JPH01204297A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH01204297A
JPH01204297A JP63026859A JP2685988A JPH01204297A JP H01204297 A JPH01204297 A JP H01204297A JP 63026859 A JP63026859 A JP 63026859A JP 2685988 A JP2685988 A JP 2685988A JP H01204297 A JPH01204297 A JP H01204297A
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JP
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Application number
JP63026859A
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Inventor
Yoichi Sato
陽一 佐藤
Toshiyuki Okuma
利幸 大熊
Satoshi Shinagawa
品川 敏
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Hitachi ULSI Engineering Corp
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi ULSI Engineering Corp
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、不揮発性の半導体記憶装置さらはビット線及
びコモンデータ線を予めプリチャージする形式の不揮発
性半導体記憶装置に関し、例えば、マイクロROM (
リード・オンリ・メモリ)や各種テーブルROMなど高
速アクセスが要求される横型のマスクROMに適用して
有効な技術に関するものである。
〔従来技術〕
MO8集積回路によって構成されるマスクROMは、ビ
ット線とメモリセルとのコンタクトの有無によって情報
を固定的に保持させるコンタクトマスク方式や、セル部
にトランジスタを形成するか否かによって情報を保持さ
せる拡散層マスク方式、さらには直列接続したエンハン
スメント型トランジスタの任意のものにイオンを注入し
てデプレション型とすることによって固定的に情報を保
持させるナンド(NAND)形態のイオン注入方式など
によって形成される。
第9図は拡散層マスク方式で形成されたマスクROMの
従来例であり、代表的に示された1本のビット線BLに
カラム選択MO3FETQIを介してコモンデータ線C
Dが結合され、当該コモンデータ線CDにはセンスアン
プとしての相補型MO3(以下単にCMO8とも記す)
インバータ1及びデータ出力バッファとして機能するC
MOSインバータ2が直列接続される。第9図において
ビット線BLとワードawL工との交差部におけるセル
部にはメモリセルとしてのNチャンネル型MO8FET
Q2が形成され、ビット線BLとワード線WLiとの交
差部にはメモリセルが形成されていない。メモリセルと
してのNチャンネル型MO8FETQ2のドレイン電極
はビット線BLに結合され、当該MO8FETQ2ゲー
ト電極はワード線WL1に結合される。
ビット線BL及びコモンデータ線CDは、夫々に結合さ
れたPチャンネル型プリチャージMO8FETQ3.Q
4の作用によってワード線選択動作開始前に電源電圧V
ddにプリチャージされるようになっている。
ビット線BL及びコモンデータ線CDがプリチャージさ
れた後に例えばワード線WL1が選択されると共にカラ
ム選択MO3FETQIがオン状態に制御されると、当
該選択動作によって指定されるセル部にはメモリセルと
してのMO8FETQ2が形成されていることにより、
ビット線BL及びコモンデータ線CDの充電電荷はオン
状態のMO8FETQ2介して放電される。一方ワード
線WLiが選択される場合には、当該ワード線とビット
線BLが交差するセル部にはメモリセルが形成されてい
ないことにより、ビット線BL及びコモンデータ線CD
の充ff1ff!荷はそのまま維持される。このような
メモリセルの選択動作に応じてコモンデータ線CDに生
ずる電位変化はセンスアンプとして機能するインバータ
1で検出され、このインバータ1の入力レベルがその論
理しきい値電圧に対して確定されることにより正規のデ
ータが外部に読み出される。
尚、マスクROMについて記載された文献の例としては
昭和60年12月25日オーム社゛発行のrマイクロコ
ンピュータハンドブックJ P268〜P270がある
〔発明が解決しようとする課題〕
第9図に示されるようなビット線B L及びコモンデー
タ線CDを予め電源電圧Vddにプリチャージする形式
のマスクROMは、選択されるセル部にMoSトランジ
スタが形成れているが否かに従って生ずるコモンデータ
線の電位低下の有無によって読み出しデータが決定され
、その場合にコモンデータ線CDの電位低下はセンスア
ンプとしてのCMOSインバータ1によって検出される
このCMOSインバータ1によってコモンデータ線CD
の電位低下を検出するとき、その出方の確定は、コモン
データ線CDのレベルが電源電圧VddからCMOSイ
ンバータ1の論理しきい値電圧以下になるまで待たなけ
ればならない。例えば、第10図に示されるように時刻
t。にプリチャージが終了され、時刻t工にワード線W
L工及びカラム選択MO3FETQIが選択されると、
コモンデータ線CDの充電電荷はそのとき選択されたM
○5FETQ2を介して徐々にディスチャージされ、時
刻t2にコモンデータ線CDのレベルがセンスアンプと
してのCMOSインバータ1の論理しきい値電圧vth
以下になったとき、これに同期してCMOSインバータ
1の出力がハイレベルに確定される。
しかしながら、コモンデータ線CDの電位低下は、ビッ
ト線B T、及びコモンデータ線CDの負荷容量に蓄積
さている充電電荷を選択されたMO8FETQ2によっ
てディスチャージすることで行われるため、電源電圧V
ddにプリチャージされているコモンデータ線CDのレ
ベルをCMOSインバータ1の論理しきい値電圧以下に
ディスチャージするには比較的長い時間を要し、これに
応じてデータを高速に読み出すことができなくなる。
特に、記憶容量の増大と共にビット線及びコモンデータ
線の負荷容量に対してメモリセルトランジスタのサイズ
が小さくされる場合にはデータの高速読み出しは一層困
難になる。
ところで、ビット線やコモンデータ線のプリチャージレ
ベルをセンスアンプの論理しきい値電圧に近づけるよう
にすれば、センスアンプの出力確定に必要なコモンデー
タ線のディスチャージ時間が短縮され、その分データの
高速読み出しが可能になるが、ビット線やコモンデータ
線を含む信号線路に直流電流パスを形成し、そのパスに
おける抵抗分圧によって斯るプリチャージレベルを形成
しようとすると、消費電力は著しく増大してしまう。
本発明の目的は、電力消費量を増大させることなくデー
タを高速に読み出しすることができる不揮発性の半導体
記憶装置を提供することにある。
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は、
本明細書の記述及び添付図面から明らかになるであろう
〔課題を解決するための手段〕
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を簡単に説明すれば下記の通りである。
すなわち、不揮発性メモリセルのデータ出力端子に結合
されたビット線に、選択スイッチ素子を介して、センス
アンプの入力端子に結合されたコモンデータ線が接続さ
れ、不揮発性メモリセルの選択動作が行われるとき、予
めプリチャージされている上記コモンデータ線及びビッ
ト線のレベル変化に基づいてメモリセルデータを読み出
しする半導体記憶装置において、81択スイツチ素子の
オフ状態に呼応して上記ビット線とコモンデータ線とを
回路の電[fli圧又は接地電圧の夫々異なる電圧レベ
ルにプリチャージするプリチャージ素子を設ける。
例えば、コモンデータ線に設けたプリチャージ素子が当
該コモンデータ線を電源電圧にプリチャージし、また、
ビット線に設けたプリチャージ素子が当該ビット線を接
地電圧にプリチャージするとき、上記コモンデータ線に
設けたプリチャージ素子は、インバータ形式のセンスア
ンプの出力信号がそのスイッチ制御端子に帰還接続され
て、センスアンプと共にラッチ回路を構成するようにで
きる。逆に、コモンデータ線に設けたプリチャージ素子
が当該コモンデータ線を接地電圧にプリチャージし、ま
た、ビット線に設けたプリチャージ素子が当該ビット線
を電源電圧にプリチャージするとき、上記コモンデータ
線に設けたプリチャージ素子とは導電型が異なりそのコ
モンデータ線に電源電圧を供給可能なスイッチ素子を設
けると共に、当該スイッチ素子のスイッチ制御端子を、
インバータ形式のセンスアンプの出力端子に帰還接続し
て、センスアンプと上記スイッチ素子によってラッチ回
路を構成することができる。
〔作 用〕
上記した手段によれば、ビット線とコモンデータ線が回
路の電源電圧又は接地電圧の夫々異なる電圧レベルにプ
リチャージされた後、両者を導通にすると、当該ビット
線とコモンデータ線は接地端子へのディスチャージ動作
が行われなくても夫々電荷再配分により決定される電位
になろうとする。このとき、メモリセルを介して充電電
荷のディスチャージが行われない状態では、コモンデー
タ線の電位は上記ビット線との容量比に基づいて電荷再
配分された設定レベルを採る。一方メモリセルを介して
充電電荷がディスチャージされる状態では、コモンデー
タ線の電位は上記電荷再配分によって決まる設定レベル
よりも低下される。このコモンデータ線の設定レベルが
センスアンプの論理しきい値電圧よりも僅かに高いレベ
ルになるようにしておくことで、コモンデータ線のレベ
ルは、メモリセルの実質的な有無に呼応してセンスアン
プの論理しきい値電圧の上下のレベルを採り得るように
なり、これにより、メモリセルを介して充電電荷がディ
スチャージされる状態においても、コモンデータ線のレ
ベルがセンスアンプの論理しきい値電圧近傍まで変化す
るのに要する時間は、ビット線との間におけるプリチャ
ージ電荷の相殺作用もしくは再配分の助けを受けて短縮
され、例えばコモンデータ線が電源電圧にプリチャージ
される場合には電源電圧から上記設定レベルまでのコモ
ンデータ線の放電時間が大幅に短縮され、もってデータ
読み出し動作の高速化を達成する。
コモンデータ線を電源電圧に、そしてビット線を接地電
圧にプリチャージする構成とする場合に、コモンデータ
線に設けたプリチャージ素子をセンスアンプと共にラッ
チ回路として構成すると、ラッチ回路に含まれるプリチ
ャージ素子は、−旦オン状態に初期化されると非プリチ
ャージ期間においてもコモンデータ線への電荷供給作用
を継続することができる。この非プリチャージ期間にお
けるコモンデータ線への電荷供給作用は、コモンデータ
線側の容量成分を等価的に大きくするのと同様の機能を
果たし、断るプリチャージ素子による電荷供給能力と選
択スイッチ素子のサイズを適当に設定することにより、
単にビット線とコモンデータ線との容量比だけで上記設
定レベルを得るよりも容易に且つ任意にその設定レベル
を実現できると共に、設定レベルをセンスアンプの論理
しきい値電圧に極力近づけてデータ読み出し動作を一層
高速化することを達成する。尚、このようにしてプリチ
ャージ素子の電荷供給能力が決定されたとき、コモンデ
ータ線に対するプリチャージ能力が低くなるような場合
には、センスアンプと共にラッチ回路を構成するプリチ
ャージ素子とは別に専用のプリチャージ素子を新たにコ
モンデータ線に設けることができる。
コモンデータ線を接地電圧に、そしてビット線を電源電
圧にプリチャージする構成において、コモンデータ線に
設けたプリチャージ素子とは導電型の異なる新たなスイ
ッチ素子と共にセンスアンプをラッチ回路として構成す
るときは、上記コモンデータ線側のプリチャージ素子を
利用してセンスアンプをラッチ回路構成にする場合と同
様に、センスアンプと共にラッチ回路を構成するプリチ
ャージ素子又は上記スイッチ素子のスタティックな動作
により、センスアンプ入力に対する耐ノイズ性が向上さ
れる。
〔実施例1〕 第1図は本発明の一実施例であるマスクROMの要部を
示す回路図である。
同図に示されるマスクROMは、特に制限されないが、
データ処理用半導体集積回路に内蔵されるマイクロRO
MやテーブルROMなどに適用されるもので、公知のC
MO8集積回路製造技術によって単結晶シリコン基板の
ような半導体基板に形成される。メモリセルアレイは、
Nチャンネル型MO3FETの有無によって全体として
所定の情報を記憶する拡散層マスク方式により、N型半
導体基板上のP型ウェル領域に形成される。
メモリセルアレイにはワード線WL、〜WLnとビット
線BT、1〜BLnが縦横に交差配置され、夫々の交差
部に対応するセル部には記憶情報に従ってNチャンネル
型MO8FETQIOが形成されたりされなかったりし
ている。例えば、ワード線WL、とビット線BL1の交
差部、及びワード線WLnとビット線BLnの交差部に
夫々位置するセル部にはMO3FETQIOが形成され
ている。MO8FETQIOのドレインff1tlは所
定のビット線に結合され、そのソース電極は回路の接地
電圧Vss端子に結合され、そしてそのゲート電極は所
定のワード線に結合される。ビット線BL1〜BLnは
夫々Nチャンネル型カラム選択MOSF1’: T Q
 c 、〜Qcnを介してコモンデータ線CDに共通接
続される。
カラム選択MOS F E TQ a、−Q cnとワ
ード線WL、〜WL口は、デコーダ回路10に供給され
るアドレス信号ADR8に呼応して夫々所定の1が選択
される。これによって、アドレス信号ADR8に対応す
るセル部のアドレシングが行われる。
尚、デコーダ回路10は、チップイネーブル信号CEが
ハイレベルにアサートされて初めて活性化され、そのネ
ゲート期間においては全てのワード線W I−1〜W 
L n及びカラム選択M OS F E T Q c、
〜Qcnは非選択状態にされる。
上記コモンデータ線CDにはセンスアンプとしてのCM
OSインバータ11及びデータ出力バッファとして機能
するCMOSインバータ12が直列接続されている。こ
れらCMOSインバータ11.12の論理しきい値電圧
は概ね電源電圧Vddの中間レベルとされる。
本実施例において、ビット線8丁、1〜BLn及びコモ
ンデータ4@CDをプリチャージする構成は、ソース電
極を回路の接地電圧V s s端子に結合したNチャン
ネル型プリチャージMO8FETQ11のドレイン電極
を夫々ビット線BL1〜BLnに結合すると共に、ソー
ス電極を回路の電源電圧Vdd端子に結合したPチャン
ネル型MO8FETQ12のドレイン電極をコモンデー
タ線CDに結合して成る。上記プリチャージMO8FE
TQ11のゲート電極にはチップイネーブル信号CEを
CMOSインバータ13で反転形成したプリチャージ信
号φpcが供給される。また、上記プリチャージMO8
FETQ12のゲート電極は、ソース電極が接地電圧V
 s s端子に結合されたNチャンネル型MO8FET
Q13のドレイン電極に結合され、当該MO8FETQ
13のゲート電極に−1二記プリチヤージ信号φpcが
供給される。各プリチャージMO3FETQI 1.Q
12は、チップ非選択期間に呼応してプリチャージ信号
φpcがハイレベルにされることに応じて夫々オン状態
に制御され、これによって、プリチャージMO8FET
QIIは各ビット線BL1〜BLnを接地電圧Vssに
プリチャージし、また、プリチャージMO8FETQ1
2はコモンデータ線CDtil−電源電圧Vddにプリ
チャージする。
特に本実施例において、上記プリチャージMO3FET
Q12のゲート電極はセンスアンプを構成するCMOS
インバータ11の出力端子に帰還接続され、このプリチ
ャージMO3FETQ12はCMOSインバータ11と
共にラッチ回路を構成する。
チップ非選択期間に各ビット線BL工〜BLnがオン状
態のプリチャージMO3FETQIIによって接地電圧
■SSにプリチャージされると共に、オン状態のプリチ
ャージMO8FETQ12によってコモンデータ線CD
が電源電圧Vddにプリチャージされた後、チップ選択
状態に呼応してアドレス信号ADR8に対応するセル部
のアドレシングが行われると、これに呼応する所定1つ
のカラム選択MO3FETと所定1本のワード線が選択
される。
例えば、カラム選択M OS F E T Q c x
を介してビット線BL工がコモンデータ線CDに導通に
れるとき、当該ビット線BL1に関するセル部にMO3
FETQIOが形成されていないワード線W L nが
選択される場合のように選択されたセル部を介して充f
f1ffi荷のディスチャージが行われない状態、又は
当該ビット線BL工に関するセル部にMO3FETQI
Oが形成されているワード線WI、1が選択される場合
のように選択されたセル部を介して充電電荷のディスチ
ャージが行われる状態が選択される。この2通りの状態
において、コモンデータ線CDのレベルは、そのとき導
通にされるビット線BL1との容量比、並びにそのとき
選択されるカラム選択M OS F E T Q cよ
及びプリチャージMO3FETQ12のサイズなどによ
って決定され、選択されたセル部を介して充電電荷のデ
ィスチャージが行われない前者の状態状態ではコモンデ
ータ線CDのレベルはCMOSインバータ11の論理し
きい値電圧vthよりも高いレベルを採り、また、選択
されたセル部を介して充電電荷のディスチャージが行わ
れる後者の状態状態ではコモンデータ線CDのレベルは
CMOSインバータ11の論理しきい値電圧vthより
も低いレベルにディスチャージされるようになっている
この関係をさらに詳述すると、上記プリチャージMO5
FETQ1.2は、センスアンプを構成するCMOSイ
ンバータ11と共にラッチ回路を構成する性質上、当該
プリチャージMO8FETQ12がプリチャージ期間に
一旦オン状態に初期化されると、この状態はCMOSイ
ンバータ11の出力を介して保持されることにより、非
プリチャージ期間においてもコモンデータ線CDへの電
荷供給作用を継続することができる。この非プリチャー
ジ期間即ちチップ選択期間におけるコモンデータ線CD
への電荷供給作用は、コモンデータ線CD側の容量成分
を等価的に大きくするのと同様の機能を果たす。これに
より、単にビット線とコモンデータ線との容量比だけで
はなく、斯るプリチャージMO8FETQ12による電
荷供給能力とカラム選択MO3FETのサイズを適当に
設定することにより、既述の選択されたセル部を介して
充電電荷のディスチャージが行われない状態においてコ
モンデータ線CDのレベル変化における最低レベルV 
l o wがCMOSインバータ11の論理しきい値電
圧vthよりも高くなるようにする。尚、このようにし
てプリチャージMO8FETQL2の電荷供給能力が決
定されたとき、コモンデータ線CDに対するプリチャー
ジ能力が低くなるような場合には、CMOSインバータ
11と共にラッチ回路を構成するプリチャージMO3F
ETQ12とは別に図示しない専用のPチャンネル型プ
リチャーMO8FET子を新たにコモンデータ線CDに
設けることができる。この場合当該専用に設けたプリチ
ャージMO8FETのスイッチ制御はチップイネーブル
信号CEで行うことができる。
この最低レベルVl owとCMOSインバータ11の
論理しきい値電圧vthとの関係は第2図に示される。
電源電圧Vddにプリチャージされたコモンデータ線C
Dのレベルが最低レベルVlOwに到達するのは、基本
的に、電源電圧Vddに充電されたコモンデータ線CD
め充電電荷が接地電圧Vssに充電されているビット線
BLユに移動することによって達成されるから、その変
化は極めて早いものとされる。第2図のように選択され
たセル部を介して充電電荷のディスチャージが行われな
い状態では、−旦最低レベルVl owに到達したコモ
ンデータ線CDは、ラッチ回路を構成するプリチャージ
MO8FETQ12が依然オン状態を採り続けることに
より最終的に電源電圧Vdd近傍まで充電される。これ
により、CMOSインバータ11の入力に対する耐ノイ
ズ性が向上される。
第3図は選択されたセル部を介して充電電荷のディスチ
ャージが行われる状態を示すものであり。
このとき、ビット線BL□はオン状態のMO3FETQ
IOを介して接地電圧V s s端子に導通にされるか
ら、コモンデータ線CDからビット線BL1への電荷の
移動のほかに当該MO5FETQ10によるビット線B
L、のディスチャージ作用が付加されて、コモンデータ
線CDのレベルは上記最低レベルVlowよりも低いレ
ベルに一気にシフトしてCMOSインバータ1】の論理
しきい値電圧vthよりも低くなり、これによってCM
OSインバータ】1の出力は高速にハイレベルに反転さ
れる。この状態においてラッチ回路を構成するプリチャ
ージMO8FETQ12がカットオフされて、コモンデ
ータ線CDはMO5FETQ10のディスチャージ作用
によって徐々に接地電圧Vssへと収束する。
次に上記実施例の動作を第4図のタイムチャートをも参
照しながら説明する。
チップイネーブル信号GEがローレベルにされているチ
ップ非選択期間に各ビット線BLL−BLnはオン状態
のプリチャージMO8FETQ11によって接地電圧V
 s sにプリチャージされると共に、オン状態のプリ
チャージMO3FETQ12によってコモンデータ線C
Dが電源電圧Vddにプリチャージされる。時刻t、に
チップ選択状態が指示されると、これに同期してアドレ
ス信号ADR8に対応するセル部のアドレシングが行わ
れ、所定1つのカラム選択MO8FETと所定1本のワ
ード線が選択される。
例えば、カラム選択M OS F E T Q c 1
を介してビット線BL1がコモンデータ線CDに導通に
れるときに、ワード線WLnが選択される場合を先ず説
明する。
このとき、当該ビット線BL、に関して選択されるセル
部にはMO8FETQIOが形成されていないから、カ
ラム選択M OS F E T Q c 1を介してビ
ット線BL1がコモンデータ線CDに導通にされると、
電源電圧Vddに充電されたコモンデータ線CDの充電
電荷が接地電圧V s sに充電されているビット線B
L工に移動すると共に、プリチャージ期間にオン状態に
初期化されたプリチャージMO3FETQ12からの電
荷供給作用を受けるコモンデータ線CDは、−旦CMO
Sインバータ11の論理しきい値電圧vthよりも僅か
にレベルの高い最低レベルVl owに瞬間的にシフト
され、次いで、プリチャージMO8FETQ12の充電
作用を受けて再び電源電圧Vddに戻される。これによ
り、センスアンプとして機能するCMOSインバータ1
1は、その入力に関して良好な耐ノイズ性を保有しつつ
ローレベル出力を維持して、データ出力バッファとして
機能するCMOSインバータ12の出力をハイレベルに
固定維持する。
次に、カラム選択M OS F E T Q c 1を
介してビット1iBL1がコモンデータ線CDに導通に
されるときに、ワード線WL、が選択される場合を説明
する。
このとき、当該ビット線BL工に関して選択されるセル
部にはMO8FETQIOが形成されているから、カラ
ム選択M OS F E T Q cユを介してビット
線BL1がコモンデータ線CDに導通にされると、コモ
ンデータ線CDからビットfiBL1への電荷の移動の
ほかに当該MO8FETQIOによるビット線BL工の
ディスチャージ作用が付加されて、コモンデータ線CD
のレベルは上記最低レベルVl owよりも低いレベル
に一気にシフトしてCMOSインバータ11の論理しき
い値電圧vthよりも低くされる。これによってCMO
Sインバータ11の出力は高速にハイレベルに反転され
、これを受けるCMOSインバータ12の出力レベルが
反転されて、外部に対する出力データが確定される。こ
の状態においてラッチ回路を構成するプリチャージMO
3FETQ12はカットオフされ、これにより、コモン
データ線CDはMO8FETQIOのディスチャージ作
用によって徐々に接地電圧Vssへと収束する。斯る動
作において、コモンデータ線CDの電源電圧Vddから
最低レベルVl owまでのレベルシフト動作は、その
全てをオン状態のMO3FETQIOによるディスチャ
ージ作用に負うものではなく、電源電圧Vddに充電さ
れたコモンデータaCDの充電電荷を接地電圧Vssに
充電されているビット線BL1に移動することに基づく
から、従来のように負荷容置の大きなビット線及びコモ
ンデータ線に蓄積された電源電圧Vddレベルの充電電
荷を1選択されたセル部の1つのMOSFETでディス
チャージする動作に比べて著しく高速化され、これによ
ってデータの高速読み出しが可能とされる。
上記実施例によれば以下の作用効果を得るものである。
(1)ビット線が接地電圧Vssに、そしてコモンデー
タ線CDが電源電圧Vddにプリチャージされると共に
、プリチャージされた所定のビット線とコモンデータ線
CDとを導通にするとき、選択されたセル部を介してデ
ィスチャージが行われない場合と行われる場合とに応じ
て、コモンデータ線CDのレベルが、センスアンプとし
て機能するCMOSインバータ11の論理しきい値電圧
Vthの上下になるように、そのとき選択されるビット
線とコモンデータ線CDとの容量比、並びにそのとき選
択されるカラム選択M OS F E T及びプリチャ
ージMO3FETQ12のサイズが決定されていること
により、データ読み出しに際してコモンデータ線CDの
レベルが電源電圧Vddから論理しきい値電圧vth近
傍まで変化する速度を高速化することができる。即ち、
コモンデータ線CDのレベルが電源電圧VddからCM
OSインバータ11の論理しきい値電圧vth近傍まで
変化する動作は、電源電圧Vddに充電されたコモンデ
ータ線CDの充電電荷が接地電圧Vssに充電されてい
るビット線に移動することに基づくから、従来のように
負荷容量の大きなビット線及びコモンデータ線に蓄積さ
れた充電電荷を直接1つのMOSFETでディスチャー
ジしたりしなかったりする動作に比べて著しく高速化さ
れる。したがって、データの高速読み出しを達成するこ
とができる。
(2)特に、CMOSインバータ11と共にラッチ回路
を構成するプリチャージMO8FETQI2は、プリチ
ャージ期間に一旦オン状態に初期化されると、この状態
をCMOSインバータ11の出力を介して保持すること
により、非プリチャージ期間においてもコモンデータ線
CDへの電荷供給作用を継続することができる。この非
プリチャージ期間即ちチップ選択期間におけるコモンデ
ータ線CDへの電荷供給作用は、コモンデータ線CD側
の容量成分を等価的に大きくするのと同様の機能を果た
す。これにより、単にビット線とコモンデータ線との容
量比だけではなく、斯るプリチャージMO8FETQ1
2による電荷供給能力さらにはカラム選択MO8FET
のサイズを適当に設定することにより、選択されたセル
部を介して充電電荷のディスチャージが行われない状態
において一旦レベル変化するコモンデータ線CDの最低
レベルVl owをCMOSインバータ11の論理しき
い値電圧Vthよりも高いレベルに容易に設定すること
ができ、しかも、その設定レベルを比較的簡単にCMO
Sインバータ11の論理しきい値電圧Vthに近づける
ことができるから、データの読み出し速度を一層高速化
することができる。
(3)上記作用効果(2)のようにしてプリチャージM
O3FETQ12の電荷供給能力即ちサイズを設定した
とき、当該MO3FETQ12によるコモンデータ線C
Dのプリチャージ能力もしくはプリチャージ速度が低下
するような場合には、センスアンプと共にラッチ回路を
構成するプリチャージMO8FETQ12とは別に専用
のプリチャージMO8FETを新たに設けることによっ
て簡単にコモンデータ線CDにに対する充電能力の向上
を図ることができる。このときMOSFETQ12はC
MOSインバータ11と共に単なるラッチ回路を構成す
るようにできる。
(4)選択されたセル部を介して充電電荷のディスチャ
ージが行われない状態では、−旦最低レベルV l o
 wに到達したコモンデータ線CDは、ラッチ回路を構
成するプリチャージMO8FETQ12が依然オン状態
を採り続けることにより最終的に電源電圧Vdd近傍ま
で充電され、これによって、CMOSインバータ11の
入力に対する耐ノイズ性を向上することができる。
〔実施例2〕 第5図は本発明の他の実施例を示すマスクROMの要部
を示す回路図である。
本実施例のマスクROMは、実施例1に対してビット線
とコモンデータ線のプリチャージ極性を逆にしたもので
ある。即ち、ソース電極を回路の電源電圧Vdd端子に
結合したPチャンネル型プリチャージMO8FETQ2
1のドレイン電極を夫々ビット線BL工〜BLnに結合
すると共に、ソース電極を回路の接地電圧vss端子に
結合したNチャンネル型プリチャージMOSFETQ2
2のドレイン電極をコモンデータ線CI]こ結合する。
上記プリチャージMO3FETQ21のゲート電極には
チップイネーブル信号GEが供給され、プリチャージM
O3FETQ22のゲート電極にはチップイネーブル信
号GEの反転レベルが供給される。各プリチャージMO
8FETQ21.Q22は、チップ非選択期間に呼応し
てチップイネーブル信号CEがローレベルにネゲートさ
れたときに夫々オン状態に制御され、これによって、ビ
ット線BL1〜BLnは電源電圧Vddにプリチャージ
され、コモンデータ線CDは接地電圧V s sにプリ
チャージされる。
特に本実施例において、センスアンプを構成するCMO
Sインバータ11は、ソース電極が電源電圧Vdd端子
に結合されたPチャンネル型MO8FETQ23と共に
ラッチ回路を構成し、そのMO8FETQ23のドレイ
ン電極はCMOSインバータ11の入力端子に結合され
、そのゲート電極はCMOSインバータ11の出力端子
に結合される。
本実施例のマスクROMにおいて、ビット線BL1〜B
Lnとコモンデータ線CDが回路の電源電圧Vdd及び
接地電圧Vssの夫々異なる電圧レベルをもってプリチ
ャージされた後、アドレス信号ADR3に従って選択さ
れた所定1本のビット線とコモンデータ線CDとが導通
にされると、当該ビット線とコモンデータ線CDは、充
W1電荷の移動によってその容量比に従った電位になろ
うとする。このとき、メモリセルを介して充ff!電荷
のディスチャージが行われない状態では、第7図の2点
鎖線で示されるようにコモンデータ線CDの電位は上記
容量比に基づいて電荷再配分されるレベルVaを採り、
一方メモリセルを介して充電電荷がディスチャージされ
る状態では、コモンデータ線CDのレベルは、メモリセ
ルによるディスチャージ動作の助けを受けて上記容量比
で決まるレベルよりも低いレベル(第6図のvb)に−
旦上昇した接栓々に接地電圧Vssにディスチャージさ
れる。
本実施例では、メモリセルを介して充1¥!電荷のディ
スチャージが行われない状態において上記容量比に基づ
いて上昇されるコモンデータ線CDの電位VaがCMO
Sインバータ11の論理しきい値電圧Vthよりも僅か
に高くなり、また、メモリセルを介して充電電荷がディ
スチャージされる状態において上記容量比及びメモリセ
ルのディスチャージ動作に基づいて一旦上昇されるコモ
ンデータ線CDのレベルvbがCMOSインバータ11
の論理しきい値電圧vthよりも低くなるように、ビッ
ト線とコモンデータ線CDの容量比が設定されている。
したがって、メモリセルを介して充ff1ffi荷のデ
ィスチャージが行われない状態と、メモリセルを介して
充1a荷がディスチャージされる状態とに応じ、コモン
データ線CDのレベルは、センスアンプを構成するCM
OSインバータ11の論理しきい値電圧Vthの上下の
レベルを採り得るようになる。
斯る動作において、コモンデータ線CDにおける接地電
圧VssからCMOSインバータ11の論理しきい値電
圧vth近傍へのレベルシフトは、基本的には電源電圧
Vddに充電されたビット線の充電電荷を接地電圧Vs
sに充電されているコモンデータ線CDに移動すること
に基づくから、従来のように負荷容量の大きなビット線
及びコモンデータ線に蓄積された電源電圧レベルの充電
電荷を直接1つのMOSFETでディスチャージしてコ
モンデータ線のレベルをCMOSインバータの論理しき
い値電圧に近づける動作に比べて著しく高速化される。
これにより、データの高速読み出しを達成する。
センスアンプとして機能するCMOSインバータ11は
、MO3FETQ23と共ニラッチ回路を構成しており
、メモリセルを介して充ff1ffi荷のディスチャー
ジが行われない状態において上記容量比に基づいて上昇
されるコモンデータ線CDの電位がCMOSインバータ
11の論理しきい値電圧Vthよりも僅かに高くなると
、その時点でCMOSインバータ11の出力が反転され
てMO3FETQ23がターンオンされることにより、
コモンデータMCDのレベルは第7図の実線で示される
ようにCMOSインバータ11の論理しきい値電圧Vt
hよりも僅かにレベルの高い状態から最終的に電源電圧
Vdd近傍まで充電されることにより、CMOSインバ
ータ11の入力に対する耐ノイズ性を向上するようにな
っている。
〔実施例3〕 第8図は本発明に係るその他の実施例であるマスクRO
Mの要部を示す回路図である。
本実施例のマスクROMは第5図に示される実流側2の
マスクROMの構成からMO8FETQ23を削除して
、CMOSインバータ11をラッチ回路として構成しな
い場合の例である。このマスクROMでは、セル部を介
して充電電荷がディスチャージされない状態において、
コモンデータ線CDのレベルは第7図の2点鎖線で示さ
れるようにビット線との容量比で決まるレベル(Va)
となる。この点を除けば実施例2と同様に機能する。
また、図示はしないが、第1図に示される実施例1の構
成におイテ、M OS F E T Q 12 (7)
ゲート電極をCMOSインバータの出力端子に結合しな
いようにすることにより、CMOSインバータ11をラ
ッチ回路として構成しないようにできる。
この場合、セル部を介して充ff1ffi荷がディスチ
ャージされない状態では、コモンデータ線のレベルは概
ね第2図の2点鎖線で示されるようにビット線との容量
比で決まるレベル以上にはシフトされなくなる。
以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づいて
具体的に説明したが、本発明はそれに限定されるもので
はなくその要旨を逸脱しない範囲において種々変更する
ことができる。
例えば上記実施例では拡散マスク方式の横ROMを一例
に説明したが、コンタクトマスク方式の横ROM、さら
にはイオン注入方式の経てROMなどとして構成するこ
とができる。また、センスアンプは、CMOSインバー
タに限定されず、適宜の回路構成を採用することができ
る。
以上の説明では主として本発明者によってなされた発明
をその背景となった利用分野であるデータ処理用MO8
集積回路に内蔵されるマイクロROMやテーブルROM
に適用されるものとして説明したが、本発明はそれに限
定されるものではなく、記憶そしとしてその他の素子を
用いるものや更にはメモリLSI単体などにも広く適用
することができる。
〔発明の効果〕
ビット線とコモンデータ線は回路の電′FA電圧又は接
地電圧の夫々異なる電圧レベルにプリチャージされるよ
うになっていて、両者を導通にすると、当該ビット線と
コモンデータ線相互間でプリチャージ電荷が移動される
ことによって、コモンデータ線のレベルは即座にプリチ
ャージレベルからセンスアンプの論理しきい値電圧近傍
まで変化され、これによって、センスアンプの出力確定
は、従来のように負荷容量の大きなビット線及びコモン
データ線に蓄積された電源電圧レベルの充電電荷を専ら
セル部の1つのトランジスタでディスチャージしたりし
なかったりする動作に比べて著しく高速化され、もって
データの高速読み出しを達成することができるという効
果がある。
また、コモンデータ線を電源電圧に、そしてビット線を
接地電圧にプリチャージする構成とする場合に、コモン
データ線に設けたプリチャージ素子をセンスアンプと共
にラッチ回路として構成する場合には、−旦オン状態に
初期化されると非プリチャージ期間においてもコモンデ
ータ線への電荷供給作用を継続することができる当該プ
リチャージ素子によるコモンデータ線への電荷供給作用
が、コモンデータ線側の容量成分を等価的に大きくする
のと同様の機能を果たし、斯るプリチャージ素子による
電荷供給能力さらには選択スイッチ素子のサイズを適当
に設定することにより、単にビット線とコモンデータ線
との容量比だけで上記設定レベルを得るよりも容易に且
つ任意にその設定レベルを実現でき、しかもこれによっ
てデータ読み出し動作を一層高速化できるという効果が
ある。
また、このようにしてプリチャージ素子の電荷供給能力
が決定されたとき、コモンデータ線に対するプリチャー
ジ能力が低くなるような場合には、センスアンプと共に
ラッチ回路を構成するプリチャージ素子とは別に専用の
プリチャージ素子を新たにコモンデータ線に設けること
により、コモンデータ線に対するプリチャージ能力を向
上させることができる。
更に、コモンデータ線側のプリチャージ素子を又は特別
に設けたスイッチ素子利用してセンスアンプをラッチ回
路構成にする場合には、センスアンプと共にラッチ回路
を構成するプリチャージ素子又は上記スイッチ素子のス
タティックな動作により、センスアンプ入力に対する耐
ノイズ性を向上させることができるという効果がある。
そして、センスアンプをラッチ回路構成とする場合にも
、ビット線及びコモンデータ線のプリチャージ動作には
直流電流バスを一切形成する必要がないことにより、電
力消費量を増大させることなくデータの高速読み出しを
達成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例であるマスクROMの要部を
示す回路図、 第2図は第1図のマスクROMにおいてセル部を介し充
電電荷をディスチャージしない状態でのデータ読み出し
の際におけるビット線及びコモンデータ線の変化を示す
説明図、 第3図は第1図のマスクROMにおいてセル部を介し充
電電荷をディスチャージする状態でのデータ読み出しの
際におけるビット線及びコモンデータ線の変化を示す説
明図、 第4図は第1図のマスクROMにおけるデータ読み出し
動作を説明するためのタイムチャート、第5図は本発明
に係る他の実施例であるマスクROMの要部を示す回路
図、 第6図は第5図のマスクROMにおいてセル部を介し充
電電荷をディスチャージする状態でのデータ読み出しの
際におけるビット線及びコモンデータ線の変化を示す説
明図、 第7図は第5図のマスクROMにおいてセル部を介し充
電電荷をディスチャージしない状態でのデータ読み出し
の際におけるビット線及びコモンデータ線の変化を示す
説明図、 第8図は本発明に係るその他の実施例であるマスクRO
Mの要部を示す回路図、 第9図は従来マスクROMの要部を示す回路図、第10
図は第9図のマスクROMにおけるデータ読み出し動作
を説明するためのタイムチャートである。 BL、〜BLn・・・ビット線、WL、〜WLn・・・
ワード線、CD・・・コモンデータ線、Qcよ〜Qcn
・・・カラム選択MOSFET、QIO・・・メモリセ
ルを構成するMOSFET、11・・・センスアンプを
構成するCMOSインバータ、Qll、Q12・・・プ
リチャージMOSFET、Q21.Q22・・・プリチ
ャージMO8FET、Q23・・・センスアンプと共に
ラッチ回路を構成するMOSFET。 つ 第  2  図 第  3 図 ’CNIσδイ〕ハ′−り/7の≦力 第5図 Q2+、Q22−ブソデで−ジ゛M超FET第  6 
図 、CMOSイ’y/V’−9//叱′ 第  7 図 第  9  図 第10図 ↑0 //的ニアJ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、不揮発性メモリセルのデータ出力端子に結合された
    ビット線に、選択スイッチ素子を介して、センスアンプ
    の入力端子に結合されたコモンデータ線が接続され、不
    揮発性メモリセルの選択動作が行われるとき、予めプリ
    チャージされている上記コモンデータ線及びビット線の
    レベル変化に基づいてメモリセルデータを読み出しする
    半導体記憶装置において、選択スイッチ素子のオフ状態
    に呼応して上記ビット線とコモンデータ線とを回路の電
    源電圧又は接地電圧の夫々異なる電圧レベルにプリチャ
    ージするプリチャージ素子を設けて成るものであること
    を特徴とする半導体記憶装置。 2、コモンデータ線に設けたプリチャージ素子は当該コ
    モンデータ線を電源電圧にプリチャージし、また、ビッ
    ト線に設けたプリチャージ素子は当該ビット線を接地電
    圧にプリチャージするものにおいて、上記コモンデータ
    線に設けたプリチャージ素子は、インバータ形式のセン
    スアンプの出力信号がそのスイッチ制御端子に帰還接続
    されて、センスアンプと共にラッチ回路を構成すること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の半導体記憶装
    置。 3、センスアンプと共にラッチ回路を構成するプリチャ
    ージ素子とは別に専用のプリチャージ素子を新たにコモ
    ンデータ線に設けて成るものであることを特徴とする特
    許請求の範囲第2項記載の半導体記憶装置。 4、コモンデータ線に設けたプリチャージ素子は当該コ
    モンデータ線を接地電圧にプリチャージし、また、ビッ
    ト線に設けたプリチャージ素子は当該ビット線を電源電
    圧にプリチャージするものにおいて、上記コモンデータ
    線に設けたプリチャージ素子とは導電型が異なりそのコ
    モンデータ線に電源電圧を供給可能なスイッチ素子を設
    けると共に、当該スイッチ素子のスイッチ制御端子を、
    インバータ形式のセンスアンプの出力端子に帰還接続し
    て、センスアンプと上記スイッチ素子によってラッチ回
    路を構成して成るものであることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の半導体記憶装置。
JP63026859A 1988-02-08 1988-02-08 半導体記憶装置 Pending JPH01204297A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03248394A (ja) * 1990-02-26 1991-11-06 Nec Corp 半導体メモリー装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03248394A (ja) * 1990-02-26 1991-11-06 Nec Corp 半導体メモリー装置

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