JPH01191198A - 能動防音制御方法 - Google Patents

能動防音制御方法

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Publication number
JPH01191198A
JPH01191198A JP63014687A JP1468788A JPH01191198A JP H01191198 A JPH01191198 A JP H01191198A JP 63014687 A JP63014687 A JP 63014687A JP 1468788 A JP1468788 A JP 1468788A JP H01191198 A JPH01191198 A JP H01191198A
Authority
JP
Japan
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sound
signal
rotation
noise
control
Prior art date
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Pending
Application number
JP63014687A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunihiro Mihashi
三橋 邦宏
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd filed Critical Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば、互いに独立して回転する装置から出
る騒音のように、複数の回転体、回転運動により発生す
る複数の音源から周囲に伝播する音、特に同期しない回
転体から発生する音を消音する能動防音装置の制御方法
に関するものである。
〔従来技術〕
例えば、例えばディーゼルエンジンの排気管からは排気
ガスと共に騒音が排出される。従来から、かかる騒音対
策として該騒音を打ち消す音を前記排気管内に送ること
により消音する能動防音装置が開発されていることは周
知である。
かかる従来の能動防音装置は、前記の場合で説明すると
ディーゼルエンジンの回転軸に回転センサを取付け、マ
イクロホンから送られる騒音信号を前記回転センサから
与えられる回転角信号に同期してサンプリングし、ディ
ジタル信号に変換して制御演算部に入力する。この入力
信号は、ディーゼルエンジンの往復動に同期しているの
で、この回転角に同期して与えられる入力信号から算出
した制御信号を前記回転角信号に同期して消音スピーカ
から前記排気管内に出力することにより消音、即ち能動
防音を達成することができる。
ところで、複数のディーゼルエンジンの排気管を集約し
て1つの排気管から排出する場合には、これらのディー
ゼルエンジンは互いに独立して作動しているために互い
に位相がずれており、1基の能動防音装置により消音す
ることはできない。特に各ディーゼルエンジンの回転数
比が整数比とならない場合には1基の能動防音装置では
他のディーゼルエンジンに同期していないために防音効
果を発揮することができない。
そこで第4図に示すように各回転体毎に能動防音装置を
設けることが考えられる。図は2台の騒音を発するディ
ーゼルエンジン1.2からの騒音を伴った排気ガス用ダ
クト3,4を1本のダクト5に纏め、外部に導き、従来
の能動防音手段により外部に出る騒音を消音する場合の
概要を示したものである。
第4図の能動防音装置は、機械1.2のそれぞれの図示
しない回転軸に設けた回転センサ6゜7、コンピュータ
によって制御される制御装置8.9、消音スピーカ10
.11及び外部に出る音(以下残留音という)を検出す
るマイクロホン12.13から成っている。前記マイク
ロホン12.13はダクト5の開口部14付近に配置し
て、実際に外部に発散する騒音を入力するようにし、ま
た消音スピーカ10.11は、各ダクト3.4が合流す
る直前に配置し、ここで消音するように配置している。
前記制御装置8,9には、前記ダクト5の開口部14付
近に配置したマイクロホン12.13からの残留音の波
形信号と、機械1.2の図示しない回転軸に設けた回転
センサ6.7が検出する回転信号(回転速度及び回転角
)とが与えられる。そして該制御装置8.9は、前記各
アナログ信号をディジタル信号に変換する信号を前記回
転信号に同期して残留音をサンプリングすることにより
、制御装置8.9に内蔵されるコンピュータは、残留音
を消去する出力音を所定の計算式に基づいて演算するこ
とが可能となる。このようにして算出した出力信号は、
前記回転センサ6.7から与えられる回転信号に同期し
て制御装置8,9から出力され、消音スピーカ10.1
1に与える。
しかしながら以上のように騒音を発生するそれぞれの機
械に専用の能動防音装置を設けることは、重複した装置
を用意する必要があり、設備の保守、コストなどの面で
無駄であり、これらを一つの制御装置で能動防音できれ
ばきわめて有利である。
しかしながら、騒音を発生する回転体の回転数が互いに
同期する場合、例えば回転数比が3:2のように最小公
倍数が求められる場合には、従来の方法により一つの制
御装置により防音することができるが、同期しない場合
、例えば3:2.3のように最小公倍数が69と掛は離
れた数となるか、最小公倍数が存在しない場合には、従
来の方法では一つの制御装置で防音を行うことができな
かった。
〔考案が解決しようとする課題〕
本発明は、以上の問題に着目して成されたものであり、
複数の回転体から発生する騒音を能動防音するに際し、
1台の制御装置で有効に消音するすることのできる制御
方法を提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
以上の目的を達成するための本発明の能動防音制御方法
は、回転運動により発生する複数の音源から周囲に伝播
する音を、音によって消音する能動防音装置において、
前記複数の音源毎に設けた回転検出手段と、消音したい
位置の音を検出する残留音検出手段と、前記の各回転検
出手段からの検出信号に同期して各音源毎に、該残留音
検出手段からの検出信号を取り込むデータ取込み手段と
、該データ取込み手段により各音源毎に残留音をゼロに
する制御信号を演算する演算手段と、該演算手段の各回
転体毎の制御信号を前記複数の音源毎の前記回転検出信
号に同期して取り出して重畳し、消音スピーカーに出力
する制御手段とを備えたことを特徴するものである。
前記の各回転体毎に分離したデータは、平均化すること
によりより正確に音源毎の残留波動信号として捉えるこ
とができる。
〔実施例〕
以下添付の図面を対照して一実施例により本発明を具体
的に説明する。
まず第2図によって第1の実施例の能動防音装置の全体
についての概要を説明する。図から明らかなとおり、第
1の実施例は、第4図で説明した従来例と同様の騒音系
について本発明を通用したものである。したがって同じ
装置類には同じ番号を付して説明を省略する。
第2図において第4図と異なる点は、マイクロホン12
、消音スピーカ15及び制御装置16をそれぞれ1台と
し、消音スピーカ15の取付は位置をダクト5に取付け
た点であり、他は第4図の従来例と同様のものとした。
即ち、第1の実施例では、残留音検出手段であるマイク
ロホン12で捉えた残留音と、ディーゼルエンジン1.
2のそれぞれに設けた回転センサ6.7からの回転信号
を制御装置16に入力する手段が、第4図に示した従来
例と全く異なる。
即ち、第1図に示すとおり、制御装置16には、マイク
ロホン12から与えられる残留音信号は、それぞれ回転
センサ6.7に対応するA/D変換器20.21の両方
に与えられる。そしてこのA/D変換器20.21には
、それぞれの回転センサ6.7から与えられる回転信号
(基準位置からの回転角信号)PI、R2に同期したタ
イミングでディジタル信号に変換する。
即ち該A/D変換器20.21の部分が前記データ取込
み手段を構成する。
そしてコンピュータ22によって、ディーゼルエンジン
1,2から発する騒音毎に残留音をゼロとする制御信号
を算出し、ディーゼルエンジン1,2毎の制御信号をそ
れぞれ前記回転センサ20.21に対応するD/A変換
器23゜24に与え、それぞれ回転センサ20.21か
ら与えられる回転信号P、、P2に同期したタイミング
でアナログ信号に変換したのち、アナログ加算器25に
よって前記2つの制御信号を重畳したのち消音スピーカ
15に出力する。
この場合、出力信号は、少し前に取り込んだ残留波動に
基づくものであるが、回転体によって発生する音である
ので、回転数及び回転角を同期させて出力することによ
り残留音をゼロに収斂させる制御信号を出力することが
できる。
コンピュータ16で行う演算は、前記のとおり回転セン
サ20,21毎に行われるものであり、各ディーゼルエ
ンジン1,2毎の残留音rは、 r=ニブイーゼルエンジンに起因する音+ディーゼルエ
ンジン2に起因する音 +防音装置のスピーカによる音 −・−・−−−−−−一−−−−−・・−・・(1)に
よって与えられる。
まず残留音rを回転信号P1によって1回転分サンプリ
ングする。この場合、サンプリングされたデータはディ
ーゼルエンジン1の図示しない回転軸の回転角°度に対
応している。
このようにして求めた1回転分の時系列デー     
 ゛りを高速フーリエ変換(FFT)分析すると回転数
の整数倍の周波数点でのフーリエスペクトルが得られる
。これらの周波数点以外の中間点の周波数成分は、これ
らの回転数成分点に分けられる。
次に、このフーリエスペクトルを平均化すると、フーリ
エスペクトルは位相情報を含んでいるために上述の中間
点成分は消滅する。したがって、残留音rをP、に同期
してA/D変換し、これを平均化したものをR1とする
と、このRtはディーゼルエンジン1の回転に起因した
音成分のみとなる、ディーゼルエンジン2についても同
様となる。このようにして前記(1)式は周波数領域に
おいて、各エンジン1.2の回転成分に分離することが
でき、Jエンジンの軸成分について、 なる関係を得る。ここでRJはJエンジンの軸の回転に
起因する音、SJはJエンジンの軸回転に起因する音の
制御信号、R5はJエンジンの回転数成分に関する残留
音及びHlは制御信号入力に対する音の応答伝達関数で
ある。
Rξ=0となるように制御信号を決めればよとなる。S
lを逆FFTして時間波形に直す。
これを回転パルスPj に同期させてD/A変換し、ア
ナログ信号にしたものをs’(t)とすると、各アクチ
ュエータに与える制御信号は、(余  白) s 1(t)= s ’ (t)+ s 2(t))と
なる。
即ち、従来は例えば基本音を与える回転軸に回転センサ
を設け、1人力1出力方式によって制振していたものを
、本実施例では騒音を与える複数の音源からの回転信号
を基にそれぞれ別々に制御信号を算出し、これを重畳し
た制御信号として出力することにより、複雑な残留音信
号から極めて正確、且つ容易に制御信号の算出すること
ができ、しかもこれを重畳して出力することにより、互
いに独立して可動し、互いに同期しない回転数を有する
騒音源が2台以上あっても極めて効率よく残留音を収斂
させることができる。
次に第3図によって複数の騒音源から発散する騒音の場
合について行った第2実施例について説明する。
第2の実施例は、第3図に示すように建物30の地下室
29に配置されたディーゼルエンジン1駆動の自家発電
機31からの音と、用水用のポンプ32から発生する音
が床33を伝わって階上の室34に騒音として伝達して
いる場合の室34内の防音に関するものである。前記各
機器の回転軸35.36に設けた回転センサ6゜7から
の回転信号PI、P2と、室34内の所定の位置に配置
した残留音検出用のマイクロホン12、増幅器37を通
じて与えられる残留信号とを制御装置16に与える。
制御装置16は、第1実施例と同様に第1図のデータ取
り込み、取り出し回路によりデータを処理するものであ
り、同様の演算を行って増幅器38を通じて消音用スピ
ーカ15から出力する。消音用制御信号の演算は、それ
ぞれ回転信号PI、P2に同期してA/D変換器20゜
21でサンプリング及びディジタル信号への変換をした
後、前記式(1)〜(4)の手順に従い算出する。該計
算結果の制御信号を、それぞれの回転信号PL、P2に
同期してアナログ値に変換するD/A変換器23.24
に与え、加算器25によって各制御信号を重畳したのち
増幅器38を通じてスピーカ15に与える。したがって
、該スピーカ15から出力さhる制御音は、ディーゼル
エンジン1.2のいずれにも同期した制御音であるので
、互いに同期しない複数の回転体騒音源によって起る騒
音を有効に能動防音することができる。
前記説明の各機器の構成は、本発明の本質を変更しない
限り任意の手段、例えば、一部ハード的機器をソフト的
処理に置き代えることができる。又、複数の音源からの
騒音を能動防音する場合も以上と同様にして防音するこ
とができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明の能動防音制御方法は、残留
音をゼロにする制御信号を演算するに当り、各騒音源の
回転体毎に同期して別々に取り込んだ検出信号をそれぞ
れ音源毎にゼロにする制御信号を算出し、それぞれ各回
転信号に同期して該信号を取り出し、これらの信号を重
畳して消音スピーカに出力する構成としたので、互いに
同期しない回転数から発生する音も効率よく消音するこ
とができ、しかも本発明方法の実施のために特別の装置
を必要としないで実施できるという効果を奏することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1実施例による能動防音装置の制御系統の概
要説明図、第2図は第1図の実施例の概要配置図、第3
図は第2実施例による能動防音装置の概要説明図、第4
図は従来の能動防音装置の概要説明図である。 1.2・・・ディーゼルエンジン、6,7・・・回転セ
ンサ、8,9.16・・・制御装置、10,11゜15
・・・消音用スピーカ、12.13・・・残留音検出用
マイクロホン、20.21・・・A/D変換器、25・
・・加算器、 第1図 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 回転運動により発生する複数の音源から周囲に伝播する
    音を、音によって消音する能動防音装置において、前記
    複数の音源毎に設けた回転検出手段と、消音したい位置
    の音を検出する残留音検出手段と、前記の各回転検出手
    段からの検出信号に同期して各音源毎に、該残留音検出
    手段からの検出信号を取り込むデータ取込み手段と、該
    データ取込み手段により各音源毎に残留音をゼロにする
    制御信号を演算する演算手段と、該演算手段の各回転体
    毎の制御信号を前記複数の音源毎の前記回転検出信号に
    同期して取り出して重畳し、消音スピーカーに出力する
    制御手段とを備えたことを特徴する能動防音制御方法。
JP63014687A 1988-01-27 1988-01-27 能動防音制御方法 Pending JPH01191198A (ja)

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JP63014687A JPH01191198A (ja) 1988-01-27 1988-01-27 能動防音制御方法

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0376500A (ja) * 1989-08-18 1991-04-02 Hitachi Plant Eng & Constr Co Ltd 電子消音システム
JPH05111797A (ja) * 1991-10-22 1993-05-07 Komatsu Ltd プレス機械の騒音低減装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0376500A (ja) * 1989-08-18 1991-04-02 Hitachi Plant Eng & Constr Co Ltd 電子消音システム
JPH05111797A (ja) * 1991-10-22 1993-05-07 Komatsu Ltd プレス機械の騒音低減装置

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