JPH01201428A - 金属スクラップの溶解法およびそれを実施するための装置 - Google Patents

金属スクラップの溶解法およびそれを実施するための装置

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JPH01201428A
JPH01201428A JP88316088A JP31608888A JPH01201428A JP H01201428 A JPH01201428 A JP H01201428A JP 88316088 A JP88316088 A JP 88316088A JP 31608888 A JP31608888 A JP 31608888A JP H01201428 A JPH01201428 A JP H01201428A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、請求項第1で前簀きした金属スクラップな溶
融する方法およびその方法を実施するための装置に関す
る。
(従来の技術) 鋳造分野ではキー−ポラ炉でコークスを使用しないで銑
鉄を製造するのに供される溶融法が知られている。例え
ば、ドイツ特許第2204042号には、コークスを使
用せずに炉の低部近くに配置されたバーナーで液体燃料
/空気混合物を炉外で燃焼させて、立型シャフト炉内で
鉄を溶融方法が記載されている。そしてこの方法では鉄
スクラップおよび鋳鉄は炉の上端へ装入し、溶融される
この方法では、シャフトおよび前記耐火材内に配置され
た粗目耐火材の火床な通り抜けるきわめて鳥温にさらさ
ねた材料の滴1まバーナーの燃焼生成物(尚温ガスノに
よっ℃加熱される。そし”l!i焼生成物は上方へ移動
する前にこれらに向つ℃くる金属を溶融金属となし、そ
れは炉底から出湯される。耐火材床の下にもっばらをり
付けらまたい(つかのバーナーであらゆる側から炉の自
由領域に導入される燃焼生成物により、床付近のガスの
温度は最高1600℃に保たれる。実際”51ry屑は
同じ直径を有する円筒状の炉シャフトの低部円筒部の延
長部分によって形成さねる。シャフトと湯溜は上に床材
料を配置した水冷火格子により℃互いに分けろねる。火
格子を通り抜け″′C潮下した溶融金属は炉の底で集め
られ、出湯口により連続的にまたは断続的にそこから出
湯される。溶融金属上に浮遊するスラグについ℃も同様
である。
前記の公知のヘイズまたはタクト炉における炉装置にお
いては、各燃焼室からの燃焼ガスは人格子の下のいわゆ
る湯溜におけるシャフトの低部領域中央で一緒になり、
そこから上方へ流れて耐火床を加熱し、ついで向流状に
装入材料を加熱する。
鋳造用のこのコークスを使用しないキューボラ1、−; 炉をさらに適したものとなるように発展させたものが公
知のデユーカー炉である。これはまた円筒状シャフト装
置と共に機能するものであり、水冷火格子の下に設置さ
れる一定の断面を有する低部により湯溜か形成される。
そしてそこへはオイルバーナーが炉壁を貫通して半径方
向に無造作につき出ている。底部にたまった溶銑はカキ
出し装置によって出湯することができ、過熱器へ供給さ
れる。
金属、特に鋳鉄および銅、を溶融および過熱するための
燃料油またはガス加熱シャフト炉についてはドイツ特許
第3843678号に記載され℃おり、こtl、’t’
@ 1 @の装填(チャージノ毎にコークスを装入して
操業するものであり、水冷ノズルによって炉の内部につ
ながっているいくつかのバーナー室を具備しており、バ
ーナー室およびノズルは1装入毎のコークスによって形
成される滴下領域に取り付けられ℃いろ。前記の公知の
シャフト炉では理論的には滴下鉄に対してスラグを保護
する必要はない。というのはこれは燃料油および天然ガ
スの還元燃焼により確実に行なわれるからである。
スクラップの溶融法についてはまたドイツ特許第232
7073号に記載のシャフト炉が参考になる。この溶融
容器は連続した限られた範囲まで下方向に断面が増加し
、放射状のバーナー装置は液相を集める溶融容器に隣接
する底部領域に取り付けられており、この容器に液相が
集まる。溶融銑鉄は連続的に底の排出口から出湯される
。固体装入材料−たとえば鉄スクラップ等−と液相間の
唯一の適当な分離は2紙部中央の分離火格子装置全体を
省略し、溶融材料と柱状装入材料の間の熱伝達を減少す
るかあるいは少なくとも可及的に少なく保つことによっ
℃達成される。
上記のコークスを使用せずに操業する鋳物用シャフト炉
は、炉シャフトおよび湯溜が単一の、実質的に断面が円
筒形の部品すなわち「単純な管状シャフト」をなすとい
う共通の特徴がある。湯溜低部は炉壁に対して表面を最
小にした湯溜を構成する。
しかしながら、公知のフレイブン(Flaven〕炉成
ユニットからなる。すなわち断面が円筒形の立型炉シャ
フトおよびこれに対して水平な湯溜からなっ℃おり、そ
の一端は水冷火格子を有する炉シャフトではじまり、他
端にはバーナーが取り付けられている。そしてバーナー
の炎は液相の出湯部に向き、その火炎ガスは液浴上を水
平にかつ火格子装置に導かれるように流れ、そこから炉
シャフト内に向流状に再び上昇する。トンネル状湯溜領
域は鉄浴に対して比較的大きな表面をもたらし。
炉床の耐火材の主要部にバーナーの炎を直接作用させる
ことなく、高温の燃料ガスを浴上に通過させることがで
きる。従って、この公知の装置の場合、炉床壁からの放
熱による熱供給割合は最小である。
最後に、炉に導入される未溶融の金属を支持するための
火格子が炉の低い方の端に取り付けられた。液体または
気体燃料を使用するシャフト炉により金属を溶融する方
法が知られている( DE−O8第3610498号)
。この炉では燃料の燃焼に必要な酸素含有ガスが燃焼前
に加熱されるが、トンネル状湯溜は低部の立型炉シャフ
トに通じ℃いる。バーナーは炉シャフト開口部と反対の
端面に取り付けられており、そのため湯溜の長軸方向に
おけるバーナーの炎は炉シャフトの入口に向けられる。
その結果内部領域全体、従って湯溜壁またはその耐火材
へ熱が供給され、@射熱によっ℃溶融鉄表面が加熱され
る。
上記の型の従来公知のシャフト溶融炉は、湯溜で到達で
きる湛度が比較的低いことが原因で鋼製造用液相の炭素
割合が過度に高くなるため、鋳物の銑鉄製造にのみ適し
ている。したがっ1.M物用の炉の操業においCは装入
材料に対して最高40%までの鋼スクランプしか使用で
きない。
(発明が解決しようとする課題ノ 本発明で課題とするの1工、芸人材料としてのスクラッ
プをいかなる割合でもたとえば鋼スクラップが100%
であっても用いることができ、また、1.11; 炉床におけるその後の処理を望ましくするものとして必
要ならば溶鋼を投入することもできるような溶融方法と
そのための装置を提供することである。なお本方法の実
施に必要な装置の構造の簡略化と改良にも及ぶ。
(課題を解決するための手段) 方法上の見地からは、この問題1ま請求項第1の特徴部
分に記載の発明によっ℃解決される。さらに有利な展開
は請求項第2〜4に記載の特徴によっ℃可能である。
装置上の見地からは、この問題1工特に請求項第5の特
徴部分に記載の発明によって解決される。
装置に関連したさらに有利な展開および構造は残りの精
求項の特徴によって可能である。
湯溜内の耐火性内張りの放熱面は時間当りの芸人材料の
溶融能力(トンノに対して測定され、正確にはこれに比
例して定義されるため、最適な条件は液相を過熱する可
能性にある。コークスの使用の有無は別にして、公知の
キューポラ炉はその湯溜壁が最小限に保たれ℃おり、液
相を加熱するための放熱エネルギーの点で本質的に発明
性を欠く。従って、そのようなシャフト炉1ま鉄製品の
鋳造にのみ適用可能なものであり、温度が低いため鋼を
処理するのは不可能である。鋼溶融炉11紡造分野では
鋼スクラップ40%の最大芸人材料割合で操業され℃お
り、ある種の難点な考慮するとこれより高い鋼の割合で
は処理が不0T能と思われる。
しかしながら、湯溜領域の壁の放熱面が大きすぎると壁
の耐火材によるエネルギー損失が筒(なる。その場合、
適当なエネルギーが炉シャフトに移り、湯溜で到達でき
る温度はも1まや存在するスクラップを溶融するのに十
分なものではなくなる。
設備能力ばかりでなく、浴およびシャフトに対するエネ
ルギーの分配もきわめて重要である。そのため一方でシ
ャフトはスクラップを溶融するための十分なエネルギー
を有し、他方で湯溜領域1ま溶融金属が適切に高い温度
まで過熱されることができるような容積となっ℃いる。
この目的に対し、前記材料の床(bed )の高さの関
数として、復熱装置への入口温度と、炉シャフト内で芸
人材料が酸化されるリスクを最小にすることの間に特に
好都合な依存関係が生じる。
炉シャフトから湯溜への形状移行状態は従来法と異なり
断面変化を示さない型のものではなく、またシャフトと
炉床が別の部材として垂直に連結している型のものでも
ない。放物線状の放熱面を定める傾斜面を経℃推移して
いく大きな直径を有する湯溜を小さな直径を有する炉シ
ャフトに対して同軸配列することにより、耐火性の内張
りが簡略化され、溶融金属の溶融装置内への滴下状態が
特に艮好なものになる。たとえばフレイブン炉において
、耐火材で内張すされる場合に生じる諸問題並びにそこ
で生じる水冷炉火格子下の不十分な滴下は、本発明によ
る新規な装置で解消する。垂直で円筒形の断面は水冷火
格子の直ぐ下に位置する傾斜した壁の部分を経℃別の垂
直で円筒形の断面となり、その容積は再びより小さい断
面の炉シャフトの容積と同じものとなる。これに関連し
て火格子上のシャフトへのガス流入条件にも有利な影響
がある。芸人材料、特に鋼スクラップ床の高さはこれま
で教示されてきたように最大にする必要はもはやなく5
本発明の芸人材料にとって特に重要なことであるが、実
際最小にすることができる。というのは、柱状の材料床
を経ての熱交換効率は一連の操業に主たる影響をもはや
及ぼしはせず、そのかわり、熱交換器によっ℃火格子上
の指示された低い芸人材料の尚さで操業が可能となるほ
どバーナー用の空気混合物が予熱されるからである。復
熱装置への廃ガス入口温度は、一方ではスクラップ床の
高さとスクラップの特性によって調整され、他方では第
2の燃焼と冷却用空気の付加によって調整さねる。シャ
フトと低部炉床との2つの構成要素が適切に区切られ℃
いる場合、シャフトおよび低部炉床へのバーナーの熱分
配は構造的特徴に留意した本発明になる新規な方法によ
り十分改善されろ。
高温に達することによって、たとえば装入材料中に不純
物として存在する以外の金属成分、たとえば亜鉛、をシ
ャフト内で蒸発させることができるが、そのような留分
は第2燃焼室で完全に酸化してダスト灰の成分となるの
で、分離器にためておいて排出することができる。ある
種の粗いダストおよび/または細かいダストの特性を有
する汚染物を富化するため、この排出は分別−過または
他の方法で行うことができる。
金属浴の炭素含有量を所望の値にし、同時に浴面上に装
入材料のスラグが形成されにくいようにするため、浴上
のノズルと浴面の上か下のいずれかに挿入される吹込筒
(ランスノとを用い℃金属浴中に炭素担持物(キャリア
ーノを吹込んでもよい。そ5−fることで装入材料から
鋼と鋳鉄の両方を容易に得ることができる。
可能な一連の操業あるいは溶融装置の構造を略図で例示
する添付の第1および第2図によっ℃本発明をさらに説
明する。
第1図の本発明のスクラップ溶融炉の縦断面図によって
示されるように、この炉は本質的に炉シャフト1.e床
2.痺娼領域3および中間の水冷火格子4からなる。シ
ャフトおよび湯溜または炉床領域は共に耐火材5で内張
すされ℃いる。環状主管6からの噴霧水で外部冷却を行
なうこともできる。炉シャフトへのスクラップの装入は
パケット7で行われる。このパケットは下部の垂れふた
(フラップノ8で開くことができる。炉を気密にするた
めに、炉シャフトに蝶つがい付カバー9が取り付けられ
ている。スクラップは初めはこのカバー上に保持される
。満たされたパケット7が装填筒10上に置かれたとき
にカバー9が開き、スクラップは火格子4上に設置され
た充填セラミック床11の上に落ちる。バーナー12は
湯溜領域3に高温の燃焼ガスを吹き出す。その温度はス
クラップの融点よりずっと高い温度である。これらのガ
スは火格子4および充填セラミック床11を通って流れ
、スクラップを溶融する。次にガスはスクラップ床を通
り、廃ガス系13を経て炉を出る。形成された溶融金属
警耘その滴が湯溜床2に落ちる前にこれを過熱する充填
セラミック床を通って滴下する。湯溜に集められた溶融
金属は湯溜領域3内でのガスによる輻射および湯溜領域
壁による輻射により、またある程度まで対流によつて過
熱される。                ′・“:
溶融金属は出湯口14からそして溶融スラグは開口15
を経て炉から取り出される。
湯溜が早期に損耗した場合にはそれを油圧機械16で下
げ、新たに内張すしたものに代え、ることができる。
高温廃ガスは第2図に記載の第2燃焼室で後燃焼させ、
適当な温度で冷却用空気と混合する(復熱装置取入れロ
ノ。燃焼空気は後続する熱交換器内で廃ガスの顕熱で予
熱される。生じるダス目まその後フィルター内に排出さ
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のスクラップ溶融炉を例示する炉の縦断
面図であり、第2図は本発明の方法の流れを例示する工
程図である。 l:シャフト、  2:湯溜(又は炉床)、3:湯溜域
、  4:水冷火格子、  5:耐火材。 6:主水冷管、  7:パケット、 8:垂れふた。 9:蝶番式カバー、  10:装填筒、  ll:セラ
ミック床、  12:バーナー、  13:廃ガス系、
  14:出湯口、  15:排滓口、  16:水圧
機。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、高融点の金属スクラップ、特に鋼スクラップをシャ
    フト炉で溶解するための方法―このシャフト炉において
    は液体燃料を用いコークスを使用しないで操業され、こ
    の炉の炉シャフトは冷却火格子を設けることにより底部
    に設けられた湯溜から隔てられており、そしてバーナは
    該シャフトの長軸に実質的に直角に炉内につき出してお
    り、燃焼熱はシャフト炉の廃ガスの熱を復熱して予熱さ
    れる―であって。 バーナーによって溶解装置に導入される熱量が、a)炉
    シャフト内の耐火壁の内張りの放熱面積が製造される溶
    融金属1トン当り1.8〜 3.5m^2である、 b)湯溜におけるガスの輻射活性層の平均厚さが1.5
    〜3.5mである、そして c)復熱器に入る廃熱の温度が、炉シャフトに装填され
    る材料床の高さ―用いられるス クラップの種類によってちがう―に応じ て調整される、 の各条件を満たすごとく、炉シャフトから去る分と湯溜
    にとどまる分とに配分されることを特徴とする前記方法
    。 2、放熱面積が2〜2.8m^2であり、ガス層の平均
    厚さが2〜2.5mであることを特徴とする、請求項第
    1に記載の方法。 3、復熱器へのガスの進入温度が炉シャフトにおける装
    填材料の酸化を最小にするような温度となるように材料
    床の高さが決められるとともに、材料床の高さは可及的
    に小さくされ、しかも湯溜へのバーナーへの空気供給温
    度が800〜900℃とされる、請求項1または2に記
    載の方法。 4、溶解相浴への熱伝達が輻射により80〜90%そし
    て好ましくは85%、対流により10〜20%そして好
    ましくは15%行われ、かつ湯溜領域における輻射率は
    ガス輻射によるもの約25%と、壁輻射によるもの50
    〜80%そして好ましくは75%とからなることを特徴
    とする、請求項1〜3項のいずれか一項に記載の方法。 5、炉シャフト内の温度を少なくとも亜鉛の蒸発温度の
    レベルに調整し、存在する可能性のあるシャフト内の亜
    鉛成分を蒸発させ、第2燃焼室で完全に酸化し、しかる
    後これを得られるダスト相から分離することを特徴とす
    る、請求項第1〜4のうちの少なくとも一項に記載の方
    法。 6、炉シャフトの冷却火格子に直接接続する湯溜が放物
    線状のまたは斜裁状の放熱面断面にて同心円的に下方へ
    広がってゆき、やがて少なくとも燃焼区域ではそこにふ
    さわしい大直径の鉛直円筒部となることを特徴とする、
    冷却火格子で互いに分けられた鉛直の炉シャフトと湯溜
    とを有する、請求項第1〜5の少なくとも1つに記載の
    方法を実施するための炉。 7、放物線状の放熱面の傾斜角を、放熱面の輻射方向が
    湯溜の底部にある液相の中心領域にほぼ向くように選ぶ
    ことを特徴とする、請求項第6に記載の炉。 8、単数または複数のバーナーの炎の断面積を炉壁の放
    熱面に対して直角な角度において最小にすることを特徴
    とする、請求項第7に記載の炉。 9、バーナーを屋根に対して接線方向かつ水平に配置し
    、好ましくは最高10%まで傾斜させることを特徴とす
    る、請求項第8に記載の炉。 10、炉シャフトが円筒状シャフトであり、その円形断
    面は放物線状に広がる炉床の上部を経由して大断面を有
    する湯溜の低部に連続して移行する、ことを特徴とする
    、請求項第6〜9のうちの少なくとも一項に記載の炉。 11、炉シャフトの後に酸化雰囲気中に存在する不純物
    を燃焼するための第2燃焼室を配置することを特徴とす
    る、請求項第6〜10のうちの少なくとも一項に記載の
    炉。 12、湯溜の高さは、溶解金属上の燃焼室のガス活性層
    の平均の厚さが1.5〜3.5mそして好ましくは2〜
    2.5mとなるものであり、ここに活性層の平均の厚さ
    は、浴表面から炉領域における耐火材の斜めになった放
    熱壁への平均の距離を意味することを特徴とする、請求
    項第6〜11の少なくとも1つに記載の炉。 13、浴下のノズルおよび/またはそれ自体は公知の吹
    込筒手段によって炭素を含む成分を炉内の金属浴中へ導
    入することを特徴とする、請求項第6〜12のうちの少
    なくとも一項に記載の炉。
JP31608888A 1987-12-14 1988-12-14 金属スクラップの溶解法およびそれを実施するための装置 Expired - Lifetime JP2750136B2 (ja)

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