JPH0119911Y2 - - Google Patents

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JPH0119911Y2
JPH0119911Y2 JP1984138513U JP13851384U JPH0119911Y2 JP H0119911 Y2 JPH0119911 Y2 JP H0119911Y2 JP 1984138513 U JP1984138513 U JP 1984138513U JP 13851384 U JP13851384 U JP 13851384U JP H0119911 Y2 JPH0119911 Y2 JP H0119911Y2
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JP
Japan
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bathtub
washing area
space
bathroom unit
leg
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JP1984138513U
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JPS6152989U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、狭隘な浴室スペース内において、浴
槽の底面と、これに隣る洗い場の床面との相互形
状を相対的に斜交い変形させることによつて、
夫々の部所での挙措姿勢が安楽にとれる新規且つ
便利な小スペース用浴室ユニツトに関するもので
ある。
「従来の技術」 最近の団地等は、各戸の居住面積が非常に狭隘
なものとなつているため、その浴室スペースも満
脚にはとれない。従つて、団地等用の浴室ユニツ
トの外形寸法は、殆どの場合、800×1700mmで、
殊にその浴槽の内周寸法は、一辺が650mm程度の
小さな正方形状のものであつた。
「考案が解決しようとする問題点」 前記の如き浴室ユニツトでは、浴槽内につかる
際及び身体を洗うために洗い場で腰掛ける際等
に、満足に脚を伸ばすこともできず、大変窮屈な
思いをしていた。
「考案の目的」 本考案は、上記の如き事情に鑑みてなされたも
のであつて、浴室スペースが従来と同じ狭隘なも
のであつても、浴槽の底面とこれに隣る洗い場の
床面との相互形状を相対的に斜交い変形させるこ
とによつて、夫々の部所での挙措姿勢を安楽にと
れる新規且つ便利な小スペース用浴室ユニツト
(以下、本案浴室ユニツトという)を提供するこ
とを目的とする。
「考案の構成」 (問題点を解決するための手段) 本案浴室ユニツトの要旨は、洗い場と浴槽とが
一体成形された小スペース用浴室ユニツトであつ
て、洗い場に面した浴槽の内側面にはその一端寄
りに入浴用の脚伸ばし空間が洗い場側へ膨出する
如く形成され、前記浴槽における他端寄りのエプ
ロンには洗い場用の脚伸ばし空間が浴槽側へ膨出
する如く形成されていることである。
(作用) 洗い場に面した浴槽の内側面に入浴用脚伸ばし
空間が形成されていると共に、洗い場に面した浴
槽のエプロンに洗い場用の脚伸ばし空間が形成さ
れている。そして、これら浴槽の脚伸ばし空間と
洗い場の脚伸ばし空間とは、夫々交互的に他側へ
膨出する如く形成されている。従つて、従来と同
じ浴室スペースであつて、しかも浴槽の内容積及
び洗い場の面積をいずれも狭隘にすることなく、
夫々の底面と床面の形状を相対的に斜交い変形さ
せているため、浴槽内での挙措姿勢及び洗い場で
の挙措姿勢を伸びるととることが可能である。
(実施例) 以下本考案を、その実施例を示す図面に基づい
て説明すると次の通りである。
第1図は、本案浴室ユニツトを示す平面図であ
る。尚、同図中に、従来の一般的な浴槽の上縁面
位置を二点鎖線で示す。
第1図に示すように、本案浴室ユニツトは、浴
槽1と洗い場2とが隣合う如く一体形成されてお
り、洗い場2に面した浴槽1の一端寄り内側面1
aには、洗い場2側へ膨出する如き入浴用脚伸ば
し空間3が形成されている。また、前記浴槽1の
他端寄りのエプロン1bには、浴槽1側へ膨出す
る如き洗い場2用の脚伸ばし空間4が形成されて
いる。つまり、これら浴槽1の脚伸ばし空間3と
洗い場2の脚伸ばし空間4とは、夫々交互に他側
へ膨出する如く形成されており、浴槽1の内側面
1a、上縁面1c及びエプロン1bで構成される
浴槽1と洗い場2との境界部は、その中央部で曲
折される如く形成されている。
本案浴室ユニツトにおいて、浴槽1内につかる
場合は、前記浴槽1の脚伸ばし空間3と対向する
内側面の隅角部1dに背中を凭れかけ、前記脚伸
ばし空間3内に脚を伸ばすようにして入浴する。
また、洗い場2において身体を洗い場合は、洗い
場2の脚伸ばし空間4に脚又は背中を向けるよう
に腰かける。同図に示す本案浴室ユニツトは、l
寸法が650mm、a寸法が300mm、b寸法が150mm、
c寸法が150mmである。従つて、浴槽1内におい
て脚伸ばし空間3にわたる対角寸法Oは略々1031
mmとなり、従来の正方形状のものと比べて約111
mmも長くなつている。
「考案の効果」 以上の説明で明らかなように、本考案に係る小
スペース用浴室ユニツトによれば、従来と同じ面
積の浴室スペースにおいて、浴槽内での挙措姿勢
及び洗い場での挙措姿勢を伸び伸びととることが
できる。しかも、構造的には、浴槽及び洗い場の
床面形状を相対的に変形させているものであるた
め、浴室ユニツトの外形的な大きさは、従来のも
のと全く同じであると共に、浴槽の内容積及び洗
い場の面積も従来よりも狭隘になることはない
等、幾多の優れた利点を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案浴室ユニツトを示す平面図であ
る。 1……浴槽、2……洗い場、3……(入浴用
の)脚伸ばし空間、4……(洗い場用の)脚伸ば
し空間。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 洗い場と浴槽とが一体成形された小スペース用
    浴室ユニツトであつて、洗い場に面した浴槽の内
    側面にはその一端寄りに入浴用の脚伸ばし空間が
    洗い場側へ膨出する如く形成され、前記浴槽にお
    ける他端寄りのエプロンには洗い場用の脚伸ばし
    空間が浴槽側へ膨出する如く形成されていること
    を特徴とする小スペース用浴室ユニツト。
JP1984138513U 1984-09-12 1984-09-12 Expired JPH0119911Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1984138513U JPH0119911Y2 (ja) 1984-09-12 1984-09-12

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JP1984138513U JPH0119911Y2 (ja) 1984-09-12 1984-09-12

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Publication Number Publication Date
JPS6152989U JPS6152989U (ja) 1986-04-09
JPH0119911Y2 true JPH0119911Y2 (ja) 1989-06-08

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ID=30696904

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JP1984138513U Expired JPH0119911Y2 (ja) 1984-09-12 1984-09-12

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57124292U (ja) * 1981-01-29 1982-08-03

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6152989U (ja) 1986-04-09

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