JPH01208125A - 耐火・耐候性断熱材、屋根瓦の下地材、建築物および道路用地盤 - Google Patents

耐火・耐候性断熱材、屋根瓦の下地材、建築物および道路用地盤

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JPH01208125A
JPH01208125A JP3248088A JP3248088A JPH01208125A JP H01208125 A JPH01208125 A JP H01208125A JP 3248088 A JP3248088 A JP 3248088A JP 3248088 A JP3248088 A JP 3248088A JP H01208125 A JPH01208125 A JP H01208125A
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Kinzo Masuda
増田 欣三
Tamotsu Kawai
保 河合
Shigeru Uehara
上原 茂
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Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は耐火・耐候性断熱材、前記断熱材からなる屋根
瓦の下地材、建築物および道路用地盤に関する。さらに
詳しくは、本発明は床材、天井材、壁材などの建材をは
じめ、畳芯材などにも好適に使用しうる耐火・耐候性断
熱材、金属製瓦の下地材としても好適に使用しうる屋根
瓦の下地材、耐火・耐候性にすぐれた建築物および軟弱
地盤に好適に使用しうる道路用地盤に関する。
〔従来の技術およびその課題〕
従来より瓦を屋根板上に葺合せる際には、瓦がずれ動い
たり、暴風によって吹き飛ばされないようにするために
、屋根板上に泥土が敷かれている。しかしながら、屋根
板上に泥土を敷き、その上に瓦を葺いて屋根板と瓦を密
着させるためには、高度な技術を必要とし、さらにかか
る作業には長時間を要していた。
そこで、近年、泥土を使用するかわりに発泡スチロール
製下地材を使用して瓦葺きを容易にし、さらに治水する
ことなく断熱、防音効果を高めることが提案されている
(実公昭45−9153号公報)。
しかしながら、旧来より神社、仏閣、教会をはじめ各種
公共施設などの屋根に使用されている鋼、鉛、銅などの
金属製瓦の下地材として発泡スチロール製下地材を用い
たばあい、たとえば真夏の炎天下に長時間曝されたとき
には瓦の表面温度は90〜100℃にも達し、発泡スチ
ロール製下地材は収縮し、瓦と下地材とのあいだに隙が
生じるという欠点があり、また金属製瓦を葺く際には溶
接が施されるが、そのときに発生した火花や高温に加熱
された金属の破片などが発泡スチロール製下地材に付着
し、それが原因でしばらくしてから発泡スチロール製下
地材が発火し、火災が発生するという危険性があった。
〔発明が解決しようとする課題〕
そこで本発明者らは、前記従来技術の問題点に鑑みて金
属製の屋根瓦の下地材に要求される耐熱性および耐火性
にすぐれた下地材をうるべく鋭意研究を重ねたところ、
かかる屋根瓦の下地材に要求される耐熱性および耐火性
を具備することは勿論のこと、さらに耐候性などにもす
ぐれ、屋根瓦の下地材のみならず建材や道路用地盤など
の土木工事用にも好適に使用しうるまったく新しい断熱
材を見出し、本発明を完成するにいたった。
〔課題を解決するための手段〕
すなわち、本発明は合成樹脂発泡体の少なくとも一表面
上にケイソウ土を含有する無機質層を設けてなる耐火・
耐候性断熱材、前記耐火・耐候性断熱材からなる屋根瓦
の下地材、前記耐火・耐候性断熱材からなる内装および
外装兼用の壁材および/または天井材を組立ててなる建
築物および道路用地盤などの土木工事用途にも適する断
熱材に関する。
〔作用および実施例〕
本発明の耐火・耐候性断熱材は、合成樹脂発泡体の少な
くとも一方表面上にケイソウ土を含有する無機質層を設
けることによりえられる。
前記合成樹脂発泡体としては、たとえばヒートマックス
(鐘淵化学工業■製、商品名)、ダイラーク(積木化成
品工業■製、商品名)、ヒートポール(油化バーディッ
シエ■製、商品名)などの耐熱性発泡ポリスチレン、カ
ネパールF(鐘淵化学工業■製、商品名)、エスレンビ
ーズF(積木化成品工業■製、商品名)、スチロポール
JP(油化バーディッシエ■製、商品名)、ハイビーズ
F(日立化成工業■製、商品名)などの自己消火性発泡
ポリスチレンなどの発泡ポリスチレン、発泡ポリエチレ
ン、発泡ポリプロピレン、発泡ポリウレタン、発泡ポリ
塩化ビニルなどがあげられる。これらのなかでは、耐熱
性にすぐれた前記耐熱性発泡ポリスチレンを好適に使用
しうるが、とくにアルファメチルスチレン10〜80%
(車量%、以下同様)、アクリロニトリル5〜50%、
さらにスチレン、クロロスチレン、パラメチルスチレン
、t−ブチルスチレン、アクリル酸エステルおよびメタ
クリル酸エステルからえらばれた1種または2種以上の
化合物O〜70%の使用割合にある単量体を用いて、一
般式[1]: (式中、nは3以上の整数を示す)を開始剤として、重
合温度80〜120℃で懸濁重合または塊状重合により
共重合させてえられる発泡ポリスチレン(特開昭60−
203[i12号公報)、たとえば前記ヒートマックス
は断熱性、吸水性および耐熱性にすぐれ、好適な機械的
強度を有するので、とくに好適に使用しつる。また、塩
化ビニル樹脂や塩素化塩化ビニル樹脂に、石綿、岩綿、
炭素繊維、ガラス繊維、タルク、炭酸カルシウム、ケイ
酸カルシウム、シリカ、クレイなどの無機フィラーを多
量に添加して発泡させた、たとえば弗不燃性発泡体のよ
うな発泡体なども前記合成樹脂発泡体として好適に使用
しうる。合成樹脂発泡体の発泡倍率は、えられる断熱材
の用途に応じて適宜調整されるのが望ましく、本発明は
かかる発泡倍率によって限定されるものはないが、その
−例をあげれば前記各種発泡ポリスチレン類については
2〜100倍、好ましくは10〜50倍、とくに好まし
くは30〜40倍程度である。
該合成樹脂発泡体の厚さは、えられる断熱材の用途など
によって異なるので一概には決定することができないが
、たとえば屋根瓦の下地材として使用するばあいには5
〜50 m+m程度、また壁材などの建材として使用す
るばあいには50〜100mm程度であるのが好ましい
。なお、本発明においては前記合成樹脂発泡体としては
種類の異なったものが積層されたものであってもよく、
また複数層の発泡体からなり、そのあいだにたとえばポ
リエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルムなどの各
種フィルム、シート類が挿入されたものであってもよい
。さらに本発明に用いられる合成樹脂発泡体は、複数の
合成樹脂発泡体が単に積層されたものであってもよい。
前記無機質層には、主としてケイソウ上の焼成粉末が含
をされるが、その他の成分としては、たとえば石膏、砂
、硬化剤などが含有される。
前記ケイソウ上の焼成粉末としては、ケイソウ土を約8
00℃の空気雰囲気中にて焼成・乾燥したのち、約15
0メツシユ程度に微粉末化したものが用いられる。前記
ケイソウ上の純度および気孔度については本発明におい
てはとくに限定はないが、できるだけ純度が高く、しか
も気孔度が大きいものが好ましい。無機質層におけるケ
イソウ上の焼成粉末の含有率は5〜95%、好ましくは
10〜70%、とくに好ましくは15〜30%である。
該ケイソウ上の焼成粉末の含有率は5%未満であるばあ
い、防露性および断熱性が小さく、また95%をこえる
ばあい、防露性および断熱性は向上するが、機械的強度
が低下する傾向にある。
前記石骨は、ケイソウ土を固めて機械的強度を向上させ
るはたらきを有するものであり、がかる石膏としては、
焼石膏、死焼石膏などを約150メツシユ程度に微粉末
化したものが用いられる。無機質層における石膏の含有
率は90%以下、好ましくは15〜30%、とくに好ま
しくは20〜25%である。該石膏の含有率は90%を
こえるばあい、防露性が低下する傾向にある。
前記砂は、断熱効果および機械的強度を向上せしめるは
たらきを何するものであり、かかる砂としては、ケイ砂
などを粒度5帰程度に調整したものが用いられる。無機
質層における砂の含有率は80%以下、好ましくは20
〜70%、とくに好ましくは45〜65%である。該砂
の含有率は8096をこえるばあい、防露性が低下する
傾向にある。
前記硬化剤は、機械的強度を付与せしめるはたらきを有
するものであり、たとえばフジベトン]1増総合科学研
究所製、商品名)、タフロック(住友セメント■製、商
品名)などの口−ム質土壌や粘土質土壌などの軟弱土壌
の支持力を増強させるために土質安定剤として使用され
ているものやセメントなどがあげられる。無機質層にお
ける硬化剤の含有率は50%以下、とくに好ましくは1
〜5%である。該硬化剤の含有率は50%をこえるばあ
い、防露性が低下し、クラックが発生しやすくなる傾向
がある。
前記無機質層の構成成分を配合したものとしては、たと
えばSRコート(■イシウラ製、商品名)を容易に人手
することができ、このものは本発明において無機質層と
してきわめて好適に使用しうるちのである。
なお、本発明の断熱材をたとえば屋根瓦の下地材などと
して使用するばあいには、長期間使用したばあいであっ
ても無機質層にクラックなどが発生しないようにし、ま
た無機質層と合成樹脂発泡体との接着強度を向上せしめ
るために、前記無機質層の成分にはさらにたとえばポリ
酢酸ビニル、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アクリル
樹脂、ポリエステル、ポリウレタン、ポリメチルメタク
リレート、シリコーン樹脂、ブチルゴム、変成エポキシ
樹脂などをたとえばエマルジョンのかたちで添加するの
が好ましい。
これらのなかでもエチレン−酢酸ビニル共重合体は無機
質層において、とくにすぐれたバインダーとして作用す
るものであり、該エチレンー酢酸ビニル共重合体を添加
したばあい、耐クラツク性が飛躍的に向上するという効
果かえられるので好ましい。かかる無機質層を形成する
材料中における含有率は5〜30%、好ましくは10〜
25%である。該含有率は5%未満であるばあい、耐ク
ラツク性の向上効果は小さく、また30%をこえるばあ
い、ケイソウ土の多孔質性が低下し、したがって防露性
が低下する傾向にある。
なお、前記無機質層は通常臼ないし黄銅色を呈するもの
であるが、さらに必要に応じて顔料、染料などを添加し
て所望の色に調色してもよい。
前記無機質層の形成方法としては、たとえば前記各成分
を調製、混合したのち、無機質層を合成樹脂発泡体上に
形成するのに適当な粘度となるように水を添加して練り
、たとえばハケ塗り、コテ塗り、吹付け、含浸などの手
段によって形成する方法があげられる。かかる無機質層
は、えられる断熱材の用途に応じて合成樹脂発泡体の一
表面または両表面に形成される。
また、本発明の断熱材の使用法としては、たとえば断熱
材を使用形態に応じて所望の形状、大きさとなるように
切断して使用する方法、あらかじめ断熱材を設ける場所
に張付けまたは現場発泡などの手段によって合成樹脂発
泡体を形成し、その表面上に無機質層を形成する方法な
どがあげられるが、本発明はこれらの使用法によって限
定されるものではない。
前記無機質層の厚さはえられる断熱材の用途に応じて適
宜調整されるが、通常0.3〜50mm。
なかんづく1〜30 tallである。
かくして形成された無機質層に自然乾燥あるいは温風乾
燥を施すことにより、断熱材かえられる。
なお、本発明においては前記合成樹脂発泡体が耐熱性を
有しない発泡体であるばあいであっても前記無機質層の
厚さを増加させることによって耐熱性を付与させること
も可能である。
前記断熱材が、水分が付着しゃすい環境のなかで使用さ
れるばあいには、その少なくとも一方表面上に各種公知
の撥水剤や防水剤などを付着せしめて防水層を形成させ
てもよい。
前記撥水剤あるいは防水剤としては、たとえば変性アク
リル系樹脂エマルジョンがあげられる。該防水剤などの
使用量についてはとくに限定はなく、通常防水性が付与
される程度に付着される。なお、防水剤などには必要に
応じて顔料、染料などの着色剤を適宜添加してもよい。
前記撥水剤や防水剤を塗布したばあい、防水性が付与さ
れるが、このほかにも耐候性が付与され、また表面の美
感が向上されるので、その表面上にさらにプリント仮や
クロス板などの表面材を設ける必要がなくなるという効
果が付与される。したがって、このように変性アクリル
系樹脂エマルジョンのような防水剤などが表面上に付着
せられた断熱材は、たとえば台所や風呂場まわりの壁材
、天井材をはじめ、苗育成箱のような恒温槽などに好適
に使用しうるちのである。
前記したように本発明の断熱材に設けられた無機質層は
、合成樹脂発泡体との密着性にすぐれ、しかもそれ自体
多孔質体であるので断熱性を呈し軽量であるという利点
を冑する。また該無機質層はケイソウ土を主成分とした
ものであり、土壁と同様に呼吸発散作用および耐火性を
呈するため、結露の発生および着火をきわめて良好に防
ぐことができるものである。また、無機質層には、合成
樹脂発泡体の表面にコンクリートやセメント層を設けた
ときに発生するような外圧による割れやクラックなどが
発生することがなく、柔軟性にすぐれたものであるので
、該断熱材には無機質層にクラックが発生しない範囲内
で容易に後加工を施したり、刃物などによる切削加工を
施すことができるという利点を有する。
本発明の屋根瓦の下地材には、前記耐火・耐候性断熱材
をそのまま使用することができるが、さらに必要に応じ
てあらかじめ所望の形状に成形した合成樹脂発泡体の少
なくとも一方表面上に無機質層を設けたものを使用する
こともできる。
本発明の断熱材は通常の外装材、内装材または天井材な
どの用途に使用することができることは勿論のことであ
るが、本発明の断熱材の特徴をもっとも有効に利用した
建築物は、前記耐火・耐候性断熱材を内装および外装兼
用の壁材および天井材として利用し、これらを組立てる
ことによりえられる。前記耐火・耐候性断熱材からなる
内装および外装兼用の壁材とは、前記耐火・耐候性断熱
材を、たとえば壁材として用いたときにこれらがそのま
ま建築物の外装壁となり、かつ内装壁としても兼用で使
用しうるちのをいう。したがって壁材が風雨にさらされ
るところに設けられるばあいには、外装側に前記した撥
水剤や防水剤などが付着され、防水層が形成された耐火
・耐候性断熱材を使用することが望ましい。
また、前記天井材には、前記耐火・耐候性断熱材をその
まま使用しうる。
本発明の建築物の組立て方法としては、たとえば前記壁
材および天井材を所望の形状および大きさに切断したも
のを、接続して組立てる方法、あらかじめたとえば鉄骨
、木材などを用いて所望の形態を有する建築物の骨組を
形成し、この表面上に合成樹脂発泡体を形成させ、つい
で無機質層を形成させる方法、あらかじめ無機質層を設
けた合成樹脂発泡体を張設していく方法などがあげられ
るが、本発明はかかる組立て方法のみに限定されず、他
の方法によって組立てられてもよい。
本発明の建築物の大きさについてはとくに限定はなく、
用途に応じて適宜調整するのが好ましい。本発明の建築
物の用途としては、該建築物の壁材および天井材は耐火
性、耐熱性および断熱性にすぐれ、しかも軽量であるこ
とから、たとえばきのこ栽培小屋、寒冷地や作業現場に
おける仮設小屋、乾燥室、温室などがあげられる。
ところで、従来より道路を建設する際には、軟質地盤地
域では地盤を改良するために土砂が盛り込まれるが、こ
の土砂の重みで地盤が沈下したり、軟質地盤の一部地域
のみに土砂を盛り込んで改良したばあいには、盛り込ま
れた土砂の重みによって改良された地盤の周囲が盛り上
がることがあるというような問題点がある。そこでかか
る問題点を解決する手段として土砂のかわりに発泡スチ
ロールのブロックを使用することが検討されているが、
発泡スチロールそれ自体は引っかきなどの機械的強度が
比較的小さく、建設作業の際の溶接時などに発生した火
花が着火するといったことも考えられ、発泡スチロール
を用いた道路用地盤を開発するうえで改良が望まれてい
る。
本発明の耐火・耐候性断熱材は、前記したように軽量で
機械的強度が大きく、しがも耐火性および耐候性にすぐ
れたものであるので、前記検討課題を解消しうる道路用
地盤として好適に使用することができるのである。
本発明の道路用地盤には、前記耐火・耐候性断熱材がそ
のまま使用される。しかし、高さの高いたとえば盛土な
どに使用するばあいには、所望の大きさを有するブロッ
ク状の合成樹脂発泡体を用い、該ブロック状の合成樹脂
発泡体を積み重ね、その最上外表面上に無機質層を吹付
けなどにより形成することにより作製することが望まし
い。
前記合成樹脂発泡体および無機質層の厚さなどについて
はとくに限定はなく、目的とする道路用地盤の厚さなど
に応じて適宜調整されるのが好ましいが、通常、前記合
成樹脂発泡体の厚さは5〜1000mm、無機質層の厚
さは0.3〜50mmの範囲内から適宜えらばれる。
なお、本発明の道路用地盤は土中に埋込まれて使用され
るため、無機質層には前記した撥水剤や防水剤などが付
着され、防水層が形成されていることが望ましい。
かくして形成された本発明の道路用地盤上には、たとえ
ば自動車用道路として使用されるばあいには、コンクリ
ート床板が敷設され、ついてアスファルトなどの表面層
が形成される。
上記のように本発明の道路用地盤は軽量であり、耐火性
、耐熱性などにすぐれたものであるので、軟質地盤地域
で道路を舗装する際の道路用地盤として好適に使用しう
るちのである。
つぎに本発明の断熱材を実施例および比較例をあげてさ
らに詳細に説明するが、本発明はかかる実施例のみに限
定さるものではい。
実施例1 合成樹脂発泡体として耐熱発泡ポリスチレン系樹脂(鐘
淵化学工業■製、商品名:ヒートマックス、グレード:
 HM−M、発泡倍率:40倍)からなる平板(たて2
00cmxよこ200c+nx厚さ25mm)を用いた
無機質層を形成する材料としてケイソウ土の焼成粉末(
粒度:150メツシユパス) 22.5%、石膏(粒度
:150メツシユパス) 22.5%、ケイ砂(粒度:
5号)5096およびセメント5%を混合したものを用
い、無質層を形成する材料の全量に対して酢酸ビニル樹
脂エマルジョン(樹脂固形分20%)20%および水6
0%を添加して充分に練り混ぜ、前記平板の一方表面上
に吹付けによって厚さ1.5mmの無機質層を形成して
断熱材をえた。えられた断熱材の坪量は1500g/r
&であった。
つぎにえられた断熱材の物性として耐荷重性、密行性、
耐衝撃性、断熱性、防露性、耐火性、耐熱性および耐候
性について下記方法に基づいて評価した。その結果を第
2表に示す。
(耐荷重性) 断熱材の無機質層が設けられた面にステンレス鋼製円柱
棒(直径:2c+n)の平滑な底面をのせ、該円柱棒に
20kg/ c+#の圧力を加えたときの断熱材の状態
を目視により調べ、下記判定基準に準じて評価した。
(判定基準) O:表面上に明らかな陥没は発生しなかった。
×:表面上に明らかな陥没が発生した。
(密行性) えられた断熱材をたて18cm、よこ5 cmの長方形
状となるように切断し、合成樹脂発泡体と無機質層との
境界面を短辺の端から3 cmの位置までナイフで切目
をっけ、合成樹脂発泡体および無機質層にそれぞれ治具
を取付け、剥離したときの状態を目視にて観察し、下記
判定基準に基いて評価した。
(判定基準) O:合成樹脂発泡体と無機質層とを均一に剥離すること
ができなかった。
×:合成樹脂発泡体と無機質層とを容易に剥離すること
ができた。
(耐衝撃性) 断熱材の無機質層が設けられた面が上面となるように水
平に設置し、その上方50cmの位置より500gの鋼
球を落下したときの表面状態を観察し、下記判定基準に
基づいて評価した。
(判定基準) ○:無機質層には、クラック、割れなどの発生がなかっ
た。
X:無機層にクラックまたは割れが発生した。
(断熱性) えられた断熱材を用いて外寸が370mmX  340
mmX  240mmの箱を作製し、そのなかに 1 
、5 kgの氷を入れて密封して室温40℃の部屋に3
0時間放置したのち、箱の内部の温度を測定した。
(防露性) 断熱材を一辺の長さが10cmとなるように正方形状に
切断してサンプルを作製し、これを耐湿試験機内(気温
:約80℃、絶対湿度:100%)の天井部に貼付し、
1時間経過後のサンプルの表面を下記判定基準に基いて
評価した。
(判定基準) O:サンプルの表面には結露の発生がみられなかった。
×:+jシンブル表面に結露の発生がみられた。
(耐火性) 断熱材の無機質層が設けられた面に直径3 cmの円を
描き、この円内に石油10m1を含浸させた脱脂綿を置
いて着火したのち、放置して自然消火させた。その後、
断熱材の表面状態を調べ、下記判定基準に基いて評価し
た。
(判定基準) ○:断熱材の表面には何ら変化は認められなかった。
Δ:断熱材に収縮や焦げが発生した。
X:断熱材が燃えあがった。
(耐熱性) えられた断熱材を一辺の長さが10cmの正方形状に切
断してサンプルを作製し、このサンプルを室内の気温が
100°Cの恒温室中に入れ、1時間放置したのちに取
り出して表面状態を調べ、下記判定基準に基いて評価し
た。
(判定基/$) ○:無機質層が設けられた面に収縮が発生しなかった。
×:無機質層が設けられた面に収縮がみられ、また無機
質層が設けられていないものについてはその全表面に収
縮が発生した。
(耐候性) 断熱材を一辺の長さが10 cmとなるように正方形状
に切断し、これを耐候性試験機(ウェザ−メーター、ス
ガ試験機■製、形式: WE−8UN)のなかに入れ、
水の噴霧18分間およびサンシャンカーボンアーク灯照
射102分間を1サイクルとしてこの操作を500時間
行ない、下記判定基準に基づいて評価した。
(判定基準) ○:無機質層には何ら変化は認められなかった。
×:無機質層に収縮、クラック、割れ、変色などが生じ
るか、あるいは無機質層が設けられていないものについ
ても上記と同様の欠点が生じた。
比較例1 実施例1で用いた発泡ポリスチレンからなる平板と同じ
ものをそのまま断熱材として使用し、その物性を実施例
1と同様にして測定した。その結果を第2表に示す。
比較例2 実施例1で用いた発泡ポリスチレンからなる平板と同じ
ものを作製し、この一方表面上にセメント層(厚さ:1
.5mm)を設けて断熱材をえた。えられた断熱材の坪
量は3500g/rr?であった。
つぎにえられた断熱材の物性を実施例1と同様にして調
べた。その結果を第2表に示す。
実施例2 実施例1において、無機質層を形成する材料としてケイ
ソウ土の焼成粉末の含有率を27%、石膏の含有率を1
8%、ケイ砂の含有率を50%、セメントの含有率を5
%とし、これに酢酸ビニル樹゛脂エマルジョン(樹脂固
形分20%)を、無機質層を形成する材料の全量に対し
て20%添加し、さらにこれに水を添加して充分に撹拌
したものを実施例1で用いた発泡ポリスチレンからなる
平板と同じものの両表面上にスプレーコーティングにて
重ね塗りし、両表面に無機質層(厚さ: 1.5 m+
s)が設けられた断熱材をえた。
えられた断熱材の物性を実施例1と同様にして調べた。
その結果を第2表に示す。
実施例3〜10 第1表に示した合成樹脂発泡体からなる平板の両表面上
に第1表に示した組成からなる無機質層をハケ塗りにて
形成したほかは実施例1と同様にして断熱材をつくった
。えられた断熱材の物性を実施例1と同様にして調べた
。その結果を第2表に示す。
[以下余白] 以」この結果より、本発明の断熱材は、耐荷重性、帯管
性、耐衝撃性、断熱性、防露性、耐火性、耐熱性および
耐候性をすべて具備するものであるから、金属製の屋根
瓦の下地材として使用したばあいであっても、溶接時の
火花によって引火するおそれはなく、シかも葺合せ作業
の際に人間がその上に乗っても充分耐えうるちのであり
、また長時間直射日光が照射され加熱されることによる
変形などがないことがわかる。
実施例11 実施例1でえられた断熱材の無機質層の一方表面上に、
変性アクリル樹脂エマルジジン(アイカニ業■製、商品
名; RAX−30)を付着量が20g / rr?と
なるようにスプレーにて塗布し、防水加工が施された断
熱材をえた。この断熱材の表面は艶やかで美麗であった
つぎにこの断熱材を一辺の長さがfoamとなるように
正方形状に切断してテストピースをつくり、その重量を
測定したところ25gであった。
このテストピースの無機質層上に水を充分に浸したガー
ゼ(水の含浸量:約30g)をのせてその状態で5時間
放置したのち、その表面を乾いた布で充分に拭き取って
再びその重量を測定したところ、25gと重量変化は認
められなかった。
上記の結果および第2表の結果より、上記の断熱材は耐
火性、断熱性および耐水性を有し、表面美麗なものであ
るから、台所の水まわりの壁材などをはじめ、苗育成箱
などの恒温槽として好適に使用しうろことがわかる。
実施例12 実施例4と同様にして断熱材を多数枚作製し、ついで鋸
を用いて適当な大きさとなるように切断し、切断された
断熱材を壁材、天井材および屋根材として用い、これら
の他には外装材や内装材を用いることなく、たて2m、
よこ2m、高さ2mの温室を組立てた。
えられた温室は、従来のガラス仮、ビニールシートやポ
リエチレンシートなどからなる温室と比べて防音性、断
熱性、防露性などの点ですぐれ、また従来の発泡スチロ
ールなどの発泡樹脂からなる温室と比べて防露性や断熱
性にすぐれ、着火による火災などの発生のおそれがまっ
たくないものであった。また、実施例4の断熱材の外面
、すなわち無機質層の上に防水層を形成したものを用い
て前記と同様の温室を組立てたものは、前記の性能に加
えて、とくに耐候性および耐水性にすぐれていた。
上記のことから、本発明の断熱材は、防音性、断熱性、
防露性、耐火性などにすぐれたものであり、防水層を設
けたものはとくに耐候性および耐水性にすぐれているの
で、温室をはじめ、きのこ栽培小屋、寒冷地や作業現場
における仮設小屋、乾燥室、台所などの壁材、天井材、
苗育成箱などの恒温層などとして好適に使用しうること
かわかる。また、ハンマーなどを用いて容易に破壊する
ことができるものであるので、たとえば仮設小屋の使用
後の取壊し作業性の効率化をはかることもできるという
利点を有するものである。
実施例13 実施例4と同様にして断熱材を2枚作製し、ついでこの
2枚の断熱材を地面と垂直に互いに平行となるように1
5cmの間隙を設けて立て、2枚の断熱材のあいだの地
面上に燃料用アルコール(メチルアルコール)を充分に
浸した脱脂綿(たて:約50cm、よこ約150IT+
、高さ:約1cm)を設け、ついで着火した。着火後、
火炎が自然消火するまで放置したが、壁面には火炎は移
らず、防炎性が確認された。
比較のため、上記で用いた断熱材のかわりに厚さ28 
mmの発泡ポリスチレン板を用いて上記と同様にして試
験したところ、火炎は発泡ポリスチレン板にまもなく着
火し、焼は落ちた。
上記の結果および第2表の結果より、本発明の断熱材は
、耐熱性、耐火性、耐候性および耐炎性を有し、従来の
発泡スチロールよりなる壁材のように着火による壁面火
災のおそれがないので、たとえばエアサイクルタイプの
家に使用されている発泡スチロールからなる壁材および
天井材にかわりうる耐熱・耐火・耐候性建材として好適
に使用しうろことがわかる。
実施例14 実施例4でえられた断熱材を水平に設け、この上にシン
ナーを約10m1含浸したガーゼを設け、1時間放置後
、ガーゼを除去してその部分を鋸を用いて垂直方向に切
断したが、発泡ポリスチレン層には変化は認められなか
った。
比較のため、上記で用いた断熱材のかわりに比較例1で
えられた断熱材を用いて上記と同様にして試験したとこ
ろ、発泡ポリスチレン層は浸食され、大きな孔が発生し
た。
上記の結果および第2表の結果より、本発明の断熱材は
耐薬品性にすぐれたものであり、たとえばシンナーやベ
ンジンなどが付着しても浸食されることはなく、さらに
タバコの火などによる着火のおそれがまったくなく、シ
かも軽量でかつ耐荷重性にすぐれたものであることから
、畳床の芯材として好適に使用しうろことがわかる。
実施例15 実施例1とまったく同様にして断熱材(たて200c+
sXよこ 200備)を作製した。
えられた断熱材の無機質層の上面に銅板(たて2000
1Xよこ200CIIX厚さ 1.5mm)をのせ、そ
の上に体重83)cHの男性が軽く跳躍したのち、断熱
材に割れなどの外観上の欠点がないかを調べたが、異常
はまったく認められなかった。
つぎに断熱材の無機質層の上面にのせられた銅板上に木
炭的500gをのせ、ついで点火してその状態で約6時
間放置したのち、銅板を除去し、断熱材を切断して異常
がないか否かを目視により調べたが、異状はまったく認
められなかった。
以上の結果および第2表に示した結果より、本発明の断
熱材は金属製の屋根瓦の下地材として要求される長時間
にわたる耐熱性にすぐれていることがわかる。
実施例1G 合成樹脂発泡体として耐熱発泡ポリスチレン系樹脂(鐘
淵化学工業■製、商品名;ヒートマックス、グレード:
 IIM−M、発泡倍率:40倍)からなる平板(たて
200cmXよこ 200CIIX厚さ100mm)を
18枚用意し、該平板をたて3列、よこ3行に隙間なく
ひっつけて配置し、これを2段に積み上げた。
つぎに無機質層を形成する材料としてケイソウ上の焼成
粉末(粒度:150メツシユパス)22 、596、石
膏(粒度:150メツシユバス) 22.5%、ケイ砂
(粒度:5号)50%およびセメント5%を混合したも
のを用い、該無機質層を形成する材料の全量に対して酢
酸ビニル樹脂エマルジョン(樹脂固形分20%)20%
および水60%を添加して充分に練り混ぜ、前記平板の
上面に吹付けによって厚さ20mmの無機質層を形成し
て道路用地盤をつくった。
つぎに道路用地盤上に直径6市の鉄筋を溶接して綱目状
の溶接鉄筋を設け、さらにその上にコンクリート床板を
厚さが20 mmとなるように塗布した。
充分にコンクリート床板が乾燥した後、道路用地盤上の
被覆層の厚さが約30m+sとなるように被覆土を設け
、ついでその上に砂利を敷きつめてアスファルト舗装を
施して道路を作製した。
つぎに道路上にダンプトラック(約40t)を1000
往復走行させたのち、道路に異状がないかどうかを調べ
たが、何ら異状は認められなか一〕た。
上記の結果および第2表に示した結果より、。
本発明の道路用地盤は軽量であり、しかも耐荷重性、密
着性、耐衝撃性、耐火性、耐候性および耐熱性にすぐれ
たものであることが認められるため、軟質地盤における
道路用地盤として好適に使用しうろことがわかる。
〔発明の効果〕
本発明の断熱材は、軽量であり、すぐれた耐荷重性、防
音性、耐衝撃性、断熱性、防露性、耐火性、耐熱性、耐
候性および耐薬品性をすべて具備するものであるから、
屋根瓦の下地材、畳床の芯材、家屋の天井材、壁材など
の建材をはじめ、温室などの建築物、道路用地盤などと
して広範囲の用途に好適に使用しつるという効果を奏す
る。
特許出願人  鐘淵化学工業株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 合成樹脂発泡体の少なくとも一方表面上にケイソウ
    土を含有する無機質層を設けてなる耐火・耐候性断熱材
    。 2 合成樹脂発泡体が発泡ポリスチレン、発泡ポリプロ
    ピレン、発泡ポリエチレンまたは発泡ポリウレタンであ
    る請求項1記載の耐火・耐候性断熱材。 3 発泡ポリスチレンがアルファメチルスチレン10〜
    80重量%、アクリロニトリル5〜50重量%、スチレ
    ン、クロロスチレン、パラメチルスチレン、t−ブチル
    スチレン、アクリル酸エステルおよびメタクリル酸エス
    テルからえらばれた1種または2種以上の化合物0〜7
    0重量%の使用割合にある単量体を用いて一般式[1]
    : ▲数式、化学式、表等があります▼[1] (式中、nは3以上の整数を示す)を開始剤として、重
    合温度80〜120℃で懸濁重合または塊状重合により
    共重合させてえられる発泡ポリスチレン系樹脂である請
    求項1記載の耐火・耐候性断熱材。 4 無機質層がケイソウ土の焼成粉末を5〜95重量%
    含有したものである請求項1または3記載の耐火・耐候
    性断熱材。 5 少なくとも一方表面上に防水層を設けてなる請求項
    1記載の耐火・耐候性断熱材。 6 請求項1記載の耐火・耐候性断熱材からなる屋根瓦
    の下地材。 7 請求項1または5記載の耐火・耐候性断熱材からな
    る内装および外装兼用の壁材および/または天井材を組
    立ててなる建築物。 8 請求項1または5記載の耐火・耐候性断熱材からな
    る道路用地盤。
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