JPH01197986A - 床暖房温度制御器 - Google Patents

床暖房温度制御器

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JPH01197986A
JPH01197986A JP2359188A JP2359188A JPH01197986A JP H01197986 A JPH01197986 A JP H01197986A JP 2359188 A JP2359188 A JP 2359188A JP 2359188 A JP2359188 A JP 2359188A JP H01197986 A JPH01197986 A JP H01197986A
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temperature
floor
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Kiyoyuki Tanaka
清之 田中
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HOKURIKU DENKI KOGYO KK
Hokuriku Electric Industry Co Ltd
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HOKURIKU DENKI KOGYO KK
Hokuriku Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、抵抗器変化型感温素子と抵抗器とを直列接続
して接続点に検出温度に応じた電圧信号を出力する温度
検出回路及びこの温度検出回路を室温及び床温の温度検
出に用いて室温の温度変化に応じて床暖房機の発熱源の
発熱を制御する床暖房温度制御器に関するものである。
[従来の技術1 第4図は、抵抗器変化型感温素子と抵抗器とを直列接続
して接続点に検出温度に応じた電圧信号を出力する温度
検出回路を用いて室温と床温とを検出し、発熱源の発熱
を制御する従来の床暖房温度Il制御器の一例を示す回
路図である。同図においてACは商用交流電源で、SW
はリレーコイルLの励磁によって駆動されるリレー接点
である。リレー接点SWが閉じている期間電気ヒータH
は通電されて発熱する。電気ヒータHは公知の構成によ
り床材中に配設されている。なお交流電源AC。
リレーコイルL及びリレー接点SWにより発熱源制御回
路が構成されている。DCは制御用の直流電源であり、
THlは一端が直流電源DCの正極出力端子に接続され
た負の温度特性を有する抵抗値変化型感温素子としての
室温検知用サミースタである。このサーミスタThlは
室温の温度変化を検知できるように、例えば壁等に取付
けられる制御ユニット内に配置されている。サーミスタ
TH1の他端には電圧調整用可変抵抗器VRIと抵抗器
R1との直列回路が直列接続されている。この抵抗器R
1はサーミスタの特性の直線性を改善するものである。
直流型mDCの負極出力端子には床温度検知用のサーミ
スタTh2の一端が接続されており、このサーミスタT
h2は電気ヒータHの温度を直接または間接的に検出で
きるように床材中または床材の表面若しくは裏面に設け
られている。またこのサーミスタTh2の他端と直流電
源DCの正極出力端子との間には温度偏差設定用可変抵
抗器VR2と抵抗器R2どの直列回路が接続されている
。OPlは、可変抵抗器VR2の摺動端子から出力され
る第1の電圧信号と可変抵抗器VR2の摺動端子から出
力される第2の電圧信号とを比較する比較器であり、比
較器OP1の出力端子には電力増幅器A11)が接続さ
れ、電力増幅器A11)の出力端子は一端が直流電源D
Cの負極出力端子に接続されたリレーコイルLの他端に
接続されている。この例においてサーミスタ7hl 。
可変抵抗器VR1及び抵抗器R1により室温検出用の温
度検出回路が構成され、サーミスタTh2゜可変抵抗器
VR2及び抵抗器R2により床温検出用の温度検出回路
が構成される。
この制御器の室温と床の温度との相関関係は、第5図に
示したグラフに示したようになる。室温が上がるとサー
ミスタTh1の抵抗値は下がるため、比較器OP1のマ
イナス入力端子に入力される第2の電圧信号■2は室温
の変化に正比例して変化する。これに対して床の温度、
即ち電気ヒータHの温度が高くなるとサーミスタTH2
の抵抗値は下がるため、比較器OPIのプラス入力端子
に入力される第1の電圧信号V1は床の温度に反比例し
て変化する。なお本願用m書において正比例及び反比例
の語は、直らに一次関数的に比例することを意味するも
のではなく、サーミスタやポジスタ等の抵抗値変化型感
温素子の特性に応じて変化する電圧信号の変化の傾向が
正比例関係にあるかまたは反比例関係にあるかを区別す
る意味で用いられている。
比較器OP1は、室温に正比例して変化する第2の電圧
信号■2よりも床の温度に反比例して変化する第1の電
圧信号v1の値が大きい場合に発熱指令信号Sを出力す
る。そして発熱指令信号Sが出力されている期間だけ、
リレーコイルしが励磁されて接点SWが閉じ、電気ヒー
タ1」に通電が行われる。例えば、第5図のグラフで、
V潟が0℃の時には第2の電圧信号v2は小さい値を示
すため、電気ヒータHには第1の電圧信号■1が第2の
電圧信号V2より小さくなるまで通電が行われる。室温
が低すぎるときには、電気ヒータHは最高温度(例えば
60℃)で発熱し続ける。床暖房で室温が上がったり、
室内で石油ストーブ等の他の暖房手段を用いたり、太陽
の光が当って室温が上がると(例えば10℃になると)
、第2の電圧信号v2のレベルは室温の上昇に応じて上
昇する。その結果、床温が最高温度(例えば60℃)に
なる前に、第1の電圧信号V1が第2の電圧信号V2の
レベルより小さくなるため、その時点で電気ヒータHへ
の通電は停止される。そして通電の停止により電気ヒー
タHの温度が下がって第1の電圧信号V1が第2の電圧
信号■2よりも大きくなると電気ヒータHへの通電が再
開される。以後この動作が繰り返され、室温の変化に応
じて動作点は曲線上を移動する。
この様な動作が行われる場合に、第4図の従来の制御器
において可変抵抗器vR1及びVH2を基準となる特定
の位置に固定した場合(Q差零の場合)の特性は太線で
示した曲線aであり、可変抵抗器VRI及びVH2の摺
動子をその特定の位置から動かして温度偏差を持たせた
特性は曲線す。
C,d、b”、C”、d=である。したがって可変抵抗
器VR1及びVH2を調整することにより所定の幅(T
)の偏差で温度調整を行うことができる。例えば、体感
温度が高くなった場合には、特性を曲線aから曲線b′
、   ′、d′の方向に変更すれば室温に対する床の
温度が下がって足元の温度が下がるため、体感温度は下
がることになる。これとは逆に体感温度が低くなった場
合には、特性を曲線aから曲線す、c、dの方向に変更
すれば室温に対する床の温度が上がって足元の温度が上
がるため、体感温度は上がることになる。
[発明が解決しようとする課題] 抵抗値変化型感温水子としてのサーミスタTh1及びT
h2の特性の直線性は直列に接続された抵抗器の抵抗値
で影響を受けるため、従来のように電圧レベルの可変調
整に可変抵抗器VR1及びVH2を用いると、抵抗値変
化型感温素子に直列接続される抵抗値が変わるために感
温素子の直線性が悪くなり、温度検出回路の検出精度が
悪くなるという問題があった。
またこのような温度検出回路を用いた床暖房温度制御器
においては、可変抵抗器VR1及びVH2を調整して電
圧レベルを変えることにより特性を変えた場合、第5図
のグラフで判るように、各特性曲線a、b、c・・・は
平行にはならず上に行くに従って幅が狭くなり、下に行
くに従って幅が広がる傾向が生じる。この傾向も可変抵
抗器VR1及びVH2の存在により、感温素子の特性の
直線性がFEWを受けることに起因している。したがっ
て従来の制御器では、制御ユニットで同じ偏差の温度調
整(例えば±2〜6℃等)を指令しても、室温が高い場
合には調整幅が狭く、また室温が低い場合には調整幅が
広くなるために、調整指令と実際の温度変化との間に大
きなずれが生じる問題があった。なお上記問題は、抵抗
値変化型感温素子として正の温度係数を有するポジスタ
を用いた場合にも同様に生じる。
本発明の目的は、検出精度の高い温度検出回路を提供す
るとともに、該温度検出回路を用いて指令した温度偏差
と実際の温度変化との間に大きなずれが生じることのな
い床暖房温度制御器を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明は上記課題を解決するために、請求項1の温度検
出回路は、抵抗値変化型感温素子(Ttll 、 Th
2 )と抵抗器(R1、R2)との直列回路(1,2)
の両端に定電圧を印加する定電圧回路(ZD1〜ZD3
 、 CI、C2、SW1〜SW4 )を設け、直列回
路(1,2)に電圧調整可能な定’1lIlli (V
H2、VH4、OR3、OR3) ヲ直列接続する。
また床暖房用発熱源Hの発熱によって加熱される床の温
度を検知するように設けられた床温度検知用の抵抗値変
化型感温素子Th2と抵抗器R2とが直列接続されて接
続点に床の温度の変化に応じて変化する第1の電圧信@
v1を出力する床温検出回路2と、室温を検知するよう
に設けられた室温検知用の抵抗値変化型感温素子Th1
と抵抗器R1とが直列接続されて接続点に室温の変化に
応じて変化する第2の電圧信号v1を出力する室温検出
回路1とを具備し、床温検出回路1及び室温検出回路2
が第1の電圧信号v1及び第2の電圧信号■2の一方が
検出温度の変化に正比例して変化し、他方が検出温度の
変化に反比例して変化するように構成され、第1の電圧
信号v1と第2の電圧信号v2とを比較して床暖房用発
熱ir、9i Hを発熱状態にするように発熱源制御回
路(A mp、 L 。
SW)に発熱指令信号Sを出力する床暖房温度制御器に
おいて、次の構成を用いる。
請求項2の発明では、床温検出回路2及び室温検出回路
1の両端に定電圧を印加する定電圧回路(ZDI〜Z[
)3 、CI、C2、SW1〜SW4 )を設け、床温
検出回路2及び室温検出回路1の少なくとも一方に電圧
調整可能な定電圧源(VH2。
VH4、OR3、OR3) を直列接続スル。
請求項3の発明では、ツェーダイオードの特性の相違に
よって測定誤差が生じるのを防止するため、定電圧回路
を1個のツェナーダイオードZD1と、該ツェナーダイ
オードZD1をカソードを直流電源DCの正極出力端子
側に向けて交互に床温検出回路2及び室温検出回路1に
並列接続するスイッチ回路(SWI〜SW4 )と、床
温検出回路2及び室温検出回路1にそれぞれ並列接続さ
れた一対のコンデンサ(CI 、 C2)とから構成す
る。
請求項4の発明では、抵抗値変化型感温素子として特に
サーミスタを用いる。
[発明の作用] 本発明では、抵抗値変化型感温素子と抵抗器との直列回
路からなる温度検出回路(床温検出回路及び室温検出回
路)の両端に定電圧を印加する定電圧回路を設けること
により測定条件が常に一定になるようにして、抵抗器に
より改善した抵抗値変化型感温素子の直線性の特性を保
持する。そして抵抗値変化型感温素子と抵抗器との直列
回路(床温検出回路及び室温検出回路の少なくとも一方
)に電圧調整可能な定電圧源を直列接続して、抵抗値変
化型感温素子を含む回路に対して大きなインピーダンス
を直列接続することなく、定電圧源の出力電圧弁だけ抵
抗値変化型感温素子と抵抗器との接続点から出力される
電圧信号のレベルを変える。このように定電圧源を用い
て電圧信号のレベル変更を行えば、抵抗器によって改善
した抵抗値変化型感温素子の特性に影響を与えることが
ない。従って、第2図に示すように室温の変化の如何に
かかわらず温度の調整幅を一定にすることができる。
[実施例] 以下図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する。
第1図は一実施例の回路図を示しており、同図において
第4図に示した従来の制御器と同じ部材には第4図で用
いた符号と同じ符号を付しである。
本実施例において、SW1〜SW4はトランジスタ等の
ように制御信号C8に応じてオン・オフする制御スイッ
チであり、これらの制御スイッチSW1〜SW4は、室
温検出用のサーミスタT H1及び抵抗器R1からなる
室温検出回路1と床温度検出用のナーミスタTH2及び
抵抗器R2からなる床温検出回路2とを交互に直流電源
DCに接続すると同時に、ツェナーダイオードZD1を
検出回路1.2の両端に並列接続するためのスイッチ回
路を構成している。制御スイッチSWI及びSW2と制
御スイッチSW3及びSW4とがそれぞれ対になって、
制御信号C8に応じて交互にオン・オフを繰り返す。な
おIVは制御信号C8を反転するインバータ回路である
室温検出回路1及び床温検出回路2に対して並列接続さ
れたコンデンサC1及びC2は、対応する制御スイッチ
SW1及びSW2または制御スイッチSW3及びSW4
がオン状態になっているときに直流電源DCによって充
電され、対応する制御スイッチがオフ状態のときに室温
検出回路1及び床温検出回路2に所定の電圧を印加する
補助電源を構成している。
直流電源DCの両端には抵抗R3と可変抵抗器VR3と
からなる分圧回路が並列接続され、該分圧回路の分圧点
は演算増幅器OP2のプラス入力端子に接続され、演算
増幅器OP2のマイナス入力端子は出力端子に接続され
ている。この演算増幅器OP2はバッファ回路を構成し
ており、抵抗R3,可変抵抗器VR3及び演算増幅器O
P2により電圧調整可能な内部インピーダンスが小さい
第1の定電圧源が構成されている。また直流電源DCの
両端には抵抗R4と可変抵抗器VR4とからなる分圧回
路が並列接続され、該分圧回路の分圧点は演算増幅器O
P3のプラス入力端子に接続され、演n増幅器OP3の
マイナス入力端子は出力端子に接続されている。この演
算増幅器OP3はバッファ回路を構成しており、抵抗R
4,可変抵抗器VR4及び演算増幅器OP3により電圧
調整可能な第2の定電圧源が構成されている。可変抵抗
器VR3及びVR4の抵抗値を変えて設定した演算増幅
BOP2及びOR3の出力電圧は、サーミスタT I−
11と抵抗R1との接続点及びサーミスタT[12と抵
抗R2との接続点から出力される電圧に加わる。このよ
うに第1及び第2の定電圧源の出力電圧を変えることに
より、従来の制御器のように室温検出回路1及び床温検
出回路2に対して大きなインピーダンスを直列接続せず
に、第1及び第2の電圧信号V1及びv2のレベルを変
えることができ、抵抗R1及びR2で調整したサーミス
タThl及びTh2の直線性は影響を受けることがない
。また定電圧回路を構成するツェナーダイオードZD1
を室温検出回路1及び床温検出回路2に並列接続してい
るため、定電圧源を検出回路に直列に接続して第1及び
第2の電圧信号のレベルを変えても、測定条件は常に一
定に保持される。
本実施例において、実際に温度偏差の調整を行う場合に
ついて説明する。第2図は本実施例で得られる室温と床
温の温度調整特性を示している。
曲線Aは基準となる温度偏差が零の場合であり、可変抵
抗器VR4を中間位置に位置決めし、可変抵抗器VR3
で微調整を行って偏差Oの特性を定める。可変抵抗器V
R3は工場等で調整するものであり、通常の温度偏差の
設定は段階的(例えば2°間隔)に可変する可変抵抗器
VR4を用いて行う。第2図に見られるように、本実施
例によれば前述の構成により、サミースタTHI及びT
h2の特性の直線性は温度偏差の調整に影響を受けるこ
とがないので、各特性曲線A、B、C,D。
B=、C−及びD′は略平行になる。゛従って、室温の
如何にかかわらず、可変抵抗器VR2で指令又は指示し
た温度偏差と実際の温度変化との間に大きなずれが生じ
ることはない。
次にF記実施例の動作について説明する。図示しない電
源スィッチを投入すると、図示しない発振回路から制御
信号C8が出力され、制御スイッチSW1及びSW2と
制御スイッチSW3及びSW4が交互に導通・il!断
を繰り返す。制御スイッチSW1及びSW2が閉じてい
るときには、電流は直流電源DCの正極出力端子→スイ
ッチSW1→サーミスタThl及び抵抗R1並びにコン
デンサC1→演算増幅器OP2の出力端子→演算増幅器
OP2の接地端子→直流電源の負極出力端子の経路で流
れる。その結果サーミスタTH1と抵抗R1との接続点
には、サーミスタTH1の特性に応じて室温の変化に正
比例した第2の電圧信号■2が出力される。この電圧信
号V2は、ツェナーダイオードZD1の両端に現れる定
電圧をサーミスタTh1の抵抗値と抵抗R1とで分圧し
た電圧にバッフ7回路を構成する演算増幅器OP2から
出力される定電圧を加えた値になる。コンデンサC1は
ツェナーダイオードZD1の両端電圧まで充電され、υ
1mスイッチSW1及びSW2が開かれた後にサーミス
タTl−11及びR1を通して放電するため、第2の電
圧信号v2は出力され続ける。
制御スイッチSW1及びSW2が開いて1.lJ mス
イッチSW3及びSW4が閉じると、同様にして電流は
直流電源DCの正極出力端子→スイッチSW3→抵抗R
2及びサーミスタTh2並びにコンデンサC2→演算増
幅器OP3の出力端子→演算増幅器OP3の接地端子→
直流電源DCの負極出力端子の経路で流れる。その結果
サーミスタTH2と抵抗R2との接続点には、サーミス
タTH2の特性に応じて床温の変化に反比例した第1の
電圧信号v1が出力される。この電圧信号■1は、ツェ
ナーダイオードZD1の両端に現れる定電圧をサーミス
タTh2の抵抗値と抵抗R2とで分圧した電圧にバッフ
ァ回路を構成する演算増幅器OP3から出力される定電
圧を加えた値になる。コンデンサC2はツェナーダイオ
ードZD1の両端電圧まC゛充電れ、制御スイッチSW
3及びSW4が開かれた後にサーミスタTH2及びR2
を通して放電するため、第1の電圧信号v1も常に出力
されている。
室温が低いときには、第2の電圧信号■2のレベルは第
1の電圧信号V1のレベルより低く、比較器OPIから
増幅器Ampには発熱指令信号Sが出力され続け、リレ
ーコイルしに励磁電流が流れ続けてスイッチSWは導通
状態のままとなる。従って電気ヒータHは放熱を持続す
る。電気ヒータHがある程度の時間放熱を持続すると、
床温が上昇して第1の電圧信号V1のレベルが低下する
電気ヒータ(」の発熱又はその伯の原因で室温が上昇し
て第2の電圧信号V2が大きくなると、第1の電圧信@
v1のレベルが第2の電圧信号V2のレベルよりも小さ
くなるようになり、その結果発熱指令信号Sが停止され
て電気ヒータHへの通電は停止される。時間が経過して
、室温又は床の温度が下がると、第1の電圧信号v1は
再び第2の電圧信号V2よりも大きくなって電気ヒータ
Hへの通電が再開される。以後この動作が繰り返される
室温が高いと感じた場合には、温度偏差を得るべく、即
ち第2図の8−、C=、D−の特性に変更すべく、可変
抵抗器VR4の暦動子を反時計方向に段階的に回動させ
て演算増幅器OP3から出力される電圧を減少させれば
よい。逆に室温が低いと感じた場合には、第2図のB、
C,Dの特性に変更すべく、可変抵抗器VR4の摺動子
を時計方向に回動させて演算増幅器OP3から出力され
る電圧を増加させればよい。
上記実施例においては、1つのツェナーダイオードZD
Iを室温検出回路1及び床温検出回路2の定電圧回路と
して用いる構成を取っているのでツェナーダイオードの
特性のバラツキによる測定誤差の発生を防止できる。し
かしながら特性が近似した2つのツェナーダイオードを
入手できる場合には、第3図に示すように制御スイッチ
SW1〜SW4並びにコンデンサC1及びC2を除いて
、室温検出回路1及び床温検出回路2の両端にツェナー
ダイオードD2及びD3を並列接続することにより第1
図の実施例と同じ動作をする回路を得ることができる。
なお第3図の実施例において、R6及びR1は抵抗であ
る。第3図の実施例によれば、回路構成を簡単にできる
利点がある。
上記実施例は、抵抗値変化型感温素子としてサーミスタ
を用いたものであるが、抵抗値変化型感温素子として正
の温度係数を有するポジスタを用いる場合にも本発明を
適用できるのは勿論である。
なお第1図の実施例においてポジスタを用いた場合には
、第1の電圧信号■1を比較器OPIのマイナス入力端
子に入力し、第2の電圧信号V2を比較器OP1のプラ
ス入力端子に入力させるようにすればよい。
また上記実施例において、サーミスタTh1と抵抗R1
の位置を変え、また抵抗R2とサーミスタTh2の位置
を変えた場合にも、上記と同様に第1の電圧信号v1を
比較i?30P1のマイナス入力端子に入力し、第2の
電圧信号v2を比較器OP1のプラス入力端子に入力さ
せるようにすればよい。
また上記実施例では電圧調整可能な定電圧電源として可
変抵抗器とバッファ回路とを組合せたものを用いたが、
他の公知の電圧調整可能な定電圧電源を用いることがで
きるのは勿論である。なお定電圧電源は検出回路1及び
2に対して電圧を加えることができる位置であれば回路
のどこに配置してもよく、例えば第1図の実施例におい
て制御スイッチSW1及びSW3と抵抗R5との間に配
置することができるのも勿論である。
更に上記各実施例では、電気ビータ1」を発熱源として
用いているが、電気制御可能な石油ボイラ又はガス・ボ
イラを発熱源として用いることができるのは勿論である
。なおその場合、蒸気や温水が熱伝導媒体として床下を
巡回することになる。
また上記実施例では、リレースイッチSWを用いて電気
ヒータHへの通電を制御しているが、発熱指令信号Sに
よって発光ダイードを発光させ、発光ダイオードの発光
をフォトトランジスタで受光させ、フォトトランジスタ
の導通・非導通によって電気ヒータ]」への通電を制御
するようにしてもよいのは勿論である。
また上記各実施例においては、主として床温検出回路2
に加える電圧を段階的に変えることにより、温度偏差を
段階的に変えるようにしているが、室温検出回路1の電
圧を主として段階的に変えることにより温度偏差を変え
るようにしてもよいのは勿論である。
更に上記実施例においては、ツェーダイオードを用いて
定電圧回路を構成しているが、ツェーダイオードに代え
て定電圧IC等の他の公知の定電圧回路を用いることが
できるのも勿論である。
上記実施例は、本発明の温度検出回路を床暖房温度制御
器に用いた場合の例であるが、本発明の温度検出回路の
用途は床暖房温度制御器に限定されるものではなく、種
々の用途の温度検出に用いることかできる。
[発明の効果] 請求項1の発明の温度検出回路によれば、抵抗器によっ
て改善した抵抗変化型感温素子の特性を変えずに、出力
電圧のレベルを自由に変更できるので、温度の検出精度
を大幅に向上させることができる。
請求項2の発明によれば、床温検出回路及び室温検出回
路の両端に定電圧を印加する定電圧回路を設け、少なく
とも床温検出回路及び室温検出回路の一方に電圧調整可
能な定電圧源を直列接続したので、抵抗器によって改善
した抵抗変化型感温素子の特性を変えずに、指令した温
度偏差と実際の温度変化との間に大きな差を生じさせる
ことなく温rf1調整を行うことができる。
請求項3の発明によれば、1つのツェナーダイオードを
床温検出回路及び室温検出回路に定電圧を印加するため
に兼用するので、ツェナーダイオードの特性誤差による
測定誤差の発生を極力防止できる利点がある。
請求項4の発明では、抵抗変化型感温素子として最も安
価でかつ特性の優れたサーミスタを用いているので、高
い精度でかつ安価な制御器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は床暖房温度制御器の実施例の回路図、第2図は
第1図の実施例の調温特性を示すグラフ、第3図は他の
実施例を示す回路図、第4図は従来の床暖房温度制御器
の回路図、第5図は従来の床II房温度1111wJ器
の調温特性を示すグラフである。 DC・・・直流電源、AC・・・交流電源、L・・・リ
ードコイル、SW・・・リードスイッチ、H・・・電気
ヒータ(床暖房発熱源)、Th1及びTh2・・・サー
ミスタ(抵抗値変化型感温素子)、R1−R1・・・抵
抗、ZD1〜ZD3・・・ツェナーダイオード、OP1
〜OP3〜演算増幅器、SW1〜SW4・・・制御スイ
(5’)1  る) 第1 図 戻jユ→ @3図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)抵抗値変化型感温素子に抵抗器を直列接続し、前
    記抵抗値変化型感温素子と抵抗器との接続点に検出温度
    に対応した電圧信号を出力する温度検出回路において、 前記抵抗値変化型感温素子と前記抵抗器との直列回路の
    両端に定電圧を印加する定電圧回路を設け、 前記直列回路に電圧調整可能な定電圧源を直列接続した
    ことを特徴とする温度検出回路。
  2. (2)床暖房用発熱源の発熱によって加熱される床の温
    度を検知するように設けられた床温度検知用の抵抗値変
    化型感温素子と抵抗器とが直列接続されて接続点に前記
    床の温度の変化に応じて変化する第1の電圧信号を出力
    する床温検出回路と、室温を検知するように設けられた
    室温検知用の抵抗値変化型感温素子と抵抗器とが直列接
    続されて接続点に前記室温の変化に応じて変化する第2
    の電圧信号を出力する室温検出回路とを具備し、前記床
    温検出回路及び室温検出回路は、前記第1の電圧信号及
    び第2の電圧信号の一方が検出温度の変化に正比例して
    変化し、他方が検出温度の変化に反比例して変化するよ
    うに構成され、前記第1の電圧信号と前記第2の電圧信
    号とを比較して前記床暖房用発熱源を発熱状態にするよ
    うに発熱源制御回路に発熱指令信号を出力する床暖房温
    度制御器において、 前記床温検出回路及び前記室温検出回路の両端に定電圧
    を印加する定電圧回路を設け、 前記床温検出回路及び前記室温検出回路の少なくとも一
    方に電圧調整可能な定電圧源を直列接続したことを特徴
    とする床暖房温度性制御器。
  3. (3)前記定電圧回路は、1個のツェナーダイオードと
    、該ツェナーダイオードをカソードを直流電源の正極出
    力端子側に向けて交互に前記床温検出回路及び前記室温
    検出回路に並列接続するスイッチ回路と、前記床温検出
    回路及び前記室温検出回路にそれぞれ並列接続された一
    対のコンデンサとからなる請求項1項に記載の床暖房温
    度制御器。
  4. (4)床暖房用発熱源の発熱によって加熱される床の温
    度を検知するように設けられた床温度検知用のサーミス
    タと抵抗器とが直列接続されて接続点に前記床の温度の
    変化に反比例して変化する第1の電圧信号を出力する床
    温検出回路と、 室温を検知するように設けられた室温検知用のサーミス
    タと抵抗器とが直列接続されて接続点に前記室温の変化
    に正比例して変化する第2の電圧信号を出力する室温検
    出回路とを具備し、 前記第1の電圧信号が前記第2の電圧信号より大きい期
    間前記床暖房用発熱源を発熱状態にするように発熱源制
    御回路に発熱指令信号を出力する床暖房温度制御器にお
    いて、 前記床温検出回路及び前記室温検出回路の両端に定電圧
    を印加する定電圧回路を設け、 前記床温検出回路及び前記室温検出回路の少なくとも一
    方に電圧調整可能な定電圧源を直列接続したことを特徴
    とする床暖房温度制御器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62102914U (ja) * 1985-12-19 1987-06-30
JPS62176734U (ja) * 1986-04-30 1987-11-10

Patent Citations (2)

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