JPH01212329A - 光学走査装置 - Google Patents
光学走査装置Info
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- JPH01212329A JPH01212329A JP63317580A JP31758088A JPH01212329A JP H01212329 A JPH01212329 A JP H01212329A JP 63317580 A JP63317580 A JP 63317580A JP 31758088 A JP31758088 A JP 31758088A JP H01212329 A JPH01212329 A JP H01212329A
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- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06K—GRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
- G06K7/00—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns
- G06K7/10—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation
- G06K7/10544—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation by scanning of the records by radiation in the optical part of the electromagnetic spectrum
- G06K7/10821—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation by scanning of the records by radiation in the optical part of the electromagnetic spectrum further details of bar or optical code scanning devices
- G06K7/10861—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation by scanning of the records by radiation in the optical part of the electromagnetic spectrum further details of bar or optical code scanning devices sensing of data fields affixed to objects or articles, e.g. coded labels
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野コ
本発明は、記録媒体表面上に照射される走査光線を発す
る光源と光学記録媒体から投射された光線を受光する受
光器を有し、且つ光学記録媒体、特にコンパクト・ディ
スク表面に形成されたクリア活字体符号を走査する光学
走査装置に関する。
る光源と光学記録媒体から投射された光線を受光する受
光器を有し、且つ光学記録媒体、特にコンパクト・ディ
スク表面に形成されたクリア活字体符号を走査する光学
走査装置に関する。
[従来の技術及びその課題]
光学記録媒体、例えばコンパクト・ディスクには、数字
、文字、記号等を含むクリア活字体符号のための記録領
域が形成されている。
、文字、記号等を含むクリア活字体符号のための記録領
域が形成されている。
一般に、通常のコンパクト・ディスクには国際規格に従
って、規定された情報を含まない環状記録領域が設けら
れているが、この環状領域の利用手段及び手法は、各コ
ンパクト・ディスク製造業者により異なる。
って、規定された情報を含まない環状記録領域が設けら
れているが、この環状領域の利用手段及び手法は、各コ
ンパクト・ディスク製造業者により異なる。
殆どのコンパクト・ディスク製造業者は、この環状記録
領域を通知用クリア・テキスト符号のスペースとして活
用する外に、数字、文字及び記号を有するクリア活字体
符号の記録スペースとして活用している。このような活
字体符号領域は、特に音楽情報に関するステートメント
、即ちコンパクト・ディスクについての命令に関する情
報を含むことができる。しかしながら、このクリア活字
体符号の最も特徴とする利点は補助手段を使用しないで
も随時読み出しできることである。
領域を通知用クリア・テキスト符号のスペースとして活
用する外に、数字、文字及び記号を有するクリア活字体
符号の記録スペースとして活用している。このような活
字体符号領域は、特に音楽情報に関するステートメント
、即ちコンパクト・ディスクについての命令に関する情
報を含むことができる。しかしながら、このクリア活字
体符号の最も特徴とする利点は補助手段を使用しないで
も随時読み出しできることである。
例えば、コンパクト・ディスクの光学的検査で検出され
た系統的エラーを射出成型装置に戻して追跡しなければ
ならない場合、クリア・テキスト符号を参照する必要が
ある。一般に、コンパクト・ディスクの光学的検査は、
コンパクト・ディスクへの保護被覆工程とラベル印刷工
程の間に実施される。検査中、コンパクト・ディスクの
読み出し側の光学的欠陥が検出されると共に、生産ライ
ンの欠陥に起因して生ずるラインの系統的欠陥も検出さ
れる。射出成型装置に戻して系統的欠陥の根源を追跡す
るとき、クリア・テキスト符号を読み出す必要がある。
た系統的エラーを射出成型装置に戻して追跡しなければ
ならない場合、クリア・テキスト符号を参照する必要が
ある。一般に、コンパクト・ディスクの光学的検査は、
コンパクト・ディスクへの保護被覆工程とラベル印刷工
程の間に実施される。検査中、コンパクト・ディスクの
読み出し側の光学的欠陥が検出されると共に、生産ライ
ンの欠陥に起因して生ずるラインの系統的欠陥も検出さ
れる。射出成型装置に戻して系統的欠陥の根源を追跡す
るとき、クリア・テキスト符号を読み出す必要がある。
更に、記録された音楽情報に従って、製造工程の次段階
においてディスクを分類しなければならず、この作業の
ために再度クリア・テキスト符号を読み出さなければな
らない。ラベル印刷を行う前に音楽情報に従って分類す
るために、一般に幾つかの射出成型装置に分けて同時に
製造されたコンパクト・ディスクは、後の製造段階の際
に一緒にまとめられる。この作業はクリア・テキスト符
号、即ち命令番号を用いることによって実施される。
においてディスクを分類しなければならず、この作業の
ために再度クリア・テキスト符号を読み出さなければな
らない。ラベル印刷を行う前に音楽情報に従って分類す
るために、一般に幾つかの射出成型装置に分けて同時に
製造されたコンパクト・ディスクは、後の製造段階の際
に一緒にまとめられる。この作業はクリア・テキスト符
号、即ち命令番号を用いることによって実施される。
今日のコンパクト・ディスク検査装置の検査処理能力は
、総計で1時間当り約200枚であり、ラベルを貼る印
刷機の処理能力は、総計で1時間当り約3,000〜4
,000枚にのぼる。
、総計で1時間当り約200枚であり、ラベルを貼る印
刷機の処理能力は、総計で1時間当り約3,000〜4
,000枚にのぼる。
このディスク処理能力に対して、直列製造ベースに従っ
てのクリア活字体符号の手動式読み出し操作は、もはや
永続的処理工程として不可能である。 そこで、このよ
うな問題を解決するために、COD (電荷転送デバイ
ス)ライン・カメラ、CODマトリックス・カメラ又は
レーザ走査装置を用いることによってクリア活字体符号
を読み出して評価する自動クリア活字体符号続出装置が
使用されている。この自動活字体符号続出装置による処
理工程中、ディスクを分類するために、読み出される符
号は記憶コードと比較される。この続出装置は、読み出
され記憶されるグレー画像は最初に二値化画像に変換さ
れる。読み出しの信頼性、読み出し速度及び評価速度は
、コンパクト・ディスクのバックグラウンドに対する活
字体符号の光学的コントラストに大きく依存している。
てのクリア活字体符号の手動式読み出し操作は、もはや
永続的処理工程として不可能である。 そこで、このよ
うな問題を解決するために、COD (電荷転送デバイ
ス)ライン・カメラ、CODマトリックス・カメラ又は
レーザ走査装置を用いることによってクリア活字体符号
を読み出して評価する自動クリア活字体符号続出装置が
使用されている。この自動活字体符号続出装置による処
理工程中、ディスクを分類するために、読み出される符
号は記憶コードと比較される。この続出装置は、読み出
され記憶されるグレー画像は最初に二値化画像に変換さ
れる。読み出しの信頼性、読み出し速度及び評価速度は
、コンパクト・ディスクのバックグラウンドに対する活
字体符号の光学的コントラストに大きく依存している。
そこで、本発明は、簡単な構成にもかかわらず、光学記
録媒体に形成されたクリア活字体符号の自動読み出しを
光学的に、高信頼度、且つ高速度で実施できるようにし
た光学走査装置を提供しようとするものである。
録媒体に形成されたクリア活字体符号の自動読み出しを
光学的に、高信頼度、且つ高速度で実施できるようにし
た光学走査装置を提供しようとするものである。
[課題を解決するための手段及び作用コ本発明の光学走
査装置の構成によると、受光器が0次と異なる次数の回
折光のみを受光するように、光源から光学格子構造を有
するクリア活字体符号上に照射される入射光の方向に対
して受光器の観測方向を選択する光学走査装置を提供す
るものである。
査装置の構成によると、受光器が0次と異なる次数の回
折光のみを受光するように、光源から光学格子構造を有
するクリア活字体符号上に照射される入射光の方向に対
して受光器の観測方向を選択する光学走査装置を提供す
るものである。
この構成により、クリア活字体符号とバックグラウンド
、即ち光学記録媒体のラベルが貼られた部分との間の光
学的コントラストが効果的に利用され得る。
、即ち光学記録媒体のラベルが貼られた部分との間の光
学的コントラストが効果的に利用され得る。
ラベルが貼られていない記録媒体の通常のバックグラウ
ンド、即ち記録媒体の透明部分を介して投射される光線
は受光器の受光面には投射されず、その代わりにこの受
光器は0次と異なる次数の回折光のみを受光するので、
最大コントラストを得ることができる。
ンド、即ち記録媒体の透明部分を介して投射される光線
は受光器の受光面には投射されず、その代わりにこの受
光器は0次と異なる次数の回折光のみを受光するので、
最大コントラストを得ることができる。
観測方向は便宜的に選択され得るので、受光器は単一次
数の回折光のみを受光することができ、最も情報を確実
に伝達する最高光度を有する次数の回折光を受光するよ
うに有利に選択され得る。
数の回折光のみを受光することができ、最も情報を確実
に伝達する最高光度を有する次数の回折光を受光するよ
うに有利に選択され得る。
この回折次数を−l又は+!に選択するのが好ましい。
走査されるべきクリア活字体符号は光学位相格子構造を
有することができる。仮に、光学反射格子構造が選択さ
れたならば、光源及び受光器をクリア活字体符号を形成
した記録媒体と同じ側に配列することができる。
有することができる。仮に、光学反射格子構造が選択さ
れたならば、光源及び受光器をクリア活字体符号を形成
した記録媒体と同じ側に配列することができる。
好適実施例によれば、記録媒体としてコンパクト・ディ
スクを用いる場合、走査対象のクリア活字体符号の格子
構造はコンパクト・ディスクのトラックによって決定さ
れる。このように本発明は、マスタリング工程中にクリ
ア活字体符号を書き込むことができ、数字、文字、記号
自体が音楽情報に関するトラックと同様のトラックから
成るという点を活用している。そこで、クリア活字体符
号自体は光学位相格子構造を有するのが好ましい。
スクを用いる場合、走査対象のクリア活字体符号の格子
構造はコンパクト・ディスクのトラックによって決定さ
れる。このように本発明は、マスタリング工程中にクリ
ア活字体符号を書き込むことができ、数字、文字、記号
自体が音楽情報に関するトラックと同様のトラックから
成るという点を活用している。そこで、クリア活字体符
号自体は光学位相格子構造を有するのが好ましい。
この光学位相格子の特徴はクリア活字体符号とラベルが
貼られていないコンパクト・ディスクの通常のバックグ
ラウンドとの間のコントラストを強めるように利用され
る。
貼られていないコンパクト・ディスクの通常のバックグ
ラウンドとの間のコントラストを強めるように利用され
る。
光源には狭帯域単色光を発するものを用いるのが好まし
く、レーザ、好ましくはレーザ・ダイオードから形成す
るものとする。しかしながら、光源として、狭帯域発光
ダイオードを用いることもできる。
く、レーザ、好ましくはレーザ・ダイオードから形成す
るものとする。しかしながら、光源として、狭帯域発光
ダイオードを用いることもできる。
光源から発せられる光線の波長及び/又はクリア活字体
符号の格子構造の格子定数は、空間的に相互に分離する
不連続な次数の回折光のみを生ずるように選択するもの
とする。
符号の格子構造の格子定数は、空間的に相互に分離する
不連続な次数の回折光のみを生ずるように選択するもの
とする。
また、受光器が周囲光線、即ち環境光線の影響を受ける
ことを避ける目的で、周囲光線を簡単に除去するため、
光源としては赤外線光源を用いるのが好ましい。
ことを避ける目的で、周囲光線を簡単に除去するため、
光源としては赤外線光源を用いるのが好ましい。
特に、レーザ・ダイオード又は発光ダイオードを光源と
して用いるときには、光源からの光線の高周波パルスに
同調するように受光器に配設したフィルターにより、如
何なる不測の周囲光線の影響をもより一層低減すること
ができる。
して用いるときには、光源からの光線の高周波パルスに
同調するように受光器に配設したフィルターにより、如
何なる不測の周囲光線の影響をもより一層低減すること
ができる。
光源から発せられた入射光の方向と受光器の観測方向と
によって決定される平面は光学記録媒体に対する垂線に
対して傾斜することができ、記録媒体としてコンパクト
・ディスクを使用した場合、コンパクト・ディスクの回
転軸の周囲に沿った円環状の記録領域は両側から自由に
アクセスすることが可能である。このため、本発明の光
学走査装置は容易に既存の検査システムに統合すること
ができる。コンパクト・ディスクの場合、中間のターン
テーブル・ステーションを設けることを回避することが
できる。上記した平面の傾斜により、検査対象のコンパ
クト・ディスク周囲に比較的広い自由空間を確保できる
と共に、検査の際にコンパクト・ディスクをターンテー
ブルに機械的に締め付けることができる。固定締付は、
一般に上方と下方との両側から同時に行われるので、回
転軸周囲の領域はコンパクト・ディスクの両側に設ける
必要がある。
によって決定される平面は光学記録媒体に対する垂線に
対して傾斜することができ、記録媒体としてコンパクト
・ディスクを使用した場合、コンパクト・ディスクの回
転軸の周囲に沿った円環状の記録領域は両側から自由に
アクセスすることが可能である。このため、本発明の光
学走査装置は容易に既存の検査システムに統合すること
ができる。コンパクト・ディスクの場合、中間のターン
テーブル・ステーションを設けることを回避することが
できる。上記した平面の傾斜により、検査対象のコンパ
クト・ディスク周囲に比較的広い自由空間を確保できる
と共に、検査の際にコンパクト・ディスクをターンテー
ブルに機械的に締め付けることができる。固定締付は、
一般に上方と下方との両側から同時に行われるので、回
転軸周囲の領域はコンパクト・ディスクの両側に設ける
必要がある。
[実施例]
第1図は光学記録媒体として機能するコンパクト・ディ
スク18に形成された円環状の符号領域20を走査する
光学走査装置を概略的に示したものである。
スク18に形成された円環状の符号領域20を走査する
光学走査装置を概略的に示したものである。
狭帯域の光波長を有する光源10からの走査光線は、集
光レンズ12によりコンパクト・ディスク18に形成さ
れた符号領域20上に照射される。
光レンズ12によりコンパクト・ディスク18に形成さ
れた符号領域20上に照射される。
符号領域20から投射される反射光は対物レンズ14を
介して光検知器として機能する受光器16の受光面上に
送り込まれる。この受光器16には高分解能を有するダ
イオード列又はダイオード・アレイが備えられている。
介して光検知器として機能する受光器16の受光面上に
送り込まれる。この受光器16には高分解能を有するダ
イオード列又はダイオード・アレイが備えられている。
対物レンズ14は、−1次の回折光Cのみを受光する。
コンパクト・ディスク!8で反射された0次の回折光B
は対物レンズ14の配列された方向には反射されない。
は対物レンズ14の配列された方向には反射されない。
符号領域20には数字、文字、記号等から形成されるク
リア活字体符号(第2図参照)が記録されている。
リア活字体符号(第2図参照)が記録されている。
符号領域20におけるクリア活字体符号の符号化は既に
マスタリング工程の際に実施されているので、数字、文
字、記号等は音楽情報を記録するトラックと同様のトラ
ックから形成される。従って、クリア活字体符号52(
第2図参照)は光学位相格子構造を有している。
マスタリング工程の際に実施されているので、数字、文
字、記号等は音楽情報を記録するトラックと同様のトラ
ックから形成される。従って、クリア活字体符号52(
第2図参照)は光学位相格子構造を有している。
この光学位相格子の特性は光照射に関して活用されるの
で、理想的な光学コントラストは活字体符号とバックグ
ラウンド、即ちコンパクト・ディスク18の表面との間
で得られる。
で、理想的な光学コントラストは活字体符号とバックグ
ラウンド、即ちコンパクト・ディスク18の表面との間
で得られる。
光源10としては、狭帯域の単色光を用いるが、レーザ
、特にレーザ・ダイオードが好ましい。しかしながら、
示強狭帯域発光ダイオードを用いることもできる。
、特にレーザ・ダイオードが好ましい。しかしながら、
示強狭帯域発光ダイオードを用いることもできる。
また、光の波長と光学格子のトラック間隔、即ちコンパ
クト・ディスク18上のトラック間隔との比率を適切に
保つことによって、0次の回折光(直接反射光)とは異
なる空間的に相互に十分に分離した小さな次数の不連続
な光度の高い回折光のみが生じるように、光源10の波
長を選択するものとする。
クト・ディスク18上のトラック間隔との比率を適切に
保つことによって、0次の回折光(直接反射光)とは異
なる空間的に相互に十分に分離した小さな次数の不連続
な光度の高い回折光のみが生じるように、光源10の波
長を選択するものとする。
複数次数の回折光が相互に重なり合うことにより生ずる
信号エラーを回避するために、受光器又は読取りカメラ
は1次の回折光のみを観測するように設定されている。
信号エラーを回避するために、受光器又は読取りカメラ
は1次の回折光のみを観測するように設定されている。
最大信号強度を得るために、+1次又は−1次の回折光
を選択するものとする。
を選択するものとする。
このため、−次の回折光のみ、即ち0次と異なる次数の
回折光のみを対物レンズ14又は受光器16によって受
光するようにして、入射光Aの方向と観測方向とが選択
されている。
回折光のみを対物レンズ14又は受光器16によって受
光するようにして、入射光Aの方向と観測方向とが選択
されている。
周囲光線も比較的簡単に除去するために、光源10は赤
外線光源であることが好ましい。例えば、レーザ・ダイ
オード又は発光ダイオードを使用する場合、光源から発
せられた光線の高周波パルスに同調するように受光器1
6に配設した信号フィルターを用いることにより、如何
なる不測の周囲光線の影響をもより一層低減することが
できる。
外線光源であることが好ましい。例えば、レーザ・ダイ
オード又は発光ダイオードを使用する場合、光源から発
せられた光線の高周波パルスに同調するように受光器1
6に配設した信号フィルターを用いることにより、如何
なる不測の周囲光線の影響をもより一層低減することが
できる。
回転軸24を中心にして設けられたコンパクト・ディス
ク18の中心穴22の周囲に形成された環状領域に符号
領域20が配置されている。半径R1=16.5mmと
半径R2=23mmとの間に形成された環状の符号領域
20は如何なる規定情報をも記録するものではなく、そ
の活用手段及び活用方法は、各コンパクト・ディスク製
造業者によって異なる。
ク18の中心穴22の周囲に形成された環状領域に符号
領域20が配置されている。半径R1=16.5mmと
半径R2=23mmとの間に形成された環状の符号領域
20は如何なる規定情報をも記録するものではなく、そ
の活用手段及び活用方法は、各コンパクト・ディスク製
造業者によって異なる。
一般に、この環状領域には、通知用クリア・テキスト符
号の他に、数字、文字及び記号を含むクリア活字体符号
が記録されている。クリア・テキスト符号は、半径20
mmのレベルに位置しており、他方活字体符号は、通常
、2.5mmの高さで形成されている。
号の他に、数字、文字及び記号を含むクリア活字体符号
が記録されている。クリア・テキスト符号は、半径20
mmのレベルに位置しており、他方活字体符号は、通常
、2.5mmの高さで形成されている。
第2図の実施例では、文字rEJ及びrBJをクリア活
字体符号52として認識することができる。
字体符号52として認識することができる。
第2図に示す実施例は更に、光源10から発せられた入
射光Aの方向と受光器16の観測方向とで決定される平
面が、コンパクト・ディスク18の表面上への垂線26
に対して角度αだけ傾斜している。また、符号領域20
又はクリア活字体符号52での回折で生じた一1次の回
折光Cは、入射光Aに対して角度βをなしている。この
ため、光源及び受光器の各光軸は、光損失を生じる光線
分割器を用いることなく相互に分離される。第2図に示
す装置は、光源及び受光器の各光軸を急勾配を付けて配
列することによって生じる焦点ぼけには影響されない。
射光Aの方向と受光器16の観測方向とで決定される平
面が、コンパクト・ディスク18の表面上への垂線26
に対して角度αだけ傾斜している。また、符号領域20
又はクリア活字体符号52での回折で生じた一1次の回
折光Cは、入射光Aに対して角度βをなしている。この
ため、光源及び受光器の各光軸は、光損失を生じる光線
分割器を用いることなく相互に分離される。第2図に示
す装置は、光源及び受光器の各光軸を急勾配を付けて配
列することによって生じる焦点ぼけには影響されない。
符号領域20に対する角度αでの傾斜観測により焦点ぼ
け又は歪みが現れたとしても、この現象は符号領域20
、対物レンズ14及び受光器16間の光路における光線
の伝達状態を観測することにより補正することができる
。
け又は歪みが現れたとしても、この現象は符号領域20
、対物レンズ14及び受光器16間の光路における光線
の伝達状態を観測することにより補正することができる
。
集光レンズ12により集光された入射光Aは偏向鏡28
により符号領域20へと方向付けられる。
により符号領域20へと方向付けられる。
また、符号領域20での回折で生じた一1次の回折光C
は、偏向鏡30を介して対物レンズ14へと偏向させら
れる。更に、光線は、対物レンズ14を介して偏向鏡3
2により受光器16へと偏向させられる。
は、偏向鏡30を介して対物レンズ14へと偏向させら
れる。更に、光線は、対物レンズ14を介して偏向鏡3
2により受光器16へと偏向させられる。
また、像面上での照射光度を強めるために、照射光路に
アナモルフィブク光学系を配列することにより、効果的
にクリア活字体符号を受光器にて検知できる。
アナモルフィブク光学系を配列することにより、効果的
にクリア活字体符号を受光器にて検知できる。
第2図に示す本実施例の光学走査装置は、回転軸24の
周囲の環状の符号領域近傍の自由空間をコンパクト・デ
ィスク18の両面において比較的広い範囲で確保するこ
とができ、コンパクト・ディスクの検査をするためにデ
ィスクを両面からターンテーブルに押し付けて保持でき
るという利点がある。
周囲の環状の符号領域近傍の自由空間をコンパクト・デ
ィスク18の両面において比較的広い範囲で確保するこ
とができ、コンパクト・ディスクの検査をするためにデ
ィスクを両面からターンテーブルに押し付けて保持でき
るという利点がある。
第3図は、本発明の光学走査装置によるクリア活字体符
号の読み取り動作を説明したブロック図である。受光器
16(第1図及び第2図参照)を備えたカメラ34はコ
ンパクト・ディスク18の上方位置に配置されており、
このカメラ34からの出力信号は、出力端子が画像メモ
リ38の入力端子及び記号位置認識装置40の入力端子
に接続されたアナログ・デジタル変換器36に供給され
る。この回路には、評価コンピュータ42に接続された
角度複合器44が設けられている。
号の読み取り動作を説明したブロック図である。受光器
16(第1図及び第2図参照)を備えたカメラ34はコ
ンパクト・ディスク18の上方位置に配置されており、
このカメラ34からの出力信号は、出力端子が画像メモ
リ38の入力端子及び記号位置認識装置40の入力端子
に接続されたアナログ・デジタル変換器36に供給され
る。この回路には、評価コンピュータ42に接続された
角度複合器44が設けられている。
画像メモリ38、記号位置認識装置40及び評価コンピ
ュータ42はシステム・バス50を介して相互に接続さ
れている。また、評価コンピュータ42は、一方の双方
向信号線46を介して接続端子に結線され、他方の双方
向信号線48を介してコンパクト・ディスク操作システ
ムに結続されている。
ュータ42はシステム・バス50を介して相互に接続さ
れている。また、評価コンピュータ42は、一方の双方
向信号線46を介して接続端子に結線され、他方の双方
向信号線48を介してコンパクト・ディスク操作システ
ムに結続されている。
[発明の効果]
上記したように、本発明の光学走査装置によると、簡単
な構成にて、光学記録媒体に形成されたクリア活字体符
号の自動読出しを高信頼度及び高速で実施することがで
きる。
な構成にて、光学記録媒体に形成されたクリア活字体符
号の自動読出しを高信頼度及び高速で実施することがで
きる。
第1図はコンパクト・ディスクに形成されたクリア活字
体符号を走査する光学走査装置の概略図、第2図は光源
からの入射光軸と受光器での受光軸とにより決定される
平面がコンパクト・ディスク表面上への垂線に対して傾
斜して設定された光学走査装置を示す概略図、及び第3
図は本発明の光学走査装置を備えたクリア活字体符号読
取装置を示すブロック図である。 10・・・光源、16・・・受光器、18・・・記録媒
体、52・・・クリア活字体符号、A・・・入射光、C
・・・−1次の回折光
体符号を走査する光学走査装置の概略図、第2図は光源
からの入射光軸と受光器での受光軸とにより決定される
平面がコンパクト・ディスク表面上への垂線に対して傾
斜して設定された光学走査装置を示す概略図、及び第3
図は本発明の光学走査装置を備えたクリア活字体符号読
取装置を示すブロック図である。 10・・・光源、16・・・受光器、18・・・記録媒
体、52・・・クリア活字体符号、A・・・入射光、C
・・・−1次の回折光
Claims (19)
- (1)記録媒体(18)に走査光線を照射する光源(1
0)と、記録媒体から投射された光線を受光する受光器
(16)を有し、且つ記録媒体上に形成されたクリア活
字体符号(52)を走査する光学走査装置において、受
光器(16)が0次と異なる回折次数を有する回折光の
みを受光するように、光源(10)からクリア活字体符
号(52)上に照射された入射光の方向に対して受光器
(16)の観測方向を選択した光学走査装置。 - (2)受光器(16)の観測方向を受光器が単一次数の
回折光のみを受光するように選択した請求項1記載の光
学走査装置。 - (3)最高光度を有する回折次数の回折光を受光器(1
6)で受光するように受光器の観測方向を選択した請求
項1乃至2記載の光学走査装置。 - (4)受光器で受光される回折光の次数を−1又は+1
に選択した請求項1乃至3記載の光学走査装置。 - (5)走査対象のクリア活字体符号(52)が光学位相
格子構造である請求項1乃至4記載の光学走査装置。 - (6)走査対象のクリア活字体符号(52)が光学反射
格子構造である請求項1乃至4記載の光学走査装置。 - (7)記録媒体がコンパクト・ディスクであり、走査対
象のクリア活字体符号(52)の格子構造がコンパクト
・ディスクの記録トラックによって決定される請求項1
乃至6記載の光学走査装置。 - (8)光源(10)が狭帯域の波長を有する光線を発す
る請求項1乃至7記載の光学走査装置。 - (9)光源(10)が単色光を発する請求項8記載の光
学走査装置。 - (10)光源(10)をレーザ、好ましくはレーザ・ダ
イオードから形成した請求項1乃至9記載の光学走査装
置。 - (11)光源(10)を狭帯域発光ダイオードから形成
した請求項1乃至9記載の光学走査装置。 - (12)光源(10)から発せられる走査光線の波長及
び/又はクリア活字体符号(52)の格子構造の格子定
数を空間的に相互に分離する不連続な回折次数の回折光
のみが生ずるように選択した請求項1乃至11記載の光
学走査装置。 - (13)光源(10)が赤外線光源である請求項1乃至
12記載の光学走査装置。 - (14)周囲の光線を除去するフィルター手段を設けた
請求項1乃至13記載の光学走査装置。 - (15)光源(10)が高周波パルスを発生し、この高
周波パルスの波長に同調するように設定した信号フィル
ターを受光器に配設した請求項1乃至14記載の光学走
査装置。 - (16)受光器(16)をダイオード列から形成した請
求項1乃至15記載の光学走査装置。 - (17)受光器(16)をダイオード・アレイから形成
した請求項1乃至16記載の光学走査装置。 - (18)光源(10)から光学記録媒体(18)の表面
上に発せられた入射光の方向と受光器(16)の観測方
向とによって決定される平面が光学記録媒体表面上への
垂線(26)に対して傾斜するように設定した請求項1
乃至17記載の光学走査装置。 - (19)像面上での照射光度を強めるために、照射光路
にアナモルフィック光学系を配列した請求項1乃至18
記載の光学走査装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE3742485.8 | 1987-12-15 | ||
DE19873742485 DE3742485A1 (de) | 1987-12-15 | 1987-12-15 | Optische abtastvorrichtung |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01212329A true JPH01212329A (ja) | 1989-08-25 |
Family
ID=6342657
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63317580A Pending JPH01212329A (ja) | 1987-12-15 | 1988-12-15 | 光学走査装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0320671A3 (ja) |
JP (1) | JPH01212329A (ja) |
DE (1) | DE3742485A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100346828B1 (ko) * | 1993-10-21 | 2002-11-13 | 르시 | 기판상에쓰여진문자를확인하는방법및장치 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2911700B2 (ja) * | 1992-02-17 | 1999-06-23 | 三菱電機株式会社 | コード読み取り用パターンの撮像装置 |
DE4344874A1 (de) * | 1993-12-29 | 1995-07-13 | Markus Schrodt | Vorrichtung zur dauerhaften Kennzeichnung und Beschriftung von Compact Discs und anderen digitalen Informationsträgern, welche die grundsätzlichen Eigenschaften einer Compact Disc aufweisen, wie z. B. CD-ROM Discs |
DE19909989B4 (de) * | 1999-03-06 | 2006-09-28 | Leopold Kostal Gmbh & Co. Kg | Vorrichtung zum Detektieren von auf einer durchsichtigen Scheibe befindlichen Objekten |
DE10337329A1 (de) | 2003-08-12 | 2005-03-10 | Sick Ag | Codeleser |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CH536524A (de) * | 1971-03-22 | 1973-04-30 | Zellweger Uster Ag | Lesevorrichtung für optisch erkennbare Zeichen |
CH589897A5 (ja) * | 1975-08-14 | 1977-07-29 | Landis & Gyr Ag | |
CH622896A5 (ja) * | 1978-03-20 | 1981-04-30 | Landis & Gyr Ag | |
IT1138258B (it) * | 1980-04-21 | 1986-09-17 | Rca Corp | Etichetta codificata a solchi per videodischi |
EP0104824A3 (en) * | 1982-09-23 | 1986-12-30 | Trw Inc. | Method for contrast enhancement of embossed information |
DE3541351A1 (de) * | 1985-11-22 | 1987-06-11 | Guetermann & Co | Optische sende- und empfangsvorrichtung zum beruehrungsfreien lesen von zeichen |
-
1987
- 1987-12-15 DE DE19873742485 patent/DE3742485A1/de active Granted
-
1988
- 1988-11-23 EP EP19880119514 patent/EP0320671A3/de not_active Withdrawn
- 1988-12-15 JP JP63317580A patent/JPH01212329A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100346828B1 (ko) * | 1993-10-21 | 2002-11-13 | 르시 | 기판상에쓰여진문자를확인하는방법및장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0320671A2 (de) | 1989-06-21 |
DE3742485C2 (ja) | 1989-09-28 |
EP0320671A3 (de) | 1991-10-16 |
DE3742485A1 (de) | 1989-06-29 |
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