JPH01199196A - 放射線防護服 - Google Patents

放射線防護服

Info

Publication number
JPH01199196A
JPH01199196A JP63024778A JP2477888A JPH01199196A JP H01199196 A JPH01199196 A JP H01199196A JP 63024778 A JP63024778 A JP 63024778A JP 2477888 A JP2477888 A JP 2477888A JP H01199196 A JPH01199196 A JP H01199196A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rubber
thickness
polymer layer
high polymer
protective clothing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63024778A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Ijiri
井尻 康夫
Tadashi Fujinuma
藤沼 忠志
Shoji Tamura
田村 昇治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Cable Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Cable Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Cable Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Cable Industries Ltd
Priority to JP63024778A priority Critical patent/JPH01199196A/ja
Publication of JPH01199196A publication Critical patent/JPH01199196A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 皮!上生五里光! 本発明は、放射線を扱う病院や原子力発電所など、X線
やα線などから人体を保護するために使用される放射線
防護服に関する。
促米東技玉 高比重の無機粉末とゴムとの組成物からなる放射線遮蔽
層を有する現用の放射線防護服は、可撓性に優れており
、短時間の着用に限れば着心地がよいので、放射線を扱
う病院や原子力発電所などで広く使用されている。放射
線防護服は高比重の放射線遮蔽層を必須とするために、
通常の作業服と比較して一般に高重量となることは止む
を得ないところではあるが、現用の放射線防護服はいか
にも高重量であるので長時間着用すると疲労が蓄積する
問題がある。このために医師やX線撮影技師などの使用
者側から、少しでも軽蓋化を願望する要求がなされてい
る。
本発明らはこの願望に応えるために、まず市販の放射線
防護服を詳細に検討したところ、その放射線遮蔽層は、
規定厚さよりも20%以上、あるものは30%以上も厚
いものが使用されており、これが市販防護服が必要以上
に高重量である一因となっていることを突き止めた。さ
らに規定厚さよりも20%以上も厚い放射線遮蔽層を採
用している理由を調査したところ、放射線防護服用の放
射線遮蔽層は規定厚さより厚いものの使用は許可される
が、規定厚さより薄いものの使用は許可されず、−労咳
遮蔽層の構成材料たる高比重の無機粉末とゴムとの組成
物は、一般に加工性が悪くて所望厚さのものを安定して
製造することが困難であるため、やむをえず厚めに仕上
げていることも判明した。
”べきユ 占 市販の放射線防護服における実情に鑑みて、本発明にお
ける解決を要すべき問題点は、放射線防護服における放
射線遮蔽層の改良によって該防護服を軽量化することに
ある。
−占を”′ るための 上記の問題点を解決するための手段として、本発明は高
比重の無機粉末とゴムとの組成物からなる放射線遮蔽層
を有する放射線防護服において、該放射線遮蔽層は、上
記の組成物を予備成形して得たシートをカレンダにより
仕上げ加工してなるものであって、規定厚さの+15%
〜−〇%の範囲のバラツキ内の厚さを有するものである
ことを特徴とする放射線防護服を提供する。
又皿皇立里 放射線遮蔽用として用いられる高比重の無機粉末とゴム
との組成物は、多量の高比重無機粉末を配合したもので
あるので一般に加工性が悪い、このため、従来のように
組成物塊をいきなりカレンダ成形したのではシートの厚
さを緻密にコントロールすることが困難であるが、本発
明において用いる放射線遮蔽層は上記の組成物をまず最
終厚より多少厚めのシート状に予備成形し、ついでかく
して得た予備成形シートをカレンダにより仕上げ加工し
てなるものであるので厚さのバラツキが小さく、規定厚
の+15%〜−〇%の範囲内にある。
したがって、規定厚を有しながらしかも従来品より平均
して薄いので、その分だけ軽量であり、ひいては本発明
の放射線防護服も軽量となる。
大立回 以下、図面により本発明の放射線防護服を一層詳細に説
明する。第1図は本発明防護服の1部所面図例を示し、
1は繊維布12の両面にそれぞれ表側有機高分子層11
および裏側有機高分子層13を有する表服地、2は有機
高分子層21を有する繊維布22からなる表服地、3は
放射線遮蔽層であって、縁部4は図示する通り、表服地
の有機高分子層21と表服地の内側有機高分子層13と
の融着により封止されている。
表服地および表服地の各有機高分子層の構成材料として
は特に制限が無く、従来からこの分野で使用されてきた
ものであってよい、たとえば、ポリ塩化ビニル、ポリエ
ステル、ナイロン、ポリオレフィン、ポリウレタンなど
である。また融着される表服地の有機高分子層21と表
服地の内側有機高分子層13とは、融着が支障なく行え
る限り互いに別種の有機高分子のものであってさしつか
えないが、一般に同種同士のほうが融着し易く、また融
着強度も高い。
繊維布12および繊維布22も従来からこの分野で使用
されてきたものでよい、たとえばポリエステル、ナイロ
ン、木綿などの合成あるいは天然の繊維の織布、不織布
、編み物などが用いられる。
放射線遮蔽層3の形成に使用される高比重の無機粉末と
ゴムとの組成物もこの分野で従来から使用されているも
のであってよく、高比重の無機粉末としては酸化鉛粉、
酸化鉄粉、酸化アンチモン、酸化チタンなどが例示され
、ゴムとしては天然ゴム、イソプレンゴム、ブチルゴム
、エチレン・プロピレンゴム、エチレン・プロピレン・
ジエンゴム、クロロプレンゴム、クロロスルホン化ポリ
エチレンゴムなどが例示される。
かかるゴムのうちから選ばれた少なくとも1種と該ゴム
100重量部あたり平均粒径が 500μ−以下、好ま
しくは200μ−以下、特に好ましくは100μ−以下
の無機粉末、就中、酸化鉛粉500〜800重量部とか
らなる組成物は、比較的成形加工性が良好であって厚さ
の一層バラツキの少なくいシートを得易すく特に好まし
い。
放射vA遮蔽層3のシートとしては、規定厚さ(たとえ
ば鉛当量が0.10鶴である場合は0. 4■自、また
鉛当量が0.15mmである場合は0. 6N)の+1
5%〜−〇%の範囲のバラツキ内の厚さを有するものが
用いられる。かかるシートは、上記の組成物をまず最終
厚より多少厚めのシートサに予備成形し、ついで予備成
形して得たシートをカレンダにより仕上げ加工して製造
することができる0組成物の予備成形は、2本ロール、
予備カレンダ、T字グイ用いた押出加工など任意の方法
で行ってよいが、T字グイ用いた押出加工が特に好まし
い、また予備成形して得たシートは、その平均厚さは規
定厚さよりかなり厚くてもよいがシート内でのバラツキ
が少なくいことが望ましく、その平均厚さ±30%、特
に±20%であるものが好ましい。
・ ゛   シートの 1 製造例1 天然ゴム(SMR5L)100重量部、亜鉛華5重量部
、ステアリン酸1重量部、パラフィン(パラフィン13
5)3重量部、酸化防止剤(ツクランク224−3)2
重量部、HAFカーボンlO重量部、ジキュミルパーオ
キサイド2.7重量部、および酸化鉛粉(平均粒径:約
45μm以下)800重量部とを40〜50℃に調温し
た2本ロールで充分混練して得た組成物を用いた。
該組成物を90℃に温度調節したT字ダイにより押出加
工して予備成形シートを作成しながら同時にカレンダー
ロールに供給し、シート化した。
上記予備成形シートの最小厚さは9.0m、最大厚さは
11.0fi、平均厚さは10.0mmであり、カレン
ダにより仕上げ加工後の製品シートの最小厚さは0.4
05m、最大厚さは0.4401■、平均厚さは0.4
25mであった。
製造例2 ゴムの種類を天然ゴムからブチルゴムに変えたほかは製
造例1と同じ組成物を充分に混合して得た。該組成物を
90℃に温度調節したT字ダイにより押出加工して予備
成形シートを作成しながら同時にカレンダーロールに供
給しシート化した。
該予備成形シートの最小厚さは6.5fi、最大厚さは
8fi、平均厚さは7.0fiであり、カレンダ仕上げ
加工後の製品シートの最小厚さは0.405m、最大厚
さはQ、43Qm、平均厚さは0.420額であった。
又里重苅且 本発明の放射線防護服は、それに使用される放射線遮蔽
層が規定厚の+15%〜−〇%や範囲内にある。したが
って規定厚を有しながら従来品より平均して薄いのでそ
の分だけ軽量であり、ひいては本発明の放射線防護服も
軽量となるので、長時間着用した場合の疲労は従来品に
おける場合より格段に少ない。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明防護服の1部所面図例を示す。 1・・・・・表服地 11.13・・有機高分子層 12・・・・・繊維布 2・・・・・・裏服地 21・・・・・有機高分子層 22・・・・・繊維布 3・・・・・・放射線遮蔽層 4・・・・・・縁部 特許出願人  三菱電線工業株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、高比重の無機粉末とゴムとの組成物からなる放射線
    遮蔽層を有する放射線防護服において、該放射線遮蔽層
    は、上記の組成物をまず予備成形して得たシートをカレ
    ンダにより仕上げ加工してなるものであって、規定厚さ
    の+15%〜−0%の範囲のバラツキ内の厚さを有する
    ものであることを特徴とする放射線防護服。
JP63024778A 1988-02-03 1988-02-03 放射線防護服 Pending JPH01199196A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63024778A JPH01199196A (ja) 1988-02-03 1988-02-03 放射線防護服

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63024778A JPH01199196A (ja) 1988-02-03 1988-02-03 放射線防護服

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01199196A true JPH01199196A (ja) 1989-08-10

Family

ID=12147638

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63024778A Pending JPH01199196A (ja) 1988-02-03 1988-02-03 放射線防護服

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01199196A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998059345A1 (en) * 1997-06-23 1998-12-30 Stefan Marek Ecological antigeopathic screen
JP2002365393A (ja) * 2001-06-05 2002-12-18 Sanko Kasei Kogyo Kk 放射線遮蔽体及び該遮蔽体の製造方法
JP5341246B1 (ja) * 2012-12-13 2013-11-13 株式会社スーリエ 地表または地中に設置するのを目的とする加硫剤を含有しないゴムシート、および、ゴムシートを用いて放射性物質で汚染された生活環境周辺の地表から放出される放射線を遮蔽する、もしくは、放射線量を低く抑える方法
JP2015052544A (ja) * 2013-09-09 2015-03-19 アキレス株式会社 放射線遮蔽シート

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57141430A (en) * 1981-02-25 1982-09-01 Keiichi Yamamoto Lead-containing foam and its production
JPS57148627A (en) * 1981-03-11 1982-09-14 Nitto Electric Ind Co Ltd Manufacture of transparent and nonstatic sliding sheet

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57141430A (en) * 1981-02-25 1982-09-01 Keiichi Yamamoto Lead-containing foam and its production
JPS57148627A (en) * 1981-03-11 1982-09-14 Nitto Electric Ind Co Ltd Manufacture of transparent and nonstatic sliding sheet

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998059345A1 (en) * 1997-06-23 1998-12-30 Stefan Marek Ecological antigeopathic screen
JP2002365393A (ja) * 2001-06-05 2002-12-18 Sanko Kasei Kogyo Kk 放射線遮蔽体及び該遮蔽体の製造方法
JP5341246B1 (ja) * 2012-12-13 2013-11-13 株式会社スーリエ 地表または地中に設置するのを目的とする加硫剤を含有しないゴムシート、および、ゴムシートを用いて放射性物質で汚染された生活環境周辺の地表から放出される放射線を遮蔽する、もしくは、放射線量を低く抑える方法
JP2015052544A (ja) * 2013-09-09 2015-03-19 アキレス株式会社 放射線遮蔽シート

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN1097118C (zh) 含粘合增强弹力薄膜的薄膜-非织造物层压件以及包含该层压件的吸湿制品、衣着制品、窗帘和外套
CN104088152B (zh) 用于多孔基质的聚烯烃分散技术
EP0433060B1 (en) Improved ostomy film
CN1144671C (zh) 具有改进的撕裂强度的非织造幅面料和薄膜层压件及其制造方法
CN1106269C (zh) 包括一层弹性材料和一层横向可伸长和可收缩的非弹性片颈缩层压材料的具有拉伸和回复性质的复合材料
US4359783A (en) Wearing apparel and methods for the manufacturing of wearing apparel
CN1141049C (zh) 改进的植绒制品
US3622432A (en) Flexible ionizing radiation shield barriers
CN86100100A (zh) 一次性衣着用弹性的贴身松紧带构件
CN1495310A (zh) 防护衣料用无纺布及其制造方法
DE2436134A1 (de) Nichtgewebtes stoffartiges material und verfahren zu seiner herstellung
JP6755067B1 (ja) 生分解性不織布マスク
US6497691B1 (en) Structurally durable, drapeable breathable barrier film compositions and articles
US6110479A (en) Microporous film containing a microbial adsorbent
KR20040024617A (ko) 연성이 개선된 열가소성 구성물
JPH01199196A (ja) 放射線防護服
DE112020006892T5 (de) Schutzgewebe und daraus hergestellte kleidung
CA2409790C (en) Novel coating for rubber gloves
US4148702A (en) Treatment of coated fabric scrap
EP2308330B1 (de) Verwendung von atmungsaktiven Handschuhen zum Verpacken und Sortieren von hochreinem Silicium
KR100740139B1 (ko) 방사선 불투과성 섬유의 제조방법 및 그에 의해 제조된방사선 불투과성 섬유
US4276109A (en) Process for high frequency heat sealing of textile sheet members
CA2645531C (en) Radiation protective non-woven
KR102458717B1 (ko) 유연성과 차폐성능이 개선된 텅스텐 복합사, 그를 이용한 방사선 차폐원단 및 방사선 차폐 물품
CN111403063B (zh) 一种辐射防护组合物、辐射防护材料和辐射防护制品