JPH0120629Y2 - - Google Patents

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JPH0120629Y2
JPH0120629Y2 JP1984148620U JP14862084U JPH0120629Y2 JP H0120629 Y2 JPH0120629 Y2 JP H0120629Y2 JP 1984148620 U JP1984148620 U JP 1984148620U JP 14862084 U JP14862084 U JP 14862084U JP H0120629 Y2 JPH0120629 Y2 JP H0120629Y2
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JP
Japan
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box
drain
outer box
drain pipe
heat insulating
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JP1984148620U
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JPS6163685U (ja
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  • Removal Of Water From Condensation And Defrosting (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 a 産業上の利用分野 本考案は排水管取付構造に関し、特に、製氷
機、冷蔵庫等の断熱箱体の排水管を設けるための
新規な改良に関するものである。
b 従来の技術 従来、用いられていたこの種の排水管取付構造
としては、第3図及び第4図に示される構成がそ
の代表的なものであつた。
すなわち、第3図において符号1で示されるも
のは、全体がほぼ箱形をなす断熱箱体であり、こ
の断熱箱体1は、互いに間隙をおいて設けられ樹
脂等よりなる内箱2と金属等よりなる外箱3及び
前記内箱2と外箱3との間に注入式に充填された
発泡断熱材4とから構成されている。
前記内箱2及び外箱3に形成された排水孔2a
及び取付孔3aには、円筒状の排水管5が前記発
泡断熱材4を貫通して前記外箱3の外方に突出し
て設けられており、前記排水管5の端部5aと前
記内箱2とは接着剤又は溶接等による接着部5b
により一体化されていると共に、前記排水管5の
下部5cは、前記外箱3の取付孔3aに密着して
嵌合されたゴム製のシール部材5eと密着接合し
て保持されている。前記内箱2内の液体は前記排
水管5の排水用貫通孔5dを経て外部に排水され
ていた。さらに、前記発泡断熱材4の発泡液の漏
れは前記シール部材5eにより防止されていた。
又、第4図に示される構成において符号1で示
されるものは、全体がほぼ箱形をなす断熱箱体で
あり、この断熱箱体1は、互いに間隙をおいて設
けられ樹脂等よりなる内箱2と金属等よりなる外
箱3及び前記内箱2と外箱3とに間に注入式に充
填された発泡断熱材4とから構成されている。
前記内箱2に形成された排水孔2aには排水管
5が設けられていると共に、前記外箱3の取付孔
3aには、取付フランジ部6aを有する外部接続
管6がビス6bによつて固定されており、前記排
水管5と前記外部接続管6とはゴム等からなる排
水ホース7により互いに一体に接続されている。
前記内箱2内の液体は前記排水管5の排水用貫通
孔5dを経て外部に排水されていた。
さらに、前記発泡断熱材4の発泡液の漏れは外
部接続管6の取付フランジ部6aと外箱3との密
着接合により防止されていた。
c 考案が解決しようとする問題点 以上のような従来構成においては種々の問題点
が存在した。すなわち、前記排水管5及び外部接
続管6を合成樹脂によつて製作すると、断熱箱体
1の運搬時や排水配管時に力が加わると破損する
危険性があるが、破損した場合、発泡断熱材4に
より内箱2、外箱3及び排水系路が固着している
ため、修理が困難であつた。
又、第4図における外部接続管6を金属で製作
すると、コスト的に高価になると共に、低温水が
外部接続管6の内側を流れると、取付フランジ部
6a及びその周囲の外箱3にまで結露することが
あつた。
又、発泡断熱材4の発泡液の漏れに対するシー
ル部材5eによる隙間の閉塞は、隙間をなくす方
向に直接、力が加わりにくく、第4図の構成にお
いても、硬質の外部接続管6と外箱3との密着で
は十分なシール効果が得られず、発泡液の漏れが
発生することがあつた。
d 問題点を解決するための手段 本考案は以上の欠点をすみやかに除去するため
の極めて効果的な手段を提供することを目的とす
るもので、本考案によると、排水管取付構造は、
互いに所要の間隔をおいて設けられた内箱及び外
箱と、該内箱及び外箱間に設けられた断熱材と、
該断熱材に囲まれて、一端で前記内箱に固定され
た排水管と、一端で該排水管の他端に接続され、
他端に、前記外箱をその内部及び外部から挟持す
る内部フランジ部及び外部フランジ部を有する、
前記外部フランジ部で終端した、非金属材料より
なる排水ホースと、前記外部フランジ部をその外
側から囲繞する取付フランジ部で終端し、該取付
フランジ部で前記外箱の外側に前記断熱材と非接
触の状態で取り付けられる、前記排水ホースに整
合した外部接続管とを備えている。
e 作用 前記排水ホースの外部フランジ部を前記取付フ
ランジ部と前記外箱とにより挾持し、前記外部接
続管が前記断熱材と非接触の状態で取付けられ、
前記外部接続管と前記外箱の間からの水漏れ及び
発泡液漏れを防止すると共に、外部接続管の破損
時、前記断熱材と関係なく外部接続管を交換する
ことが出来る。
f 実施例 以下、図面を共に本考案による排水管取付構造
の好適な実施例について詳細に説明する。尚、従
来例と同一部分は同一符号を用いて説明する。
図面において符号1で示されるものは全体がほ
ぼ箱形をなす断熱箱体であり、この断熱箱体1
は、互いに間隙をおいて設けられ樹脂等よりなる
内箱2と金属等よりなる外箱3及び前記内箱2と
外箱3との間に注入式に充填された発泡断熱材4
とから構成されている。
前記内箱2に形成された排水孔2aには、排水
管5が設けられていると共に、前記外箱3の取付
孔3aには、その端部(他端)7aに設けられ、
互いに前記外箱3の厚さTとほぼ同じ間隙Dを備
え外箱3と嵌合可能に構成された内部フランジ部
7b及び外部フランジ部7cとを有するゴム等の
材料からなる排水ホース7が嵌合式に固定され、
この排水ホース7の端部(一端)7dは前記排水
管5の下端に嵌合式に設けられている。前記外箱
3の外側には、前記排水ホース7と中心軸が一致
するように整合した状態で、合成樹脂等からなり
取付フランジ部6aを有する円筒状の外部接続体
6がビス6bを介して前記外箱3に螺子止め固定
されており、前記外部フランジ部7cは前記内部
フランジ部7b及び前記取付フランジ部6aによ
つて強個に挾持されると共に圧締されてシールさ
れ、排水ホース7と外部接続管6が強固に一体化
されて水漏れ及び発泡液漏れが防止されている。
さらに、前記取付フランジ部6aの一面には環状
をなすリブ6cが形成され、このリブ6cが前記
外部フランジ部7cに喰い込んでいることによ
り、取付フランジ部6aと外部フランジ部7cと
の強固な密合状態が達成されている。尚、前記リ
ブ6cについては、前記取付フランジ部6aに限
らず、前記外部フランジ部7c及び前記外箱3に
形成した場合も同等の効果を奏することが出来
る。
従つて、内箱2内の液体及び発泡断熱材4注入
時の発泡液の漏れは効果的に防止されるものであ
る。
第2図は、以上のように構成された本考案によ
る排水管取付構造を代表的な製氷機の製氷用水オ
ーバーフロー排水及び融氷水排水に利用した場合
を示しており、第1図と同一部分には同一符号を
用い、その構成説明は第1図と同一であるので省
略している。
第2図における合成樹脂製の内箱2には、その
上部位置に製氷用水8aを貯めるための製氷用水
タンク8が形成されると共に、その下部位置には
氷9aを貯めるための貯氷タンク9が形成され、
この製氷用水タンク8の上方位置には蒸発パイプ
10を有する製氷板11及び散水器12が配設さ
れ、この製氷板11で形成された氷13は氷案内
板4を経て貯氷タンク9内に案内される。前記製
氷用水タンク8内の製氷用水8aは循環ポンプ1
5を経て前記散水器12から前記製氷板11に供
給される。前記製氷用水タンク8に取付けられた
オーバーフロー管16は前記外箱に取付けられた
第1図の構成と同一の排水管取付構造の排水ホー
ス7に接続され、前記オーバーフロー管16は第
1図の排水管5に相当している。さらに、前記外
部接続管6は外部排水管17にねじ部17aを介
して接続され、前記製氷用水タンク8からのオー
バーフロー水は、オーバーフロー管16を経て、
横置き状態に配設された排水ホース7、外部接続
管6を経て前記外部排水管17から排水溝18に
案内される。
さらに、前記貯氷タンク9の合成樹脂製排水管
19(第1図に於る排水管5に相当する)は、前
記排水ホース7に接続され、前記外部接続管6は
外部排水管17にねじ部17aを介して接続され
ており、前記貯氷タンク9の融氷水は排水ホース
7、外部接続管6及び外部排水管17を経て排水
溝18に案内される。尚、前記断熱箱体1上部の
開口部1aには、断熱蓋19が開閉自在に設けら
れている。
g 本考案の効果 本考案による排水管取付構造は、以上のような
構成と作用とを有しているため、排水ホースの外
部フランジ部が外箱と外部接続管の取付フランジ
部とによつて挾持されていることにより、排水ホ
ースと外部接続管の完全密合が容易に得られる。
又、外部接続管が発泡断熱材と接することなく外
箱に装着されていることにより、外部接続管のね
じ接続作業の際、万一破損が発生しても外部接続
管は発泡断熱材に損傷を与えることなく、極めて
容易に交換を行なうことが出来るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案による排水管取付構
造を示すもので、第1図は断面図、第2図は第1
図の構造を製氷機に適用した状態を示す断面図、
第3図及び第4図は従来の排水管取付構造を示す
各断面図である。 2……内箱、3……外箱、4……断熱材、5…
…排水管、6……外部接続管、6a……取付フラ
ンジ部、7……排水ホース、7a……他端(端
部)、7b……内部フランジ部、7c……外部フ
ランジ部、7d……一端(端部)、16……オー
バーフロー管、19……排水管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 互いに所要の間隔をおいて設けられた内箱2及
    び外箱3と、該内箱2及び外箱3間に設けられた
    断熱材4と、該断熱材4に囲まれて、一端で前記
    内箱2に固定された排水管5と、一端7dで該排
    水管5の他端に接続され、他端7aに、前記外箱
    3をその内部及び外部から挟持する内部フランジ
    部7b及び外部フランジ部7cを有する、前記外
    部フランジ部7cで終端した、非金属材料よりな
    る排水ホース7と、前記外部フランジ部7cをそ
    の外側から囲繞する取付フランジ部6aで終端
    し、該取付フランジ部6aで前記外箱3の外側に
    前記断熱材4と非接触の状態で取り付けられる、
    前記排水ホース7に整合した外部接続管6とを備
    える排水管取付構造。
JP1984148620U 1984-10-02 1984-10-02 Expired JPH0120629Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984148620U JPH0120629Y2 (ja) 1984-10-02 1984-10-02

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JP1984148620U JPH0120629Y2 (ja) 1984-10-02 1984-10-02

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Publication Number Publication Date
JPS6163685U JPS6163685U (ja) 1986-04-30
JPH0120629Y2 true JPH0120629Y2 (ja) 1989-06-21

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ID=30706825

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JP1984148620U Expired JPH0120629Y2 (ja) 1984-10-02 1984-10-02

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5221736A (en) * 1975-08-08 1977-02-18 Western Electric Co Multiprocessor processor and device for poling memory request

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5221736A (en) * 1975-08-08 1977-02-18 Western Electric Co Multiprocessor processor and device for poling memory request

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JPS6163685U (ja) 1986-04-30

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