JPH01208595A - 回転式非容積ポンプ - Google Patents

回転式非容積ポンプ

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JPH01208595A
JPH01208595A JP2886488A JP2886488A JPH01208595A JP H01208595 A JPH01208595 A JP H01208595A JP 2886488 A JP2886488 A JP 2886488A JP 2886488 A JP2886488 A JP 2886488A JP H01208595 A JPH01208595 A JP H01208595A
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JP
Japan
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casing
return
liquid
impeller
impellers
Prior art date
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Pending
Application number
JP2886488A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiko Kishi
雅彦 岸
Toshiya Kanamori
金森 利也
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ebara Corp
Original Assignee
Ebara Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH01208595A publication Critical patent/JPH01208595A/ja
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、温泉、冷泉等の地下水あるいは結晶、異物等
の固形物が混入しているスラリを送出するために用いら
れる回転式非容積ポンプに関する。
[従来の技術] 従来の回転式非容積ポンプにおいては、(1) 羽根車
のライナ、軸受部等の摺動部が羽根車と一体に形成され
ており、固定側に羽根車と同一物質のライナーリングお
よび軸受を設けた形式のもの、 (2) 摺動性が良好な材質や硬度が充分な材質より成
る部材を摺動部に嵌合した形式のもの、等がある。
ここで、高速回転時には摺動部に摩耗や焼き付きが発生
し易い、そのため、前記(1)の形式の場合は羽根車全
体を摩耗や焼き付きが発生しづらい材質で形成する必要
があり、材料および加工に費やされ゛るコストが高くな
ってしまう、また、前記(2)の形式のものにおいては
、部品点数が増加し、製造コストが高くなるという問題
点がある。
これに対して、特公昭61−905号公報においては、
TiC/TiN、TiC/TiN、 Si3N4/Mo
S2等から成る硬質被膜を摺動部に形成する旨の技術が
開示されている。
[発明が解決しようとする課題] しかし、上記した従来技術は何れも摺動部における摩耗
や焼き付きを防止することを目的とするものであり、地
下水やスラリを送出するためのポンプとして利用するに
は不適当である。地下水およびスラリはスケール成分(
Ca、Mg等の化合物あるいはイオン)を含有しており
、それを送出するためのポンプの溶液流路における接液
面にスケールを付着させる。そして上記した従来技術に
よるポンプは、このような溶液流路の接液面におけるス
ケールの付着に対して何ら考慮がされていないので、ス
ケールが付着、成長することにより溶液流路が閉塞して
しまうという問題点を有しているのである。
本発明はかかる従来技術の問題点に鑑みて提案されたも
のであり、付着したスケールによって流路が閉塞するこ
となく地下水やスラリを送出することができる回転式非
容積ポンプを提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 本発明の回転式非容積ポンプは、地下水やスラリを送出
する回転式非容積ポンプにおいて、非酸化物セラミック
の蒸着層を、イオンプレーティングによって、羽根車お
よび戻しケーシングの揚液流路の接液面に形成している
ここで、前記羽根車の摺動部あるいはライナリングや軸
受等の固定側摺動部には渭を形成するのが好ましい。
また、前記非酸化物セラミックは、TiN、TtCから
成っているのが好ましい。
[作用コ 本発明の回転式非容積ポンプによれば、羽根車や戻しケ
ーシングにおける溶液流路には、非酸化物セラミックを
イオンプレーティングによって蒸着した層が形成されて
いる。ここで、非酸化物セラミック、特にTiN、Ti
cはスケール成分との付着性が悪い、従って、非酸化物
セラミックの蒸着層を形成した溶液流路の接液面にはス
ケールが付着・成長せず、その流路の閉塞が好適に防止
されるのである。
また、本発明において、羽根車および戻しケーシングの
摺動部にも非酸化物セラミックの蒸着層を形成すれば、
特公昭61−905号公報の技術と同様に、摺動部にお
ける対摩耗性が向上し、そして摺動特性も改善されるの
で焼き付きが発生し難くなる。
さらに、本発明の実施に際して、羽根車の軸受部及び/
又はライナ部の外周上にヘリングボーン状の数μm−数
十μmの清を設ければ、回転時に動圧を発生して流体潤
滑域で運転するので、固定側と回転側の間に固体接触が
無く、軸受損失が小さくなる。この場合、渭を持たない
ものに比べてかなり高い圧力が得られる為、耐荷重性も
向上し、さらに耐熱性も向上する。そして、高速回転で
あれば、より一層この性能が向上する。
これに加えて、戻しケーシングの軸受部内径側摺動面に
スパライル状の溝又は軸方向の縦渭を設ければ、摺動面
に入り込もうとする結晶、異物等の固形物が溝を通って
摺動面外に抜は易くなる。
さらにこの渭を揚液が通過するので、軸受部の冷却と摺
動面の潤滑に効果がある。
[実施例コ 以下、添付図面を参照して本発明の実施例について説明
する。
第1図において、全体を符号10で示す本発明の回転式
非容積ポンプの要部が示されている。このポンプ10は
主軸12を有し、この主軸12は矢印M側に設置された
図示しないモータによって回転駆動される。符号14は
ケーシングを示し、このケーシング14の内部には3つ
の羽根車16.18.20が設けられており、この羽根
車16.18.20はテーパコレット22.24.26
によりそれぞれ主軸12に取り付けられている0羽根車
16.18.20の下流側(第1図中左側)にはそれぞ
れ戻しケーシング28.30.32が設けられている。
吸込ケーシング34に形成された吸込口36から吸込ま
れた地下水あるいはスラリは、第1図中左側で示すよう
な揚液流路を流れ、吐出管38へ送出される。なお、羽
根車の位置を明確にするなめ、第1図においては、羽根
車16.18.20のみにハツチングを付けている。
これ等の羽根車16.18.20は、第2A図および第
2B図において、その詳細が示されてiる。第2A図に
おいて、羽根車は羽根4o、ライナ42、軸受部44を
有している。この羽根4゜は、第2B図で示すように渦
巻状に複数個配置されており、地下水およびスラリ笠の
揚液は矢印Rで示す流路を流れる。そしてこの羽根車1
6.18.20は鋳造または各種加工によって製造され
、その摺動部表面46A、46Bを滑らかに仕上げられ
た後、イオンプレーティングによって厚さ数ミクロンの
TiN蒸着層を(羽根車)全体に形成されている。
第3A図および第3B図には戻しケーシング28.30
.32が詳細に示されている。この戻しケーシングは戻
し羽根48、ライナリング50、軸受52を有しており
、戻し羽根48は第3B図で示すように渦巻状に複数個
配置されている。そして揚液は矢印Rで示すように戻し
羽根48間を流れる。この戻しケーシングを鋳造あるい
は各種加工によって製作され、摺動部表面54A、54
Bを滑らかに仕上げた後に、(戻しケーシング)全体に
イオンプレーティングによって厚さ数ミクロンのT i
 N蒸着層が形成されている。
第4A図には、羽根車のライナ42および軸受部44の
摺動部表面46Aおよび46Bにヘリングボーン状の渭
56A、56Bを形成し、さらにTiC,TiN等の非
酸化物セラミックの蒸着層を形成したものを示している
。このようなヘリングボーン状の消56A、56Bによ
り、羽根車の回転時に動圧が発生する。なお、この渭5
6A、56Bを形成する場合、戻しケーシングの摺動面
54A、°54Bには溝は形成しない。なお、第4B図
はへリングボーン状の溝を形成した摺動部表面を展開し
たもので、凹部56(渭56A、56B)と凸部57が
相互に配列されている状態を示す。
第5A図、第5B図は、戻しケーシングの軸受52にス
パイラル状の溝58を形成し、そしてTiN、TiC等
の非酸化物セラミックの蒸着層を形成したものを示す、
また第5c図および第5D図は、スパイラル状の溝58
に代えて、縦方向(第1図における軸方向)の渭6oを
形成したものを示す、このような渭58あるいは6oを
形成することにより、結晶や異物等の固形物が通過し易
くなって串耗が減少し、且つ摺動部表面58の冷却が行
われる。なお、このような渭58.60を形成する場合
、羽根車の軸受側摺動部表面46Bには渭を設けない。
図示の実施例において、羽根車と戻しケーシングはそれ
ぞれ3段ずつ設けられているが、その段数は3段以上で
もそれ以下でも良い。
また、図示の実施例においてTiC,TiN等の非酸化
物セラミックの蒸着層は羽根車および戻しケーシングに
のみ形成されており、これ等の部材における揚液流路の
接液面のスケール付着を防止しているが、それ以外の箇
所、例えばポンプ10の揚液流路Rの全表面に亘ってそ
の蒸着層を形成しても良い。
なお、第1図に示した形状のポンプで口径が25間のも
のによってスケール成分が多量に含まれている温泉水を
汲み上げたところ、長期間に亘ってスケールの付着がな
かっな。
[発明の効果コ 以上説明したように、本発明の回転式非容積ポンプによ
れば、地下水やスラリを送出する場合に、スケールの付
着、成長による揚液流路の閉塞が完全に防止される。従
って安定したポンプ運転が保証され、地下水やスラリの
送出作業の効率が向上するのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の回転式非容積ポンプの一実施例におけ
る要部を示す縦断面図、第2A図および第2B図は羽根
車の詳細を示す縦断面図および側面図、第3A図および
第3B図は戻しケーシングの詳細を示す縦断面図および
側面図、第4A図はその他の羽根車を示す正面図、第4
B図は第4A図のへリングボーン状の清を形成した面の
展開図、第5A図および第5B図はスパイラル状の溝を
設けた戻しケーシングの縦断面図および側面図、第5C
図および第5D図は縦方向の溝を形成した戻しケーシン
グの縦断面図および側面図である。 10・・・回転式非容積ポンプ  16.18.20・
・・羽根車  28.30.32・・・戻しケーシング
  46A、46B、54A、54B・・・摺動部表面
  R・・・揚液流路第4A図 第4B図 28.30.31 第28図 第38図 第5A図 第5C図 28.30.32

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 地下水やスラリを送出する回転式非容積ポンプにおいて
    、非酸化物セラミックの蒸着層を、イオンプレーティン
    グによって、羽根車および戻しケーシングの揚液流路の
    接液面に形成したことを特徴とする回転式非容積ポンプ
JP2886488A 1988-02-12 1988-02-12 回転式非容積ポンプ Pending JPH01208595A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100642814B1 (ko) 2005-06-15 2006-11-03 (주) 디지털워터 금속의 전위차에 의한 배관의 스케일 방지 및 제거용 모터토출구 장치
JP2013147997A (ja) * 2012-01-19 2013-08-01 Kurimoto Ltd ポンプ装置
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JPS5968599A (ja) * 1982-10-13 1984-04-18 Hitachi Ltd スラリ−ポンプ用遠心羽根車

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