JPH01208763A - 電子機器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は電子機器、特に外部記憶装置としてフロッピー
ディスクドライブを有し、このフロッピーディスクドラ
イブのフロッピーディスク駆動モータがフロッピーディ
スクの所定位置への装着に応じて自動的に回転駆動され
るコンピュータ。

ワードプロセッサなどの電子機器に関するものである。

［従来の技術］ 従来より、フロッピーディスクを外部記憶媒体として使
用するコンピュータ、ワードプロセッサなどの電子機器
が知られている。

この種の装置では、フロッピーディスクドライブが複数
内蔵または外付けされて使用されることがある。複数の
フロッピーディスクドライブを有する装置では、それぞ
れを用途別に使用することが多い。

たとえば、ある処理を行なう際一方のフロッピーディス
クドライブのみを動作可能状態とし、フロッピーディス
クを回転駆動するモータを制御するモータオン信号の状
態にかかわらずフロッピーディスクが挿入されるとフロ
ッピーディスク駆動モータを回転させ、直ちにディスク
アクセスを行なう制御が用いられている。このような制
御は複数フロッピーディスクドライブの装置〒なくても
、単一ドライブの場合にも行なわれる。

また、３．５インチディスクなどを用いる装置では、定
常回転数までの駆動を行なわない、場合でも、ディスク
が挿入されるとこれを検出してディスクチャッキングの
ためディスク駆動モータを回転させることが知られてい
る。その場合、ディスクと磁気ヘッドの吸着を防止する
ため駆動モータを正逆方向に回転させることもある。

［発明が解決しようとする課題］ 上記のように、ディスク挿入を検出してただちにディス
ク駆動を行なう方式では、処理速度を向上させることが
できる反面、動作可能状態になっているフロッピーディ
スクドライブに挿入すべきフロッピーディスクと異なる
フロッピーディスクを挿入したり、異なる処理上のタイ
ミングでフロッピーディスクを挿入した場合でも、無条
件にフロッピーディスク駆動モータが回転してしまうた
め、無駄な電力消費が生じるという問題がある。

特に、電池駆動により動作する装置ではこのような誤操
作により電池寿命が短くなる。また前述のようにフロッ
ピーディスク駆動モータを正逆転させる場合には、大き
な電流が消費されるので、フロッピーディスクの無駄な
挿入が繰り返されると電池の寿命は大幅に短縮される。

その上、従来装置では上記のようなフロッピーディスク
の誤挿入を防止する機構が設けられていなかったため、
誤挿入の場合操作者は再度フロッピーディスクを入れ換
えなければならないという面倒があった。

本発明は以上の問題に鑑み、フロッピーディスクの誤挿
入を未然に防止でき、無駄な電力消費を低減させるとと
もに、操作者に面倒な操作を強いることがない電子機器
を提供することを目的とする。

［課題を解決するための手段］ 以上の課題を解決するために、本発明においては、外部
記憶装置としてフロッピーディスクドライブを有し、こ
のフロッピーディスクドライブのフロッピーディスク駆
動モータがフロッピーディスクの所定位置への装着に応
じて自動的に回転駆動される電子機器において、フロッ
ピーディスク装着が必要ない期間のあいだフロッピーデ
ィスクの所定位置への装着を禁止する手段を設けた構成
を採用した。

［作　用］ 以上の構成によれば、フロッピーディスクの装着が必要
ない期間ではフロッピーディスクの装着が阻止されるの
で、無駄な電力消費を防ぎ、また面倒な作業のやり直し
を防止できる。

［実施例］ 以下、図面に示す実施例に基づき１本発明の詳細な説明
する。

第１図は本発明を採用した電子機器の構成を示している
。ここでは、ワードプロセー、す、コンピュータなどの
電子機器に共通した構成を示している。

第１図において符号７は装置全体の動作を制御するため
のＣＰＵで、マイクロプロセッサなどにより構成される
。ＣＰＵ７はＲＯＭ７ａに格納された後述のプログラム
に従って動作する。ワードプロセッサあるいはコンピュ
ータとしての動作に関しては従来と全く同じなので、こ
こでは説明を省略する。

装置は外部記憶装置としてフロッピーディスクドライブ
６を単数または複数布している（ここでは１台分のみ図
示）、フロッピーディスクドライブ６はＣＰＵ７ととも
に電池などから構成された電源部９から電源供給を受け
る。

フロッピーディスクドライブ６はフロッピーディスクを
回転駆動するスピンドルモータ１２を持っており、この
スピンドルモータ１２はモータ制御回路１１の制御に従
って回転する。

スピンドルモータ１２はモータ制御回路１１を介してＣ
ＰＵ７の制御により適当な処理上のタイミングでオン／
オフされる他、フロッピーディスク検出回路１０により
フロッピーディスクの装着が検出された場合に回転駆動
される。フロッピーディスク検出回路１０はフロッピー
ディスクの装着部に設けられたフォトインタラプタ、リ
ミットスイッチなどにより構成される。

本実施例では、ＣＰＵ７の制御状態に関わらすフロッピ
ーディスク検出回路１０がフロッピーディスクの装着を
検出するとスピンドルモータ１２が回転駆動されるもの
とする。これは、従来例の項で示したように処理速度を
向上させるため、あるいはフロッピーディスクのチャッ
キングなどを行なうためである。このディスク検出に基
づくスピンドルモータ１２の自動起動は、複数ドライブ
の場合でも複数のドライブで常に同じよう　・に行なわ
れるものとする。

一方、本実施例では、誤ったタイミングでフロッピーデ
ィスクドライブ６にフロッピーディスク５が装着される
、あるいは複数ドライブの場合には誤ったディスクドラ
イブにディスクが挿入されて、フロッピーディスク検出
回路ｌＯの検出によりスピンドルモータ１２が駆動され
電力消費が増大したり、操作者のフロッピーディスク差
し替えの必要が生じるのを防止するため、フロッピーデ
ィスクの挿入を禁止するためのソレノイド４を設けであ
る。ソレノイド４はＣＰＵ７の制御によりソレノイド駆
動回路８を介して制御される。

ソレノイド４はフロッピーディスクの挿入を阻止するた
めのもので、たとえば第２図に示すようにフロッピーデ
ィスクの挿入口に装着される。ｆＳ２図において符号１
は装置またはフロッピーディスクドライブ部のケースで
、ケースｌの所定位置にはフロッピーディスク挿入口１
ａが設けられている。挿入口１ａの右方には公知のフロ
ッピーディスクアクセス機構（不図示）が設けられる。

フロッピーディスク挿入口１ａにはドア２が設けられて
いる。ドア２は挿入口１ａ上部に設けられた軸２１に回
動自在に支持されるとともに、スプリング３によって図
の矢印方向に付勢されている。

また、フロッピーディスク挿入口１ａの下部でドア２の
後方にはソレノイド４の駆動により上下する爪４１が配
置されている。

従って、ソレノイド４が非駆動状態にあり、爪４１が引
っ込んでいるばあいにはドア２は図の左方からフロッピ
ーディスク５をスプリング３の付勢力に抗して押し込む
ことにより開かれ、内部の所定位置にフロッピーディス
ク５を装填ゼきる。

ところが、ソレノイド４を駆動し、爪４１を図示のよう
に上方に上げておくと、ドア２は爪４１により阻止され
、開けることができず、フロッピーディスク５を挿入で
きなくなる。

従って、ソレノイド４をＣＰＵ７の制御により適当なタ
イミングで駆動することにより好ましくないタイミング
でフロッピーディスク５が挿入されるのを未然に防止す
ることができる。たとえば、第３図のような処理手順を
ＲＯＭ７ａに格納しておき、ＣＰＵ７に実行させること
でフロッピーディスク５の誤挿入を防止することができ
る。

第３図のステップＳｌにおいて電源部９が起動されると
、ステップＳ２においてＣＰＵ７は不図示のキーボード
からのキー人力などの所定の入力処理が行なわれるのを
待つ。

ステップＳ２で所定の入力処理が行なわれると、ステッ
プＳ３において入力に対応する処理がフロッピーディス
クドライブ６にフロッピーディスク５を挿入するのを許
可する処理かどうかを判定する。

ステップＳ３が否定された場合には、ステップＳ４に移
行し、ソレノイド４をソレノイド駆動回路８を介して駆
動し、爪４１を第２図に示すように上昇させ、ドア２を
内側からロックする。これにより、好ましくない処理タ
イミングでフロッピーディスク５がフロッピーディスク
ドライブ６に挿入されるのを防止できる。

一方、ステップＳ３が肯定された場合には、そのままス
テップＳ５に進み、入力に対応した処理を行ない、ステ
ップＳ６で必要があればソレノイド駆動回路８を介して
ソレノイド４を非駆動状態とし、フロッピーディスク５
の挿入を許可する。

以上のような制御を行なうことにより、フロッピーディ
スク５が好ましくない処理上のタイミングで挿入され、
フロッピーディスク検出回路１０の検出によりスピンド
ルモータ１２が回転駆動され、電源部９の電力消費が増
大するのを未然に防止できる。

また、操作者は誤った処理上のタイミｙ’グでフロッピ
ーディスク５を挿入しようとしてもロックされたドア２
により阻止されて挿入できないから、従来のように挿入
してしまったフロッピーディスク５を交換するような面
倒な作業を強いられることがない。

さらに、本実施例によれば、適切なタイミングでフロッ
ピーディスクドライブを挿入した場合にはフロッピーデ
ィスク検出回路１０の検出によりただちにスピンドルモ
ータ１２の回転が開始されるので、フロッピーディスク
のアクセス速度を向上させることができるから処理効率
が阻害されることがない。

また、複数フロッピーディスクドライブを設け、これら
を使い分ける場合でも、処理の進行に応じてディスクを
挿入すべきフロッピーディスクドライブと挿入すべきで
ないフロッピーディスクドライブが生じるが、フロッピ
ーディスクドライブを挿入すべきでないフロッピーディ
スクドライブのドア２をロックすることにより、目的の
フロッピーディスクドライブに必ずフロッピーディスク
を挿入させることができる。

第３図では、所定の入力に応じてフロッピーディスクの
挿入を禁止するかどうかを決定しているが、ＣＰＵ７は
行なっている処理の進行状態に応じてその都度フロッピ
ーディスク挿入禁止を行　゛なうかどうかを決定しても
よい。

［発明の効果］ 以上から明らかなように、本発明によれば、外部記憶装
置としてフロッピーディスクドライブを有し、このフロ
ッピーディスクドライブのフロッピーディスク駆動モー
タがフロッピーディスクの所定位置への装着に応じて自
動的に回転駆動される電子機器において、フロッピーデ
ィスク装着が必要ない期間のあいだフロッピーディスク
の所定位置への装着を禁止する手段を設けた構成を採用
しているので、フロッピーディスクの装着が必要ない期
間ではフロッピーディスクの装着が阻止されるので、フ
ロッピーディスク駆動モータによって無駄な電力が消費
されるのを防ぐことができる。また、フロッピーディス
クの誤挿入を呆然に防止できるため、操作者が面倒な操
作のやりなおしを行なう必要がない上、適切なフロッピ
ーディスクの挿入を行なえば、フロッピーディスクの所
定位置への装着の検出に応じて自動的にフロッピーディ
スクの駆動モータが回転されるため、処理効率が低下す
ることがないなどの優れた効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を採用した電子機器の構成を示したブロ
ック図、第２図は第１図の装置のフロッピーディスク装
着部の構成を示した断面図、第３図は第１図のＣＰＵ７
により行なわれる制御手順の１例を示したフローチャー
ト図である。 ｌａ・・・挿入口　　　２・・・ドア ３・・・スプリング　　４・・・ソレノイド５・・・フ
ロッピーディスク ６・・・フロッピーディスクドライブ ７・・・ＣＰＵ　　　　　８・・・ソレノイド駆動回路
９・・・電源部 １０・・・フロッピーディスク検出回路１１・・・モー
タ制御回路 １２・◆・スピンドルモータ 剋１め７・口、クロ 第１図 第２図 隼・ｊ橙ｐＪｆ“り馴めフロー今タート圓第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）外部記憶装置としてフロッピーディスクドライブを
   有し、このフロッピーディスクドライブのフロッピーデ
   ィスク駆動モータがフロッピーディスクの所定位置への
   装着に応じて自動的に回転駆動される電子機器において
   、フロッピーディスク装着が必要ない期間のあいだフロ
   ッピーディスクの所定位置への装着を禁止する手段を設
   けたことを特徴とする電子機器。