JPH0121150Y2 - - Google Patents

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JPH0121150Y2
JPH0121150Y2 JP1984174634U JP17463484U JPH0121150Y2 JP H0121150 Y2 JPH0121150 Y2 JP H0121150Y2 JP 1984174634 U JP1984174634 U JP 1984174634U JP 17463484 U JP17463484 U JP 17463484U JP H0121150 Y2 JPH0121150 Y2 JP H0121150Y2
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JP
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cleaning liquid
fresh water
turbo blower
nozzle
turbo
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はターボ過給機付き舶用デイーゼルエン
ジンのターボブロワを洗浄する装置に関するもの
である。
(従来技術) 近年50PS〜500PS程度の中小型ターボ過給機
付きデイーゼルエンジンを漁船に搭載する傾向に
ある。
ところで舶用のターボ過給機付きデイーゼルエ
ンジンでは陸用のエンジンより高負荷で運転され
る場合が多いので、ターボ過給機のターボブロワ
が汚損され、過給効率を低下させるという問題が
あり、定期的にターボブロワを洗浄する必要があ
る。
従来のターボブロワの洗浄作業は、操舵者が漁
船を全力航行させながら、作業員が機関室に入つ
て手作業で洗浄液を規定量だけターボブロワに注
入した後に、清水を注入してターボブロワに付着
した汚れを洗浄している。
斯かる従来の洗浄作業は操舵者と作業員の2名
で行なわなければならず、しかも全力航行中の作
業であるので、洗浄作業は極めて面倒な作業であ
り、簡便にターボブロワの洗浄作業を行える洗浄
装置が要望されている。
(考案の目的) 本考案は舶用のターボ過給機付きデイーゼルエ
ンジンのターボブロワを1人で簡便に洗浄できる
ターボブロワ洗浄装置を提供することを目的とし
ている。
(考案の構成) 本考案は、ターボ過給機付き舶用デイーゼルエ
ンジンのターボブロワに面した位置にノズルを配
置し、洗浄液を貯留した洗浄液タンクおよび清水
を貯留した清水タンクと前記ノズルを配管で接続
し、ノズルに洗浄液および清水を圧送するポンプ
を両タンクに設け、所定量の洗浄液を圧送した後
に所定量の清水を圧送するように前記ポンプを制
御する制御装置を船舶の操舵室に配置したことを
特徴とするターボブロワ洗浄装置である。
(実施例) 本考案を適用したターボブロワ洗浄装置の取付
け状態を示す第1図において、10は船体であ
り、船体10にはデイーゼルエンジン12が搭載
されている。デイーゼルエンジン12にはターボ
過給機14が備えられており、ターボ過給機14
のターボブロワ16に面した部分にはノズル18
が設けられている。
船体10の機関室20aには洗浄液タンク22
と清水タンク24が配置されており、洗浄液タン
ク22、清水タンク24は配管26でノズル18
に接続されている。両タンク22,24は前記ブ
ロワ16より下方位置に配置されている。洗浄液
タンク22、清水タンク24には後述するポンプ
28が各々備えられている。
船体10の操舵室20bにはポンプ28を制御
する制御装置30が配置されており、制御装置3
0を操舵者32が操舵しながら操作するようにな
つている。制御装置30にはバツテリー34から
ポンプ28駆動用の電力が供給されている。制御
装置30とポンプ28は接続コード36で電気的
に接続されている。
以上のようなターボブロワ洗浄装置は第2図に
示すような構造である。すなわち洗浄液タンク2
2、清水タンク24は所定容量のプラスチツク製
タンクであり、洗浄液タンク22には洗浄液38
が貯留され、清水タンク24には清水40が貯留
されている。
洗浄液タンク22、清水タンク24の下部には
前記ポンプ28が内蔵されており、ポンプ28は
モータ42とインペラ44から形成されている。
ポンプ28の吐出管46には配管26の一端が接
続されており、配管26の他端はノズル18にそ
れぞれ接続されている。なお図中48は径違い継
手である。
ノズル18は噴射管50をターボ過給機14の
ターボブロワ16に面した位置のエアークリーナ
52に取付けられている。噴射管50は接続部5
4に接続されており、噴射管50と接続部54で
ノズル18が形成されている。接続部54は洗浄
液流通管56と清水流通管58からなり、接続部
54の詳細は第3図に示されている。
洗浄液流通管56は例えば内径が10mmに設定さ
れており、洗浄液流通管56の図中の右端部すな
わち噴射管50との螺合部には絞り60が形成さ
れている。清水流通管58は洗浄液流通管56の
途中に分岐接続されており、洗浄液流通管56と
清水流通管58の接続部分には絞り62が形成さ
れている。清水流通管58の内径は例えば4mmに
設定されている。
絞り62は絞り60より小径であるが、洗浄液
38は清水40より粘度が大きいので、洗浄液流
通管56から噴射管50に流れる洗浄液38の流
量は5c.c./sec.に設定され、清水流通管58から
噴射管50に流れる清水40の流量は10c.c./sec.
に設定されている。
第2図を参照して制御装置30を説明する。制
御装置30はメインスイツチ70、洗浄液用タイ
マー72a、清水用タイマー72b、洗浄液用押
しボタン74、清水用押しボタン76等で形成さ
れている。メインスイツチ70はバツテリー34
からの通電をON・OFF切換するものである。洗
浄液用タイマー72a、清水用タイマー72bは
調整自在の設定時間にしたがつて各々のポンプ2
8にメインスイツチ70からの電力を供給する機
能を有する。なお78はパイロツトランプであ
る。
次に作用すなわち洗浄作業の手順を説明する。
1名の操舵者32が操舵室20bで操舵して全力
航行の状態で制御装置30のメインスイツチ70
をONに切替えた後に、洗浄液用押しボタン74
を押すと洗浄液用タイマー72aに設定された時
間だけ洗浄液タンク22のポンプ28が作動して
ノズル18からターボブロワ16に向かつて洗浄
液38を噴射する。洗浄液38の噴射後、清水用
押しボタン76を押すと、清水用タイマー72b
に設定された時間だけ清水タンク24のポンプ2
8が作動してノズル18からターボブロワ16に
向かつて清水40を噴射してターボブロワ16に
付着した汚れを洗い流す。
(考案の効果) 以上説明したように本考案のターボブロワ洗浄
装置は、ターボ過給機付き舶用デイーゼルエンジ
ンのターボブロワに面した位置にノズルを配置
し、洗浄液を貯留した洗浄液タンクおよび清水を
貯留した清水タンクと前記ノズルを配管で接続
し、ノズルに洗浄液および清水を圧送するポンプ
を両タンクに設け、所定量の洗浄液を圧送した後
に所定量の清水を圧送するように前記ポンプを制
御する制御装置を船舶の操舵室に配置したので、
操舵者32は1名で操舵しながら洗浄液用押しボ
タン74と清水用押しボタン76を押すだけの簡
単な作業でターボブロワ16を洗浄することがで
きる。
したがつて従来操舵者と作業員の2名が必要で
あつたターボブロワ16の洗浄作業を1名で行な
うことができ、ターボブロワ16に汚れが付着し
てターボ過給機14の過給効率が低下した場合に
は、即時に航行中でも操舵者32が操舵室20b
内に配置された制御装置30の洗浄液用押しボタ
ン74及び清水用押しボタン76を押すという簡
単な操作のみでターボブロワ16に付着した汚れ
を取除くことができる。このためターボ過給機1
4の過給効率を常に高く維持してデイーゼルエン
ジン12に高出力を発揮させることができる。特
に本考案では、ノズル18を下流側開口端部が前
記ターボブロワ16に面した噴射管50と噴射管
50の上流側端部に接続し洗浄液流通管56及び
清水流通管58が2股状に連通した接続部54と
で形成し、洗浄液を貯留した洗浄液タンク22お
よび清水を貯留した清水タンク24と前記ノズル
18を配管26で接続し、洗浄液タンク22及び
清水タンク24を前記ターボブロワ16より下方
位置に配置したので、弁機構を全く設けずに、洗
浄液と清水の供給を制御でき、構造が簡単で安価
な装置を提供できる。
ノズル18に前述のような2股状の接続部54
を設けたので、噴射管50の近傍まで噴射液と清
水が分離して供給され、清水と混合するとスラリ
ー状の高粘度になる洗浄液の影響でノズル18が
詰まることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を適用したターボブロワ洗浄装
置の取付け状態を示す構造略図、第2図はターボ
ブロワ洗浄装置の構造略図、第3図はノズルの接
続部の縦断面図である。 10……船体、12……デイーゼルエンジン、
14……ターボ過給機、16……ターボブロワ、
18……ノズル、20a……機関室、20b……
操舵室、22……洗浄液タンク、24……清水タ
ンク、26……配管、28……ポンプ、30……
制御装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ターボ過給機付き舶用デイーゼルエンジンのタ
    ーボブロワに面した位置にノズルを配置し、ノズ
    ルを下流側開口端部が前記ターボブロワに面した
    噴射管と噴射管の上流側端部に接続し洗浄液流通
    管及び清水流通管が2股状に連通した接続部とで
    形成し、洗浄液を貯留した洗浄液タンクおよび清
    水を貯留した清水タンクと前記ノズルを配管で接
    続し、洗浄液タンク及び清水タンクを前記ターボ
    ブロワより下方位置に配置し、ノズルに洗浄液お
    よび清水を圧送するポンプを両タンクに設け、所
    定量の洗浄液を圧送した後に所定量の清水を圧送
    するように前記ポンプを制御する制御装置を船舶
    の操舵室に配置したことを特徴とするターボブロ
    ワ洗浄装置。
JP1984174634U 1984-11-16 1984-11-16 Expired JPH0121150Y2 (ja)

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JPS6191036U JPS6191036U (ja) 1986-06-13
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JP6071639B2 (ja) * 2013-02-27 2017-02-01 三菱重工業株式会社 過給機の洗浄装置及び方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5414125A (en) * 1977-07-04 1979-02-02 Nec Corp Generator circuit for graphic data
JPS5615382U (ja) * 1979-07-13 1981-02-09

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