JPH0119800Y2 - - Google Patents

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JPH0119800Y2
JPH0119800Y2 JP5330983U JP5330983U JPH0119800Y2 JP H0119800 Y2 JPH0119800 Y2 JP H0119800Y2 JP 5330983 U JP5330983 U JP 5330983U JP 5330983 U JP5330983 U JP 5330983U JP H0119800 Y2 JPH0119800 Y2 JP H0119800Y2
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grid
cathode
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spacer
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JP5330983U
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  • Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、第1グリツドG1とカソードとを具
備するG1−カソード構体に関するものである。
背景技術とその問題点 第1図及び第2図は、上述の様なG1−カソー
ド構体を有する撮像管の従来例を示している。こ
れらの第1図及び第2図に示す様に、撮像管1は
円筒状の第1グリツド2を有している。
第1グリツド2の内部には、円板状のスペーサ
3と、円柱状の絶縁体4に取付けられているカソ
ード5と、円筒状の保持部材6とが順次挿入され
ている。保持部材6は、その内向きフランジ部で
絶縁体4を第1グリツド2の内向きフランジ部側
へ押圧しており、周壁を第1グリツド2の周壁に
点溶接されている。
また、円筒状の第2グリツド7が第1グリツド
2と同軸状に配されており、第1グリツド2の内
向きフランジ部と第2グリツド7の内向きフラン
ジ部とが対向近接している。これらの第1グリツ
ド2及び第2グリツド7は、それらの外周面に一
対ずつ設けられている板状の突起部2a及び7a
を一対のガラス柱である連結部材11に埋め込ま
れて固定されており、これによつて互いの相対的
な位置を規制されている。
連結部材11の夫々には、突起部2a,7aの
他に、略板状を成す2枚の支持部材12の夫々の
一端部も埋め込まれて固定されている。
一方、撮像管1の略ドーナツ状を成すステム1
3には、その軸心を中心とする円に沿つて、細い
円柱状の複数の端子14がステム13の軸心方向
へ貫通埋設されている。そして、これらの端子1
4の内の所定の4本に、4枚の支持部材12の
夫々が点溶接されている。
なお、連結部材11がガラス製であるので、支
持部材12が点溶接されている端子14と第1グ
リツド2或いは第2グリツド7とは電気的に接続
されておらず、連結部材11及び支持部材12は
単にこれらを支持しているのみである。従つて、
第1グリツド2や第2グリツド7は、導線(図示
せず)等によつて端子14と電気的に接続されて
いる。
以上に述べた様に、従来例の撮像管1に於いて
は、カソード5が取付けられている絶縁体4が保
持部材6によつて押圧され、この絶縁体4がスペ
ーサ3を介して第1グリツド2に圧接され、更に
保持部材6が第1グリツド2に点溶接されること
によつて、第1グリツド2とカソード5とが互い
に保持されている。そしてこのG1−カソード構
体は、連結部材11及び支持部材12を介して、
ステム13の端子14に取付けられている。
しかしこの様な構成では、第1グリツド2及び
カソード5の互いの保持と、ステム13に設けら
れている端子14へのG1−カソード構体の取付
けとを、保持部材6と支持部材12という別個の
部品によつて夫々別々に行う必要があるので、部
品点数及び組立て工数が多いという問題点があ
る。
考案の目的 本考案は、上述の問題点に鑑み、部品点数及び
組立て工数の少ないG1−カソード構体を提供す
ることを目的としている。
考案の概要 本考案は、第1グリツドと、カソードと、少な
くともこれら第1グリツド及びカソードを互いに
保持している保持部材と、この保持部材に一体に
成形されている取付部とを夫々具備し、ステムに
設けられている端子に前記取付部を取付ける様に
構成したG1−カソード構体に係るものである。
実施例 以下、本考案の一実施例を第3図〜第5図を参
照しながら説明する。
第3図及び第4図は、本考案を適用した撮像管
の一部を示している。これらの第3図及び第4図
に示す様に、本実施例に於ける撮像管21の第1
グリツド22は、内向きフランジ部22aを有す
る略四角筒状であり、内向きフランジ部22aの
略中心部には、走査用の電子ビームを通過させる
為の貫通孔22bが形成されている。
第1グリツド22の内部には、スペーサ23
と、絶縁体24に取付けられているカソード25
と、保持部材26の一部とが順次挿入されてい
る。
スペーサ23は、セラミツクで略長方形の板状
に成形されている。また第1グリツド22内に挿
入されたときにカソード25が当接しない様に、
スペーサ23の長手方向に長い長方形の貫通孔2
3aが形成されている。
絶縁体24は、セラミツクで全体として略直方
体に成形されているが、スペーサ23に対向する
側には、3個の凹部24a〜24cが形成されて
いる。中央に位置する凹部24a上には、カソー
ド25が導線27によつて支えられて取付けられ
ており、この導線27の両端部は、凹部24b,
24cに設けられている端子31,32に夫々接
続されている。
保持部材26は、金属で一体に成形されてお
り、第3図及び第5図に示す様に、略長方形を成
し互いに略平行に対向している2枚の側板26
a,26bと、側板26a,26bの長手方向の
一端部同士を連結している連結板26cと、側板
26a,26bの夫夫からこれらの側板26a,
26bに略垂直に且つ互いに遠ざかる様に突出し
ている突出片26d,26eとを有している。連
結板26cの長手方向の両端部には略半円形の2
個の切欠き部26f,26gが形成されており、
また連結板26cの長手方向の略中央部には円形
の貫通孔26hが形成されている。
保持部材26は、連結板26cで絶縁体24を
第1グリツド22の内向きフランジ部22a側へ
押圧しており、側板26a,26bを第1グリツ
ド22の側壁に点溶接されている。なおこのと
き、端子31,32は切欠き部26f,26g内
に位置しているので、カソード25と保持部材2
6とが電気的に接続されることはない。
第1グリツド22の内向きフランジ部22a上
には、セラミツクで長方形の板状に成形されてい
るスペーサ33の一方の表面がろう付けされてい
る。スペーサ33の略中央部には円形の貫通孔3
3aが形成されており、この貫通孔33aと貫通
孔22bとが同軸状に位置する様に、内向きフラ
ンジ部22a上でのスペーサ33の位置が決定さ
れている。
スペーサ33の他方の表面には、第1グリツド
22と対向する様に、第2グリツド34がろう付
けされている。第2グリツド34は、共にフラン
ジ部を有する大径の円筒部34aと小径の円筒部
34bとを有しており、それらのフランジ部が互
いに点溶接されている。第2グリツド34は、こ
れらの円筒部34a,34bと貫通孔33aとが
同軸状に位置する様に、スペーサ33上での位置
が決定されている。
第4図に明示する如く、保持部材26が第1グ
リツド22内へ挿入された状態でも、突出片26
d,26eは第1グリツド22の外部に位置して
おり、これらが所定の2本の端子14の夫々に点
溶接されている。
従つて本実施例の撮像管21に於いては、カソ
ード25が取付けられている絶縁体24が保持部
材26によつて押圧され、この絶縁体24がスペ
ーサ23を介して第1グリツド22に圧接され、
更に保持部材26が第1グリツド22に点溶接さ
れることによつて、第1グリツド22とカソード
5とが互いに保持されている。そしてこのG1
カソード構体は、突出片26d,26eを介し
て、ステム13の端子14に取付けられている。
つまり、突出片26d,26eが、G1−カソー
ド構体を端子14に取付ける為の取付部となつて
いる。
以上の様な本実施例のG1−カソード構体に於
いては、金属製の保持部材26が第1グリツド2
2に点溶接されると共に、保持部材26に一体に
成形されている突出片26d,26eが端子14
に点溶接されている。従つて、保持部材26によ
つて、G1−カソード構体が端子14に取付けら
れると共に、第1グリツド22と端子14との電
気的接続が同時に行われ、部品点数及び組立工数
が少なくて済む。
応用例 以上、本考案を一実施例に基いて説明したが、
本考案はこの実施例に限定されるものではなく各
種の変更が可能である。
例えば、上記実施例に於いては本考案を撮像管
に適用したが、撮像管以外の電子管、例えば陰極
線管等のG1−カソード構体にも本考案を適用す
ることができる。
考案の効果 以上に述べた様に、本考案は、少なくとも第1
グリツド及びカソードを互いに保持している保持
部材に取付部を一体に成形し、ステムに設けられ
ている端子にこの取付部を取付ける様にしてい
る。従つて、第1グリツド及びカソードの互いの
保持と、このG1−カソード構体の端子への取付
けとを、1個の部品で行うことができるので、部
品点数及び組立工数の少ないG1−カソード構体
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の従来例を示してお
り、第1図は一部を切欠いた概略的な側面図、第
2図は第1図の−線に於ける断面図である。
第3図〜第5図は本考案の一実施例を示してお
り、第3図は概略的な分解斜視図、第4図は概略
的に側面図、第5図は要部の拡大斜視図である。 なお図面に用いられている符号に於いて、21
……撮像管、22……第1グリツド、25……カ
ソード、26……保持部材、26d,26e……
突出片、である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第1グリツドと、カソードと、少なくともこれ
    ら第1グリツド及びカソードを互いに保持してい
    る保持部材と、この保持部材に一体に成形されて
    いる取付部とを夫々具備し、ステムに設けられて
    いる端子に前記取付部を取付ける様に構成した
    G1−カソード構体。
JP5330983U 1983-04-08 1983-04-08 G↓1−カソ−ド構体 Granted JPS59158266U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5330983U JPS59158266U (ja) 1983-04-08 1983-04-08 G↓1−カソ−ド構体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5330983U JPS59158266U (ja) 1983-04-08 1983-04-08 G↓1−カソ−ド構体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59158266U JPS59158266U (ja) 1984-10-24
JPH0119800Y2 true JPH0119800Y2 (ja) 1989-06-07

Family

ID=30183656

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5330983U Granted JPS59158266U (ja) 1983-04-08 1983-04-08 G↓1−カソ−ド構体

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JP (1) JPS59158266U (ja)

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JPS59158266U (ja) 1984-10-24

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