JPH01203329A - 粒状ないし粉末状のビタミンb↓1↓2類含有組成物 - Google Patents

粒状ないし粉末状のビタミンb↓1↓2類含有組成物

Info

Publication number
JPH01203329A
JPH01203329A JP2824588A JP2824588A JPH01203329A JP H01203329 A JPH01203329 A JP H01203329A JP 2824588 A JP2824588 A JP 2824588A JP 2824588 A JP2824588 A JP 2824588A JP H01203329 A JPH01203329 A JP H01203329A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vitamin
composition
starch
powder
wax
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2824588A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2689458B2 (ja
Inventor
Shunichi Ito
俊一 伊藤
Kazuhiko Mizuno
一彦 水野
Shinichiro Hirai
真一郎 平井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takeda Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Takeda Chemical Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takeda Chemical Industries Ltd filed Critical Takeda Chemical Industries Ltd
Priority to JP63028245A priority Critical patent/JP2689458B2/ja
Publication of JPH01203329A publication Critical patent/JPH01203329A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2689458B2 publication Critical patent/JP2689458B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、食品・医薬などの分野における、例えば散剤
、細粒剤、顆粒剤、カプセル剤、火剤あるいは錠剤など
の製造に有利に用いることのできる安定な粒状ないし粉
末状のビタミンB12類含有組成物に関する。
従来の技術 一般に、医薬などの固形製剤に配合されるビタミンB1
2類は、極めて少量であり、例えばビタミン主薬製剤製
造(輸入)承認基準(案)(昭和62年3月)によると
、ジアノコバラミンおよびヒドロキソコバラミンの1日
投与ないし配合量は、1〜1500μgであって、その
配合は、含量の均一性を図る目的で、不活性な賦形剤(
たとえば乳糖、デンプン類など)に吸着させた倍数末(
たとえば1%の吸着末は100倍散)として用いている
。これまでのところ、そのような不活性な賦形剤を使っ
て実際に商品化されているものには、例えばメルク社の
v=トール吸着末(MERCK、 Vitamin  
B+t−Mannit−Verreibung  O,
1%)、メルク社の乳糖吸着末(MERC)F、 Vi
tamin  B+*−Lactose −Verre
ibung  O,1%)およびレイズマン社の第二リ
ン酸カルシウム吸着末(+1. REISVANCOR
PORATION、  CYANOCOBALAMIN
、  USP  O,1%TRITURATION W
/DIBASICCALCIUM  PIIOSPHA
TE)などがある。
さらに、ビタミンB12類は、一般に希釈されるとその
安定性が低下することが知られており、特に他の薬剤あ
るいは添加剤との配合性が悪く、例えばキャンベル等に
よると、アスコルビン酸、ニコチン酸アミド、チアミン
、タルク、白糖、金属イオンなどの存在によりビタミン
Bl!が不安定になることが知られている(Campb
e12、 J、 A、; J。
Pharm、 Sci、;44,263.1955)。
これらの理由から、ビタミンB12類を医薬品や食品等
の固形製剤に配合するためには、他の薬剤との分離ある
いは含量の均一性の確保を目的として、先に述べたよう
に安定な吸着末として、これを用いたり、他の薬剤と混
和してひとつの群を調製し、これとビタミンBit類の
安定性を損なう他の薬剤の群と分離混合、また錠剤とす
る場合には、いわゆる有核錠や積層錠による分離、ある
いはコーティング錠の場合はコーティング層への添加等
で工夫をなしている。
さらに、吸着末におけるビタミンBit類の安定化を図
るため種々の添加物、例えばモデファイトフードスター
チ(modified  food  5tarch)
と無水ケイ酸からなる吸着末にペーハー(pH)8整剤
としてクエン酸ソーダとクエン酸とを添加し、さらに防
腐剤として安息香酸ナトリウムとソルビン酸を添加した
ロッシュ社のビタミンB1ff1吸着末(Ho[man
n−LaRoche  Inc、: VITAMIN 
B、、  0.1%SD)が市場に存在している。これ
らの吸着末は一般に吸着剤とビタミンB12類とを水に
懇請ないし溶解したものをスプレードライして製造され
ているが、さらに安定化を図る目的でセラックとマクロ
ゴール6000とを使用したエマルジョン法によるマイ
クロカプセル化がグプタ等により提唱されている(R,
G、 Gupta  and  B、 C,Rao。
Drug  Devel、 and  lnd、 Ph
arm、、 11(1)、41−53(1985))。
しかしながら、これらは製造技術が煩雑な上に安定性の
点でも改良の余地が残されている。
課題を解決するための手段 本発明者らは、デンプン類をアルファー化したもの(以
下、α化デンプン類と称する)にビタミンE3tt類を
分散させることにより、極めて単純な処方で、それ自体
安定なビタミンBlf類含有組成物が得られ、他剤との
配合性においても、他の倍散末より良好な安定性を確保
できることを見い出し、さらにワックス類で前記組成物
末をコーティングする事により、より一層安定な粒状な
いし粉末状の組成物となり得ることを見い出し、本発明
を完成した。
すなわち、本発明はビタミンB12類がα化デンプン類
中に分散状態にある粒状ないし粉末状の組成物である。
本発明の組成物は組成物全量に対して0.1〜10重量
%のワックス類を使用してコーティングされていてもよ
い。
本発明で使用することのできるα化デンプン類は、例え
ばトウモロコシデンプン、バレイショデンプン、コメデ
ンプン、コメデンプン、タピオカデンプン等各種デンプ
ン類をアルファー化したものであり、このようなものと
して、例えば日本薬局方外成分規格集にあるアルファー
化デンプン(英語名:  Pregelatinize
d  5tarch)または部分アルファー化デンプン
(英語名:  PartlyPregelatiniz
ed  5tarch ;以後PCSと記載)などを挙
げることができる。これらα化デンプンは、通常平均粒
度がtoooミクロン以下、好ましくは500ミクロン
以下の粉末を用いる。
一方、ビタミン13+を類としてはジアノコバラミン、
ヒドロキソコバラミン、塩酸ヒドロキソコバラミン、酢
酸ヒドロキソコバラミン、補酵素型ビタミンBl!など
がある。
また、ワックス類としては、カルナウバ蝋、モノグリセ
リン酸パルミテート、モノグリセリン酸ステアレート、
ステアリン酸、サラシミツロウ、パラフィン、マクロゴ
ール類などを挙げることができる。
本発明の組成物において、ビタミンB12類の分散量は
α化デンプン類100重量部に対して、通常0.05〜
100重量部の範囲である。分散量が0.05重量部(
2000倍散)以下ではα化デンプンに対する濃度が低
すぎて組成物中でのビタミンB12類体の安定性が悪く
なり、また、他の薬物と混合する場合に組成物の配合量
が非常に多くなるという欠点がある。一方、100重量
部(2倍散)を越えると、ビタミンBat類の均一な分
散が十分でなく、他の薬剤との配合の際ビタミンBI2
類が分解等の変化を生じる虞れがある。
本発明の組成物は、例えば次の方法を用いて調製するこ
とができる。
まず、ビタミンBat類を水、または水で希釈した水性
有機溶媒に溶解または懸濁させ、これをα化デンプン末
に添加、ビタミン13+を類が均質に分散するよう混合
したのち、得られた組成物を乾燥させる。ビタミンB1
.類は、スプレーを用いて噴霧しながら添加し、α化デ
ンプンと混合してしよい。混合は粉末状のまま、あるい
は練合などいかなる混合法を採ってもよい。混合の際、
例えば攪拌造粒機や転勤造粒機を用いて造粒乾燥し、こ
れを整粒して粒状の組成物としてもよい。混合あるいは
造粒によって、ビタミンBlt類はα化デンプン類粉末
に均一に分散すると共にα化デンプンに付着ないし吸着
され、さらに添加液中の水の存在によってα化デンプン
の一部が糊化することにより、ビタミンBlt類を包み
込み、このことがビタミンB1.類の安定化に一層寄与
しているものと推測される。一般にビタミンB+z添加
液は溶液として使用する方が分散状態が良好で含量の均
一な組成物とすることができるが、懸濁液であってもα
化デンプンの糊化作用により、安定な組成物とすること
ができる。ビタミンB1.類の濃度、添加量は何ら制限
されるものではないが、作業上の観点からみて、添加液
中のビタミンBI!の濃度は、はぼ0.1〜30重量%
である。水性有機溶媒の有機溶媒としては、エチルアル
コールなどのアルコール類、アセトンなどのケトン類を
挙げることができる。混合後の粉末あるいは混合造粒後
の粒子は、例えばある条件下に乾燥させ、必要ならば粉
砕・整粒して粒状ないし粉末状のビタミンBlt類含有
組成物とすることができる。
上記のように、本発明の組成物は、ビタミンB1.類が
α化デンプンと共存ないし接触して均一に分散されてい
ればよく、例えばα化デンプン類とビタミンB1.類と
を共に乾燥状態で、例えばボールミル式、ハンマーミル
式などの粉体混合機を使って両成分がよく混和するまで
混合してもよい。
さらにこの混合粉体に水または水性有機溶媒を添加した
のち乾燥させてもよい。また、デンプン類をアルファー
化する工程ラインでビタミンB I2類をそのままで、
あるいは溶液状態で添加し、α化デンプンによく混和さ
せるなどの方法により調製することもできる。
上述の方法によって得られた本発明の粒状ないし粉末状
組成物は、これをさらにワックス類でコーティングする
こともできる。この場合、組成物全量に対して、通常0
.1−10重量%が用いられる。0.1重量%以下の使
用量では、ワックス類のコーティングによる造膜効果に
乏しく、他の薬剤との接触の防止効果が少ない。また、
10重量%を越えると、ワックス類により静電気の帯電
などの物理的、あるいは水に対する濡れの低下などの理
化学的にワックス類特有の性質が強くなり好ましくない
なお、本発明の組成物を製造する際ビタミンB1.類の
安定性を損なわない程度の量で、通常使われている添加
剤、例えば賦形剤(たとえば乳糖、。
デンプン、デキストリン、モデファイトフードスターチ
、結晶セルロース、リン酸水素カルシウム、沈降炭酸カ
ルシウムなど)、結合剤(たとえばゼラチン、ヒドロキ
シプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセル
ロース、プルランなど)、滑剤(たとえばプロピレンオ
キサイド−エチレンオキサイドコーポリマー、ポリエチ
レングリコールなど)、着色剤(たとえばタール色素、
カラメル、ベンガラなど)、隠ぺい剤(たとえば酸化チ
タンなど)を組成物中に配合してもよい。これら添加剤
の配合率は、その添加剤の種類によっても異なるが、−
船釣にはα□化デンプン類に対して50重量%以下であ
る。
作用効果 本発明の粒状ないし粉末状の組成物は、それ自体安定で
保存中にビタミンB1.類量の低下などの品質上の経時
変化が極めて少ない。また、他の薬剤と配合して各種製
剤を製造する際にも、他剤からの影響を受けにくく安定
である。また、ワックス類でコーティングされた組成物
は、他の薬剤との配合変化が少ないなど、より安定であ
る。このように本発明の組成物が安定であるわけは、均
一に分散したビタミンB12類が、糊化したαデンプン
末が粘着して粒子を形成する際、その粒子の中に内包さ
れることによるものと考えられる。
また、本発明の組成物は流動性もよく、他剤との配合性
に優れている。
本発明の組成物は、そのまま倍散末などとして、食品や
医薬品に配合することができるほか、たとえば上述の如
き諸成分や、他の薬効を示す薬剤を均一に混合したのち
、その混合物を慣用の手段を使って、例えば錠剤、カプ
セル剤、散剤、顆粒剤、細粒剤、ドライシロップ剤など
の経口投与に適した網形に製剤化することができる。
K鼻蝕扛側虐及狡匠 次に実施例および実験例を挙げて本発明をさらに具体的
に説明する。なお、これらにおいて用いられる原料物質
は、いずれも粉末状である。また、メツシュは日本工業
規格(J I S)による。
実施例1 α化デンプン類としてはPCS(脂化成製;グレードP
C−10)を300g使用した。ビタミンB12類とし
てはジアノコバラミンを使用し、1.5gを蒸留水15
0dに溶解した溶液を調製した。PCSを乳鉢にいれ、
ジアノコバラミン溶液を添加し充分に練合後、40°で
真空乾燥した。
乾燥物を乳鉢粉砕および32メツシユで篩過を行い組成
物(0,5重量%、20000倍散得た。得られた組成
物の外観は、赤い細粒状の粉末であった。
得られた組成物の粒度を表−1に示す。
実施例2 実施例1で得られた組成物粉末を熱ヘキサン法でワック
スコーティングした。ワックス類はモノグリセリン酸パ
ルミテートとカルナウバ蝋を使用した。モノグリセリン
酸パルミテートは0.5およびIgを、約65℃に加温
したヘキサン10〇−を入れた密閉できるガラス容器中
で溶解し、スターラーで攪拌しながら組成物粉末を10
g添加後密閉状態で室温まで冷却した。その後、ろ紙ろ
過し、ろ紙上の残渣を40℃で真空乾燥してワックスコ
ーティング組成物粉末をえた(5%、10%ワックスコ
ーテイング量)。また、カルナウバ蝋0.5gを使用し
、モノグリセリン酸パルミテートの場合と同様な方法で
ワックスコーティングをしくただし、ワックスの溶解温
度は約75°)5%ワックスコーティング組成物粉末を
得た。
実施例3 α化デンプン類としてアルファー化デンプン(日本コー
ンスターチ(株):アミロツクスNo、 I A)を4
5gと、ビタミンB12類として活性型である酢酸ヒド
ロキソコバラミン5gを乳鉢に入れ、蒸留水を徐々に添
加しながら、充分練合した。練合物は、以下実施例1の
方法で組成物末(10重量%。
10倍散)とした。得られた粉末30gを、ワックス類
としてステアリン酸0.3gをエーテル50滅に溶解し
た液に入れ、ドラフト内で脱溶媒した後、室温で真空乾
燥し、32メツシユで整粒して組成物粉末を得た(1%
ワックスコーティング)。
実施例4 実施例!および2で得た粉末およびカルナウバ蝋のワッ
クスコーティング粉末1部量と、乳糖、デンプンを主成
分とし塩酸フルスルチアミンおよびニコチン酸アミドを
各々lO%配合した顆粒剤9部量と、滑沢剤としてステ
アリン酸マグネシウム0.5%とを用い、タンブル型混
合機(TM−15型混合機、昭和化学機械製作新製)で
1分間混合した。この混合物を錠剤機(ピュアプレス、
コレクト19に、菊水製作所)により圧縮圧1トンで打
錠してl綻重量り00n+g(外径9 +nn+)の裸
錠を製造した。裸錠900g(3000錠)を12イン
チのコーティングパンに仕込、プルランを結合剤とした
タルク含有のショ糖糖衣液を用いて裸錠の糖衣を行った
。この後シロップ液(67%ショ糖水溶液)を用いて仕
上げを行い、さらにワックス掛をして艶出を行い1錠4
80mgの糖衣錠を得た。
得られた糖衣錠は、平滑で均質に糖衣層が形成されてい
た。
実験例1 実験例におけるビタミンB1!類の定量操作は、直射日
光を避け、遮光した容器を用いて行い、蒸留水またはp
H9,3ホウ酸バツフアー(3部)とメタノール(1部
)の混合溶液で抽出した。ビタミンB1ff1類の含量
測定は高速液体クロマトグラフ法により行い、検出器は
可視分光光度計(測定波長;たとえばジアノコバラミン
は550 nm、酢酸ヒドロキソコバラミンは525 
nm)、カラムはμBondapak(Waters社
製)を用いた。なお、この定量操作は、以下の実験例に
おいても同様である。
実施例1および2で得られた組成物およびカルナウバ蝋
のワックスコーティング粉末(以後ワックス末)と、実
施例!および2に用いたPCSをトウモロコシデンプン
に変えて得た組成物およびワックス末の各々50mg(
ジアノコバラミンの20000倍散、25℃の33.5
7.75%RH条件下で調湿後、アスコルビン酸500
mg(ジアノコバラミンに対して2000倍量)を混合
し、60℃、2週間密閉保存(遮光)後のジアノコバラ
ミン含量を定量し、その結果を表−2に示した。
従来からの知見どうり、アスコルビン酸の配合によりジ
アノコバラミンの安定性は劣化したが、本発明の固形状
組成物であるα化デンプン類であるPCSを使用した組
成物は、アルファー化されていないトウモロコシデンプ
ン組成物より格段に安定であった。さらにこの組成物を
ワックスコーティングすることにより、その安定性は増
大した。なお、トウモロコシデンプン組成物にワックス
コーティングしても安定化の効果はあるが、本発明であ
るPC8組成物より劣っている。
表−2アスコルビン酸との配合によるジアノコバラミン
の安定性(値はイニシャルに対する実験例2 実施例3で得られたワックスコーティング粉末1010
0ff1酢酸ヒドロキソコバラミンの10倍散)を、ニ
コチン酸アミド10mg(酢酸ヒドロキソコバラミンと
同量)と混合し、50℃で2.4週間密閉保存(遮光)
後の酢酸ヒドロキソコバラミン含量を定量し、その結果
を表−3に示した。α化デンプンと酢酸ヒドロキソコバ
ラミンとからの組成物をステアリン酸でワックスコーテ
ィングしたものは、乳糖を用い同じくコーティングした
ものより安定性が良く本発明の効果が認められた。
表−3ニコチン酸アミドとの配合による酢酸ヒドロキソ
コバラミンの安定性(イニシャルに対する残存率%) 実験例3 実施例4で得た糖衣錠を、ビンで密栓包装し、40℃、
4週間保存後のジアノコバラミン含量を調査した(表−
4)。なお比較のため、実施例!および2に用いたPC
Sをトウモロコシデンプンに変えて得た組成物およびワ
ックス末を用いて実施例4に示した方法で製造した糖衣
錠についても検討した。結果は実験例1と同様、本発明
の組成物からの糖衣錠の方が、アルファー化されていな
いデンプン類であるトウモロコシデンプン含有組成物か
らの糖衣錠よりも安定であった。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ビタミンB_1_2類がα化デンプン類中に分散
    状態にある粒状ないし粉末状の組成物。
  2. (2)ビタミンB_1_2類の分散割合がα化デンプン
    類100重量部に対して0.05〜100重量部である
    請求項(1)に記載の組成物。
  3. (3)組成物全量に対して0.1〜10重量%のワック
    ス類を使用してコーティングした請求項(1)または(
    2)に記載の組成物。
JP63028245A 1988-02-09 1988-02-09 粒状ないし粉末状のビタミンb▲下1▼▲下2▼類含有組成物 Expired - Lifetime JP2689458B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63028245A JP2689458B2 (ja) 1988-02-09 1988-02-09 粒状ないし粉末状のビタミンb▲下1▼▲下2▼類含有組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63028245A JP2689458B2 (ja) 1988-02-09 1988-02-09 粒状ないし粉末状のビタミンb▲下1▼▲下2▼類含有組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01203329A true JPH01203329A (ja) 1989-08-16
JP2689458B2 JP2689458B2 (ja) 1997-12-10

Family

ID=12243198

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63028245A Expired - Lifetime JP2689458B2 (ja) 1988-02-09 1988-02-09 粒状ないし粉末状のビタミンb▲下1▼▲下2▼類含有組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2689458B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5080908A (en) * 1989-08-31 1992-01-14 Takeda Chemical Industries, Ltd. Vitamin b12 composition
JP2000016940A (ja) * 1998-04-28 2000-01-18 Takeda Chem Ind Ltd ビタミンb▲12▼類含有組成物
JP2006111535A (ja) * 2004-10-12 2006-04-27 Takeda Chem Ind Ltd 安定化されたビタミン製剤
JP2006240998A (ja) * 2005-02-28 2006-09-14 Zeria Pharmaceut Co Ltd 経口固形製剤
JP2007223972A (ja) * 2006-02-24 2007-09-06 Shionogi & Co Ltd ビタミンb12類含有組成物
JP2011162561A (ja) * 2011-05-19 2011-08-25 Takeda Chem Ind Ltd 安定化されたビタミン製剤
JP2020519265A (ja) * 2017-05-09 2020-07-02 ブリストル−マイヤーズ スクイブ カンパニーBristol−Myers Squibb Company 抗体製造の間のピンク色の形成を制御する方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49110810A (ja) * 1973-03-02 1974-10-22
JPS5215812A (en) * 1975-07-24 1977-02-05 Takeda Chem Ind Ltd Process for preparing an l-ascorbic acid pharmaceutical
JPS6191118A (ja) * 1984-10-09 1986-05-09 Takeda Chem Ind Ltd チアミン塩の顆粒,その製造法および錠剤
JPS62174013A (ja) * 1985-10-07 1987-07-30 Takeda Chem Ind Ltd 直打用ビタミン顆粒、その製造法および錠剤

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4009268A (en) 1973-01-26 1977-02-22 Arizona Feeds Composition and method for reducing the incidence of scours in neo-natal ruminants

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49110810A (ja) * 1973-03-02 1974-10-22
JPS5215812A (en) * 1975-07-24 1977-02-05 Takeda Chem Ind Ltd Process for preparing an l-ascorbic acid pharmaceutical
JPS6191118A (ja) * 1984-10-09 1986-05-09 Takeda Chem Ind Ltd チアミン塩の顆粒,その製造法および錠剤
JPS62174013A (ja) * 1985-10-07 1987-07-30 Takeda Chem Ind Ltd 直打用ビタミン顆粒、その製造法および錠剤

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5080908A (en) * 1989-08-31 1992-01-14 Takeda Chemical Industries, Ltd. Vitamin b12 composition
JP2000016940A (ja) * 1998-04-28 2000-01-18 Takeda Chem Ind Ltd ビタミンb▲12▼類含有組成物
JP2006111535A (ja) * 2004-10-12 2006-04-27 Takeda Chem Ind Ltd 安定化されたビタミン製剤
JP2006240998A (ja) * 2005-02-28 2006-09-14 Zeria Pharmaceut Co Ltd 経口固形製剤
JP2007223972A (ja) * 2006-02-24 2007-09-06 Shionogi & Co Ltd ビタミンb12類含有組成物
JP2011162561A (ja) * 2011-05-19 2011-08-25 Takeda Chem Ind Ltd 安定化されたビタミン製剤
JP2020519265A (ja) * 2017-05-09 2020-07-02 ブリストル−マイヤーズ スクイブ カンパニーBristol−Myers Squibb Company 抗体製造の間のピンク色の形成を制御する方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2689458B2 (ja) 1997-12-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1004305B1 (en) Stabilized compositions containing benzimidazole-type compounds
JP4334616B2 (ja) 湿式粒状化による投与単位体を製造する方法
US3773920A (en) Sustained release medicinal composition
EP3090730B1 (en) Tablets comprising eltrombopag olamine
US3632778A (en) Tablets containing l-dopa
RU2207133C2 (ru) Стабилизированные композиции тиболона
JP2019511513A (ja) 経口投与のための顆粒製剤
WO2019149917A1 (en) A pharmaceutical composition comprising metamizole, drotaverine, and caffeine
JP2000191516A (ja) 経口固形組成物
US5080908A (en) Vitamin b12 composition
JPH01203329A (ja) 粒状ないし粉末状のビタミンb↓1↓2類含有組成物
JPH05320045A (ja) 錠剤に直接圧縮可能な医薬粉末組成物を製造するための噴霧乾燥法
JPH037230A (ja) ビタミンb群化合物の組成物およびその製造方法
JPH09124480A (ja) ビタミン製剤
CA2188785C (en) Melt granulated sucralfate preparations and a process for their production
JP3895757B1 (ja) 粉末状組成物
JP2000016940A (ja) ビタミンb▲12▼類含有組成物
JPS63112519A (ja) ニフエジピン製剤の製造方法
AU663000B2 (en) Adsorbate of an auxiliary mixture and a non-solid active compound for the preparation of pharmaceutical compositions
CN106692149A (zh) 一种卡利拉嗪药物口服制剂及其制备方法
JP2007001873A (ja) コーティング組成物及びコーティングされた固形製剤
AU2016202063B2 (en) Novel pharmaceutical composition
JPH10298074A (ja) ビタミン類含有組成物
US3740432A (en) Vitamin complexes of niacinamide,riboflavin and sodium ascorbate
JP2020033282A (ja) 固形医薬組成物の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070829

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080829

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080829

Year of fee payment: 11