はダイオードレーザ7
0上の電極71から流れ込む電流を変えることに
より制御できる。この電流は電流源74から供給
されるもので、この電流源74は制御回路63で
制御できる。多くの場合ダイオードレーザからは
いびつな放射線ビーム、即ち第1の方向ではこの
第1の方向に対し垂直な方向よりも例えば2倍長
い断面を有するビームが出る。従つて対物レンズ
の瞳を完全にダイオードレーザで充たす必要があ
る場合は放射線通路に例えば円柱レンズのような
付加的要素を入れてひずみを補正する必要があ
る。しかし、複合書込−読取装置ではダイオード
レーザのひずみを有効に利用できる。ダイオード
レーザビームをそのまゝ対物レンズに通すと、細
長いスポツトが得られる。そしてこの細長いスポ
ツトのトラツクに対する方向はダイオードレーザ
70を回転することにより調整できる。この目的
でダイオードレーザはホルダ72に取り付け、こ
のホルダ72を軸73を中心として回転させられ
るようにする。 これ迄述べてきた書込−読取装置の実施例では
読取り時に必要な偏光要素は第11,18,19
及び20図につき説明したものゝ一つとすること
ができる。 書込−読取装置で各セクタアドレス近傍の2個
の情報トラツク部(第17図の50及び50′)
に書き込んだり読み取りをしたりする場合は、第
1の情報トラツク部に書込又は読取が終つた後放
射線スポツトをトラツク方向に対し垂直な方向に
サーボトラツクの幅プラス1本の情報トラツク部
の幅に等しい距離(第17図の場合)又はサーボ
トラツクの幅に等しい距離(情報トラツク部50
又は50′の一つがサーボトラツクに一致する時)
だけ放射線スポツトを動かす必要がある。放射線
スポツトをこのように動かすためにトラツキング
の目的で既に装置内に装備されている回転自在の
鏡64を利用することもできる。書込み時には、
サーボトラツクを書込スポツトの位置決めをする
基準として利用する。読取り時にはサーボトラツ
クと情報トラツク部50又は50′の両方を基準
として利用する。 2個の情報トラツク50及び50′の書込み又
は読取り時にセクタ42は2度走査され、各走査
時に1個の情報トラツク部50又は50′が書込
又は読取られる。 長手方向が互に垂直である2種類の情報区域に
情報を書き込む際それ自体は既知である一つの効
果を有効に利用できる。開口数が大きな対物レン
ズを用いる時は情報層内にピツトを形成するのに
役立つ電界成分のエネルギーの分布が本来的にひ
ずんでくる。電界エネルギーの点で放射線スポツ
トは偏光方向に垂直な方向でよりも偏光方向にお
ける方が大きい。開口数0.85の対物レンズを用い
ると長い方が狭い方よりも30%大きい。第22図
の装置でレーザビームの偏光方向をしかるべく選
択すればこの効果により書込スポツトの有効な範
囲を狭くすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明光学式記録担体の一小部分の拡
大図、第2図は上記光学式記録担体の接線方向断
面図、第3a図は第1の実施例の光学式記録担体
の半経方向断面図、第3b図は第2の実施例の半
径方向断面図、第4図は第3の実施例の半径方向
断面図、第5図は2個のタイプの情報区域の長手
方向が互に垂直である記録担体の一小部分の拡大
図、第6図は2個の螺旋トラツクを具える記録担
体の拡大図、第7図は1トラツクに異なる2種類
の情報区域を具える記録担体の一小部分の拡大
図、第8図はこの記録担体の接線方向断面図、第
9図は2個の情報層を具える記録担体の一部分の
半径方向断面図、第10図は各々が2個のタイプ
の情報区域を具える2個の情報層を有する記録担
体の半径方向断面図、第11図は本発明に係る光
学式記録担体の読取装置の第1の実施例の略図、
第12図は情報構体の遠視野内でのこの情報構体
により形成された0次のビームと1次のビームと
の断面図、第13図は情報信号の振幅が位相深度
の関数としてどのように変化するかを示した線
図、第14図は連続した溝により読取ビーム内に
生じた位相差のこの溝の幅の関数としての変化を
2通りの偏光方向につき示した線図、第15図は
上記溝の深さの関数としての位相差の変化を示す
線図、第16図はユーザーが情報を書き込める記
録担体の拡大図、第17図はユーザーが情報を書
き込んだ後の記録担体の一小部分の拡大図、第1
8図は読取装置の第2の実施例の略図、第19図
は読取装置の偏光に感応する検出系の第1の実施
例の略図、第20図は第2の実施例の略図、第2
1図は複合書込−読取装置の第1の実施例の略
図、第22図は第2の実施例の略図である。 1……記録担体、2……トラツク、3……ラン
ド、4……情報区域、5……中間区域、6……情
報構体層、7,8……保護層、10……放射線
源、11……読取ビーム(放射線ビーム)、12
……補助レンズ、13……鏡、14……対物レン
ズ系、15……モータ、16……プラツタ、17
……ビームスプリツタ、19……検出系(装置)、
20……0次のサブビームb(0、0)、21……
中心、22……1次のサブビームb(+1、0)、
23……中心、24……1次のサブビームb(−
1、0)、25……中心、26……矢印、30,
38……螺旋トラツク、31,31′……情報層、
33……プレート(半波長板)、34,35……
その2部分、36……軸、38……検光子、39
……透過方向、40……記録担体、40′……プ
リズム、41……サーボトラツク、42……セク
タ、43……セクタアドレス部、44……トラツ
ク部、45,46……情報区域、47,47′…
…情報区域、48……アドレス情報区域、50,
50′……情報部、60……放射線源、61……
放射線ビーム、62……強度変調器、63……制
御回路、64……鏡、65……対物レンズ系、6
6……絞り、67……開口スリツト、68……矢
印、70……ダイオードレーザ、71……電極、
72……ホルダ、73……軸、74……電流源。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 光学的手法で読取れる情報構体内に情報を蓄
    えており、トラツク方向に情報区域と中間区域と
    が交互に並んでいて、隣接するトラツク部同士は
    夫々第1のタイプの情報区域と第2のタイプの情
    報区域とを具える点で互に相違する光学式記録担
    体において、全ての情報区域を細長くし、第1の
    タイプの情報区域を偏光方向がこれらの第1のタ
    イプの情報区域の長手方向に対して平行で実効波
    長が少なくとも情報区域の幅の大きさ程度ある第
    1の読取ビーム成分に対しては最大の変調を与
    え、偏向方向が第1のタイプの情報区域の長手方
    向に対して垂直で実効波長が第1の読取ビーム成
    分の実効波長と等しい第2の読取ビーム成分に対
    しては最小の変調しか与えないような幾何学的構
    造にし、第2のタイプの情報区域を第1の読取ビ
    ーム成分に対しては最小の変調しか与えず、第2
    の読取ビーム成分に対しては最大の変調を与える
    ような幾何学的構造にしたことを特徴とする光学
    式記録担体。 2 2つのタイプの情報区域の長手方向をこれら
    の情報区域がのつているトラツクの長手方向と一
    致させた特許請求の範囲第1項記載の光学式記録
    担体において、2つのタイプの情報区域を、これ
    らの情報区域の蓄わえられている情報に依存しな
    い寸法の少なくとも1つが異なる点で互に相違さ
    せたことを特徴とする光学式記録担体。 3 前記の第1及び第2のタイプの情報区域が第
    1の平面を規定する情報区域により互に離間さ
    れ、前記の第1及び第2のタイプの前記の情報区
    域が前記の第1の平面からのピツト或いはヒルに
    なつている特許請求の範囲第2項記載の光学式記
    録担体において、第1のタイプの情報区域の場合
    は情報区域の頂部と中間区域との間の距離を第2
    のタイプの情報区域の場合のこれと対応する距離
    よりも大きくしたことを特徴とする光学式記録担
    体。 4 前記の第1及び第2のタイプの情報区域が第
    1の平面を規定する中間区域により互に離間さ
    れ、前記の第1及び第2のタイプの前記の情報区
    域が前記の第1の平面からのピツト或いはヒルに
    なつている特許請求の範囲第2項又は第3項記載
    の光学式記録担体において、第1のタイプの情報
    区域の場合は情報区域の壁と記録担体に対する法
    線との間の傾斜角を第2のタイプの情報区域の場
    合の傾斜角よりも小さくしたことを特徴とする光
    学式記録担体。 5 第1の読取ビーム成分で観察した時の第1の
    タイプの情報区域の位相深度が第2の読取ビーム
    成分で観察した時の第2のタイプの情報区域の位
    相深度に等しいことを特徴とする特許請求の範囲
    第2項記載の光学式記録担体。 6 前記の第1及び第2のタイプの情報区域が第
    1の平面を規定する中間区域により互に離間さ
    れ、前記の第1及び第2のタイプの前記の情報区
    域が前記の第1の平面からのピツト或いはヒルに
    なつている特許請求の範囲第2項記載の光学式記
    録担体において、第1の読取ビーム成分で観察し
    た時の第1のタイプの情報区域の第1の位相深度
    が第2の読取ビーム成分で観察した時の第2のタ
    イプの情報区域の第2の位相深度と異なることを
    特徴とする光学式記録担体。 7 前記第1の位相深度が約110゜で、第2の位相
    深度が約180゜であることを特徴とする特許請求の
    範囲第6項記載の光学式記録担体。 8 2つのタイプの情報区域の寸法を同じにした
    特許請求の範囲第1項記載の光学式記録担体にお
    いて、第1のタイプの情報区域の長手方向を第2
    のタイプの情報区域の長手方向に対して垂直にし
    たことを特徴とする光学式記録担体。 9 円盤状になつている特許請求の範囲第1項記
    載の光学式記録担体において、この光学式記録担
    体が、第1及び第2のタイプの情報区域を夫々有
    する第1及び第2のトラツク部を複数個具え、こ
    れらトラツク部が少なくとも1つのほぼ円形のト
    ラツクを構成し、前記のトラツク部は前記の第1
    のトラツク部と前記の第2のトラツク部とが前記
    のほぼ円形のトラツクに沿つて交互に位置するよ
    うに配置されていることを特徴とする光学式記録
    担体。 10 円盤状になつている特許請求の範囲第1項
    記載の光学式記録担体において、情報構体に2本
    の螺旋トラツクを設け、第1の螺旋トラツクと第
    2の螺旋トラツクとに夫々第1のタイプの情報区
    域と第2のタイプの情報区域とを形成し、第1の
    螺旋トラツクの1周を第2の螺旋トラツクの順次
    の2周間に装入するように構成したことを特徴と
    する光学式記録担体。 11 2個の情報層を具える特許請求の範囲第1
    項記載の光学式記録担体において、第1の情報層
    には第1のタイプの情報区域だけを設け、第2の
    情報層には第2のタイプの情報区域だけを設けた
    ことを特徴とする光学式記録担体。 12 第1の情報層のトラツク部を第2の情報層
    のトラツク部同士の間に位置させたことを特徴と
    する特許請求の範囲第11項記載の光学式記録担
    体。 13 2個の情報層を設けた特許請求の範囲第1
    項記載の光学式記録担体において、1つの情報層
    に2個のタイプの情報区域を併せ持たせ、2個の
    情報層の同一タイプの情報区域を具えるトラツク
    部同士を互に隣接して配置したことを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の光学式記録担体。 14 ユーザーが特定の記録担体に有用な情報を
    書き込める特許請求の範囲第8項記載の光学式記
    録担体において、既存の情報が光学的手法で検出
    できるサーボトラツク内に含まれ、未だ記録され
    ていない記録担体部のアドレスを含むセクタアド
    レスの形態をしたサーボ情報であつて、上述した
    未だ記録されていない記録担体部が放射線により
    書き込める材料を含み、2個の隣接するセクタア
    ドレス内の情報区域の長手方向が互に垂直である
    ことを特徴とする特許請求の範囲第8項記載の光
    学式記録担体。 15 ユーザーが記録した情報を含む特許請求の
    範囲第8項記載の光学式記録担体において、セク
    タアドレスを含む光学的手法で検出できるサーボ
    トラツクを設け、特定のセクタアドレスに関連す
    る情報を2個の情報トラツクに含ませ、そのうち
    の少なくとも1つの情報トラツクがサーボトラツ
    クに対してトラツク方向に対し垂直な方向にずら
    し、一方の情報トラツク内の情報区域の長手方向
    を第2の情報トラツク内の情報区域の長手方向に
    対し垂直にしたことを特徴とする光学式記録担
    体。 16 トラツク方向で情報区域と中間区域とが交
    互に配置されている情報構体であつて、隣接する
    トラツク部同士では夫々第1のタイプの情報区域
    と第2のタイプの情報区域とを具える点で互に相
    違し、第1のタイプの情報区域は、偏光方向がこ
    れら第1のタイプの情報区域の長手方向に対し平
    行で実効波長が少なくとも情報区域の幅の大きな
    程度である第1の読取ビーム成分に対しては最大
    の変調を与え、偏光方向が第1のタイプの情報区
    域の長手方向に対して垂直で実効波長が第1の読
    取ビーム成分に対しては最小の変調しか与えない
    幾何学的構造をしており、第2のタイプの情報区
    域は第1の読取ビーム成分に対して最小の変調し
    か与えず、第2の読取ビーム成分に対して最大の
    変調を与える幾何学的構造をしている当該情報構
    体を光学的に読取る光学式記録担体の読取装置で
    あつて、読取ビームを出す放射線源と、読取ビー
    ムを情報構体上に読取スポツトとして合焦させる
    対物レンズ系と、情報構体で変調された読取ビー
    ムを電気信号に変換する放射線に感応する検出系
    とを設けた光学式記録担体の読取装置において、
    情報構体の位置において、放射線源で発生された
    読取ビームが同時に存在し又は存在せず、偏光方
    向が互に垂直で夫々1つのタイプの情報区域の長
    手方向に対し平行又は垂直になつている2個の読
    取ビーム成分を有することを特徴とする光学式記
    録担体の読取装置。 17 放射線源と対物レンズ系との間の位置に読
    取ビームの通路に出し入れできる半波長板を配設
    し、この半波長を読取ビームの波長の半分とした
    ことを特徴とする特許請求の範囲第16項記載の
    光学式記録担体の読取装置。 18 放射線源をダイオードレーザとする特許請
    求の範囲第16項記載の光学式記録担体の読取装
    置において、ダイオードレーザを90゜回転できる
    ように配設したことを特徴とする光学式記録担体
    の読取装置。 19 放射線源と対物レンズ系との間に偏光に感
    応するビームスプリツタを設けた特許請求の範囲
    第16項記載の光学式記録担体の読取装置におい
    て、放射線源で発生させた読取ビームの偏光方向
    が1つのタイプの情報区域の長手方向に対し約
    45゜の角度をなすようにし、上記放射線に感応す
    るビームスプリツタと対物レンズ系との間に偏光
    回転子を設け、この偏光回転子で放射線源から出
    た読取ビームと情報構体で反射させた読取ビーム
    の両方の偏光方向を交互に約+45゜の角度及び約
    −45゜の角度回転させることを特徴とする光学式
    記録担体の読取装置。 20 情報構体の位置において放射線源から出た
    読取ビームの偏光方向が1つのタイプの情報区域
    の長手方向に対し約45゜の角度をなすようにし、
    検出系を偏光に感応する装置としたことを特徴と
    する特許請求の範囲第16項記載の光学式記録担
    体の読取装置。 21 検出系を偏光に感応するビームスプリツタ
    と、このビームスプリツタにより形成される2個
    のサブビームの個々の放射線通路に置かれた2個
    の放射線に感応する検出装置とで構成したことを
    特徴とする特許請求の範囲第20項記載の光学式
    記録担体の読取装置。 22 情報を担うようにできている関連記録担体
    部のアドレスを含むセクタアドレスが含まれてい
    る光学手法で検出できるサーボトラツクを用いて
    情報層を具える記録担体に書き込んだり、読み取
    つたりできる特許請求の範囲第16項記載の光学
    式記録担体の読取装置であつて、書込ビームを出
    せる放射線源と、この書込ビームの強度を第1の
    (白)レベルと第2のより低いレベルとの間で切
    り替えられる強度変調器とを具え、対物レンズに
    より情報層上に形成される書込スポツトを細長と
    し、この書込スポツトを互にほぼ90゜異なる2方
    向に位置決めする手段を設け、これらの2方向に
    ある時書込スポツトの長手方向がほぼ90゜異なる
    と共にこれらの長手方向がサーボトラツクの長手
    方向に対しほぼ45゜の角度をなすようにしたこと
    を特徴とする光学式記録担体の読取装置。 23 前記手段をビームを歪ませることができる
    回転自在の要素とし、これを書込ビーム内に配設
    したことを特徴とする特許請求の範囲第22項記
    載の光学式記録担体の読取装置。 24 放射線源を半導体ダイオードレーザとした
    特許請求の範囲第22項記載の光学式記録担体の
    読取装置において、前記手段を書き込ビームの光
    軸と一致する軸を中心としてダイオードレーザを
    回転できる機械的手段で構成したことを特徴とす
    る光学式記録担体の読取装置。
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