JPH01197584A - 水性ボールペン用インキ組成物 - Google Patents

水性ボールペン用インキ組成物

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Publication number
JPH01197584A
JPH01197584A JP63022475A JP2247588A JPH01197584A JP H01197584 A JPH01197584 A JP H01197584A JP 63022475 A JP63022475 A JP 63022475A JP 2247588 A JP2247588 A JP 2247588A JP H01197584 A JPH01197584 A JP H01197584A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
acid
aminotrimethylenesulfonic
ink composition
rust
Prior art date
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Pending
Application number
JP63022475A
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English (en)
Inventor
Susumu Suzuki
進 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Pencil Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Pencil Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Pencil Co Ltd filed Critical Mitsubishi Pencil Co Ltd
Priority to JP63022475A priority Critical patent/JPH01197584A/ja
Publication of JPH01197584A publication Critical patent/JPH01197584A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、水性ボールペンの先端部でボールを抱持した
ボールホルダーの防錆効果に優れた水性ボールペン用水
性インキ組成物に関する。
〔従来の技術〕
従来、水性ボールペンのボールホルダーは真鍮や洋白な
どの銅系の金属により製造されることが多く、水性ボー
ルペン用インキには防錆剤としてベンゾトリアゾールや
エチレンジアミン四酢酸などが添加されていた。
(発明が解決しようとする問題点〕 ところで最近は水性ボールペンのボールホルダーがステ
ンレスなどの鉄系の金属により製造されるようになり、
従来の防錆剤を含有したインキを用いると時間の経過に
つれてボールホルダーが腐食して書き味が劣化するとい
う問題が生じている。
そこで本発明は、鉄系の金属を用いて製造されたボール
ホルダーを装着した水性ボールペンに使用してそのボー
ルホルダーの腐食を防止できる水性ボールペン用インキ
組成物の提供を目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、着色剤として水用性染料を泪い、且つ防錆剤
としてアミノトリメチレンスルホン酸、又はアミノトリ
メチレンスルホン酸とそのナトリウム塩、又はアミノト
リメチレンスルホン酸のナトリウム塩を用いたことを特
徴とする水性ボールペン用インキ組成物を提供すること
により上記目的の達成を図るものである。ここで、アミ
ノトリメチレンスルホン酸は下記の一般式(x1及EX
+はH)で表わされ、又、アミノトリメチレンスルをN
aとなした式により表わされる。
OX。
次に、着色剤として使用する水溶性染料としては塩基性
染料、酸性染料、直接性染料のいずれも使用可能であり
、その含有量は全インキ組成物に対し3〜20重量%の
範囲であるが、好ましくは5〜10i景%がよい。
又、防錆剤として使用するアミノトリメチレンスルホン
酸、又はアミノトリメチレンスルホン酸のナトリウム塩
、又はアミノトリメチレンスルホン酸及びそのナトリウ
ム塩の含有量は全インキ組成物に対し0.005〜2.
0重量%とする。含有量が0.005重量%未満では防
錆効果が乏しく腐食が発生する虞があり、逆に2.0重
量%を超えると防錆剤自体の溶解性が聞届となり又金属
イオンを溶かしだして却って腐食をまねく虞があるから
である。
又、本発明のインキ組成物は水性ボールペン用なので上
記の成分の他に乾燥防止および不凍性付与の目的で、公
知の不乾性水溶性有機溶剤1例えばエチレングリコール
、プロピレングリコール。
グリセリン等のグリコール系溶剤、エチルセロソルブ、
メチルセロソルブ等のセロソルブ系溶剤。
エチレングリコールモノメチルエーテルアセテート、ジ
エチレングリコールモノエチルエーテルアセテート等の
グリコールエーテルエステル系溶剤等の水溶性多価アル
コールを単独又は2種丁以上組み合わせて含有させても
良い、これらは全インキ組成物に対し5〜65重量%の
範囲、好ましくは25〜45重景%の重量で含有させれ
ば良い。
又、更に必要に応じて、防腐剤、PHal1節剤。
アニオン系又はノニオン系の界面活性剤、及び水溶性樹
脂等のインキ組成物に慣用されている助剤等を含有させ
ても良い。
〔作用〕
本発明により防錆剤として添加するアミノトリメチレン
スルホン酸又はそのナトリウム塩は鉄に堅牢な被膜を形
成するので防錆効果が得られ、ボールホルダーのインキ
による腐食や析出物の発生が防止され、良好な書き味が
維持されることにな〔実施例〕 第1実施例 下記の配合成分を40〜60℃で4時間撹拌機を用いて
加温撹拌して一昼夜放置した後に濾紙により濾過してイ
ンキ組成物を得た。
C,1,Ac1d Red 87 (酸性染料)   
         5.0(重量%)エチレングリコー
ル              15.0グリセリン 
               lO°0ポリオキシエ
チレンノニルフェノールエーテル  0.3アミノトリ
メチレンスルホン酸          0.1フエノ
ール                  0.1精製
水                    69.5
第2実施例 下記の配合成分を40〜60℃で5時間撹拌機を用いて
加温撹拌して一昼夜放置した後に濾紙により濾過してイ
ンキ組成物を得た。
C,1,Direct Black 19 (直接性染
料)       10.0(重1%)エチレングリコ
ール             20.0水溶性樹脂 
                 10.0アミバト
リメチレンスルホン酸)5ナトリウム  0.2フエノ
ール                   0.1′
NII!!水                   
59.7〔試験結果〕 上記の第1実施例と第2実施例の夫々のインキ組成物に
ついて防錆試験と経時安定性試験を行った結果は下表の
通りである。又、第1比較例(第1実施例においてアミ
ノトリメチレンスルホン酸を添加せずその分精製水とな
して第1実施例と同様にして得られたインキ組成物)と
第2比較例(第2実施例においてアミノ(トリメチレン
スルホン酸)5ナトリウムを添加せずその分精製水とな
して第2実施例と同様にして得られたインキ組成物)に
ついても比較のため同様の試験を行った。
尚、防錆試験は、各インキ組成物をガラス容器に適量取
って夫々に綱鉄捧(SK−4)を半分はど浸漬した状態
で密封して40℃に保ちながら10日間放置したのち鋼
鉄棒の浸漬部分と蒸気雰囲気部分およびその界面部分の
腐食の状態を観察するものである。又、経時安定性試験
は、各インキ組成物をステンレス系のボールホルダーを
装着した水性ボールペンに使用して初期時点と50℃に
保ちながら1ケ月経過した時点に於て夫々フリーハンド
で筆記して筆感を調べるものである。
〔発明の効果〕
本発明のインキ組成物は上記の試験結果からも明らかな
ように鉄系の材質のボールホルダーを使用しても防錆効
果が顕著であり長期間経過してもペンの良好な潤滑性が
維持されて描線のかすれ等の発生を防止する効果がある
特許 出 願人 三菱鉛筆株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 着色剤として水用性染料を用い、且つ防錆剤としてアミ
    ノトリメチレンスルホン酸、又はアミノトリメチレンス
    ルホン酸とそのナトリウム塩、又はアミノトリメチレン
    スルホン酸のナトリウム塩を用いたことを特徴とする水
    性ボールペン用インキ組成物。
JP63022475A 1988-02-02 1988-02-02 水性ボールペン用インキ組成物 Pending JPH01197584A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100730854B1 (ko) * 2005-03-01 2007-06-20 세이코 엡슨 가부시키가이샤 전자 부품의 제조 방법, 전자 부품, 및 전자 기기
JP2016210835A (ja) * 2015-04-30 2016-12-15 株式会社パイロットコーポレーション ボールペン用水性インキ組成物及びそれを内蔵したボールペン
JP6062084B1 (ja) * 2016-01-27 2017-01-18 ゼブラ株式会社 ボールペン用水性インキ組成物及び水性ボールペン

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