JPH01206279A - 位置探知システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、無線信号を利用して種々の移動体（子機）の
位置を監視局（親機）にて探知するシステムである。

〔従来の技術〕

従来の無線信号を利用した移動体の位置探知システムに
は、空港や船舶等に配置されているレーダや、電波発信
源を持つ移動体の位置を探知する電波探知機がある。

〔発明が解決しようとする課題〕

周知のように、レーダは、探知される移動体が特に応答
電波発生器等を持っていない不特定多数の移動体の位置
を、大電力の電波を回転型の指向性の鋭いアンテナよシ
空中に発射し、それに対する移動体の反射波を受信して
探知する。このようなレーダは経済的に、また電波法規
上その設置に制約がある。加えて、移動体が小さな物体
の場合は。

探知が困難である。

一方、探知すべき移動体に電波発信源を持たせた電波探
知機を使用する場合には２位置探知の為に移動体より電
波を実質上連続して発信する必要がある。それ故、多数
の移動体の位置を探知するには、システムが大規模にな
ってしまう欠点がある。

本発明の技術的課題は、特定区域内の移動体の位置を比
較的簡単な構成で探知できるシステムを提供することに
ある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は自機に割り当てられたポーリング信号にのみ応
答して応答信号を送信する子機と２分散配置された複数
のアンテナと、これらのアンテナと接続し、複数種類の
ポーリング信号をそれぞれ。

前記複数のアンテナから時間的に重ならないように順次
送信すると共に、子機からの応答信号を前記複数のアン
テナから受信する親機とを含み、該親機は、アンテナ毎
にこのアンテナから送信したポーリング信号の送信タイ
ミングとこれに対する子機からの応答信号の受信タイミ
ングとの時間差を検出する手段と、複数種類の前記時間
差情報より子機の位置を探知する手段とを有することを
特徴とする位置探知システムである。

〔作用〕

本発明は、ディジタル無線伝送回線の遠隔監視や遠隔制
御等に利用されているポーリング方式を使用しているの
が大きな特徴である。本位置探知システムは、特定コー
ドで変調されたポーリング信号を簡単な無線装置で伝送
させ、その応答時間差を複数個所にて測定し解析するこ
とにより移動体の位置を探知する。

〔実施例〕

第１図は本発明に用いられる親機装置のブロック図であ
る。

ポーリング・やルス送信回路１は、特定コードで変調さ
れた複数種類のポーリングパルスを作り出し、そのポー
リングパルスをアンテナ切替器２゜デュプレクサ３−１
〜３−４を経て複数本の無指向性のアンテナ４−１〜４
−４より１１１次空中に発射する。なお、各アンテナは
探知エリアを考慮して分散配置される。

応答・ぞルス受信回路５は、後述する子機よシ返信され
た応答パルスを各アンテナ４−１〜４−４によシデュゾ
レクサ３−１〜３−４を経由して受信する。なお、アン
テナ切替器２の切替間隔時間は、あるアンテナから送信
されたポーリングパルスに対する応答パルスがそのアン
テナにて受信されるまでの時間を考慮して決められる。

応答時間差測定回路６は、ポーリング・ゼルス送信回路
１のポーリングパルス送信時から各アンテナにて子機か
らの応答パルスが受信されるまでの時間差を各アンテナ
別及びポーリングパルスの変調コード別に測定する。

デイスプレー７は、既知のポーリングパルスの伝播速度
と、応答時間差測定回路６よシ得られる応答時間差の測
定結果にもとづいて各アンテナから子機までの距離を算
出する手段を有しており。

アンテナに対応した数の距離情報より子機の位置を変調
コード別に探知して表示する。

第２図はデイスプレー７による探知エリア及び探知結果
の表示例であり２図中Ａ、Ｂ、Ｃ，Ｄがアンテナの位置
を、Ｅは子機の位置を示す。探知エリアはアンテナを結
ぶ仮想線内だけでなく、その周辺領域でも探知可能であ
ることは言うまでも無い。

第３図は本発明に用いられる子機のブロック図である。

　− ポーリングパルス送信回路１１は、親機から送出された
ポーリングパルスをアンテナ１２で受信し、自機に割り
当てられた変調コードを持つポーリングパルスを受信し
た時には応答パルス送信回路１３に応答パルス送信指令
信号を送出する。

応答ノぐルス送信回路１３は、ポーリングパルス送信回
路１１より応答パルス送信指令信号を受信したら直ちに
自機の変調コードを持つ応答パルスをアンテナ１２より
送出する。

このように子機に対して変調コードを割り当てることで
、探知エリアに複数の子機が存在するような場合でも子
機毎に位置を探知することができる。

第４図は本発明を動物園等の限定された地域内での子供
監視システムに適用した例を示す図である。

２１は親機を設置した事務所、２２−１〜２２−４は親
機に接続された４本のアンテナで園内に分散配置されて
いる。２３．２４は各々個有の変調コードを持つポーリ
ングパルスに対し個別に応答動作をする子機を持った子
供を示す。

このシステムでは、親機が設置された事務所２１に居る
監視者が第１図で説明したデイスプレーで監視を行うこ
とにより、必要に応じ子機を持った子供達の位置を容易
に知ることができる。なお子機を子供の代りに動物に装
着することにより。

動物公園などにおける動物監視システムにも応用するこ
とができる。

〔発明の効果〕

本発明によれば以下のような効果が得られる。

１、子機が応答パルスを自ら発射するので２反射パルス
を利用する従来のレーダシステムに比べて。

小物体でも探知可能でかつ、大電力を消費する無線装置
や指向性の鋭いアンテナを必要としない。

２、多数の互いに識別可能なポーリングパルスを使用す
ることにより、−組の周波数で多数の移動体の位置を探
知できる。

３、探知区域を囲む様に複数のアンテナを配置し。

順次ポーリングパルスを発射するので、障害物等に遮ら
れてポーリングパルスルスが届かないブラックゾーンが
発生する可能性が少ない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に使用される親機のブロック図。 第２図は本発明によるデイスプレーの表示例を示した図
、第３図は本発明に使用される子機のブロック図、第４
図は本発明の一実施例を説明するだめの図。 図中、２１は事務所、２２−１〜２２−４はアンテナ、
２３．２４は子機を持った子供。 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、自機に割り当てられたポーリング信号にのみ応答し
   て応答信号を送信する子機と、分散配置された複数のア
   ンテナと、これらのアンテナと接続し、複数種類のポー
   リング信号をそれぞれ、前記複数のアンテナから時間的
   に重ならないように順次送信すると共に、子機からの応
   答信号を前記複数のアンテナから受信する親機とを含み
   、該親機は、アンテナ毎にこのアンテナから送信したポ
   ーリング信号の送信タイミングとこれに対する子機から
   の応答信号の受信タイミングとの時間差を検出する手段
   と、複数種類の前記時間差情報より子機の位置を探知す
   る手段とを有することを特徴とする位置探知システム。