JPH01210417A - 弾性エラストマー成形物の製造法 - Google Patents

弾性エラストマー成形物の製造法

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JPH01210417A
JPH01210417A JP63035122A JP3512288A JPH01210417A JP H01210417 A JPH01210417 A JP H01210417A JP 63035122 A JP63035122 A JP 63035122A JP 3512288 A JP3512288 A JP 3512288A JP H01210417 A JPH01210417 A JP H01210417A
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JP
Japan
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polyamine
mold
injection molding
molded item
chain extender
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JP63035122A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Yamamura
山村 泰士
Hiroshi Inoue
浩 井上
Hiroshi Ueda
洋 上田
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 反応射出成形技術により製造される比較的高密度のポリ
ウレタンもしくはポリウレア系弾性エラストマー成形物
は、優れた物性、成形性、外観を有し、広い分野に使用
されている。
具体的な応用例としては、自動車用板材、スポーツ・レ
ジャー用品、事務機器のハウジング、家具、農業用機器
等多岐にわたる。
これらのうちで最も利用されているのは、自動車のバン
パー、フェーシア、フェンダ−、ドア、サイドモールお
よびそれらの類偵物である。
〔従来の技術〕
イソシアネートと活性水素含有化合物との重付加により
、非泡状ポリウレタン(ポリウレア)、繊維強化エラス
トマー、あるいはマイクロセルラーポリウレタンエラス
トマーを反応射出成形法で成形することは公知である。
これらのポリウレタンもしくはポリウレアの原料は、通
常、ポリイソシアネート、高分子量の活性水素含有化合
物(ポリエーテルポリオール、ポリエステルポリオール
、ポリエーテルポリアミンなど)、低分子量の活性水素
含有化合物(アルカンジオール、芳香族ポリアミンなど
)、及び必要に応じて触媒、発泡剤、添加剤、繊維状無
機化合物である。・ 反応射出成形法(Reaction Injectio
n Molding以下RIMと略す)は、イソシアネ
ートと活性水素含有化合物を混合射出機によって加圧下
(しばしば高圧下)で衝突混合させ、この混合物を成形
型内に充填して硬化した後成形品を取り出す方法である
。反応射出成形法の詳細な記述は1例えば次の文献中に
記載がある; ”Reaction Injection Moldi
ng  in the  Auto−moLive I
ndustry’+ Journal of Ce1l
、 Plastics。
Vol、 2.1975;   Plastics  
for Auto−mobileSafety  Bu
mpers”  、   Journal  of  
Ce11.PIastics。
Vol 2.1973゜ 〔発明が解決しようとする課題〕 上記の原料のうち、鎖延長剤は成形性および物性に対す
る影響が大きく特に重要である。
鎖延長剤としては、−船釣に低分子量のアルカンジオー
ルまたはある種の芳香族ポリアミンが使用されているが
、どちらも成形的、物性的に必ずしも充分な性能を付与
するものではない。
例えば、エチレングリコールを使用する場合は、セル荒
れ、ルーズスキン、ピンホール、ヒケ、パリ残り等が生
じ易(、工業的に実施される場合に生産性が著しく低く
満足できるものではない。
上記の方法はまたキュア性、耐熱性が不良のため、その
改良方法として、エチレングリコールと芳香族ポリアミ
ンを併用する方法がある。
例えば、特開昭52−77200号公報では、アニリン
とホルマリンの縮合により、合成される多核体混合の芳
香族ポリアミン組成物とエチレングリコールを併用して
、キュア性、耐熱性を改良する方法がある。
しかし、この方法では、金型内での混合液の液流れ性が
低下し、且つ上記の成形上の欠点であるセル荒れ、ピン
ホール、ヒケ等は充分に改良されない。
以上の方法は、上記の欠点があるにもかかわらず、現在
、国内の生産現場では不満足ながら依然として採用され
ている。
別の方法として例えば、特開昭56−109216号公
報では、脂肪族アミンを比較的多くの量でエチレングリ
コールと併用して、機械的強度および耐熱性の向上を図
っている。
しかし、この方法は鎖延長剤としてエチレングリコール
を主に使用しているため、機械的強度および耐熱性の大
幅な向上は達成できない。
当該特許中に「好適」な例として、最も多(使用されて
いる分子量が比較的大きい脂肪族アミン自体は、キュア
性、耐熱性を大幅に向上するものではないことを本発明
者らは確認した。
一方、芳香族アミンを主な鎖延長剤として使用する方法
としては、例えば特公昭54−17359号公報に記載
されているように、芳香族ジアミンの各々のアミノ基に
対してオルソ位にある水素を、炭素数1〜3の直鎖アル
キルで置換し、その立体障害によりアミノ基の反応性を
低下して、金型内への液流れ性を向上する方法がある。
この種の芳香族ジアミンを使用する方法は、 !1延長
剤として、以前から使用されてきたエチレングリコール
、1,4−ブタンジオールに比べ、脱型時間とキュア時
間が早く、且つ優れた耐熱性、引張り特性を有すること
から、現在米国では殆んどのバンパーやフェーシアなど
の製品に、当該特許の実施例で示されるジエチルトルエ
ンジアミン(以下、DETDAと略す)が使用されてい
る。
しかし、この方法は芳香族ジアミンの活性がまだ高過ぎ
るために、大型成形機が必須となり設備投資が非常に大
きくなるか、あるいは大型の複雑形状の成形品や肉厚の
薄い成形品を製造する場合、良好な成形物を得ることが
出来ない。
また、DETDAの使用量が多いと、脱型時に脆くて割
れ易く、ヒケが生じ易いなどの問題がある。
また、別の方法として例えば、特開昭58−32626
号公報のように、鎖延長剤として、反応性の低いハロゲ
ン含有ジアミノベンゼンを使用する方法がある。
この方法はハロゲン含有ジアミノベンゼンの反応性は程
良い速さであるが、キュアが遅く成形できない。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者等は、鎖延長剤として、芳香族ポリアミン化合
物について鋭意研究を重ねた結果、イオウ原子が芳香環
にチオエーテルとして、1つだけ結合している芳香族ポ
リアミンを、主たる鎖延長剤として使用することにより
、°従来の芳香族ポリアミンの欠点である液流れ性不良
、脱型時脆さが改良されることを見出し、本発明に到達
した。
即ち、本発明は、 a)ポリイソシアネート b)高分子量の活性水素含有化合物 c)1m延長剤 からなる混合組成物を、密閉型内において、反応射出成
形することにより、ポリウレタン弾性エラストマー成形
物を製造する方法において、該鎖延長剤の全部または一
部が、少なくとも一個のアミノ基を持つベンゼン環に、
イオウ原子がチオエーテルとして1つだけ結合している
芳香族ポリアミンであることを特徴とするポリウレタン
弾性エラストマー成形物の製造法に関する。
本発明で使用するイオウ原子が、チオエーテルとしてベ
ンゼン環に1つだけ結合している芳香族ポリアミンとし
ては、例えば、 2.5−ジアミノチオアニソール l−エチルチオ−2,4−ジアミノベンゼン5−メチル
チオ−2,4−ジアミノトルエン5−エチルチオ−2,
4−ジアミノトルエン5−イソプロピルチオ−2,4−
ジアミノトルエン 5−フェニルチオ−2,4−ジアミノトルエン5−メチ
ルチオ−2,4−ジアミノエチルベンゼン 5−エチルチオ−2,4−ジアミノエチルベンゼン 4.4゛−ジアミノジフェニルスルフィド3.4°−ジ
アミノジフェニルスルフィド3.3゛−ジアミノジフェ
ニルスルフィド2.4゛−ジアミノジフェニルスルフィ
ド1.2−ビス(4−アミノフェニルチオ)エタン1.
2−ビス(2−アミノフェニルチオ)エタン4.4”−
メチレンビス(2−メチルチオアニリン) 2.4°−メチレンビス(2−メチルチオアニリン) 4.4°−メチレンビス(2−エチルチオアニリン) 4−メチルチオ−メタフェニレンジアミン4−エチルチ
オ−メタフェニレンジアミンである。
これらの化合物は単独又は、二種以上の混合物として使
用できる。
上記のイオウ原子を含有する芳香族ポリアミンは、例え
ば、次の様にして合成することができる。
P−ニトロクロルベンゼンと硫化ソーダとを反応させて
得られた4、4°−ジニトロジフェニルスルフィドを、
ベシャン還元方により、4.4゜−ジアミノジフェニル
スルフイドを合成できる。
他のジアミノジフェニルスルフィド類も、全(同様にし
て合成できる。
マタ、ジニトロクロルベンゼンをアルキルクロライドと
硫化ソーダにより、アルキルチオ置換体にした後、ベシ
ャン還元方により、アルキルチオジアミノベンゼンを合
成できる。
あるいは、ジニトロクロルベンゼンを、メルカプタン(
アルキルチオアルコール)と炭酸ソーダにより、アルキ
ルチオ置換体にした後、ベシャン還元方により、アルキ
ルチオジアミノベンゼンを合成できる。
また、簡単な方法としては、予めアルキルチオベンゼン
を、ジニトロ化した後、ベシャン還元方により、アルキ
ルチオジアミノベンゼンを合成できる。
上記以外の化合物も、上記の何れかの方法により同様に
合成できる。
上記のイオウ原子を含有する芳香族ポリアミン以外に、
他の鎖延長剤を併用しても良い。
例えば、エチレングリコール、プロピレングリコール、
  1,4−ブタンジオール等のアルカンジオール;エ
チレンジアミン、プロピレンジアミン、ブチレンジアミ
ン等の脂肪族系アミン;4゜4゛−メチレンビス(アニ
リン)、ジアミノインダン系化合物、アミノ基のオルソ
位にアルコキシ基またはクロル基を有する芳香族ポリア
ミン、メタ−トルエンジアミン、メタ−フェニレンジア
ミン等の芳香族系ポリアミンがある。
また、ジェタノールアミン、トリエタノールアミン等の
低分子量アルカノールアミン;エチレンジアミンあるい
はメタ−トルエンジアミンあるいは4,4゛−メチレン
ビス(アニリン)にプロピレンオキサイドまたはエチレ
ングリコールを付加して得る低分子量ポリオール;グリ
セリン、トリメチロールプロパン等の低分子量ポリオー
ル;その他のいわゆる架橋剤がある。
イオウ原子を含有する芳香族ポリアミン以外の他の鎖延
長剤を併用する場合、イオウ原子を含有する芳香族ポリ
アミンと、他の鎖延長剤との割合は、重量比で100〜
lO:0〜90が適当である。
上記の鎖延長剤は、下記の高分子活性水素含有化合物1
00重量部に対し、5〜50重量部が通常使用される。
本発明で使用するポリイソシアネートとしては例えば、
4.4°−ジフェニルメタンジイソシアネート、2.4
−及び/または2.6−)リレンジイソシアネート、ポ
リメチレンポリフェニルポリイソシアネート、キシリレ
ンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、お
よびこれらのイソシアネート類の21体、3N体、カル
ボジイミド変性体、アロファーネート変性体、ビューレ
ット変性体、プレポリマー等である。
特に好ましいイソシアネート化合物としては、室温で液
状である4、4゛−ジフェニルメタンジイソシアネート
の変性体である。
この化合物の具体例としては、4,4°−ジフェニルメ
タンジイソシアネートと低分子量ジオールまたはトリオ
ール(好ましくは700未満の分子量を有するポリプロ
ピレングリコール)とを、反応させて得られるウレタン
基含有ポリイソシアネート、またはカルボジイミド基お
よび/またはウレトンイミン基を有する、4.4°−ジ
フェニルメタンジイソシアネート系ポリイソシアネート
等である。・ また、好ましいポリイソシアネートの例として、2.4
′−および4.4°−ジフェニルメタンジイソシアネー
トの混合物を、前記の如く変性して得られる生成物、ま
たは前記の如くして変性された4、4°−ジフェニルメ
タンジイソシアネートと、少量のジフェニルメタン系の
2官能より高い官能度を有するポリイソシアネートとの
混合物等である。
本発明で使用される高分子量の活性水素含有化合物とは
、1000〜1aoooの実用的な分子量を有する活性
水素化合物で、具体的には次のような化合物がある。
エチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレ
ングリコール、トリエチレングリコール、ジプロピレン
グリコール、グリセリン、トリメチロールプロパン、ペ
ンタエリスリトール、ソルビトール等の多価アルコール
類に、アルキレンオキサイドを付加重合させて得たポリ
エーテルポリオール;ジェタノールアミン、トリエタノ
ールアミン等の、アルカノールアミン類、エチレンジア
ミン、ジエチレントリアミン、アンモニア、アニリン、
トリレンジアミン、キシリレンジアミン、ジアミノジフ
ェニルメタン等の、活性水素を2個以上含有するアミン
類に、エチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、ブ
チレン オマサイド、スチレンオキサイド等を付加重合
させて得たポリエーテルポリオール;テトラヒドロフラ
ンを開環重合して得られるポリテトラメチレンエーテル
グリコール等がある。
また、前記のポリオールにスチレン、アクリロニトリル
、メチルメタアクリレートの如きエチレン性不飽和化合
物を、グラフト反応させたポリマーポリオール、及び1
,2−もしくは1.4−ポリブタジェンポリオールまた
はこれらの水素添加物も使用できる。
さらに、ポリカルボン酸と低分子量ポリオールを反応さ
せて得たポリエステルポリオール、及びカプロラクトン
を、開環重合させて得たポリエスチルポリオール、ポリ
カーボネートポリオールも使用できる。
以上の高分子量の活性水素含有化合物以外に、例えば、
上記ポリエーテルポリオールのOH基をアミノ化して得
られる、1級もしくは2級アミンで、具体的にはグリセ
リンにプロピレンオキサイドを付加重合して得られるポ
リエーテルポリオールを、触媒の存在下でアンモニアま
たはアルキルアミンと反応させて得られる高分子量ポリ
エーテルポリアミンがある。
あるいは、ポリエーテルポリオールとイソシアネートを
反応して得られるプレポリマーを、加水分解して得られ
るポリエーテルポリアミンでも良い。
また、高分子量ポリエーテルと芳香族アミンが化学的に
結合して得られるポリエーテルポリアミンであっても良
い。
本発明を実施するに際し、ポリイソシアネート中に含ま
れるNGO基と活性水素含有化合物の当量比が0.8〜
1.3となるように、各原料の使用量を調節する。
本発明で使用する助剤としては、触媒、発泡剤、内部離
型剤、充填剤、顔料、酸化防止剤、耐候安定剤等がある
触媒としては、ジプチル錫ジアセテート、ジプチル錫ジ
ラウレート、オレイン酸銀、オクタン酸銀等の有機金属
触媒およびトリエチレンアミン、N、N、N’ 、N’
 −テトラメチルプロパンジアミン、1.4−ジアザビ
シクロ=(2,2,2)−オクタン、ペンタメチルジエ
チレントリアミン等のアミン触媒である。
発泡剤としては、例えばトリクロルフルオルメタン、C
CIIF−CCI F z 、メチレンクロライド、水
、チッソガス、炭酸ガス等がある。
内部離型剤としてはシリコン系、脂肪酸金属塩等が使用
される。
充填剤としてはガラス繊維、フレークガラス、マイカ、
タルク、無機化合物ウィスカー等が使用される。
(作用〕 本発明において、前記のイオウ原子がチオエーテルとし
て、1つだけベンゼン環に結合している芳香族ポリアミ
ンを使用することにより、従来の鎖延長剤では解決でき
なかった成形上の問題が改良される。
〔実施例〕
下記の原料を使用して混合液を作り、ポリウレタン用の
射出成形機を用いて、金型中にてRIM成形をjテっだ
ヱ1を二上二上:グリセリンにプロピレンオキサイド及
びエチレンオキサイドを付加重合して得たヒドロキシル
価28 mgKOII/g 、第1級ヒドロキシル基含
有量75%のポリオキシアルキレントリオール。
外史を二土二l:プロピレングリコールにプロピレンオ
キサイド及びエチレンオキサイドを付加重合して得たヒ
ドロキシル価28mgKOH/g 、第1級ヒドロキシ
ル基含有量80%のポリオキシアルキレンジオール。
7、言エーールポ+  竜ンー :グリセリンにプロピ
レンオキサイドを付加重合して得た分子量が約5000
のポリオールを触媒の存在下でイソプロピルアミンと反
応して得た80%が末端2級化されたポリエーテルポリ
アミン。
イソシ 、−一74 、 4”−ジフェニルメタンジイ
ソシアネートとトリプロピレングリコールを反応させて
得たNCO5含有量26.0%のイソシアネートプレポ
リマー。
ヱ悲ヱま之二土:5−メチルチオー2,4−ジアミノト
ルエン。
、141717−2工:5−エチルチオ−2,4−ジア
ミノトルエン。
エユヱlyユ3:4.4’ −ジアミノジフェニルスル
フィド。
ヱ1ヱまl二↓:ロンザ社製のrDETDA、で、3.
5−ジエチル−2,4−ジアミノトルエンと3.5−ジ
エチル−2,6−ジアミノトルエンの重量比が80:2
0の混合物。
ヱ茎ヱまlニエ:ミ井東圧化学■製のr、m−TDAJ
で2.4−ジアミノトルエンと2.6−ジアミノトルエ
ンの重量比が80 : 20の混合物。
fi二l:エチルコーポレーション社製のrETHAc
URE−300Jで3.5−ジ(メチルチオ)−2,4
−ジアミノトルエンと3.5−ジ(メチルチオ)−2,
6−ジアミノトルエンの重量比が80 : 20の混合
物。
支ニュ」」」罎三井東圧化学■社のウレタン用触媒、ト
リエチレンジアミンとジプロピレングリコールの1:2
混合物。
B−712F中東油脂■製のウレタンRIM用外部離型
剤。
実施例1   (シート成形) 下記の原料配合で成形試験を行った。
(レジン) ポリオール−1100重量部数 ポリアミン−122重量部数 L−10201,0重量部数 (イソシアネート) ポリイソシア ネー)−152重量部数 (イソシアネートインデックス=105)反応射出成形
機は東邦機械■社製NR−230を使用した。原液の温
度を30℃に11節し、混合液とインシアネートの配合
比が上記の量になるように調整し、射出速度330 g
 /secで金型へ注入した。
金型は500mm X 400m5X 2.5snのシ
ート型を使用し、75℃に加熱した後、外部離型剤を塗
布し乾燥した布でよく拭いた。
注入後30秒で脱型し、離型性、キュア性の良否を比較
した。
キュア性は、脱型後、直ちにシート成形物を水平台上に
乗せ、1分後に、シートの先端から20011を突出し
て、水平面からの垂れの高さを測定しくcm)、その大
小でキュア性の良否を決めた。
同時に、成形直後の脆さを見るため、シートを折り曲げ
てひび割れするかどうかを調べ、また成形品の表面状態
も調べた。
さらに、シートの先端部までの充填路* (ell)を
全シート31量(g)で割った値を「液流れ指数(cm
/g) Jとして液流れ性を調べた。
液流れ指数は、値が大きい程液流れが良いことを示す。
物性は成形品より試験片を切り取り、120°Cのオー
ブンで1時間加熱した後、引張強さ、伸び、曲げモジュ
ラス、及び耐熱性を測定した。
耐熱試験は2C11X15C1lの短ざく状試験片を、
片方の端から5cmの位置において水平に固定し、12
0’Cの恒温槽中に1時間放置した後、他端がたれ下が
った垂直距離(熱垂れ)を測定し、耐熱性の比較を行っ
た。
結果は下記に示す通りになった。
(成形性) 液流れ指数(cm/g)   0. 104グリ一ン強
度(秒)     15 20cm突き出しの垂れ(c+m)  10脱型直後の
脆さ      なし パリ残り         なし ヒケ           なし く物性) 密度(g/d)       1. 05引張強さ(k
g/c+1)      280伸び(%)     
   405 曲げモジュラス(kg/cd) 2010熱垂れ(m輪
)4.0 実施例2  (シート成形) 実施例1のポリアミン−1をポリアミン−2に変えた以
外は実施例1と同一条件で行った。
結果は下記に示す通りになった。
(成形性) 液流れ指数(cm/g)   0. 107グリ一ン強
度(秒)     15 20c−突き出しの垂れ(cm)   12脱型直後の
脆さ      なし パリ残り         なし ヒケ           なし (物性) 密度(g/c+a)       1. 06引張強さ
(kg/cJ)      260伸び(%)    
    435 曲げモジュラス(kg/c+a) 1850熱垂れ(m
鰯)5.0 比較例1  (シート成形) 実施例1のポリアミン−1をポリアミン−4に変えた以
外は実施例1と同一条件で行った。
結果は下記に示す通りになった。
(成形性) 液流れ指数(cm/g)   0. 097グリ一ン強
度(秒)15 20cm突き出しの垂れ(cm)   10脱型直後の
脆さ      なし パリ残り         なし ヒケ            あり (物性) 密度(g/cIa)       1 、 05引張強
さ(kg/cj)      260伸び(%)   
     380 曲げモジュラス(kg/c+a) 2000熱垂れ(m
fi)        4. 3明らかに比較例1は、
実施例1および2と比べて液流れ性が劣り、ヒケが発生
した。
実施例3  (シート成形) 実施例1のポリアミン−1を、22重量部数から30重
量部数に、イソシアネートの重量部数を52から67に
変えた以外は実施例1と同一条件で行った。
結果は下記に示す通りになった。
(成形性) 液流れ指数(cm/g)   0. 097グリ一ン強
度(秒)15 20c+w突き出しの垂れ(cm)    6脱型直後
の脆さ      なし パリ残り         なし く物性) 密度(g/c+a)       1 、 06引張強
さ(kg/cj)      410伸び(%)   
      310 曲げモジュラス(kg/cffl) 2760熱垂れ(
*a+)        3. 0比較例2  (シー
ト成形) 実施例3のポリアミン−1をポリアミン−4に変えた以
外は、実施例3と同一条件で行った。
結果は下記に示す通りになった。
(成形性) 液流れ指数(C帰/g)   0.088グリ一ン強度
(秒)15 20cm突き出しの垂れ(cm)4 脱型直後の脆さ      あり パリ残り         なし く物性) 密度(g/cj)       1 、 05引張強さ
(kg/aj)     400伸び(%)     
   280 曲げモジュラス(kg/cj) 3020熱垂れ(am
)        2. 0明らかに比較例2は、実施
例3と比べて液流れ性が劣り、脱型直uttmかうた。
実施例4    (シート成形) 実施例1のポリオール−1をポリエーテルアミン−1に
変え、触媒を除いた以外は実施例1と同一条件で行った
結果は下記に示す通りになった。
(成形性) 液流れ指数(am/g)   0. 090グリ一ン強
度(秒)      15 20cm突き出しの垂れ(cm)   8脱型直後の脆
さ      なし パリ残り         なし ヒケ           なし く物性) 密度(g/ci#)       1 、 07引張強
さ(kg/cd)      300伸び(%)   
     460 曲げモジュラス(kg/c+J) 2220熱垂れ(+
+m)        3.0実施例5(比較例を含む
)(増粘速度の測定)ポリアミン−1〜6について鎖延
長剤としての増粘速度を比較した0反応はそれぞれのポ
リアミン0.025モルとL−1020(触媒)0.3
gをポリオール−2に溶解してトータル100gとし、
これにイソシアネート−1を12.1g加えて5秒間攪
拌部合を行った後、直ちに動的粘弾性測定機(東洋精機
■製「レオログラフ−ゾル」)で粘性変化(損失弾性率
)を測定した。
結果を第1図に示す。
本発明のイオウ原子をチオエーテルとしてベンゼン環に
1つだけ結合している芳香族ポリアミンはいずれも、m
−TDAおよびDETDAより遅い増粘速度を示した。
即ち、機械成形を行った時に、m−TDAやDETDA
に比べ、型内への充填性(液伸び性)が良いことを示唆
している。
実施例6(比較例を含む)  (硬化試験)ポリアミン
−1〜6について、鎖延長剤としての剛性発現の有無を
調べた。
それぞれのポリアミン 0.125モルとL−1020
(触媒)1.0gを、100gのポリオール−1に熔解
し、これにインシアネート−1を51.0g加えて5秒
間攪拌部合を行い、30秒後に生成ポリマーの硬さを調
べた。
ポリアミン−1〜5は充分に硬くなり、鎖延長剤として
の剛性発現がみられたが、ポリアミン−6は硬くならな
かった。
即ち、ポリアミン−6は単独では鎖延長剤として使用で
きないことを示している。
〔発明の効果〕
実施例1′−4より明らかなごとく、本発明の方法によ
り、ポリウレタン系の射出成形において、型への液伸び
性、成形性が改良され、従来技術より優れた成形性能で
あることが認められた。
【図面の簡単な説明】
第1図は、アミンを原料として使用した時の反応系の粘
性(tjl失弾性率)の変化を表す。 特許出願人 三井東圧化学株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) a)ポリイソシアネート b)高分子量の活性水素含有化合物 c)鎖延長剤 からなる混合組成物を、密閉型内において、反応射出成
    形することにより、ポリウレタン弾性エラストマー成形
    物を製造する方法において、該鎖延長剤の全部または一
    部が、少なくとも一個のアミノ基を持つベンゼン環に、
    イオウ原子がチオエーテルとして1つだけ結合している
    芳香族ポリアミンであることを特徴とするポリウレタン
    弾性エラストマー成形物の製造法。
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