JPH01199030A - 緩衝材およびその施工方法 - Google Patents

緩衝材およびその施工方法

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JPH01199030A
JPH01199030A JP63023422A JP2342288A JPH01199030A JP H01199030 A JPH01199030 A JP H01199030A JP 63023422 A JP63023422 A JP 63023422A JP 2342288 A JP2342288 A JP 2342288A JP H01199030 A JPH01199030 A JP H01199030A
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JP
Japan
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layer
adhesive layer
cushioning
cushioning material
fuel tank
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Application number
JP63023422A
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English (en)
Inventor
Osamu Sano
修 佐野
Yutaka Torii
鳥居 裕
Atsunobu Fujikawa
藤川 篤信
Yoshimi Miyazaki
宮崎 好美
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Toyota Motor Corp
Aisin Chemical Co Ltd
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Aisin Chemical Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F9/00Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
    • F16F9/30Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium with solid or semi-solid material, e.g. pasty masses, as damping medium
    • F16F9/306Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium with solid or semi-solid material, e.g. pasty masses, as damping medium of the constrained layer type, i.e. comprising one or more constrained viscoelastic layers

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Vibration Dampers (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は燃料タンクと車体などの2個の物体の間に介在
して衝撃を緩衝する緩衝材に関し、詳しくは接着剤や粘
着剤を使用せずに施工することができる緩衝材およびそ
の施工方法に関するものである。
[従来の技術] 従来たとえば車両用の燃料タンクでは、燃料タンクの一
部表面に接着剤等を用い、加硫ゴム成形体あるいはマッ
ト状不織布等の緩衝材を貼りつけている。そして燃料タ
ンクは、その緩衝材を介して車体の床裏面等に金属ベル
ト等で締めつけられて装着されている。
しかし、このような緩衝材では、燃料タンクまたは車体
の表面の平滑性が悪い場合には、緩衝材自体の剛性のた
めにその表面形状に追従することが困難となり、接着強
度に劣る場合がある。そして経時における接着剤の強度
劣化が生じることもあり、走行中の振動による金属ベル
トの弛みとあいまって緩衝材が剥離して脱落する不具合
が発生することもある。また緩衝材に不織布等の吸水性
の高いものを使用した場合等には、含まれた水分が車体
および燃料タンクの防錆性能に悪影響を及ぼすことがあ
る。
このような不具合を解決するものとして、本発明者らは
実開昭61−78727@および特開昭62−2040
29号公報に、ホットメルト法により施工できる緩衝材
を開示している。この緩衝材は加熱により液状となって
緩衝すべき2物体と密着し、衝撃を良好に緩衝するとと
もに経時の付着性等の諸性能に優れている。
〔発明が解決しようとする課題] ところで、上記した公報に開示された緩衝材は、緩衝作
用を具備するとともに粘着性をも具備し、燃料タンク表
面などに粘着して接着固定されるように構成されている
。しかしながらこの緩衝材の組成において、l1ii性
と粘着性の両性能を同時に満足させることは極めて困難
であった。すなわちsui性を高くすると粘着性に劣る
ため接着力が低下し、1B21の恐れが生じる。また粘
着性を強くすると緩衝性に劣るようになる。従うて両性
能の均衡を考慮した中庸的な組成とされていた。
また、上記緩衝材は上記したように粘着性を有するため
、2個の物体の両方に粘着する。従うて燃料タンクと車
体との間に設けられた場合には、緩衝材は燃料タンクの
みならず車体表面とも粘着するため、−旦施工された後
には燃料タンクの取外しが困難となる。
本発明は先願の特徴部分はそのまま継承するとともに、
緩衝性および粘着性の両性能に優れ、かつ燃料タンクの
取外しも可能となるIII材、およびそのIII材特有
の施工方法を提供することを目的とする。
[ff題を解決するための手段] 本発明の5ww1材は、車両車体表面と燃料タンク表面
などの2個の物体間に介在し、振動などにより生ずる衝
撃をlll1iする!II材であって、熱可塑性組成物
よりなり鋼板への接着力が15ko/ca+2以上の粘
着層と、熱可塑性組成物よりなり粘着層の一表面に形成
され圧縮永久歪率が60%以下の緩衝層と、から構成さ
れ、粘着層が2個の物体の一方に粘着して接着固定され
緩wmが2個の物体の他方に当接するように構成された
ことを特徴とする。
本発明の緩衝材は、粘着層とIIj層の21!構造をな
している。ここで粘着層とは、加熱により溶融して溶着
するとともに自身の粘着力でも粘着して物体表面に接着
される層をいい、接着力が15ko/cgu以上で規定
される層をいう。この接着力は、JIS−に6830で
規定されるように、2枚の鋼板を接着面積が25+em
x25m+−となるように粘着層のみで溶着して接着し
、それぞれの鋼板を200 m−/分の速度で引きはが
した時のせん断接着力を意味する。この接着力が15k
g/c1より小さいと、施工後にはがれて脱落したりす
る恐れがある。
また、ItI層とは11作用を有する層であり、圧縮永
久歪率が60%以下で規定される層をいう。
この圧縮永久歪率は、J Is−に6301で規定され
るように、スペーサを介して70℃×22時間荷重を加
えた後その荷重を取除いた時の厚さtlと荷重を加える
前の厚さtlとの差の、スペーサの厚さtoと荷重を加
える前の厚さtlとの差に対する割合((tl−tz)
/(tl−to))を意味する。この圧縮永久歪率が6
0%より太き。
くなると、緩衝性能が低下する。
粘II層と緩衝層とが積層された状態で本発明のm桁材
が構成される。なお、粘着層の厚さは0゜1〜0.5I
ll11緩vEFJ1ノ厚さは2〜101であることが
望ましい。粘着層の厚さが0.11より簿いと接着力が
低下し、0.5IIllより厚いと2個の物体間に挟ん
で締付けた時に変形して!llj層の移動、脱落が生じ
る場合がある。また、緩Ili層の厚さが0.5a+m
より薄いと緩衝作用が低下し、101より厚くなると2
個の物体の固定強度が低下して緩みやすくなる。
粘@層および緩衝層は、それぞれ熱可塑性組成物から構
成されている。この熱可塑性組成物としては、高分子粘
性体が10〜60重醋%と、熱可塑性エラストマーが3
0〜80重量%と、軟化剤が0〜50重量%と、粘着性
付与剤が0〜30重量%とから構成することができる。
ここで、高分子粘性体は基体となるものであり、スチレ
ン・ブタジェンゴム、ブチルゴム、ニトリルゴム、クロ
ロブレンゴム等の合成ゴム、または天然ゴム、あるいは
ジエン系ブロック重合体等の樹脂を一種または二種以上
を混合して使用することができる。
この高分子粘性体は粘着層およびtlij層のそれぞれ
100重量%中に10〜60重量%配合される。
10重量中より少ない場合には強度に不足し、60重量
中を超えると熱軟化しにくく成形作業性が損われ、コス
ト面からも好ましくない。
熱可塑性エラストマーは弾性率を高めて緩衝効果を向上
させるものであり、熱可塑性ポリウレタンなどのウレタ
ン系エラストマー、スチレン−ブタジェンブロック共重
合体(SBS)、スチレン−エチレン−ブチレン−スチ
レンブロック共重合体(SEBS)などのスチレン系エ
ラストマー、ポリエステル系エラストマー、ポリエーテ
ル系エラストマー、ポリブタジェン系エラストマーなど
の熱可塑性エラストマーを一種または二種以上を混合し
て使用することができる。
この熱可塑性エラストマーは粘着層および緩衝層のそれ
ぞれ100重山量中に40〜80重量%配合される。4
0重9%より少ない場合にはtllli性能が低下し、
80重量%を超えると形状保持性が損われ、コスト面か
らも好ましくない。
軟化剤は可塑性、柔軟性および粘着性を与えるものであ
り、植物油系、脂肪油系、石油系、コールタール系、合
成樹脂系等の周知の軟化剤を一種または二種以上を混合
して用いることができる。
この軟化剤の配合−は特に作業性および粘着性に影響を
及ぼし、0〜5011%の範囲が最も望ましい。緩ml
!lには0乗員%とすることもできるが、粘11には2
0〜50重量%と比較的多く配合する必要がある。
粘着性付与剤は粘着性を与えるものであり、キシレン樹
脂、フェノール樹脂、クマロン樹脂、水添ロジンエステ
ル、テルペン樹脂、ポリイソブチレン等周知のものを一
種または二種以上を混合して使用できるが、特には軟化
点が80〜130℃であることが望ましい。軟化点が8
0℃より低いものを使用すると耐熱性が劣り、130℃
より高い場合には付着力が小さくなって好ましくない。
この粘着性付与剤の配合」は0〜30重邑%とするのが
望ましい。緩衝層には0重量%とする゛こともできるが
、粘着層には5〜30重量%と比較的多く配合する必要
がある。
上記軟化剤および粘着性付与剤は上記の範囲内の配合量
で用いられ、上記範囲より少ない場合には接着性に劣り
、上記範囲より多い場合には耐熱性および強度が劣り成
形作業性が悪くなる。
ところで、粘着層および緩衝層を上記した特性とするに
は、これらの組成物の配合比率を変化させることで容易
に行なうことができる。すなわち、粘着層を構成する組
成物としては、例えば軟化剤と粘着性付与剤の合計量を
高分子粘性体と熱可塑性エラストマーの合計量の0.5
〜1.5倍用いる。このようにすれば粘着層に好ましい
粘着性が生じ、接着力を15kg/C1とすることがで
きる。
また、緩衝層を構成する組成物としては、例えば軟化剤
と粘着性付与剤の合計量を高分子粘性体と熱可塑性エラ
ストマーの合計量の0.01〜0゜3倍用いる。これに
より粘着層とのなじみがよく、緩衝作用に優れるように
なる。
なお、粘着層と緩衝層とは同種の組成物で構成すること
が望ましい。これにより両層の親和性が向上し、粘着層
と緩衝層との強固な結合を図ることができる。
なお、本発明の!II材には、上記性能を損わない範囲
でカーボンブラック、炭酸カルシウム、クレイなどの各
種充填材などを配合することもできる。
上記した本発明の緩衝材は、粘着層とmrr+iiをそ
れぞれ所定厚さに形成し積層して緩衝材とし、粘着層側
を加熱して2個の物体の一方に接着することもできるが
、ホットメルト法で施工するのが望ましい。すなわち粘
着層を構成する組成物および緩衝層を構成する組成物を
、それぞれ融点以上に加熱して溶融し、緩衝すべき2物
体の一方の表面に粘着層を構成する組成物側を下に、そ
の上にS**層を構成する組成物を塗布して緩衝材を接
着固定する。そして緩mmに2111の物体の他方を当
接させてサンドイッチ状に挟む。このように容易に施工
することができる。
本発明の緩衝材によれば、ホットメルトされた粘着層と
緩衝層とを別々に吐出して一体化することもできるが、
以下のようにして施工するのが望ましい。
すなわち本発明の緩衝材の施工方法は、車両車体などの
第一物体に燃料タンクなどの第二物体を緩衝材を介して
装着する場合の緩衝材の施工方法であって、 鋼板への接着力が15 ko/cm!以上の粘着層を構
成する粘着層粗成物および圧縮永久歪率が60%以下の
I両層を構成するmwm組成物をそれぞれの融点以上に
加熱して粘着層融液およびaim層融液とする加熱工程
と、粘着層融液が第二物体表面に塗布され緩ll1il
融液が粘着層融液表面に塗布されるように粘wm融液お
よび緩衝層融液を同時に吐出して第二物体表面に積層す
る吐出工程と、粘着層粗成物と緩衝層組成物とが積層さ
れた緩衝材をもつ第二物体を11111組成物が第一物
体に当接するように装着する装着工程と、よりなること
を特徴とする。
すなわち本発明の緩衝材の施工方法は、上記した本発明
の緩衝材の粘着層粗成物と緩rrii組成物をそれぞれ
ホットメルトさせ、粘着層が燃料タンクなどの第二物体
に粘着するように2層間時に吐出して積層する方法であ
る。
加熱工程は従来公知のホットメルト用加熱手段を用いて
行なうことができる。
吐出工程は、それぞれの融液を公知の手段で所定の位置
へ供給し、ノズル、押出しヘッドなどから211類の融
液を同時に第二物体表面へ吐出して行なうことができる
。なお、この時粘IIN!組成物の融液を第二物体表面
に塗布して粘着層を形成するとともに、その粘着層の表
面に緩ll1i1組成物の融液を塗布して緩11i11
を同時に形成する。このように本発明の緩衝材は容易に
施工することができる。
[発明の作用および効果] 本発明の緩衝材は、粘着性の強い粘着層と、緩衝性に優
れたIli層とから構成されている。従って接着性と緩
衝性という背反事象を同時に、かつ高度に具備させるこ
とができ、^いWvjJ作用を具備するとともに安定し
た接着力を維持し、振動などによるall!i材の脱落
などの不具合が防止される。
また本発明の緩衝材を車体と燃料タンクとの間に設ける
場合には、通常燃料タンク側に粘着層が接着される。従
って車体側には緩衝層が当接するが、緩IIIの粘着性
は従来より大幅に小さくできる。従って緩衝層と車体と
が強固に接着するのが防止され、燃料タンクの取外しが
容易となる。そして取外ξれた燃料タンクに接着してい
る緩衝材はそのまま再利用することも可能である。
また、本発明の緩衝材の施工方法によれば、燃料タンク
などの第二物体表面に粘着層を確実にかつ容易に粘着さ
せることができる。また粘IIと緩衝層とは溶融状態で
積層されるため、粘S層とM面層とは界面で一部混ざり
合って強固に結合する。これにより一層強度に優れた緩
衝材が得られる。
[実施例] 以下実施例により具体的に説明する。
(実施例1) 第1図に本発明の一実施例の緩衝材の一部断面図を示す
。このIIII衝材は桁材Q、5a+aの粘着層1と、
厚さ5+g+++の緩衝層2とより構成されている。
以下、粘着IIIおよび緩衝層2の構成を詳細に説明す
る。
(1)粘着層粗成物の調製 高分子粘性体としてブチルゴム(ブチル268、日本ブ
チル社製)10111%およびエチレン−酢酸ビニル共
重合物(EVA1830、日本ユニカー社%)511%
と、軟化剤としてポリブテン(HV−3001日本石油
化学社製)2011%と、スチレン系熱可塑性エラスト
マー(ラバロン5E6400、三菱油化社製)40重量
%とを加圧型ニーダ−に投入して100℃〜150℃で
20〜30分間混練した。さらに粘着性付与剤としてク
マロン樹脂(NT−2,0鉄化学社製)25重量%を上
記組成物中に投入し、10分間混練することにより均一
な粘着層粗成物へが得られた。
(2)緩衝層組成物の調製 原材料は全て上記粘着層粗成物と同一のものを用いた。
ブチルゴム10重量%およびエチレン−酢酸ビニル共重
合物5型山%と、スチレン系熱可塑性エラストマー80
重−%とを加圧型ニーダ−に投入して100℃〜150
℃で20〜30分間混練した。さらにクマロン樹脂5重
量%を上記組成物中に投入し、10分間混線することに
より均一な緩衝層組成物Aが得られた。
(3)特性値の測定 上記2種類の組成物について、それぞれ接着力および圧
縮永久歪率を試験し、結果を表に示す。
ここで接着力は第3図に示すように2511X 100
 mmx O、F3 au+の試験用鋼板5と、この鋼
板5と同形状の鋼板に予め8着塗料が塗装された電着塗
装板6の間に試料7を挟んで試験片とした。試料7の接
着面積は片側で25x25amである。なお実施例の組
成物はバルクメルター(ノードソン社製)を用い、14
0〜170℃で口径101mのノズルから第4図のよう
に鋼板5に組成物8を吐出した後2分後に’RM塗装板
6を乗せ、クリップで挟んで24時間放置して圧着固定
した。そして上記の試験片において、鋼板5と電着塗装
板6をそれぞれ反対方向へ20011IIIl/分の速
度で引張ることによりせん断弾性率を求めて接着力とし
た。
また、圧縮永久歪率はJIS−に6301に準じ、厚さ
12.711の板状体を成形し、スペーサを介して圧縮
して70℃×22時間保持した後荷重を除き、回復した
厚さを測定して算出した。
(4)施工例 上記粘着層粗成物および!!衝面層成物を、第2図に示
すように、それぞれ150〜180℃に加熱されたヒー
トポンプ10,20に供給して加熱溶融する(加熱工程
)。そしてそれぞれの融液を加熱されたヒートホース1
1.21を介して導き、ノズル3より燃料タンク4表面
に同時に吐出する(吐出工程)。この時粘着!I組戒物
が燃料タンク4表面に塗布されて粘着層1が形成され、
!!!I層組成物は粘着層1表面に積層塗布されて緩I
Ij層2が形成される。これにより粘I1層1と緩衝層
2とは一体的に結合してmm材が形成され、同時に燃料
タンク4表面に粘着111が粘着して接着固定されてい
る。
この緩衝材をもつ燃料タンクは、金属ベルトなどを用い
て車体に装着され、緩衝層2が車体と当接する(装着工
程)。
従って本実施例の緩衝材は、粘11層が18.5kg/
C1という強固な力で燃料タンク表面と接着されるとと
もに、緩wmは36%という小さい圧縮永久歪率を有し
緩衝性能に極めて優れている。
これにより、振動による脱落などの不具合なく緩衝性に
優れている。また緩衝層は車体に対して0゜5ko/c
+a’の接着力でしか接着されていないため、燃料タン
クの取外しが容易である。さらに粘Mlの圧縮永久歪率
は98%と高い値を示しているが、粘@爵の厚さは0.
51と極めて薄いので、締め付けによる変形はほとんど
無視でき緩衝層の移動、脱落などの不具合を防止できる
(他の実施例および比較例) 実施例1と同様の原材料を用い、その組成を表に示すよ
うに種々変化させて接着層組成物B−CおよびII層組
成物B−Cを得た。また比較例として、実施例1と同様
の原材料を用い、特開昭62−204029号公報に開
示された実施例1の配合でI!I材組成物を得た。これ
らの組成物について実施例1と同様に特性値を測定し、
結果を表に示す。
(評価) 表に示す結果によれば、本発明の実施例の!1函材は比
較例の緩衝材に比べ、接着力に優れるとともに圧縮永久
歪率が小さくam性能に優れていることが明らかである
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の緩衝材の一部断面図、第2
図は本発明の緩衝材の施工方法の一例を示す説明図、第
3図は接着力試験に用いた試験片の斜視図、第4図は第
3図の試験片を作成する途中の工程を示す斜視図である
。 1・・・粘着II       2−・・緩衝層3・・
・ノズル      4・・・燃料タンク10.20・
・・ビートポンプ 11.21・・・ヒートホース

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)車両車体表面と燃料タンク表面などの2個の物体
    間に介在し、振動などにより生ずる衝撃を緩衝する緩衝
    材であつて、 熱可塑性組成物よりなり鋼板への接着力が15kg/c
    m^2以上の粘着層と、 熱可塑性組成物よりなり該粘着層の一表面に形成され圧
    縮永久歪率が60%以下の緩衝層と、から構成され、 該粘着層が該2個の物体の一方に粘着して接着固定され
    該緩衝層が該2個の物体の他方に当接するように構成さ
    れたことを特徴とする緩衝材。
  2. (2)粘着層および緩衝層はそれぞれ、高分子粘性体が
    10〜60重量%と、熱可塑性エラストマーが30〜8
    0重量%と、軟化剤が0〜50重量%と、粘着性付与剤
    が0〜30重量%とよりなり、該粘着層には該軟化剤と
    該粘着性付与剤の合計量が該高分子粘性体と該熱可塑性
    エラストマーの合計量の0.5〜1.5倍含有され、該
    緩衝層には該軟化剤と該粘着性付与剤の合計量が該高分
    子粘性体と該熱可塑性エラストマーの合計量の0.01
    〜0.3倍含有されている特許請求の範囲第1項記載の
    緩衝材。
  3. (3)車両車体などの第一物体に燃料タンクなどの第二
    物体を緩衝材を介して装着する場合の該緩衝材の施工方
    法であつて、 鋼板への接着力が15kg/cm^2以上の粘着層を構
    成する粘着層組成物および圧縮永久歪率が60%以下の
    緩衝層を構成する緩衝層組成物をそれぞれの融点以上に
    加熱して粘着層融液および緩衝層融液とする加熱工程と
    、 該粘着層融液が該第二物体表面に塗布され該緩衝層融液
    が該粘着層融液表面に塗布されるように該粘着層融液お
    よび該緩衝層融液を同時に吐出して該第二物体表面に積
    層する吐出工程と、 該粘着層粗成物と該緩衝層組成物とが積層された緩衝材
    をもつ該第二物体を該緩衝層組成物が該第一物体に当接
    するように装着する装着工程と、よりなることを特徴と
    する緩衝材の施工方法。
JP63023422A 1988-02-02 1988-02-02 緩衝材およびその施工方法 Pending JPH01199030A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06286483A (ja) * 1991-08-05 1994-10-11 Honda Motor Co Ltd 自動車用燃料タンクの製造方法及び燃料タンク
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