JPH01204426A - 固体表面清浄化方法およびその装置 - Google Patents

固体表面清浄化方法およびその装置

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JPH01204426A
JPH01204426A JP2747388A JP2747388A JPH01204426A JP H01204426 A JPH01204426 A JP H01204426A JP 2747388 A JP2747388 A JP 2747388A JP 2747388 A JP2747388 A JP 2747388A JP H01204426 A JPH01204426 A JP H01204426A
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JP
Japan
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substrate
solid
vacuum
ultraviolet light
solid substrate
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JP2747388A
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Naomi Aoto
青砥 なほみ
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は電子デバイス製造プロセスに用いられる固体表
面清浄化方法およびその装置に関するものである。
[従来の技術] 従来、固体基板表面を清浄化するには、例えばSi基板
に対しては、Si基板を真空室外で、酸などの混合液中
に入れて加熱し、洗浄する方法(W、Kern et 
al、、RCAレビュー、31巻、3号、1027ペー
ジ、1970年)や、紫外光によって生成したオゾンに
よって固体基板表面の不純物を取除く方法(Viq、ジ
ャーナル・オブ・バキューム・サイエンス・アンド・テ
クノロジー、A3巻、3号、1027ページ、1985
年)等が用いられている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、従来の方法によれば、プロセス中の固体
基板をいったん真空室外に出した後に洗浄を行い、その
後再び真空室内に導入するために固体表面上の汚染物が
大気中で洗浄前に酸化され、除去しにくくなるという欠
点があった。また、洗浄後の固体表面が大気中で再汚染
され、また溶液中での洗浄によって酸化されるという欠
点もあった。
また紫外光によって生成したオゾンを用いるという洗浄
方法は固体基板表面に酸化膜が形成されるという欠点が
あった。
従って以上の方法による場合にはいずれの場合も酸化膜
除去のために酸によるウェットエツチングが必要であり
、プロセスのドライ化を行うことができないという問題
点があった。
本発明の目的はこのような従来の固体表面清浄化方法の
欠点を除去し、真空室内で行うことのできる固体表面清
浄化方法、および真空室内にて連続的に行う真空−貫プ
ロセス中で用いることを可能ならしめた固体表面清浄化
装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明は、ドライプロレス後の固体基板表面に対し、真
空中で紫外光を照射してなることを特徴とする固体表面
清浄化方法、およびドライプロセス後の固体基板を真空
中で搬送し、搬送後の固体基板表面に対し、真空中で紫
外光を照射してなることを特徴とする連続真空プロセス
中における固体表面清浄化方法であり、またこれらの方
法に用いられる装置は、真空排気手段と、固体基板を保
持する基板ホルダと、前記固体基板の近傍に設けられた
ヒータと、前記固体基板に紫外光を照射する紫外光源と
が配設されてなることを特徴とする固体表面清浄化装置
、および真空排気手段と、固体基板を保持する基板ホル
ダと、前記固体基板の近傍に設けられたヒータと、前記
固体基板に紫外光を照射する紫外光源とが配設され、1
以上のドライプロセス処理室と真空中で連結するゲート
・バルブおよび前記固体基板を前記ドライプロセス処理
室間で搬送する搬送装置を備えてなることを特徴とする
固体表面清浄化装置である。
本発明において、固体基板表面への紫外光の照射は、基
板を昇温させつつ行うと基板表面の温度が上昇して表面
反応生成物の脱離が促進され、固体表面の清浄化がより
良く達成される場合がある。
[作用] 本願第1番目の方法によれば、紫外光の照射によって基
板表面が紫外光を吸収し、基板表面温度が上昇して表面
の反応生成物が蒸発・脱離する。
基板と表面反応生成物の種類によっては、紫外光のエネ
ルギーによって表面または表面反応生成物の電子状態が
励起され、反応生成物と基板との結合切断に奇与する。
基板の昇温は、表面温度の上昇による表面反応生成物の
脱離を促進する。
また本願第2番目の発明によれば、紫外光の照射によっ
て基板表面が紫外光を吸収し、基板表面温度が上昇して
表面の反応生成物が蒸発・脱離する。基板の昇温は、蒸
発温度の高い反応生成物の脱離を促進する。基板と表面
反応生成物の種類によっては、紫外光のエネルギーによ
って表面または表面反応生成物の電子状態が励起され、
反応生成物と基板との結合切断に奇与する。基板の昇温
は、表面温度の上昇による表面反応生成物の脱離を促進
する。ドライプロセス後の基板を真空中で搬送し、引続
き清浄化処理を行うことにより、基板表面の反応生成物
が大気中での酸化によって除去され難くなるのを防ぐこ
とかできる。この処理後の基板表面を、次のプロセスを
行う真空室に真空中で搬送することにより、表面清浄化
後の固体表面を大気中での汚染および表面酸化から防ぐ
ことができる。このような方法により、連続真空プロセ
ス中での固体表面清浄化を行うことができる。
[実施例] 以下、本発明の実施例について図面を参照して詳細に説
明する。
第1図は本発明の固体表面清浄化装置の一実施例を示す
概略構成図で、図中、11は真空装置の真空室、12お
よび13は基板ホルダを兼ねるドライエツチング用の平
行平板電極、14は真空排気手段を兼ねるドライエツチ
ング用ガス導入バルブでおる。
真空室11において、固体基板15を載置する電極13
は基板加熱用ヒータ16を備えている。真空室13は紫
外光を通過させることが可能な窓17を有し、窓17を
通して紫外光18を照射する紫外光源19が配設されて
いる。
次に上記の装置を用いた本発明の第1の方法による処理
について説明する。ドライエツチング用ガス導入バルブ
14から導入されたガスと平行平板電極12.13によ
り固体基板15のドライエツチングを行った後、ガスを
排気して真空を回復する。この時、固体基板15の表面
にはドライエツチングによる反応生成物20が残留して
いる。次に、真空中の固体基板15に対して、紫外光源
19から紫外光18を窓17を通して照射することによ
り、前記反応生成物20は脱離・除去される。同時にヒ
ータ16によって基板の昇温を行うと、反応生成物の脱
離が促進される。この時、紫外光18は固体基板表面の
温度上昇によって、また固体基板および反応生成物の種
類によってはそれらの電子状態の励起によって脱離の促
進に寄与している。
第2図は上記の方法を用いて、Cβ2ガスによるドライ
エツチング後のSi基板表面に紫外光を照射した場合に
ついて、表面のCβ溌度およびSt濃度をオージェ電子
分光によって測定した結果を示す。表面のClはC2を
含む反応生成物の存在を示す。横軸に示した紫外光照射
時間が増加するに伴い、表面CX′a度が減少し、一方
、表面5i11度が増加して、反応生成物が表面から脱
離していることが分かる。
第3図はCl12ガスによるドライエツチング後のSi
基板表面の反射高速電子線回折パターンを示したもので
、このうち第3図(a)はドライエツチング後に紫外光
を照射しない場合、第3図(b)はドライエツチングに
続いて紫外光を15分間照射した場合の反射高速電子線
回折パターンをそれぞれ示したものである。紫外光照射
を行わない第3図(a)ではパターンは表面にアモルフ
ァス層が存在することを示しているが、紫外光照射を行
った第3図(b)の場合ではパターンは清浄表面のパタ
ーンに近いものとなっており、表面が清浄化されたこと
が分かる。
なお、本発明の第1の方法における紫外光照射前のドラ
イプロセスは上記実施例のようなドライエツチングに限
定されるものではなく、またドライエツチングガスもC
l2に限定されるものではない。従って、他のドライプ
ロセスや、他のドライエツチングガスを用いてもよく、
また真空室内に複数のドライプロセスを行う装置が装着
されていても良い。
第4図は本発明の固体表面清浄化装置の別の一実施例を
示す概略構成図で、図中、111は真空装置の真空室、
112および113はドライエツチング用の平行平板電
極、114はドライエツチング用ガス導入バルブである
。真空室111において、固体基板115は電極113
上に載置される。この真空室111は、ゲート・バルブ
116を介して真空室117に接続されている。真空室
111と真空室117間の固体基板115の搬送は搬送
装置たる真空搬送棒118によって行われる。真空室1
17内では、固体基板115は基板加熱用ヒータ119
を備えた基板ホルダ120上に載置される。真空室11
7は紫外光を通過させることが可能な窓121を有し、
窓121を通して紫外光122を照射する紫外光源12
3が配設されている。
次に上記の装置を用いた本発明の第2の方法による処理
について説明する。ドライエツチング用ガス導入バルブ
114から導入されたガスと平行平板電極112.11
3により固体基板115のドライ・エツチングを行った
後、カスを排気して真空を回復する。この時、固体基板
115の表面にはドライエツチングによる反応生成物1
24が残留している。次に、ゲートバルブ116を開い
て真空搬送棒118により固体基板115を真空室11
7に搬送する。このあと、真空中の固体基板115に対
して、紫外光源123から紫外光122を窓121を通
して照射することにより、前記反応生成物124は脱離
・除去される。同時にヒータ119によって基板の昇温
を行うと、反応生成物の脱離が促進される。この時、紫
外光122は固体基板表面の温度上昇によって、また固
体基板および反応生成物の種類によってはそれらの電子
状態の励起によって脱離の促進に寄与している。
上記の方法による紫外光照射によって、第2図および第
3図に示した本発明の第1の方法による効果と同じ効果
が得られた。
なお、本発明の第2の方法における紫外光照割前のドラ
イプロセスは上記実施例のようなドライエツチングに限
定されるものではなく、他のドライプロセスを用いても
よい。また紫外光を照射する真空室に、複数のドライプ
ロセスを行う複数の真空室が接続されていても良く、あ
るいは複数のドライプロセスの途中における表面清浄化
装置として用いることもできる。またドライエツチング
ガスもCf12に限定されるものではなく、他のドライ
エツチングガスを用いてもよい。
[発明の効果] 以上詳細に述べたように、本発明によればドライプロセ
ス後の固体基板表面上の反応生成物を表面の酸化や再汚
染から防ぎ、ドライプロセス後の固体基板を大気中に出
すことなく真空中で清浄化することができる。また複数
のドライプロセス中における表面清浄化装置として本発
明を用いることにより、真空−貫ドライプロセスか可能
になる。
従って本発明を電子デバイス製造プロセスに用いること
により製造プロセスを簡略化できるばかりではなく、デ
バイス特性の向上に大きく寄与できる効果を有するもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における固体表面清浄化装置
の概略構成図、第2図は本発明の第1の方法の処理によ
るSi基板表面のCI濃度とSi淵度の変化をオージェ
電子分光強度と紫外光照射時間との関係において測定し
た結果を示す図、第3図は本発明の第1の方法によって
1qられたSi基板表面の反射高速電子線回折パターン
を従来例による場合と比較して示す図、第4図は本発明
の別の実施例における固体表面清浄化装置の概略構成図
である。 11.111,117・・・真空室 12、13.112.113・・・平行平板電極14、
114・・・ガス導入バルブ(真空排気手段)15、1
15・・・固体基板    16.119・・・ヒータ
17、121・・・窓       18.122・・
・紫外光19、123・・・紫外光源    20.1
24・・・反応生成物116・・・ゲートバルブ   
118・・・真空1fR送棒120・・・基板ホルダ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ドライプロセス後の固体基板表面に対し、真空中
    で紫外光を照射してなることを特徴とする固体表面清浄
    化方法。
  2. (2)ドライプロセス後の固体基板を真空中で搬送し、
    搬送後の固体基板表面に対し、真空中で紫外光を照射し
    てなることを特徴とする連続真空プロセス中における固
    体表面清浄化方法。
  3. (3)真空排気手段と、固体基板を保持する基板ホルダ
    と、前記固体基板の近傍に設けられたヒータと、前記固
    体基板に紫外光を照射する紫外光源とが配設されてなる
    ことを特徴とする固体表面清浄化装置。
  4. (4)真空排気手段と、固体基板を保持する基板ホルダ
    と、前記固体基板の近傍に設けられたヒータと、前記固
    体基板に紫外光を照射する紫外光源とが配設され、1以
    上のドライプロセス処理室と真空中で連結するゲート・
    バルブおよび前記固体基板を前記ドライプロセス処理室
    間で搬送する搬送装置を備えてなることを特徴とする固
    体表面清浄化装置。
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