JPH01200051A - 機関の始動燃料供給装置 - Google Patents
機関の始動燃料供給装置Info
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- JPH01200051A JPH01200051A JP2328688A JP2328688A JPH01200051A JP H01200051 A JPH01200051 A JP H01200051A JP 2328688 A JP2328688 A JP 2328688A JP 2328688 A JP2328688 A JP 2328688A JP H01200051 A JPH01200051 A JP H01200051A
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Landscapes
- Means For Warming Up And Starting Carburetors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は機関へ供給される混合気の濃度及び量を制御す
る気化器と併用されて、機関の始動時に濃混合気を供給
する機関の始動燃料供給装置に関するものである。
る気化器と併用されて、機関の始動時に濃混合気を供給
する機関の始動燃料供給装置に関するものである。
[従来の技術]
従来の機関の始動燃料供給装置として特開昭59−13
4358号が知られる。
4358号が知られる。
この構造は、ポンプ室より始動燃料吐出路が開口すると
ともに始動燃料吐出路にスプリングにてバックアップさ
れた常閉型の開閉弁が配置されて、ポンプ室を加圧する
区画体と同期的に移動する作動ピンにてポンプ室の吐出
工程の比較的に終期に作動ピンにて開閉弁を機械的に押
圧して開放させたものである。
ともに始動燃料吐出路にスプリングにてバックアップさ
れた常閉型の開閉弁が配置されて、ポンプ室を加圧する
区画体と同期的に移動する作動ピンにてポンプ室の吐出
工程の比較的に終期に作動ピンにて開閉弁を機械的に押
圧して開放させたものである。
[発明が解決しようとする問題点]
かかる従来の機関の始動燃料−供給装置によると、機関
の始動操作に先立ち、先ず操作杆を押圧し、作動ピンに
て開閉弁を開放させるものであるが、操作杆の押圧作動
は、−膜内に手動にて行なわれるので作動ピンは開閉弁
に対して衝撃力をもって衝突する。
の始動操作に先立ち、先ず操作杆を押圧し、作動ピンに
て開閉弁を開放させるものであるが、操作杆の押圧作動
は、−膜内に手動にて行なわれるので作動ピンは開閉弁
に対して衝撃力をもって衝突する。
これによると、長期間に渡る使用時に作動ピン、開閉弁
の衝突部に摩耗が生じ好ましいものでない。
の衝突部に摩耗が生じ好ましいものでない。
さらにまた、機関雰囲気温度が上昇した状態において、
運転者が誤って操作杆を押圧すると、ポンプ室より始動
燃料を噴射供給することになり、これによると最悪の場
合には機関が始動不能におちいる。
運転者が誤って操作杆を押圧すると、ポンプ室より始動
燃料を噴射供給することになり、これによると最悪の場
合には機関が始動不能におちいる。
[問題点を解決する為の手段]
本発明になる機関の始動燃料供給装置は前記不具合点に
鑑み、長期間に渡って安定した始動性能を得ることがで
きるとともに機関雰囲気温度の高い状態において、運転
者が誤って操作杆を操作しても始動燃料を供給すること
のない前記装置を提供することにあり、前記目的達成の
為にポンプ室と大気室とを区分する区画体とニ 一端がポンプ室に開口し、他端が浮子室の一定液面x−
xの上部に開口するとともに通路内部にポンプ室内の圧
力が大気圧力以上に上昇した際に該通路を閉じる逆止弁
を配置したエヤーベント通路と; 一端がポンプ室に開口し、他端が浮子室の一定液面x−
xより下位に開口するとともに内部に吸入側逆止弁を配
置した始動燃料吸入路と;一端がポンプ室に開口し、他
端が絞り弁より機関側の吸気道又は機関に連絡されると
ともに内部に吐出側逆止弁を配置した始動燃料吐出路と
;始動燃料吐出路に設けた弁座に対応して配置され、該
弁座に第1スプリングにて押圧されて該弁座を閉塞保持
する常閉型の開閉弁と; 一端が区画体に係止され;他端が開閉弁に係止されて、
開閉弁を弁座より離す方向に付勢する第2スプリングと
;により構成したものである。
鑑み、長期間に渡って安定した始動性能を得ることがで
きるとともに機関雰囲気温度の高い状態において、運転
者が誤って操作杆を操作しても始動燃料を供給すること
のない前記装置を提供することにあり、前記目的達成の
為にポンプ室と大気室とを区分する区画体とニ 一端がポンプ室に開口し、他端が浮子室の一定液面x−
xの上部に開口するとともに通路内部にポンプ室内の圧
力が大気圧力以上に上昇した際に該通路を閉じる逆止弁
を配置したエヤーベント通路と; 一端がポンプ室に開口し、他端が浮子室の一定液面x−
xより下位に開口するとともに内部に吸入側逆止弁を配
置した始動燃料吸入路と;一端がポンプ室に開口し、他
端が絞り弁より機関側の吸気道又は機関に連絡されると
ともに内部に吐出側逆止弁を配置した始動燃料吐出路と
;始動燃料吐出路に設けた弁座に対応して配置され、該
弁座に第1スプリングにて押圧されて該弁座を閉塞保持
する常閉型の開閉弁と; 一端が区画体に係止され;他端が開閉弁に係止されて、
開閉弁を弁座より離す方向に付勢する第2スプリングと
;により構成したものである。
[作用]
機関の始動時において操作杆を操作して区画体にてポン
プ室を圧縮する。
プ室を圧縮する。
この区画体の移動によると、第2スプリングのバネ力が
漸次増加し、一定ストローク以上区画体が移動すると第
2スプリングのバネ力が第1スプリングのバネ力より強
くなり、これによると開閉弁は弁座を開放する。
漸次増加し、一定ストローク以上区画体が移動すると第
2スプリングのバネ力が第1スプリングのバネ力より強
くなり、これによると開閉弁は弁座を開放する。
従ってポンプ室内で圧縮された燃料は始動燃料吐出路よ
り吸気管又は機関へ噴射供給される。
り吸気管又は機関へ噴射供給される。
この状態を保持して、機関を始動させ暖機運転に入ると
、弁座が開放保持されているので吐出側逆止弁は機関の
負圧によって吸引開放され、もってこの負圧によって始
動燃料吸入路より始動燃料吐出路を介して燃料が吸出さ
れ、機関の暖機運転を満足するものである。
、弁座が開放保持されているので吐出側逆止弁は機関の
負圧によって吸引開放され、もってこの負圧によって始
動燃料吸入路より始動燃料吐出路を介して燃料が吸出さ
れ、機関の暖機運転を満足するものである。
[実施例]
以下、本発明の一実施例を第1図によって説明する。
1は内部を吸気道2が貫通した気化器本体であり、気化
器本体1の側部には浮子基本体3が配置され、この気化
器本体lの下側凹部と浮子基本体3とによって浮子室4
が形成される。
器本体1の側部には浮子基本体3が配置され、この気化
器本体lの下側凹部と浮子基本体3とによって浮子室4
が形成される。
浮子室4内にはフロート5が配置され、このフロート5
と図示せぬバルブシート、バルブシートを開閉するフロ
ートバルブとの協同作用によって燃料流路より流入する
燃料を制御し、もって、浮子室4内に一定なる液面x−
xを形成する。
と図示せぬバルブシート、バルブシートを開閉するフロ
ートバルブとの協同作用によって燃料流路より流入する
燃料を制御し、もって、浮子室4内に一定なる液面x−
xを形成する。
また6は主燃料系としての主ノズルであって、その先端
は吸気道z内に突出して開口して、他端は浮子室4内に
形成される一定液面x−x下に配置された主燃料ジェッ
ト7に連なる。また8は吸気道2を開閉制御する絞り弁
である。
は吸気道z内に突出して開口して、他端は浮子室4内に
形成される一定液面x−x下に配置された主燃料ジェッ
ト7に連なる。また8は吸気道2を開閉制御する絞り弁
である。
9は浮子室4と隔別して、しかも内部をポンプ室Pと大
気室Tとに区分するダイヤプラム等の区画体であり、具
体的にはポンプ室Pは区画体9と浮子基本体3の凹部に
よって形成され、大気室Tは区画体9とカバーlOとに
よって形成される。
気室Tとに区分するダイヤプラム等の区画体であり、具
体的にはポンプ室Pは区画体9と浮子基本体3の凹部に
よって形成され、大気室Tは区画体9とカバーlOとに
よって形成される。
そして、このポンプ室Pには次の各路が開口される。す
なわち、11は内部に吸入側逆止弁12を備え、浮子室
4の一定液面下とを連絡する始動燃料流入路であり、該
始動燃料流入路には吸入側逆止弁12に対応して吸入弁
座13が形成される。
なわち、11は内部に吸入側逆止弁12を備え、浮子室
4の一定液面下とを連絡する始動燃料流入路であり、該
始動燃料流入路には吸入側逆止弁12に対応して吸入弁
座13が形成される。
14は、一端がポンプ室Pの略中央部に開口し。
他端が絞り弁8より機関側(図において左側)の吸気道
2あるいはクランクケース、掃気孔、燃焼室等の機関に
開口した始動燃料吐出路であり、該始動燃料吐出路には
、吐出弁座15と吐出弁座15を閉塞する吐出側逆止弁
IBが配置される。
2あるいはクランクケース、掃気孔、燃焼室等の機関に
開口した始動燃料吐出路であり、該始動燃料吐出路には
、吐出弁座15と吐出弁座15を閉塞する吐出側逆止弁
IBが配置される。
17は一端がポンプ室Pに開口し、他端が浮子室4の一
定液面x−xより上方位置に開口するエヤーベント通路
であり、該通路内には、ポンプ室P内の圧力が大気圧力
以上となった時のみ、エヤーベント通路17を閉じる逆
止弁18が配置される。
定液面x−xより上方位置に開口するエヤーベント通路
であり、該通路内には、ポンプ室P内の圧力が大気圧力
以上となった時のみ、エヤーベント通路17を閉じる逆
止弁18が配置される。
より具体的には、18はエヤーベント通路17内にあっ
て浮子室4側に設けた吸入弁座であり、この吸入弁座1
8に対応してポール弁よりなる逆止弁18が配置される
もので、ポンプ室Pが加圧されない大気圧力の状態では
係止段部Aに係止されてエヤーベント通路17を開放状
態に保持する。
て浮子室4側に設けた吸入弁座であり、この吸入弁座1
8に対応してポール弁よりなる逆止弁18が配置される
もので、ポンプ室Pが加圧されない大気圧力の状態では
係止段部Aに係止されてエヤーベント通路17を開放状
態に保持する。
20は始動燃料吐出路14内に設けた弁座であり、この
弁座20に対向して開閉弁21が配置されるもので、こ
の開閉弁21は第1スプリング22のバネ力によって弁
座20に弾性的に押圧される。
弁座20に対向して開閉弁21が配置されるもので、こ
の開閉弁21は第1スプリング22のバネ力によって弁
座20に弾性的に押圧される。
従ってこの開閉弁21は常に閉方向に付勢される。
23は一端が区画体9に係止され、他端が開閉弁21に
係止されて、開閉弁21を弁座20より離す方向に押圧
する第2スプリングであり、より具体的には第2スプリ
ングの一端は区画体9のリテーナ−24に係止され、他
端は開閉弁21の端部より弁座20を貫通してポンプ室
P内へ突出する開閉弁21の突部21Aに嵌合して配置
したりテーナ−25に係止されるものである。
係止されて、開閉弁21を弁座20より離す方向に押圧
する第2スプリングであり、より具体的には第2スプリ
ングの一端は区画体9のリテーナ−24に係止され、他
端は開閉弁21の端部より弁座20を貫通してポンプ室
P内へ突出する開閉弁21の突部21Aに嵌合して配置
したりテーナ−25に係止されるものである。
そして、この第1スプリング22と第2スプリング23
とのバネ力は次の如く設定される。第2図に示される。
とのバネ力は次の如く設定される。第2図に示される。
すなわち、区画体9が第2スプリング23のバネ力によ
って大気室T側へ押圧された図の実線の状態のにおいて
、第1スプリング22のバネ力22Aは第2スプリング
23のバネ力23Aより強く設定される。
って大気室T側へ押圧された図の実線の状態のにおいて
、第1スプリング22のバネ力22Aは第2スプリング
23のバネ力23Aより強く設定される。
次いで区画体9をポンプ室P側(図において右側)へ押
圧して図の点線の状態φにおいて、第2スプリング23
においては、■から・Φ迄のストローク分第2コイルス
プリング23の全長が短縮されたので第2スプリング2
3のバネ力は23B迄増加し、このとき第1スプリング
22のバネ力22Aと同一のバネ力となる。
圧して図の点線の状態φにおいて、第2スプリング23
においては、■から・Φ迄のストローク分第2コイルス
プリング23の全長が短縮されたので第2スプリング2
3のバネ力は23B迄増加し、このとき第1スプリング
22のバネ力22Aと同一のバネ力となる。
そして、この@の状態より更に区画体9がポンプ室P側
へ移動すると第2スプリング23のバネ力が第1スプリ
ング22のバネ力よりも大となるので、開閉弁21は弁
座20を開放する。
へ移動すると第2スプリング23のバネ力が第1スプリ
ング22のバネ力よりも大となるので、開閉弁21は弁
座20を開放する。
また2Bは区画体9を操作する為の操作杆であって、区
画体9と一体的に結合される。
画体9と一体的に結合される。
次にその作用について説明する。
まず、機関雰囲気温度及び機関温度の高い場合について
説明すると、温度が高いことより機関へ始動の為の燃料
を供給する必要がない。
説明すると、温度が高いことより機関へ始動の為の燃料
を供給する必要がない。
従って装置は不動作状態に保持される。この状態は第1
図の実線に示されるもので、区画体9は第2スプリング
23によって大気室T側へ押圧されるものであり、また
始動燃料吐出路14内に設けた弁座20は開閉弁21に
て閉塞保持されている。
図の実線に示されるもので、区画体9は第2スプリング
23によって大気室T側へ押圧されるものであり、また
始動燃料吐出路14内に設けた弁座20は開閉弁21に
て閉塞保持されている。
そして、ポンプ室P内には、始動燃料流入路11より浮
子室4内の燃料が流入して貯溜されるものであり、これ
は、かかる状態において、エヤーベント通路17の吸入
弁座18が逆止弁18にて開放保持されるからである。
子室4内の燃料が流入して貯溜されるものであり、これ
は、かかる状態において、エヤーベント通路17の吸入
弁座18が逆止弁18にて開放保持されるからである。
次に機関雰囲気温度の低い状態における始動についての
べると、機関の始動操作に先立ち、先ず操作杆2Bを押
圧することによって、区画体9にてポンプ室Pを圧縮す
る。
べると、機関の始動操作に先立ち、先ず操作杆2Bを押
圧することによって、区画体9にてポンプ室Pを圧縮す
る。
この区画体9によるポンプ室Pの圧縮によると、ポンプ
室P内の圧力が即座に上昇することによって、エヤーベ
ント通路17の吸入弁座19は逆止弁18にて閉塞され
てエヤーベント通路17を閉塞するのでポンプ室P内は
上昇した圧力を保持される。
室P内の圧力が即座に上昇することによって、エヤーベ
ント通路17の吸入弁座19は逆止弁18にて閉塞され
てエヤーベント通路17を閉塞するのでポンプ室P内は
上昇した圧力を保持される。
そして1区画体9が■の位置より◎の位置迄移動すると
、第2スプリング23のバネ力と第1スプリング22の
バネ力とが同一となり、以後0の位置より区画体9がポ
ンプ室Pを押圧すると、第2スプリング23のバネ力が
第1スプリング22のバネ力より強くなるので(第2ス
プリング23のバネ力)−(第1スプリング22のバネ
力)のバネ力によって開閉弁21は押され、弁座20を
開放するものである。
、第2スプリング23のバネ力と第1スプリング22の
バネ力とが同一となり、以後0の位置より区画体9がポ
ンプ室Pを押圧すると、第2スプリング23のバネ力が
第1スプリング22のバネ力より強くなるので(第2ス
プリング23のバネ力)−(第1スプリング22のバネ
力)のバネ力によって開閉弁21は押され、弁座20を
開放するものである。
これによるとポンプ室P内の圧縮された燃料は始動燃料
吐出路14より吸気管又は機関へ噴射供給される。
吐出路14より吸気管又は機関へ噴射供給される。
そして、区画体9によってポンプ室Pをいっばいに押圧
した状態に区画体9を押圧して保持する。
した状態に区画体9を押圧して保持する。
かかる状態にて1機関のクランキング動作を行なうと、
予め、始動燃料を噴射供給されているので、機関の初爆
、完爆を確実に行なえるものであり、機関が前記状態を
経て暖機運転状態となると、機関に生起した負圧が始動
燃料吐出路!4、弁座20.ポンプ室P、始動燃料吸入
路11を介して浮子室4の一定液面下一作用し、浮子室
4内の燃料を吸気管又は、機関へ供給するものである。
予め、始動燃料を噴射供給されているので、機関の初爆
、完爆を確実に行なえるものであり、機関が前記状態を
経て暖機運転状態となると、機関に生起した負圧が始動
燃料吐出路!4、弁座20.ポンプ室P、始動燃料吸入
路11を介して浮子室4の一定液面下一作用し、浮子室
4内の燃料を吸気管又は、機関へ供給するものである。
そして、機関の暖機運転が終了すると、運転者は操作杆
2Bを図において左方へ引くものであり。
2Bを図において左方へ引くものであり。
これによると、開閉弁21が弁座20を閉塞するので始
動燃料吐出路14よりの燃料の供給が遮断されて通常運
転を得ることができるものである。
動燃料吐出路14よりの燃料の供給が遮断されて通常運
転を得ることができるものである。
また、第3図に示した他の実施例について説明する。
(第1図と同一構造のものは同一符号を使用し、説明を
省略する。) 30は、内部にパラフィン等の熱膨縮材料を密閉状に配
置した感熱応動部材であり、31は熱膨縮材料の体積変
化をストローク変化として外部へ取り出す感熱応動部材
30の出力杆であり、この出力杆31に第1スプリング
22の他端が係止される。
省略する。) 30は、内部にパラフィン等の熱膨縮材料を密閉状に配
置した感熱応動部材であり、31は熱膨縮材料の体積変
化をストローク変化として外部へ取り出す感熱応動部材
30の出力杆であり、この出力杆31に第1スプリング
22の他端が係止される。
かかる、第2の実施例によると、機関雰囲気温度の高い
状態において感熱応動部材30は温度上昇を受けて内部
の熱膨張材料が膨張して出力杆31の大寸Hが増加し、
これによると第1スプリング22のセット長さ(L)が
減少する。
状態において感熱応動部材30は温度上昇を受けて内部
の熱膨張材料が膨張して出力杆31の大寸Hが増加し、
これによると第1スプリング22のセット長さ(L)が
減少する。
従って第1スプリング22の開閉弁21を押圧する力が
増大するもので、この第1スプリング22の荷重の設定
によっては、かかる高温度状態において、操作杆26を
誤って操作したような場合でも、第2スプリング23が
タワムのみで開閉弁21が弁座20を閉塞保持して無用
な燃料を供給することが防止でき、機関の始動性を悪化
させない。
増大するもので、この第1スプリング22の荷重の設定
によっては、かかる高温度状態において、操作杆26を
誤って操作したような場合でも、第2スプリング23が
タワムのみで開閉弁21が弁座20を閉塞保持して無用
な燃料を供給することが防止でき、機関の始動性を悪化
させない。
また、Il関の暖機運転中において、機関雰囲気温度は
徐々に上昇するもので感熱応動部材30はこの温度上昇
を受けて前記と同様に第1スプリング22のバネ力を増
加する。
徐々に上昇するもので感熱応動部材30はこの温度上昇
を受けて前記と同様に第1スプリング22のバネ力を増
加する。
従って、温度上昇に対する感熱応動部材30の出力杆3
1のリフト特性及び第1スプリング22のバネ特性を適
正に選定すれば、暖機運転の終了時に見合って自動的に
開閉弁21により弁座20を閉塞することができ、これ
によると暖機運転の終了を自動的に制御できたものであ
る。
1のリフト特性及び第1スプリング22のバネ特性を適
正に選定すれば、暖機運転の終了時に見合って自動的に
開閉弁21により弁座20を閉塞することができ、これ
によると暖機運転の終了を自動的に制御できたものであ
る。
[発明の効果]
本発明になる機関の始動燃料供給装置は次の効果を有す
る。
る。
■開閉弁は第2スプリングを介して操作杆(区画体)に
連絡されるものであり、操作杆を押圧操作した際、操作
杆の押圧力が直接的に開閉弁に操作することがなく、第
2スプリング23のバネ力と第1スプリング22のバネ
力との差の弱められた力で開閉弁を押圧したので、長期
に渡る使用時においても当接ケ所の摩耗を抑止できたも
ので耐久性の良好な前記装置を提供できたものである。
連絡されるものであり、操作杆を押圧操作した際、操作
杆の押圧力が直接的に開閉弁に操作することがなく、第
2スプリング23のバネ力と第1スプリング22のバネ
力との差の弱められた力で開閉弁を押圧したので、長期
に渡る使用時においても当接ケ所の摩耗を抑止できたも
ので耐久性の良好な前記装置を提供できたものである。
■機関雰囲気温度の高温時において、感熱応動部材にて
第1スプリングのバネ力を強めたので、かかる状態にお
いて誤って操作杆を操作したとしても開閉弁にて弁座を
閉塞保持することができ、これによると始動燃料の供給
を行なうことがなく、誤った操作によって始動不能が生
ずるということがない。
第1スプリングのバネ力を強めたので、かかる状態にお
いて誤って操作杆を操作したとしても開閉弁にて弁座を
閉塞保持することができ、これによると始動燃料の供給
を行なうことがなく、誤った操作によって始動不能が生
ずるということがない。
■機関の暖機運転時において、機関の雰囲気温度は時間
の経過と共に上昇するものであり、これによると感熱応
動部材もまたこの温度上昇を感知して第1スプリングの
バネ力を増加させるものでこの感熱応動部材の出力杆の
温度上昇に対するリフト特性と第1スプリングのバネ特
性を適正に設定することによって、暖機運転の終了に合
わせて第1スプリングにて開閉弁を弁座に押圧して始動
燃料吐出路を閉塞し、もって暖機運転用燃料の停止を自
動的に制御し得たもので、特に暖機運転の終了操作は熟
練を要するが、かかる熟練は全く不要にして確実な自動
操作が可能と成ったものである。
の経過と共に上昇するものであり、これによると感熱応
動部材もまたこの温度上昇を感知して第1スプリングの
バネ力を増加させるものでこの感熱応動部材の出力杆の
温度上昇に対するリフト特性と第1スプリングのバネ特
性を適正に設定することによって、暖機運転の終了に合
わせて第1スプリングにて開閉弁を弁座に押圧して始動
燃料吐出路を閉塞し、もって暖機運転用燃料の停止を自
動的に制御し得たもので、特に暖機運転の終了操作は熟
練を要するが、かかる熟練は全く不要にして確実な自動
操作が可能と成ったものである。
第1図は本発明になる機関の始動燃料供給装置の一実施
例を示す縦断面図、第2図は第1スプリング22と第2
スプリング23のストロークに対するバネ荷重線図であ
り、第3図は他の実施例を示す縦断面図である。 4・・・・浮子室、 8・・・・絞り弁、9・・・
・区画体、 11・・・・始動燃料吸入路、12・
・・・吸入側逆止弁、14・・・・始動燃料吐出路、I
B・・・・吐出側逆止弁、 17・・・・エヤーベント通路、 20・・・・弁座
、21・・・・開閉弁、 22・・・・第1スプリ
ング。 23・・・・第2スプリング、 2B・・・・操作
杆、30・・・・感熱応動部材、 P・・・・ポ
ンプ室。 T・・・・大気室、
例を示す縦断面図、第2図は第1スプリング22と第2
スプリング23のストロークに対するバネ荷重線図であ
り、第3図は他の実施例を示す縦断面図である。 4・・・・浮子室、 8・・・・絞り弁、9・・・
・区画体、 11・・・・始動燃料吸入路、12・
・・・吸入側逆止弁、14・・・・始動燃料吐出路、I
B・・・・吐出側逆止弁、 17・・・・エヤーベント通路、 20・・・・弁座
、21・・・・開閉弁、 22・・・・第1スプリ
ング。 23・・・・第2スプリング、 2B・・・・操作
杆、30・・・・感熱応動部材、 P・・・・ポ
ンプ室。 T・・・・大気室、
Claims (2)
- (1)ポンプ室Pと大気室Tとを区分する区画体9と; 一端がポンプ室Pに開口し、他端が浮子室4の一定液面
X−Xの上部に開口するとともに通路内部にポンプ室P
内の圧力が大気圧力以上に上昇した際に該通路を閉じる
逆止弁18を配置したエヤーベント通路17と; 一端がポンプ室Pに開口し、他端が浮子室4の一定液面
X−Xより下位に開口するとともに内部に吸入側逆止弁
12を配置した始動燃料吸入路11と; 一端がポンプ室Pに開口し、他端が絞り弁8より機関側
の吸気道又は機関に連絡されるとともに内部に吐出側逆
止弁16を配置した始動燃料吐出路14と; 始動燃料吐出路14に設けた弁座20に対応して配置さ
れ、該弁座に第1スプリング22にて押圧されて該弁座
を閉塞保持する常閉型の開閉弁21と;一端が区画体9
に係止され、他端が開閉弁21に係止されて、開閉弁2
1を弁座20より離す方向に付勢する第2スプリング2
3と;よりなり、区画体9が大気室T側に付勢されてポ
ンプ室Pを押圧しない状態において第1スプリング22
のバネ力を第2スプリング23のバネ力より強く設定し
てなる機関の始動燃料供給装置。 - (2)ポンプ室Pと大気室Tとを区分する区画体9と; 一端がポンプ室Pに開口し、他端が浮子室4の一定液面
X−Xの上部に開口するとともに通路内部にポンプ室P
内の圧力が大気圧力以上に上昇した際に該通路を閉じる
逆止弁18を配置したエヤーベント通路17と; 一端がポンプ室Pに開口し、他端が浮子室4の一定液面
X−Xより下位に開口するとともに内部に吸入側逆止弁
12を配置した始動燃料吸入路11と; 一端がポンプ室Pに開口し、他端が絞り弁8より機関側
の吸気道又は機関に連絡されるとともに内部に吐出側逆
止弁18を配置した始動燃料吐出路14と; 始動燃料吐出路14に設けた弁座20に対応して配置さ
れ、該弁座に第1スプリング22にて押圧されて該弁座
を閉塞保持する常閉型の開閉弁21と;一端が区画体9
に係止され、他端が開閉弁21に係止されて、開閉弁2
1を弁座20より離す方向に付勢する第2スプリング2
3と: 第1スプリング22の端部に配置され、機関の雰囲気温
度の上昇に応じて、第1スプリング22のセット長さ(
L)を減少する感熱応動部材30と;よりなる機関の始
動燃料供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2328688A JPH01200051A (ja) | 1988-02-03 | 1988-02-03 | 機関の始動燃料供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2328688A JPH01200051A (ja) | 1988-02-03 | 1988-02-03 | 機関の始動燃料供給装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01200051A true JPH01200051A (ja) | 1989-08-11 |
Family
ID=12106363
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2328688A Pending JPH01200051A (ja) | 1988-02-03 | 1988-02-03 | 機関の始動燃料供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01200051A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6029619A (en) * | 1998-02-04 | 2000-02-29 | Briggs & Stratton Corporation | Remote primer |
US6557833B1 (en) * | 2000-10-20 | 2003-05-06 | Briggs & Stratton Corporation | Priming system for an engine carburetor |
-
1988
- 1988-02-03 JP JP2328688A patent/JPH01200051A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6029619A (en) * | 1998-02-04 | 2000-02-29 | Briggs & Stratton Corporation | Remote primer |
US6557833B1 (en) * | 2000-10-20 | 2003-05-06 | Briggs & Stratton Corporation | Priming system for an engine carburetor |
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