【発明の詳細な説明】[Detailed description of the invention]
（産業上の利用分野）
本発明は鉄筋の仮受は装置に関し、例えば鉄筋カゴの天
端が地面下にあるような鉄筋コンクリート杭を現場で構
築する場合や地下連続壁を構築する場合等に、鉄筋カゴ
の吊下げ等に使用する鉄筋の仮受は装置に関する。
（従来の技術）
一般に、鉄筋コンクリート杭（以下、ＲＣ杭）を構築す
る場合や、地下連続壁を構築する場合には、予め溝を掘
削し、この溝内に別途組立てた鉄筋カゴを挿入した後、
コンクリート打設を行っている。
このような言わゆる場所打ちＲＣ杭工事や、地下連続壁
の構築工事において、鉄筋カゴの天端が地面より低い位
置にある場合は、従来、第５図に示すような手段にて工
事が行なわれていた。
すなわち、第５図において、鉄筋カゴ１を構成する複数
本の主筋２の内、所要水の主筋２の天端に吊り鉄筋３を
溶接４で取付け、この吊り鉄筋３により鉄筋カゴ１を吊
下げ、地面Ｇ、Ｌ、 より下方に掘削された溝５内に挿
入する。そして、同図に示すように、鉄筋カゴ１を吊り
鉄筋３で吊った状態のままで、溝５内の所要位置までコ
ンクリートを打設する。
なお、場所打ちＲＣ杭の場合には、上記のようにして工
事が完了した後に、ビル、鉄塔、その他各種構築物の地
下部分を建造するために地盤Ｇの掘削（すなわち根切り
）が行われる。
（発明が解決しようとする課題）
上記のように、鉄筋カゴ１の天端が地面Ｇ、Ｌ。
より低い位置にある場合の従来の場所打ちＲＣ杭や地下
連続壁の工事においては、鉄筋カゴ１の主筋２に吊り鉄
筋３を溶接４で取付けていたため、次のような問題があ
った。
（１）主筋２への吊り鉄筋３の溶接のために手間と時間
がかかる。
（２）鉄筋カゴ１の主筋２と吊り鉄筋３との溶接部４は
溝５内の地面Ｇ、Ｌ、下にあるため、コンクリート打設
後に、この溶接部４を切断して吊り鉄筋３を回収するこ
とは不可能である。
（３）上記（２）のため、根切りの際に、吊り鉄筋３が
露出し、根切り作業を困難にする。
（４）また地下連続壁を構築する場合等のように吊り鉄
筋３が回収できないときは、経済的な不利益が大きい。
（５）吊り鉄筋３を鉄筋カゴ１の主筋２に溶接で固定し
てしまうため、鉄筋カゴ１の高さ方向における設置位置
の微妙な調整ができない。
（６）吊り鉄筋３の溶接作業時に、鉄筋カゴ１の主筋２
を傷つける虞れがある。
（７）吊り鉄筋３や溶接部４の除去ができない場合には
、吊り鉄筋３や溶接部４の材質によっては、長年月の間
に鉄筋カゴ１を腐蝕させる等のおそれがあり、これらの
材質の選定が困難となる。
本発明は、以上の諸点に鑑みてなされたもので、その目
的とするところは、例えば場所打ちＲＣ杭や地下連続壁
等の工事において鉄筋カゴ天端が地面下にある場合等に
、その鉄筋カゴの溝内への挿入作業を容易に行うことが
できると共に、コンクリート打設後に上記の従来のよう
な吊り鉄筋を残すことがなく、しかも鉄筋カゴの高さ方
向における設置位置の微妙な調整等を行うことのできる
鉄筋の仮受は装置を提供するにある。
（課題を解決するための手段）
本発明は、上記目的を一端を吊り治具に固定し他端にワ
イヤロープの一端を取付けたネジ鉄筋を該ネジ鉄筋用固
定体に挿通させ、前記ワイヤロープの他端に鉄筋吊り用
クランプを取付けてなり、該鉄筋吊り用クランプは遠隔
操作で掛け外し可能な被吊り鉄筋用ロックを備えている
ことを特徴とする鉄筋の仮受は装置により達成するもの
である。
（作 用）
本発明に係る装置においては、まず例えば鉄筋カゴの主
筋の天端近傍部を鉄筋吊り用クランプに装着させ、この
クランプに具備されている被吊り鉄筋用ロックを直接操
作して上記の主筋にロックを掛け、クランプに鉄筋カゴ
を固定する。
この状態で、吊り治具を、例えばクレーン等にて吊り上
げると、吊り治具に固定されたネジ鉄筋と、ネジ鉄筋に
取付けられたワイヤロープとを介して、上記のクランプ
に固定された鉄筋カゴが吊下げられる。
引続きクレーンを操作して鉄筋カゴを例えばＲＣ杭埋込
用溝内の所定の高さまで挿入し、ネジ鉄筋用固定体が地
面に接したなら、ナツトを締めてネジ鉄筋を固定体に固
定すれば、鉄筋カゴが上記溝内の所定位置にセットされ
る。
このとき、ナツトの締め具合を調整すれば、鉄筋カゴの
高さを微調整することができる。
次いで、溝内の鉄筋カゴ天端より下方の位置までコンク
リート打設を行い、このコンクリートが固化した後に、
地上でローブを操作して鉄筋吊り用クランプのロックを
外し、そのクランプを鉄筋カゴから外す。
しかる後、クレーンを操作して吊り治具を吊上げると、
ネジ鉄筋とワイヤロープとを介して鉄筋吊り用クランプ
が吊上げられ、本発明に係る装置が回収される。
もしも、上記のコンクリート打設位置では、所望のＲＣ
杭の長さに達していなければ、本発明に係る装置の回収
後に、再度コンクリート打設を行えばよい。
また、回収された本発明に係る装置を用いて他のＲＣ抗
の構築を行うには、以上の操作を繰返せばよい。
以上は、場所打ちＲＣ杭工事に使用する際の本発明に係
る装置の作用であるが、この工事に限らず類似の各種工
事に本発明に係る装置を使用する場合も以上と同様の作
用による。
（実 施 例）
第１図は本発明に係る装置の一実施例を示し、吊り治具
１０に一端が固定され他端にワイヤロープ１２が取付け
られたネジ鉄筋１１を、ネジ鉄筋用固定体（以下、固定
体）１３に挿通させ、ワイヤロープ１２の他端に鉄筋吊
り用クランプ（以下、クランプ）１４が取付けられてい
る。
上記のネジ鉄筋１１は、ナツト１５の締付けによりワッ
シャ１６を介して固定体１３に固定されるものであり、
またネジ鉄筋１１の被吊り治具１０側端にシャックル１
７を具備している。
” また、上記のワイヤロープ１２は、両端にシンプル
１２’、１２″を有する掛けワイヤで、この一方のシン
プル１２′により上記のシャックル１７を介してネジ鉄
筋１１に取付けられている。また他方のシンプル１２”
によりクランプ１４上部に具備されたシャックル１８を
介してクランプ１４を取付けている。
このクランプ１４は、鉄筋を強固に把握できる各種のも
のが使用されるが、鉄筋を安全に把握するための被吊り
鉄筋用ロック（以下、ロック）の掛け外しを遠隔操作で
きるものに限られ、例えばローブ１９による遠隔操作が
可能なレンツロークランプ（レンツロージャパン社製商
品名ＤＨＫ）や実開昭５８−９５９７１号のクランプ、
あるいは電気の人、切等により遠隔操作ができるクラン
プ等が好ましく使用できる。
次に本例に示す本発明に係る装置を現場打ちＲＣ抗工事
に使用する操作態様を、各ステップ毎に第２図（Ａ）〜
（Ｆ）、並びに第３図、第４図を参照して説明する。
先ず、第２図（Ａ）のステップにおいて、第１図の吊り
治具１０をシャックル２０を介して図示省略のクレーン
に取付け、この吊り治具１０をクレーンにより吊下げ、
クランプ１４の鉄筋支持部１４ａが、ＲＣ杭の鉄筋カゴ
（図示省略）の主筋２２の上部へ位置するように操作す
る。
次いで、第２図（Ｂ）のステップにおいて、鉄筋支持部
１４ａに主筋２２を装着する。
そして、第２図（Ｃ）のステップにおいて、ローブ１９
を矢印α方向へ弛緩させると、このローブ１９に連結さ
れたレバー１４ｂが矢印β方向へ回動し、続いてこのレ
バー１４ｂとリンクされたレバー１４ｃが矢印γ方向へ
回動して、ロック１４ｄが主筋２２を強固に固定する。
しかる後、第２図（Ｄ）のステップにおいて、クレーン
を操作し、本発明に係る装置全体を矢印δ方向へ吊下げ
、鉄筋カゴをＲＣ抗用溝に挿入する。
この時の状態を第３図に示す。ここで第３図中、第１．
２図と同一符号は第１．２図と同義である。
鉄筋カゴ１がＲＣ抗用溝５内の所定の位置まで挿入され
ると、第１図の固定体１３が地面Ｇ、Ｌ。
に接し、本発明に係る装置は上記位置に鉄筋カゴ１を吊
下げた状態で、この固定体１３により地面Ｇ、Ｌ、に固
定される。この後、第１図の吊り治具１０をクレーンか
ら外す。
この時の状態を第４図に示す。ここで第４図中、第１図
〜第３図と同一符号は第１図〜第３図と同義である。
そして、鉄筋カゴ１の高さ方向の位置の微調整は、第４
図の状態の時に、ネジ鉄筋１１へのナツト１５の締付は
程度を微調整することにより行われる。
次いでこの状態のまま、ＲＣ抗用溝５内の所定位置（鉄
筋カゴ１の天端より若干下方の位置）までコンクリート
打設を行う。
このコンクリートが固化したなら、ナツト１５を緩めて
ワイヤロープ１２に係る荷重をなくした後、第２図（Ｅ
）のステップにおいて、地上にてローブ１９を矢印α′
の方向へ引き上げ、レバー１４ｂとレバー１４ｃをそれ
ぞれ矢印β′、γ′方向へ回動させ、ロック１４ｄを外
す。
最後に、第２図（Ｆ）のステップにおいて、第１図の吊
り治具１０を再度クレーンに取付け、本発明に係る装置
全体を吊上げると、主筋２２は鉄筋カゴがコンクリート
により固められているため溝内に残り、この主筋２２か
らクランプ１４が外れて本発明に係る装置が地上へ吊上
げられる。
なお、現場打ちＲＣ杭工事以外の、例えば地下連続壁に
おいて鉄筋カゴ天端が地面より下方にある場合の工事、
その他各種の類似の工事においても、上記と略同様にし
て本発明に係る装置を使用することができる。
また、鉄筋カゴの底部を溝等の底面上に載置してよい場
合にはコンクリート打設する前に本発明にいる装置を鉄
筋から取り外すようにしてもよい。
（発明の効果）
以上説明した本発明に係る装置によれば、次のような効
果を奏することができる。
（１）クランプへの主筋の掛け外しのみでよく、従来の
ような溶接作業が不要であるため、手間と作業時間が大
幅に低減し、かつ鉄筋を傷付けるおそれもない。
（２）例えばＲＣ杭構築後の根切り作業時に、従来のよ
うに吊り鉄筋が残るということはなく、この根切り作業
を容易にする。
（３）また、工事完了後に吊り鉄筋が回収できないとい
った事態は生ぜず、経済的不利益や、吊り鉄筋材質選定
上の問題も解消する。
（４）ネジ鉄筋とナツトとにより、例えば鉄筋カゴの高
さ方向の設置位置の微妙に調整を容易に行うことができ
る。
（５）繰返して使用することができ経済的である。
（６）現場打ちＲＣ杭工事、地下連続壁工事、その他店
範囲の工事に使用でき、工業上有益である。(Industrial Application Field) The present invention relates to a device for temporarily supporting reinforcing bars, and is used, for example, when constructing reinforced concrete piles with the tops of reinforcing bar cages below the ground on site or when constructing underground continuous walls. The present invention relates to a device for temporarily holding reinforcing bars used for hanging reinforcing bar cages, etc. (Prior art) Generally, when constructing reinforced concrete piles (hereinafter referred to as RC piles) or when constructing an underground continuous wall, a groove is excavated in advance, and a separately assembled reinforcing bar cage is inserted into the groove. ,
Concrete is being poured. In such so-called cast-in-place RC pile work or construction work for underground continuous walls, if the top of the reinforcing bar cage is located at a lower position than the ground, construction work has traditionally been carried out using the method shown in Figure 5. It was That is, in FIG. 5, a hanging reinforcing bar 3 is attached by welding 4 to the top end of the main reinforcing bar 2 of the plurality of main reinforcing bars 2 constituting the reinforcing bar cage 1, and the reinforcing bar cage 1 is suspended by this hanging reinforcing bar 3. , ground G, L, into the groove 5 excavated below. Then, as shown in the figure, with the reinforcing bar basket 1 suspended by the hanging reinforcing bars 3, concrete is poured to a desired position within the groove 5. In the case of cast-in-place RC piles, after the construction is completed as described above, the ground G is excavated (i.e., root cutting) in order to construct the underground parts of buildings, steel towers, and other various structures. (Problem to be Solved by the Invention) As described above, the top of the reinforcing bar cage 1 is on the ground G, L. In the construction of conventional cast-in-place RC piles and underground continuous walls at lower positions, the hanging reinforcing bars 3 were attached to the main reinforcing bars 2 of the reinforcing bar basket 1 by welding 4, which caused the following problems. (1) It takes time and effort to weld the hanging reinforcing bars 3 to the main reinforcing bars 2. (2) Since the welded part 4 between the main reinforcement 2 of the reinforcing bar cage 1 and the suspension reinforcing bar 3 is below the ground G, L in the groove 5, after concrete pouring, this welded part 4 is cut and the suspension reinforcing bar 3 is removed. It is impossible to recover. (3) Due to (2) above, the hanging reinforcing bars 3 are exposed during root cutting, making the root cutting work difficult. (4) Furthermore, when the hanging reinforcing bars 3 cannot be recovered, such as when constructing an underground continuous wall, there is a great economic disadvantage. (5) Since the hanging reinforcing bars 3 are fixed to the main reinforcing bars 2 of the reinforcing bar cage 1 by welding, the installation position of the reinforcing bar cage 1 cannot be finely adjusted in the height direction. (6) When welding the hanging reinforcing bars 3, the main bars 2 of the reinforcing bar cage 1
There is a risk of injury. (7) If the hanging reinforcing bars 3 and welded parts 4 cannot be removed, depending on the material of the hanging reinforcing bars 3 and welded parts 4, there is a risk that the reinforcing bar cage 1 will corrode over many years. The selection becomes difficult. The present invention has been made in view of the above-mentioned points, and its purpose is to prevent the reinforcing steel from being removed when the top of the reinforcing bar cage is under the ground, for example, in construction work such as cast-in-place RC piles or underground continuous walls. In addition to making it easy to insert the cage into the groove, there is no need to leave hanging reinforcing bars like the conventional method mentioned above after concrete is poured, and the installation position of the reinforcing bar cage can be adjusted slightly in the height direction. There is a provision of equipment that can carry out temporary bracing of reinforcing bars. (Means for Solving the Problems) The present invention achieves the above object by inserting a threaded reinforcing bar, one end of which is fixed to a hanging jig and one end of a wire rope is attached to the other end, through the threaded reinforcing bar fixing body, and the wire rope Temporary holding of reinforcing bars is achieved by a device, characterized in that a reinforcing bar suspension clamp is attached to the other end, and the reinforcing bar hanging clamp is equipped with a lock for the suspended reinforcing bars that can be hooked and removed by remote control. It is. (Function) In the device according to the present invention, first, for example, the vicinity of the top of the main bar of a reinforcing bar cage is attached to a reinforcing bar suspension clamp, and the above-described lock for the suspended reinforcing bars provided on this clamp is directly operated. Lock the main reinforcement and fix the reinforcing bar cage to the clamp. In this state, when the lifting jig is lifted with a crane or the like, the reinforcing bar cage fixed to the clamp is connected to the threaded reinforcing bar fixed to the lifting jig and the wire rope attached to the threaded reinforcing bar. is suspended. Continue to operate the crane and insert the reinforcing bar cage, for example, into the RC pile embedding groove to a predetermined height, and when the screw reinforcing bar fixing body touches the ground, tighten the nuts to fix the screw reinforcing bars to the fixing body. , the rebar cage is set in a predetermined position within the groove. At this time, the height of the reinforcing bar basket can be finely adjusted by adjusting the tightness of the nuts. Next, concrete is placed in the trench to a position below the top of the reinforcing bar cage, and after this concrete has hardened,
Operate the lobe on the ground to unlock the rebar suspension clamp and remove the clamp from the rebar cage. After that, when you operate the crane and lift the lifting jig,
The reinforcing bar suspension clamp is lifted up via the threaded reinforcing bar and the wire rope, and the device according to the present invention is recovered. If the concrete is placed at the above concrete location, the desired RC
If the length of the pile has not been reached, concrete placement may be performed again after recovering the device according to the present invention. In addition, in order to construct other RC anti-resistances using the recovered device according to the present invention, the above-described operations may be repeated. The above is the effect of the device according to the present invention when used in cast-in-place RC pile construction, but the same effect as described above also applies when the device according to the present invention is used not only in this construction but also in various similar constructions. . (Embodiment) FIG. 1 shows an embodiment of the device according to the present invention, in which a threaded reinforcing bar 11 having one end fixed to a hanging jig 10 and a wire rope 12 attached to the other end is attached to a threaded reinforcing bar fixing member. (hereinafter referred to as a fixed body) 13 is inserted through the wire rope 12, and a reinforcing bar hanging clamp (hereinafter referred to as a clamp) 14 is attached to the other end of the wire rope 12. The above-mentioned threaded reinforcing bar 11 is fixed to the fixed body 13 via the washer 16 by tightening the nut 15.
In addition, a shackle 1 is attached to the end of the threaded reinforcing bar 11 on the side of the hanging jig 10.
It is equipped with 7. Furthermore, the above-mentioned wire rope 12 is a hanging wire having simples 12' and 12'' at both ends, and is attached to the threaded reinforcing bar 11 via the above-mentioned shackle 17 by one of the simples 12'. Also the other simple 12”
The clamp 14 is attached via a shackle 18 provided on the upper part of the clamp 14. Various types of clamps 14 are used that can firmly grasp the reinforcing bars, but they are limited to clamps that can remotely control the locking and unlatching of suspended reinforcing bars (hereinafter referred to as locks) for safely grasping the reinforcing bars. For example, the Lenzlow clamp (trade name DHK, manufactured by Lenzlow Japan) that can be remotely controlled by a lobe 19, the clamp of Utility Model Application Publication No. 58-95971,
Alternatively, it is preferable to use a clamp that can be remotely controlled by turning it off using an electric hand. Next, the operation mode of using the device according to the present invention shown in this example for cast-in-place RC trench construction will be explained step by step in Figures 2 (A) to 2.
This will be explained with reference to (F), as well as FIGS. 3 and 4. First, in the step of FIG. 2(A), the lifting jig 10 of FIG. 1 is attached to a crane (not shown) via the shackle 20, and this lifting jig 10 is suspended by the crane.
The reinforcing bar support part 14a of the clamp 14 is operated so as to be positioned above the main reinforcing bar 22 of the reinforcing bar basket (not shown) of the RC pile. Next, in the step of FIG. 2(B), the main reinforcing bars 22 are attached to the reinforcing bar support portions 14a. Then, in the step of FIG. 2(C), the lobe 19
When the lever 14b is relaxed in the direction of the arrow α, the lever 14b connected to the lobe 19 is rotated in the direction of the arrow β, and then the lever 14c linked to this lever 14b is rotated in the direction of the arrow γ, thereby locking the lock 14d. firmly fixes the main reinforcement 22. Thereafter, in the step shown in FIG. 2(D), the crane is operated to suspend the entire apparatus according to the present invention in the direction of arrow δ, and the reinforcing bar cage is inserted into the RC trench. The state at this time is shown in FIG. Here, in Figure 3, 1.
The same symbols as in FIG. 2 have the same meanings as in FIG. 1.2. When the reinforcing bar cage 1 is inserted into the RC resistance groove 5 to a predetermined position, the fixed body 13 in FIG. 1 is placed on the ground G, L. The device according to the present invention is fixed to the ground G, L by this fixed body 13 with the reinforcing bar cage 1 suspended at the above position. After this, the lifting jig 10 shown in FIG. 1 is removed from the crane. The state at this time is shown in FIG. Here, in FIG. 4, the same symbols as in FIGS. 1 to 3 have the same meanings as in FIGS. 1 to 3. Fine adjustment of the height direction position of reinforcing bar cage 1 is performed by the fourth
In the state shown in the figure, the nut 15 is tightened to the threaded reinforcing bar 11 by finely adjusting the degree of tightening. Next, in this state, concrete is poured to a predetermined position within the RC trench 5 (a position slightly below the top of the reinforcing bar cage 1). Once this concrete has solidified, loosen the nut 15 to remove the load on the wire rope 12, and then loosen the nut 15 as shown in Figure 2 (E
), move the lobe 19 on the ground in the direction of arrow α'
, and rotate the levers 14b and 14c in the directions of arrows β' and γ', respectively, to release the lock 14d. Finally, in the step of FIG. 2(F), when the lifting jig 10 of FIG. 1 is reattached to the crane and the entire device according to the present invention is lifted, the main reinforcement 22 has a reinforcing bar cage hardened with concrete. The clamp 14 remains in the groove, and the clamp 14 is removed from this main reinforcement 22, and the device according to the invention is lifted to the ground. In addition, work other than cast-in-place RC pile work, such as construction where the top of the reinforcing bar cage is below the ground level in an underground continuous wall,
The apparatus according to the present invention can also be used in various other similar construction works in substantially the same manner as described above. Furthermore, if the bottom of the reinforcing bar basket can be placed on the bottom surface of a groove or the like, the apparatus of the present invention may be removed from the reinforcing bars before concrete is poured. (Effects of the Invention) According to the apparatus according to the present invention described above, the following effects can be achieved. (1) Only the main reinforcing bars need to be attached to and removed from the clamps, and the conventional welding work is not required, so labor and work time are significantly reduced, and there is no risk of damaging the reinforcing bars. (2) For example, during root cutting work after constructing an RC pile, hanging reinforcing bars are not left behind as in the past, making the root cutting work easier. (3) Furthermore, there will be no situation where the hanging reinforcing bars cannot be recovered after the construction is completed, and economic disadvantages and problems in selecting the material of the hanging reinforcing bars will be resolved. (4) By using the threaded reinforcing bar and the nut, for example, the installation position of the reinforcing bar cage in the height direction can be easily finely adjusted. (5) It can be used repeatedly and is economical. (6) It can be used for cast-in-place RC pile construction, underground continuous wall construction, and other construction work within the store area, and is industrially useful.
【図面の簡単な説明】[Brief explanation of the drawing]
第１図は本発明に係る装置の一実施例を示す説明図、第
２図（Ａ）〜（Ｆ）は、第１図に示す本発明に係る装置
の操作態様例を各ステップ毎に示す図、第３図は第１図
に示す本発明に係る装置を用いて鉄筋カゴを溝内に挿入
している状態を示す図、第４図は鉄筋カゴが溝内所定位
置にセットされた状態を示す図、第５図は従来の工事態
様を示す図である。
１０・・・吊り治具
１１・・・ネジ鉄筋
１２・・・ワイヤロープ
１３・・・ネジ鉄筋用固定体
１４・・・鉄筋吊り用クランプ
１４ｄ・・・彼吊り鉄筋用ロック
特許出願人 株式会社 大 林 組成 理
人 弁理士 −色 健 捕
間 弁理士 松 本 雅
利手続補正書（自発）５゜
昭和６３年５月１３日
特許庁長官 小 川 邦 夫 殿
６゜１、事件の表示
昭和６３年特許願第３４０３６号
２、発明の名称
鉄筋の仮受は装置
３、補正をする者
事件との関係 特許出願人
住 所 大阪府大阪市東区京橋３丁目３７番地名 称（
０５４）株式会社 大 林 組４、代理人
住 所 東京都港区新橋２丁目１２番７号労金新橋ビル
７階 ！ ５０ｇ−０３３８（代）補正の対象
明細書の全文
補正の内容
明細書の全文を別紙のように補正する。
補 正 明 細 書
１、発明の名称
鉄筋の仮受は装置
２、特許請求の範囲
一端を吊り治具に固定し他端にワイヤロープの一端を取
付けたネジ鉄筋を、ネジ鉄筋用固定体に挿通させ、前記
ワイヤロープの他端に鉄筋吊り用クランプを取付けてな
り、該鉄筋吊り用クランプは遠隔操作で掛け外し可能な
被吊り鉄筋用ロックを備えていることを特徴とする鉄筋
の仮受は装置。
３、発明の詳細な説明
（産業上の利用分野）
本発明は鉄筋の仮受は装置に関し、例えば鉄筋カゴの天
端が地面下にあるような鉄筋コンクリート杭を現場で構
築する場合や地下連続壁を構築する場合等に、鉄筋カゴ
の吊下げ等に使用する鉄筋の仮受は装置に関する。
（従来の技術）
一般に、鉄筋コンクリート杭（以下、ＲＣ杭）を構築す
る場合や、地下連続壁を構築する場合には、予め孔を掘
削し、この孔内に別途組立てた鉄筋カゴを挿入した後、
コンクリート打設を行っている。
このような言わゆる場所打ちＲＣ杭工事や、地下連続壁
の構築工事において、鉄筋カゴの天端が地面より低い位
置にある場合は、従来、第５図に示すような手段にて工
事が行なわれていた。
すなわち、第５図において、鉄筋カゴ１を構成する複数
本の主筋２の内、所要水の主筋２の天端に吊り鉄筋３を
溶接４で取付け、この吊り鉄筋３により鉄筋カゴ１を吊
下げ、地面Ｇ、Ｌ、より下方に掘削された孔５内に挿入
する。そして、同図に示すように、鉄筋カゴ１を吊り鉄
筋３で吊った状態のままで、孔５内の所要位置までコン
クリートを打設する。
なお、場所打ちＲＣ杭の場合には、上記のようにして工
事が完了した後に、ビル、鉄塔、その他各種構築物の地
下部分を建造するために地盤の掘削（すなわち根切り）
が行われる。
（発明が解決しようとする課題）
上記のように、鉄筋カゴ１の天端が地面Ｇ、Ｌ。
より低い位置にある場合の従来の場所打ちＲＣ杭や地下
連続壁の工事においては、鉄筋カゴ１の主筋２に吊り鉄
筋３を溶接４で取付けていたため、次のような問題があ
った。
（１）主筋２への吊り鉄筋３の溶接のために手間と時間
がかかる。
（２）鉄筋カゴ１の主筋２と吊り鉄筋３との溶接部４は
溝５内の地面Ｇ、Ｌ、下にあるため、コンクリート打設
後に、この溶接部４を切断して吊り鉄筋３を回収するこ
とは不可能である。
（３）上記（２）のため、根切りの際に、吊り鉄筋３が
露出し、根切り作業を困難にする。
（４）また地下連続壁を構築する場合等のように吊り鉄
筋３が回収できないときは、経済的な不利益が大きい。
（５）吊り鉄筋３を鉄筋カゴ１の主筋２に溶接で固定し
てしまうため、鉄筋カゴ１の高さ方向における設置位置
の微妙な調整ができない。
（６）吊り鉄筋３の溶接作業時に、鉄筋カゴ１の主筋２
を傷つける虞れがある。
（７）吊り鉄筋３や溶接部４の除去ができない場合には
、吊り鉄筋３や溶接部４の材質によっては、長年月の間
に鉄筋カゴ１を腐蝕させる等のおそれがあり、これらの
材質の選定が困難となる。
本発明は、以上の諸点に鑑みてなされたもので、その目
的とするところは、例えば場所打ちＲＣ杭や地下連続壁
等の工事において鉄筋カゴ天端が地面下にある場合等に
、その鉄筋カゴの溝内への挿入作業を容易に行うことが
できると共に、コンクリート打設後に上記の従来のよう
な吊り鉄筋を残すことがなく、シかも鉄筋カゴの高さ方
向における設置位置の微妙な調整等を行うことのできる
鉄筋の仮受は装置を提供するにある。
（課題を解決するための手段）
上記目的を達成するために、本発明に係る鉄筋の仮受は
装置では、一端を吊り治具に固定し他端にワイヤロープ
の一端を取付けたネジ鉄筋を該ネジ鉄筋用固定体に挿通
させ、前記ワイヤロープの他端に鉄筋吊り用クランプを
取付けてなり、該鉄筋吊り用クランプは遠隔操作で掛け
外し可能な被吊り鉄筋用ロックを備えさせた。
（作 用）
本発明に係る装置においては、まず例えば鉄筋カゴの主
筋の天端近傍部を鉄筋吊り用クランプに装着させ、この
クランプに具備されている被吊り鉄筋用ロックを直接操
作して上記の主筋にロックを掛け、クランプに鉄筋カゴ
を固定する。
この状態で、吊り治具を、例えばクレーン等にて吊り上
げると、吊り治具に固定されたネジ鉄筋と、ネジ鉄筋に
取付けられたワイヤロープとを介して、上記のクランプ
に固定された鉄筋カゴが吊下げられる。
引続きクレーンを操作して鉄筋カゴを例えばＲＣ抗埋込
用溝内の所定の高さまで挿入し、ネジ鉄筋用固定体が地
面に接したなら、ナツトを締めてネジ鉄筋を固定体に固
定すれば、鉄筋カゴが上記溝内の所定位置にセットされ
る。
このとき、ナツトの締め具合を調整すれば、鉄筋カゴの
高さを微調整することができる。
次いで、溝内の鉄筋カゴ天端より上方の位置までコンク
リート打設を行い、このコンクリートが固化する前に、
地上でローブを操作して鉄筋吊り用クランプのロックを
外し、そのクランプを鉄筋カゴから外す。
しかる後、クレーンを操作して吊り治具を吊上げると、
ネジ鉄筋とワイヤロープとを介して鉄筋吊り用クランプ
が吊上げられ、本発明に係る装置が回収される。
また、回収された本発明に係る装置を用いて他のＲＣ杭
の構築を行うには、以上の操作を繰返せばよい。
以上は、場所打ちＲＣ杭工事に使用する際の本発明に係
る装置の作用であるが、この工事に限らず類似の各種工
事に本発明に係る装置を使用する場合も以上と同様の作
用による。
（実 施 例）
第１図は本発明に係る装置の一実施例を示し、吊り治具
１０に一端が固定され他端にワイヤロープ１２が取付け
られたネジ鉄筋１１を、ネジ鉄筋用固定体（以下、固定
体）１３に挿通させ、ワイヤロープ１２の他端に鉄筋吊
り用クランプ（以下、クランプ）１４が取付けられてい
る。
上記のネジ鉄筋１１は、ナツト１５の締付けによりワッ
シャ１６を介して固定体１３に固定されるものであり、
またネジ鉄筋１１のワイヤロープ１２側端にシャックル
１７を具備している。
また、上記のワイヤロープ１２は、両端にシンプル１２
’、１２”を有する掛けワイヤで、この一方のシンプル
１２′により上記のシャックル１７を介してネジ鉄筋１
１に取付けられている。また他方のシンプル１２”によ
りクランプ１４上部に具備されたシャックル１８を介し
てクランプ１４を取付けている。
このクランプ１４は、鉄筋を強固に把握できる各種のも
のが使用されるが、鉄筋を安全に咬持するための被吊り
鉄筋用ロック（以下、ロック）の掛け外しを遠隔操作で
きるものに限られ、例えばローブ１９による遠隔操作が
可能なレンツロークランプ（レンツロージャパン社製商
品名ＤＨＫ）や実開昭５８−９５９７１号のクランプ、
あるいは電気の人、切等により遠隔操作ができるクラン
プ等が好ましく使用できる。
次に本例に示す本発明に係る装置を現場打ちＲＣ杭工事
に使用する操作態様を、各ステップ毎に第２図（Ａ）〜
（Ｆ）、並びに第３図、第４図を参照して説明する。
先ず、第２図（Ａ）のステップにおいて、第１図の吊り
治具１０をシャックル２０を介して図示省略のクレーン
に取付け、この吊り治具１０をクレーンにより吊下げ、
クランプ１４の鉄筋支持部１４ａが、ＲＣ杭の鉄筋カゴ
（図示省略）の主筋２２の上部へ位置するように操作す
る。
次いで、第２図（Ｂ）のステップにおいて、鉄筋支持部
１４ａに主筋２２を装着する。
そして、第２図（Ｃ）のステップにおいて、ローブ１９
を矢印α方向へ弛緩させると、このローブ１９に連結さ
れたレバー１４ｂが矢印β方向へ回動し、続いてこのレ
バー１４ｂとリンクされたレバー１４Ｃが矢印γ方向へ
回動して、ロック１４ｄが主筋２２を強固に固定する。
しかる後、第２図（Ｄ）のステップにおいて、クレーン
を操作し、本発明に係る装置全体を矢印δ方向へ吊下げ
、鉄筋カゴをＲＣ杭用溝に挿入する。
この時の状態を第３図に示す。ここで第３図中、第１，
２図と同一符号は第１．２図と同義である。
鉄筋カゴ１がＲＣＣ杭用溝内内所定の位置まで挿入され
ると、第１図の固定体１３が地面Ｇ、Ｌ。
に接し、本発明に係る装置は上記位置に鉄筋カゴ１を吊
下げた状態で、この固定体１３により地面Ｇ、Ｌ、に固
定される。この後、第１図の吊り治具１０をクレーンか
ら外す。
この時の状態を第４図に示す。ここで第４図中、第１図
〜第３図と同一符号は第１図〜第３図と同義である。
そして、鉄筋カゴ１の高さ方向の位置の微調整は、第４
図の状態の時に、ネジ鉄筋１１へのナツト１５の締付は
程度を微調整することにより行われる。
次いでこの状態のまま、ＲＣＣ杭用孔内内所定位置（鉄
筋カゴ１の天端より若干上方の位置）までコンクリート
打設を行う。
このコンクリートが固化する前、ナツト１５を緩めてワ
イヤロープ１２に係る荷重をなくした後、第２図（Ｅ）
のステップにおいて、地上にてロープ１９を矢印α′の
方向へ引き上げると、レバー１４ｂとレバー１４ｃがそ
れぞれ矢印β′、γ′方向へ回動し、ロック１４ｄが外
れる。
最後に、第２図（Ｆ）のステップにおいて、第１図の吊
り治具１０を再度クレーンに取付け、本発明に係る装置
全体を吊上げると、主筋２２は鉄筋カゴがコンクリート
により拘束されているため孔内に残り、この主筋２２か
らクランプ１４が外れて本発明に係る装置が地上へ吊上
げられる。
なお、現場打ちＲＣ杭工事以外の、例えば地下連続壁に
おいて鉄筋カゴ天端が地面より下方にある場合の工事、
その他各種の類似の工事においても、上記と略同様にし
て本発明に係る装置を使用することができる。
また、鉄筋カゴの底部を溝等の底面上に載置してよい場
合にはコンクリート打設する前に本発明による装置を鉄
筋から取り外すようにしてもよい。
（発明の効果）
以上説明した本発明に係る装置によれば、次のような効
果を奏することができる。
（１）クランプへの主筋の掛け外しのみでよく、従来の
ような溶接作業が不要であるため、手間と作業時間が大
幅に低減し、かつ鉄筋を傷付けるおそれもない。
（２）例えばＲＣ杭構築後の根切り作業時に、従来のよ
うに吊り鉄筋が残るということはなく、この根切り作業
を容易にする。
（３）また、工事完了後に吊り鉄筋が回収できないとい
った事態は生ぜず、経済的不利益や、吊り鉄筋材質選定
上の問題も解消する。
（４）ネジ鉄筋とナツトとにより、例えば鉄筋カゴの高
さ方向の設置位置の微妙な調整を容易に行うことができ
る。
（５）繰返して使用することができ経済的である。
（６）現場打ちＲＣ杭工事、地下連続壁工事、その他店
範囲の工事に使用でき、工業上有益である。FIG. 1 is an explanatory diagram showing one embodiment of the device according to the present invention, and FIGS. 2 (A) to (F) show an example of the operation mode of the device according to the present invention shown in FIG. 1 for each step. Figure 3 shows a reinforcing bar cage inserted into a groove using the device according to the present invention shown in Fig. 1, and Fig. 4 shows a reinforcing bar cage set at a predetermined position in the groove. FIG. 5 is a diagram showing a conventional construction situation. 10... Hanging jig 11... Screw reinforcing bar 12... Wire rope 13... Fixed body for screw reinforcing bar 14... Clamp for hanging reinforcing bar 14d... Lock for hanging reinforcing bar Patent applicant Co., Ltd. Mr. Obayashi, Patent Attorney - Takeshi Iro, Patent Attorney Masatoshi Matsumoto Procedural Amendment (Voluntary) 5゜ May 13, 1988 Director General of the Patent Office Kunio Ogawa
6゜1, Indication of the case Patent Application No. 34036 filed in 19882, Title of the invention: Temporary receipt of reinforcing bars is a device 3, Relationship with the person making the amendment Patent applicant address: 3-37 Kyobashi, Higashi-ku, Osaka-shi, Osaka Prefecture Address name (
054) Obayashi Gumi Co., Ltd. 4, agent address: 7th floor, Rokin Shinbashi Building, 2-12-7 Shinbashi, Minato-ku, Tokyo! 50g-0338 (Main) Full text of the specification to be amended Contents of the amendment The full text of the specification shall be amended as shown in the attached sheet. Amended Description 1, Name of the Invention Temporary support for reinforcing bars is device 2, Claims A threaded reinforcing bar, one end of which is fixed to a hanging jig and one end of a wire rope is attached to the other end, is attached to a fixing body for threaded reinforcing bars. A reinforcing bar suspension clamp is attached to the other end of the wire rope, and the reinforcing bar hanging clamp is equipped with a lock for suspended reinforcing bars that can be hooked and removed by remote control. is a device. 3. Detailed Description of the Invention (Field of Industrial Application) The present invention relates to a device for temporarily supporting reinforcing bars, for example, when constructing reinforced concrete piles on site where the top of the reinforcing bar basket is below the ground, or when constructing an underground continuous wall. It is related to a device for temporarily holding reinforcing bars used for hanging reinforcing bar cages, etc. when constructing a steel bar. (Conventional technology) Generally, when constructing reinforced concrete piles (hereinafter referred to as RC piles) or when constructing an underground continuous wall, a hole is drilled in advance and a separately assembled reinforcing cage is inserted into the hole. ,
Concrete is being poured. In such so-called cast-in-place RC pile work or construction work for underground continuous walls, if the top of the reinforcing bar cage is located at a lower position than the ground, construction work has traditionally been carried out using the method shown in Figure 5. It was That is, in FIG. 5, a hanging reinforcing bar 3 is attached by welding 4 to the top end of the main reinforcing bar 2 of the plurality of main reinforcing bars 2 constituting the reinforcing bar cage 1, and the reinforcing bar cage 1 is suspended by this hanging reinforcing bar 3. , into the hole 5 excavated below the ground G, L. Then, as shown in the figure, concrete is poured into the hole 5 to a required position while the reinforcing bar basket 1 is suspended by the hanging reinforcing bars 3. In the case of cast-in-place RC piles, after the construction is completed as described above, the ground must be excavated (i.e., root cut) in order to construct the underground parts of buildings, steel towers, and other various structures.
will be held. (Problem to be Solved by the Invention) As described above, the top of the reinforcing bar cage 1 is on the ground G, L. In the construction of conventional cast-in-place RC piles and underground continuous walls at lower positions, the hanging reinforcing bars 3 were attached to the main reinforcing bars 2 of the reinforcing bar basket 1 by welding 4, which caused the following problems. (1) It takes time and effort to weld the hanging reinforcing bars 3 to the main reinforcing bars 2. (2) Since the welded part 4 between the main reinforcement 2 of the reinforcing bar cage 1 and the suspension reinforcing bar 3 is below the ground G, L in the groove 5, after concrete pouring, this welded part 4 is cut and the suspension reinforcing bar 3 is removed. It is impossible to recover. (3) Due to (2) above, the hanging reinforcing bars 3 are exposed during root cutting, making the root cutting work difficult. (4) Furthermore, when the hanging reinforcing bars 3 cannot be recovered, such as when constructing an underground continuous wall, there is a great economic disadvantage. (5) Since the hanging reinforcing bars 3 are fixed to the main reinforcing bars 2 of the reinforcing bar cage 1 by welding, the installation position of the reinforcing bar cage 1 cannot be finely adjusted in the height direction. (6) When welding the hanging reinforcing bars 3, the main bars 2 of the reinforcing bar cage 1
There is a risk of injury. (7) If the hanging reinforcing bars 3 and welded parts 4 cannot be removed, depending on the material of the hanging reinforcing bars 3 and welded parts 4, there is a risk that the reinforcing bar cage 1 will corrode over many years. The selection becomes difficult. The present invention has been made in view of the above-mentioned points, and its purpose is to prevent the reinforcing steel from being removed when the top of the reinforcing bar cage is under the ground, for example, in construction work such as cast-in-place RC piles or underground continuous walls. In addition to making it easy to insert the cage into the groove, there is no need to leave hanging reinforcing bars like the conventional method mentioned above after concrete is poured, and it is possible to make subtle adjustments to the installation position of the reinforcing bar cage in the height direction. There is an equipment to provide reinforcing bar temporary support etc. (Means for Solving the Problems) In order to achieve the above object, the reinforcing bar temporary support device according to the present invention uses threaded reinforcing bars with one end fixed to a hanging jig and one end of a wire rope attached to the other end. The screw was inserted through the reinforcing bar fixing body, and a reinforcing bar hanging clamp was attached to the other end of the wire rope, and the reinforcing bar hanging clamp was equipped with a suspended reinforcing bar lock that could be hooked and removed by remote control. (Function) In the device according to the present invention, first, for example, the vicinity of the top of the main bar of a reinforcing bar cage is attached to a reinforcing bar suspension clamp, and the above-described lock for the suspended reinforcing bars provided on this clamp is directly operated. Lock the main reinforcement and fix the reinforcing bar cage to the clamp. In this state, when the lifting jig is lifted with a crane or the like, the reinforcing bar cage fixed to the clamp is connected to the threaded reinforcing bar fixed to the lifting jig and the wire rope attached to the threaded reinforcing bar. is suspended. Continue to operate the crane and insert the reinforcing bar cage, for example, into the RC anti-embedding groove to a predetermined height, and once the threaded reinforcing bar fixture is in contact with the ground, tighten the nut to secure the threaded reinforcing bar to the fixing body. , the rebar cage is set in a predetermined position within the groove. At this time, the height of the reinforcing bar basket can be finely adjusted by adjusting the tightness of the nuts. Next, concrete is placed in the trench to a position above the top of the reinforcing bar cage, and before this concrete hardens,
Operate the lobe on the ground to unlock the rebar suspension clamp and remove the clamp from the rebar cage. After that, when you operate the crane and lift the lifting jig,
The reinforcing bar suspension clamp is lifted up via the threaded reinforcing bar and the wire rope, and the device according to the present invention is recovered. Further, in order to construct another RC pile using the recovered device according to the present invention, the above-described operation may be repeated. The above is the effect of the device according to the present invention when used in cast-in-place RC pile construction, but the same effect as described above also applies when the device according to the present invention is used not only in this construction but also in various similar constructions. . (Embodiment) FIG. 1 shows an embodiment of the device according to the present invention, in which a threaded reinforcing bar 11 having one end fixed to a hanging jig 10 and a wire rope 12 attached to the other end is attached to a threaded reinforcing bar fixing member. (hereinafter referred to as a fixed body) 13 is inserted through the wire rope 12, and a reinforcing bar hanging clamp (hereinafter referred to as a clamp) 14 is attached to the other end of the wire rope 12. The above-mentioned threaded reinforcing bar 11 is fixed to the fixed body 13 via the washer 16 by tightening the nut 15.
Further, a shackle 17 is provided at the end of the threaded reinforcing bar 11 on the wire rope 12 side. In addition, the above wire rope 12 has simple ropes 12 at both ends.
', 12'', one of the simple 12' threads the threaded reinforcing bar 1 through the shackle 17 mentioned above.
It is attached to 1. In addition, the clamp 14 is attached to the other simple 12" via a shackle 18 provided on the top of the clamp 14. Various types of clamps 14 are used that can firmly grasp the reinforcing bars. It is limited to devices that can remotely control the locks for suspended reinforcing bars (hereinafter referred to as locks), such as Lenzlow clamps (trade name DHK, manufactured by Lenzlow Japan Co., Ltd.) that can be remotely controlled using a lobe 19. Clamp of Utility Model No. 58-95971,
Alternatively, it is preferable to use a clamp that can be remotely controlled by turning it off using an electric hand. Next, the operation mode of using the device according to the present invention shown in this example for cast-in-place RC pile construction will be explained for each step in Figures 2 (A) to 2.
This will be explained with reference to (F), as well as FIGS. 3 and 4. First, in the step of FIG. 2(A), the lifting jig 10 of FIG. 1 is attached to a crane (not shown) via the shackle 20, and this lifting jig 10 is suspended by the crane.
The reinforcing bar support part 14a of the clamp 14 is operated so as to be positioned above the main reinforcing bar 22 of the reinforcing bar basket (not shown) of the RC pile. Next, in the step of FIG. 2(B), the main reinforcing bars 22 are attached to the reinforcing bar support portions 14a. Then, in the step of FIG. 2(C), the lobe 19
When the lever 14b is relaxed in the direction of the arrow α, the lever 14b connected to the lobe 19 is rotated in the direction of the arrow β, and then the lever 14C linked to this lever 14b is rotated in the direction of the arrow γ, and the lock 14d is loosened. firmly fixes the main reinforcement 22. Thereafter, in the step of FIG. 2(D), the crane is operated to suspend the entire device according to the present invention in the direction of arrow δ, and insert the reinforcing bar basket into the RC pile groove. The state at this time is shown in FIG. Here, in Figure 3, the first,
The same symbols as in FIG. 2 have the same meanings as in FIG. 1.2. When the reinforcing bar cage 1 is inserted into the RCC pile groove to a predetermined position, the fixed body 13 in FIG. 1 is placed on the ground G, L. The device according to the present invention is fixed to the ground G, L by this fixed body 13 with the reinforcing bar cage 1 suspended at the above position. After this, the lifting jig 10 shown in FIG. 1 is removed from the crane. The state at this time is shown in FIG. Here, in FIG. 4, the same symbols as in FIGS. 1 to 3 have the same meanings as in FIGS. 1 to 3. Fine adjustment of the height direction position of reinforcing bar cage 1 is performed by the fourth
In the state shown in the figure, the nut 15 is tightened to the threaded reinforcing bar 11 by finely adjusting the degree of tightening. Next, in this state, concrete is poured to a predetermined position within the RCC pile hole (a position slightly above the top of the reinforcing bar cage 1). Before this concrete hardens, after loosening the nut 15 and eliminating the load on the wire rope 12, as shown in Fig. 2 (E).
In step , when the rope 19 is pulled up on the ground in the direction of the arrow α', the lever 14b and lever 14c rotate in the directions of the arrows β' and γ', respectively, and the lock 14d is released. Finally, in the step of FIG. 2(F), when the lifting jig 10 of FIG. 1 is reattached to the crane and the entire device according to the present invention is lifted, the main reinforcement 22 has a reinforcing bar cage restrained by concrete. The clamp 14 remains in the reservoir hole, and the clamp 14 is removed from this main reinforcement 22, and the device according to the present invention is lifted to the ground. In addition, work other than cast-in-place RC pile work, such as construction where the top of the reinforcing bar cage is below the ground level in an underground continuous wall,
The apparatus according to the present invention can also be used in various other similar construction works in substantially the same manner as described above. Furthermore, if the bottom of the reinforcing bar basket can be placed on the bottom surface of a groove or the like, the device according to the invention may be removed from the reinforcing bars before concrete is poured. (Effects of the Invention) According to the apparatus according to the present invention described above, the following effects can be achieved. (1) Only the main reinforcing bars need to be attached to and removed from the clamps, and the conventional welding work is not required, so labor and work time are significantly reduced, and there is no risk of damaging the reinforcing bars. (2) For example, during root cutting work after constructing an RC pile, hanging reinforcing bars are not left behind as in the past, making the root cutting work easier. (3) Furthermore, there will be no situation where the hanging reinforcing bars cannot be recovered after the construction is completed, and economic disadvantages and problems in selecting the material of the hanging reinforcing bars will be resolved. (4) By using the threaded reinforcing bar and the nut, for example, the installation position of the reinforcing bar basket in the height direction can be easily adjusted. (5) It can be used repeatedly and is economical. (6) It can be used for cast-in-place RC pile construction, underground continuous wall construction, and other construction work within the store area, and is industrially useful.
【図面の簡単な説明】[Brief explanation of the drawing]
第１図は本発明に係る装置の一実施例を示す説明図、第
２図（Ａ）〜（Ｆ）は、第１図に示す本発明に係る装置
の操作態様例を各ステップ毎に示す図、第３図は第１図
に示す本発明に係る装置を用いて鉄筋カゴを溝内に挿入
している状態を示す図、第４図は鉄筋カゴが溝内所定位
置にセットされた状態を示す図、第５図は従来の工事態
様を示す図である。
１０・・・吊り治具
１１・・・ネジ鉄筋
１２・・・ワイヤロープ
１３・・・ネジ鉄筋用固定体
１．４・・・鉄筋吊り用クランプ
１４ｄ・・・被吊り鉄筋用ロックFIG. 1 is an explanatory diagram showing one embodiment of the device according to the present invention, and FIGS. 2 (A) to (F) show an example of the operation mode of the device according to the present invention shown in FIG. 1 for each step. Figure 3 shows a reinforcing bar cage inserted into a groove using the device according to the present invention shown in Fig. 1, and Fig. 4 shows a reinforcing bar cage set at a predetermined position in the groove. FIG. 5 is a diagram showing a conventional construction situation. 10... Hanging jig 11... Screw reinforcing bar 12... Wire rope 13... Fixed body for screw reinforcing bar 1.4... Clamp for hanging reinforcing bar 14d... Lock for suspended reinforcing bar