JPH01205733A - 光記憶媒体のトラックジャンプ制御方法及びその装置 - Google Patents

光記憶媒体のトラックジャンプ制御方法及びその装置

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JPH01205733A
JPH01205733A JP2974188A JP2974188A JPH01205733A JP H01205733 A JPH01205733 A JP H01205733A JP 2974188 A JP2974188 A JP 2974188A JP 2974188 A JP2974188 A JP 2974188A JP H01205733 A JPH01205733 A JP H01205733A
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JP
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signal
track
time
deceleration
acceleration
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JP2974188A
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Shigetomo Yanagi
茂知 柳
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  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔目次〕 概要 産業上の利用分野 従来の技術(第7図) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(第1図) 作用 実施例 (a)一実施例の構成の説明 (第2図、第3図、第4図) (b)一実施例の動作の説明(第5図、第6図)(C)
他の実施例の説明 発明の効果 〔概要〕 光デイスク装置等の光記憶装置において、光学ヘッドの
ビームスポットを光記憶媒体のあるトラックから任意の
トラックにジャンプさせる光記憶媒体のトラックジャン
プ制御方法及びその装置に関し、 トラックジャンプ後の収束を安定化し、整定時間を短縮
することを目的とし、 光記憶媒体と、光記憶媒体にビームスポットを照射し、
該光記憶媒体からの光を受光して受光信号を得る光学ヘ
ッドと、該受光信号からトラックエラー信号を求め、該
トラックエラー信号に基づいて該光学ヘッドのビームス
ポットの移動を制御する制御部とを有する光記憶装置に
おいて、該制御部は、該光学ヘッドに所定時間加速信号
を出力し、該ビームスポット・を加速移動し、該加速信
号のタイミングと、該トラックエラー信号より得たトラ
ックゼロクロス信号のタイミングとから減速信号の大き
さ又は印加時間を計算し、計算した大きさ又は印加時間
の減速信号を光学ヘッドに出力し、ビームスポットの移
動を減速制御する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、光デイスク装置等の光記憶装置におイテ、光
学ヘッドのビームスポットを光記憶媒体あるトラックか
ら任意のトラックにジャンプさせる光記憶媒体のトラッ
クジャンプ制御方法及びその装置に関する。
光学的記憶装置は、光デイスク装置や光カード装置に広
く利用されており、光ビームによりリード/ライトがで
きるため、トラック間隔を数ミクロンとすることができ
、大容量記憶装置として注目されている こめような光学的記憶措置では、精密なトラック位置決
めのため1乃至数トラツク分光ビームを移動させ、又は
光ディスクがスパイラル媒体のため、あるトランクの最
後から先頭に1トラック分光ビームを戻す動作(キック
動作という)いわゆるトラックジャンプ制御を行うこと
が必要となる。
係るトラックジャンプ制御においては、トラックをジャ
ンプした後の収束が安定であることが望まれている。
〔従来の技術〕
第7図は従来技術の説明図である。
光デイスク装置は第7図(A)に示す如く、モータ1a
によって回転軸を中心に回転する光ディスクlに対し、
光学ヘッド2が光ディスク1の半径方向にヘッド駆動モ
ークロによって移動位置決めされ、光学ヘッド2による
光ディスク1へのリード(再生)/ライト(記録)が行
われる。
一方、光学ヘッド2は、光源である半導体レーザ24の
発光光をレンズ25、偏光ビームスプリンタ23を介し
対物レンズ20に導き、対物レンズ20でビームスポッ
トBSに絞り込んで光ディスク1に照射し、光ディスク
1からの反射光を対物レンズ20を介し偏光ビームスプ
リッタ23より4分割受光器26に入射するように構成
されている。
このような光デイスク装置においては、光ディスク1の
半径方向に数ミクロン間隔で多数のトラック又はビット
が形成されており、若干の偏心によってもトラックの位
置ずれが大きく、又光ディスク1のうねりによってビー
ムスポットの焦点位置ずれが生じ、これらの位置ずれに
1ミクロン以下のビームスポットを追従させる必要があ
る。
このため、光学ヘッド2の対物レンズ20を図の上下方
向に移動して焦点位置を変更するフォーカスアクチュエ
ータ(フォーカスコイル)22と、対物レンズ20を図
の左右方向に移動して照射位置をトラック方向に変更す
るトラックアクチュエータ(トラックコイル)21が設
けられている。
又、これに対応して、受光器26の受光信号からフォー
カスエラー信号FESを発生し、フォーカスアクチュエ
ータ22を駆動するフォーカスサーボ制御部4と、受光
器26の受光信号からトラックエラー信号TBSを発生
し、トラ、クアクチュエータ21を駆動するトラックサ
ーボ制御部3が設けられている。
トラックサーボ制御の原理は、光ディスク1に予め設け
られたスパイラル状の案内溝(トラック)10(第7図
(B)参照)によるビームスポットBSの回折現象を利
用するものである。
即ち、トラック10に対するビームスポットBSの位置
によって受光器26における反射光量分布がトラック1
0による光の回折によって変化することを利用して、ト
ラック10に対するビームスポットの位置エラー信号(
トラックエラー信号)TESを得るものである。
1トラツクジヤンプは、第7図(B)に示すように、現
トランク10から隣のトラック10に光ビーム(ビーム
スポット)BSを移動するものであり、このために光学
ヘッド2のトラックアクチュエータ21をトラックサー
ボ制御部3にトラックジャンプ指示TJSを与えて駆動
して、対物レンズ20をトラック方向に移動制御する。
このため、従来は第7図(C)に示す如く、−定幅、大
きさの加速電流iaをトラックアクチュエータ21に流
し加速し、次に一定幅、大きさの減速電流−iaを流し
減速して停止するシーフェンスを採用している。
この時のパラメータは、減速電流(パルス)を出力する
タイミングのみであり、1トラック分ジャンプするよう
、即ちオーバーランが生じないようにタイミングを固定
的に定めていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、トラックジャンプする際に、トラックジャン
プ開始時には、トラックサーボ制御によるトラック追従
動作によって、光ビームBSは微少に振動している。
このことは光ビームBSの速度は零でなく、微少に変化
している。
従って、トランクジャンプ開始時の光ビームの速度(初
速度)は一定でなく、ばらついている。
この速度のばらつきが存在することによって、一定の条
件で固定的に加減速のタイミングを定めた従来技術では
、第7図(C)のように、トラックジャンプ後の光ビー
ムBSの終速度は、ばらついて、トラックサーボの収束
が不安定となり、オーバーランが生じたり、整定時間が
バラツキ、長くなるという問題があった。
即ち、トラックジャンプ後、直ちにトラックへの追従が
安定とならず、追従不可となったり、トラックサーボに
よってトラックへ追従するまで、即ちトラックエラー信
号TBSが収束するまでの整定時間が長くなり、当該ト
ラックでのり−ドグライト動作が遅れるという問題があ
った。
本発明は、トラックジャンプ後の収束を安定化でき、整
定時間を短縮することのできる光記憶媒体のトランクジ
ャンプ制御方法及びその装置を提供することを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本発明の原理説明図である。
第1図(A)中で、第7図で示したものと同一のものは
同一の記号で示してあり、CTは制御部であり、光学ヘ
ッド2の受光信号により、光学ヘッド2のビームスポッ
トの移動を制御するものである。
本発明では、第1図(A)、(B)に示すように、制御
部CTが、所定時間ta加速信号を光学ヘッド2に出力
し、加速移動し、加速信号のタイミングとトラックエラ
ー信号TESより得たトラックゼロクロス信号TZC5
のタイミングから減速信号の大きさ又は印加時間tbを
計算し、計算した大きさ又は印加時間の減速信号を光学
へ・ノド2に出力し、ビームスポットの移動を減速制御
するものである。
〔作用〕
本発明は、加速信号のタイミング(加速信号の開始又は
終了タイミング)からトラックゼロクロス信号のタイミ
ング(反転)までの時間を計時することによって、ジャ
ンプ開始時の速度と加速信号による加速結果の和の効果
(速度)を知ることができる。
従って、T′の如く、計時時間が短ければ、速度が高く
加速されているので、減速信号の幅又は高さ(大きさ)
をtb’の如く大きくして強い減速を行い、Tの如く計
時時間が長ければ、速度が低くしか加速されていないの
で、減速信号の幅又は高さをtbの如く小さくして、弱
く減速を行う。
これによって、トラックジャンプ中も、トラック方向の
ビームの速度情報をフィードバックしていることになり
、ビームの収束は極めて安定となる。
〔実施例〕
(a)一実施例の構成の説明 第2図は本発明の一実施例ブロック図、第3図は第2図
構成の光学ヘッドの構成図、第4図は第2図構成の駆動
回路の構成図である。
図中、第1図及び第7図で示したものと同一のものは同
一の記号で示しである。
先づ光学ヘッドの構成について第3図を用いて説明する
第3図(A)において、半導体レーザ24の光は、コリ
メータレンズ25aで平行光とされ、ビームスプリッタ
23に入射し、対物レンズ20に入射し、ビームスポッ
トBSに絞りこまれる。光ディスク1からの反射光は対
物レンズ20、偏光ビームスプリンタ23に入射し、集
光レンズ25bより4分割受光器26に入射する。
対物レンズ20は、回転軸28aを中心に回転可能なア
クチュエータ本体28の一端に設けられており、他端に
固定スリット28bが設けられている。
アクチエエータ本体28には、コイル部28cが設けら
れ、コイル部28Cの周囲にフォーカスコイル22が、
側面に渦巻形状のトラックコイル21が設けられており
、コイル部28cの周囲に磁石28dが設けられている
従って、フォーカスコイル22に電流を流すと、対物レ
ンズ20を搭載したアクチュエータ28は、ボイスコイ
ルモータと同様に図のX軸方向に上又は下に移動し、こ
れによってフォーカス位置を変化でき、トラックコイル
21に電流を流すと、アクチュエータ28は回転軸28
aを中心にα方向に回転し、これによってトラック方向
の位置を変化できる。
アクチュエータ28の端部に設けられた固定スリット2
8bに対しては、位置センサ27.29が設けられてお
り、第3図(B)、(C)に示す如く位置センサ27.
29は、発光部27と4分割受光器29の各受光器29
a〜29dが固定スリット28bを介して対向するよう
に設けられている。
固定スリット28bには窓Wが設けられており、発光部
27の光は窓Wを介して4分割受光器29a〜29dに
受光される。
このため、第3図(C)に示すようにアクチュエータ2
8のα、X方向の移動量に応じて4分割受光器29a〜
29dの受光分布が変化する。従って、フォーカス、ト
ラックサーボと同様、受光器29a〜29dの出力A、
B、C,Dから、トラック方向のポジション信号TPS
、フォーカス方向のポジション信号FPSが次のように
求められる。
このポジション信号TPS、FPSは、第3図(C)の
ように中心位置Cからのずれに対し、中心位置で零とな
るSの字状の信号となり、この信号を用いて中心位置方
向への電気的バネ力を付与できる。
次に第2図及び第4図の構成について説明する。
5は動作制御部であり、マイクロプロセッサで構成され
、トラックサーボ制御部3をプログラムの実行によって
制御し、トラックサーボ及びトラックジャンプ制御を行
うものであり、タイマ5aを有し、メモリ5bに予定加
速時間ta、計算した減速時間tbが格納され、トラッ
クゼロクロス信号TZC3,オフトラック信号TO3を
受け、フォワード信号FWR、リバース信号RVS、サ
ーボオン信号SVS、ロックオン信号LKSを用いて制
御を行い、且つフォーカスサーボ制御部4(第9図参照
)のサーボ制御動作を制御するものである。
尚、動作制御部5とトラックサーボ制御部3とで第1図
の制御部CTを構成する。
7はヘッド回路部であり、4分割受光器26の出力a 
−y dからRF信号RFSを作成するRF作成回路7
0と、4分割受光器26の出力a w dを増幅し、サ
ーボ出力S V a −S V dを出力する増幅器7
1と、位置センサ29の4分割受光器29a〜29dの
出力A−Dからトラックポジション信号TPSを作成す
るTP作成回路72等を有する。
30はTBS (1−ラックエラー信号)作成回路であ
り、増幅器71のサーボ出力S V a −S V d
からトラックエラー信号TBSを作成するもの、31は
全信号作成回路であり、サーボ出力SVa〜SVdを加
え合わせ全反射レベルである全信号DSCを作成するも
の、32はA G C(Automatic Ga1n
 Control)回路であり、トラックエラー信号T
BSを全信号(全反射レベル)DSCで割り、全反射レ
ベルを参照値としたAGCを行うものであり、照射ビー
ム強度や反射率の変動補正をするもの、33は位相補償
回路であり、ゲインを与えられたトラックエラー信号T
BSを微分し、トラックエラー信号TESの比例分と加
え、位相を進ませるものである。
34aはゼロクロス検出器であり、トラックエラー信号
TBSのゼロクロス点を検出し、駆動制御部(以下MP
Uと称す)5ヘトラツクゼロクロス信号TZC3を出力
するもの、34bはオフトラ・7り検出回路であり、ト
ラックエラー信号TESがプラス方向の一定値v0以上
になった及びマイナス方向の一定値−Vo以下になった
こと、即ちオフトラック状態になったことを検出してオ
フトランク信号TO3をMPU5へ出力するものである
35はサーボスイッチであり、MPU5のサーボオン信
号SvSのオンで閉じ、サーボループを閉じ、オフで開
き、サーボループを開くもの、36は復帰信号作成回路
であり、TP作成回路72からのトラックポジション信
号TPSがら第3図(B)のアクチュエータ28の中心
位置へ向かうトラック方向の復帰力を発生する復帰信号
RPSを作成するものである。
37はロックオンスイッチであり、MPU5のロックオ
ン信号LKSのオンで閉じ、サーボループに復帰信号R
PSを導き、オフで開き、復帰信号RPSのサーボルー
プへの導入をカントするもの、38は駆動回路であり、
MPU5からのフォワード信号FWHに応じて前進加速
電圧+Vを、リバース信号RVSに応じて後退減速電圧
−■を発生するとともに、サーボスイッチ35とロック
オンスイッチ37の出力とを加え合わせたものを出力す
るものである。
39はパワーアンプであり、駆動回路38の出力を増幅
してトラック駆動電流TDVをトラックアクチュエータ
21に与えるものである。
駆動回路38は、第4図に示すように、加算アンプ38
0と、フォワード信号FWHのオンでオンとなり、+■
の前進駆動電圧を加算アンプ380に付与する第1のス
イッチ381と、リバース信号RVSのオンでオンとな
り、−Vの後退駆動電圧を加算アンプ380に付与する
第2のスイッチ382とを含み、加算アンプ380から
制御信号TC5,RPSの他駆動信号(電圧)+v、−
■を出力する。
(b)一実施例の動作の説明 第5図は本発明の一実施例処理フロー図、第6図は本発
明の一実施例動作説明図である。
ここで、MP[J5のサーボオン信号SVSのオンによ
り、サーボスイッチ35がオンであり、ロックスイッチ
37はロックオン信号LKSのオフでオフであるとする
即ち、サーボループが閉じており、トラックエラー信号
TBSによる制御信号TC3でトラックアクチュエータ
21力くサーボIII 4卸され、ビームスポットはト
ラック10aに追従動作しているものとする。
■ この状態で、1トランクジヤンプの必要が発生する
と、MPU5はサーボオン信号SVSをオンからオフに
変え、サーボスイッチ35をオフして、トラックエラー
信号TBSによるサーボループを開く。即ち、トラック
エラー信号TESによるサーボは働かないようにする。
これは、ビームスポットの移動をMPU5の指示通り円
滑に制御し、且つトラックエラー信号TBSから正確な
実速度を得るため必要である。
次に、MPU5は起動加速を行うため、フォワード信号
FWRを加速時間taの間オンとし、加速電圧+Vをt
a時間印加する。
即ち、MPU5はフォワード信号FWRをオンとした後
、タイマ5aにメモリ5bの加速時間Taの補数値をセ
ットし、タイマ5aを起動する。
タイマ5aは加速時間taの補数値がセットされるので
、クロックを計数し、ta時間計時するとカウントアツ
プ出力を発する。
MPtJ5はタイマ5aがカウントアツプ出力を発する
と、タイマ5aを停め、フォワード信号FWRをオフと
する。
従って、駆動回路38の第1のスイッチ381はta時
間オンされて、ta時間+V(+ia)の加速電圧(加
速パルス)が加算アンプ480に与えられ、パワーアン
プ39からトラック駆動電流TDVとして加速電流がt
a時間トラックアクチュエータ21に流れ、対物レンズ
20 (即ちビームスポット)は目標速度Vcまで加速
する。
■ MPU5は、タイマ5aのカウントアツプ後、即ち
フォワード信号FWRのオフ後、直ちにタイマ5aをス
タートし、加速パルスのオフからトラックゼロクロス信
号TZC3の反転までの時間Tを計時する。
MPU5は、トラックゼロクロス信号TZC3を監視し
、トラックゼロクロス信号TZC3が“1”の状態から
“0”の状態に変化したか、即ちトラックゼロクロス信
号TZC3の“1″から“0”への立上り(反転)を検
出し、タイマ5aを停止させる。
タイマ5aは、加速パルスのオフからトラックゼロクロ
ス信号TZC3の反転までの間隔時間Tを計時したこと
になる。
この時間Tは、トラックゼロクロス信号の反転時のビー
ム速度に比例する。
■ MPU5は、間隔時間がTcの時に、安定に収束す
るための予定の減速パルス時間をtとすると、次式によ
り、減速パルスの時間tbを計算する。
t b=t+ (Tc −T)  ・α−・−・−(2
)但し、αは係数である。
■ MPU5は、減速時間tbの計算後、減速を開始す
べく、リバース信号RVSをオンとし、タイマ5aにメ
モリ5bの予定の減速時間tbの補数値をセットし、タ
イマ5aを起動する。
MPU5は、タイマ5aがカウントアツプすると、即ち
時間tc計時すると、リバース信号RVSをオフし、サ
ーボオン信号SVSをオンした後、MPU5は所定の整
定時間経過すると、ジャンプ終了とする。
従って、駆動回路38の第2のスイッチ382はtc時
間オンされて、tc待時間V(−ia)の減速電圧(減
速パルス)が加算アンプ480に与えられ、パワーアン
プ39からトラック駆動電流TDVとして減速電流がt
c時間トラックアクチュエータ21に流れ、減速停止さ
れる。
そして、サーボスイッチ35がオンとなり、トラックエ
ラー信号TESのサーボループが閉じ、パワーアンプ3
9からは位相補償回路33の制御信号TC3によるトラ
ック駆動電流TDVがトラックアクチュエータ21に流
れ、トラックサーボ制御が行われる。
このサーボスィッチ350オン時、ビームスポットは目
標トランクに位置し、速度が零であるから、トラックサ
ーボ制御は安定に行われる。
このように、計時時間Tが長ければ、減速パルス開始時
の速度が低いため、第(2)式より減速パルスの時間t
bは短(なり、弱い減速が行われ、逆に計時時間Tが短
ければ、減速パルス開始時の速度が高いため、第(2)
式より減速パルスの時間tbは長くなり、強い減速が行
われる。
従って、トラックジャンプの初速の大小にかかわらず、
終速を殆ど零とすることができ、安定な収束が可能とな
る。
尚、第2図の復帰信号RPSによるトラックサーボ制御
は、光学ヘッド2を図示しないモータで目標トラック付
近に位置付ける時に用いられ、以下の様な制御が行われ
る。
光学ヘッド2の移動中MPU5はサーボオン信号SVS
はオフのまま、ロックオン信号LKSをオンする。従っ
て、トラックエラー信号TESによるサーボループは形
成されないが、トラックアクチュエータ21は位置セン
サ29a〜29dの出力A−Dによるトラックポジショ
ン信号TPSによりロック制御される。
即ち、トランクコイル21は、復帰信号作成回路37の
復帰信号RPSによってパワーアンプ39によって駆動
され、アクチュエータ28は、中心位置に復帰制御され
、固定される。
このようにアクチュエータ28、即ち対物レンズ20を
ロックしておくのは、光学ヘッド2の移動中に振動でア
クチュエータ28がヘッド2内で動かないようにし、損
傷等を防ぐためであり、トラックポジション信号TPS
による電気的ロックが行われる。
更に、光学ヘッド2の移動完了後のサーボオン信号SV
Sのオン直後のサーボ引込みにおいて、ロックオン信号
をオンしたままにしておき、復帰信号RPSで第3図(
B)の中心位置への復帰力を与えながらトラックエラー
信号TBSでトラック追従制御する。
このため、偏心のある光ディスクlのトラックに対し、
半径方向(トラックを横切る方向)に移動量の最も少な
い点でトラックへのサーボ引込みが行われ、安定な引込
み開始が実現できる。
又、サーボ引込み完了後は、サーボオン信号SvSをオ
ンとしたままロックオン信号LKSは、オフされ、復帰
信号RPSによる制御から解放する。
この例では、プログラムにより実行しているので、従来
の構成を変えることなく、プログラムの変更、追加によ
り実現できる。
又、加速時間、速度検出用時間、減速時間を1つのタイ
マ5aでできるよう、加速パルスのオフから減速パルス
のオンまでの時間Tを計時していることから、タイマ5
aを有効利用できる。
更に、トラックゼロクロス信号TZC3を用いて、計時
の終了、減速パルスのオンを行っているため、制御が容
易である。
(C)他の実施例の説明 上述の実施例では、トラックエラー信号TESの作成を
プッシュプル法を用いて行っているが、他の周知の方法
を用いてもよく、光学へラド2、トラックサーボ制御部
3、駆動制御部5も実施例のものに限られない。
又、減速パルスの時間幅を調整しているが、幅を一定と
し、大きさ(高さ)を調整してもよく、この場合駆動回
路38のス・イッチ381.382の代わりD/A (
デジタル/アナログ)コンバータを設け、大きさを一定
時間出力すればよ(、時間Tの計測も加速パルスの立上
り(オン)からトラックエラー信号TZC3の反転まで
の時間としてもよい。
更に、1トラツクのジャンプに限らず、数トランクのジ
ャンプに用いてもよい。
その上、光デイスク装置で説明したが、光カード装置等
周知のトラックを有する光記憶媒体を用いたものに適用
でき、反射型のものに限らず透過型のものにも適用でき
る。
以上本発明を実施例により説明したが、本発明は本発明
の主旨に従い種々の変形が可能であり、本発明からこれ
らを排除するもではない。
〔発明の効果〕
以上説明した様に、本発明によれば、トラックジャンプ
後のビームの収束を安定化できるという効果を奏し、ト
ラック追従を可能とし且つ整定時間を短縮でき、トラン
クジャンプの安定動作に寄与する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理説明図、 第2図は本発明の一実施例ブロック図、第3図は第2図
構成の光学ヘッドの構成図、第4図は第2図構成の駆動
回路の構成図、第5図は本発明の一実施例処理フロー図
、第6図は本発明の一実施例動作説明図、第7図は従来
技術の説明図である。 図中、1−・光ディスク、 2−・光学ヘッド、 3−)ラックサーボ制御部、 5−  駆動制御部、 CT−・−制御部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)光記憶媒体(1)と、 光記憶媒体(1)にビームスポットを照射し、該光記憶
    媒体(1)からの光を受光して受光信号を得る光学ヘッ
    ド(2)と、 該受光信号からトラックエラー信号を求め、該トラック
    エラー信号に基づいて該光学ヘッド(2)のビームスポ
    ットの移動を制御する制御部(CT)とを有する光記憶
    装置において、 該制御部(CT)は、該光学ヘッド(2)に所定時間加
    速信号を出力し、該ビームスポットを加速移動し、 該加速信号のタイミングと、該トラックエラー信号より
    得たトラックゼロクロス信号のタイミングとから減速信
    号の大きさ又は印加時間を計算し、該計算した大きさ又
    は印加時間の減速信号を該光学ヘッド(2)に出力し、
    該ビームスポットの移動を減速制御することを特徴とす
    る光記憶媒体のトラックジャンプ制御方法。
  2. (2)光記憶媒体(1)と、 光記憶媒体(1)にビームスポットを照射し、該光記憶
    媒体(1)からの光を受光して受光信号を得る光学ヘッ
    ド(2)と、 該受光信号からトラックエラー信号を求め、該トラック
    エラー信号に基づいて該光学ヘッド(2)のビームスポ
    ットの移動を制御するトラックサーボ制御部(3)とを
    有する光記憶装置において、該トラックサーボ制御部(
    3)に、 該トラックエラー信号からトラックゼロクロス信号を作
    成するゼロクロス信号作成部(34a)と、 指示により加速信号と減速信号を該光学ヘッド(2)に
    出力する駆動回路(38)とを設けるとともに、 該駆動回路(38)に所定時間加速指示を発した後に、
    減速指示を発する制御部(5)を設け、該制御部(5)
    は、該加速信号のタイミングと該トラックゼロクロス信
    号のタイミングとから減速信号の大きさ又は時間を計算
    して、減速指示するよう構成したことを 特徴とする光記憶媒体のトラックジャンプ制御装置。
JP2974188A 1988-02-10 1988-02-10 光記憶媒体のトラックジャンプ制御方法及びその装置 Pending JPH01205733A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5163033A (en) * 1989-04-10 1992-11-10 Fujitsu Limited Track access control system in rotating disc devices with eccentricity correction

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US5163033A (en) * 1989-04-10 1992-11-10 Fujitsu Limited Track access control system in rotating disc devices with eccentricity correction

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