JPH01202639A - 複合耐久試験装置 - Google Patents

複合耐久試験装置

Info

Publication number
JPH01202639A
JPH01202639A JP2577288A JP2577288A JPH01202639A JP H01202639 A JPH01202639 A JP H01202639A JP 2577288 A JP2577288 A JP 2577288A JP 2577288 A JP2577288 A JP 2577288A JP H01202639 A JPH01202639 A JP H01202639A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sample
elastic
plate
load
holding plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2577288A
Other languages
English (en)
Inventor
Morihisa Machida
町田 守久
Yoshio Tajima
田島 義夫
Teiho Seki
関 禎保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HAMA RUBBER ENG KK
Yokohama Rubber Co Ltd
Original Assignee
HAMA RUBBER ENG KK
Yokohama Rubber Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by HAMA RUBBER ENG KK, Yokohama Rubber Co Ltd filed Critical HAMA RUBBER ENG KK
Priority to JP2577288A priority Critical patent/JPH01202639A/ja
Publication of JPH01202639A publication Critical patent/JPH01202639A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は高分子材料をはじめとする各種の弾性材料の耐
久試験装置に関し、さらに詳しくは弾性材料に圧縮、剪
断、捩じり及び/又は吸引などの荷重を繰り返し与えた
ときのような複合的な荷重に対する耐久性評価を可能に
する試験装置に関する。
〔従来技術〕
高分子材料等からなる弾性材料は、その弾性特性を利用
することにより色々な用途に利用されている。この弾性
材料に対して負荷される荷重は、用途によっては1種だ
けとは限らず、複数種の異なる荷重が複合して、しかも
繰り返し負荷されるようなものがある。
例えば、出願人等が最近開発を進めている壁面歩行ロボ
ットでは、複数本の脚部に独立気泡スポンジからなる吸
盤を取り付け、これらの吸盤を壁面に交互に吸いつかせ
ながら歩行するようにしたものである。これら吸盤は壁
面に押しつけられ、かつ吸引により壁面に強く圧着され
るため圧縮荷重を受け、また歩行時の自重により下方へ
引っ張られるため剪断荷重や捩じり荷重を受けることに
なる。しかも、これら複数の異なる荷重が繰り返し行わ
れることになる。
このような吸盤の開発には、そこに使用される弾性材料
(スポンジなど)の耐久性を試験しなければならない。
しかし、従来の耐久試験装置には、上述のように複数の
異なる荷重を繰り返し負荷できるようなものが全くなく
、開発を遅らせる原因になっていた。すなわち、従来の
耐久試験装置は一つの動作に対して試験を行うものはあ
るが、複数の動作に対して、しかもそれらを繰り返して
試験できるようなものはなかったのである。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、上述のような従来の問題を解消し、少
なくとも圧縮、剪断、捩じりの複数の荷重を負荷可能に
して効率的な耐久試験を可能にし、さらには吸引動作も
作用させるようにして一層の効率化を図る複合耐久試験
装置を提供することにある。
〔発明の構成〕
上記目的を達成する本発明による複合耐久状。
験装置は、定盤に設けた被押圧面に弾性試料片支持用の
保持板を対向させると共に、被押圧面に向けて移動自在
に設け、前記保持板に対し、この保持板を前記被押圧面
側に向けて押圧荷重を負荷するための第1の動作装置と
、前記押圧荷重の負荷方向に直交し且つ保持板の支持中
心を通る方向に荷重を負荷するための第2の動作装置と
、前記押圧荷重の負荷方向に直交し且つ保持板の支持中
心から外れる点を通る方向に荷重を負荷するための第3
の動作装置とをそれぞれ連結したことを特徴とするもの
である。
また他の発明は、上記保持板に支持された弾性試料片の
内側を吸引機構に連通させた複合耐久試験装置を特徴と
するものである。
以下、本発明を図に示す実施例によって具体的に説明す
る。
第1図は前述した壁面歩行ロボットの吸盤用として使用
する弾性材料の複合耐久試験装置を示す。この図におい
て、1は装置の土台となる定盤であり、この定盤1に支
柱2が直立するようにボルトで固定されている。この支
柱2の断面は第2図に示すようにコの字状である。さら
に、支柱2の側部には、断面が第3図のようなコの字状
になった支持アーム3が、リニアベアリング4を介し水
平方向に延長するように支持されている。この支持アー
ム3は、上下方向の高さが任意に設定できるようになっ
ている。
また、支柱2の内側には、支持アーム3が落下したとき
のショックを緩衝する緩衝装置15が設けられている。
この緩衝装置15は、シリンダ16にスプリング18を
介してピストン17を摺動可能に装着し、そのピストン
17の上端に支持アーム3の延長端3aを当接させるよ
うに構成されている。また、定盤1には、上記支持アー
ム3の下方において、被押圧板5が脱着自在に固定され
るようになっている。この被押圧板5の上面は、歩行ロ
ボットが歩行するときの壁面に相当するものであるので
、試験対象になる壁面に応じて上記被押圧板5は任意の
ものに交換できるようになっている。
6は耐久試験に供する弾性試料Sを保持するための保持
板である。この保持板6は上記被押圧板5の上面(被押
圧面)に対向して配置されるようになっている。この保
持板6の形状は、弾性試料Sの形に応じて任意であって
よい。この実施例では円板状に形成され、その下面の円
周部に、歩行ロボットの吸盤と同形状のリング状をした
弾性試料Sが接着剤または粘着剤によって貼着されるよ
うになっている。このように弾性試料Sが貼着された保
持板6は、上面の中心部を支持ロフト7によって回転自
在に支持され、さらに支持ロッド7の上端は第1の動作
装置8に連結されるようになっている。また、第1の動
作装置8は支柱2の上部に固定されている。
上記第1の動作装置8は、弾性試料Sに上下方向の押圧
荷重(圧縮荷重)を負荷するためのもので、この実施例
では往復作動するエアシリンダから構成されている。
また、保持板6の上面には、連結管1)がリング状弾性
試料Sの内側空間に貫通するように取り付けられ、この
連結管1)の上端は吸引装置12に連結されている。こ
の吸引装置12には図示しない真空度検出装置が装備さ
れている。
このような吸引装置12を、上記弾性試料Sを被押圧板
5に接触させた状態で作動させると、弾性試料の内部が
真空になり、その真空によって弾性試料Sが被押圧板5
に圧着されるようになる。
一方、支持アーム3には第2および第3の動作装置9.
10が固定されており、それらの作動ロッド9a+  
10aがそれぞれ保持板6に連結されている。この実施
例では、これら第2および第3の動作装置9.10とも
、前述した第1の動作装置8同様にエアシリンダから構
成されている。これらのうち、第2の動作装置9は弾性
試料Sに剪断荷重を与えるためのものであり、そのため
第4図に示すように、作動ロッド9aが保持板6に対し
、その作用方向を保持板6の支持中心O(支持ロッド7
による支持中心)を通るように連結され、保持板6に回
転を与えないようになっている。また、作動ロッド9a
には剪断力を制御するロードセル13が取り付けられて
いる。
また、第3の動作装置10は弾性試料Sに捩じり荷重を
与えるためのものである。そのため第4図に示すように
、その作動ロッド10aは保持板6に対し、その作用方
向が支持中心0から外れるように連結され、保持板6に
対して任意の角度の回転を与えるようになっている。
また、図に示されてないが、上記耐久試験装置には、上
述した第1.第2.第3の動作装置8、 9. 10お
よび吸引装置12の各動作を制御する制御装置が設けら
れている。この制御装置により、上記4種の動作装置が
予め設定したシーケンスに従って作動するようになって
いる。
さて、上述した複合耐久試験装置により、弾性材料を試
験するときの一例を説明する。
まず、試験対象の弾性試料Sを上述のように保持板6の
下面周辺部に接着剤によって貼着する。また、被押圧板
5も試験対象に相当するものを取り付ける。
上述のように弾性試料Sと被押圧板5とがセットされた
ら、不図示の制御装置によって、例えば第5図に示すよ
うなシーケンスにしたがって第1の動作装置8(押圧荷
重4kg)−吸引装置12(吸引負圧680 mdg)
−第2の動作装置9(引張荷重12.5kg)−第3の
動作装置10(捩じり角3人)の順に、第5図に記載の
時間だけそれぞれ作動させる。これらの作動において、
第1の動作装置8は弾性試料Sを被押圧板5の上に圧縮
し、吸引装置12はその状態で弾性試料S内の空気を吸
引して、さらに被押圧板12に強く圧着させる0次にこ
の圧着状態において、第2の動作装置9が作動すると、
弾性試料Sを横方向に引っ張るため、この弾性試料Sに
は剪断荷重が負荷される。次いで第3の動作装置10が
作動すると、弾性試料Sはその中心を軸として回転し、
この弾性試料Sに捩じれ荷重が負荷される0以上の4種
の動作が終了すると、次に同様の機械操作により弾性試
料Sは逆の順序で元の状態へ戻り、1サイクを完了する
そして、上記サイクルを繰り返し行うことにより、やが
て弾性試料Sが破損、へたり、接着破損等を生ずるよう
になる。したがって、その破壊、へたりまたは接着破損
が発生するまでのサクイル数を測定すれば、その弾性試
料Sの複合耐久性を評価することができることになる。
また、この試験において接着破損した場合には、弾性試
料内に空気が入り込み、真空度が低下する。したがって
、この真空度の低下を吸引装置12に装備した真空度検
出装置によって検出するようにすれば、その信号によっ
て装置を自動的に停止させることもできる。
上述した本発明において、上記4種の動作は必ずしも実
施例のような順序や時間である必要はな(、試験目的の
弾性材料に応じて任意に変えてよい。また、4種の動作
は全てを作動させる必要は必ずしもなく、一部を非作動
状態にするようにしてもよい。
また、本発明の複合耐久試験装置に設ける動作装置とし
ては、上記4種の全てを必ずしも装備する必要はなく、
そのうちから吸引装置を省略し、残りの第1〜3の動作
装置だけにしたものであってもよい。
〔発明の効果〕
上述したように、本発明の複合耐久試験装置は、弾性試
料の保持板に、押圧荷重を負荷するための第1の動作装
置と、上記押圧荷重の負荷方向に直交し且つ保持板の支
持中心を通る方向に荷重を負荷するための第2の動作装
置と、前記押圧荷重の負荷方向に直交し且つ保持板の支
持中心から外れる方向に荷重を負荷するための第3の動
作装置とをそれぞれ連結したものであるので、一つの試
験で少なくとも圧縮、剪断。
捩じりの複数の荷重を弾性試料に複合的に負荷させるこ
とができるため、耐久試験を効率化することができる。
また、吸引装置を接続するようにしたものでは、吸引に
よる圧縮荷重も負荷できるので、−層の効率化を図るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例からなる複合耐久試験装置を一
部破断して示す側面図、第2図は第1図のI−I断面図
、第3図は第1図のm−m断面図、第4図は弾性試料の
保持板と第2および第3の動作装置との関係を示す平面
図、第5図は各動作装置のシーケンスを説明する図であ
る。 1・・・定盤、2・・・支柱、3・・・支持アーム、5
・・・被押圧板、6・・・(弾性試料の)保持板、8・
・・第1の動作装置、9・・・第2の動作装置、10・
・・第3の動作装置、12・・・吸引装置。 代理人 弁理士 小 川 信 −

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)定盤に設けた被押圧面に弾性試料片支持用の保持
    板を対向させると共に、被押圧面に向けて移動自在に設
    け、前記保持板に対し、この保持板を前記被押圧面側に
    向けて押圧荷重を負荷するための第1の動作装置と、前
    記押圧荷重の負荷方向に直交し且つ保持板の支持中心を
    通る方向に荷重を負荷するための第2の動作装置と、前
    記押圧荷重の負荷方向に直交し且つ保持板の支持中心か
    ら外れる点を通る方向に荷重を負荷するための第3の動
    作装置とをそれぞれ連結したことを特徴とする複合耐久
    試験装置。
  2. (2)前記保持板に支持された弾性試料片の内側を吸引
    機構に連通させてなる請求項1記載の複合耐久試験装置
JP2577288A 1988-02-08 1988-02-08 複合耐久試験装置 Pending JPH01202639A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2577288A JPH01202639A (ja) 1988-02-08 1988-02-08 複合耐久試験装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2577288A JPH01202639A (ja) 1988-02-08 1988-02-08 複合耐久試験装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01202639A true JPH01202639A (ja) 1989-08-15

Family

ID=12175137

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2577288A Pending JPH01202639A (ja) 1988-02-08 1988-02-08 複合耐久試験装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01202639A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100704368B1 (ko) * 2005-02-22 2007-04-05 주식회사 대흥알앤티 수직형 내구시험 치구
JP2018511033A (ja) * 2016-05-18 2018-04-19 中▲車▼青▲島▼四方▲車▼▲輛▼研究所有限公司Crrc Qingdao Sifang Rolling Stock Research Institute Co.,Ltd. ブレーキ梁の疲労試験スタンド

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100704368B1 (ko) * 2005-02-22 2007-04-05 주식회사 대흥알앤티 수직형 내구시험 치구
JP2018511033A (ja) * 2016-05-18 2018-04-19 中▲車▼青▲島▼四方▲車▼▲輛▼研究所有限公司Crrc Qingdao Sifang Rolling Stock Research Institute Co.,Ltd. ブレーキ梁の疲労試験スタンド

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2041544B1 (en) Testing system with soft reaction structure
JPH1073521A (ja) 二軸負荷試験機
US4149407A (en) Apparatus and method for cyclic simple shear testing of soil samples
JPH01202639A (ja) 複合耐久試験装置
KR101126717B1 (ko) 매트리스의 내구성 테스트를 위한 전면 압축 테스트기
JP3767324B2 (ja) 大型岩盤試験装置
CN115165598A (zh) 一种水泥抗压强度检测设备
JPH05126704A (ja) 二軸加力装置
JP3970204B2 (ja) 荷重負荷試験方法
CN208568258U (zh) 可调距密封弧形弹簧疲劳测试装置
JPH01173850A (ja) 繰返し疲労試験装置
JP2001318024A (ja) 地中構造物の実験装置
CN215910273U (zh) 混凝土检测检验设备
SU1679264A1 (ru) Стенд дл динамических испытаний образцов
SU1223081A1 (ru) Способ определени свойств материалов
JP2003114165A (ja) 振動試験装置
US3228237A (en) Test fixtures for determining the compressive or tensile strength of various rings
JP2588736Y2 (ja) 材料試験機
RU2788307C1 (ru) Устройство для испытания пружин на прочность
CN210923297U (zh) 一种橡胶制品性能测试用检具
JPS643533A (en) Centrifugal force loading and testing apparatus
CN208536993U (zh) 称重传感器测试设备
JP3837844B2 (ja) 仮動的応答実験装置
SU600414A1 (ru) Способ испытани материалов на сопротивл емость хрупкому разрушению
KR19980074287A (ko) 시트시험기의 웨이트 적재구조