JPH0344269Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0344269Y2 JPH0344269Y2 JP8257785U JP8257785U JPH0344269Y2 JP H0344269 Y2 JPH0344269 Y2 JP H0344269Y2 JP 8257785 U JP8257785 U JP 8257785U JP 8257785 U JP8257785 U JP 8257785U JP H0344269 Y2 JPH0344269 Y2 JP H0344269Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotating shaft
- flow path
- valve body
- small holes
- cleaning
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 claims description 14
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 10
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 10
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 7
- 239000007921 spray Substances 0.000 claims description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 20
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000011499 joint compound Substances 0.000 description 1
- 239000002689 soil Substances 0.000 description 1
- 238000005507 spraying Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Nozzles (AREA)
- Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、構築物や機械器具の汚れを高圧水の
噴射で落とすために使用される洗浄用噴射ノズル
に関する。
噴射で落とすために使用される洗浄用噴射ノズル
に関する。
従来、車両、農機器、船体、航空機等の外面に
付着した泥、土、ほこり等の汚れを洗浄するに
は、20〜200Kg/cm2の高圧水を、噴射ノズルから
噴射して洗浄している。
付着した泥、土、ほこり等の汚れを洗浄するに
は、20〜200Kg/cm2の高圧水を、噴射ノズルから
噴射して洗浄している。
この場合、洗浄効果は、水圧および水量に比例
し、水圧が高ければ高い程、また水量が多い程、
大きくなるため、動力源としては、高圧用ポンプ
を使用するのが一般的である。
し、水圧が高ければ高い程、また水量が多い程、
大きくなるため、動力源としては、高圧用ポンプ
を使用するのが一般的である。
洗浄力を高めるために、洗浄用水の圧力を上げ
るには、高圧用ポンプが必要であるため、装置全
体が高価となり、かつその寿命も短かくなる。
るには、高圧用ポンプが必要であるため、装置全
体が高価となり、かつその寿命も短かくなる。
また、水量を増すと、水の消費量は増し、洗浄
コストが増大するため、経済的ではない。
コストが増大するため、経済的ではない。
本考案は、噴射ノズルからの水を、複数個の噴
射孔から交互に噴射することによつて、被洗浄物
に対する洗浄効果を高めることを目的とするもの
である。
射孔から交互に噴射することによつて、被洗浄物
に対する洗浄効果を高めることを目的とするもの
である。
具体的には、本考案による洗浄用噴射ノズル
は、前端に、ポンプに接続された開口を有し、か
つ後端に、それぞれ噴射孔と連通する複数の小孔
を有する流路を備えるケーシングと、前記流路内
に、流路に沿う軸線回りに回転しうるように設け
られた回転軸と、該回転軸の中間部に固着され、
かつ流路内の流体の流れで回転させられるように
なつている羽根車と、前記回転軸の後端におい
て、これと連係され、前記小孔を交互に開閉して
流体の流れを断続させるようになつている弁体と
を備えることを特徴としている。
は、前端に、ポンプに接続された開口を有し、か
つ後端に、それぞれ噴射孔と連通する複数の小孔
を有する流路を備えるケーシングと、前記流路内
に、流路に沿う軸線回りに回転しうるように設け
られた回転軸と、該回転軸の中間部に固着され、
かつ流路内の流体の流れで回転させられるように
なつている羽根車と、前記回転軸の後端におい
て、これと連係され、前記小孔を交互に開閉して
流体の流れを断続させるようになつている弁体と
を備えることを特徴としている。
ポンプから、流体、例えば高圧の水がケーシン
グ内に流入すると、羽根車は回転し、この回転軸
の回転に伴つて、弁体は、複数の小孔を交互に開
閉する。
グ内に流入すると、羽根車は回転し、この回転軸
の回転に伴つて、弁体は、複数の小孔を交互に開
閉する。
この小孔の開閉により、高圧流体は、噴射口か
ら間欠的に断続して放出される。
ら間欠的に断続して放出される。
1は、前後方向、第1図では左右を向く六角筒
状のケーシングで、断面円形の流路2を有し、こ
の流路2内の前後端部には、めねじ1b,1aが
切設されている。
状のケーシングで、断面円形の流路2を有し、こ
の流路2内の前後端部には、めねじ1b,1aが
切設されている。
3は、ケーシング1の後端開口を閉塞する鍔付
のノズル接手で、その前端のおねじ部は、Oリン
グ4を介して、前記ねじ1aに螺合されている。
のノズル接手で、その前端のおねじ部は、Oリン
グ4を介して、前記ねじ1aに螺合されている。
ノズル接手3には、前後を向く中心軸0−0の
両側に、軸線方向を向く1対の小孔5,5が穿設
され、各小孔5の後端開口部には、後端に噴射口
6を有するノズルチツプ7が取付けられている。
両側に、軸線方向を向く1対の小孔5,5が穿設
され、各小孔5の後端開口部には、後端に噴射口
6を有するノズルチツプ7が取付けられている。
8は、ケーシング1の前端開口を閉塞する鍔付
の管接手で、その後端のおねじ部は、Oリング9
を介して、前記めねじ1bに螺合されている。
の管接手で、その後端のおねじ部は、Oリング9
を介して、前記めねじ1bに螺合されている。
管接手8の前側には、テーパねじ8a付きの凹
孔10があけられ、かつこの凹孔10の底面に
は、後端が前記流路2に開口する複数の案内孔1
1が穿設されている。
孔10があけられ、かつこの凹孔10の底面に
は、後端が前記流路2に開口する複数の案内孔1
1が穿設されている。
各案内孔11は、中心軸0−0を中心とする円
周上に、等間隔に、かつ中心軸0−0に対して傾
斜して、後述する羽根板16aに対向するように
設けられている。
周上に、等間隔に、かつ中心軸0−0に対して傾
斜して、後述する羽根板16aに対向するように
設けられている。
管接手8の後面中心には、凹孔12を有するボ
ス8bが突設され、この凹孔12内には、軸受筒
13が嵌合されている。
ス8bが突設され、この凹孔12内には、軸受筒
13が嵌合されている。
前記ノズル接手3の前端面には、凹孔12と対
向する凹孔27が設けられ、この凹孔27に嵌合
した軸受筒14と、前記軸受筒13にまたがつ
て、前後を向く回転軸15が、回転自在に設けら
れている。
向する凹孔27が設けられ、この凹孔27に嵌合
した軸受筒14と、前記軸受筒13にまたがつ
て、前後を向く回転軸15が、回転自在に設けら
れている。
回転軸15の中間部には、若干拡径されたおね
じ部15aと、さらに大径の鍔部15bが、前後
に連設されている。このおねじ部15aの後端に
は、複数の羽根板16aを備える羽根車16の中
心板16aが嵌挿され、かつ中心板16aは、お
ねじ部15aに螺合したナツト17をもつて、前
記鍔部15bに締着されている。
じ部15aと、さらに大径の鍔部15bが、前後
に連設されている。このおねじ部15aの後端に
は、複数の羽根板16aを備える羽根車16の中
心板16aが嵌挿され、かつ中心板16aは、お
ねじ部15aに螺合したナツト17をもつて、前
記鍔部15bに締着されている。
18は、弁体としての球であつて、上下1組か
らなり、それぞれ、前記ノズル接手3の各小孔5
の前端開口部に位置している。
らなり、それぞれ、前記ノズル接手3の各小孔5
の前端開口部に位置している。
球18は、回転軸15の後端部に設けた正面形
が扇状のカム板19の周面に接離自在に押圧され
て、第1図の上方の球18のように、小孔5を閉
塞する位置と、下方の球18のように、小孔5か
ら離れて、開口を開ける位置とに移動しうるよう
になつている。
が扇状のカム板19の周面に接離自在に押圧され
て、第1図の上方の球18のように、小孔5を閉
塞する位置と、下方の球18のように、小孔5か
ら離れて、開口を開ける位置とに移動しうるよう
になつている。
20a,20bは、正面形が左右対称の半円形
をなす保持板、21a,21bは、同じく左右徒
称の半円形をなす押え板で、これら両者は、前記
ノズル接手3の前面に、止めねじ22をもつて締
着され、この両者の間には、球18の上下方向の
移動を許す案内溝24と、前記カム板19の回転
を許す拡径孔25とが形成されている。
をなす保持板、21a,21bは、同じく左右徒
称の半円形をなす押え板で、これら両者は、前記
ノズル接手3の前面に、止めねじ22をもつて締
着され、この両者の間には、球18の上下方向の
移動を許す案内溝24と、前記カム板19の回転
を許す拡径孔25とが形成されている。
26は、前端部が高圧ポンプ(図示略)に接続
され、かつ後端が、前記管接手8のテーパねじ8
aに螺合されたパイプである。
され、かつ後端が、前記管接手8のテーパねじ8
aに螺合されたパイプである。
次に、上記洗浄用噴射ノズルの作動について説
明する。
明する。
高圧ポンプ(図示略)から、高圧流体、例えば
高圧の水がパイプ26を通して送られると、水
は、案内孔11からケーシング1内に流入して、
羽根板16aに当たり、羽根車16を回転させ
る。
高圧の水がパイプ26を通して送られると、水
は、案内孔11からケーシング1内に流入して、
羽根板16aに当たり、羽根車16を回転させ
る。
押え板21a,21bの間を抜けた水は、球1
8,18が第1図に示す状態にあると、下方の小
孔5を抜けて、下方のノズルチツプ7の噴射口6
から噴射する。
8,18が第1図に示す状態にあると、下方の小
孔5を抜けて、下方のノズルチツプ7の噴射口6
から噴射する。
回転軸15の回転によつて、カム板19が回転
し、カム板19の外周面が上方の球18を上方に
押すと、上方の小孔5は開口して、水は、上方の
ノズルチツプ7の噴射口6から噴射され、かつ下
方の球18は、自由となつて水の流れで吸引さ
れ、下方の小孔5を閉塞する。
し、カム板19の外周面が上方の球18を上方に
押すと、上方の小孔5は開口して、水は、上方の
ノズルチツプ7の噴射口6から噴射され、かつ下
方の球18は、自由となつて水の流れで吸引さ
れ、下方の小孔5を閉塞する。
このように、上下の小孔7,7が交互に開閉さ
れるために、上下の噴射口6から、高圧水が交互
に噴射され、被洗浄体の表面は、非連続的に衝突
する水によつて洗浄される。
れるために、上下の噴射口6から、高圧水が交互
に噴射され、被洗浄体の表面は、非連続的に衝突
する水によつて洗浄される。
上述した実施例では、弁体を、小孔を開閉しう
る球としたが、これに代わり、扇形をなすシヤツ
ター板を回転板に装着し、このシヤツター板の前
面で、小孔を交互に開閉するようにしてもよい。
る球としたが、これに代わり、扇形をなすシヤツ
ター板を回転板に装着し、このシヤツター板の前
面で、小孔を交互に開閉するようにしてもよい。
また、羽根車を、複数の羽根板を放射状に突出
されたものに代わり、回転軸に、これに沿う螺旋
状の羽根板を取付けたスクリユー式のものとして
もよい。
されたものに代わり、回転軸に、これに沿う螺旋
状の羽根板を取付けたスクリユー式のものとして
もよい。
被洗浄体の表面は、非連続的に衝突する高圧の
水によつて洗浄され、かつこの噴射は、複数の噴
射口から交互に行われるため、インパクト効果の
高い洗浄をすることができる。
水によつて洗浄され、かつこの噴射は、複数の噴
射口から交互に行われるため、インパクト効果の
高い洗浄をすることができる。
したがつて、洗浄作業における水の消費量を減
らすことができるとともに、同じ圧力のポンプを
使用しても、より効果の高い洗浄作業を行うこと
ができる。
らすことができるとともに、同じ圧力のポンプを
使用しても、より効果の高い洗浄作業を行うこと
ができる。
第1図は、本考案の一実施例を示す縦断側面
図、第2図は、第1図の−線に沿う縦断面
図、第3図は、第1図の−線に沿う縦断面図
である。 1……ケーシング、2……流路、3……ノズル
接手、5……小孔、6……噴射口、7……ノズル
チツプ、8……管接手、8a……テーパねじ、9
……Oリング、10……凹孔、11……案内孔、
12……凹孔、13,14……軸受筒、15……
回転軸、16……羽根車、16a……羽根板、1
7……ナツト、18……球(弁体)、19……カ
ム板、20a,20b……保持板、21a,21
b……押え板、22……止めねじ、24……案内
溝、25……拡径孔、26……パイプ。
図、第2図は、第1図の−線に沿う縦断面
図、第3図は、第1図の−線に沿う縦断面図
である。 1……ケーシング、2……流路、3……ノズル
接手、5……小孔、6……噴射口、7……ノズル
チツプ、8……管接手、8a……テーパねじ、9
……Oリング、10……凹孔、11……案内孔、
12……凹孔、13,14……軸受筒、15……
回転軸、16……羽根車、16a……羽根板、1
7……ナツト、18……球(弁体)、19……カ
ム板、20a,20b……保持板、21a,21
b……押え板、22……止めねじ、24……案内
溝、25……拡径孔、26……パイプ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 前端に、ポンプに接続された開口を有し、後
端に、それぞれ噴射孔と連通する複数の小孔を
有する流路を備えるケーシングと、前記流路内
に、流路に沿う軸線回りに回転しうるように設
けられた回転軸と、該回転軸の中間部に固着さ
れ、かつ流路内の流体の流れで回転させられる
ようになつている羽根車と、前記回転軸の後端
において、これと連係され、前記小孔を交互に
開閉して流体の流れを断続させるようになつて
いる弁体とを備えることを特徴とする洗浄用噴
射ノズル。 (2) 弁体が、回転軸に装着されたカムの外周面と
接離自在に設けられ、かつ各小孔を開閉しうる
球からなる実用新案登録請求の範囲第(1)項に記
載の洗浄用噴射ノズル。 (3) 弁体が、回転軸に装着され、かつ回転するこ
とにより、前記小孔を交互に開閉しうるような
受圧面積を有するシヤツター板である実用新案
登録請求の範囲第(1)項に記載の洗浄用噴射ノズ
ル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8257785U JPH0344269Y2 (ja) | 1985-06-03 | 1985-06-03 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8257785U JPH0344269Y2 (ja) | 1985-06-03 | 1985-06-03 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61200152U JPS61200152U (ja) | 1986-12-15 |
JPH0344269Y2 true JPH0344269Y2 (ja) | 1991-09-18 |
Family
ID=30630421
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8257785U Expired JPH0344269Y2 (ja) | 1985-06-03 | 1985-06-03 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0344269Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020011589A (ko) * | 2000-08-02 | 2002-02-09 | 장순형 | 회전 분수대. |
JP5413159B2 (ja) * | 2009-12-02 | 2014-02-12 | 富士ゼロックス株式会社 | 現像装置のクリーニング装置およびクリーニング方法 |
RU2016148620A (ru) * | 2014-05-13 | 2018-06-15 | Конинклейке Филипс Н.В. | Носик для ирригатора полости рта, включающий в себя блок разделения носика |
-
1985
- 1985-06-03 JP JP8257785U patent/JPH0344269Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61200152U (ja) | 1986-12-15 |
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