JPH01213620A - 光−光変換素子 - Google Patents
光−光変換素子Info
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- JPH01213620A JPH01213620A JP3780188A JP3780188A JPH01213620A JP H01213620 A JPH01213620 A JP H01213620A JP 3780188 A JP3780188 A JP 3780188A JP 3780188 A JP3780188 A JP 3780188A JP H01213620 A JPH01213620 A JP H01213620A
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02F—OPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
- G02F1/00—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
- G02F1/01—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour
- G02F1/13—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells
- G02F1/133—Constructional arrangements; Operation of liquid crystal cells; Circuit arrangements
- G02F1/135—Liquid crystal cells structurally associated with a photoconducting or a ferro-electric layer, the properties of which can be optically or electrically varied
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は撮像装置や光書込み投影装置などに好適な光−
光変換素子に関する。
光変換素子に関する。
(従来の技術)
光学像を入力し、出力としても光学像が出力できるよう
に構成されている光−光変換素子としては、例えば液晶
型光度開場、光伝導電性ポッケルス効果素子、マイクロ
チャンネル型光変調器などのような空間変調素子、ある
いはフォトクロミック材を用いて構成された素子という
ように各種の構成形態のものが、例えば、光書込み投影
装置、光コンピュータの光並列処糧のための素子、画像
の記録用の素子などとして従来から注目されて来ており
、また、本出願人会社では光−光変換素子を用いた高解
像度の撮像装置についての提案も行っている。
に構成されている光−光変換素子としては、例えば液晶
型光度開場、光伝導電性ポッケルス効果素子、マイクロ
チャンネル型光変調器などのような空間変調素子、ある
いはフォトクロミック材を用いて構成された素子という
ように各種の構成形態のものが、例えば、光書込み投影
装置、光コンピュータの光並列処糧のための素子、画像
の記録用の素子などとして従来から注目されて来ており
、また、本出願人会社では光−光変換素子を用いた高解
像度の撮像装置についての提案も行っている。
第2図は従来の光−光変換素子の構成例を示す側断面図
であり、この第2図に示されている光−光変換素子にお
いて1,2はガラス板、3,4は透明電極、5,6.1
1は端子、7は光導電層、12は遮光層、8は誘電体ミ
ラー、9は印加された電界の強度分布に応じて光の状態
を変化させる光学部材(例えば、ニオブ酸リチウム単結
晶のような光変調材層、あるいはネマチック液晶層)、
WLは書込み光、RLは読出し光、ELは消去光である
。
であり、この第2図に示されている光−光変換素子にお
いて1,2はガラス板、3,4は透明電極、5,6.1
1は端子、7は光導電層、12は遮光層、8は誘電体ミ
ラー、9は印加された電界の強度分布に応じて光の状態
を変化させる光学部材(例えば、ニオブ酸リチウム単結
晶のような光変調材層、あるいはネマチック液晶層)、
WLは書込み光、RLは読出し光、ELは消去光である
。
第2図に示す光−光変換素子において、それの端子5,
6間に電源10と切換スイッチSWとからなる回路を接
続し、切換スイッチSWにおける切換制御信号の入力端
子11に供給された切換制御信号により、切換スイッチ
SWの可動接点を固定接点WR側に切換えた状態にし、
前記した透明電極3.4間に電源10の電圧を与えて、
印加された電界の強度分布に応じて光の状態を変化させ
る光学部材(例えば、ニオブ酸リチウム単結晶のような
光変調材層、あるいはネマチック液晶層)9の両端間に
電界が加わるようにしておき、また、光−光変換素子に
おけるガラス板1側から書込光WLを入射させて、その
入射した書込み光WLをガラス板1と透明電極3とに透
過させて光導電層7に到達させると、光導電層7の電気
抵抗値はそれに到達した入射光による光学像と対応して
変化するために、光導電層7と遮光層12との境界面に
は光導電層7に到達した入射光による光学像と対応した
電荷像が生じる。
6間に電源10と切換スイッチSWとからなる回路を接
続し、切換スイッチSWにおける切換制御信号の入力端
子11に供給された切換制御信号により、切換スイッチ
SWの可動接点を固定接点WR側に切換えた状態にし、
前記した透明電極3.4間に電源10の電圧を与えて、
印加された電界の強度分布に応じて光の状態を変化させ
る光学部材(例えば、ニオブ酸リチウム単結晶のような
光変調材層、あるいはネマチック液晶層)9の両端間に
電界が加わるようにしておき、また、光−光変換素子に
おけるガラス板1側から書込光WLを入射させて、その
入射した書込み光WLをガラス板1と透明電極3とに透
過させて光導電層7に到達させると、光導電層7の電気
抵抗値はそれに到達した入射光による光学像と対応して
変化するために、光導電層7と遮光層12との境界面に
は光導電層7に到達した入射光による光学像と対応した
電荷像が生じる。
また、前記のように切換スイッチSWの可動接点が固定
接点WR側に切換えられている状態において、電源10
の電圧が端子5,6を介して印加されている透明電極1
,2間に、前記した光導電層7に対して遮光層12と誘
電体ミラー8などとともに直列的な関係に設けられてい
るニオブ酸リチウム単結晶のような光変調材層(あるい
はネマチック液晶層)9には、光導電層7と遮光層12
との境界面に前記のように書込み光によって生じている
電荷像と対応した強度分布の電界が加わるために、ガラ
ス板2側から入射した読出し光RLは前記した光変調材
層9の電気光学効果により、光変調材層9に加わる電界
強度に応じた画像情報を含んでいる状態の反射光となっ
て、ガラス板2側から出射する。
接点WR側に切換えられている状態において、電源10
の電圧が端子5,6を介して印加されている透明電極1
,2間に、前記した光導電層7に対して遮光層12と誘
電体ミラー8などとともに直列的な関係に設けられてい
るニオブ酸リチウム単結晶のような光変調材層(あるい
はネマチック液晶層)9には、光導電層7と遮光層12
との境界面に前記のように書込み光によって生じている
電荷像と対応した強度分布の電界が加わるために、ガラ
ス板2側から入射した読出し光RLは前記した光変調材
層9の電気光学効果により、光変調材層9に加わる電界
強度に応じた画像情報を含んでいる状態の反射光となっ
て、ガラス板2側から出射する。
そして、前記のようにガラス板2側に投射され、透明電
極4→光変調材層9→誘電体ミラー8→遮光層12のよ
うに進行して行く読出し光RLの内で誘電体ミラー8で
反射されなかった光は遮光層12により光導電層7側に
は進行しないように遮光されるために、読出し光RLが
ガラス板2側に投射されても、それにより光導電層7の
電気抵抗値が変化するようなことはないから、読出し光
RLの投射によっても光導電層7と遮光層12との境界
面に入射光による光学像と対応して生じている電荷像を
変化させることがない。
極4→光変調材層9→誘電体ミラー8→遮光層12のよ
うに進行して行く読出し光RLの内で誘電体ミラー8で
反射されなかった光は遮光層12により光導電層7側に
は進行しないように遮光されるために、読出し光RLが
ガラス板2側に投射されても、それにより光導電層7の
電気抵抗値が変化するようなことはないから、読出し光
RLの投射によっても光導電層7と遮光層12との境界
面に入射光による光学像と対応して生じている電荷像を
変化させることがない。
ところで、前記した第2図示の光−光変換素子では、書
込み光WLにより光−光変換素子に書込まれた情報を消
去するのに、前記した切換スイッチSWにおける切換制
御信号の入力端子11に切換制御信号を供給して切換ス
イッチSwの可動接点を固定接点E側に切換え、光−光
変換素子における端子5,6の電位を同じにして透明電
極3゜4間に電界が生じないようにしてから、書込み光
WLの入射側とされている前記したガラス板1側から−
様な強度分布の消去光ELを入射させることにより、前
記した消去光ELをガラス板1と透明電極3とを介して
光導電層7に与え、光導電層7の電気抵抗値を低下させ
た状態にして光導電層7と遮光層12との境界面に生じ
ていた電荷像を消去させるようにしていた。
込み光WLにより光−光変換素子に書込まれた情報を消
去するのに、前記した切換スイッチSWにおける切換制
御信号の入力端子11に切換制御信号を供給して切換ス
イッチSwの可動接点を固定接点E側に切換え、光−光
変換素子における端子5,6の電位を同じにして透明電
極3゜4間に電界が生じないようにしてから、書込み光
WLの入射側とされている前記したガラス板1側から−
様な強度分布の消去光ELを入射させることにより、前
記した消去光ELをガラス板1と透明電極3とを介して
光導電層7に与え、光導電層7の電気抵抗値を低下させ
た状態にして光導電層7と遮光層12との境界面に生じ
ていた電荷像を消去させるようにしていた。
このように、第2図示の従来の光−光変換素子において
、既に書込まれている情報の消去を行う際に用いられる
消去光の入射側が書込み光WLの入射側と同じにされて
いるのは、読出し光RLの入射側と光導電層7どの間に
は遮光層12があるために、読出し光RLが入射される
側から消去光を入射させたところで、その消去光は前記
した遮光層12で阻止されてしまって光導電層7には到
達し得す、したがって、読出し光RLが入射される側か
ら消去光を入射させたところで、光導電層7と遮光層1
2との境界面に生じている電荷像を消去できないからで
ある。
、既に書込まれている情報の消去を行う際に用いられる
消去光の入射側が書込み光WLの入射側と同じにされて
いるのは、読出し光RLの入射側と光導電層7どの間に
は遮光層12があるために、読出し光RLが入射される
側から消去光を入射させたところで、その消去光は前記
した遮光層12で阻止されてしまって光導電層7には到
達し得す、したがって、読出し光RLが入射される側か
ら消去光を入射させたところで、光導電層7と遮光層1
2との境界面に生じている電荷像を消去できないからで
ある。
前記の点は、例えば、書込み光WLが入射される側に撮
像光学系を設けることが必要とされているような構成の
撮像装置、その他、書込み光WLが入射される側に消去
光の入射装置を設けることが困難な事情のある構成態様
の装置に、光−光変換素子が用いられる際に大きな問題
になる。
像光学系を設けることが必要とされているような構成の
撮像装置、その他、書込み光WLが入射される側に消去
光の入射装置を設けることが困難な事情のある構成態様
の装置に、光−光変換素子が用いられる際に大きな問題
になる。
前記の問題点を解決できる光−光変換素子として1本出
願人会社では先に第3図に示すような構成の光−光変換
素子、すなわち、ガラス板1と透明電極3と、光導電層
7と、読出光の波長域の光を反射させるとともに、消去
光の波長域の光を透過させうるような波長選択性を有す
る光学部材8Rと、印加された電界の強度分布に応じて
光の状態を変化させる光学部材9と、透明電極4と、ガ
ラス板2とを積層してなる光−光変換素子を提案した。
願人会社では先に第3図に示すような構成の光−光変換
素子、すなわち、ガラス板1と透明電極3と、光導電層
7と、読出光の波長域の光を反射させるとともに、消去
光の波長域の光を透過させうるような波長選択性を有す
る光学部材8Rと、印加された電界の強度分布に応じて
光の状態を変化させる光学部材9と、透明電極4と、ガ
ラス板2とを積層してなる光−光変換素子を提案した。
第3図において1,2はガラス板、3.4は透明電極、
5,6は端子、7は光導電層であり、また、8Rは読出
光の波長域の光を反射させるとともに、消去光の波長域
の光を透過させうるような波長選択性を有する光学部材
であって、この光学部材8Rとしては例えば5i02の
薄膜とTiO2の薄膜との多層膜によるダイクロイック
・フィルタによって構成させたものが使用できる。
5,6は端子、7は光導電層であり、また、8Rは読出
光の波長域の光を反射させるとともに、消去光の波長域
の光を透過させうるような波長選択性を有する光学部材
であって、この光学部材8Rとしては例えば5i02の
薄膜とTiO2の薄膜との多層膜によるダイクロイック
・フィルタによって構成させたものが使用できる。
また、9は印加された電界の強度分布に応じて光の状態
を変化させる光学部材(例えば、ニオブ酸リチウム単結
晶のような電気光学効果結晶、あるいはネマチック液晶
層によって構成させた光学部材)であり、図中でWLは
書込み光、RLは読出し光、ELは消去光をそれぞれ示
している。
を変化させる光学部材(例えば、ニオブ酸リチウム単結
晶のような電気光学効果結晶、あるいはネマチック液晶
層によって構成させた光学部材)であり、図中でWLは
書込み光、RLは読出し光、ELは消去光をそれぞれ示
している。
第4図は、前記した読出光の波長域の光を反射させると
ともに、消去光の波長域の光を透過させうるような波長
選択性を有する光学部材8Rの波長選択性を例示した曲
線図であり、第4図において第4図の(a)に示されて
いる特性を有する光学部材8Rは光学的帯域消去濾波器
として構成されていることを表わしており、また、第4
図の(b)に示されている特性を有する光学部材8Rは
光学的高域通過濾波器として構成されていることを表す
しており、さらに、第4図の(c)に示されている特性
を有する光学部材8Rは光学的帯域通過濾波器として構
成されていることを表わしており、さらにまた第4図の
(d)に示されている特性を有する光学部材8Rは光学
的帯域消去濾波器として構成されていることを表わして
いる。
ともに、消去光の波長域の光を透過させうるような波長
選択性を有する光学部材8Rの波長選択性を例示した曲
線図であり、第4図において第4図の(a)に示されて
いる特性を有する光学部材8Rは光学的帯域消去濾波器
として構成されていることを表わしており、また、第4
図の(b)に示されている特性を有する光学部材8Rは
光学的高域通過濾波器として構成されていることを表す
しており、さらに、第4図の(c)に示されている特性
を有する光学部材8Rは光学的帯域通過濾波器として構
成されていることを表わしており、さらにまた第4図の
(d)に示されている特性を有する光学部材8Rは光学
的帯域消去濾波器として構成されていることを表わして
いる。
すなわち、第3図に示されている既提案の光−光変換素
子において、それの構成部分の一部として使用されてい
る光学部材8R1すなわち、読出光の波長域の光を反射
させるとともに、消去光の波長域の光を透過させうるよ
うな波長選択性を有する光学部材8Rは、第4図の(a
)〜(d)に波長選択特性が例示されているような波長
選択性を有する光学部材8Rが使用できるのである。
子において、それの構成部分の一部として使用されてい
る光学部材8R1すなわち、読出光の波長域の光を反射
させるとともに、消去光の波長域の光を透過させうるよ
うな波長選択性を有する光学部材8Rは、第4図の(a
)〜(d)に波長選択特性が例示されているような波長
選択性を有する光学部材8Rが使用できるのである。
第4図の(a)〜(d)に例示されているような波長選
択特性を有する光学部材8Rを備えている既提案の光−
光変換素子においては、それに入射させるべき読出し光
として光学部材8Rにおける光の透過率の低い波長領域
の光を用い、また、それに入射させるべき消去光として
は光学部材8Rにおける光の透過率の高い波長領域の光
を用いるのであり、それにより、既提案の光−光変換素
子においては読出し光の入射側から消去光を入射させる
ようにすることを可能にしたのである。
択特性を有する光学部材8Rを備えている既提案の光−
光変換素子においては、それに入射させるべき読出し光
として光学部材8Rにおける光の透過率の低い波長領域
の光を用い、また、それに入射させるべき消去光として
は光学部材8Rにおける光の透過率の高い波長領域の光
を用いるのであり、それにより、既提案の光−光変換素
子においては読出し光の入射側から消去光を入射させる
ようにすることを可能にしたのである。
第3図に示されている構成を有する既提案の光−光変換
素子に光学的な情報の書込みを行う場合には、前記した
第2図示の光−光変換素子の場合と同様に、光−光変換
素子の端子5,6に電!l[10と切換スイッチSwと
からなる回路を接続し、切換スイッチSWにおける切換
制御信号の入力端子11に供給された切換制御信号によ
り、切換スイッチSWの可動接点を固定接点WR側に切
換えた状態にし、前記した透明電極3.4間に電MlO
の電圧を与えて、光導電層7の両端間に電界が加わるよ
うにしておいて、光−光変換素子におけるガラス板1側
から書込光WLを入射させると光−光変換素子に対する
光学的情報の書込みが行われるのである。
素子に光学的な情報の書込みを行う場合には、前記した
第2図示の光−光変換素子の場合と同様に、光−光変換
素子の端子5,6に電!l[10と切換スイッチSwと
からなる回路を接続し、切換スイッチSWにおける切換
制御信号の入力端子11に供給された切換制御信号によ
り、切換スイッチSWの可動接点を固定接点WR側に切
換えた状態にし、前記した透明電極3.4間に電MlO
の電圧を与えて、光導電層7の両端間に電界が加わるよ
うにしておいて、光−光変換素子におけるガラス板1側
から書込光WLを入射させると光−光変換素子に対する
光学的情報の書込みが行われるのである。
すなわち、前記のように光−光変換素子に入射した書込
み光WLがガラス板1と透明電極3とを透過して光導電
層7に到達すると、光導電層7の電気抵抗値がそれに到
達した入射光による光学像と対応して変化するために、
光導電層7と光学部材8R(読出光の波長域の光を反射
させるとともに、消去光の波長域の光を透過させうるよ
うな波長選択性を有する光学部材8R)との境界面には
光導電層7に到達した入射光による光学像と対応した電
荷像が生じる。
み光WLがガラス板1と透明電極3とを透過して光導電
層7に到達すると、光導電層7の電気抵抗値がそれに到
達した入射光による光学像と対応して変化するために、
光導電層7と光学部材8R(読出光の波長域の光を反射
させるとともに、消去光の波長域の光を透過させうるよ
うな波長選択性を有する光学部材8R)との境界面には
光導電層7に到達した入射光による光学像と対応した電
荷像が生じる。
前記のようにして入射光による光学像と対応する電荷像
の形で書込みが行われた光学的情報を光−光変換素子か
ら再生するのには、切換スイッチSWの可動接点を固定
接点WR側に切換えた状態として、電源10の電圧が端
子5,6を介して透明電極1,2間に印加されている状
態にしておいて、ガラス板2側より図示されていない光
源からの一定の光強度の読出し光RLを投射することに
よって行うことができる。
の形で書込みが行われた光学的情報を光−光変換素子か
ら再生するのには、切換スイッチSWの可動接点を固定
接点WR側に切換えた状態として、電源10の電圧が端
子5,6を介して透明電極1,2間に印加されている状
態にしておいて、ガラス板2側より図示されていない光
源からの一定の光強度の読出し光RLを投射することに
よって行うことができる。
すなわち、既述のように入射光による光情報の書込みが
行われた光−光変換素子における光導電層7と光学部材
8R(読出光の波長域の光を反射させるとともに、消去
光の波長域の光を透過させつるような波長選択性を有す
る光学部材8R)との境界面には光導電層7に到達した
入射光による光学像と対応した電荷像が生じているから
、前記した光導電層7に対して光学部材8Rとともに直
列的な関係に設けられている光学部材9(例えばニオブ
酸リチウム単結晶9)には、入射光による光学像と対応
した強度分布の電界が加わっている状態になされている
。
行われた光−光変換素子における光導電層7と光学部材
8R(読出光の波長域の光を反射させるとともに、消去
光の波長域の光を透過させつるような波長選択性を有す
る光学部材8R)との境界面には光導電層7に到達した
入射光による光学像と対応した電荷像が生じているから
、前記した光導電層7に対して光学部材8Rとともに直
列的な関係に設けられている光学部材9(例えばニオブ
酸リチウム単結晶9)には、入射光による光学像と対応
した強度分布の電界が加わっている状態になされている
。
そして、前記したニオブ酸リチウム単結晶9の屈折率は
電気光学効果により電界に応じて変化するから、入射光
による光学像と対応した強度分布の電界が加わっている
状態に前記した光導電層7に対して光学部材8Rととも
に直列的な関係に設けられているニオブ酸リチウムの結
晶9の屈折率は、既述した入射光による光情報の書込み
により光−光変換素子における光導電層7と光学部材8
R(読出光の波長域の光を反射させるとともに、消去光
の波長域の光を透過させつるような波長選択性を有する
光学部材8R)との境界面に光導電層7に到達した入射
光による光学像と対応して生じた電荷像に応じて変化し
ているものになる。
電気光学効果により電界に応じて変化するから、入射光
による光学像と対応した強度分布の電界が加わっている
状態に前記した光導電層7に対して光学部材8Rととも
に直列的な関係に設けられているニオブ酸リチウムの結
晶9の屈折率は、既述した入射光による光情報の書込み
により光−光変換素子における光導電層7と光学部材8
R(読出光の波長域の光を反射させるとともに、消去光
の波長域の光を透過させつるような波長選択性を有する
光学部材8R)との境界面に光導電層7に到達した入射
光による光学像と対応して生じた電荷像に応じて変化し
ているものになる。
それで、ガラス板2側に読出し光RLが投射された場合
には、前記のようにガラス板2側に投射された読出し光
RLが、透明電極4→ニオブ酸リチウム単結晶9→光学
部材8R(読出光の波長域の光を反射させるとともに、
消去光の波長域の光を透過させつるような波長選択性を
有する光学部材8R)→のように進行して行く。
には、前記のようにガラス板2側に投射された読出し光
RLが、透明電極4→ニオブ酸リチウム単結晶9→光学
部材8R(読出光の波長域の光を反射させるとともに、
消去光の波長域の光を透過させつるような波長選択性を
有する光学部材8R)→のように進行して行く。
前記した読出し光RLは読出光の波長域の光を反射させ
るとともに、消去光の波長域の光を透過させうるような
波長選択性を有する光学部材8Rによって反射してガラ
ス板2側に反射光として戻って行くが、ニオブ酸リチウ
ム単結晶9の屈折率は電気光学効果によって電界に応じ
て変化するから、読出し光RLの反射光はニオブ酸リチ
ウム単結晶9の電気光学効果によりニオブ酸リチウム単
結晶9に加わる電界の強度分布に応じた画像情報を含む
ものとなって、ガラス板2側に入射光による光学像に対
応した再生光学像を生じさせる。
るとともに、消去光の波長域の光を透過させうるような
波長選択性を有する光学部材8Rによって反射してガラ
ス板2側に反射光として戻って行くが、ニオブ酸リチウ
ム単結晶9の屈折率は電気光学効果によって電界に応じ
て変化するから、読出し光RLの反射光はニオブ酸リチ
ウム単結晶9の電気光学効果によりニオブ酸リチウム単
結晶9に加わる電界の強度分布に応じた画像情報を含む
ものとなって、ガラス板2側に入射光による光学像に対
応した再生光学像を生じさせる。
前記した再生動作においてガラス板2側から投射された
読出し光RLは、既述のように、透明電極4→ニオブ酸
リチウム単結晶9→光学部材8R(読出光の波長域の光
を反射させるとともに、消去光の波長域の光を透過させ
うるような波長選択性を有する光学部材8R)→のよう
に光導電層7の方に進行して行くが、前記の読出し光は
それが光導電層7に到達する以前に前記の光学部材8R
(読出光の波長域の光を反射させるとともに、消去光の
波長域の光を透過させうるような波長選択性を有する光
学部材8R)によって反射されることにより、ニオブ酸
リチウム単結晶9→透明電極4→ガラス板2のような光
路を辿るから、前記した読出し光RLが光導電層7に到
達して書込まれた入射光による電荷像に悪影響を与える
ようなことはない。
読出し光RLは、既述のように、透明電極4→ニオブ酸
リチウム単結晶9→光学部材8R(読出光の波長域の光
を反射させるとともに、消去光の波長域の光を透過させ
うるような波長選択性を有する光学部材8R)→のよう
に光導電層7の方に進行して行くが、前記の読出し光は
それが光導電層7に到達する以前に前記の光学部材8R
(読出光の波長域の光を反射させるとともに、消去光の
波長域の光を透過させうるような波長選択性を有する光
学部材8R)によって反射されることにより、ニオブ酸
リチウム単結晶9→透明電極4→ガラス板2のような光
路を辿るから、前記した読出し光RLが光導電層7に到
達して書込まれた入射光による電荷像に悪影響を与える
ようなことはない。
このように、既提案の光−光変換素子では、ガラス板1
側から書込み光WLを入射させることにより書込み動作
が行われ、また、ガラス板2側に読出し光RLを入射さ
せることにより光学像の再生が行われるが、次に、第3
図示の既提案の光−光変換素子に書込まれた情報の消去
法について説明すると次のとおりである。
側から書込み光WLを入射させることにより書込み動作
が行われ、また、ガラス板2側に読出し光RLを入射さ
せることにより光学像の再生が行われるが、次に、第3
図示の既提案の光−光変換素子に書込まれた情報の消去
法について説明すると次のとおりである。
第3図示の既提案の光−光変換素子に書込まれた情報を
消去する場合には、光−光変換素子の端子5,6間に接
続されている切換スイッチSWにおける切換制御信号の
入力端子11に供給された切換制御信号により、切換ス
イッチSWの可動接点を固定接点E側に切換えた状態に
し、前記した透明電極3,4間を電気的に短絡して透明
電極3゜4を同電位にし、光導電層7の両端間に電界が
加わらないようにしてから、光−光変換素子におけるガ
ラス板2側から消去光ELを入射させるのである。
消去する場合には、光−光変換素子の端子5,6間に接
続されている切換スイッチSWにおける切換制御信号の
入力端子11に供給された切換制御信号により、切換ス
イッチSWの可動接点を固定接点E側に切換えた状態に
し、前記した透明電極3,4間を電気的に短絡して透明
電極3゜4を同電位にし、光導電層7の両端間に電界が
加わらないようにしてから、光−光変換素子におけるガ
ラス板2側から消去光ELを入射させるのである。
前記のように光−光変換素子のガラス板2側に入射した
消去光ELは、ガラス板2→透明電極4→ニオブ酸リチ
ウム単結晶9→光学部材8R(読出光の波長域の光を反
射させるとともに、消去光の波長域の光を透過させうる
ような波長選択性を有する光学部材8R)→光導電層7
のような経路で光導電層7に到達して、その消去光EL
により光導電層7の電気抵抗値を低下させ、光導電層7
と光学部材8R(読出光の波長域の光を反射させるとと
もに、消去光の波長域の光を透過させつるような波長選
択性を有する光学部材8R)との境界面に形成されてい
た電荷像を消去させる。
消去光ELは、ガラス板2→透明電極4→ニオブ酸リチ
ウム単結晶9→光学部材8R(読出光の波長域の光を反
射させるとともに、消去光の波長域の光を透過させうる
ような波長選択性を有する光学部材8R)→光導電層7
のような経路で光導電層7に到達して、その消去光EL
により光導電層7の電気抵抗値を低下させ、光導電層7
と光学部材8R(読出光の波長域の光を反射させるとと
もに、消去光の波長域の光を透過させつるような波長選
択性を有する光学部材8R)との境界面に形成されてい
た電荷像を消去させる。
このように、第3図示の既提案の光−光変換素子では書
込み動作時に光導電層7と光学部材8R(読出光の波長
域の光を反射させるとともに、消去光の波長域の光を透
過させつるような波長選択性を有する光学部材8R)と
の境界面に形成されていた電荷像が、光−光変換素子に
おける読出し光の入射側から光−光変換素子に入射され
る消去光によって消去させるようにしているから、書込
み光WLが入射される側に撮像光学系を設けることが必
要とされているような構成の撮像装置、その他、書込み
光WLが入射される側に消去光の入射装置を設けること
が困難な事情のある構成態様の装置にも容易に適用する
ことができ、第2図を参照して既述した従来の光−光変
換素子における従来の問題点を良好に解決することがで
きる。
込み動作時に光導電層7と光学部材8R(読出光の波長
域の光を反射させるとともに、消去光の波長域の光を透
過させつるような波長選択性を有する光学部材8R)と
の境界面に形成されていた電荷像が、光−光変換素子に
おける読出し光の入射側から光−光変換素子に入射され
る消去光によって消去させるようにしているから、書込
み光WLが入射される側に撮像光学系を設けることが必
要とされているような構成の撮像装置、その他、書込み
光WLが入射される側に消去光の入射装置を設けること
が困難な事情のある構成態様の装置にも容易に適用する
ことができ、第2図を参照して既述した従来の光−光変
換素子における従来の問題点を良好に解決することがで
きる。
(発明が解決しようとする問題点)
ところで、第2図を参照して説明した従来の光−光変換
素子でも、あるいは第3図を参照して説明した既提案の
光−光変換素子でも、書込まれた光情報によって生じた
電荷像を消去する場合には、消去用の光を照射させるこ
とが必要とされていたので1例えば光−光変換素子を用
いて撮像装置を構成しようとする場合などに構成が複雑
になったり、あるいは動画の撮像が困難であるなどの点
が問題になり、それの解決策が求められた。
素子でも、あるいは第3図を参照して説明した既提案の
光−光変換素子でも、書込まれた光情報によって生じた
電荷像を消去する場合には、消去用の光を照射させるこ
とが必要とされていたので1例えば光−光変換素子を用
いて撮像装置を構成しようとする場合などに構成が複雑
になったり、あるいは動画の撮像が困難であるなどの点
が問題になり、それの解決策が求められた。
(問題点を解決するための手段)
本発明は第1の透明電極と、光導電層と、PN接合層と
、誘電体ミラー層と、印加された電界の強度分布に応じ
て光の状態を変化させる光学部材と、第2の透明電極と
を積層してなる光−光変換素子を提供するものである。
、誘電体ミラー層と、印加された電界の強度分布に応じ
て光の状態を変化させる光学部材と、第2の透明電極と
を積層してなる光−光変換素子を提供するものである。
(実施例)
以下、添付図面を参照しながら1本発明の光−光変換素
子、すなわち、第1の透明電極と、光導電層と、PN接
合層と、誘電体ミラー層と、印加された電界の強度分布
に応じて光の状態を変化させる光学部材と、第2の透明
電極とを積層してなる光−光変換素子の具体的な内容を
詳細に説明する。
子、すなわち、第1の透明電極と、光導電層と、PN接
合層と、誘電体ミラー層と、印加された電界の強度分布
に応じて光の状態を変化させる光学部材と、第2の透明
電極とを積層してなる光−光変換素子の具体的な内容を
詳細に説明する。
第1図は本発明の光−光変換素子の一実施例の側断面図
であり、この第1図に示されている光−光変換素子にお
いて1,2はガラス板、3は第1の透明電極、4は第2
の透明電極、5,6は端子。
であり、この第1図に示されている光−光変換素子にお
いて1,2はガラス板、3は第1の透明電極、4は第2
の透明電極、5,6は端子。
7は光導電層であり、また、13はn型半導体層、14
はp型半導体層であって、前記のn型半導体層13とp
型半導体層14とはPN接合層を構成しており、前記の
PN接合層はそれに加えられる電圧の極性が切換スイッ
チSWIによって切換えられるのに従って、導通状態に
なされたり遮断状態になされたりする。
はp型半導体層であって、前記のn型半導体層13とp
型半導体層14とはPN接合層を構成しており、前記の
PN接合層はそれに加えられる電圧の極性が切換スイッ
チSWIによって切換えられるのに従って、導通状態に
なされたり遮断状態になされたりする。
8は誘電体ミラー層であり、また、9は印加された電界
の強度分布に応じて光の状態を変化させる光学部材(例
えば、ニオブ酸リチウム単結晶のような電気光学効果結
晶、あるいはネマチック液晶層によって構成させた光学
部材)であり、図中でWLは書込み光、RLは読出し光
をそれぞれ示している。
の強度分布に応じて光の状態を変化させる光学部材(例
えば、ニオブ酸リチウム単結晶のような電気光学効果結
晶、あるいはネマチック液晶層によって構成させた光学
部材)であり、図中でWLは書込み光、RLは読出し光
をそれぞれ示している。
前記した第1.第2の透明電極3,4には端子5.6に
接続された電源10から所定の電圧が供給されており、
また、前記したn型半導体層13には切換スイッチSW
1の可動接点Vが接続されており、さらに前記したp型
半導体層14には電源15の負極と電源16の正極とが
接続されている。
接続された電源10から所定の電圧が供給されており、
また、前記したn型半導体層13には切換スイッチSW
1の可動接点Vが接続されており、さらに前記したp型
半導体層14には電源15の負極と電源16の正極とが
接続されている。
前記した電[15の正極は切換スイッチSWIの固定接
点WRに接続されており、また、電源16の負極は切換
スイッチSWIの固定接点Eに接続されている。また、
前記したP型半導体層14は抵抗17(この抵抗17は
必要に応じて設けられるものである)を介して、切換ス
イッチSW2の固定接点Eに接続されており、また、前
記した切換スイッチSW2の固定接点WRは無接続とな
されており、さらに前記した切換スイッチSW2の可動
接点Vは第2の透明電極4に接続されている。
点WRに接続されており、また、電源16の負極は切換
スイッチSWIの固定接点Eに接続されている。また、
前記したP型半導体層14は抵抗17(この抵抗17は
必要に応じて設けられるものである)を介して、切換ス
イッチSW2の固定接点Eに接続されており、また、前
記した切換スイッチSW2の固定接点WRは無接続とな
されており、さらに前記した切換スイッチSW2の可動
接点Vは第2の透明電極4に接続されている。
前記した切換スイッチswt、SW2の可動接点Vは、
光−光変換素子が書込み動作モードや、読出し動作モー
ドにされた場合に固定接点WR側に切換えられて、n型
半導体層13とp型半導体層14とからなるPN接合層
に逆方向のバイアス電圧が加えられるようにし、この状
態でPN接合層を不導通の状態とし、また、光−光変換
素子が消去動作モードにされた場合には、前記した切換
スイッチSWI、SW2の可動接点Vが固定接点E側に
切換えられて、n型半導体層13とp型半導体層14と
からなるPN接合層に順方向のバイアス電圧が加えられ
るようにし、この状態でPN接合層を導通状態にすると
ともに、第2の透明電極4が切換スイッチSW2の可動
接点Vと固定接点Eと抵抗17とを介してp型半導体層
14に接続されるようにする。
光−光変換素子が書込み動作モードや、読出し動作モー
ドにされた場合に固定接点WR側に切換えられて、n型
半導体層13とp型半導体層14とからなるPN接合層
に逆方向のバイアス電圧が加えられるようにし、この状
態でPN接合層を不導通の状態とし、また、光−光変換
素子が消去動作モードにされた場合には、前記した切換
スイッチSWI、SW2の可動接点Vが固定接点E側に
切換えられて、n型半導体層13とp型半導体層14と
からなるPN接合層に順方向のバイアス電圧が加えられ
るようにし、この状態でPN接合層を導通状態にすると
ともに、第2の透明電極4が切換スイッチSW2の可動
接点Vと固定接点Eと抵抗17とを介してp型半導体層
14に接続されるようにする。
第1図に示されている構成を有する本発明の光−光変換
素子に光学的な情報の書込みを行う場合には、切換スイ
ッチSW、SW2の可動接点Vを固定接点WR側に切換
えて、電源15の正極→切換スイッチSW1の固定接点
WR→同可動接点V→n型半導体層13→p型半導体層
14→電源15の負擺の回路によってPN接合層に逆方
向のバイアス電圧が加わるようにしてPN接合層を不導
通状態にする。
素子に光学的な情報の書込みを行う場合には、切換スイ
ッチSW、SW2の可動接点Vを固定接点WR側に切換
えて、電源15の正極→切換スイッチSW1の固定接点
WR→同可動接点V→n型半導体層13→p型半導体層
14→電源15の負擺の回路によってPN接合層に逆方
向のバイアス電圧が加わるようにしてPN接合層を不導
通状態にする。
第1.第2の透明電極3,4間には電源10の電圧が与
えられており、光導電層7の両端間には前記したPN接
合層が直列に設けられている状態において電界が加わっ
ているから、光−光変換素子におけるガラス板1側から
書込光WLを入射させると光−光変換素子では次のよう
にして光学的情報の書込みが行われる。
えられており、光導電層7の両端間には前記したPN接
合層が直列に設けられている状態において電界が加わっ
ているから、光−光変換素子におけるガラス板1側から
書込光WLを入射させると光−光変換素子では次のよう
にして光学的情報の書込みが行われる。
書込み動作時にガラス板1側から光−光変換素子に入射
する書込み光WLが、ガラス板1→第1の透明電極3→
光導電層7の光路によって光導電層7に到達すると、光
導電層7の電気抵抗値がそれに到達した書込み光による
光学像と対応して変化するために、光導電層7とn型半
導体層13との境界面には書込み光WLによる光学像と
対応した電荷像が生じるが、前記の電荷像は不導通状態
にあるPN接合層を介してp型半導体層14欧誘電体ミ
ラー層8との境界面に静電誘導により電荷像を生じさせ
る。
する書込み光WLが、ガラス板1→第1の透明電極3→
光導電層7の光路によって光導電層7に到達すると、光
導電層7の電気抵抗値がそれに到達した書込み光による
光学像と対応して変化するために、光導電層7とn型半
導体層13との境界面には書込み光WLによる光学像と
対応した電荷像が生じるが、前記の電荷像は不導通状態
にあるPN接合層を介してp型半導体層14欧誘電体ミ
ラー層8との境界面に静電誘導により電荷像を生じさせ
る。
前記のようにして書込み光WLによる光学像と対応する
電荷像の形で書込みが行われた光学的情報を光−光変換
素子から再生するのには、切換スイッチSWI、SW2
の可動接点Vを固定接点WR側に切換えた状態にしてお
いて、図示されていない光源から光−光変換素子におけ
るガラス板2側に一定の光強度の読出し光RLを投射す
ることによって行うことができる。
電荷像の形で書込みが行われた光学的情報を光−光変換
素子から再生するのには、切換スイッチSWI、SW2
の可動接点Vを固定接点WR側に切換えた状態にしてお
いて、図示されていない光源から光−光変換素子におけ
るガラス板2側に一定の光強度の読出し光RLを投射す
ることによって行うことができる。
すなわち、既述のように書込み光WLによる光情報の書
込みが行われた光−光変換素子における光導電層7と誘
電体ミラー8との境界面には光導電層7に到達した書込
み光による光学像と対応した電荷像が生じているから、
前記した光導電層7に対して誘電体ミラー8とともに直
列的な関係に設けられている光学部材9(例えばニオブ
酸リチウム単結晶9)には、書込み光による光学像と対
応した強度分布の電界が加わっている状態になされてい
る。
込みが行われた光−光変換素子における光導電層7と誘
電体ミラー8との境界面には光導電層7に到達した書込
み光による光学像と対応した電荷像が生じているから、
前記した光導電層7に対して誘電体ミラー8とともに直
列的な関係に設けられている光学部材9(例えばニオブ
酸リチウム単結晶9)には、書込み光による光学像と対
応した強度分布の電界が加わっている状態になされてい
る。
そして、前記したニオブ酸リチウム単結晶9の屈折率は
電気光学効果により電界に応じて変化するから、ガラス
板2側に読出し光RLが投射された場合には、前記のよ
うにガラス板2側に投射された読出し光RLが、第2の
透明電極4→ニオブ酸リチウム単結晶9→誘電体ミラー
8→のように進行して行き、誘電体ミラー8により反射
してガラス板i側に反射光として戻って行く読出し光R
Lは、ニオブ酸リチウム単結晶9の電気光学効果によっ
て前記した電荷像による電界の強度分布に応じた画像情
報を含んでいる再生光としてガラス板2側から出射させ
る。
電気光学効果により電界に応じて変化するから、ガラス
板2側に読出し光RLが投射された場合には、前記のよ
うにガラス板2側に投射された読出し光RLが、第2の
透明電極4→ニオブ酸リチウム単結晶9→誘電体ミラー
8→のように進行して行き、誘電体ミラー8により反射
してガラス板i側に反射光として戻って行く読出し光R
Lは、ニオブ酸リチウム単結晶9の電気光学効果によっ
て前記した電荷像による電界の強度分布に応じた画像情
報を含んでいる再生光としてガラス板2側から出射させ
る。
このように、本発明の光−光変換素子では、切換スイッ
チSWI、SW2の可動接点Vが固定接点WR側に切換
えられている状態において、ガラス板1側から書込み光
WLを入射させることにより書込み動作が行われ、また
、ガラス板2側に読出し光RLを入射させることにより
光学像の再生が行われるが、次に、光−光変換素子に書
込まれた情報の消去法について説明すると次のとおりで
ある。
チSWI、SW2の可動接点Vが固定接点WR側に切換
えられている状態において、ガラス板1側から書込み光
WLを入射させることにより書込み動作が行われ、また
、ガラス板2側に読出し光RLを入射させることにより
光学像の再生が行われるが、次に、光−光変換素子に書
込まれた情報の消去法について説明すると次のとおりで
ある。
第1図示の本発明の光−光変換素子に書込まれた情報を
消去する場合には、前記した切換スイッチSWの可動接
点を固定接点E側に切換えた状態にすると、切換スイッ
チSWIにおける可動接点Vが固定接点E側に切換えら
れることによって、n型半導体層13とp型半導体層1
4とからなるPN接合層が電源16の負極→切換スイッ
チSW1の固定接点E→同可動接点V→n型半導体層1
3→p型半導体層14→電源16の正極の回路によって
PN接合層に順方向のバイアス電圧が加わってPN接合
層が導通状態になるために、前記したように光導電層7
とn型半導体層13との境界面に生じていた電荷像と、
不導通状態にあるPN接合層を介してp型半導体、91
4と誘電体ミラー層8との境界面に前記の電荷像に基づ
いて静電誘導により生じていた電荷像の電荷は、抵抗1
7→切換スイツチSWIの固定接点E→同可動接点V→
第2の透明電極4→端子6→電源1o→端子5→第1の
透明電極3→光導電層7→n型半導体層13→の回路に
より放電して消去される。
消去する場合には、前記した切換スイッチSWの可動接
点を固定接点E側に切換えた状態にすると、切換スイッ
チSWIにおける可動接点Vが固定接点E側に切換えら
れることによって、n型半導体層13とp型半導体層1
4とからなるPN接合層が電源16の負極→切換スイッ
チSW1の固定接点E→同可動接点V→n型半導体層1
3→p型半導体層14→電源16の正極の回路によって
PN接合層に順方向のバイアス電圧が加わってPN接合
層が導通状態になるために、前記したように光導電層7
とn型半導体層13との境界面に生じていた電荷像と、
不導通状態にあるPN接合層を介してp型半導体、91
4と誘電体ミラー層8との境界面に前記の電荷像に基づ
いて静電誘導により生じていた電荷像の電荷は、抵抗1
7→切換スイツチSWIの固定接点E→同可動接点V→
第2の透明電極4→端子6→電源1o→端子5→第1の
透明電極3→光導電層7→n型半導体層13→の回路に
より放電して消去される。
(発明の効果)
以上、詳細に説明したところから明らかなように1本発
明の光−光変換素子は第1の透明電極と。
明の光−光変換素子は第1の透明電極と。
光導電層と、PN接合層と、誘電体ミラー層と、印加さ
れた電界の強度分布に応じて光の状態を変化させる光学
部材と、第2の透明電極とを積層してなる光−光変換素
子であって、この本発明の光−光変換素子では書込まれ
た光情報によって生じた電荷像を消去する場合には、光
導電層7と誘電体ミラー層8との間に構成させたPN接
合層を導通状態にして、光導電層7とn型半導体層13
との境界面に生じていた電荷像と、不導通状態にあるP
N接合層を介してp型半導体層14と誘電体ミラー層8
との境界面に前記の電荷像に基づいて静電誘導により生
じていた電荷像の電荷を抵抗17→切換スイツチSW1
の固定接点E→同可動接点V→第2の透明電極4→端子
6→電源10→端子5→第1の透明電極3→光導電層7
→n型半導体層13→の回路により放電させて消去でき
、消去に当って従来のように消去用の光を照射させるこ
とが必要でないから、例えば光−光変換素子を用いて撮
像装置を構成しようとする場合などに構成が簡単になっ
たり、あるいは動画の撮像が容易になるなど、本発明に
よれば既述した従来の光−光変換素子及び既提案の光−
光変換素子における諸問題点は、すべて良好に解決でき
るのである。
れた電界の強度分布に応じて光の状態を変化させる光学
部材と、第2の透明電極とを積層してなる光−光変換素
子であって、この本発明の光−光変換素子では書込まれ
た光情報によって生じた電荷像を消去する場合には、光
導電層7と誘電体ミラー層8との間に構成させたPN接
合層を導通状態にして、光導電層7とn型半導体層13
との境界面に生じていた電荷像と、不導通状態にあるP
N接合層を介してp型半導体層14と誘電体ミラー層8
との境界面に前記の電荷像に基づいて静電誘導により生
じていた電荷像の電荷を抵抗17→切換スイツチSW1
の固定接点E→同可動接点V→第2の透明電極4→端子
6→電源10→端子5→第1の透明電極3→光導電層7
→n型半導体層13→の回路により放電させて消去でき
、消去に当って従来のように消去用の光を照射させるこ
とが必要でないから、例えば光−光変換素子を用いて撮
像装置を構成しようとする場合などに構成が簡単になっ
たり、あるいは動画の撮像が容易になるなど、本発明に
よれば既述した従来の光−光変換素子及び既提案の光−
光変換素子における諸問題点は、すべて良好に解決でき
るのである。
第1図は本発明の光−光変換素子の一実施例の側断面図
、第2図は、従来の光−光変換素子の側断面図、第3図
は既提案の光−光変換素子の側断面図、第4図は第3図
示の既提案の光−光変換素子の構成に使用される光学部
材の光の波長に対する光の透過率特性側図である。 1.2・・・ガラス板、3,4・・・第2の透明電極、
5.6・・・端子、7・・・光導電層、8・・・誘電体
ミラー、9・・・印加された電界の強度分布に応じて光
の状態を変化させる光学部材、10,15.16・・・
電源、11・・・端子、12・・・遮光層、WL・−・
書込み光、RL・・・読出し光、EL・・・消去光、S
WI、SW2・・・切換スイッチ、13・・・n型半導
体層、14・・・P型半導体層、17・・・抵抗。
、第2図は、従来の光−光変換素子の側断面図、第3図
は既提案の光−光変換素子の側断面図、第4図は第3図
示の既提案の光−光変換素子の構成に使用される光学部
材の光の波長に対する光の透過率特性側図である。 1.2・・・ガラス板、3,4・・・第2の透明電極、
5.6・・・端子、7・・・光導電層、8・・・誘電体
ミラー、9・・・印加された電界の強度分布に応じて光
の状態を変化させる光学部材、10,15.16・・・
電源、11・・・端子、12・・・遮光層、WL・−・
書込み光、RL・・・読出し光、EL・・・消去光、S
WI、SW2・・・切換スイッチ、13・・・n型半導
体層、14・・・P型半導体層、17・・・抵抗。
Claims (1)
- 第1の透明電極と、光導電層と、PN接合層と、誘電体
ミラー層と、印加された電界の強度分布に応じて光の状
態を変化させる光学部材と、第2の透明電極とを積層し
てなる光−光変換素子
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3780188A JPH01213620A (ja) | 1988-02-21 | 1988-02-21 | 光−光変換素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3780188A JPH01213620A (ja) | 1988-02-21 | 1988-02-21 | 光−光変換素子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01213620A true JPH01213620A (ja) | 1989-08-28 |
Family
ID=12507612
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3780188A Pending JPH01213620A (ja) | 1988-02-21 | 1988-02-21 | 光−光変換素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01213620A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04159514A (ja) * | 1990-10-24 | 1992-06-02 | Victor Co Of Japan Ltd | 記録再生装置 |
JPH06342152A (ja) * | 1993-03-04 | 1994-12-13 | Sony Tektronix Corp | プラズマ・アドレス表示装置 |
-
1988
- 1988-02-21 JP JP3780188A patent/JPH01213620A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04159514A (ja) * | 1990-10-24 | 1992-06-02 | Victor Co Of Japan Ltd | 記録再生装置 |
JPH06342152A (ja) * | 1993-03-04 | 1994-12-13 | Sony Tektronix Corp | プラズマ・アドレス表示装置 |
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