JPH01212239A - 光学素子の成形装置 - Google Patents

光学素子の成形装置

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JPH01212239A
JPH01212239A JP3540288A JP3540288A JPH01212239A JP H01212239 A JPH01212239 A JP H01212239A JP 3540288 A JP3540288 A JP 3540288A JP 3540288 A JP3540288 A JP 3540288A JP H01212239 A JPH01212239 A JP H01212239A
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cutting
molding
glass
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B11/00Pressing molten glass or performed glass reheated to equivalent low viscosity without blowing
    • C03B11/06Construction of plunger or mould
    • C03B11/08Construction of plunger or mould for making solid articles, e.g. lenses
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B2215/00Press-moulding glass
    • C03B2215/70Horizontal or inclined press axis
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B2215/00Press-moulding glass
    • C03B2215/76Pressing whereby some glass overflows unrestrained beyond the press mould in a direction perpendicular to the press axis
    • C03B2215/77Pressing whereby some glass overflows unrestrained beyond the press mould in a direction perpendicular to the press axis with means to trim off excess material

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、プレス成形による光学素子の成形装置ηに関
し、より詳細には、プレス成形後において研削及び研摩
等の工程を経ることなしに表面精度及び重;R精度の良
好な光学素子又はそのリヒートプレス用として好適する
プリフォームの成形装置Rに関する。
(従来の技術) 近年、所定の表面精度を有する成形用型内にガラス素材
を収容してプレス成形することにより、研削及び研摩等
の後加tを不要とした高精瓜の光学素子を成形する方法
が開発されている。
このプレス成形法には、一般にリヒートプレス法とダイ
レクトプレス法がある。
リヒートプレス法は、トめ溶融固化したガラス材料の必
要量を切断し、砂ずりτの方法によりφ:11調整を施
してガラス小塊とし、これを成形用型内に入れ、該ガラ
ス小塊と成形用型を同時に父は別々にプレス温度まで加
熱した後、プレス成形して成形用型に形成した光学機能
面を抑圧転写して光学素子を成形する方法である。
−・方、ダイレクトプレス法は、溶融ガラス流出【−1
より流出若しくは押出される溶融ガラス流の必要:Ii
を切断刃により切断し、これを成形1[1型内に直接落
下させるか又はシュートによって投入し、しかる後成形
用型を押圧して光学素子を成形する方法である。
叉、上記のリヒートプレス法において、切断及び砂ずり
等のような生産性の低い工程を経ずに上記のダイレクト
プレス法における如く、溶融ガラスを成形用型に入れて
プレス成形し、最終製品に近似した形状の予備成形品(
プリフォーム)を得た七で該プリフォームを最終製品の
形状及び面積度と同じか若しくはそれ以上に精度の高い
光学機能面を有する成形用型に入れてプレス成形を行な
う方法がある。
(発明が解決しようとする問題点) これらの成形方法により得られた光学素子は、良好な像
形成品質が得られるよう、所定の面積度及び寸法精度が
要求され、又このため上記のいずれの方法においても最
終製品を得るためのプレス成形に供給されるガラス材料
は十分に重量調整がなされていなければならない。
しかしながら、上記のガラス小塊を用いてプレス成形す
る方法では、ガラス小塊の重量調整を切断及び砂ずり等
により1丁なうため、成形品の表面に砂目が残留したり
、プレス成形前にガラス小塊を加熱する際、ガラスと加
熱用受皿との融若を防ILするために塗布した離型済が
プレス時に成形品の表面に食い込んで該成形品の表面精
度が著しく悪化するという問題がある。
叉、直接溶融ガラスを用いてプレス成形する方法では、
切断刃による切断の際、成形品にシャーマークと称せら
れる切断1良が生じ、成形品の面積度が劣化するという
問題がある。又、このプレス成形法においては、成形品
の重量調整を溶融ガラス流の切断によって行なうため、
この溶融ガラス流の温度変化や切断タイミング或いはガ
ラス流の脈動等により成形品に重量変動が生じ、所定の
−r法精度が得られないという問題点もある。
なお、特にシャーマークの発生を防止したプレス成形法
としては、特公昭41−9190号公報或いは特開昭6
1− l :S 2 F’> 23号公報に記載された
ものがある。
特公昭41−9190号公報に記載された成形方法では
、成形用型を溶融ガラスの流下方向に直角の方向に押圧
して型空所内に溶融ガラスを充填させてプレス成形する
方法であるが、成形用型の抑圧時に型空所内の余剰ガラ
スが成形用型とこれに対向するアンビルとの間から流出
するという現ψが生じる。この余剰ガラスは成形用型の
押JE動作が進行するに伴い、その流出抵抗を増大する
とともに成形用型により冷却されて粘性を増し、これが
成形用型とこれに対向するアンビル間で完全に切取られ
ないまま冷却されて成形品の外周にはみ出し部分を形成
する。このため、プレス成形後においてこのはみ出し部
分の破断及び破断面を仕Eげる作業が必要となる。又、
溶融ガラス流の大きさが変動することにより上記した成
形品とはみ出し部分との間のガラス厚さが変動して成形
品の1!7さにバラツキが生じてしまい1重量調整が高
精度に行なえないという問題もある。
一方、特開昭61−132523号公報に記載された成
形方法では、成形品の精度は流動するガラス体を打抜く
前の該ガラス体の大きさ等に依存しており高精度の寸法
形状をイイするロッド又はガラスシートが必要となる。
本発明行等は、」−述のような問題点を解決すべく、ガ
ラス流体を挟むように一対の成形用型を対向配置すると
ともに該成形用型のキャビデイを設定し、11j記ガラ
ス流体をIrI記成形成形用型7.いに押IEシて被成
形部を形成した後、前記成形用型の外周に設けた切断部
材により前記被成形部とその他の部分とを切断分離する
ことを特徴とする光学素rの製造方法について既に提案
しである。
この方法によるとガラス流体の切断跡を避けた状態で成
形品の機能面を形成するとともに成形用型の外周)こ設
けた切断部材により成形品の外周側面を高精度に形成す
ることができ、シャーマーク等の表面欠陥がなく、寸法
精度及び1R量精度がずこぶる良好な光学素子が得られ
る。
本発明は、この種の製造方法に好適する装置を提供する
ものである。
この種の装置においては、成形用型が加熱されて熱膨張
すると、切断部材が成形用型の外周で摺動する際カジリ
を起こして円i(jに移動すること−ができないばかり
か、はなはだしくは切断部材が成形用型に食い付いてし
まい全く移動できないという゛ド態を招くおそれがある
。叉、切断部材が成形用型で摩耗して切断部材の刃先が
荒れてしまうと切断後の成形品外周にも荒れが生じたり
、或は切り粉が付着し好ましくない。
さらに、この神の装置においては、1,7]断部材及び
成形用型の材料を選定する際、耐熱性或は耐摩耗性等の
条件が厳しく要請されるため、好適する材料が極めて限
定される。
本発明は1記のような°■情に鑑みて成されたもので、
成形用型の熱膨張によるカジリ等の発生を防上し、切断
部材及び成形用型に用いる材料選択の幅を拡大し得る光
字素子の成形装置を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための1段) 上述した従来の問題点を解決するために、本発明の光学
素子の成形装置は、溶融したガラス素材をプレス成形す
る成形用型と該成形用型の外周に所定間隔を保って設け
られた1iり記ガラス素材の余剰部分を切断する切断部
材とを有する光字素子の成形装置において、11?1記
切断部材の刃頭部内周における11τ1記成形用型と前
記切断部材との所定間隔を僅少空隙とし、 +iii記
切断部材と前記成形用型との間隙に前記刃頭部内周にお
ける空隙を所定慴に保つ保持部材を1)q2成形装置の
基体に保持した状態で介装し7たことを特徴とす。
(作 用) このように構成された光学素子の成形装置において、成
形用型の外周にはこの型と所定間隔を保って切断部材が
設けられている。該切断部材は成形用型の外周に沿って
移動し成形用型により成形された成形品の余剰部分を切
断して成形品の外周形状を形成する。
さらに、このような切断部材の先端付近を構成する刃頭
部内周と成形用型との間には僅少空隙が設けられている
。ここで、を2刃頭部は切断部材の先端(刃先部)のみ
を構成するものではなく、該先端から幾分かの幅を有し
ており、この幅は切断部材が成形品外周の余剰部分を切
断する移動動作中、該刃Ijn部が成形用型から外れる
ことのない程度に構成されたものである。このような構
成により、ガラス素材を成形する際、燕ガラス素材が成
形用型と切断部材との空隙に侵入することがなく、成形
1fl型の外周を切断部材が移動する際、該切断部材が
成形用型に対してカジリ或は食い付きを発生ずるような
ことがない。
さらに1本発明においては、」−記の刃頭部内周と成形
用型との僅少空隙を一定の間隔に保つよう上述した切断
部材と成形用型との間隙に保持部材を挿着しである。こ
の保持部材は、成形装置の基体に保持された状態にあり
、切断部材の移動方向に対しては移動しない。又、該保
持部材は切断部材と成形用型に対して摺動可能に接触し
た状態にある。ただし、切断部材と成形用型のいずれか
一方に固定した状態にあってもよい。
上記の刃頭部内周における空隙の間隔は20μ〜50μ
とするのが好ましい。この空隙を20μより小さく構成
すると成形用型に対して接触しやずくなる。空隙を50
μより大きく構成すると、プレス成形の際、ガラス素材
がこの空隙に侵入し、かえって切断部材の移動動作を妨
げてしまう。又、この場合、空隙に侵入したガラス素材
が冷却されて成形品にパリ等が生じ好ましくない。
なお、上記保持部材として、Fe12のような摩耗しや
すいが高温での滑りをよくするような材料を用いるか、
或は耐摩耗性に優れるTiN被覆、酸化アルミニウム、
セラミック材を使用した被覆を施すことによって成形用
型或は切断部材との摺動性を円滑にしである。
(実施例) 以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明
する。
第1図は本発明の実施例装置117の要部断面図であり
切断部材たる切断リングが設けられた成形用型の周辺が
示しである。第2〜7図は第1図に示す装置の適用例を
示す図であり、工程順の作動状況が示しである。
まず、第1図に示すように、本実施例装置の主要部は、
型部材6と切断部材たる切断リング7とから成り、切断
リング7は型部材6の外周に所定の間隔を有する間隙4
2を有して設けられ、不図示の駆動手段により該型部材
6の外周に沿って移動可能とされている。型部材6には
成形面6aが設けられ、対向する型部材5の成形面5a
と対向状態にあり、プレス成形の際は、これらの成形面
間にガラス素材が供給されて夫々の成形面が抑圧転写さ
れる。1記した切断リング7と型部材6との間隙42は
比較的大きくてよい。
また、型部材6の外周と切断リング7の刃頭部7aの内
周は僅少な空隙24を有するように構成されている。刃
頭部7aの幅は切断リング7が型部材6の外周を移動し
た際、該刃頭部が型部材6から外れない程度に構成しで
ある。空隙24の間隔は20μ〜50μとするのが好ま
しい。この空隙24が20μより小さく構成すると、以
下に示すように切断リング7を温度制御して熱膨張を調
整するのが困難であり、型部材6に対してカジリを生じ
やすくなる。空隙24を50μより大きく構成すると、
プレス成形の際、ガラス素材がこの空隙に侵入しやすく
なり、かえって切断リング7の移動動作を妨げてしまう
。又、この場合、成形品にパリ等が生じ、好ましくない
、 型部材6及び切断リング7に好適する材質としては、ス
ーパーアロイとして例えばWC1対熱金属として例えば
S IJ S 、炭素工具鋼として例えばSKD、金属
以外の耐熱材として例λばS i C1Δ1□O5等の
セラミック及びサーメット等が挙げられ、使用雰囲気、
必要温度及び使用するガラス材によって適宜選定する7
なお、切断リングの方が型部材よりも耐摩耗性に優れる
材質を選定することが望ましい。
さらに本実施例装置においては* 、1’−、it’!
型部材6と切断リング7との間隙42に保持部材4oが
介装されている。この保持部材40は切断リング7の刃
頭部7aの内周と型部材6の外周との空隙24を初期状
態の間隔に保持するために設けられたもので、上述のよ
うに型部材6と切断リング7との間隙42に介装される
とともに該装置6の基体として機能する支持部材10に
固定されている。この固定方法は1例えば図示したよう
に、支持部材10に対してボルト締結41により行なう
ことができる。保持部材40と型部材6とは摺動可能な
状態にあり、保持部材40と切断リング7とは図示のよ
うに固定状態にしてもよい。
ト記保持部材として、T’ C25のような摩耗しやす
いが高温での滑りをよくするような材料を用いるか、或
は耐摩耗性に優れる’l’ i N被覆、#化アルミニ
ウム、セラミック材を使用した被覆を施すことによって
成形用型或は切断部材との摺動性を円滑にしである。
なお、保持部材40は上記の材料により一層構造とする
ばかりか、構成する各々の材料、又これに接触する材料
により二層構造としてもよい。
31は型部材6に内設されたヒーターであり、このヒー
ターには型温検出用の熱電対が内蔵され、不図示のコン
トローラーに接続され温度制御が可能となっている。
上述のような保持部材40により切断リング7の刃SI
n部7aの内周と型部材6との空隙24は初期の間隔を
保持し、プレス成形の際切断リング7と型部材6とは斤
いに摩耗することなく移動することができる。
なお、」−記のように、保持部材40の材料として耐摩
耗性に優れるF C25を使用した場合、プレス成形の
際の摺動によって生じた粉は型部材6と切断リンング7
との間隙42に滞留するか、或は刃先部7bとは反対方
向の型部材6と切断リンング7との隙間44から排出さ
れ成形品の外周に付着したりするおそれはない。
第2図に示すプレス成形装置に上述した型部材6及び力
ψjターフ等の適用例が示しである。
以下、この第2〜7図を用いて本実施例装置の作動につ
いて説明する。
lは不図示の溶融炉から溶融ガラスを流出するノズルで
あり、このノズルからガラス流体2が流出している。、
4はノズルlのド方、に設けられ、不図示の駆動装置に
より開閉動作を行なうことによりガラス流体2を切断す
る切断刃である。
本実施例に示すプレス成形装置は、ガラス流体2がノズ
ルlから流下する形式のものに対して構成してあり、1
対の成形用型を構成する第1の型部材5と第2の型部材
6とがガラス流体2を略直角方向から挟むように互いに
対向した状態で配置しである。
各型部材5.6は、上記したように、対向する夫々の面
に鏡面加工か施された成形面5a、6aを有している。
そして、第1の型部材5及び第2の型部材6は例えばシ
リンダー等(不図示)の駆動源により上方から流下する
ガラス流体2の流出方向に対して−1いに略直角方向に
移動して押庄動作が行なわれる。ただし、これら第1及
び第2の型部材5.6は別々に設けられた駆動源により
独立した開閉作動を行なうことができる。
これら型部材5,6の作動ストロークを調整して加圧成
形時における両者の間隔を設定することにより、製造す
べき成形品の肉厚を調整することができる。
型部材6の外周には切断リング7に固着されて該切断リ
ング7を包囲するガイドブロック14が設けられ、この
ガイドブロック14は支持部材IQに固定されている。
又、型部材5の外周にもガイドブロック1:3が設けら
れていて詠型部材5を包囲し、このガイドグロック13
は支持部材11に支持されている。支持部材10.11
は夫々シリンダー等の駆動源(不図示)に接続され。
該駆動源の駆動により各々独克した動作で支持部材10
.11を作動する。支持部材10の作動によりガイドブ
ロック14に固着された切断リング7が第2の型部材6
の外周を第1の型部材5の方向に摺動しつつ往復移動す
る。又、支持部材11の作動により第1の型部材5が第
2の型部材6の方向に往復移動する。
又、ガイドブロック13にはガイドビン15がガイドブ
ロック14側に突出するよう固着され。
ガイドブロック14には上記ガイドビン15に嵌合して
摺動するガイド孔16が設けられている。
ガイドブロック13.14が作動し互いに接近するとガ
イドビン15がガイド孔16内で摺動しつつ移動して型
部材5.6の抑圧動作が案内される。。
型部材5,6の夫々の内部にはヒーター30.31が設
けられていて、このヒーターにより型部材5,6が所定
温度まで加熱される。
又、ガイドブロック13.14内には夫々ヒーター32
、:33及び熱電対34.35が設けられている。各ヒ
ーター32.33はガイドブロック13.14内て人々
のガイドビン15及びガイド孔16の相互のピッチが所
定間隔を保つよう均等に加熱し得るような位置に複数設
けられており。
熱電対34.35による温度検出により外部に設けられ
たコントローラーにより温度制御される。
次に本装置の動作について第2〜7図及び第8図を用い
て説明する。
第2〜7図は、本装置の各−L程順における作動状態を
示す要部断面図であり、第8図は、本装置における作動
部、即ち第1の型部材5、第2の型部材6.切断刃4及
び切断リング7の各部の作動タイミングを示すタイミン
グチャートであり、横軸は時間′1′を示す。これら作
動部の作動タイミングは、各作動部を接続した不図示の
コントローラーにより制御することができる。
第2図はプレス成形直前の状態であり、ノズル冨からは
ガラス流体2が流ドしている。このガラス流体2の先端
、即ち切断跡3が対向する各成形面5a、6aより下方
に流ドした時点で、第1の型部材5及び第2の型部材6
の抑圧動作を開始する。この抑圧動作において、ガイド
ビン+5はガイド孔16内に嵌合するとともに摺動し、
型部材5.6に多少の軸ずれがあってもこれら型部材5
.6がガイド部材に案内されて軸ずれが矯正される。
第8図において!゛=0はこの両型部材5.6の作動開
始時期を示す。これら型部材5.6の作動開始時期は双
方において同時でよいが、型部材5.6のガラス流体2
に対する抑圧動作終了時期T、は双方において同時か多
くとも±0.05sの誤差に収めるのが好ましい。この
誤差が大きいと型部材5.6の片方のみがガラス流体2
に衝突して該ガラス流体2に横ブレが生じ好ましくない
。その後、型部材5.6は、第3図に示すように、ガラ
ス流体2の被成形部21を押圧したままの状態を所定時
間保ち、この間被成形部21の両表面に対して夫々の成
形面5a、6aによる抑圧転写が行なわれる。
切断刃4の作動開始時期綬び切断開始時期は、夫JJ型
部材5.6の作動開始時期T=0と同時であってよいが
、この切断刃4によるガラス流体2の切断路−r時期′
1゛4は型部材5.6がガラス流体2を保持すると同時
か少なくとも保持した後でなければならない。
その後、切断n4は元の状態に復帰せしめられる。第8
図には、この切断刃4の復帰開始時期を]′4とし、復
帰終了時期を1′、として示しである。好ましくは、切
断刃4の作動開始時期1’ = 0から復帰開始時期゛
「4までに要する時間を0.3〜0.48とする。。
切断リング7の作動開始時期1′、は、第5図に示すよ
うに、少なくとも切断リング7による被成形部21の外
周切断終7’ (1’ :+ ) i’i′ii+=切
断刃4によるガラス流体2の切断が終了(−ra)した
状態となるようにするのが好ましい。こうすることによ
り、切断リング7の切断動作が終了した時点においてガ
ラス流体2は切断刃4により既に切り離された状態にあ
り、切断リング、7で切取られた切断片22は容易に第
1の型部材5の外部即ち環状溝50内に移動することが
できる。
かくして、切断リング7は第2の型部材6の外周に沿っ
て摺動しつつ被成形部21の外周を切断し、該被成形部
21の外周形状を形成する。
その後、切断リング7は切断路γ時(Tiの状態を維持
し、被成形部21の外周を保持したままその温度差によ
り被成形部21を外周から冷却し、該被成形部2Iの外
周付近は粘度を増してその形状が定着する。
一方、型部材5.6による抑圧後、晶型部材と被成形部
21の温度差により該被成形部21は両表面から冷却さ
れて粘度を増し、表面形状が安定化する。
次いで、第6図に示すように、ガイドブロック13を作
動させて第1の型部材5を元の状態に復帰する。この作
動開始時期をT、とじ、作動路r時期をT?とじ、切断
リング7を元の状態に作動する開始時期を第1の型部材
5の復帰終了時期]゛、と同時かその終了後とすると、
切断リング7の作動開始前において被成形部21は該切
断リング7により保持された状態にあり、自然に落ドす
ることがない。
被成形部即ち成形品23の取り出しは、切断リング7の
復帰線r(’re)と同時に行なう。これは、周知の吸
着ハンド等を用いて行なうことができる。この取出し作
業の終了後、第2の型部材6を元の状態に復帰せしめる
。第8図には、この第2の型部材6の復帰開始時期をT
、とし、復帰終了時期を′r、。とじである。
なお、第7図に示すように、成形品23の取出し時にお
いて、型部材6を型部材5の方向に押出すことにより成
形品23を切断リング7の保持状態から解除して、成形
品23の取り出しを容易にするようにしてもよい。
以上のような動作において、成形用型5.6によるプレ
ス成形は、ガラス流体2の先端即ち切断跡3を除いた部
分に対して行なわれるため、得られた成形品23にシャ
ーマーク等の表面欠陥が生じない。
型部材5.6により形成されるキャビティ容量は、夫々
の型部材に抑圧動作を行なわしめる不図小のシリンダー
のストロークにより設定することができる。即ち、設定
されたシリンダーのストロークによって、抑圧時におけ
る各型部材5.6間の最短接近幅が決まり、これが型部
材5.6の成形面間隔を規制する。
又、本実施例においては、ガイドビン15とガイド孔1
6から構成されたガイド部材により型部材5.6の抑圧
動作が案内され、これら型部材5.6の軸ずれが矯正さ
れるため、製造される成形品23は高精度の光軸を有す
る光学素r−として使用することができる。
又、L記ヒーター32、コ33の加熱手段、これに温度
υ制御を行なうための熱電対34.35及び不図示のコ
ントローラーにより、熱膨張のバラツキによるガイド部
材相互間のピッチ変動がなくなり、これらガイド部材の
嵌合及び摺動動作は円滑に行なわれる。
さらに、成形品23の表面形状及び性状は各型部材5.
6の夫々の成形面5 a 、 6 ンxにより決まる。
成形品23の外周形状は切断リング7の内周形状により
決まり、該切断リング7の切断動作と同時に成形品23
の外周が形成される。
なお、以−ヒ説明したプレス成形装置は、成形用素材た
るガラス流体がF方に流下するノズルに対応してん右横
方向から押LE動作を行なう成形用型が用いであるが、
本発明はこのような流下形式及び成形用型に限定される
ものではなく、例えば横方向或いは傾斜方向に供給され
るガラス流体に対して構成される成形用型を用いること
もできる。
(発明の効果) 以上説明し′たように1本発明によれば、成形用型と切
断部材の刃頭部との僅少空隙を所定の間隔に保つことに
より、切断部材の成形用型に対するカジリ或は食い付き
を防止して円滑なプレス成形動作を行なうことができる
又、このような成形装置により得られた成形品の外周に
は荒れが生ぜず、パリ等の発生もない。
さらに、成形用型と切断部材か直接接触して摺動するこ
とがないから、これらの成形用型或は切断部材の材料に
従来のような厳しい条件が課せられず材料の選定が容易
になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示すプレス成形装置の要部断
面図である。第2図〜第7図は第1図に示す装置の適用
例を示す成形装置の断面図であり、同装置の工程順の作
動状態が示しである。第8図は第1図に示すプレス成形
装置の各作動部のタイミングヂャートを示す図である。 1・・・ノズル 2・・・ガラス流体 4・・・切断刃 5・・・第1の型部材 6・・・第2の型部材 7・・・切断リング 7 a ・・・刃頭部 7 b−・・刃先部 21・・・被成形部 22・・・すJ断片 23$・・・成形品 24・・・僅少空隙 40−・・保持部材 42 ・・・切断リングと成形用型との間隙代理人 弁
理士  山 ド 穣 f 第1図 O 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 す 第7図 第8図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 溶融したガラス素材をプレス成形する成形用型と該成形
    用型の外周に所定間隔を保って設けられた前記ガラス素
    材の余剰部分を切断する切断部材とを有する光学素子の
    成形装置において、前記切断部材の刃頭部内周における
    前記成形用型と前記切断部材との所定間隔を僅少空隙と
    し、前記切断部材と前記成形用型との間隙に前記刃頭部
    内周における空隙を所定量に保つ保持部材を前記成形装
    置の基体に保持した状態で挿着したことを特徴とする光
    学素子の成形装置。
JP3540288A 1988-02-19 1988-02-19 光学素子の成形装置 Granted JPH01212239A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5275637A (en) * 1990-01-31 1994-01-04 Canon Kabushiki Kaisha Method of manufacturing a glass optical part
US5322541A (en) * 1991-03-28 1994-06-21 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Method of producing glass blank

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US5322541A (en) * 1991-03-28 1994-06-21 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Method of producing glass blank

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