JPH01214630A - 洗浄ノズル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、洗浄水の噴射により、人体の局部を洗浄する
衛生温水洗浄装置に利用される洗浄ノズルに関するもの
である。

従来の技術 従来の衛生温水洗浄装置の洗浄ノズルは、噴流により圧
力を変化させて、人体の局部に沿い洗浄水を前後に揺動
させるものである。上記した従来の洗浄ノズルの構造を
第５囚及びその洗浄パターンを第６図に示す。

第５因において、この洗浄ノズルは上流より供給流路管
１、流入路２、流体素子部３の順に配置されている。そ
して噴流を前後に揺動させる流体素子部ａは、供給ノズ
ル４、前記供給ノズル下流両側に変圧溝５ｍ、５ｂ、さ
らに下流両側に付着側壁６ａ、６ｂを有する出力口７か
らなる本体８と、この本体８に圧力伝達溝９ａｓ　Ｑｂ
を有した止水用パツキン１０を介して蓋１１を当接して
構成されている。

発明が解決しようとする課題 この従来例は、衛生温水洗浄便座に使用されている流体
発振（揺動）の洗浄ノズルの構造を示すものであり、前
記、構成における動作説明をする。

ポンプ等で加圧され供給流路管１、流入路２より流入し
た洗浄水は、供給ノズル４より噴出する。

この洗浄水１２は左右の付着側壁６ａ、６ｂに沿って分
流するが、あるきっかけにより、洗浄水１２が出力口７
の右側付着側壁６ａに沿って流れるとパツキン１０の圧
力伝達溝９ｂを通り、左側変圧溝５ｂの部分が負圧室と
なり、パツキン１０の圧力伝達溝９１を通り、右側変圧
溝５ｍが大気と連通ずるため、洗浄水１２が圧力の高い
供給ノズル４の下流の右側変圧溝５ａの大気圧で押され
洗浄水１２は出力口７の左側付着側壁６ｂに沿って流れ
るようになり、出力口７の付着側壁６ｍ。

６ｂに沿って、洗浄水１２が交互に繰り返し発振を起す
ことになる。このような発振による第６図の洗浄パター
ンについて説明すると、矢印１３．１４の方向に交互に
洗浄ポイント１５が衆化し、１寸法間を洗浄水１２がア
ナログ的に繰り返えし局部を洗浄する。前記洗浄ノズル
では、前後の洗浄のみで、左右の広がりがないため、広
範囲にわたる完全な洗浄効果は期待出来ない。

従来例のように、本体側に溝を設け、圧力差によって洗
浄水を揺動する構成においては、前後に噴流が揺動する
だけで左右への広がりを持たせることは不可能である。

本発明は上記従来例の課題を解消するもので、洗浄面積
を大きくとり、洗浄効果を上げることを目的とする。

課題を解決するための手段 本発明の洗浄ノズルは、回転運動手段と、この回転運動
手段の回転力により駆動されて前記回転力を往復運動に
変換せしめ、かつこの往復運動により噴射口から噴出す
る洗浄流体の噴出域を、ｎｔｔ記噴射口に対向した洗浄
流体の当る部分とこれを中心に全外周の所定範囲に広が
った部分に変化せしめる往復運動手段とを備えたもので
ある。

作　　用 この構成によって、往復運動手段が往復することにより
、噴射口から噴出する洗浄水の噴出域の範囲が変化し、
すなわち洗浄水の洗浄パターンを変化し広範囲にわたり
局部を洗浄することができる。

実施例 以下図面第１図〜第４図にしたがい本発明の一実施例を
説明する。１６はノズル本体で、洗浄水の供給流路１７
、これに続く流入路１８、回転運動室１９、流出路２０
、ピストン室２１、洗浄水の噴射口２２を有している。

回転運動室１９には洗浄水の流れにより回転する回転運
動手段としての水車２３が内装され、回転軸２４に形成
したＯカット部２７に嵌合して回転軸２４とともに回転
可能に、かつ回転軸２４は軸方向へスライド可能に水車
２３に嵌合した関係でノズル本体１６に回転自在に取付
けられている。ピストン室２１には水車２３の回転運動
を往復運動に変換する往復運動手段２４ｍが内装され、
軸方向に沿い前後運動して噴射口２２から噴出する洗浄
水の噴出域を調節する。この往復運動手段２４ａはピス
トン室２１の内面に接した円盤状のピストン２５とこれ
に一体に形成した略円錐状のノズル弁体２６からなり、
これらは水車２３に対しスライド可能に嵌合した回転軸
２４と一体に結合している。ピストン２５はピストン室
２１の円形内周面に沿って形成した波形状のカムｍ２８
に遊嵌するピン２９を外周面に設けている。そして水車
２３の回転軸２４が回転するとピン２９がカム溝２８に
沿って回転するのでピストン２５も回転し、かつカム溝
２８の波形状の分だけ回転軸２４とともに往復運動（前
後方向へ移動）するものである。つまり、カム溝２８の
頂上２８ａにピン２９が位置した時に最大に噴射口２２
からノズル弁体２６が後退しく第２図）、逆にカム溝２
８の谷底２８ｂにピン２９が位置した時に最大に噴射ロ
２２ヘノズル弁体２６が前進してピストン室２１と噴射
口２２を連絡しているすり林状のジェットノズル路３０
の壁面に当接するように設定しである（第３図）。

３１はノズル弁体２６に形成した流通溝で、洗浄水が流
れる。なお、第１図に示す本体１６にはパッキンを介し
て蓋体が設けられるもので、本体１６と略同形状のもの
であり、こ＼では図示を省略しである。

上記実施例において供給流路１７、流入路１８から回転
運動室１９に流入した洗浄水３２は水車２３を回転させ
る。そして、この回転力は回転軸２４を介してピストン
２５に伝達され、ピストン２５のピン２９が環状溝２８
に嵌合しているため１カム溝２８の波形に沿って移動し
てピストン２５が回転しながら前後方向へ運動を繰り返
すのである。その結果、ノズル弁体２６もピストン２５
と同じように第２図、第３図に示す如く前後方向へ移動
をくり返すのである。一方、水車２３を回転させた洗浄
水３２は流出路２０を流れてピストン室２１に通水され
、そしてジェットノズル路３０で絞り込まれながら噴射
口２２から噴射されてその噴出範囲が自動的に変化する
。すなわち、第２図ではノズル弁体２６が最大に後退し
ているのでノズル弁体２６の周囲からジェットノズルｒ
Ｒ１Ｉ３０を通った洗浄水は噴射口２２より直線的に噴
出し、その噴出範囲はせまいポイント３３の洗浄パター
ンとなり局部のせまい範囲を集中して洗浄する。

また第３図ではノズル弁体２６が最大に前進してジェッ
トノズル路３０を閉じてしまうので、洗浄水３２はノズ
ル弁体２６の流通溝３１を通水して螺旋状に旋回されな
がら噴射口２２から噴出する。

したがって、その噴出範囲は放射状に広がり円筒状３４
の洗浄パターンとなり局部を比較的に広範囲にわたって
洗浄する。

第４図は第２図、第３図におけるノズル弁体２６の位置
とこの面位置に至る過程のノズル弁体２６の位置におけ
る洗浄パターンの洗浄ポイントをあられしたもので、矢
印３５．３６の方向に交互に洗浄ポイント３７が変化し
洗浄水３２がアナログ的に広範囲に繰り返し局部を洗浄
するものである。

第２図の様な場合は直線的に局部に洗浄水が当たり、洗
浄圧力も強く集中する。又、第３因の様な場合は円筒状
に洗浄水が当たり、洗浄圧力が分散する。そのため、洗
浄パターンの変化により局部に刺激を与えられる。なお
、上記実施例の水車２３に代え、モータ等でノズル弁体
２６、ピストン２５を駆動してもよい。また、洗浄水３
２の噴出方法を、第２因、第３図で示すパターンだけで
、第４図に示すように最大から最小の噴出域の間の中間
域の洗浄ポイントａ７を無くした噴出方法でもよい。

発明の効果 このように本発明は噴出口に対向した洗浄水の当る部分
とこの部分を中心に全外周の所定範囲に広がった部分に
洗浄水が行きわたるので、洗浄水の洗浄パターンが円周
上に変化し、広範囲にわたり局部を洗浄することができ
、きわめて効率の高い洗浄効果が得られるとともに、マ
クサージ効果も得ることが出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の洗浄ノズルの他方の蓋であ
るノズル本体を取り外した斜視図、第２図、第３図は同
洗浄ノズルの動作を示す平向図、第４図は本発明の一実
施例の洗浄ノズルの洗浄パターン図、第５図は従来例の
洗浄ノズルの分解斜視図、第６図は従来例の洗浄ノズル
の洗浄パターン図である。 ２２・・・・・・噴射口、２３・・・・・水車（回転運
動手段）、２４ａ・・・往復運動手段（２４・・・・・
・回転軸、２５・・・・・ピストン、２６・・・・・・
ノズル弁体、２８・・・・・カム溝、２９・・・・・ピ
ン、３１・・・・・・流通溝）。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名／６
−−−ノ　ズＬ木ＪＸ ／９−−一圓軟這装置！ ２ノー−−ピヌト！ ２２−一一墳剖口 ２３−水車 ２４−一一註復ツノ幼子段 ？５−　じ°ヌトン ９″″　　　　　＃′ｎ １Ｅ３ｔ！１ 第　４　図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）回転運動手段と、この回転運動手段の回転力によ
   り駆動されて前記回転力を往復運動に変換せしめ、かつ
   この往復運動により噴射口から噴出する洗浄流体の噴出
   域を、前記噴射口に対向した部分とこれを中心に全外周
   の所定範囲に広がった部分に変化せしめる往復運動手段
   とを備えた洗浄ノズル。
2. （２）洗浄流体の流れにより回転する回転運動手段と、
   この回転運動手段により駆動され、回転力を往復運動に
   変換する往復運動変換手段と、この往復運動変換手段に
   駆動されて軸方向に沿い前後方向へ交互に摺動して噴射
   口から噴出する洗浄流体の噴出域を、噴射口に対向した
   中心部分とこれの全外周の所定範囲の部分との大小範囲
   に交互に自動変化するピストンとを備えた洗浄ノズル。