JPH01195479A - 熱定着ローラ - Google Patents
熱定着ローラInfo
- Publication number
- JPH01195479A JPH01195479A JP2011288A JP2011288A JPH01195479A JP H01195479 A JPH01195479 A JP H01195479A JP 2011288 A JP2011288 A JP 2011288A JP 2011288 A JP2011288 A JP 2011288A JP H01195479 A JPH01195479 A JP H01195479A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- coated membrane
- rubber layer
- fluororesin
- crown
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G2215/00—Apparatus for electrophotographic processes
- G03G2215/20—Details of the fixing device or porcess
- G03G2215/2003—Structural features of the fixing device
- G03G2215/2058—Shape of roller along rotational axis
- G03G2215/2061—Shape of roller along rotational axis concave
Landscapes
- Fixing For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［発明の目的］
（産業上の利用分野）
本発明は、電子複写機等の熱定着部に使用される熱定着
ローラに関する。
ローラに関する。
（従来の技術）
従来から、電子複写機等の熱定着部に使用される熱定着
ローラとして、例えばＰＴＦＥ （ポリテトラフルオロ
エチレン樹脂）やＰＴＡ （パーフルオロアルコキシ樹
脂）等のフッ素樹脂を、アルミ等からなる金属芯軸上に
、直接あるいはシリコーンゴムやフッ素ゴム等のゴム層
を介して被覆してフッ素樹脂被膜を設けたものが知られ
ている。
ローラとして、例えばＰＴＦＥ （ポリテトラフルオロ
エチレン樹脂）やＰＴＡ （パーフルオロアルコキシ樹
脂）等のフッ素樹脂を、アルミ等からなる金属芯軸上に
、直接あるいはシリコーンゴムやフッ素ゴム等のゴム層
を介して被覆してフッ素樹脂被膜を設けたものが知られ
ている。
そしてこのようなローラを製造する場合には、まず金属
芯軸表面をブラスト処理の後、脱脂洗浄して芯軸表面を
清浄する。その後プライマを介して、例えばＰ Ｔ Ｆ
Ｅディスバージョンを塗布、焼付けることによりＰＴ
ＦＥ被膜を設ける方法がとられている。ゴム層を設ける
場合には、芯軸表面を同様に下処理の後、プライマを介
してゴム状弾性体を加硫接着させ、所定の形状に研削し
、その後同様にＰＴＦＥ等のフッ素樹脂被膜を設ける方
法がとられている。
芯軸表面をブラスト処理の後、脱脂洗浄して芯軸表面を
清浄する。その後プライマを介して、例えばＰ Ｔ Ｆ
Ｅディスバージョンを塗布、焼付けることによりＰＴ
ＦＥ被膜を設ける方法がとられている。ゴム層を設ける
場合には、芯軸表面を同様に下処理の後、プライマを介
してゴム状弾性体を加硫接着させ、所定の形状に研削し
、その後同様にＰＴＦＥ等のフッ素樹脂被膜を設ける方
法がとられている。
このようにして得られる熱定着ローラは、フッ素樹脂被
膜が表面に設けられているため、トナーとの離型性に優
れるという長所を有する。
膜が表面に設けられているため、トナーとの離型性に優
れるという長所を有する。
（発明が解決しようとする課題）
しかしながら、近年、電子複写機の自動両面複写化ある
いは高速化等の要請に対応すべく機器の高級化が進めら
れるにつれ、現在の熱定着ローラに対して一層の性能向
上が要求されるようになってきた０例えば、フッ素樹脂
は耐久性やトナーとの雛型性に優れるものの、ゴム状弾
性体に比較して紙シワが発生しやすく、高速複写時に定
着不良等を起しゃずいという欠点を有しており、通紙性
の向上が望まれていた。
いは高速化等の要請に対応すべく機器の高級化が進めら
れるにつれ、現在の熱定着ローラに対して一層の性能向
上が要求されるようになってきた０例えば、フッ素樹脂
は耐久性やトナーとの雛型性に優れるものの、ゴム状弾
性体に比較して紙シワが発生しやすく、高速複写時に定
着不良等を起しゃずいという欠点を有しており、通紙性
の向上が望まれていた。
本発明は、このような従来の熱定着ローラの欠点を解消
するためになされたもので、耐久性、トナーとの離型性
に優れ、安定した通紙性を有し、自動両面複写時あるい
は高速複写時にも紙シワあるいは定着不良等を起しにく
い熱定着ローラを提供することを、その目的とする。
するためになされたもので、耐久性、トナーとの離型性
に優れ、安定した通紙性を有し、自動両面複写時あるい
は高速複写時にも紙シワあるいは定着不良等を起しにく
い熱定着ローラを提供することを、その目的とする。
［発明の構成］
（課題を解決′するための手段）
本発明は、ローラ芯軸上にゴム層を形成し、このゴム層
上にフッ素樹脂被膜を設けてなる熱定着ローラにおいて
、前記フッ素樹脂被膜の表面がクラウン量１５０〜５０
０μｍの逆クラウン形状に形成されていることを特徴と
する。
上にフッ素樹脂被膜を設けてなる熱定着ローラにおいて
、前記フッ素樹脂被膜の表面がクラウン量１５０〜５０
０μｍの逆クラウン形状に形成されていることを特徴と
する。
本発明の熱定着ローラにおいて、逆クラウン量が１５０
μｍ以下では紙シワの発生防止効果がうすくなり、５０
０μｍ以上であるとローラ中央部において定着不良が発
生しやすくなる。逆クラウン量が１５０〜３００μｌの
範囲内であるとより好適な通紙性が得られる。
μｍ以下では紙シワの発生防止効果がうすくなり、５０
０μｍ以上であるとローラ中央部において定着不良が発
生しやすくなる。逆クラウン量が１５０〜３００μｌの
範囲内であるとより好適な通紙性が得られる。
なお、本発明は、ゴム被覆長が２５０〜３５０ ｎの範
囲の熱定着ロールに特に適している。
囲の熱定着ロールに特に適している。
〈作 用）
このように構成された本発明の熱定着ローラにおいては
、表面にフッ素樹脂被膜が設けられているので、トナー
との離型性、耐久性に優れている。そしてフッ素樹脂被
膜の下履にゴム層が設けられ、その表面が、逆クラウン
量１５０〜５００μｌの範囲内にあるような逆クラウン
形状を成しているので、熱定着時の紙の全面を適度の圧
力分布で圧接するため、通紙時の紙シワの発生を防止す
ることができる。
、表面にフッ素樹脂被膜が設けられているので、トナー
との離型性、耐久性に優れている。そしてフッ素樹脂被
膜の下履にゴム層が設けられ、その表面が、逆クラウン
量１５０〜５００μｌの範囲内にあるような逆クラウン
形状を成しているので、熱定着時の紙の全面を適度の圧
力分布で圧接するため、通紙時の紙シワの発生を防止す
ることができる。
（実施例）
以下本発明の実施例を図面を参照して説明する。
図面は本発明の一実施例の熱定着ローラの長さ方向の断
面を、概略的に示した図である。
面を、概略的に示した図である。
この熱定着ローラは以下のようにして製造されたもので
ある。
ある。
まずアルミニウム製の金属芯軸１（外径６０１ｍ、ゴム
被覆長３２０ｎＩＭ）上にプライマ（図示を省略）を塗
布し、その上にシリコーンゴムを常法に従い加硫接着し
てゴムＪ！！２を設けた。そしてこのゴム層の表面を研
削して逆クラウン形状とした後、ＰＴＦＥデイスパージ
ョンを塗布、焼成しフッ素樹脂被膜３を設け、逆クラウ
ン量、すなわちローラ端部における直径Ｄ１と同じく中
央部における直径Ｄ２との差が、１５０．ｕ ｌ、２Ｇ
（ＩＪｉｎ、３００μ１１．４００μｌおよび５００μ
ｌの５種類の本発明にかかる熱定着ローラ（実施例１〜
５）を製造した。
被覆長３２０ｎＩＭ）上にプライマ（図示を省略）を塗
布し、その上にシリコーンゴムを常法に従い加硫接着し
てゴムＪ！！２を設けた。そしてこのゴム層の表面を研
削して逆クラウン形状とした後、ＰＴＦＥデイスパージ
ョンを塗布、焼成しフッ素樹脂被膜３を設け、逆クラウ
ン量、すなわちローラ端部における直径Ｄ１と同じく中
央部における直径Ｄ２との差が、１５０．ｕ ｌ、２Ｇ
（ＩＪｉｎ、３００μ１１．４００μｌおよび５００μ
ｌの５種類の本発明にかかる熱定着ローラ（実施例１〜
５）を製造した。
得られた各熱定着ローラについて、通紙試験（Ａ４サイ
ズ紙の縦送り）を行い紙シワの発生の有無を調べるとと
もに、定着試験により定着性能を調べた。結果を逆クラ
ウン量とともに次表に示す。
ズ紙の縦送り）を行い紙シワの発生の有無を調べるとと
もに、定着試験により定着性能を調べた。結果を逆クラ
ウン量とともに次表に示す。
なお表中の比較例１〜７は、逆クラウン量を過少または
過大とした点を除いて上記実施例と同様にして製造した
熱定着ローラ、また比較例８〜１９は、上記実施例と同
じアルミニウム芯軸上に、ゴム層を設けることなく直接
フッ素樹脂を逆クラウン形状に被覆した熱定着ローラで
あり、本発明との比較のために示したものである。
過大とした点を除いて上記実施例と同様にして製造した
熱定着ローラ、また比較例８〜１９は、上記実施例と同
じアルミニウム芯軸上に、ゴム層を設けることなく直接
フッ素樹脂を逆クラウン形状に被覆した熱定着ローラで
あり、本発明との比較のために示したものである。
（以下余白）
この表からも明らかなように、金属芯軸上にゴム層およ
びフッ素樹脂被膜を設け、表面の逆クラウン量を １５
０μを以上とした本発明のローラにおいては、紙シワの
発生はみちれなくなる。しかし、逆クラウン亘が５００
μｌを超えると、ローラ申央部付近において定着不良が
起こるので、逆クラウン量は１５０〜５００μＩの範囲
内であることが好ましい、一方、ゴム層を設けず、金属
芯軸上に直接フッ素樹脂を被覆したローラにおいては、
ローラ表面を逆クラウン形状としても、紙シワの発生を
防止することはできなかった。
びフッ素樹脂被膜を設け、表面の逆クラウン量を １５
０μを以上とした本発明のローラにおいては、紙シワの
発生はみちれなくなる。しかし、逆クラウン亘が５００
μｌを超えると、ローラ申央部付近において定着不良が
起こるので、逆クラウン量は１５０〜５００μＩの範囲
内であることが好ましい、一方、ゴム層を設けず、金属
芯軸上に直接フッ素樹脂を被覆したローラにおいては、
ローラ表面を逆クラウン形状としても、紙シワの発生を
防止することはできなかった。
［発明の効果］
以上説明したように、本発明によれば、ローラ表面が逆
クラウン形状をなし、金属芯軸上にゴム層およびフッ素
樹脂被膜が設けられているので、通紙時の紙シワの発生
を防止し、定着不良等の不都合を引き起すことのない、
高性能、高品質、長寿命の熱定着ローラが得られる。
クラウン形状をなし、金属芯軸上にゴム層およびフッ素
樹脂被膜が設けられているので、通紙時の紙シワの発生
を防止し、定着不良等の不都合を引き起すことのない、
高性能、高品質、長寿命の熱定着ローラが得られる。
図面は本発明の一実施例を概略的に示す断面図である。
１・・・・・・金属芯軸
２・・・・・・ゴム層
３・・・・・・フッ素樹脂被膜
Claims (1)
- （１）ローラ芯軸上にゴム層を形成し、このゴム層上に
フッ素樹脂被膜を設けてなる熱定着ローラにおいて、前
記フッ素樹脂被膜の表面がクラウン量１５０〜５００μ
ｍの逆クラウン形状に形成されていることを特徴とする
熱定着ローラ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2011288A JPH01195479A (ja) | 1988-01-29 | 1988-01-29 | 熱定着ローラ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2011288A JPH01195479A (ja) | 1988-01-29 | 1988-01-29 | 熱定着ローラ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01195479A true JPH01195479A (ja) | 1989-08-07 |
Family
ID=12018036
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2011288A Pending JPH01195479A (ja) | 1988-01-29 | 1988-01-29 | 熱定着ローラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01195479A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0606143A2 (en) * | 1993-01-04 | 1994-07-13 | Xerox Corporation | Fuser mechanism having crowned rolls |
| JP2006199026A (ja) * | 2004-12-20 | 2006-08-03 | Ist:Kk | 複合定着ベルトおよびその製造方法 |
| US20130011157A1 (en) * | 2011-07-07 | 2013-01-10 | Canon Kabushiki Kaisha | Heat fixing device |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5263338A (en) * | 1975-11-20 | 1977-05-25 | Ricoh Co Ltd | Paper feed device for copying machine |
| JPS6311979A (ja) * | 1986-03-12 | 1988-01-19 | Hitachi Metals Ltd | 電子写真用ヒ−トロ−ル |
-
1988
- 1988-01-29 JP JP2011288A patent/JPH01195479A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5263338A (en) * | 1975-11-20 | 1977-05-25 | Ricoh Co Ltd | Paper feed device for copying machine |
| JPS6311979A (ja) * | 1986-03-12 | 1988-01-19 | Hitachi Metals Ltd | 電子写真用ヒ−トロ−ル |
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| JP2006199026A (ja) * | 2004-12-20 | 2006-08-03 | Ist:Kk | 複合定着ベルトおよびその製造方法 |
| US20130011157A1 (en) * | 2011-07-07 | 2013-01-10 | Canon Kabushiki Kaisha | Heat fixing device |
| US8965239B2 (en) * | 2011-07-07 | 2015-02-24 | Canon Kabushiki Kaisha | Heat fixing device having cooling fan and pressing roller with heat conductive filler |
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