JPH01208470A - 薄膜形成装置 - Google Patents

薄膜形成装置

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JPH01208470A
JPH01208470A JP3441788A JP3441788A JPH01208470A JP H01208470 A JPH01208470 A JP H01208470A JP 3441788 A JP3441788 A JP 3441788A JP 3441788 A JP3441788 A JP 3441788A JP H01208470 A JPH01208470 A JP H01208470A
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JP
Japan
Prior art keywords
film
substrate
ultraviolet laser
plasma
thin film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3441788A
Other languages
English (en)
Inventor
Susumu Takahama
高浜 享
Nobuyuki Zumoto
信行 頭本
Noriko Morita
森田 訓子
Tatsuya Iwasa
岩佐 辰弥
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、レーザを利用した薄膜形成装置に関し、た
とえば熱伝導性、電気絶縁性をもつ高純度のダイヤモン
ド薄膜、あるいはダイヤモンドライフ薄膜を基板の平均
温度をほぼ室温に維持したまま膜質を制御しながら効率
良く大面積に形成する装置に関する。
〔従来の技術〕
薄膜形成技術の実用化のためには、熱による基板への悪
影響を避けるために、薄膜形成プロセスの低温化が望ま
れると同時に、製造コストを低減するために高速な薄膜
形成技術が望まれている。
これに応える新技術として紫外レーザ光のもつ高光子エ
ネルギーにより成膜用ガスを光解離し、薄膜を形成する
いわゆるレーザCVD技術が従来されてbる。この技術
では高光子エネルギーのみによってガスを解離できるた
め、低温で高速に反応生成物を基板上に堆積することが
できるとhう優れた特長を備えているが、光子と成膜用
ガスとの反応による反応生成物組成の制御や、反応生成
物が基板上に薄膜を形成する過程の制御を行なう機構を
持たないため安定して品質の要旨膜を得ることが困難で
あった。
第2図は例えば刊行物(Applied Physic
s Lettore 第43巻第5号第454頁〜45
6頁)に示された、レーザを利用した従来のレーザCV
D装置を示す断面構成図である。
図において、(1)(ま紫外レーザ発振器、(2)は紫
外レーザ元、(3)は紫外レーザ元(2)を成膜用ガス
の解離に必要なエネルギー密度に整形するためのシリン
ドリカルテレスコープ、(4)は成膜用ガス雰囲気と大
気とを遮断しつつ紫外レーザ光(2)を反応チャンバ(
5)に導入するためのウィンド、 (51)は成膜用ガ
スの供給口、(52)はその排出口、(6)は基板、(
7)は基板(6)を加熱するためのヒータ付サセプタで
ある0 紫外レーザ発振器(1)から出射された紫外レーザ光(
2)は、シリンドリカルテレスコープ(3)により成膜
用ガスの解離に適正なエネルギー密度に整形され、ウィ
ンド(4)を通して成膜用ガス雰囲気を形成する反応チ
ャンバ(5)に導入される。紫外レーザ光(2)は反応
チャンバ(5)に設置された基板(6)の数mm上を基
板(6)に平行に通過し、成膜用ガスを解離する。
この解離反応によって得られた反応生成物は拡散により
基板(6)上に堆積する。
ところが、高光子エネルギーによる成膜用ガス解離で生
じ几反応生成物から成る膜は、成膜用ガスの稽類によっ
ては不純物を含んだり、あるbは結晶性が期待通りにな
らないなどの問題があった。
そのため、第2図に示す従来の装置では基板表面をヒー
タ付サセプタによりセ氏数百度に加熱し、基板上に堆積
する膜の品質を制御する方法をとっていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
この従来のレーザ薄膜形成装置は反応生成物を制御する
機構を持たないため期待通りの膜質を得ることが困難で
あった0また、膜の品質を制御するためには基板を数百
度に加熱する方法しか見い出されておらず、低温で膜質
制御が行えなかった。
そこでこの問題を解決する念めに、同一出願人により電
子サイクロトン共鳴(以下10Rと記す)プラズマ発生
装置で発生させたプラズマを用いて膜質を制御するよう
にした薄膜形成装置(特願昭61−300379号明細
書)が提案されている。この装置を用いて薄膜形成を行
う場合、紫外レーザ光を照射し、レーザ薄膜形成装置と
して使用する間は反応チャンバを数〜数10 Torr
に維持する必要があり、一方、EORプラズマ源によっ
て、プラズマを発生させるにはプラズマ生成室を10−
3〜10  Torrの真空状態を維持する必要がある
ところが、例えば上記明細書に例示された装置構成にお
りては、プラズマ生成室と反応チャンバとの境界は制限
されておらず、前述したような紫外レーザ光を照射する
と同時KKORプラズマ源によりプラズマを発生させる
ことは不可能で、レーザ照射による成膜とプラズマによ
る膜質制御とを交互に行わねばならない。加えて数10
 Torrから10”” Torrへ真空引きする時間
を要し、これを少しでも解決する念めにメツシュ電極(
2)の上方にゲートパルプを設置しても効果はあまり期
待できなりというような問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解決するためになされ
たもので、高光子エネルギーによる成膜用ガス解離を利
用して低温でしかも薄膜形成を行う際に、同時にプラズ
マ発生装置でプラズマを発生させ、成膜過程の制御を行
い、期待通りの成膜品質を効率良く得ることのできる薄
膜形成装置を提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
この発明の薄膜形成装置は、基板が収容され成膜用ガス
が充填された反応チャンバ、上記成膜用ガスを解離し上
記基板に薄膜を形成する紫外レーザ光を発唱する紫外レ
ーザ発振器、及び上記基板表面における成膜過程を制御
するプラズマを発生する有磁場マイクロ波数−ボ装置を
備えたものである0 〔作 用〕 この発明における有磁場マイクロ波放電装置では、10
 〜数10 TOrrの広−圧力範囲で放電が可能なの
で、紫外レーザ光による成膜とプラズマによる成膜制御
を同時に行える。また大面積広範囲の放電が可能になり
、大面積に均一な成膜が行える0 〔実施例〕 以下、この発明の一実施例を、ダイヤモンド薄膜形成を
対象として図に従って説明する。第1図はこの発明の一
実施例による薄膜形成装置を示す断面構成図である。図
において、(1)は紫外レーザ発振器、(2)は紫外レ
ーザ光、(3)はシリンドリカルテレスコープ、(4)
はウィンド、(5)は反応チャンバ、(6)は基板、(
7)は基板(6)を保持するサセプタ、(8)は有磁場
マイクロ波放電装置のプラズマ生成室、(9)はその磁
場発生用空心コイル、αQは数ユOOMHz〜数103
HEのマイクロ波、有磁場マイクロ波放電装置はプラズ
マ生成室(8)、空心コイル(9)マイクロ波αQを発
生するマイクロ波源(面示せず)により構成すれる。(
6)は水素プラズマ、(2)はイオン加速用メツシュ電
極、(51)は成膜用ガス0T14を供給する供給口、
(52)は真空ポンプ側の排出口、  (53)は有磁
場マイクロ波放電プラズマ源ガスH2を導入する供給口
である。
次に動作につbて説明する。供給口(51)より供給さ
れた反応チャンバ(5)内のメタン(CIH4)の成膜
用ガス(10Torr〜数10 TOrr )はシリン
ドリカルテレスコープ(3)により適正なエネルギー密
度で整形され&ArFエキシマレーザ等の紫外レーザ光
(2)(尖頭出力10)tV′am  )の2光子吸収
によって光解離される。一方、同時にプラズマ生成室(
8)中の水素プラズマ、すなわち水素イオンはイオン加
速用メツシュ電極(至)によって適度の速度を与えられ
てチャンバ内基板(6)表面に至る。成膜の初期の過程
ではこの水素イオンは基板表面に衝突して結晶歪みを形
成し、ダイヤそンド結晶成長の核形成を容易にする。水
素イオンは数100@Vのエネルギーを与えられる。ま
た、核形成後の過程では、この水素イオンとプラズマ中
で発生した原子状水素イオンがダイヤモンド結晶成長と
同時におこる黒鉛結晶成長を抑制する働きをする。これ
は、黒鉛との反応速度がダイヤモンドとの反応速度より
桁違いに速いことに起因してhる。従ってダイヤモンド
の純度を制御することが可能になり、期待通りの膜質の
ものが得られる。
有磁場マイクロ波放電を用いると水素プラズマは圧力が
lO〜数10 ’rorr  と広い圧力範囲で発生さ
せることができるので、膜形成速度は遅いものの、均一
膜質が得られる低圧条件(ユOTOrr)から高速な成
膜速度の得られる高圧条件(数10Torr)まで、目
的にあわせて制御することが可能となる。また成膜時の
成膜用ガス雰囲気(数〜数10 Torr )と同じ真
空度で水素プラズマを発生させることが可能となるので
、成膜と同時に成膜膜質の制御が可能となり、作業性及
び効率が向上する。実用上好ましh圧力範囲は数TOr
a〜数1OTorr で、例えば10 TOrrで実施
する。
さらに有磁場マイクロ波放電を用いると大面積(広範囲
)の放電が可能となり、大面積(広範囲)に水素プラズ
マを発生でき、大面積(広範囲)に均一な成膜が可能と
なる。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば、基板が収容され成膜
用ガスが充填された反応チャンバ、上記成膜用ガスを解
離し上記基板に薄膜を形成する紫外レーザ光を発振する
紫外レーザ発振器、及び上記基板表面における成膜過程
を制御するプラズマを発生する有磁場マイクロ波放電装
置を備えたものにすることにより、同時に所望の結晶核
の成長及び好ましくなA結晶核の抑制を制御できるので
、膜質の制御を容易に行なうことができ、基板をほぼ室
温に維持したまま、しかも効率良く優れた膜質の成膜が
可能となる薄膜形成装置が得られる効果がある。さらに
圧力条件によっては高速に行える0
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による薄膜形成装置を示す
断面構成図、第2図は従来のレーザ薄膜形成装置を示す
断面構成図である。 図において、(1)は紫外レーザ発振器、(2)は紫外
レーザ光、(5)は反応チャンバ、(5ユ)は成膜用ガ
ス供給口、(6)は基板、(8)はプラズマ生成室、(
9)は空心コイル、αOはマイクロ波である。 この場合、有磁場マイクロ波放電装置はプラズマ生成室
(8)、空心コイル(9)及びiイクロ波αΩ源で構成
されている。 なお、図中、同一符号は同−又は相当部分を示すO

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 基板が収容され成膜用ガスが充填された反応チャンバ、
    上記成膜用ガスを解離し上記基板に薄膜を形成する紫外
    レーザ光を発振する紫外レーザ発振器、及び上記基板表
    面における成膜過程を制御するプラズマを発生する有磁
    場マイクロ波放電装置を備えた薄膜形成装置。
JP3441788A 1988-02-16 1988-02-16 薄膜形成装置 Pending JPH01208470A (ja)

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JP3441788A JPH01208470A (ja) 1988-02-16 1988-02-16 薄膜形成装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009280871A (ja) * 2008-05-23 2009-12-03 Toyo Seikan Kaisha Ltd プラズマ−光複合cvd成膜方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009280871A (ja) * 2008-05-23 2009-12-03 Toyo Seikan Kaisha Ltd プラズマ−光複合cvd成膜方法

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